(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024108985
(43)【公開日】2024-08-13
(54)【発明の名称】丘型歯ブラシ
(51)【国際特許分類】
A46B 9/04 20060101AFI20240805BHJP
【FI】
A46B9/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023022936
(22)【出願日】2023-01-31
(71)【出願人】
【識別番号】514052092
【氏名又は名称】東城 岳洋
(72)【発明者】
【氏名】東城 岳洋
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA06
3B202AB15
3B202AB23
3B202ED05
3B202EE01
(57)【要約】
【課題】 本発明は、歯ブラシにおけるブラシ部の端部を成形し、ブラシ部が全体的に丘型になるようにしたものを提供する。
【解決手段】 歯ブラシ(1)のブラシの端部(2)を全周的に短くし、ブラシ部全体が丘型になるように成形されていることを特徴とする。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯ブラシ(1)のブラシ端部(2)を全周的に短く成形した丘型歯ブラシ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシにおけるブラシの端部を成形し、ブラシ部が全体的に丘型になるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来の歯ブラシのブラシは、その端部が削られていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これには次のような欠点があった。
(イ)口腔内、特に奥歯周辺を磨く際、ブラシ端部が歯に当たる前に歯肉或いはその他の口腔内に接触してしまい、歯磨きの効率が悪い。
(ロ)口腔内、特に奥歯周辺でブラシを操作するときに、端部が先に接触をすることによってブラシ端部が広がり、劣化が早い。
(ハ)奥歯周辺で無理矢理ブラシを密着させようとすると、歯ブラシによって歯肉或いはその他の口腔内を損傷させる可能性がある。
本発明は、以上のような欠点を無くすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
歯ブラシ(1)のブラシの端部(2)を全周的に短くし、ブラシ部全体が丘型になるように成形する。
本発明は、以上の構成よりなる丘型歯ブラシである。
【発明の効果】
【0005】
(イ)口腔内、特に奥歯周辺を磨く際、ブラシ端部が歯よりも先にほほの内側、或いは歯肉に接触することを防ぐことが出来る。
(ロ)口腔内、特に奥歯周辺を磨く際、歯以外の構造物とブラシとの接触を最小限に抑えることが出来、ブラシ端部が広がりにくく、長期に渡って歯ブラシの損傷を防ぐことが出来る。
(ハ)口腔内の曲線に近いブラシ形状となるため、口腔内を損傷する危険性が減少する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【発明の実施をするための形態】
【0007】
以下、発明の実施をするための形態について説明する。
歯ブラシ(1)のブラシ端部(2)を全周的に短くする。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、操作者は歯ブラシ(1)を従来通り使用すればよい。
【符号の説明】
【0008】
1 歯ブラシ
2 ブラシ端部