(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024109187
(43)【公開日】2024-08-14
(54)【発明の名称】計画作成装置、計画作成方法及び計画作成プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/22 20240101AFI20240806BHJP
【FI】
G06Q50/22
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023013840
(22)【出願日】2023-02-01
(71)【出願人】
【識別番号】722014468
【氏名又は名称】日本消防・防災デザイン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100172225
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 宏行
(72)【発明者】
【氏名】小森 勝輝
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA11
5L099AA13
(57)【要約】
【課題】例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を作成することができる防災計画作成装置、防災計画作成方法及び防災計画作成プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】計画作成装置100は、対象施設に係る施設情報1000の入力を受ける入力部130と、対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関する地域防災計画情報2000が記憶される記憶部120と、施設情報1000と地域防災計画情報2000とを使って、対象施設の防災に係る計画書3000を作成する制御部110と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象施設に係る施設情報の入力を受ける入力部と、
前記対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関する地域防災計画情報が記憶される記憶部と、
前記施設情報と前記地域防災計画情報とを使って、前記対象施設の防災に係る計画書を作成する制御部と、
を備える、計画作成装置。
【請求項2】
前記計画作成装置は、さらに、前記計画書を外部に送信する送信部を備え、
前記制御部は、前記計画書として、前記対象施設の防災に係る複数の種類の計画書を作成し、
前記送信部は、前記複数の種類の計画書を送信する、
請求項1に記載の計画作成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記地域防災計画情報を使って、必要人員数及び必要物資の数の理論値を前記計画書に含む、
請求項1または2に記載の計画作成装置。
【請求項4】
前記計画書を作成後に、前記入力部が修正情報を受け付けた時、
前記制御部は、前記修正情報を使って新たな計画書を作成する、
請求項1または2に記載の計画作成装置。
【請求項5】
対象施設に係る施設情報の入力を受け、
前記施設情報と前記対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関す地域防災計画情報とを使って、前記対象施設の防災に係る計画書を作成する、計画作成方法。
【請求項6】
前記計画書を作成後に、前記入力部が修正情報を受け付けた時、
前記修正情報を使って新たな計画書を作成する、
請求項5に記載の計画作成方法。
【請求項7】
対象施設に係る施設情報の入力を受け、
前記施設情報と前記対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関す地域防災計画情報とを使って、前記対象施設の防災に係る計画書を作成する、
ことをコンピュータに実行させる計画作成プログラム。
【請求項8】
前記計画書を作成後に、前記入力部が修正情報を受け付けた時、
前記修正情報を使って新たな計画書を作成する、
ことをコンピュータに実行させる、
請求項7に記載の計画作成プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防災に係る計画作成装置、計画作成方法及び防計画作成プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、災害時および防災活動における避難計画を、シミュレーションを使って策定する技術が記載されている。詳細に説明すると、災害シナリオにおける最小空間の空間モデルの状態、人員の位置データから、及び、避難行動モデルに基づいて、エリアの内部に滞在する人員の避難挙動をシミュレーションする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば老人ホームや介護施設などは、在籍する地域の地域防災計画に則った防災計画を準備し、それを各省庁などに提出しなければならない。しかしながら、特許文献1で作成することのできる避難計画は、これらの施設に対して法的に提出が義務づけられているような防災計画としては不十分である。このように、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を作成することは、難しかった。
【0005】
そこで本発明は、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を作成することができる防災計画作成装置、防災計画作成方法及び防災計画作成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の計画作成装置は、対象施設に係る施設情報の入力を受ける入力部と、前記対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関する地域防災計画情報が記憶される記憶部と、前記施設情報と前記地域防災計画情報とを使って、前記対象施設の防災に係る計画書を作成する制御部と、を備える。
【0007】
本発明の計画作成方法は、対象施設に係る施設情報の入力を受け、前記施設情報と前記対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関す地域防災計画情報とを使って、前記対象施設の防災に係る計画書を作成する。
【0008】
本発明の計画作成プログラムは、対象施設に係る施設情報の入力を受け、前記施設情報と前記対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関す地域防災計画情報とを使って、前記対象施設の防災に係る計画書を作成する、ことをコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の一実施の形態の計画作成装置の構成の一部の一例を示すブロック図
【
図2】本発明の一実施の形態の施設情報の一例を示す図
【
図3】本発明の一実施の形態の地域防災計画情報及び計画書に関する情報の一例を示す図
【
図4】本発明の一実施の形態の計画書を作成する手順の一例を示すフロー図
【
図5】本発明の一実施の形態の修正計画書を作成する手順の一例を示すフロー図
【発明を実施するための形態】
【0011】
(計画作成装置100の概略説明)
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、方法、フロー等は説明のための例示であって、システム、プログラム、コンピュータ、ケーブルなどの仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0012】
まず、本実施の形態における計画作成装置100について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の計画作成装置100の構成の一部の一例を示すブロック図である。計画作成装置100は、制御部110、記憶部120、入力部130、送信部140を備える。制御部110は、入力部130を介して受け取った施設情報1000と記憶部120に記憶される地域防災計画情報2000とを使って、対象施設の防災に係る計画書3000を作成する。
【0013】
防災に係る計画書とは、例えば消防局、経済産業省、総務省、国土交通省、厚生労働省などの各省庁や地方行政、地方自治体、地方公共団体などに提出する消防計画書、BCP計画書(事業継続計画書)、個別避難計画書、防災計画書、要避難者計画書などが挙げられる。作成する計画書3000の種類や数は1つまたは複数であって良い。
【0014】
記憶部120には、少なくとも一つの地域の地域防災計画の一部に関する地域防災計画情報2000が記憶される。入力部130は、キーボードやマウスなどの入力用インターフェースもしくは通信の受信部などであってよく、施設情報1000を受け付けることができればよい。通信はいかなる通信であってもよく、有線無線を問わない。または、インターフェースとの接続も、有線無線を問わない。
【0015】
通信によって入力部130に施設情報1000が送信される場合は、必要情報がすでに入力済みの施設情報1000が送信されるとよい。送信部140は、作成した計画書3000を1つまたは複数の送信先へ送信する。送信先とは、例えば先述した消防局、経済産業省、総務省、国土交通省、厚生労働省などの各省庁や地方行政、地方自治体、地方公共団体などを含む。
【0016】
施設情報1000は後で詳細に説明するが、計画書3000を作成する対象の施設に関する情報である。地域防災計画情報2000も詳細を後述するが、各地方自治体・地方公共団体などが発行する地域防災計画そのものであってもよいし、地域防災計画の少なくとも一部を使って生成した情報であってもよい。各地方自治体・地方公共団体などがそれぞれ地域防災計画を発行しているので、内容も地方自治体・地方公共団体などによって異なる。したがて、記憶部120には1つまたは複数の地方の地域防災計画情報2000をそれぞれ記憶するとよい。
【0017】
(施設情報1000について)
計画書3000を作成するには、対象となる施設の情報が必要となる。対象となる施設の情報の項目の一例が、
図2に示される。
図2は、本発明の一実施の形態の施設情報の一例を示す図である。
【0018】
施設情報1000は、例えば対象施設である老人ホームや介護施設などの情報であり、その施設の建物の築年数やフロア数などの情報を含む。また、施設で働く職員総数などといった人員数も含まれる。その他、職員や利用者(入居者)の個人情報や施設の立地情報、その施設の想定災害情報など、さまざまな情報を含むとよい。なお、想定被害情報は、直近の被害に準ずるとよく、過去の災害情報(過去被害データのアーカイブ)を含む。施設情報1000は、実際には、施設の担当者などから話を聞いて調査することができる。
【0019】
(地域防災計画情報2000について)
次に、地域防災計画情報2000について説明する。
図3は、本発明の一実施の形態の地域防災計画情報及び計画書に関する情報の一例を示す図である。
図3の大項目とされている項目が、対象施設が属する地域の地方自治体・地方公共団体などが発行する地域防災計画に基づいた情報の項目であり、地域防災計画情報2000の一部である。すなわち、計画書3000は、対象施設が所属する地域の地方自治体・地方公共団体などが発行する地域防災計画に基づいて作成される。
【0020】
大項目ごとに、任意に小項目を作成する。大項目が職員情報、利用者情報の欄では、小項目は職員や利用者(入居者)の詳細情報項目であってもよいし。大項目が職員配置の欄では、係の種類をそれぞれ小項目としてもよい。大項目が備蓄品の欄では、水やタオルなど備蓄品の種類をそれぞれ小項目としてもよい。そして、小項目ごとに情報を整理する。大項目が職員配置及び備蓄品の欄においては、大項目が職員情報及び利用者情報の欄の結果などから、各係や各備蓄品の理論値を算出する。そして、小項目の内容や、理論値を使って、計画書3000を作成することができる。このように計画書3000を作成することによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を自動的に作成することができる。
【0021】
(計画書3000について)
計画書3000は防災に関する計画であり、例えば消防計画書、BCP計画書、個別避難計画書、防災計画書、要避難者計画書などである。ここでの防災というのは、避難や消防、災害や緊急事態への対応など幅広い意味を有する。作成された計画書3000は、1つであっても複数であってもよい。
【0022】
例えば、一つの施設に対して、消防計画書、BCP計画書、個別避難計画書、防災計画書、要避難者計画書の全てを作成してもよい。そして、これらの計画書3000は、送信部140によって、各省庁や各地方自治体・地方公共団体などに送信されるとよい。なお、この時、消防計画書、BCP計画書、個別避難計画書、防災計画書、要避難者計画書は、それぞれ異なる窓口(例えば消防局、経済産業省、総務省、国土交通省、厚生労働省それぞれに所属する課など)に送信しなければならない場合がある。したがって、送信部140は、作成した計画書3000を複数の送信先に送信する。このように、対象施設に関する施設情報1000と地域防災計画情報2000とを使って、複数の異なる計画書3000を作成し、それらをそれぞれ別々の窓口に送信することができる。
【0023】
(計画作成方法に関する制御部110の制御手順)
次に、制御方法に関する制御部110の制御手順について説明する。
図4は、本発明の一実施の形態の計画書3000を作成する手順の一例を示すフロー図である。なお、これらの処理は、
図4で示した順序には限定されない。すなわち、あるステップでその前段のステップの結果を利用する関係にある等の制約がない限り、順序を入れ替えてもよい。
【0024】
入力部130を介して、施設情報1000を受け付ける(ST1)。受け付けた施設情報1000と、記憶部120に記憶されている地域防災計画情報2000とを使って、計画書3000を作成する(ST2)。作成する計画書3000は1つであっても複数であってもよい。そして、作成した計画書3000を、各省庁や各地方自治体・地方公共団体などなどに送信する(ST3)。
【0025】
なお、複数の計画書3000を作成した場合は、複数の宛先に送信しても、1つの宛先に全てを送信してもよい。このように計画書3000を作成することによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を自動的に作成することができる。さらに、提出先である窓口に、作成した防災計画を送信することができる。
【0026】
(修正情報がある場合の修正計画書について)
作成した計画書3000を作成した後も、避難訓練などを実施するたびに修正が必要となる場合がある。避難訓練をすると、訓練計画、実施報告を各省庁や各地方自治体・地方公共団体などに提出する必要がある。すなわち、修正されて新たに作成された修正計画書(例えば訓練計画、実施報告を含む)が新たに必要となる。そこで、これから、修正情報を使った修正計画書の作成について説明する。
【0027】
図5は、本発明の一実施の形態の修正計画書を作成する手順の一例を示すフロー図である。まず、訓練を行おうとする場合は、例えば防災士の資格保有者が訓練指示書を作成するとよい。そして、実際に訓練指示書に従って訓練を実施すると、訓練実施評価(検証及び検討)を行う。すなわち、訓練を通して、より良い避難経路があった場合や、避難補助の人数が実際に過不足しないか、現実的な手順となっているか、など、作成した防災計画の計画書3000の現実的な妥当性を検証する。そして、修正が必要であるかどうかを検討し、修正する場合は、ユーザーは修正情報を、入力部130を介して入力する。
【0028】
制御部110は、入力部130に修正情報の入力があるかどうかを確認する(ST11)。入力部130に修正情報の入力がある場合(ST11:YES)、修正情報の入力を受け付ける(ST12)。そして、修正情報をもとに、修正した計画書3000を作成し(ST13)、修正して作成した計画書3000を送信先に送信する(ST14)。なお、ST11において、入力部130に修正情報の入力がない場合(ST11:NO)、そのまま終了となる。
【0029】
このように、訓練などを経て修正情報があった場合に、修正した計画書3000を作成することで、より精度の高い計画書3000とすることができる。そして、修正した計画書3000(例えば訓練計画、実施報告を含む)は、送信部140を介して、例えば消防局、経済産業省、総務省、国土交通省、厚生労働省などの各省庁や地方行政、地方自治体、地方公共団体などに提出される。
【0030】
計画作成装置100は、対象施設に係る施設情報1000の入力を受ける入力部130と、対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関する地域防災計画情報2000が記憶される記憶部120と、施設情報1000と地域防災計画情報2000とを使って、対象施設の防災に係る計画書3000を作成する制御部110と、を備える。これによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を作成することができる。
【0031】
また、計画作成装置100は、さらに、計画書3000を外部に送信する送信部140を備え、制御部110は、計画書3000として、対象施設の防災に係る複数の種類の計画書3000を作成し、送信部140は、複数の種類の計画書3000を送信してもよい。これによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な複数の防災計画を自動的に作成し、それを異なる送信先にそれぞれ送信することができる。
【0032】
また、制御部110は、地域防災計画情報2000を使って、必要人員数及び必要物資の数の理論値を計画書3000に含むとよい。これによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を高精度で自動的に作成することができる。
【0033】
また、計画書3000を作成後に、入力部130が修正情報を受け付けた時、制御部110は、修正情報を使って新たな計画書3000を作成するとよい。これによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を自動的に作成し、訓練などによって修正が必要であると分かった場合は、修正情報から新たな高精度の計画書3000を作成することができる。
【0034】
また、計画作成方法は、対象施設に係る施設情報1000の入力を受け(ST1)、施設情報1000と対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関す地域防災計画情報2000とを使って、対象施設の防災に係る計画書3000を作成する。これによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を作成することができる。
【0035】
また、計画書3000を作成後に、入力部130が修正情報を受け付けた時、修正情報を使って新たな計画書3000を作成する。これによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を自動的に作成し、訓練などによって修正が必要であると分かった場合は、修正情報から新たな高精度の計画書3000を作成することができる。
【0036】
また、計画作成プログラムは、対象施設に係る施設情報1000の入力を受け、施設情報1000と対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関す地域防災計画情報2000とを使って、対象施設の防災に係る計画書3000を作成する、ことをコンピュータに実行させる。これによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を作成することができる。
【0037】
また、計画書3000を作成後に、入力部130が修正情報を受け付けた時、修正情報を使って新たな計画書3000を作成することをコンピュータに実行させる。これによって、例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を自動的に作成し、訓練などによって修正が必要であると分かった場合は、修正情報から新たな高精度の計画書3000を作成することができる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
例えば老人ホームや介護施設などに必要な防災計画を作成することができる防災計画作成装置、防災計画作成方法及び防災計画作成プログラムを提供する。
【符号の説明】
【0039】
100 計画作成装置
110 制御部
120 記憶部
130 入力部
140 送信部
1000 施設情報
2000 地域防災計画情報
3000 計画書
【手続補正書】
【提出日】2024-05-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象施設に係る施設情報の入力を受ける入力部と、
前記対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関する地域防災計画情報が記憶される記憶部と、
前記地域防災計画に基づいた情報の項目である大項目ごとに作成された小項目であって、職員および利用者の詳細情報を含む小項目に基づいて、職員配置および備蓄品の大項目において各係や各備蓄品の理論値を算出し、算出した理論値に基づいて前記対象施設の防災に係る計画書を作成する制御部と、
を備える、計画作成装置。
【請求項2】
前記計画作成装置は、さらに、前記計画書を外部に送信する送信部を備え、
前記制御部は、前記計画書として、前記対象施設の防災に係る複数の種類の計画書を作成し、
前記送信部は、前記複数の種類の計画書を送信する、
請求項1に記載の計画作成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記地域防災計画情報を使って、必要人員数及び必要物資の数の理論値を前記計画書に含ませる、
請求項1または2に記載の計画作成装置。
【請求項4】
前記計画書を作成後に、前記入力部が修正情報を受け付けた時、
前記制御部は、前記修正情報を使って新たな計画書を作成する、
請求項1または2に記載の計画作成装置。
【請求項5】
対象施設に係る施設情報の入力を受けるステップと、
前記対象施設の属する地域の地域防災計画に基づいた情報の項目である大項目ごとに作成された小項目であって、職員および利用者の詳細情報を含む小項目に基づいて、職員配置および備蓄品の大項目において各係や各備蓄品の理論値を算出し、算出した理論値に基づいて前記対象施設の防災に係る計画書を作成するステップを、コンピュータによって実行する、計画作成方法。
【請求項6】
前記地域防災計画は前記コンピュータが備える記憶部に予め記憶されており、
前記計画書を作成後に、前記コンピュータが備える入力部が修正情報を受け付けた時、
前記修正情報を使って新たな計画書を作成するステップを、コンピュータによって実行する、
請求項5に記載の計画作成方法。
【請求項7】
対象施設に係る施設情報の入力を受け付けるステップと、
前記対象施設の属する地域の地域防災計画に基づいた情報の項目である大項目ごとに作成された小項目であって、職員および利用者の詳細情報を含む小項目に基づいて、職員配置および備蓄品の大項目において各係や各備蓄品の理論値を算出し、算出した理論値に基づいて前記対象施設の防災に係る計画書を作成するステップを、コンピュータに実行させる計画作成プログラム。
【請求項8】
前記地域防災計画は前記コンピュータが備える記憶部に予め記憶されており、
前記計画書を作成後に、前記コンピュータが備える入力部が修正情報を受け付けた時、
前記修正情報を使って新たな計画書を作成するステップを、
コンピュータに実行させる、
請求項7に記載の計画作成プログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本発明の計画作成装置は、対象施設に係る施設情報の入力を受ける入力部と、前記対象施設の属する地域の地域防災計画の少なくとも一部に関する地域防災計画情報が記憶される記憶部と、前記地域防災計画に基づいた情報の項目である大項目ごとに作成された小項目であって、職員および利用者の詳細情報を含む小項目に基づいて、職員配置および備蓄品の大項目において各係や各備蓄品の理論値を算出し、算出した理論値に基づいて前記対象施設の防災に係る計画書を作成する制御部と、を備える。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本発明の計画作成方法は、対象施設に係る施設情報の入力を受けるステップと、前記対象施設の属する地域の地域防災計画に基づいた情報の項目である大項目ごとに作成された小項目であって、職員および利用者の詳細情報を含む小項目に基づいて、職員配置および備蓄品の大項目において各係や各備蓄品の理論値を算出し、算出した理論値に基づいて前記対象施設の防災に係る計画書を作成するステップを、コンピュータによって実行する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
本発明の計画作成プログラムは、対象施設に係る施設情報の入力を受け付けるステップと、前記対象施設の属する地域の地域防災計画に基づいた情報の項目である大項目ごとに作成された小項目であって、職員および利用者の詳細情報を含む小項目に基づいて、職員配置および備蓄品の大項目において各係や各備蓄品の理論値を算出し、算出した理論値に基づいて前記対象施設の防災に係る計画書を作成するステップを、コンピュータに実行させる。