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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024111622
(43)【公開日】2024-08-19
(54)【発明の名称】重量物搬送車
(51)【国際特許分類】
   B62D 33/02 20060101AFI20240809BHJP
   B60P 3/00 20060101ALI20240809BHJP
   B60P 7/08 20060101ALI20240809BHJP
【FI】
B62D33/02 B
B60P3/00 L
B60P7/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023016237
(22)【出願日】2023-02-06
(71)【出願人】
【識別番号】000004617
【氏名又は名称】日本車輌製造株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】大林 直也
(72)【発明者】
【氏名】古田 雅也
(57)【要約】
【課題】
用途を限定せず、多種多様な荷物を積載することが可能な重量物搬送車を提供することを目的とする。
【解決手段】
荷物を積載するための荷台2を備える重量物搬送車1において、荷台2は、荷物を積載するための積載面23を構成する板材22と、板材22を積載面23とは反対側の下面の側から支持する枠体21と、を備えること、枠体21は、板材22に接する側とその反対側とを貫通する肉抜き孔222を備えること、肉抜き孔222は、肉抜き孔222の内周側に張り出して設けられる支持片31と、内周側に張り出すとともに、支持片31に対向して設けられる支持片32と、を備えること、支持片31と支持片32とに横架して設けられることで、枠体21の肉抜き孔222,223,224が設けられた箇所において、板材22を下面の側から支持する補強部材24を備えること。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷物を積載するための荷台を備える重量物搬送車において、
前記荷台は、前記荷物を積載するための積載面を構成する板材と、前記板材を前記積載面とは反対側の下面の側から支持する枠体と、を備えること、
前記枠体は、前記板材に接する側とその反対側とを貫通する肉抜き孔を備えること、
前記肉抜き孔は、前記肉抜き孔の内周側に張り出して設けられる第1支持片と、前記内周側に張り出すとともに、前記第1支持片に対向して設けられる第2支持片と、を備えること、
前記第1支持片と前記第2支持片とに横架して設けられることで、前記枠体の前記肉抜き孔が設けられた箇所において、前記板材を前記下面の側から支持する補強部材を備えること、
を特徴とする重量物搬送車。
【請求項2】
請求項1に記載の重量物搬送車において、
前記補強部材は、前記第1支持片と前記第2支持片に対し、着脱可能なこと、
を特徴とする重量物搬送車。
【請求項3】
請求項1に記載の重量物搬送車において、
前記板材は、前記補強部材に結合されることで、前記枠体に固定されていること、
を特徴とする重量物搬送車。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1つに記載の重量物搬送車において、
前記荷台には、車幅方向の両端部に、前記積載面に積載された荷物の落下を防止するための支柱が、着脱可能に設けられていること、
を特徴とする重量物搬送車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物を積載するための荷台を備える重量物搬送車に関するものである。
【背景技術】
【0002】
製鉄所や造船所、発電所などにおいては、施設内での重量物の搬送のために重量物搬送車(いわゆるキャリヤ)が用いられている。重量物とは、例えば、製鉄所においては製鉄コイル、造船所においてはエンジン、発電所においては発電機などを指す。重量物搬送車としては、例えば特許文献1に開示されるような、荷物を積載可能な矩形状の荷台と、荷台の下方に設けられた、エンジンにより駆動される車輪と、荷台の長手方向の端部に設けられた運転室と、を備える、自走式の重量物搬送車が知られている。
【0003】
このような重量物搬送車は、従来、用途ごとに専用の重量物搬送車を用いることが一般的である。このため、荷台に積載する荷物の形状や大きさ、質量が限定されており、荷台の上の予め定められた位置に荷物を固定し、当該荷物を搬送している。具体的には、例えば、製鉄所において製鉄コイルを搬送するために、専用の重量物搬送車が用いられており、当該重量物搬送車の荷台には、製鉄コイルを固定するための固定具等を設けることで、製鉄コイルを固定する位置が予め定められている。
【0004】
ここで、重量物搬送車の荷台を構成する枠体には、枠体を貫通する複数の肉抜き孔が設けられている。この肉抜き孔を設ける目的は、軽量化を行い、重量物搬送車の最大積載量を可能な限り大きくするためであるが、肉抜き孔の位置や大きさは、荷物が固定される位置を考慮した上、枠体が十分な強度を保つことが可能な範囲で設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000-255308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
重量物搬送車は、従来、用途ごとに専用の重量物搬送車を用いることが一般的であったため、重量物搬送車を使用する者は、用途ごとに重量物搬送車を用意しなければならないことから、重量物搬送車の購入台数が増え、コストがかさんでいた。また、台数が増えれば、メンテナンスにかかるコストも増大する。このような背景から、本発明者は、従来に無い新たな重量物搬送車として、用途を限定せず、多種多様な荷物を積載することが可能な重量物搬送車が求められていると考えた。
【0007】
そこで、本発明者は、多種多様な荷物を積載することが可能なトレーラやトラックにおいては、荷台の、荷物を積載するための積載面が、木製または竹製の板材により構成されていることに着目し、重量物搬送車の荷台を構成する枠体の上に板材を配し、当該板材により、重量物搬送車の荷台の積載面を構成することに想到した。積載面を木製の板材により構成することで、積載面が滑りにくくなり、トレーラやトラックと同様に多種多様な荷物を積載することが可能となるのである。
【0008】
しかし、従来の重量物搬送車の枠体は、上述の通り積載される荷物の形状や大きさ、質量が限定されることから、荷物が固定される位置を考慮した上、枠体が十分な強度を保つことが可能な範囲で、肉抜き孔の位置や大きさを設定していたが、多種多様な荷物を積載することとした場合、積載される荷物の形状や大きさ、質量が限定されないのに加え、荷物の積載位置も限定できないため、肉抜き孔を設けると、肉抜き孔の直上に荷物が積載されるおそれがある。そうすると、枠体は、荷物の質量を支えることができず、積載面を構成する板材のみで当該質量を支えることになり、板材の破壊に繋がりかねない。なお、肉抜き孔を設けないことで、板材の全面を枠体によって支持することとすれば、上記のような板材の破壊を防ぐことは可能であるが、肉抜き孔を設けない分、枠体の質量が増大し、重量物搬送車の最大積載量が減少するため、望ましくない。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決するためのものであり、用途を限定せず、多種多様な荷物を積載することが可能な重量物搬送車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の重量物搬送車は、次のような構成を有している。
(1)荷物を積載するための荷台を備える重量物搬送車において、前記荷台は、前記荷物を積載するための積載面を構成する板材と、前記板材を前記積載面とは反対側の下面の側から支持する枠体と、を備えること、前記枠体は、前記板材に接する側とその反対側とを貫通する肉抜き孔を備えること、前記肉抜き孔は、前記肉抜き孔の内周側に張り出して設けられる第1支持片と、前記内周側に張り出すとともに、前記第1支持片に対向して設けられる第2支持片と、を備えること、前記第1支持片と前記第2支持片とに横架して設けられることで、前記枠体の前記肉抜き孔が設けられた箇所において、前記板材を前記下面の側から支持する補強部材を備えること、を特徴とする。
【0011】
(1)に記載の重量物搬送車によれば、補強部材が、枠体の肉抜き孔が設けられた箇所において、板材を下面の側から支持するため、板材(積載面)の、肉抜き孔の直上に当たる箇所に荷物が積載された場合であっても、当該荷物の質量による荷重は、補強部材を介して、枠体に伝達される。このように、補強部材という最低限の部材を用いることで、肉抜き孔を設けて枠体の軽量化を図り、重量物搬送車の最大積載量を可能な限り大きくしつつも、荷台に積載される荷物の質量を十分に支えることが可能となる。
【0012】
また、補強部材は、肉抜き孔の内周側に張り出して設けられる第1支持片と第2支持片とに横架して設けられる。したがって、補強部材の固定を行うためにボルト等により締結を行うこととしても、第1支持片と第2支持片にボルト締結のための穴あけを行えば良いのであり、枠体自体に穴あけを行う必要がない。よって、枠体の強度が穴あけ等により低下するおそれがない。
【0013】
(2)(1)に記載の重量物搬送車において、前記補強部材は、前記第1支持片と前記第2支持片に対し、着脱可能なこと、を特徴とする。
【0014】
(2)に記載の重量物搬送車によれば、補強部材は、第1支持片と前記第2支持片に対し、着脱可能であるため、重量物搬送車の使用者が、荷台に積載する荷物に応じて、補強部材の要否をオプションとして選択可能であり、重量物搬送車の導入を容易とする。
【0015】
(3)(1)または(2)に記載の重量物搬送車において、前記板材は、前記補強部材に結合されることで、前記枠体に固定されていること、を特徴とする。
【0016】
板材を枠体に対して固定するには、ボルト等の固定具を用いることが考えられる。この場合、枠体にボルト等による締結を行うための穴あけをしなければならない。しかし、穴あけを行うと、枠体の強度の低下に繋がるおそれがある。この点、(3)に記載の重量物搬送車によれば、板材は、補強部材に結合されることで、枠体に固定されていること、を特徴とするため、枠体自体に穴あけを行う必要がなく、枠体の強度の低下を防止することが可能である。
【0017】
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の重量物搬送車において、前記荷台には、車幅方向の両端部に、前記積載面に積載された荷物の落下を防止するための支柱が、着脱可能に設けられていること、を特徴とする。
【0018】
(4)に記載の重量物搬送車によれば、荷台に、円柱状、円筒状の荷物等、転がりやすい形状の荷物を積載する場合には、荷台に支柱を取り付けることで、荷台からの落下を防止することが可能である。一方で、支柱が不要である場合は、支柱を荷台から取り外すことが可能であるため、荷台に荷物を積載する作業が支柱に阻害されることがなく、作業性の低化を防止することが可能である。
【発明の効果】
【0019】
本発明の重量物搬送車によれば、用途を限定せず、多種多様な荷物を積載することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】重量物搬送車の側面図である。
図2】荷台の側面図である。
図3図2に表す荷台を上方から見た平面図である。
図4図2のA-A断面図である。
図5図3の部分Bの部分拡大図である。
図6図5のE-E断面図である。
図7図5のF-F断面図である。
図8図3の部分Cの部分拡大図である。
図9図8のG矢視図である。
図10図3の部分Dの部分拡大図である。
図11図10のH-H断面図である。
図12図10のI-I断面図である。
図13】荷台に支柱を取り付けた状態の重量物搬送車の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明に係る重量物搬送車の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
まず、重量物搬送車1の概略構成について説明する。図1は、重量物搬送車1の側面図である。重量物搬送車1は、荷物を積載可能な矩形状の荷台2と、荷台2を下方から支持する駆動輪6Aおよび制動輪6Bと、荷台2の前後方向前端部に設けられた運転室3と、を備える。また、荷台2の前後方向後端部には、エンジン4を収容するエンジンルーム5が設けられている。
【0023】
駆動輪6Aは油圧モータ7を備えている。油圧モータ7は、エンジン4により駆動される油圧ポンプ(不図示)から供給される油圧により動作され、車輪61Aに回転駆動力を付与する。これにより重量物搬送車1を走行させることができる。一方、制動輪6Bは、空圧ブレーキ8を備えており、車輪61Bに制動力を付与する。これにより重量物搬送車1を減速または停止させることができる。駆動輪6Aおよび制動輪6Bは、前出の油圧ポンプの油圧制御によって、独立して操舵駆動されるため、重量物搬送車1は、前進走行や後退走行の他、車幅方向に沿った横行や、斜行などを行うことができる。
【0024】
次に、荷台2の構成について説明する。図2は、荷台2の側面図である。図3は、図2に表す荷台2を上方から見た平面図である。図4は、図2のA-A断面図である。図5は、図3の部分Bの部分拡大図である。図6は、図5のE-E断面図である。図7は、図5のF-F断面図である。図8は、図3の部分Cの部分拡大図である。図9は、図8のG矢視図である。図10は、図3の部分Dの部分拡大図である。図11は、図10のH-H断面図である。図12は、図10のI-I断面図である。
【0025】
荷台2は、枠体21と、枠体21上に固定されることで荷物を積載するための積載面23を形成する板材22と、からなる。枠体21は、図3に示すように、前後方向に沿って長手方向を有する矩形状に形成されており、板材22を載せるための天面21aと、さらにその前後方向の後端側に、エンジンルーム5を形成するためのエンジンルーム用枠部27を備える。天面21aの部分は、一対の側梁211A,211Bと、中梁212と、一対の横梁213A,213B、複数の横骨221と、横骨221の上端部に接合されて枠体21の天面21aを形成する複数枚の天面板214A,214B,214C,215A,215B,215C,215Dおよび補強板216A,216B,216C,216D,217A,217B,217C,217D,218A,218B,219A、219B,220A,220Bと、により形成されている。なお、以下の説明においては、説明の簡略化のため、特に区別する必要がない場合は、側梁、横梁、天面板、補強板の符号中のアルファベットは適宜省略する。また、図3においては、4枚の板材22の内、枠体21の中梁212から下側半分に配置される2枚のみ図示しており、枠体21の中梁212から上側半分に配置される2枚については省略している。同様に、図5においても板材22の図示は省略している。
【0026】
一対の側梁211A,211Bは、図4に示すように、車幅方向に切断した断面が車幅方向の外方に開口したコの字形の長尺部材であり、枠体21の車幅方向の両端部を形成している。また、中梁212は、一対の側梁211A,211Bに挟まれるようにして、荷台2の車幅方向の中央部において、荷台2の長手方向に沿って設けられている。この中梁212は、車幅方向に切断した断面がI字形であり、図2に示すように、厚み寸法(車両高さ方向の寸法)が、積載面23の前後方向の中央部で最も大きくなり、中央部から離れるにしたがって厚み寸法が小さくなるように形成されている。本実施形態では中央部からある程度離れると中梁212の厚み寸法が一定となるように構成しているが、車両前端又は後端まで厚み寸法を一定としても良いし、途中で厚み寸法の減少率を変更しても良い。
【0027】
一対の横梁213A,213Bは、図4に示すように、それぞれが、車両高さ方向の上方に向かって車幅方向の寸法が大きくなる逆台形状とされており、前後方向に平行な面で切断した断面が略エ字状または略逆T字状となるように、フランジ部材226A,227A,226B,227Bが設けられている。なお、本実施形態では横梁213A,213Bの中梁212および横梁221との接合部の一部に略矩形の切欠部を設けており、この切欠部にそってフランジ部材226A,226Bを設けているが、切欠部の形状は略矩形ではなく略三角形や略台形でも良い。また、一対の横梁213A,213Bは、中梁212の前後方向の中央部において、中梁212を挟んで対称に、かつ、中梁212に対して直交するように位置され、中梁212および横骨221に接合されている。
【0028】
横骨221は、前後方向および高さ方向に平行な面で切断した断面が略逆T字状の部材であり、長手方向が車幅方向と平行に位置されている。そして、長手方向の両端部のうち、荷台2の車幅方向の外方側の端部は側梁211A(または側梁211B)に接合され、他方の端部は中梁212に接合されることで、側梁211A(または側梁211B)と中梁212とを横架している。
【0029】
天面板214A,214B,214Cは、幅狭の矩形状に形成された平板材である。天面板214Aは、横梁213A,213Bの直上に位置しており、図3に示すように、車幅方向の両端部のうち、一方の端部は側梁211A(または側梁211B)に接合され、他方の端部は中梁212に接合されることで、側梁211A(または側梁211B)と中梁212とを横架している。また、天面板214Bは、天面板214Aを挟んで前後方向に対称に位置されている。天面板214Aと同様に、車幅方向の両端部のうち、一方の端部は側梁211A(または側梁211B)に接合され、他方の端部は中梁212に接合されることで、側梁211A(または側梁211B)と中梁212とを横架している。さらにまた、天面板214Cは、長手方向の長さが 枠体21の車幅方向の長さと略同一であり、車幅方向の両端部がそれぞれ側梁211A,211Bに接合され、一対の側梁211A,211Bを横架している。
【0030】
天面板215A,215B,215C,215Dは、天面板214A,214B,214Cよりも幅広に形成された平板材である。天面板215A,215B,215C,215Dは、車幅方向の両端部のうち、一方の端部は側梁211A(または側梁211B)に接合され、他方の端部は中梁212に接合されることで、側梁211A(または側梁211B)と中梁212とを横架している。さらに、天面板215A,215B,215C,215Dは、天面21aを形成する表面とは反対側の裏面のうち、荷台2の長手方向の両端部が、横骨221に接合されている。
【0031】
さらに、天面板215には、肉抜き孔222が、車両上下方向に貫通している。この肉抜き孔222は、天面板215を切断加工することにより設けられている。この肉抜き孔222の形状は特に限定されないが、本実施形態においては、車幅方向に長手方向を有する長円形状とされている。なお、肉抜き孔222の形状や大きさは、枠体21の必要な強度および質量を得ることが可能な範囲で適宜設定される。
【0032】
複数枚の天面板214,215は、それぞれ、前後方向に沿って、所定の間隔を持って並べられており、天面板214,215同士の間には、補強板が配置されている。具体的には、荷台2の前端部(図3中の左端部)側から、天面板215Aと天面板215Bの間には補強板216A,217Aが配置され、天面板215Bと天面板214Bの間には補強板216B,217Bが配置され、天面板214Bと天面板214Aの間には、補強板218A,219Aが配置され、天面板214Aと天面板214Bの間には、補強板218B,219Bが配置され、天面板214Bと天面板215Cの間には、補強板216C,217Cが配置され、天面板215Cと天面板215Dの間には、補強板216D,217Dが配置され、天面板215Dと天面板214Cの間には、補強板220A,220Bが配置されている。これら補強板は、天面板214A,214B,214C,215A,215B,215C,215Dと同一の厚みを有する平板材である。
【0033】
補強板について、補強板216A,217Aを例にして、さらに説明する。補強板216Aは、図5に示すように、前後方向の両端部が、天面板215A,215Bに接合されている。さらに、車幅方向の両端部のうち、側梁211側の端部は、側梁211に接合されている。これらの接合により、補強板216Aが固定されている。また、補強板216Aの側梁211側の端部には、切欠き部225が設けられており、この切欠き部225を利用して、荷台2に、後述する支柱47(図13)を組み付けることが可能となっている。
【0034】
補強板217Aは、前後方向の両端部が、天面板215A,215Bに接合されている。さらに、車幅方向の両端部のうち、中梁212側の端部は、中梁212に接合されている。これらの接合により、補強板217Aが固定されている。
【0035】
そして、天面板215A,215B、並びに補強板216A,217Aに囲まれた空間は、肉抜き孔223である。この肉抜き孔223の大きさは、天面板215A,215Bの前後方向の幅や、天面板215A,215B同士の間隔、補強板216A,217Aの車幅方向の寸法により定まる。なお、肉抜き孔223の大きさや形状は特に限定されないが、枠体21の必要な強度および質量を得ることが可能な範囲で適宜設定される。
【0036】
その他の補強板についても、補強板216A,217Aと同様に、図3に示すように、平面視において四方の端部の内の3方の端部が、天面板214,215または側梁211または中梁212に接合されて固定されるとともに、天面板214,215とともに、肉抜き孔223,224を形成している。
【0037】
なお、以上説明した、天面板214,215と補強板216,217の位置関係は、図3中の、枠体21の中梁212から上側半分について説明したものであるが、天面板214,215と補強板216,217の配置は、中梁212を挟んで対称とされている。さらに、全ての天面板214,215と、全ての補強板216,217と、側梁211の上端面と、中梁212の上端面と、は同一平面状に並べられている。これにより、枠体21の天面21aはフラットな面に形成されている。
【0038】
肉抜き孔222には、後述する補強部材24を結合するための支持片31(第1支持片の一例)および支持片32(第2支持片の一例)が設けられている。
【0039】
支持片31は、矩形状の平板材である。支持片31は、高さ方向において上側の面(上面)が、天面板215Aに接合される溶接部311と、補強部材24を結合する結合部312となっている。結合部312には、上下方向に貫通するねじ穴313が設けられている。
【0040】
溶接部311は天面板215Aの裏面に密着した状態で溶接される。このとき、支持片31は、結合部312が、肉抜き孔222の内周側に向かって張り出すように位置される。なお、溶接部311および結合部312は、支持片31の上面のうち、溶接されている部分と肉抜き孔222の内周側に向かって張り出す部分を区別して説明するための名称であるに過ぎず、溶接部311と結合部312とは連続した平面である。したがって、溶接部311は天面板215Aの裏面に密着した状態で溶接されることで、結合部312は、枠体21の天面21aよりも、天面板215Aの板厚分だけ低くなっている。
【0041】
支持片32は、支持片31と同一の部材である。支持片32は、支持片31に対向する位置において、支持片31と同様に、結合部322が肉抜き孔222の内周側に向かって張り出すような姿勢で、溶接部321が天面板215Aの裏面に溶接されている。これにより、結合部322は、枠体21の天面21aよりも、天面板215Aの板厚分だけ低くなっている。また、結合部322には、支持片31と同様に、ねじ穴323が設けられている。
【0042】
上記した支持片31および支持片32には、補強部材24が着脱可能となっている。補強部材24は、天面部材241と一対の梁部材242からなる。
【0043】
天面部材241は、車幅方向に沿って長手方向を有する平板材である。厚みは天面板215Aと同一である。また、天面部材241の軽量化のため、天面部材241を高さ方向に貫通する肉抜き部241bが設けられている。
【0044】
天面部材241の車幅方向の両端部には、支持片31,32の結合部312,322に設けられたねじ穴313,323に対応する位置に、ボルト頭部を埋設させるザグリ部を備える貫通孔241aが設けられている。これにより、補強部材24(天面部材241)を、支持片31,32の結合部312,322上に載せることで、ボルト51を、貫通孔241aに挿通させた上、ねじ穴313,323に螺合することが可能である。このボルト51の螺合により、補強部材24が支持片31,32に固定される。このように、補強部材24は、肉抜き孔222の内周側に張り出して設けられる支持片31,32に固定されるため、枠体21自体にボルト締結用の穴あけを行う必要がない。よって、枠体21の強度が穴あけ等により低下するおそれがない。
【0045】
また、既に述べた通り、支持片31,32の結合部312,322は、天面21aよりも天面板215Aの板厚分だけ低く、さらに、天面部材241の厚みは天面板215Aと同一である。このため、結合部312,322上に載せられた補強部材24(天面部材241)は、天面21aと同一平面を形成する。
【0046】
次に、一対の梁部材242は、天面部材241の下面に対し、車幅方向に沿って延在した状態で接合されており、天面部材241を補強している。
【0047】
なお、天面板215B,215C,215Dにおける肉抜き孔222においても、上に説明した構成と同様に、天面板215B,215C,215Dに溶接された支持片により補強部材24が着脱可能となっている。
【0048】
次に、肉抜き孔223には、後述する補強部材25を結合するための支持片33(第1支持片の一例)および支持片34(第2支持片の一例)が設けられている。
【0049】
支持片33は、支持片31,32と同様の部材である。支持片33は、結合部332が肉抜き孔223の内周側に向かって張り出すような姿勢で、溶接部331が補強板216Aの裏面に溶接されている。これにより、結合部332は、枠体21の天面21aよりも、補強板216Aの板厚分だけ低くなっている。また、結合部332には、支持片31,32と同様に、ねじ穴333が設けられている。
【0050】
支持片34も、支持片31,32と同様の部材である。支持片34は、結合部342が肉抜き孔223の内周側に向かって張り出すような姿勢で、溶接部341が補強板217Aの裏面に溶接されている。これにより、結合部342は、枠体21の天面21aよりも、補強板217Aの板厚分だけ低くなっている。また、結合部342には、支持片31,32と同様に、ねじ穴343が設けられている。
【0051】
上記した支持片33および支持片34には、補強部材25が着脱可能となっている。この補強部材25は、天面部材251と一対の梁部材252からなる。
【0052】
天面部材251は、車幅方向に沿って長手方向を有する平板材である。厚みは補強板216A,217Aと同一である。また、天面部材251には、長手方向に沿って等間隔に、板材22を天面21aに対して固定を行うためのねじ穴251bが設けられている。本実施形態ではねじ穴251bは天面部材251の中心線に沿って設けられているが、梁部材252(後述)に干渉しないのであれば必ずしも中心線に沿わせて設ける必要はない。
【0053】
天面部材251の車幅方向の両端部には、支持片33,34の結合部332,342に設けられたねじ穴333,343に対応する位置に、ボルト頭部を埋設させるザグリ部を備える貫通孔251aが設けられている。これにより、補強部材25(天面部材251)を、支持片33,34の結合部332,342上に載せることで、ボルト52を、貫通孔251aに挿通させた上、ねじ穴333,343に螺合することが可能である。このボルト52の螺合により、補強部材25が支持片33,34に固定される。既に述べた通り、支持片33,34の結合部332,342は、天面21aよりも補強板216A,217Aの板厚分だけ低く、さらに、天面部材251の厚みは補強板216A,217Aと同一であるため、結合部332,342上に載せられた補強部材25(天面部材251)は、天面21aと同一平面を形成する。
【0054】
一対の梁部材252は、天面部材251の下面に対し、車幅方向に沿って延在した状態で接合されており、天面部材251を補強している。
【0055】
なお、その他の肉抜き孔223においても、上に説明した構成と同様に、補強板216B,216C,216D,217B,217C,217Dに溶接された支持片により補強部材25が着脱可能となっている。
【0056】
肉抜き孔224においても、上に説明した肉抜き孔222,223と同様に支持片が設けられており、当該支持片に対して補強部材26が着脱可能となっている。この補強部材26は、上に説明した補強部材25,26と同様に、天面部材と一対の梁部材からなっており、当該天面部材は、支持片に固定された状態で、枠体21の天面21aと同一平面を形成する。
【0057】
次に、荷台2を構成する板材22について説明する。板材22は、枠体21の天面21aを覆うようにして、枠体21上に固定され、積載面23を形成する。ただし、荷台2の積載面23は、一枚の板材により形成されるのではなく、4枚の板材22が、前後方向に2枚、車幅方向に2枚並べられることで、形成されている。積載面23を一枚の板材により形成しようとすると、製造公差により、板材を、予め定められた位置に固定することが困難になるためである。また、板材22は、積載面23を滑りにくくするため、木製または竹製とされるのが好ましい。ただし板材22は軽量且つ積載面23が滑りにくくあれば良いため、例えばゴムのような弾性材であっても良いし、更に必要に応じて補強材を設けても良い。
【0058】
板材22の、平面視(図3)における四方の端部のうち、側梁211A側の端部は、2箇所で保持部材41(図8参照)により固定されている。
保持部材41は、補強板216Aの切欠き部225が隠れない程度の大きさで、コの字形に形成されており、図9に示すように、板材22の段差部22aの上に載せられている。そして、保持部材41の上面側から挿通されるボルト53を、側梁211Aの上端面に接合されたナット部材42に螺合することで、保持部材41が段差部22aを上方から押さえ付けている。
【0059】
板材22の、平面視(図3)における四方の端部のうち、板材22が前後方向に隣り合う箇所は、固定部材43(図10参照)により固定されている。
固定部材43は、板材22を上方から押さえ付けるための保持部431と、保持部431から前後方向に延伸し、枠体21に結合するための結合部432と、からなる。保持部431は、図12に示すように、2枚の板材22の段差部22bの上に載せられている。そして、結合部432の上面側から挿通されるボルト54を、結合部432に設けられている、ボルト頭部を埋設させるザグリ部を備える貫通孔432bを通して、天面板214Aの裏面に接合されたナット部材44に螺合することで、保持部431が段差部22bを上方から押さえ付けている。
【0060】
さらに、板材22は、補強部材25に対しても結合されている。既に述べた通り、補強部材25の天面部材251には、ねじ穴251bが設けられている。そして、図7に示すように、板材22の、ねじ穴251bに対応する箇所には、貫通孔22cが設けられており、当該貫通孔22cに、板材22の表面(積載面23)側から挿通されるボルト55を、ねじ穴251bに螺合することができる。このボルト55の螺合により、板材22は、補強部材25に対しても結合される。
【0061】
上記のように、枠体21に対して固定された板材22は、下面の側から枠体21の天面21aに支持されている。これにより、板材22(積載面23)に積載された荷物の質量を、枠体21が支えることができる。
【0062】
また、枠体21の肉抜き孔222,223,224が設けられている箇所においては、補強部材24,25,26が、板材22を、下面の側から支持している。これにより、板材22(積載面23)の、肉抜き孔222,223,224の直上に当たる箇所に荷物が積載された場合であっても、当該荷物の質量による荷重は、補強部材24,25,26を介して、枠体21に伝達される。このように、補強部材24,25,26という最低限の部材を用いることで、肉抜き孔222,223,224を設け、枠体21の軽量化を図ることで、重量物搬送車1の最大積載量を可能な限り大きくしつつも、荷台2に積載される荷物の質量を十分に支えることが可能となる。
【0063】
なお、補強部材24,25,26は着脱可能な部材であるため、全ての肉抜き孔222,223,224に、補強部材24,25,26を取り付ける必要が無い場合には、必要な箇所のみに取り付けることとしても良い。そして、補強部材24,25,26を取り付けない肉抜き孔222,223,224には、肉抜き孔222,223,224の形状に合わせた蓋材(不図示)を取り付けることが可能となっている。例えば、肉抜き孔222には、図5に示すように、蓋材用支持片45が4箇所に設けられている。この蓋材用支持片45は、支持片31,32同様に、一部が肉抜き孔222の内周側に張り出した状態で、天面板215Aの裏面に溶接されており、肉抜き孔222の内周側に張り出した部分に蓋材を載せることが可能となっている。蓋材は、樹脂等の軽い材料により、天面板215Aと同一の厚みを有するように形成されるものであり、蓋材用支持片45に載せられた蓋材は、枠体21の天面21aと同一平面を形成する。また、肉抜き孔223においても、図5に示すように、肉抜き孔222と同様に、蓋材用支持片46が設けられており、蓋材を載せることが可能となっている。図5に表れていないその他の肉抜き孔222,223,224においても、全て上記同様に蓋材を用いることが可能である。
【0064】
その他、本実施形態に係る重量物搬送車1の荷台2には、図13に示すように、積載面23に積載された荷物の落下を防止するための支柱47を取り付けることが可能である。支柱47は、例えば鉄製の角柱であり、補強板216A,216B,216C,216Dの切欠き部225の部分に挿し込むことで、荷台2に取り付けることが可能となっている。なお、支柱47は、荷台2の車幅方向の両端部のそれぞれに、4本ずつ取り付けることができるが、本数はこれに限定されず、必要に応じて増減しても良い。
【0065】
以上説明したように、本実施形態に係る重量物搬送車1によれば、
(1)荷物を積載するための荷台2を備える重量物搬送車1において、荷台2は、荷物を積載するための積載面23を構成する板材22と、板材22を積載面23とは反対側の下面の側から支持する枠体21と、を備えること、枠体21は、板材22に接する側とその反対側とを貫通する肉抜き孔222,223,224を備えること、肉抜き孔222,223,224は、肉抜き孔222,223,224の内周側に張り出して設けられる第1支持片(支持片31または支持片33)と、内周側に張り出すとともに、第1支持片(支持片31または支持片33)に対向して設けられる第2支持片(支持片32または支持片34)と、を備えること、第1支持片(支持片31または支持片33)と第2支持片(支持片32または支持片34)とに横架して設けられることで、枠体21の肉抜き孔222,223,224が設けられた箇所において、板材22を下面の側から支持する補強部材24,25,26を備えること、を特徴とする。
【0066】
(1)に記載の重量物搬送車1によれば、補強部材24,25,26が、枠体21の肉抜き孔222,223,224が設けられた箇所において、板材22を下面の側から支持するため、板材22(積載面23)の、肉抜き孔222,223,224の直上に当たる箇所に荷物が積載された場合であっても、当該荷物の質量による荷重は、補強部材24,25,26を介して、枠体21に伝達される。このように、補強部材24,25,26という最低限の部材を用いることで、肉抜き孔222,223,224を設けて枠体21の軽量化を図り、重量物搬送車1の最大積載量を可能な限り大きくしつつも、荷台2に積載される荷物の質量を十分に支えることが可能となる。
【0067】
また、補強部材24,25,26は、肉抜き孔222,223,224の内周側に張り出して設けられる第1支持片(支持片31または支持片33)と第2支持片(支持片32または支持片34)とに横架して設けられる。したがって、補強部材24,25,26の固定を行うためにボルト等により締結を行うこととしても、第1支持片(支持片31または支持片33)と第2支持片(支持片32または支持片34)にボルト締結のための穴あけを行えば良いのであり、枠体21自体に穴あけを行う必要がない。よって、枠体21の強度が穴あけ等により低下するおそれがない。
【0068】
(2)(1)に記載の重量物搬送車1において、補強部材24,25,26は、第1支持片(支持片31または支持片33)と第2支持片(支持片32または支持片34)に対し、着脱可能なこと、を特徴とする。
【0069】
(2)に記載の重量物搬送車1によれば、補強部材24,25,26は、第1支持片(支持片31または支持片33)と第2支持片(支持片32または支持片34)に対し、着脱可能であるため、重量物搬送車1の使用者が、荷台2に積載する荷物に応じて、補強部材24,25,26の要否をオプションとして選択可能であり、重量物搬送車1の導入を容易とする。
【0070】
(3)(1)または(2)に記載の重量物搬送車1において、板材22は、補強部材25に結合されることで、枠体21に固定されていること、を特徴とする。
【0071】
板材22を枠体21に対して固定するには、ボルト等の固定具を用いることが考えられる。この場合、枠体21にボルト等による締結を行うための穴あけをしなければならない。しかし、穴あけを行うと、枠体21の強度の低下に繋がるおそれがある。この点、(3)に記載の重量物搬送車1によれば、板材22は、補強部材25に結合されることで、枠体21に固定されていること、を特徴とするため、枠体21自体に穴あけを行う必要がなく、枠体21の強度の低下を防止することが可能である。
【0072】
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の重量物搬送車1において、荷台2には、車幅方向の両端部に、積載面23に積載された荷物の落下を防止するための支柱47が、着脱可能に設けられていること、を特徴とする。
【0073】
(4)に記載の重量物搬送車1によれば、荷台2に、円柱状、円筒状の荷物等、転がりやすい形状の荷物を積載する場合には、荷台2に支柱47を取り付けることで、荷台2からの落下を防止することが可能である。一方で、支柱47が不要である場合は、支柱47を荷台2から取り外すことが可能であるため、荷台2に荷物を積載する作業が支柱47に阻害されることがなく、作業性の低化を防止することが可能である。
【0074】
なお、上記の実施形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で様々な改良、変形が可能である。例えば、重量物搬送車1は、荷台2の前後に運転席を備えるものでもよい。また、補強部材24,25,26の形状は本実施形態に示す形状に限定されない。
【0075】
また、本実施形態においては、積載面23を4枚の板材22で形成しているが、4枚以上であっても良い。さらには、嵌めあい溝等を板材に設けることで板材が互いに位置ずれし難い構造としてもよい。
【0076】
また、本実施形態においては、天面板214と天面部材241の板厚を同じとしたが、天面部材241を天面板214より薄くしても良い。この場合、天面部材241と支持片31,32の間にスペーサを設けても良い。
【0077】
また、本実施形態においては、走行(車輪駆動)用の油圧ポンプと操舵用の油圧ポンプを同一としているが、これを別々としても良い。
【符号の説明】
【0078】
1 重量物搬送車
2 荷台
21 枠体
22 板材
23 積載面
24 補強部材
25 補強部材
26 補強部材
31 支持片(第1支持片の一例)
32 支持片(第2支持片の一例)
33 支持片(第1支持片の一例)
34 支持片(第2支持片の一例)
222 肉抜き孔
223 肉抜き孔
224 肉抜き孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13