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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024111741
(43)【公開日】2024-08-19
(54)【発明の名称】搬送検査装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 43/04 20060101AFI20240809BHJP
【FI】
B65H43/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023016419
(22)【出願日】2023-02-06
(71)【出願人】
【識別番号】518172978
【氏名又は名称】メビウスパッケージング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002354
【氏名又は名称】弁理士法人平和国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】益永 康生
(72)【発明者】
【氏名】高橋 陽太郎
【テーマコード(参考)】
3F048
【Fターム(参考)】
3F048AA00
3F048AB01
3F048BA13
3F048BB09
3F048CC00
3F048DA06
3F048DC13
(57)【要約】
【課題】シートを搬送する装置において、シートの搬送の適否を検査する。
【解決手段】搬送検査装置10は、シート91を搬送するように構成された搬送装置20と、搬送装置20によって搬送されるシート91が通過する位置においてシート91の複数箇所の透過光量を測定するように構成された光電センサ30と、光電センサ30によって測定された前記複数箇所の透過光量に基づいて、シート91の異常を検出するように構成された制御装置40とを備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートを搬送するように構成された搬送装置と、
前記搬送装置によって搬送される前記シートが通過する位置において前記シートの複数箇所の透過光量を測定するように構成された光電センサと、
前記光電センサによって測定された前記複数箇所の透過光量に基づいて、前記シートの異常を検出するように構成された制御装置と
を備える搬送検査装置。
【請求項2】
前記制御装置は、前記複数箇所の透過光量に係る複数の値の和に係る値に基づいて前記シートの異常を検出するように構成されている、請求項1に記載の搬送検査装置。
【請求項3】
前記光電センサは、一点の透過光量を連続的に測定するように構成されており、前記搬送装置によって前記一点を通過するように前記シートが搬送されることで、搬送方向に沿って線状に前記シートの前記複数箇所の透過光量を測定するように構成されている、請求項1又は2に記載の搬送検査装置。
【請求項4】
前記搬送装置は、前記シートを保持する吸着パッドを有する、請求項1又は2に記載の搬送検査装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記シートの異常として、前記シートの、重なり枚数、位置ずれ、種類違い、及び印刷不良のうちの少なくとも一つを検出するように構成されている、請求項1又は2に記載の搬送検査装置。
【請求項6】
前記シートはインモールドラベルであり、
前記搬送装置は、成形金型内に前記シートを搬送するように構成されている、
請求項1又は2に記載の搬送検査装置。
【請求項7】
前記制御装置は、複数の前記シートについて前記光電センサによって測定された前記複数箇所の透過光量に基づいて、前記シートの異常を判定するための基準値を決定し、当該基準値と検査対象の前記シートについての前記光電センサによって測定された前記複数箇所の透過光量とを比較して、前記シートの異常を検出するように構成されている、請求項1又は2に記載の搬送検査装置。
【請求項8】
前記制御装置は、
2.5msec以下の周期で前記光電センサの出力を取得し、
前記シートの5mmあたり1箇所以上の前記光電センサの出力に基づいて、前記シートの異常を検出する
ように構成されている、請求項1又は2に記載の搬送検査装置。
【請求項9】
シートを搬送することと、
搬送される前記シートが通過する位置において前記シートの複数箇所の透過光量を測定することと、
測定された前記複数箇所の透過光量に基づいて、前記シートの異常を検出することと
を含む、搬送検査方法。
【請求項10】
請求項9に記載の搬送検査方法と
搬送された前記シートを用いたインモールド成形と
を含む、容器の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、シートの搬送において、複数のシートが重なって搬送される等、シートの搬送の異常を検出したいという要求がある。例えば特許文献1には、シートの搬送経路を挟んで発光素子と受光素子とが配置され、受光素子による受光量に基づいて、搬送されているシートが1枚のみか複数のシートが重なっているかが判定される給紙装置について開示されている。
【0003】
白紙の重なり枚数を判定することは、特許文献1に記載の給紙装置のように測定された透過光量と所定値とを比較することで行われ得る。一方で、例えば種々の模様等が印刷されたシートの重なり枚数を判定する場合などでは、1枚のみのシートでもその位置に応じて透過光量が異なり得るし、印刷内容によっても透過光量が異なり得るので、特許文献1に記載の給紙装置の場合とは状況が異なり得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9-208087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、シートを搬送する装置において、シートの搬送の適否を検査することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、搬送検査装置は、シートを搬送するように構成された搬送装置と、前記搬送装置によって搬送される前記シートが通過する位置において前記シートの複数箇所の透過光量を測定するように構成された光電センサと、前記光電センサによって測定された前記複数箇所の透過光量に基づいて、前記シートの異常を検出するように構成された制御装置とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シートを搬送する装置において、シートの搬送の適否を検査できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、一実施形態に係る容器製造装置の構成例の概略を模式的に示す図である。
図2図2は、一実施形態に係る容器製造装置の光電センサ部分の模式的な側面図である。
図3図3は、シートと測定される透過光量の時間変化とを模式的に示す図である。
図4図4は、シートが2枚重なったときの、シートと測定される透過光量の時間変化とを模式的に示す図である。
図5図5は、シートの位置がずれたときの、シートと測定される透過光量の時間変化とを模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、シートを1枚ずつ搬送し、搬送されているシートに異常がある場合にはその異常を検出する、搬送検査装置に関する。本実施形態は、この搬送検査装置を容器のインモールド成形に適用した例である。すなわち、シートはインモールドラベルであり、シートは、成形金型内に搬送される。
【0010】
[装置の構成及び動作]
図1は、本実施形態に係る容器製造装置1の構成例の概略を模式的に示す図である。図2は、容器製造装置1の光電センサ30部分の模式的な側面図である。
【0011】
容器製造装置1は、インモールドラベルであるシート91を1枚ずつ搬送する搬送検査装置10と、搬送検査装置10によって搬送されたシート91を用いてインモールド成形を行う成形装置70とを備える。本実施形態では、成形装置70は、ダイレクトブロー成形機である。
【0012】
搬送検査装置10は、供給されたシート91を1枚ずつ保持し、保持したシート91を成形金型71内に移送する。図1に示した例では、搬送検査装置10の搬送装置20は、シート91を吸着して保持する吸着パッド21を備える。吸着パッド21は、支持体22によってその一端に支持され、支持体22の他端は、回転軸23回りに回転可能に支持されている。このように、吸着パッド21は、回転軸23回りに回転可能に構成されている。
【0013】
図1に示した例では、図中左側から供給されたシート91は、その裏側から、搬送装置20の吸着パッド21によって保持される。吸着パッド21によって保持するので、シート91は、1枚のみ保持される。吸着パッド21によるシート91の保持は一例であり、他の手段によってシート91が保持されてもよい。
【0014】
図1に示した例では、シート91を保持した吸着パッド21は、回転軸23回りに回転し、一対の成形金型71のうち一方の内部にシート91を搬入する。成形金型71内に搬入されたシート91は、成形金型71に例えば吸着される。
【0015】
成形装置70において、上述の一対の成形金型71内に、溶融した樹脂がチューブ状に押し出され(パリソン93)、成形金型71が閉じられる。樹脂のチューブ内にエアーが吹き込まれることで、成形金型71内で樹脂が膨らみ、容器95が成形される。このとき、シート91は、容器95の表面に融着し、容器95のラベルとなる。冷却後、成形金型71が開かれ、シート91がその表面に融着した容器95が取り出される。
【0016】
上述の搬送検査装置10によるシート91の搬送において、静電気等に起因して、2枚のシート91が重なって搬送されることが稀に発生する。また、シート91がずれるなど種々の不具合が発生する可能性がある。そこで、本実施形態の搬送検査装置10は、シート91の異常を検知するためのセンサを備える。このセンサには、光電センサ、特に透過型の光電センサ30が用いられている。
【0017】
光電センサ30は、搬送装置20によって搬送されるシート91が通過する位置に設けられている。光電センサ30は、光を射出するように構成された投光部31と、投光部31から射出された光を受光するように構成された受光部32とを備える。投光部31及び受光部32は、通過するシート91が光を遮るような位置に設けられている。
【0018】
光電センサ30は、搬送装置20の吸着パッド21等と接触しない位置に設けられている。したがって、光電センサ30による測定位置は、シート91の端に偏っている。
【0019】
光電センサ30は、受光部32による受光量に係る値を出力するように構成されている。すなわち、光電センサ30は、シート91を透過した光の透過光量に係る値を出力する。光電センサ30は、固定されているので、一点の透過光量を連続的に測定する。光電センサ30は、投光部31と受光部32との間をシート91が通過する間、連続的に透過光量を測定する。したがって、光電センサ30は、搬送装置20によるシート91の搬送方向に沿って線状に通過するシート91上の複数箇所の透過光量を測定する。精度の高い判定のためには、測定箇所は多数あることが好ましい。
【0020】
シート91毎の測定箇所の数(測定回数)は、シート91の大きさ、シート91の搬送速度、測定値の取得周期等に応じるが、例えば、シート91の5mmあたり1箇所以上が測定されてもよい。例えば、シート91の長さが150mmであれば、1枚のシート91あたり30点以上より好ましくは1000点以上で透過光量の測定が行われてもよい。この場合、例えば、150mmのシート91が75msecで光電センサ30を通過するのであれば、2.5msec以下の周期で測定及びデータ取得が行われる必要がある。より好ましくは、周期0.075msec以下で測定及びデータ取得を行えば、1枚のシート91あたり1000箇所以上の測定点で測定を行うこともできる。
【0021】
受光部32から出力された値は、制御装置40に入力される。制御装置40は、例えば、PLC(Programmable Logic Controller)を含む。制御装置40は、光電センサ30から得た値に基づいて、シート91の異常を検出するように構成されている。制御装置40のPLCは、例えば光電センサ30から出力されたアナログ信号を取り込むことができる。
【0022】
[データ処理]
制御装置40で行われるデータ処理の一例について説明する。図3は、上部にラベルとしての模様が印刷されたシート91を模式的に示し、下部に測定される透過光量の時間変化を模式的に示す。シート91が上述の搬送装置20によって搬送されるとき、光電センサ30によって透過光量が測定される点の軌跡は、図3上図に矢印を付した実線51で示したように、円弧状となる。このような測定点の軌跡とシート91の印刷パターンとに応じて、測定されて制御装置40に入力される透過光量は、図3下図に示す実線53のようになる。透過光量に基づけば、光電センサ30の光をシート91が遮っている期間、すなわち、シート91の透過光量の測定開始時T1からシート91の透過光量の測定終了時T2までを特定することが可能である。制御装置40は、透過光量の測定開始時T1からシート91の透過光量の測定終了時T2までに得られたデータの一部又は全部を用いて、各種の解析を行う。
【0023】
図4は、シート91が2枚重なったときを示し、上部にシート91を模式的に示し、下部に測定される透過光量の時間変化を模式的に示す。シート91が2枚重なっているとき、上図に矢印を付した実線51で示した透過光量測定点の軌跡は、図3に示したシート91の場合と同様である。図4下図に示すように、シート91が2枚重なっているときに光電センサ30で測定される透過光量は、実線55で示すように、図3に示した1枚の場合に測定される透過光量(破線56で示す)の約半分となる。このように、光電センサ30で測定される透過光量に基づけば、シート91が1枚であるか2枚重なっているかの判定や、重なっているシート91の枚数の特定が可能である。
【0024】
図5は、シート91の位置がずれたときを示し、上部にシート91を模式的に示し、下部に測定される透過光量の時間変化を模式的に示す。シート91の位置がずれたとき、上図に矢印を付した実線51で示した透過光量測定点の軌跡は、図3に示したシート91の場合と異なる。図5下図に示すように、シート91の位置がずれたときに光電センサ30で測定される透過光量は、実線57で示すように、図3に示した位置がずれていないときに測定される透過光量(破線56で示す)と異なることになる。このように、光電センサ30で測定される透過光量に基づけば、シート91の位置が適切であるか不適切であるかの判定などが可能である。
【0025】
以上のような判定を行うためのデータ処理方法は種々あり得るが、どのような方法が用いられてもよい。例えば、取得した透過光量の全部又は一部の値の積分値、累積値、各種平均値など、複数箇所の透過光量に係る複数の値の和に係る値を用いて判定が行われてもよい。例えば、積分値に基づいて、シート91の重なりを検出したい場合には、シート91が1枚のときに測定される透過光量の積分値とシート91が2枚のときに測定される透過光量の積分値との間に基準値を設定することで、透過光量の積分値がこの基準値より大きいか小さいかの判定に基づいて、シート91の重なりを検出することができる。
【0026】
同様に、搬送検査装置10によれば、シート91の他の異常も検出され得る。例えば、本来用いられるべきシート91と異なる種類のシート91が混入して用いられた場合や、シート91に印刷不良にあった場合なども、光電センサ30で測定される透過光量のパターンが、本来あるべき正しいときのパターンと異なることになる。したがって、同様に、光電センサ30で測定される透過光量に基づいて、これら異常も検出され得る。このように、本実施形態の搬送検査装置10は、シート91の、例えば、重なり枚数、位置ずれ、種類違い、及び印刷不良を含む各種の異常を検出することができる。
【0027】
制御装置40がシート91の異常を検出したとき、音、光、画像等を出力する報知機によって警告が出力されてもよい。また、シート91の異常が検出されたとき、制御装置40又は他の装置によって、容器製造装置1の動作が停止させられてもよい。
【0028】
容器製造装置1のオペレータのため、制御装置40で処理された情報は、ディスプレイ等に表示されてもよい。例えば、ディスプレイに図3に示したようなグラフが表示されてもよい。
【0029】
[搬送検査装置について]
インモールド成形では、シート91が2枚重なっていても、貼り付けられたシート91と容器との段差がほとんどない状態となり、このような不良を検出する手段は限られる。このため、本実施形態の搬送検査装置10のように、搬送段階でシート91の異常を検出する手段を設けることは有効である。
【0030】
また、インモールドラベルでは、シート91の厚さは、例えば、0.1mm未満である。このような薄いものが1枚であるか2枚であるかの判定を、厚さ測定器を用いて行おうとすると、測定器には高い精度が要求され、費用も高額になる。これに対して、本実施形態の搬送検査装置10では、比較的安価な光電センサ30を用いて、高精度にシート91の重なり枚数を判定することが可能である。
【0031】
光電センサ30を用いたシート91の重なりの検出において、原理的には一点の透過光量測定によっても検出が可能である。しかしながら、容器95のラベルに用いられるシート91などでは、位置に応じて色などが異なり、色などが異なれば透過光量が異なる。結果を判別しやすい色が異なったり、ラベルのデザインによってわずかな位置ずれによって透過光量が大きく異なることが生じたりする。したがって、この場合は、適切な重なり検出を行える透過光量測定位置をラベルごとに設定する必要が生じ得る。これに対して、本実施形態の搬送検査装置10では、線状に多数の点の透過光量を測定するので、ラベルのデザインに応じた測定位置の設定などを検討する必要が無い。また、多数点の測定結果に基づくので、検出精度が向上する。これは一点測定の場合の標準偏差σがn点測定の場合、σ/√nであることからも明らかである。
【0032】
光電センサ30に代えて、画像センサを用いることも可能である。しかしながら、搬送検査装置10では、シート91が搬送装置20によって移動しているので、一点のみの透過光量を測定する光電センサ30によっても、時間的に連続的に測定を行うことで、シート91上で線状に多数点の測定が可能である。したがって、比較的安価な光電センサ30を用いることで十分な精度を得ることができる。
【0033】
[変形例]
上述のデータ処理において、正常と異常とを判定する閾値は、何らかの手段を用いて予め設定してもよい。また、制御装置40は、例えばラベル種類が変更されるたびに閾値が自動設定されるように構成されていてもよい。すなわち、制御装置40は、十分な数のシート91についての透過光量のデータを取得し、それらの比較に基づいて、正常な場合の値を特定し、この値に基づいて、正常と異常とを判定するための基準値を決定してもよい。一般に、異常の発生頻度はそれほど高くないので、正常な場合の値が容易に取得されるため、制御装置40による基準値の設定も比較的容易である。制御装置40は、この基準値と、検査対象のシート91で測定された透過光量に係る値とを比較して、シート91に係る異常を検出することができる。
【0034】
上述の実施形態では、制御装置40によるデータ処理方法の一例として、積分値などの導出した値に基づいて、異常の有無などの判断をする例を示したが、これに限らない。例えば、制御装置40は、図3乃至図5に示したようなグラフのパターンに基づいて、異常の有無などの判断を行ってもよい。
【0035】
上述の実施形態では、成形装置70でダイレクトブロー成形が行われる例を示したがこれに限らない。例えば、容器製造装置1で射出成形や圧縮成形によるインモールド成形が行われる場合も、搬送検査装置10は同様に構成され得る。
【0036】
シート91は、インモールドラベルに限らず、各種のシートであってもよい。したがって、搬送検査装置10がシート91を搬送する目的は、種々あり得る。
【0037】
搬送装置20の搬送形態は種々あり得る。例えば、図1に示した場合のように、シート91は、回転軸23回り回転して搬送されなくてもよく、例えば直線的に搬送されてもよい。直線的な搬送の途中で光電センサ30による検査が行われると、検査点の軌跡は、直線状になる。
【0038】
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0039】
1:容器製造装置
10:搬送検査装置
20:搬送装置、21:吸着パッド、22:支持体、23:回転軸
30:光電センサ、31:投光部、32:受光部
40:制御装置
70:成形装置、71:成形金型
91:シート、93:パリソン、95:容器

図1
図2
図3
図4
図5