(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024011265
(43)【公開日】2024-01-25
(54)【発明の名称】尿飛散防止装置
(51)【国際特許分類】
E03D 13/00 20060101AFI20240118BHJP
【FI】
E03D13/00
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022113140
(22)【出願日】2022-07-14
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-06-27
(71)【出願人】
【識別番号】513019807
【氏名又は名称】株式会社パマック
(74)【代理人】
【識別番号】100134072
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 秀二
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 照雄
【テーマコード(参考)】
2D039
【Fターム(参考)】
2D039AA04
2D039DB04
2D039FA07
(57)【要約】
【課題】小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の改善を促し、小便器外に尿が飛散するのを効果的に防止することができるようにした尿飛散防止装置を提供する。
【解決手段】小便器2の両側縁において使用者Pの右腕Rおよび左腕Lを検出するための検出部8と、この検出部8の検出結果に基づいて小便器2の使用者Pに立ち位置および放尿姿勢の良否を案内する案内部9とを具備する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
小便器に対向する使用者の右腕および左腕を検出するための検出部と、
該検出部の検出結果に基づいて前記小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の良否を案内する案内部と、
を具備したことを特徴とする尿飛散防止装置。
【請求項2】
前記検出部は、使用者の右腕による接触で右腕を検出する右腕接触センサと、使用者の左腕による接触で左腕を検出する左腕接触センサとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の尿飛散防止装置。
【請求項3】
前記案内部は、立ち位置および放尿姿勢の良否を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の尿飛散防止装置。
【請求項4】
前記案内部は、立ち位置および放尿姿勢の良否を音で知らせる音発生部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の尿飛散防止装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小便器外への尿の飛散を防止するための尿飛散防止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の尿飛散防止装置として、従来、種々のものが提案されている。
【0003】
たとえば特許文献1には、小便器の使用者の位置を人体検知センサで検出し、この検出情報に基づいて視認装置や音声出力装置で立ち位置の是正を促すように構成した小便器が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、小便器の手前に近づくように使用者の立ち位置を誘導するために敷設する床マットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002-276011号公報
【特許文献2】特開2019-50986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、いずれも単に使用者の立ち位置を小便器に近い距離に是正する構成であるため、たとえば使用者が前傾や後傾したり、あるいは右向きや左向きになったりすると、すなわち使用者の放尿姿勢によって、使用者と小便器との距離が変わってしまうため、小便器外への尿の飛散を防止することができない虞がある。
【0007】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の改善を促し、小便器外に尿が飛散するのを効果的に防止することができるようにした尿飛散防止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る尿飛散防止装置は、小便器に対向する使用者の右腕および左腕を検出するための検出部と、この検出部の検出結果に基づいて小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の良否を案内する案内部とを具備したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の改善を促し、小便器外に尿が飛散するのを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
【
図1】本発明の第1実施形態に係る尿飛散防止装置を備えた小便器を示す斜視図。
【
図7】本発明の第2実施形態に係る尿飛散防止装置を備えた小便器を示す正面図。
【
図11】本発明の第3実施形態に係る尿飛散防止装置を備えた小便器を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1~
図3中、符号1は、本発明の第1実施形態に係る尿飛散防止装置1を備えた小便器2を示している。
【0013】
この小便器2は、小便(尿)Sを受けるボール面3を有する小便器本体4を備えている。
【0014】
また、この小便器本体4は、ボール面3の右側に右側縁部5、ボール面3の左側に左側縁部6、およびボール面3の上側に天部7を有している。
【0015】
このように構成された小便器2には、小便器2の右側縁部5および左側縁部6において小便器2に対向する使用者Pの右腕Rおよび左腕Lを検出するための検出部8と、この検出部8の検出結果に基づいて小便器2の使用者Pに立ち位置および放尿姿勢の良否を案内する案内部9が設けられている。
【0016】
検出部8は、使用者Pの右腕Rによる接触で右腕Rを検出する右腕接触センサ10と、使用者Pの左腕Lによる接触で左腕Lを検出する左腕接触センサ11を備え、右腕接触センサ10は小便器2の右側縁部5に、左腕接触センサ11は小便器2の左側縁部6に、それぞれ図示しないたとえば接着部材などによって取付けられている。
【0017】
さらに、この右腕接触センサ10は右腕Rの押圧で変位する右腕検出片12を有し、左腕接触センサ11は左腕Lの押圧で変位する左腕検出片13を有している。
【0018】
これら右腕検出片12および左腕検出片13は、小便器本体4の右側縁部5および左側縁部6にそれぞれに沿って縦長に形成され、使用者Pの身長の大小に対応できるようになっている。
【0019】
そして、使用者Pの右腕Rおよび左腕Lが右腕検出片12および左腕検出片13にそれぞれ同時に接触して押圧すると、使用者Pが適切な立ち位置および放尿姿勢であることが検出されるようになっている。
【0020】
案内部9は、小便器本体4の天部7上に図示しないたとえば接着部材などによって取付けられた表示器14を有している。
【0021】
この表示器14は、前面に表示部15を備え、この表示部15は、立ち位置および放尿姿勢が適切であることを青色表示の点灯により表示する青色表示部16および立ち位置および放尿姿勢が不適切であることを赤色表示の点灯により表示する赤色表示部17を有している。
【0022】
また、この表示器14は、右腕接触センサ10および左腕接触センサ11と電気的に接続されている。
【0023】
すなわち、
図4に示すように、右腕接触センサ10は、右腕検出片12の右腕Rの検出時に「開」となり非検出時に「閉」となる右第1スイッチ18および右腕検出片12の右腕Rの検出時に「閉」となり非検出時に「開」となる右第2スイッチ19を有している。
【0024】
また、左腕接触センサ11は、左腕検出片13の左腕Lの検出時に「開」となり非検出時に「閉」となる左第1スイッチ20および左腕検出片13の左腕Lの検出時に「閉」となり非検出時に「開」となる左第2スイッチ21を有している。
【0025】
右第1スイッチ18および左第1スイッチ20はそれぞれ、直列接続される赤色表示部17および電源22と並列に接続されている。
【0026】
右第2スイッチ19および左第2スイッチ21は直列に接続され、さらに直列接続される青色表示部16および電源22と直列に接続されている。
【0027】
しかして、
図4に示すように、使用者Pが小便器2から遠く、右腕Rおよび左腕Lが右腕検出片12および左腕検出片13にそれぞれ接触しない場合、右第1スイッチ18および左第1スイッチ20はいずれも「閉」、右第2スイッチ19および左第2スイッチ21はいずれも「開」になっている。
【0028】
したがって、赤色表示部17の赤色表示が点灯し、青色表示部16の青色表示は点灯しないので、立ち位置および放尿姿勢が不適切であることが赤色表示により使用者Pに案内される。
【0029】
ついで、
図5に示すように、使用者Pが小便器2に対し右前に傾いていて、右腕Rが右腕検出片12に接触し、左腕Lが左腕検出片13に接触しない場合、右第1スイッチ18が「開」、左第1スイッチ20が「閉」、右第2スイッチ19が「閉」、左第2スイッチ21が「開」になる。
【0030】
したがって、この場合も、赤色表示部17の赤色表示が点灯し、青色表示部16の青色表示は点灯しないので、立ち位置および放尿姿勢が不適切であることが赤色表示により使用者Pに案内される。
【0031】
ついで、
図6に示すように、使用者Pが小便器2に近く、右腕Rおよび左腕Lが右腕検出片12および左腕検出片13にそれぞれ接触する場合、右第1スイッチ18および左第1スイッチ20はいずれも「開」、右第2スイッチ19および左第2スイッチ21はいずれも「閉」になる。
【0032】
したがって、青色表示部16の青色表示が点灯し、赤色表示部17の赤色表示は点灯しないので、立ち位置および放尿姿勢が適切であることが青色表示により使用者Pに案内される。
【0033】
以上の構成によれば、小便器2の使用者Pに立ち位置および放尿姿勢の改善を促し、小便器2外に尿Sが飛散するのを効果的に防止することができる。
【0034】
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0035】
なお、本第2実施形態において、上述の第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0036】
本第2実施形態では、表示器14の表示部15は、
図7に示すように、「一歩前へ」の文字が表示された固定表示部31と、「OK!」の文字が表示され、点灯/消灯が可能な明暗表示部32とを有している。
【0037】
また、
図8に示すように、右腕接触センサ10は、右腕検出片12の右腕Rの検出時に「閉」となり非検出時に「開」となる右スイッチ33を有している。
【0038】
また、左腕接触センサ11は、左腕検出片13の左腕Lの検出時に「閉」となり非検出時に「開」となる左スイッチ34を有している。
【0039】
右スイッチ33および左スイッチ34は直列に接続され、さらに直列接続される明暗表示部32および電源22と直列に接続されている。
【0040】
しかして、使用者Pが小便器2から遠く、右腕Rおよび左腕Lが右腕検出片12および左腕検出片13にそれぞれ接触しない場合、右スイッチ33および左スイッチ34はいずれも「開」になっている。
【0041】
したがって、明暗表示部32は点灯しないので、固定表示部31の「一歩前へ」の表示により、立ち位置および放尿姿勢が不適切であることが使用者Pに案内される。
【0042】
ついで、
図9に示すように、使用者Pが小便器2に対し右前に傾いていて、右腕Rが右腕検出片12に接触し、左腕Lが左腕検出片13に接触しない場合、右スイッチ33が「閉」、左スイッチ34が「開」になる。
【0043】
したがって、この場合も、明暗表示部32は点灯しないので、固定表示部31の「一歩前へ」の文字表示により、立ち位置および放尿姿勢が不適切であることが使用者Pに案内される。
【0044】
ついで、
図10に示すように、使用者Pが小便器2に近接し、右腕Rおよび左腕Lが右腕検出片12および左腕検出片13にそれぞれ接触する場合、右スイッチ33および左スイッチ34はいずれも「閉」になる。
【0045】
したがって、明暗表示部32が点灯し、「OK!」の文字表示により、立ち位置および放尿姿勢が適切であることが使用者Pに案内される。
【0046】
このように構成しても、小便器2の使用者Pに立ち位置および放尿姿勢の改善を促し、小便器2外に尿Sが飛散するのを効果的に防止することができる。
【0047】
<第3実施形態>
以下、本発明の第3実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0048】
なお、本第3実施形態において、上述の第1および第2実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0049】
本第3実施形態では、表示器14の表示部15は、
図11に示すように、「一歩前へ」の文字が表示され、点灯/消灯が可能な第1明暗表示部41と、「OK!」の文字が表示され、点灯/消灯が可能な第2明暗表示部42とを有している。
【0050】
また、表示器14には、人を感知する人感センサスイッチ43が設けられている。
【0051】
さらに、
図12に示すように、右第1スイッチ18および左第1スイッチ20はそれぞれ、直列接続される第1明暗表示部41、電源22および人感センサスイッチ43と並列に接続されている。
【0052】
さらに、右第2スイッチ19および左第2スイッチ21は直列接続され、さらに直列接続される第2明暗表示部42および電源22と直列に接続されている。
【0053】
しかして、使用者Pが小便器2から遠く、人感センサスイッチ43に感知されない場合、右第1スイッチ18および左第1スイッチ20はいずれも「閉」にも係わらず第1明暗表示部41は点灯しない。
【0054】
また、右第2スイッチ19および左第2スイッチ21はいずれも「開」になっているため、第2明暗表示部42も点灯しない。
【0055】
したがって、使用者Pには何も案内されない。
【0056】
ついで、
図12に示すように、使用者Pが人感センサスイッチ43に感知され、右腕Rおよび左腕Lが右腕検出片12および左腕検出片13にそれぞれ接触しない場合、右第1スイッチ18および左第1スイッチ20はいずれも「閉」、右第2スイッチ19および左第2スイッチ21はいずれも「開」になっている。
【0057】
したがって、第1明暗表示部41が点灯し、第2明暗表示部42は点灯しないので、第1明暗表示部41の「一歩前へ」の表示により、立ち位置および放尿姿勢が不適切であることが使用者Pに案内される。
【0058】
ついで、
図13に示すように、使用者Pが小便器2に対し右前に傾いていて、右腕Rが右腕検出片12に接触し、左腕Lが左腕検出片13に接触しない場合、使用者Pは人感センサスイッチ43に感知され、右第1スイッチ18が「開」、左第1スイッチ20が「閉」、右第2スイッチ19が「閉」、左第2スイッチ21が「開」になる。
【0059】
したがって、この場合も、第1明暗表示部41が点灯し、第2明暗表示部42は点灯しないので、第1明暗表示部41の「一歩前へ」の表示により、立ち位置および放尿姿勢が不適切であることが使用者Pに報知される。
【0060】
ついで、
図14に示すように、使用者Pが小便器2に近接し、右腕Rおよび左腕Lが右腕検出片12および左腕検出片13にそれぞれ接触する場合、使用者Pは人感センサスイッチ43に感知され、右第1スイッチ18および左第1スイッチ20はいずれも「開」、右第2スイッチ19および左第2スイッチ21はいずれも「閉」になる。
【0061】
したがって、第2明暗表示部42が点灯し、第1明暗表示部41は点灯しないので、第2明暗表示部42の「OK!」の表示により、立ち位置および放尿姿勢が適切であることが使用者Pに報知される。
【0062】
このように構成しても、小便器2の使用者Pに立ち位置および放尿姿勢の改善を促し、小便器2外に尿Sが飛散するのを効果的に防止することができる。
【0063】
なお、上述の第1~3実施形態では、接触センサを用いたが、非接触センサたとえば近接センサなどを用いても良いことは勿論である。
【0064】
また、案内部は、表示部により案内する構成としたが、立ち位置および放尿姿勢の良否を音で知らせる音発生部を設け、たとえば音声や警告音などで案内するようにしてもよく、あるいは立ち位置および放尿姿勢の良否を物理的手段たとえば噴流や打撃などで案内するようにしてもよく、あるいはこれらを組合わせても良い。
【0065】
さらに、上述の実施形態では、検出部8と案内部9とを有線で接続するようにしたが、本発明はこれに限らず、無線で接続するようにしてもよい。
【0066】
これにより、検出部8と案内部9の取付け部位の自由度を増すことができる。
【0067】
すなわち、取付け部位を小便器2に限らず、壁部分とすることもできる。
【0068】
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に要約することができる。
【0069】
すなわち、本発明に係る尿飛散防止装置は、小便器に対向する使用者の右腕および左腕を検出するための検出部と、この検出部の検出結果に基づいて小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の良否を案内する案内部とを具備したことを特徴とするものである。
【0070】
上記本発明は、少なくとも下記実施形態を含むことができる。該実施形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
【0071】
(1)検出部は、使用者の右腕による接触で右腕を検出する右腕接触センサと、使用者の左腕による接触で左腕を検出する左腕接触センサとを備える。
【0072】
(2)案内部は、立ち位置および放尿姿勢の良否を表示する表示部を備える。
【0073】
(3)案内部は、立ち位置および放尿姿勢の良否を音で知らせる音発生部を備える。
【符号の説明】
【0074】
1 尿飛散防止装置
2 小便器
8 検出部
9 案内部
10 右腕接触センサ
11 左腕接触センサ
14 表示部
P 使用者
R 右腕
L 左腕
【手続補正書】
【提出日】2023-05-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
小便器に対向する使用者の右腕および左腕を検出するための検出部と、
該検出部の検出結果に基づいて前記小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の良否を案内する案内部と、
を具備し、
前記検出部は、使用者の右腕による接触で右腕を検出する右腕接触センサと、
使用者の左腕による接触で左腕を検出する左腕接触センサとを備えたことを特徴とする尿飛散防止装置。
【請求項2】
前記案内部は、立ち位置および放尿姿勢の良否を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の尿飛散防止装置。
【請求項3】
前記案内部は、立ち位置および放尿姿勢の良否を音で知らせる音発生部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の尿飛散防止装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る尿飛散防止装置は、小便器に対向する使用者の右腕および左腕を検出するための検出部と、この検出部の検出結果に基づいて小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の良否を案内する案内部とを具備し、検出部は、使用者の右腕による接触で右腕を検出する右腕接触センサと、使用者の左腕による接触で左腕を検出する左腕接触センサとを備えたことを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0069】
本発明に係る尿飛散防止装置は、小便器に対向する使用者の右腕および左腕を検出するための検出部と、この検出部の検出結果に基づいて小便器の使用者に立ち位置および放尿姿勢の良否を案内する案内部とを具備し、検出部は、使用者の右腕による接触で右腕を検出する右腕接触センサと、使用者の左腕による接触で左腕を検出する左腕接触センサとを備えたことを特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0072】
(1)案内部は、立ち位置および放尿姿勢の良否を表示する表示部を備える。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0073】
(2)案内部は、立ち位置および放尿姿勢の良否を音で知らせる音発生部を備える。