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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024112753
(43)【公開日】2024-08-21
(54)【発明の名称】作業車のための改良したタンク
(51)【国際特許分類】
B60K 15/073 20060101AFI20240814BHJP
E02F 9/00 20060101ALI20240814BHJP
【ＦＩ】
B60K15/073
E02F9/00 P
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】ＯＬ
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023123730
(22)【出願日】2023-07-28
(31)【優先権主張番号】23305167.1
(32)【優先日】2023-02-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(71)【出願人】
【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】弁理士法人Ｒ＆Ｃ
(72)【発明者】
【氏名】バイドゥ，オマール
(72)【発明者】
【氏名】清水 俊秀
(72)【発明者】
【氏名】岩本 正寿
【テーマコード（参考）】
2D015
3D038
【Ｆターム（参考）】
2D015CA00
3D038AB06
3D038CA16
3D038CB06
3D038CC20
(57)【要約】 （修正有）
【課題】フロントローダー等の作業車の作業機器に干渉するのを防止するタンク装置を提供する。
【解決手段】タンク装置（１）であって、主部（１０２）と副部（１０４）とを含み、副部（１０４）は、上部（１４０）と中間部（１３０）とを含み、上部（１４０）と中間部（１３０）とは、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って連続して配置されており、尿素タンク（２００）を収容する筐体を画定するように構成されており、尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレンを有しており、燃料タンク（１００）の副部（１０４）は、溝を有しており、溝は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、燃料タンク（１００）を通って延在しており、管が、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の副部（１０４）を通って、尿素タンク（２００）に接続することができるように適合されている。
【選択図】図１
【解決手段】タンク装置（１）であって、主部（１０２）と副部（１０４）とを含み、副部（１０４）は、上部（１４０）と中間部（１３０）とを含み、上部（１４０）と中間部（１３０）とは、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って連続して配置されており、尿素タンク（２００）を収容する筐体を画定するように構成されており、尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレンを有しており、燃料タンク（１００）の副部（１０４）は、溝を有しており、溝は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、燃料タンク（１００）を通って延在しており、管が、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の副部（１０４）を通って、尿素タンク（２００）に接続することができるように適合されている。
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンク装置（１）であって、
燃料タンク（１００）と、
尿素タンク（２００）と、を含み、
タンク装置は、前後方向（Ｘ－Ｘ）と横方向（Ｙ－Ｙ）と垂直方向（Ｚ－Ｚ）とを有しており、
燃料タンク（１００）は、燃料タンク本体（１１０）を含み、タンク本体（１１０）は、主部（１０２）と副部（１０４）とを含み、
副部（１０４）は、上部（１４０）と中間部（１３０）とを含み、上部（１４０）と中間部（１３０）とは、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って連続して配置されており、尿素タンク（２００）を収容する筐体を画定するように構成されており、
尿素タンク（２００）は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の前面から挿入して、前記筐体内での係合構成とすることができ、
係合構成において、尿素タンク（２００）の配置は、
－垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、副部（１０４）の上部（１４０）の下方であり、
－横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、中間部（１３０）と接しており、
－前後方向（Ｘ－Ｘ）に沿って、主部（１０２）と接しており、
尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレン（２２０）を有しており、
燃料タンク（１００）の副部（１０４）は、溝（１４４）を有しており、溝（１４４）は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、燃料タンク（１００）を通って延在しており、管が、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の副部（１０４）を通って、尿素タンク（２００）に接続することができるように適合されている、タンク装置（１）。
燃料タンク（１００）と、
尿素タンク（２００）と、を含み、
タンク装置は、前後方向（Ｘ－Ｘ）と横方向（Ｙ－Ｙ）と垂直方向（Ｚ－Ｚ）とを有しており、
燃料タンク（１００）は、燃料タンク本体（１１０）を含み、タンク本体（１１０）は、主部（１０２）と副部（１０４）とを含み、
副部（１０４）は、上部（１４０）と中間部（１３０）とを含み、上部（１４０）と中間部（１３０）とは、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って連続して配置されており、尿素タンク（２００）を収容する筐体を画定するように構成されており、
尿素タンク（２００）は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の前面から挿入して、前記筐体内での係合構成とすることができ、
係合構成において、尿素タンク（２００）の配置は、
－垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、副部（１０４）の上部（１４０）の下方であり、
－横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、中間部（１３０）と接しており、
－前後方向（Ｘ－Ｘ）に沿って、主部（１０２）と接しており、
尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレン（２２０）を有しており、
燃料タンク（１００）の副部（１０４）は、溝（１４４）を有しており、溝（１４４）は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、燃料タンク（１００）を通って延在しており、管が、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の副部（１０４）を通って、尿素タンク（２００）に接続することができるように適合されている、タンク装置（１）。
【請求項2】
請求項１に記載のタンク装置（１）であって、
尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレン（２２０）を有しており、タンク装置（１）は、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、タンク装置（１）上を流れることなく、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って排出することができるように構成されている、タンク装置（１）。
尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレン（２２０）を有しており、タンク装置（１）は、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、タンク装置（１）上を流れることなく、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って排出することができるように構成されている、タンク装置（１）。
【請求項3】
請求項１または２に記載のタンク装置（１）であって、
垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った、燃料タンク（１００）と尿素タンク（２００）との下方に配置されたタンク支持部（３００）をさらに含み、
タンク支持部（３００）には、切り欠き（３２２）が設けられており、尿素タンク（２００）が燃料タンク（１００）内での係合構成である時に、尿素ドレン（２２０）は、切り欠き（３２２）の前に位置するようになっている、タンク装置（１）。
垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った、燃料タンク（１００）と尿素タンク（２００）との下方に配置されたタンク支持部（３００）をさらに含み、
タンク支持部（３００）には、切り欠き（３２２）が設けられており、尿素タンク（２００）が燃料タンク（１００）内での係合構成である時に、尿素ドレン（２２０）は、切り欠き（３２２）の前に位置するようになっている、タンク装置（１）。
【請求項4】
請求項３に記載のタンク装置（１）であって、
切り欠き（３２２）は、燃料タンク（１００）のタンク支持部（３００）の前面から延在している、タンク装置（１）。
切り欠き（３２２）は、燃料タンク（１００）のタンク支持部（３００）の前面から延在している、タンク装置（１）。
【請求項5】
請求項３または４に記載のタンク装置（１）であって、
切り欠き（３２２）と尿素ドレン（２２０）とは、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、タンク支持部（３００）上を流れることなく排出することができるように配置されている、タンク装置（１）。
切り欠き（３２２）と尿素ドレン（２２０）とは、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、タンク支持部（３００）上を流れることなく排出することができるように配置されている、タンク装置（１）。
【請求項6】
請求項３から５のいずれか１項に記載のタンク装置（１）であって、
燃料タンクの副部（１０４）は、基部（１２０）を含み、基部（１２０）は、係合構成において、尿素タンク（２００）が、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、基部（１２０）と上部（１４０）との間に配置されるように形成されており、
燃料タンク（１００）の基部（１２０）には、切り欠き（１２２）が設けられており、尿素タンク（２００）が燃料タンク（１００）内での係合構成である時に、尿素ドレン（２２０）は、切り欠き（１２２）の前に位置するようになっている、タンク装置（１）。
燃料タンクの副部（１０４）は、基部（１２０）を含み、基部（１２０）は、係合構成において、尿素タンク（２００）が、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、基部（１２０）と上部（１４０）との間に配置されるように形成されており、
燃料タンク（１００）の基部（１２０）には、切り欠き（１２２）が設けられており、尿素タンク（２００）が燃料タンク（１００）内での係合構成である時に、尿素ドレン（２２０）は、切り欠き（１２２）の前に位置するようになっている、タンク装置（１）。
【請求項7】
請求項６に記載のタンク装置（１）であって、
切り欠き（１２２）は、燃料タンク（１００）の基部（１２０）の前面から延在しており、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、基部（１２０）を通って延在している、タンク装置（１）。
切り欠き（１２２）は、燃料タンク（１００）の基部（１２０）の前面から延在しており、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、基部（１２０）を通って延在している、タンク装置（１）。
【請求項8】
請求項６または７に記載のタンク装置（１）であって、
切り欠き（１２２）と尿素ドレン（２２０）とは、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、燃料タンク（１００）の基部（１２０）上を流れることなく排出することができるように配置されている、タンク装置（１）。
切り欠き（１２２）と尿素ドレン（２２０）とは、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、燃料タンク（１００）の基部（１２０）上を流れることなく排出することができるように配置されている、タンク装置（１）。
【請求項9】
請求項６から８のいずれか１項に記載のタンク装置（１）であって、
タンク支持部（３００）は、横アバットメント（３１０）を含み、横アバットメント（３１０）は、前後方向（Ｘ－Ｘ）に沿って、アバットメントを形成するように適合されている、タンク装置（１）。
タンク支持部（３００）は、横アバットメント（３１０）を含み、横アバットメント（３１０）は、前後方向（Ｘ－Ｘ）に沿って、アバットメントを形成するように適合されている、タンク装置（１）。
【請求項10】
請求項１から９のいずれか１項に記載のタンク装置（１）であって、
尿素タンク（２００）は、尿素タンク（２００）の上面に尿素入口（２０２）を有しており、尿素入口（２０２）は、燃料タンク（１００）の副部（１０４）に形成された貫通孔を通る管および／またはラインと接続するように構成されている、タンク装置（１）。
尿素タンク（２００）は、尿素タンク（２００）の上面に尿素入口（２０２）を有しており、尿素入口（２０２）は、燃料タンク（１００）の副部（１０４）に形成された貫通孔を通る管および／またはラインと接続するように構成されている、タンク装置（１）。
【請求項11】
請求項１から１０のいずれか１項に記載のタンク装置（１）であって、
燃料タンク（１００）の上部（１４０）は、工具箱を収納するように適合された凹部（１４５）を有している、タンク装置（１）。
燃料タンク（１００）の上部（１４０）は、工具箱を収納するように適合された凹部（１４５）を有している、タンク装置（１）。
【請求項12】
請求項１１に記載のタンク装置（１）であって、
凹部（１４５）は、凹部に挿入された工具箱が、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、燃料タンク（１００）の上部（１４０）から突出しないように構成されている、タンク装置（１）。
凹部（１４５）は、凹部に挿入された工具箱が、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、燃料タンク（１００）の上部（１４０）から突出しないように構成されている、タンク装置（１）。
【請求項13】
請求項１から１２のいずれか１項に記載のタンク装置（１）であって、
止め具（２０）をさらに含み、止め具（２０）は、燃料タンク（１００）の筐体内での係合構成にある尿素タンク（２００）を固定するように適合されている、タンク装置（１）。
止め具（２０）をさらに含み、止め具（２０）は、燃料タンク（１００）の筐体内での係合構成にある尿素タンク（２００）を固定するように適合されている、タンク装置（１）。
【請求項14】
請求項１から１３のいずれか１項に記載のタンク装置（１）であって、
燃料タンク（１００）の中間部（１３０）は、肩部（１３２）を含み、
尿素タンク（２００）は、段部（２３２）を含み、段部（２３２）は、係合構成において、肩部（１３２）の下方に嵌まるように適合されている、タンク装置（１）。
燃料タンク（１００）の中間部（１３０）は、肩部（１３２）を含み、
尿素タンク（２００）は、段部（２３２）を含み、段部（２３２）は、係合構成において、肩部（１３２）の下方に嵌まるように適合されている、タンク装置（１）。
【請求項15】
請求項１から１４のいずれか１項に記載のタンク装置（１）であって、
燃料タンク（１００）と尿素タンク（２００）とは、案内手段を含み、案内手段は、燃料タンク（１００）によって画定される筐体内への尿素タンク（２００）の挿入を案内するように適合されている、タンク装置（１）。
燃料タンク（１００）と尿素タンク（２００）とは、案内手段を含み、案内手段は、燃料タンク（１００）によって画定される筐体内への尿素タンク（２００）の挿入を案内するように適合されている、タンク装置（１）。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラクター等の農作業機のためのタンクに関する。
【背景技術】
【0002】
トラクター等の作業車は、通常、燃料タンクと尿素タンクとを含む燃料タンクアセンブリを含む。これら２つのタンクは、別個のものであり、従来の構成である。燃料タンクは、基礎となる下部と、幅が小さい上部と、を含む。さらに、尿素タンクは、燃料タンクと並べて配置する。このような構成は、従来から用いられており、両方のタンクに対する容易な充填を確実にする。しかしながら、使用後に尿素タンクを空にする際に、課題が生じることがある。流体の流れが、尿素タンクと燃料タンクとの配置によって限定されるためである。
【0003】
加えて、作業者は、これら２つのタンクの上方に工具箱を収容することが多く、作業車でしばしば使用するフロントローダーと干渉してしまう。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、これらの技術的な課題に対する解決策を提供することを目的とする。
【0005】
本発明は、タンク装置であって、
燃料タンクと、
尿素タンクと、を含み、
タンク装置は、前後方向と横方向と垂直方向とを有しており、
燃料タンクは、燃料タンク本体を含み、タンク本体は、主部と副部とを含み、
副部は、上部と中間部とを含み、上部と中間部とは、垂直方向に沿って連続して配置されており、尿素タンクを収容する筐体を画定するように構成されており、
尿素タンクは、横方向に沿って燃料タンクの前面から挿入して、前記筐体内での係合構成とすることができ、
係合構成において、尿素タンクの配置は、
－垂直方向に沿って、副部の上部の下方であり、
－横方向に沿って、中間部と接しており、
－前後方向に沿って、主部と接しており、
尿素タンクは、垂直方向に沿った尿素タンクの下部に尿素ドレンを有しており、
燃料タンクの副部は、溝を有しており、溝は、横方向に沿って、燃料タンクを通って延在しており、管が、横方向に沿って燃料タンクの副部を通って、尿素タンクに接続することができるように適合されている、タンク装置に関する。
燃料タンクと、
尿素タンクと、を含み、
タンク装置は、前後方向と横方向と垂直方向とを有しており、
燃料タンクは、燃料タンク本体を含み、タンク本体は、主部と副部とを含み、
副部は、上部と中間部とを含み、上部と中間部とは、垂直方向に沿って連続して配置されており、尿素タンクを収容する筐体を画定するように構成されており、
尿素タンクは、横方向に沿って燃料タンクの前面から挿入して、前記筐体内での係合構成とすることができ、
係合構成において、尿素タンクの配置は、
－垂直方向に沿って、副部の上部の下方であり、
－横方向に沿って、中間部と接しており、
－前後方向に沿って、主部と接しており、
尿素タンクは、垂直方向に沿った尿素タンクの下部に尿素ドレンを有しており、
燃料タンクの副部は、溝を有しており、溝は、横方向に沿って、燃料タンクを通って延在しており、管が、横方向に沿って燃料タンクの副部を通って、尿素タンクに接続することができるように適合されている、タンク装置に関する。
【0006】
例において、尿素タンクは、垂直方向に沿った尿素タンクの下部に尿素ドレンを有しており、タンク装置は、尿素ドレンから流れる流体が、タンク装置上を流れることなく、垂直方向に沿って排出することができるように構成されている。
【0007】
例において、垂直方向に沿った、燃料タンクと尿素タンクとの下方に配置されたタンク支持部をさらに含み、
タンク支持部には、切り欠きが設けられており、尿素タンクが燃料タンク内での係合構成である時に、尿素ドレンは、切り欠きの前に位置するようになっている。
タンク支持部には、切り欠きが設けられており、尿素タンクが燃料タンク内での係合構成である時に、尿素ドレンは、切り欠きの前に位置するようになっている。
【0008】
例において、切り欠きは、燃料タンクのタンク支持部（３００）の前面から延在している。
【0009】
例において、切り欠きと尿素ドレンとは、尿素ドレンから流れる流体が、タンク支持部上を流れることなく排出することができるように配置されている。
【0010】
例において、燃料タンクの副部は、基部を含み、基部は、係合構成において、尿素タンクが、垂直方向に沿って、基部と上部との間に配置されるように形成されており、
燃料タンクの基部には、切り欠きが設けられており、尿素タンクが燃料タンク内での係合構成である時に、尿素ドレンは、切り欠きの前に位置するようになっている。
燃料タンクの基部には、切り欠きが設けられており、尿素タンクが燃料タンク内での係合構成である時に、尿素ドレンは、切り欠きの前に位置するようになっている。
【0011】
例において、切り欠きは、燃料タンクの基部の前面から延在しており、垂直方向に沿って、基部を通って延在している。
【0012】
例において、切り欠きと尿素ドレンとは、尿素ドレンから流れる流体が、燃料タンクの基部上を流れることなく排出することができるように配置されている。
【0013】
例において、タンク支持部は、横アバットメントを含み、横アバットメントは、前後方向に沿って、アバットメントを形成するように適合されている。
【0014】
例において、尿素タンクは、尿素タンクの上面に尿素入口を有しており、尿素入口は、燃料タンクの副部に形成された貫通孔を通る管および／またはラインと接続するように構成されている。
【0015】
例において、燃料タンクの上部は、工具箱を収納するように適合された凹部を有している。
【0016】
例において、凹部は、凹部に挿入された工具箱が、垂直方向に沿って、燃料タンクの上部から突出しないように構成されている。
【0017】
例において、タンク装置は、止め具をさらに含み、止め具は、燃料タンクの筐体内での係合構成にある尿素タンクを固定するように適合されている。
【0018】
例において、燃料タンクの中間部は、肩部を含み、
尿素タンクは、段部を含み、段部は、係合構成において、肩部の下方に嵌まるように適合されている。
尿素タンクは、段部を含み、段部は、係合構成において、肩部の下方に嵌まるように適合されている。
【0019】
例において、燃料タンクと尿素タンクとは、案内手段を含み、案内手段は、燃料タンクによって画定される筐体内への尿素タンクの挿入を案内するように適合されている。
【図面の簡単な説明】
【0020】
本発明およびその各利点は、非限定的な例としての、以下の本発明の様々な実施形態の詳細な記載を読むことで、より良く理解できるであろう。本記載は、添付図面の各頁を参照するものである。
【0021】
【図1】本発明の第１実施形態の模式図である。
【0022】
【図2】本発明の第１実施形態の他の図である。
【0023】
【図3】本発明の第１実施形態であって、尿素タンクを取り除いた、他の図である。
【0024】
【図4】本発明の第１実施形態であって、尿素タンクの中央を通る面に沿う断面図である。
【0025】
【図5】本発明の第２実施形態の模式図である。
【0026】
【図6】本発明の第２実施形態の他の図である。
【0027】
【図7】本発明の第２実施形態の他の図である。
【0028】
【図8】本発明の第２実施形態の他の図である。
【0029】
すべての図において、同様の要素は同一の参照番号によって示す。
【発明を実施するための形態】
【0030】
【0031】
【0032】
図示するタンク装置１は、燃料タンク１００と尿素タンク２００とを含み、これらは別個のタンクである。
【0033】
図示する燃料タンク１００は、燃料タンク本体１１０を含み、燃料タンク本体１１０は、主部１０２と副部１０４とを有する。
【0034】
副部１０４は、上部１４０と中間部１３０とを含み、これらは、垂直方向に沿って、上方から下方へ連続して配置されている。
【0035】
燃料タンク本体１１０は、燃料を貯蔵するように適合された内部容積を有する。燃料タンク本体は、主方向Ｘ－Ｘに延在する。主方向Ｘ－Ｘは、作業車の前後方向に対応するものと定義される。垂直方向は、垂直軸Ｚ－Ｚと定義され、幅方向Ｙ－Ｙは、垂直方向Ｚ－Ｚと主方向Ｘ－Ｘとの両方に垂直であると定義される。燃料タンク１００の前面は、幅方向に沿うものと定義され、作業車の外側に面する燃料タンクの面として設計されている。図示する実施形態において、主部１０２と副部１０４とは、主方向Ｘ－Ｘに沿って連続して配置されている。
【0036】
例えば、トラクターに実装されると、タンク装置１は、典型的には、トラクターの本体の中間部の、エンジンルームとトラクターキャブとの間に配置され、このとき、燃料タンク本体の主方向Ｘ－Ｘはトラクターの前後方向に対応し、幅方向Ｙ－Ｙはトラクターの横方向に対応し、燃料タンク１００の前面は、トラクターの横側面から突出する。燃料タンク本体１１０の前面または上面、典型的には、上部１４０の前面または上面には、燃料入口１４２が設けられており、燃料入口は、燃料タンク１００に燃料を充填することを可能にするように適合されている。
【0037】
燃料タンク本体１１０の副部１０４は、尿素タンク２００を受けるように適合された筐体を画定するように構成されている。筐体は、典型的には、中間部１３０によって画定される。
【0038】
筐体を画定するために、燃料タンク本体１１０は、典型的には、中間部が、尿素タンク２００を収容するように適合された筐体を画定する凹部を有するように、画定されている。筐体は、燃料タンク１００の前面で開くようになっている。筐体は、垂直方向Ｚ－Ｚに沿って上部１４０の下方に、幅方向Ｙ－Ｙに沿って中間部１３０の前に、主方向Ｘ－Ｘに沿って燃料タンク１００の主部１０２と並んで、尿素タンクを挿入することができるように、画定されている。
【0039】
尿素タンク２００は、典型的には、燃料タンク１００の前面から、燃料タンク１００の幅方向に沿って滑り込ませることによって、燃料タンク１００によって画定される筐体内に挿入されるように適合されている。したがって、尿素タンク２００は、燃料タンク１００の筐体内に係合させることができる。以下の記載において、尿素タンク２００の燃料タンク１００内での係合構成は、尿素タンク２００が燃料タンク１００の筐体内に完全に係合している構成、すなわち、尿素タンク２００が、幅方向Ｙ－Ｙに沿って、燃料タンク１００の中間部１３０に接している構成を意味する。
【0040】
燃料タンク１００は、典型的には、燃料タンク１００によって画定される筐体内での尿素タンク２００の移動を案内するように適合されている案内手段を含む。
【0041】
尿素タンク２００は、燃料タンク１００によって画定される筐体内で係合するように適合された形状を有する。尿素タンク２００の形状は、典型的には、燃料タンク１００によって画定される筐体の形状と相補的である。ただし、図に示す形状は、実施形態例のみを意図しており、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
【0042】
尿素タンク２００は、典型的には、前面の頂部に設けられる尿素入口を有する。図示する実施形態において、尿素入口２０２は、尿素タンクの前面と頂面との間の傾斜部に設けられている。尿素入口２０２は、尿素タンク２００の充填を可能にするように適合されている。
【0043】
尿素タンク２００には、プラグアセンブリ２１０が設けられている。プラグアセンブリ２１０は、ここでは、尿素タンク２００の頂面に設けられている。プラグアセンブリ２１０は、尿素タンク２００を制御ユニットおよび作業車のエンジンに接続するように構成されている。
【0044】
燃料タンク１００の上部１４０には、典型的には、溝１４４が設けられており、尿素タンク２００を燃料タンク１００の筐体内に挿入する際に、プラグアセンブリ２１０を収容するようになっており、また、プラグアセンブリ２１０と接続されるように適合されたコネクタを収容するようになっている。溝１４４は、幅方向Ｙ－Ｙに沿って、燃料タンク１００の幅方向に延在して、貫通孔を画定している。これにより、管、パイプ、およびコネクタを、燃料タンク１００を通して、尿素タンク２００のプラグアセンブリ２１０に接続することができる。溝１４４の外横側面に溝カバー１４６を配置して、プラグアセンブリ２１０と、溝１４４内の様々な管およびパイプと、を、外部の要素および突出物から保護することができる。図示する溝カバー１４６は、溝１４４を覆うように形成されているとともに、尿素入口２０２の背後に位置する。
【0045】
タンク装置１には、典型的には、止め具２０が設けられている。止め具２０は、尿素タンク２００が係合構成である時に、尿素タンク２００を、燃料タンク１００の筐体内の所定の位置にロックするように適合されている。図示する実施形態において、止め具２０は、尿素タンク２００の前面と、燃料タンク１００の前面と、に設けられている。この実施形態は、例のみを意図しており、止め具２０は、作業者にとって容易に手が届く、任意の適切な箇所に位置させることができ、タンク装置１には、同一または異なる、１または複数のこのような止め具２０を設けることができる、ことが理解できる。図示する実施形態において、止め具２０は、ネジ等の筐体係合手段によって燃料タンク１００と尿素タンク２００との両方に組み付けるタブを含む。
【0046】
尿素タンク２００には、ドレン２２０が設けられており、ドレン２２０は、尿素タンク２００の底側に配置されている。ドレン２２０は、作業者が、尿素タンク２００の中身を空にすることを可能にするように適合されている。
【0047】
ドレン２２０は、典型的には、尿素タンク２００の前面の近位に配置されており、作業者にとって容易に手が届くようになっている。実施形態例によると、ドレン２２０は、尿素タンク２００の前面から２０ｃｍ以内に位置しており、典型的には、尿素タンク２００の前面から１０ｃｍ以内に位置している。
【0048】
【0049】
したがって、タンク装置１は、タンク支持部３００に支持されている。
【0050】
タンク支持部３００には、切り欠き３２２が設けられており、切り欠き３２２は、尿素タンクが燃料タンク１００によって画定される筐体内での係合構成である時に、尿素ドレン２２０が切り欠き３２２の前に位置するように形成されている。切り欠き３２２は、垂直方向Ｚ－Ｚに沿って、タンク支持部３００の厚さ方向全体を通って延在しており、尿素がドレン２２０から流れる時に、尿素がタンク支持部３００に接触することなく、燃料タンク１００を通って流れることができるようになっている。すなわち、尿素を、タンク支持部３００上を流れることなく、尿素タンク２００のドレン２２０から、地面または入れ物に、直接的に排出することができる。このような構成によって、尿素タンク２００が、燃料タンク１００の筐体内に係合したままの状態で、尿素の流れを増加させ、それによって、尿素タンク２００のドレン操作の速度を上げることが可能になる。
【0051】
図示する実施形態において、タンク支持部３００は、横アバットメント３１０を含み、横アバットメント３１０は、前後方向Ｘ－Ｘに沿って、アバットメントを形成するように適合されている。アバットメント３１０は、例えば、作業車が急停止した場合に、タンク装置１が前後方向Ｘ－Ｘに沿って前方に移動するのを防止するように適合されている。同様のアバットメントをさらに設けて、急加速の場合に、前後方向Ｘ－Ｘに沿った後方への変位を防止することもできる。すなわち、タンク支持部３００は、主方向Ｘ－Ｘ、すなわち前後方向Ｘ－Ｘに沿ったタンク装置１の変位を防止するように適合されるアバットメントを含むことができる。
【0052】
実施形態において、燃料タンク１００の上部１４０は、工具箱を収納するように適合された凹部１４５を有する。この凹部１４５は、工具箱を、その頂部が垂直方向Ｚ－Ｚに沿って燃料タンク１００の上部１４０から突出しないように、内部に嵌めることができるように構成されている。
【0053】
このような構成によって、工具箱を収納するとともに、フロントローダー等の作業車の作業機器に干渉するのを防止することが可能になる。加えて、工具箱の位置が下がり、運転手にとっての可視性の向上が可能になる。
【0054】
また、工具箱は、凹部１４５の形状によって所定の位置に維持することができ、凹部１４５から取り出すことなく、作業者が直接開けることができる。これによって、工具箱の使用が容易になる。
【0055】
【0056】
この実施形態において、燃料タンク１００の副部１０４は、垂直方向Ｚ－Ｚに沿った中間部１３０の下方に形成された基部１２０を含む。
【0057】
したがって、この実施形態において、尿素タンク２００を収容する筐体は、垂直方向Ｚ－Ｚに沿って、基部１２０と上部１４０との間に画定されている。基部１２０は、タンク支持部３００上に配置されており、タンク支持部３００に支持されている。
【0058】
この実施形態において、燃料タンク１００の基部１２０には、切り欠き１２２が設けられており、切り欠き１２２は、尿素タンク２００が燃料タンク１００の筐体内に係合する時、ドレン２２０と、タンク支持部３００に形成された切り欠き３２２と、と一列に並ぶように適合されている。
【0059】
切り欠き１２２は、垂直方向Ｚ－Ｚに沿って、燃料タンク１００の基部１２０の厚さ方向全体を通って延在しており、尿素がドレン２２０から流れる時に、尿素が燃料タンク１００に接触することなく、より正確には、燃料タンク１００の基部１２０にもタンク支持部３００にも接触することなく、燃料タンク１００を通って流れることができるようになっている。すなわち、尿素を、燃料タンク１００上またはタンク支持部３００上を流れることなく、尿素タンク２００のドレン２２０から、地面または入れ物に、直接的に排出することができる。このような構成によって、尿素タンク２００が、燃料タンク１００の筐体内に係合したままの状態で、尿素の流れを増加させ、それによって、尿素タンク２００のドレン操作の速度を上げることが可能になる。
【0060】
開示する実施形態において、燃料タンク１００の中間部１３０は、高さの異なる２つの肩部１３２を画定する。尿素タンク２００は、対応する２つの段部２３２を含み、段部２３２は、尿素タンク２００が筐体に係合する時、燃料タンク１００の肩部１３０の下方に嵌まるように適合されている。この構成によって、尿素タンク２００の適切な維持を確実にし、筐体の開口の方に傾くのを防止する。
【0061】
開示する実施形態によって、尿素タンク２００の適切な保持を確実にしつつ、燃料タンク１００の容積を最大化した、改良したタンク装置１を提供することが可能になる。加えて、尿素タンク２００の様々な入口や出口には容易に手が届くことで、尿素タンクの適切な接続を確実にし、尿素タンク２００の充填および排出が容易になる。
【0062】
具体的な例としての実施形態を参照して本発明について記載したが、請求項で定義する本発明の一般的な範囲から逸脱することなく、これらの例を改変および変更できることは明らかである。特に、説明／言及した様々な実施形態の個々の特徴は、組み合わせて追加的な実施形態とすることができる。結果的に、明細書および図面は、制限的な意味ではなく例示的な意味で考慮しなければならない。
【0063】
ある方法を参照して説明したすべての特徴は、単独でまたは組み合わせて、ある装置に転置することができ、逆に、ある装置を参照して説明したすべての特徴は、単独でまたは組み合わせて、ある方法に転置され得ることも明らかである。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【手続補正書】
【提出日】2024-01-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンク装置（１）であって、
燃料タンク（１００）と、
尿素タンク（２００）と、を含み、
タンク装置は、前後方向（Ｘ－Ｘ）と横方向（Ｙ－Ｙ）と垂直方向（Ｚ－Ｚ）とを有しており、
燃料タンク（１００）は、燃料タンク本体（１１０）を含み、タンク本体（１１０）は、主部（１０２）と副部（１０４）とを含み、
副部（１０４）は、上部（１４０）と中間部（１３０）とを含み、上部（１４０）と中間部（１３０）とは、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って連続して配置されており、尿素タンク（２００）を収容する筐体を画定するように構成されており、
尿素タンク（２００）は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の前面から挿入して、前記筐体内での係合構成とすることができ、
係合構成において、尿素タンク（２００）の配置は、
－垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、副部（１０４）の上部（１４０）の下方であり、
－横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、中間部（１３０）と接しており、
－前後方向（Ｘ－Ｘ）に沿って、主部（１０２）と接しており、
尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレン（２２０）を有しており、
燃料タンク（１００）の副部（１０４）は、溝（１４４）を有しており、溝（１４４）は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、燃料タンク（１００）を通って延在しており、管が、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の副部（１０４）を通って、尿素タンク（２００）に接続することができるように適合されている、タンク装置（１）。
燃料タンク（１００）と、
尿素タンク（２００）と、を含み、
タンク装置は、前後方向（Ｘ－Ｘ）と横方向（Ｙ－Ｙ）と垂直方向（Ｚ－Ｚ）とを有しており、
燃料タンク（１００）は、燃料タンク本体（１１０）を含み、タンク本体（１１０）は、主部（１０２）と副部（１０４）とを含み、
副部（１０４）は、上部（１４０）と中間部（１３０）とを含み、上部（１４０）と中間部（１３０）とは、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って連続して配置されており、尿素タンク（２００）を収容する筐体を画定するように構成されており、
尿素タンク（２００）は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の前面から挿入して、前記筐体内での係合構成とすることができ、
係合構成において、尿素タンク（２００）の配置は、
－垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、副部（１０４）の上部（１４０）の下方であり、
－横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、中間部（１３０）と接しており、
－前後方向（Ｘ－Ｘ）に沿って、主部（１０２）と接しており、
尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレン（２２０）を有しており、
燃料タンク（１００）の副部（１０４）は、溝（１４４）を有しており、溝（１４４）は、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って、燃料タンク（１００）を通って延在しており、管が、横方向（Ｙ－Ｙ）に沿って燃料タンク（１００）の副部（１０４）を通って、尿素タンク（２００）に接続することができるように適合されている、タンク装置（１）。
【請求項2】
請求項１に記載のタンク装置（１）であって、
尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレン（２２０）を有しており、タンク装置（１）は、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、タンク装置（１）上を流れることなく、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って排出することができるように構成されている、タンク装置（１）。
尿素タンク（２００）は、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った尿素タンク（２００）の下部に尿素ドレン（２２０）を有しており、タンク装置（１）は、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、タンク装置（１）上を流れることなく、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って排出することができるように構成されている、タンク装置（１）。
【請求項3】
請求項１に記載のタンク装置（１）であって、
垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った、燃料タンク（１００）と尿素タンク（２００）との下方に配置されたタンク支持部（３００）をさらに含み、
タンク支持部（３００）には、切り欠き（３２２）が設けられており、尿素タンク（２００）が燃料タンク（１００）内での係合構成である時に、尿素ドレン（２２０）は、切り欠き（３２２）の前に位置するようになっている、タンク装置（１）。
垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿った、燃料タンク（１００）と尿素タンク（２００）との下方に配置されたタンク支持部（３００）をさらに含み、
タンク支持部（３００）には、切り欠き（３２２）が設けられており、尿素タンク（２００）が燃料タンク（１００）内での係合構成である時に、尿素ドレン（２２０）は、切り欠き（３２２）の前に位置するようになっている、タンク装置（１）。
【請求項4】
請求項３に記載のタンク装置（１）であって、
切り欠き（３２２）は、燃料タンク（１００）のタンク支持部（３００）の前面から延在している、タンク装置（１）。
切り欠き（３２２）は、燃料タンク（１００）のタンク支持部（３００）の前面から延在している、タンク装置（１）。
【請求項5】
請求項３に記載のタンク装置（１）であって、
切り欠き（３２２）と尿素ドレン（２２０）とは、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、タンク支持部（３００）上を流れることなく排出することができるように配置されている、タンク装置（１）。
切り欠き（３２２）と尿素ドレン（２２０）とは、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、タンク支持部（３００）上を流れることなく排出することができるように配置されている、タンク装置（１）。
【請求項6】
請求項３に記載のタンク装置（１）であって、
燃料タンクの副部（１０４）は、基部（１２０）を含み、基部（１２０）は、係合構成において、尿素タンク（２００）が、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、基部（１２０）と上部（１４０）との間に配置されるように形成されており、
燃料タンク（１００）の基部（１２０）には、切り欠き（１２２）が設けられており、尿素タンク（２００）が燃料タンク（１００）内での係合構成である時に、尿素ドレン（２２０）は、切り欠き（１２２）の前に位置するようになっている、タンク装置（１）。
燃料タンクの副部（１０４）は、基部（１２０）を含み、基部（１２０）は、係合構成において、尿素タンク（２００）が、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、基部（１２０）と上部（１４０）との間に配置されるように形成されており、
燃料タンク（１００）の基部（１２０）には、切り欠き（１２２）が設けられており、尿素タンク（２００）が燃料タンク（１００）内での係合構成である時に、尿素ドレン（２２０）は、切り欠き（１２２）の前に位置するようになっている、タンク装置（１）。
【請求項7】
請求項６に記載のタンク装置（１）であって、
切り欠き（１２２）は、燃料タンク（１００）の基部（１２０）の前面から延在しており、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、基部（１２０）を通って延在している、タンク装置（１）。
切り欠き（１２２）は、燃料タンク（１００）の基部（１２０）の前面から延在しており、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、基部（１２０）を通って延在している、タンク装置（１）。
【請求項8】
請求項６に記載のタンク装置（１）であって、
切り欠き（１２２）と尿素ドレン（２２０）とは、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、燃料タンク（１００）の基部（１２０）上を流れることなく排出することができるように配置されている、タンク装置（１）。
切り欠き（１２２）と尿素ドレン（２２０）とは、尿素ドレン（２２０）から流れる流体が、燃料タンク（１００）の基部（１２０）上を流れることなく排出することができるように配置されている、タンク装置（１）。
【請求項9】
請求項６に記載のタンク装置（１）であって、
タンク支持部（３００）は、横アバットメント（３１０）を含み、横アバットメント（３１０）は、前後方向（Ｘ－Ｘ）に沿って、アバットメントを形成するように適合されている、タンク装置（１）。
タンク支持部（３００）は、横アバットメント（３１０）を含み、横アバットメント（３１０）は、前後方向（Ｘ－Ｘ）に沿って、アバットメントを形成するように適合されている、タンク装置（１）。
【請求項10】
請求項１に記載のタンク装置（１）であって、
尿素タンク（２００）は、尿素タンク（２００）の上面に尿素入口（２０２）を有しており、尿素入口（２０２）は、燃料タンク（１００）の副部（１０４）に形成された貫通孔を通る管および／またはラインと接続するように構成されている、タンク装置（１）。
尿素タンク（２００）は、尿素タンク（２００）の上面に尿素入口（２０２）を有しており、尿素入口（２０２）は、燃料タンク（１００）の副部（１０４）に形成された貫通孔を通る管および／またはラインと接続するように構成されている、タンク装置（１）。
【請求項11】
請求項１に記載のタンク装置（１）であって、
燃料タンク（１００）の上部（１４０）は、工具箱を収納するように適合された凹部（１４５）を有している、タンク装置（１）。
燃料タンク（１００）の上部（１４０）は、工具箱を収納するように適合された凹部（１４５）を有している、タンク装置（１）。
【請求項12】
請求項１１に記載のタンク装置（１）であって、
凹部（１４５）は、凹部に挿入された工具箱が、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、燃料タンク（１００）の上部（１４０）から突出しないように構成されている、タンク装置（１）。
凹部（１４５）は、凹部に挿入された工具箱が、垂直方向（Ｚ－Ｚ）に沿って、燃料タンク（１００）の上部（１４０）から突出しないように構成されている、タンク装置（１）。
【請求項13】
請求項１に記載のタンク装置（１）であって、
止め具（２０）をさらに含み、止め具（２０）は、燃料タンク（１００）の筐体内での係合構成にある尿素タンク（２００）を固定するように適合されている、タンク装置（１）。
止め具（２０）をさらに含み、止め具（２０）は、燃料タンク（１００）の筐体内での係合構成にある尿素タンク（２００）を固定するように適合されている、タンク装置（１）。
【請求項14】
請求項１に記載のタンク装置（１）であって、
燃料タンク（１００）の中間部（１３０）は、肩部（１３２）を含み、
尿素タンク（２００）は、段部（２３２）を含み、段部（２３２）は、係合構成において、肩部（１３２）の下方に嵌まるように適合されている、タンク装置（１）。
燃料タンク（１００）の中間部（１３０）は、肩部（１３２）を含み、
尿素タンク（２００）は、段部（２３２）を含み、段部（２３２）は、係合構成において、肩部（１３２）の下方に嵌まるように適合されている、タンク装置（１）。
【請求項15】
請求項１に記載のタンク装置（１）であって、
燃料タンク（１００）と尿素タンク（２００）とは、案内手段を含み、案内手段は、燃料タンク（１００）によって画定される筐体内への尿素タンク（２００）の挿入を案内するように適合されている、タンク装置（１）。
燃料タンク（１００）と尿素タンク（２００）とは、案内手段を含み、案内手段は、燃料タンク（１００）によって画定される筐体内への尿素タンク（２００）の挿入を案内するように適合されている、タンク装置（１）。
【外国語明細書】