特開 2024-112801 カスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法及びユーザー端末

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】P2024112801

(43)【公開日】2024-08-21

(54)【発明の名称】カスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法及びユーザー端末

(51)【国際特許分類】

   H04L 51/04 20220101AFI20240814BHJP

   G06F 3/0482 20130101ALI20240814BHJP

   H04L 51/10 20220101ALI20240814BHJP

   G06F 16/58 20190101ALI20240814BHJP

【ＦＩ】

H04L51/04

G06F3/0482

H04L51/10

G06F16/58

【審査請求】未請求

【請求項の数】17

【出願形態】ＯＬ

(21)【出願番号】P 2024067444

(22)【出願日】2024-04-18

(62)【分割の表示】P 2022102489の分割

【原出願日】2022-06-27

(31)【優先権主張番号】10-2021-0083286

(32)【優先日】2021-06-25

(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR

(71)【出願人】

【識別番号】515291063

【氏名又は名称】株式会社カカオ

(74)【代理人】

【識別番号】110002789

【氏名又は名称】弁理士法人ＩＰＸ

(72)【発明者】

【氏名】ヤン ジミン

(57)【要約】      （修正有）

【課題】カスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法及びエモーティコンを提供するサーバーを提供する。
【解決手段】方法は、ユーザー端末がカスタムキーワードとエモーティコンの属性に対する情報である少なくとも一つのメタデータがマッチングされたマッチング情報の入力を受ける段階Ｓ１１０と、ユーザー端末がマッチング情報を保存したり、サーバーに伝送する段階Ｓ１２０と、ユーザー端末がメッセージの入力窓を通じてカスタムキーワードの入力を受ける段階Ｓ１３０と、ユーザー端末がメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを表示する段階Ｓ１４０と、を含む。
【選択図】図３

【特許請求の範囲】

【請求項1】

ユーザー端末がカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受ける段階－上記のメタデータはエモーティコンの属性に対する情報である－；
上記のユーザー端末が上記のマッチング情報を保存したり、サーバーに伝送する段階；
上記のユーザーの端末がメッセージの入力窓を通じて上記のカスタムキーワードの入力を受ける段階；及び
上記のユーザー端末が上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを表示する段階を含む、
カスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項2】

上記の少なくとも一つのメタデータは複数のメタデータであり、
上記のエモーティコンを表示する段階において、
上記のユーザー端末が上記の少なくとも一つのエモーティコンと関連されるそれぞれのメタデータによってグループに分けて表示する、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを方法。

【請求項3】

上記のマッチング情報の入力を受ける段階は、
上記のユーザー端末が上記のカスタムキーワードの入力を受ける段階；
上記のユーザー端末が上記の少なくとも一つのメタデータを表示する段階；及び
上記のユーザー端末がユーザーから上記の少なくとも一つのメタデータの中の少なくとも一部を選ぶインタラクションの入力を受ける段階を含む、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項4】

上記のエモーティコンを表示する段階において、上記のユーザー端末は上記のインタラクションを通じて選ばれたメタデータに関するエモーティコンを優先的に表示したり、選択的に表示する、
請求項３に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項5】

一つのメタデータはエモーティコンの複数の種類の属性の中のいずれかの属性に対する情報であるのかに関するフィールドが指定されており、
上記のメタデータを表示する段階において、上記のユーザー端末は上記のメタデータのフィールドを一緒に表示する、
請求項３に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項6】

一つのメタデータはエモーティコンの複数の種類の属性の中のいずれかの属性に対する情報であるのかに関するフィールドが指定されており、
上記の少なくとも一つのメタデータは複数のメタデータであり、上記の複数のメタデータの中の少なくとも一部はお互いに異なるフィールドに指定されたメタデータである、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項7】

上記のメタデータは該当のエモーティコンがユーザーのお気に入りに分類されたエモーティコンであるかの可否または最近使用に分類されたエモーティコンであるかの可否に関するものである、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項8】

上記のマッチング情報の入力を受ける段階の以前に行われて、上記のユーザー端末が上記のカスタムキーワード及び上記のメタデータに対する情報の入力を受ける段階をさらに含む、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項9】

上記のカスタムキーワードがエモーティコンを検索するために用いられる予め登録された検索キーワードと同一である場合、
上記のエモーティコンを表示する段階で、上記のユーザー端末は上記のカスタムキーワードを検索キーワードとして検索した結果を一緒に表示する、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項10】

上記のカスタムキーワードがエモーティコンを検索するために用いられる予め登録された検索キーワードと同一である場合、
上記のユーザー端末がその後に上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを表示したりまたは上記のカスタムキーワードを検索キーワードとして検索した結果と一緒に表示するかを決定することができるインターフェースを提供する段階をさらに含む、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項11】

上記のユーザー端末が追加のカスタムキーワードと上記のカスタムキーワードがマッチングされた追加マッチング情報の入力を受ける段階；及び
上記のユーザー端末が上記の追加マッチング情報を保存したり、サーバーに伝送する段階をさらに含む、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項12】

上記のユーザー端末が上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンの中の一部を選ぶインタラクションの入力を受ける段階をさらに含み、
上記のエモーティコンを表示する段階において、上記のユーザー端末は上記のインタラクションを通じて選ばれたエモーティコンを優先的に表示したり、選択的に表示する、請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項13】

上記のエモーティコンを表示する段階において、上記のユーザー端末は上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンをユーザーのエモーティコンの使用履歴またはエモーティコンの選好度に関する情報を反映して決定された順番により表示する、
請求項１に記載のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法。

【請求項14】

ハードウェアと結合されて第１乃至１３項の中のいずれか一つの項の方法を実行するための媒体に保存されたコンピュータープログラム。

【請求項15】

メモリ；
上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサー；
上記のプロセッサーの制御により情報の入力を受ける入力部；
上記のプロセッサーの制御により情報を出力する出力部；及び
上記のプロセッサーの制御により情報を外部に伝送する通信部を含み、
上記のプロセッサーは、
上記の入力部を通じてカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けて‐上記のメタデータはエモーティコンの属性に対する情報である－、
上記のメモリに上記のマッチング情報を保存したり、上記の通信部を通じて上記のマッチング情報をサーバーに伝送して、
上記の入力部を通じて上記のカスタムキーワードの入力を受けて、
上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコン表示する、
カスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示するユーザー端末。

【請求項16】

サーバーが、ユーザー端末からカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされたマッチング情報を受信する段階－上記のメタデータはエモーティコンの属性に対する情報である－；
上記のサーバーが、上記のユーザー端末から上記のカスタムキーワードに対する少なくとも一つのエモーティコンに対する情報の提供の要請を受ける段階；
上記のサーバーが、上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを選ぶ段階；及び
上記のサーバーが、上記のユーザー端末に上記の少なくとも一つのエモーティコンに対する情報を提供する段階を含む、
カスタムキーワードを用いてエモーティコンを提供する方法。

【請求項17】

メモリ；及び
上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサーを含み、
上記のプロセッサーは、
ユーザー端末からカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされたマッチング情報を受信して‐上記のメタデータはエモーティコンの属性に対する情報である－、
上記のユーザー端末から上記のカスタムキーワードに対する少なくとも一つのエモーティコンに対する情報の提供の要請を受けて、
上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを選んで、
上記のユーザー端末に上記の少なくとも一つのエモーティコンに対する情報を提供する、
カスタムキーワードを用いてエモーティコンを提供するサーバー。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明はカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法及びユーザー端末に関するもので、さらに詳しくはユーザー端末がインスタントメッセージサービスでカスタムキーワードと関連されるエモーティコンを表示するものに関することである。

【背景技術】

【0002】

無線通信技術の向上とスマートフォンの普及により、インスタントメッセージサービスで送受信する情報がテキスト情報から様々な形態のマルチメディア情報へ拡張されている。その中、エモーティコンは面白い方式でユーザーの感情を容易に表示できるという長所によって、使用頻度がさらに増加している。

【0003】

過去、インスタントメッセージサービスで、代表的ないくつかの感情を表現することができる制限された個数のエモーティコンが提供されたことに対し、最近には様々な感情とテーマに関する数万個以上のエモーティコンを提供するインスタントメッセージサービスも登場している。したがって、ユーザーが用いるエモーティコンは自分の感情を単に面白い方式に表現することを超えて、自分の個性を表現する方式に位置付けられている。

【0004】

提供されるエモーティコンの個数が増加することにより、ユーザーが容易に望むエモーティコンを探すことができ、用いることができる機能が重要になっている。これのために、最近のインスタントメッセージサービスはエモーティコンにキーワードなどを付与して、ユーザーがキーワードを用いてエモーティコンを検索する機能を提供している。しかし、特定のエモーティコンについてユーザーごとに考えるキーワードが相違していることもあり、すべてのユーザーのニーズや好みに合わせてキーワードを付与することは事実上不可能なことが事実である。

【0005】

したがって、さらに簡単かつ早い方法で、ユーザーが望むエモーティコンを探して、用いることができる方法に対する要求が高まっている。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0006】

（特許文献１）大韓民国公開特許公報第１０―２０１８―００８０９８７号（２０１８．０７．１３公開）

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0007】

本発明の目的は、ユーザーが直接設定したカスタムキーワードを用いてエモーティコンを容易に探して、用いることができる方法を提供することである。

【0008】

また、本発明はカスタムキーワードとエモーティコンの様々な種類の属性についてメタデータをマッチングさせて、ユーザーが容易にエモーティコンを探して、用いることができる方法を提供するのにその目的がある。

【課題を解決するための手段】

【0009】

上記の課題を解決するための本発明のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法はユーザー端末がカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力受ける段階－上記のメタデータはエモーティコンの属性に対する情報である－、上記のユーザー端末が上記のマッチング情報を保存したり、サーバーに伝送する段階；上記のユーザー端末がメッセージ入力窓を通じて上記のカスタムキーワードの入力を受ける段階；及び上記のユーザー端末が上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを表示する段階を含む。

【0010】

本発明の一実施例において、 上記の少なくとも一つのメタデータは複数のメタデータであり、上記のエモーティコンを表示する段階で、上記のユーザー端末が上記の少なくとも一つのエモーティコンと関連されるそれぞれのメタデータによってグループに分けて表示することができる。

【0011】

本発明の一実施例において、上記のマッチング情報の入力を受ける段階は、上記のユーザー端末が上記のカスタムキーワードの入力を受ける段階、上記のユーザー端末が上記の少なくとも一つのメタデータを表示する段階、及び上記のユーザー端末がユーザーから上記の少なくとも一つのメタデータの中の少なくとも一部を選ぶインタラクションの入力を受ける段階を含むことができる。

【0012】

本発明の一実施例において、上記のエモーティコンを表示する段階で、上記のユーザー端末は上記のインタラクションを通じて選ばれたメタデータに関するエモーティコンを優先的に表示したり、選択的に表示することができる。

【0013】

本発明の一実施例において、一つのメタデータはエモーティコンの複数の種類の属性の中のいずれかの属性に対する情報であるのかに関するフィールドが指定されており、上記のメタデータを表示する段階で、上記のユーザー端末は上記のメタデータのフィールドを一緒に表示することができる。

【0014】

本発明の一実施例において、一つのメタデータはエモーティコンの複数の種類の属性の中のいずれかの属性に対する情報であるのかに関するフィールドが指定されており、上記の少なくとも一つのメタデータは複数のメタデータであり、上記の複数のメタデータの中の少なくとも一部はお互いに異なるフィールドに指定されたメタデータであることができる。

【0015】

本発明の一実施例において、上記のメタデータは該当のエモーティコンがユーザーのお気に入りに分類されたエモーティコンであるかの可否または最近使用に分類されたエモーティコンであるかの可否に関するものであることができる。

【0016】

本発明の一実施例において、上記のマッチング情報の入力を受ける段階の以前に行われて、上記のユーザー端末が上記のカスタムキーワード及び上記のメタデータに対する情報の入力を受ける段階をさらに含むことができる。

【0017】

本発明の一実施例において、上記のカスタムキーワードがエモーティコンを検索するために用いられる予め登録された検索キーワードと同一である場合、上記のエモーティコンを表示する段階で、上記のユーザー端末は上記のカスタムキーワードを検索キーワードとして検索した結果を一緒に表示することができる。

【0018】

本発明の一実施例において、上記のカスタムキーワードがエモーティコンを検索するために用いられる予め登録された検索キーワードと同一である場合、上記のユーザー端末がその後に上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを表示したりまたは上記のカスタムキーワードを検索キーワードとして検索した結果と一緒に表示するかを決定することができるインターフェースを提供する段階をさらに含むことができる。

【0019】

本発明の一実施例において、上記のユーザー端末が追加のカスタムキーワードと上記のカスタムキーワードがマッチングされた追加マッチング情報の入力を受ける段階及び上記のユーザー端末が上記の追加マッチング情報を保存したり、サーバーに伝送する段階をさらに含むことができる。

【0020】

本発明の一実施例において、上記のユーザー端末が上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンの中の一部を選ぶインタラクションの入力を受ける段階をさらに含み、上記のエモーティコンを表示する段階で、上記のユーザー端末は上記のインタラクションを通じて選ばれたエモーティコンを優先的に表示したり、選択的に表示することができる。

【0021】

本発明の一実施例において、上記のエモーティコンを表示する段階で、上記のユーザー端末は上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンをユーザーのエモーティコンの使用履歴またはエモーティコンの選好度に関する情報を反映して決定された順番により表示することができる。

【0022】

上記の課題を解決するための本発明のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示するユーザー端末は、メモリ、 上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサー、上記のプロセッサーの制御により情報の入力を受ける入力部、上記のプロセッサーの制御により情報を出力する出力部、及び上記のプロセッサーの制御により情報を外部に伝送する通信部を含み、上記のプロセッサーは、上記の入力部を通じてカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けて‐上記のメタデータはエモーティコンの属性に対する情報である－、上記のメモリに上記のマッチング情報を保存したり、上記の通信部を通じて上記のマッチング情報をサーバーに伝送して、 上記の入力部を通じて上記のカスタムキーワードの入力を受けて、上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコン表示する。

【0023】

上記の課題を解決するための本発明のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを提供する方法は、サーバーが、ユーザー端末からカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされたマッチング情報を受信する段階－上記のメタデータはエモーティコンの属性に対する情報である－、上記のサーバーが、上記のユーザー端末から上記のカスタムキーワードに対する少なくとも一つのエモーティコンに対する情報の提供の要請を受ける段階、上記のサーバーが、上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを選ぶ段階、及び上記のサーバーが、上記のユーザー端末に上記の少なくとも一つのエモーティコンに対する情報を提供する段階を含む。

【0024】

上記の課題を解決するための本発明のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを適用するサーバーは、メモリ、及び上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサーを含み、上記のプロセッサーは、ユーザー端末からカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされたマッチング情報を受信して‐上記のメタデータはエモーティコンの属性に対する情報である－、上記のユーザー端末から上記のカスタムキーワードに対する少なくとも一つのエモーティコンに対する情報の提供の要請を受けて、上記のメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを選んで、上記のユーザー端末に上記の少なくとも一つのエモーティコンに対する情報を提供する。

【発明の効果】

【0025】

本発明のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法は、ユーザーが直接設定したカスタムキーワードを用いてエモーティコンを容易に探して、用いることができるという長所がある。

【0026】

また、本発明のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法はカスタムキーワードとエモーティコンの様々な種類の属性に対するメタデータをマッチングさせて、ユーザーが容易にエモーティコンを探して、用いることができるという長所がある。

【図面の簡単な説明】

【0027】

【図1】本発明の一実施例によるネットワーク環境の例を図示した図面である。

【図2】本発明の一実施例によるエモーティコンとそれと関連されるメタデータに対する内容をまとめたものである。

【図3】ユーザー端末がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法の一実施例のフローチャートである。

【図4】カスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の例示を図示した表である。

【図5】ユーザー端末がカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けることの例示を図示した図面である。

【図6】ユーザー端末がカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けることの他の例示を図示した図面である。

【図7】ユーザー端末がカスタムキーワードの入力を受けることの例示を図示した図面である。

【図8】ユーザー端末がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した図面である。

【図9】ユーザー端末がカスタムキーワードにマッチングされるエモーティコンを選ぶ情報の入力を受けることの例示を図示した図面である。

【図10】ユーザー端末がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した図面である。

【図11】カスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の例示を図示した表である。

【図12】ユーザー端末がカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けることの例示を図示した画面である。

【図13】ユーザー端末がカスタムキーワードの入力を受けることの例示を図示した画面である。

【図14】ユーザー端末がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した図面である。

【図15】ユーザー端末がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した図面である。

【図16】カスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の例示を図示した表である。

【図17】ユーザー端末が追加のカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した図面である。

【図18】ユーザー端末がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した図面である。

【図19】サーバーがカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法の一実施例のフローチャートである。

【発明を実施するための形態】

【0028】

以下、添付された図面を参考にして、本明細書に開示された実施例を詳しく説明する。図面符号に関して、同一であったり類似な構成要素は同一な参考符号を付与して、これに関する重複される説明は省略する。また、本明細書に開示された実施例を説明することにおいて関連される公知技術に対する具体的な説明が本明細書に開示された実施例の要旨を不明瞭にすると判断される場合、その詳しい説明を補えばよい。

【0029】

第１、第２などのように序数を含む用語は様々な構成要素を説明するのに用いることができるが、上記の構成要素は上記の用語によって限定されない。上記の用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに用いられる。

【0030】

単数の表現は文脈上明白に異なるように意味しない限り、複数の表現を含む。

【0031】

本出願で説明される各段階は特別な因果関係により羅列された順番により行わなければならない場合を除いて、羅列された順番と関係なく行われることができる。

【0032】

本出願で、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定するものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴や、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。

【0033】

以下、添付された図面を参考にして本発明について説明する。
図１は本発明の一実施例によるネットワーク環境の例を図示した図面である。
図１に図示された本発明の一実施例によるネットワーク環境はユーザー端末１０、サーバー２０及びユーザー端末３０を含むことができる。

【0034】

ネットワークは通信方式が制限されず、ネットワークが含むことができる通信網（一例で、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網）を活用する通信方式のみならず、近距離無線通信も含まれることができる。

【0035】

ユーザー端末１０はコンピューター装置で具現される固定型端末であったり、移動型端末であることができる。一例で、ユーザー端末１０はスマートフォン（ｓｍａｒｔ ｐｈｏｎｅ）、形態電話、タブレットＰＣ、コンピューター、ノートパソコン、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔｓ）などを含むことができる。一例で、ユーザー端末１０は無線または有線通信方式を用いてネットワークを通じてサーバー２０と通信することができる。

【0036】

このようなユーザー端末１０はユーザーが用いることができる。ユーザーというのは、ユーザー端末１０のユーザーであることもできるが、サーバー２０が提供するインスタントメッセージサービスにユーザーとして登録されたアカウントを意味することができる。したがって、サーバー２０がどのような情報をユーザーに伝送するかということは、サーバー２０に登録されたユーザーのアカウントを通じてユーザー端末１０に伝送することを意味することができる。

【0037】

ユーザー端末１０は通信部１１、入力部１２、出力部１３、メモリ１４及びプロセッサー１５を含むことができる。

【0038】

通信部１１はサーバー１０または他の端末３０と有・無線方式で通信することができる。

【0039】

通信部１１はサーバーまたは他の端末３０と有・無線方式で通信することができる。

【0040】

入力部１２はユーザーの操作及び入力行為により様々な情報の入力を受けることができる。このような入力部１２はタッチスクリーンモジュール、キーボード、マウス、ボタン、カメラ、スタイラス及びマイクロフォンなどになることができる。

【0041】

ユーザー端末１０は入力部１２を通じてユーザーのインタラクションの入力を受けることができる。インタラクションとは、ユーザーが入力部１２を操作してユーザーの選択または意図などが反映された情報をユーザー端末１０に入力することを意味する。

【0042】

出力部１３は様々な情報を出力することができる。出力部１３はデイスプレイ装置、スピーカー、振動発生装置及び触覚発生装置なとができる。場合によっては、出力部１３はユーザー端末１０と有線または無線通信（例えば、ブルートゥース（登録商標）などの近距離無線通信）で連結されてシグナルの伝達を受けて出力する装置（例えば、ブルートゥース（登録商標）イヤホン）であることができる。

【0043】

メモリ１４は保存媒体として機能を行って、ユーザー端末１０で駆動される複数の応用プログラム、ユーザー端末１０の動作のためのデータ及び命令を保存することができる。このようなメモリ１４はハードウェア的に、ＲＯＭ、ＲＡＭ、フラッシュドライブ、ハードディスクなどのような様々な保存機器の形態で備えられたり、ウェブストリッジ（ｗｅｂｓｔｏｒａｇｅ）の形態に備えられることができる。

【0044】

一実施例で、メモリ１４にはインスタントメッセージサービスと関連されるアプリケーション及びカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法と関連されるアプリケーションが保存されることができる。

【0045】

そして、メモリ１４にはエモーティコン情報が保存されることができる。そしてエモーティコンの情報はエモーティコンのイメージ情報、グラフィック情報及びエモーティコンの属性に関する情報であるメタデータを含むことができる。

【0046】

また、メモリ１４にはカスタムキーワードに対するマッチング情報が保存されたデータベース１５を含むことができる。カスタムキーワードに対するマッチング情報とはカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされたことに対する情報である。メタデータはエモーティコンの属性に関する情報を意味する。このようなデータベース１５については以降でさらに詳しく説明する。

【0047】

プロセッサーは、通信部１１、入力部１２、出力部１３及びメモリ１４の全般的な動作を制御してインスタントメッセージサービスと関連されるアプリケーション及びカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法と関連されるアプリケーションを実行することができる。

【0048】

サーバー２０はユーザー端末１０とネットワークを通じて通信して、命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピューター装置または複数のコンピューター装置で具現されることができる。

【0049】

サーバー２０はエモーティコンデータベース２３を含めたり、ネットワークを通じてエモーティコンデータベース２３と連結されていることができる。エモーティコンデータベース２３はユーザー端末１０にダウンロードされることができるエモーティコン情報を含むことができる。エモーティコン情報はエモーティコンのイメージ情報、グラフィック情報及びエモーティコンと関連されるメタ情報が含まれることができる。ここで、エモーティコン情報はユーザー端末１０のメモリ１４とサーバー２０のエモーティコンデータベース２３の中の少なくとも一つに保存されていることができる。場合によって、サーバー２０のエモーティコンデータベース２３にユーザー端末１０から受信したマッチング情報が保存されることもできる。

【0050】

相手端末３０は上述したユーザー端末１０と類似する。したがって、相手端末３０の特徴の中のユーザー端末１０と異なる点を中心に説明するようにする。

【0051】

相手端末３０はユーザーの対話相手により用いることができる。相手というのは、サーバー２０が提供するインスタントメッセージサービスに登録された他のユーザーの登録アカウントを意味することができる。ユーザー端末１０と相手端末３０はサーバー２０または直接連結されたネットワークを通じてお互いに情報を送受信することができる。

【0052】

本発明のユーザー端末１０はユーザーからカスタムキーワードとメタデータに関する情報の入力を受けることができる。ここで、カスタムキーワードとはユーザーがエモーティコンを検索したり読み込むために直接設定したキーワードとを意味する。ユーザーは自分の好みによって自由な単語をカスタムキーワードとして用いることができる。例えば、ユーザーは単語の初声のみで構成されたものもカスタムキーワードとして用いることができる。また、ここでメタデータとはエモーティコンに関する属性に対する情報を意味する。

【0053】

ユーザー端末１０はこのようなカスタムキーワードとメタデータがマッチングされたマッチング情報の入力を受けることができる。ユーザー端末１０はこのようなマッチング情報をユーザー端末１０のメモリ１４に保存したり、サーバー２０に伝送することができる。

【0054】

この後、ユーザー端末１０はメッセージ入力窓を通じてユーザーからカスタムキーワードの入力を受けることができる。ユーザー端末１０はユーザーのこのようなカスタムキーワードの入力に対応して、カスタムキーワードとマッピングされたメタデータと関連されるエモーティコンを表示することができる。

【0055】

この後、ユーザー端末１０はユーザーから表示されたエモーティコンの中のいずれか一つを選ぶインタラクションの入力を受けることができる。これに対応して、ユーザー端末１０はユーザーが選んだエモーティコンをサーバー２０に伝送して、相手端末３０にエモーティコンが伝送されるようにすることができる。そして、ユーザー端末１０はチャットルームの画面にｕｓｅｒが選んだエモーティコンを表示することができる。

【0056】

これを通じて、ユーザーは自分が直接設定したカスタムキーワードを用いてエモーティコンを探して、用いることができるという長所がある。特に、カスタムキーワードを既存の検索キーワードより簡単であったり、短く設定して、ユーザーがさらに迅速にエモーティコンを検索して探すのができるといる長所がある。そして、一つのカスタムキーワードに複数のメタデータをマッチングして一つのキーワードについて、ユーザーが望む自分のみのエモーティコンの組み合わせを作ることができるという長所がある。

【0057】

本発明のエモーティコン推薦方法を説明する前に、エモーティコンとメタデータについて説明する。

【0058】

図２は本発明の一実施例によるエモーティコンとそれと関連されるメタデータに関する内容をまとめたものである。

【0059】

一つのエモーティコンはそれと関連されるメタデータを有することができる。ここで、エモーティコンのメタデータというのは、該当のエモーティコンに関する属性に対する情報を意味する。一つのエモーティコンは複数のメタデータを有することができる。それぞれのメタデータはエモーティコンの複数の種類の属性の中のいずれかの属性に対する情報であるかに関するフィールドが指定されていることができる。

【0060】

図２に図示されるように、複数のフィールドはキーワード、感情、キャラクター、カジュアル程度、好み年齢層、好み性別、お気に入りで分類されたものであるかの可否及び最近使用で分類されたものであるかの可否などがあることができる。そして、それぞれのフィールドのメタデータは一つまたは二つ以上のメタデータが内容で保存されることができる。場合によって、あるエモーティコンはどのフィールドのメタデータも含まれていない場合がある。

【0061】

キーワードフィールドのメタデータはユーザーが該当のエモーティコンを用いるために検索する情報であることができる。例えば、図２に図示されるように、列Ａの「うん」エモーティコンはユーザーが「ウン」、「うん」または「んん」というキーワードを検索した場合に提供されるエモーティコンであることができる。

【0062】

感情フィールドのメタデータはエモーティコンが意味する感情に関する情報であることができる。例えば、図２のＢ列のエモーティコンは「愛」という感情に関するエモーティコンであることができる。そして、図２の列Ｃ、Ｄのエモーティコンの場合のように、感情フィールドのメタデータに内容が入力されないこともできる。

【0063】

そしてキャラクターフィールドのメタデータはエモーティコンが特定キャラクターを含む場合、そのキャラクターに関する情報であることができる。例えば、図２の列Ｂのエモーティコンは「ＪＡＹ－Ｇ」キャラクターに関するエモーティコンであるので、キャラクターフィールドのメタデータが「ＪＡＹ－Ｇ」であることが分かる。

【0064】

そして、メタデータのフィールドの中のカジュアル程度は該当のエモーティコンが用いられる環境また文脈がカジュアル（ｃａｓｕａｌ）かつ軽い雰囲気であるのが適切なのか、公的かつ堅い雰囲気であるのかが適切なのかに関する情報であることができる。例えば、図２の列Ｄの「ご飯たべよう」エモーティコンはカジュアル程度がＡであるので相対的にカジュアルな雰囲気で用いることが適切であり、図２の列Ａの「うん」エモーティコンはカジュアル程度がＣであるので、相対的に公的かつ堅い雰囲気で用いることができることが適切であることができる。

【0065】

そして、メタデータのフィールドにはユーザーの使用履歴を反映したフィールドがあることができる。具体的に、該当のエモーティコンがユーザーのお気に入りに分類されたエモーティコンであるかの可否及び最近使用に分類されたエモーティコンであるの可否に対する情報がメタデータの別のフィールドに保存されることができる。お気に入りに分類されるものと最近使用に分類されるものの具体的な基準についての説明は省略する。

【0066】

上述した複数のフィールドは例示的なもののみを上述したもの以外にも、作家、シリーズ種類、スタイル、色感、サイズなどの様々なフィールドがメタデータとして追加されることができる。

【0067】

以下、図３乃至図８を参考にして、本発明のユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法の一実施例について説明する。

【0068】

図３はカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法の一実施例のフローチャートである。

【0069】

段階Ｓ１１０でユーザー端末１０はカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされたマッチング情報の入力を受ける。ここで、メタデータはエモーティコンの属性に関する情報である。

【0070】

これのために、ユーザー端末１０は段階Ｓ１１０の以前にユーザーからカスタムキーワード及びメタデータに対する情報の入力を受けることができる。

【0071】

一つの例示で、ユーザー端末１０はユーザーからまずカスタムキーワードの入力を受けることができる。そして入力を受けたカスタムキーワードにマッチングされるメタデータの入力を受けることができる。ユーザー端末１０はユーザーがメタデータを入力する際に、予めエモーティコンのメタデータとして保存された単語を自動完成機能を通じてユーザーに提供することができる。ここで、ユーザー端末１０はメタデータを一つまたは二つ以上の入力を受けることができる。

【0072】

他の例示で、ユーザー端末１０はエモーティコンのメタデータをまず表示していることができる。例えば、メタデータがエモーティコンを検索するための検索キーワードである場合、ユーザー端末１０は検索キーワードでエモーティコンを検索して検索キーワードと検索キーワードに対応するエモーティコンを一緒に表示することができる。このように、ユーザー端末１０がエモーティコンのメタデータをまず表示した状態で、表示されたメタデータとマッチングされるカスタムキーワードを入力する機能を提供することができる。ユーザーは「カスタムキーワードの入力」などで適用されるインターフェースを選んで、該当のメタデータとマッチングされるカスタムキーワードを入力することができる。

【0073】

このように、ユーザーはユーザー端末１０にカスタムキーワードとメタデータをすべて入力した後、ユーザー端末１０に表示された「カスタムキーワードの保存」または「マッチングする」などのボタンを選ぶインタラクションを入力することができる。そうすれば、ユーザー端末１０は該当のカスタムキーワードとメタデータがマッチングされたマッチング情報の入力を受けることがなる。

【0074】

段階Ｓ１２０でユーザー端末１０はマッチング情報をメモリ１４に保存したり、サーバー２０に伝送したりすることができる。具体的に、ユーザー端末１０は段階Ｓ１１０で入力を受けたマッチング情報を予め保存された位置に保存するようになる。ここで、予め保存された位置とは、ユーザー端末１０のメモリ１４に保存されたデータベース１５であることができ、場合によってサーバー２０であることもできる。サーバー２０はエモーティコンをメッセージで相手に伝達するインスタントメッセージサービスの運営サーバーであることができる。マッチング情報がユーザー端末１０のメモリ１４に保存される場合、この後、ユーザーがカスタムキーワードを用いる際、ネットワーク環境に関係なくより安定的かつ早くマッチング情報を読み取ることができるという長所がある。

【0075】

段階Ｓ１３０でユーザー端末１０はメッセージ入力窓を通じて、ユーザーからカスタムキーワードの入力を受ける。具体的に、ユーザー端末１０はチャット窓と上記のチャット窓を通じて入力されるメッセージを入力することができるメッセージ入力窓をユーザーに提供することができる。ユーザーはメッセージ入力窓を選んで、情報を入力するインタラクションを通じてユーザー端末１０にカスタムキーワードを入力することができる。

【0076】

場合によって、ユーザー端末１０はユーザーが入力中である情報を確認して入力中である情報が予め設定されたカスタムキーワードと一致する場合であれば、一致するカスタムキーワードを提供する自動完成機能を提供することができる。

【0077】

段階Ｓ１４０でユーザー端末１０は段階Ｓ１３０で入力を受けたカスタムキーワードとマッチングされたメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを表示する。これのため、ユーザー端末１０はマッチング情報に入力を受けたカスタムキーワードを入力して、上記のカスタムキーワードとマッチングされたメタデータの情報を読み取る。そして、読み取ったメタデータと関連されるエモーティコンを表示するようになる。ここで、ユーザー端末１０は表示するエモーティコンをサーバー２０から受信したり、メモリ１４に保存されたエモーティコンデータベース１５から読み取って表示することができる。

【0078】

段階Ｓ１４０でユーザー端末１０はエモーティコンをチャットルームの予め定められた一部の領域に表示することができる。ここで、予め定められた一部の領域とは、本来チャットルームにメッセージを入力することができるキーボードインターフェースが表示される領域であることができる。段階Ｓ１４０でエモーティコンはキーボードにオーバーラップされる形態に表示されることができる。

【0079】

図４はカスタムキーワードとメタデータがマッチングされたマッチング情報の例示を図示した表である。

【0080】

図４を参考にすれば、ユーザーは「おなか」というカスタムキーワードを「お腹すいた」というメタデータとマッチングさせることができる。このようなマッチングさせた情報は段階Ｓ１１０でユーザー端末１０がマッチング情報で入力を受けて、段階Ｓ１２０でユーザー端末１０のメモリに保存したり、サーバー２０に伝送することができる。ここで、「お腹すいた」というメタデータはキーワードフィールドのメタデータであることができる。

【0081】

カスタムキーワードとマッチングされたメタデータは様々なフィールドに該当することができる。図４に図示されるように、メタデータはキーワードフィールド、お気に入りフィールド及び最近使用フィールドなどができる。ここで、お気に入りフィールドは該当のエモーティコンがユーザーのお気に入りに分類されたエモーティコンであるかの可否に関するものであり、最近使用フィールドは該当のエモーティコンが最近使用に分類されたエモーティコンであるかの可否に関するものであることができる。

【0082】

図５はユーザー端末１０がカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けることの例示を図示した図面である。図５は図４に図示したマッチング情報が入力されることを図示したものである。

【0083】

ユーザー端末１０は段階Ｓ１１０が行われる前に、ユーザーにカスタムキーワードを入力する入力窓インターフェース５１０とこれにマッチングされるメタデータを入力する入力窓インターフェース５２０を提供することができる。ユーザーは提供されたインターフェース５１０、５２０を通じてカスタムキーワードとメタデータを入力することができる。

【0084】

場合によって、ユーザー端末１０はメタデータの自動完成機能を提供することができる。また、場合によって、ユーザー端末１０は入力されたカスタムキーワードを参考にして、適切かつユーザーが好むようなメタデータを推薦することができる。

【0085】

図４を参考にすれば、ユーザーが「おなか」というカスタムキーワードを入力して、メタデータを入力する入力窓には「おなか」のみを入力したが、「お腹すいた」というメタデータを自動完成または推薦機能で表示していることが分かる。

【0086】

ユーザーがカスタムキーワードとメタデータの入力を完了して、ユーザー端末１０が提供して保存ボタン５３０を選べば、ユーザー端末１０は「おなか」というカスタムキーワードと「お腹すいた」というメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けることがなる。

【0087】

図６はユーザー端末１０がカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けることの他の例示を図示した画面である。図６は図４に図示されたマッチング情報が入力されることを図示したものである。

【0088】

ユーザー端末１０は段階Ｓ１１０が行われる前に、メタデータを表示６１０しておくことができる。図６を参考にすれば、ユーザー端末１０は「お腹すいた」という検索キーワードを用いてエモーティコンの検索を行った結果画面を表示している。結果画面には検索キーワードである「お腹すいた」というメタデータと検索された結果エモーティコンが一緒に表示される。ここで、ユーザー端末１０は表示されたメタデータにカスタムキーワードをマッチングすることができるインターフェース６２０を提供することができる。

【0089】

ユーザーがこのようなインターフェース６２０を選択するインタラクションを行うと、ユーザー端末１０はユーザーにメタデータにマッチングするカスタムキーワードを入力することができるインターフェース６３０を提供することができる。図６を参考にすれば、「お腹すいた」というメタデータにマッチングされるカスタムキーワードで「おなか」と「ｈｕｎｇｒｙ」を入力したことが分かる。場合によって、ユーザー端末１０はユーザーにメタデータを参考にして、適切なまたはユーザーが好むようなカスタムキーワードを推薦することができる。

【0090】

図７はユーザー端末１０がカスタムキーワードの入力を受けることの例示を図示した画面である。図７は図４に図示したマッチング情報のカスタムキーワードの入力を受けることを図示したものである。

【0091】

図７を参考にすれば、ユーザー端末１０はチャットルームのメッセージ入力窓７１０を通じてカスタムキーワードの入力を受ける。ユーザー端末１０はメッセージ入力窓７１０を通じて入力を受けた情報がカスタムキーワードに該当すると判断すれば、ユーザーにカスタムキーワードに基ついてエモーティコンを提供することができるというインターフェース７２０を提供することができる。このようなインターフェース７２０はメッセージ入力窓７１０の一部に表示されることができる。このようなインターフェース７２０はカスタムキーワードに基ついて、この後に表示するエモーティコンの中のいずれか一つを小さいサイズで表示したものであることもできる。ユーザーがこのようなインターフェース７２０を選ぶインタラクションを入力すると、図８に図示されるようにエモーティコンが表示されるようになる。

【0092】

そして、ユーザー端末１０はメッセージ入力窓を通じて入力を受けた情報がカスタムキーワードに該当すると判断すれば、カスタムキーワードにマッチングされたメタデータ７３０を表示することができる。このようなメタデータ７３０はメッセージ入力窓７１０の一部に表示されることができる。

【0093】

図８はユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した画面である。図８は図４に図示されたマッチング情報のメタデータに関するエモーティコンを表示することである。

【0094】

図８は図７の後続に動作することを図示したものである。例えば、ユーザーが図７で提供されたインターフェース７２０に対するインタラクションを入力すれば、図８のようにエモーティコンが表示されることができる。

【0095】

図８を参考にすれば、ユーザー端末１０はメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを表示する。メタデータは入力を受けたカスタムキーワードとマッチングされたのである。図８に図示されるように、エモーティコンは本来チャットルームにメッセージを入力することができるキーボードインターフェースが表示される領域８１０に表示されることができる。

【0096】

段階Ｓ１４０でエモーティコンは予め定められた配列方式により配列されることができる。そしてエモーティコンが配列される方式には様々な方式があることができる。例えば、ユーザーの特定情報及びユーザーのエモーティコンの使用履歴などを考慮して配列する方式があることができる。ここで、ユーザーの特性情報を考慮することはユーザーの年齢及び性別などの特性情報に基ついて、該当の特性情報のユーザーが好むエモーティコンを優先的に（前に）表示することができる。図８で「お腹すいた」というメタデータに関連されるエモーティコンを表示することを例に挙げて説明する。ユーザー端末１０のユーザーが３０代の女性であり、「お腹すいた」というメタデータに関連されるエモーティコンの中で３０代の女性が最も好むエモーティコンが「ムジのお腹すいた」エモーティコンである場合、該当のエモーティコン８３１を最も優先的に表示することができる。

【0097】

類似に、ユーザーのエモーティコン使用履歴を考慮するということは、該当のユーザーのお気に入りまたは最近使用に該当するエモーティコンを優先的に（前に）表示することもあるたろう。図８で「お腹すいた」というメタデータに関連されるエモーティコンを表示することを例に挙げて説明する。ユーザー端末１０のユーザーが最近「ムジのお腹すいた」のエモーティコン８３１をよく使った場合、該当のエモーティコン８３１を最も優先的に表示することができる。

【0098】

またの他の方式では、該当の推薦グループが表示されるチャットルームの分類情報を考慮して配列する方式があることができる。

【0099】

チャットルームの分類情報とは、様々な情報を含むことができる。一例に、チャットルームをカジュアル程度により分類して分類情報を付与することができる。チャットルームのカジュアル程度は該当のチャットルームの環境、チャットの参加者、対話の文脈がカジュアル（ｃａｓｕａｌ）かつ軽い雰囲気であるのが適切であるか、公的かつ硬い雰囲気であるのが適切であるかに関する情報であることができる。具体的に、チャットルームの名称（タイトル）、チャットの参加者、対話の脈絡、該当のチャットルームで既存に使われたエモーティコンなどの情報を参考にして、該当のチャットルームが業務用のチャットルームだと判断される場合、該当のチャットルームのカジュアル程度を低い段階に策定することができる。このような場合、エモーティコンのメタ情報のカジュアル程度を考慮してカジュアル程度が低いエモーティコンを優先的に表示することができる。

【0100】

例えば、図８で該当のチャットルームのカジュアル程度が高ければ、「お腹すいた」というメタデータと関連されるエモーティコンの中の最もカジュアル程度が高い「ムジのお腹すいた」エモーティコン８３１を最も優先的に表示することができる。

【0101】

チャットルームの分類情報は上述したカジュアル程度の以外に様々な分類の基準によって定められることができる。例えば、チャットルームをテーマにより分類して、該当のテーマに合うエモーティコンを優先的に表示することができる。また、チャットルームを使用言語（韓国語、英語、日本語など）により分類して、該当の言語に合うエモーティコンを優先的に表示することができる。

【0102】

図９はユーザー端末１０がカスタムキーワードにマッチングされるエモーティコンを選択する情報の入力を受けることの例示を図示した画面である。

【0103】

ユーザー端末１０はカスタムキーワードとマッチングされたメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンの中、ユーザーが選択したエモーティコンを優先的にまたは選択的に表示することができる。

【0104】

すなわち、図８に図示されるように、ユーザーが「おなか」というカスタムキーワードを入力すれば、予めマッチングされた「お腹すいた」というキーワードのメタデータを有するすべてのエモーティコンが表示されることとではなく、「お腹すいた」というキーワードのメタデータを有するエモーティコンの中、ユーザーが選択したもののみを表示することができる。

【0105】

図９はカスタムキーワードとマッチングされたメタデータに関するエモーティコンの中の少なくとも一部をユーザーが選ぶインタラクションが行われる画面を図示したものである。ユーザーは表示された少なくとも一つのエモーティコン９１０の中の少なくとも一部を選択することができる。ユーザー端末１０はユーザーがエモーティコンを選択するインタラクションに対応して該当のエモーティコンが選択されたというインターフェース９０１、９０２、９０３、９０４を表示することができる。

【0106】

図１０はユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した画面である。図１０は図９の後続に動作することを図示したものである。

【0107】

図１０を参考にすれば、ユーザー端末１０に「おなか」というカスタムキーワード１０１０が入力されれば、ユーザーが「お腹すいた」というメタデータを有するエモーティコンの中の選択したエモーティコン１０２０が表示されることができる。ここで表示されるエモーティコンは様々な順番により表示されることができる。例えば、表示されるエモーティコンはエモーティコンが選択された順番により表示されることもできる。すなわち、図９の画面でユーザーがエモーティコンを９０１、９０２、９０３、９０４の順番に選択したら、図１０の画面でエモーティコンが同一な順番に表示される方式である。

【0108】

図１０では「おなか」というカスタムキーワードが入力される際、「お腹すいた」というメタデータを有するエモーティコンの中の選択されたエモーティコンのみが表示されることが図示されている。しかし、場合によって、選択されたエモーティコンを優先的に表示して、選択されていないエモーティコンをその次に表示する方式もできる。

【0109】

以下、図１１乃至図１５を参考にして本発明のユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法の他の一実施例について説明すｒ。

【0110】

説明の便宜のために、図１１乃至図１５を参考にして本発明の一実施例を説明するのにおいて、図３乃至図１０を参考に上述したものと同一な内容の中の一部は省略する。

【0111】

図１１はカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の例示を図示した表である。

【0112】

図１１を参考にすれば、一つのカスタムキーワードと複数のメタデータがマッチングされることができる。例えば、図１１に図示されるように、ユーザーは「おなか」というカスタムキーワードを「お腹すいた」というメタデータと「ご飯食べよう」というメタデータとマッチングさせることができる。

【0113】

一つのカスタムキーワードとマッチングされる複数のメタデータは該当するフィールドがお互いに同一であることもでき、お互いに異なることもできる。例えば、「おなか」というカスタムキーワードにマッチングされた「お腹すいた」というメタデータと「ご飯食べよう」というメタデータはすべてキーワードフィールドに該当することができる。しかし、「ジェイ」というカスタムキーワードにマッチングされた「ＪＡＹ－Ｇ」というメタデータはキャラクターフィールドに該当することであり、「ヒップホップ」というメタデータはキーワードフィールドに該当することであることができる。カスタムキーワードにマッチングされるメタデータはそれが入力される際、該当するフィールドが指定されて保存されることができる。

【0114】

一つのカスタムキーワードにマッチングされる複数のメタデータはお互いに演算関係が設定されることができる。例えば、「ジェイ」というカスタムキーワードに基ついて「ＪＡＹ－Ｇ」というキャラクターフィールドのメタデータを有しながら、「ヒップホップ」というキーワードフィールドのメタデータを有するエモーティコンが表示されることができる。

【0115】

演算関係においては、上述したＡＮＤ（積集合）以外にもＯＲ（和集合）、ＮＯＴ（除外演算）などの様々な演算子を用いることができる。

【0116】

ユーザーは複数のメタデータと演算子を用いて自分が望むメタデータの組み合わせを作って、これを特定なカスタムキーワードにマッチングすることができる。

【0117】

図１２はユーザー端末１０がカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力を受けることの例示を図示した画面である。図１０は図９に図示したマッチング情報が入力されることを図示したことである。

【0118】

ユーザー端末１０は段階Ｓ１１０が行われる前に、ユーザーにカスタムキーワードを入力する入力窓インターフェース１２１０とこれにマッチングされるメタデータを入力する入力窓インターフェース１２２０を提供することができる。ユーザーは提供されたインターフェースを通じてカスタムキーワードとメタデータを入力することができる。

【0119】

カスタムキーワードに複数のメタデータがマッチングされる場合、複数のメタデータ１２３０が順次に羅列されて表示されることができる。ユーザー端末１０は羅列された複数のメタデータの中の一部を選択して削除するインターフェースを提供することができる。

【0120】

図１２にユーザー端末１０がカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の入力をうけることの例示を図示した画面である。図１２は図１１に図示したマッチング情報が入力されることを図示したものである。

【0121】

ユーザー端末１０は段階Ｓ１１０が行われる前に、ユーザーにカスタムキーワードを入力する入力窓インターフェース１２１０とこれにマッチングされるメタデータを入力する入力窓インターフェース１２２０を提供することができる。ユーザーは提供されたインターフェースを通じてカスタムキーワードとメタデータを入力することができる。

【0122】

カスタムキーワードに複数のメタデータがマッチングされる場合、複数のメタデータ１２３０が順次に羅列されて表示されることができる。ユーザー端末１０は羅列された複数のメタデータの中の一部を選択して削除するインターフェースを提供することができる。

【0123】

図１２に図示されてはいないが、場合によって、メタデータのフィールドと内容が一緒に表示されることも可能である。もし、図１２のメタデータにフィールドと内容が一緒に表示されると、「お腹すいた」というメタデータは「キーワード：お腹すいた」と表示されることができるだろう。

【0124】

図１３はユーザー端末１０がカスタムキーワードの入力を受けることの例示を図示した画面である。図１３は図１１に図示されたマッチング情報のカスタムキーワードの入力を図示したものである。

【0125】

図１３を参考にすれば、ユーザー端末１０はチャットルームのメッセージ入力窓を通じてカスタムキーワードの入力を受ける。ユーザー端末１０はメッセージ入力窓を通じて入力を受けた情報がカスタムキーワードに該当すると判断すると、ユーザーにカスタムキーワードに基ついてエモーティコンを提供することができるというインターフェース１３１０を提供することができる。

【0126】

そして、ユーザー端末１０はメッセージ入力窓を通じて入力を受けた情報がカスタムキーワードに該当すると判断すると、カスタムキーワードにマッチングされたメタデータ１３２０を表示することができる。このようなメタデータ１３２０はカスタムキーワードにマッチングされた少なくとも一つのメタデータが表示されることができる。このようなメタデータの項目はユーザーがインタラクションを通じて選択することができる選択インターフェースを提供するができる。ユーザーは少なくとも一つのメタデータ１３２０の中の少なくとも一部を選択して、望むメタデータに関連されたエモーティコンの提供を受けることができる。

【0127】

図１４はユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示するものの例示を図示した画面である。図１４は図１１に図示したマッチング情報のメタデータに関するエモーティコンを表示するものである。

【0128】

図１４は図１３の後続に動作することを図示したものである。例えば、ユーザーが図１３で提供された少なくとも一つのメタデータ１３２０のすべての項目を選択するインタラクションを入力すると、図１４のようにエモーティコンが表示されることができる。もし、ユーザーが提供されたリスト１３２０の一部の項目を選択するインタラクションを入力すると、図８と類似に選択されたメタデータと関連されるエモーティコンのみを表示することができる。

【0129】

図１４を参考にすれば、ユーザー端末１０はエモーティコンを関連されたそれぞれのメタデータによりグループに区分して表示することができる。例えば、図１４のように「お腹すいた」というメタデータと関連されるエモーティコンを第１グループにまとめて表示して、「ご飯たべよう」というメタデータと関連されるエモーティコンを第２グループ１４２０にまとめて表示することができる。

【0130】

段階Ｓ１４０でエモーティコンが複数のグループに区分されて表示される場合、それぞれのグループの配列方式は様々な条件を反映して決定されることができる。例えば、それぞれのグループの配列方式はユーザーの特性情報、ユーザーのエモーティコンの使用履歴、チャットルームの対話の脈絡及びチャットルームの分類情報などを反映して決定されることができる。

【0131】

図１５はユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示するものの例示を図示した画面である。図１５は図１１に図示されたマッチング情報のメタデータに関するエモーティコンを表示するものである。

【0132】

図１５を参考にすれば、カスタムキーワードとマッチングされたメタデータを表示しながら、フィールド１５１０と内容１５２０を一緒に表示することができる。メタデータのフィールド１５１０と内容１５２０を一緒に表示することはメタデータのリストのみならず、エモーティコンを表示する部分にも適用することができる。これを通じてユーザーは該当のメタデータがどのようなフィールドに該当するのかを容易に把握することができる。

【0133】

以下、図１６乃至図１７を参考にして本発明のユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法のまたの他の一実施例について説明する。

【0134】

説明の便宜のため、図１６乃至図１７を参考にして本発明の一実施例を説明するのにおいて、図３乃至図１５を参考にして上述したものと同一な内容の中の一部は省略する。

【0135】

図１６はカスタムキーワードとメタデータがマッチングされるマッチング情報の例示を図示した表である。

【0136】

図１６を参考にすれば、カスタムキーワードとマッチングされる追加カスタムキーワードがあることがある。追加カスタムキーワードは他のカスタムキーワードとマッチングされることができる。図１６に図示されるように、「ジェ」という追加カスタムキーワードは「ジェイ」という既存のカスタムキーワードとマッチングされることできる。

【0137】

図１７はユーザー端末１０が追加カスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した画面である。図１７は図１６に図示されたマッチング情報のメタデータに関するエモーティコンを表示するものである。

【0138】

図１７を参考にすれば、追加カスタムキーワードが入力されると、これにマッチングされたカスタムキーワードとメタデータを一緒に表示することができる。図１７に図示されるように、「ジェ」という追加カスタムキーワードが入力されると、「ジェイジー」という既存のカスタムキーワード及びマッチングされたメタデータが一緒に表示されることができる。

【0139】

以下、図１８を参考にして、本発明のユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法のまたの他の一実施例について説明する。

【0140】

説明の便宜のために、図１８を参考にして本発明の一実施例を説明するのにおいて、図３乃至図１５を参考にして上述したものと同一な内容の中の一部は省略する。

【0141】

図１８はユーザー端末１０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示することの例示を図示した画面である。

【0142】

ユーザーにより設定されたカスタムキーワードは場合によって、エモーティコンを検索するために用いられる予め登録された検索キーワードと同一であることもできる。図１８に図示されるように、「おなか」というキーワードが検索キーワードでありながら、ユーザーが設定したカスタムキーワードであることもできる。そして「おなか」というカスタムキーワードには「お腹すいた」というメタデータがマッチングされていることができる。

【0143】

このようなカスタムキーワードが入力されれば、ユーザー端末１０は段階Ｓ１４０でカスタムキーワードに基ついてエモーティコンを表示することと一緒に上記のカスタムキーワードを検索キーワードにして検索したエモーティコンの結果を一緒に表示することができる。

【0144】

場合によって、図面に図示されていないが、このようなカスタムキーワードが入力されると、ユーザー端末１０はユーザーにカスタムキーワードによるエモーティコンを表示するか、検索キーワードによるエモーティコンを表示するかを選択することができるインターフェースを提供することができる。ユーザー端末１０はこのようなインターフェースを提供することができる。ユーザー端末１０はこのようなインターフェースに対するユーザーのインタラクションの結果によりエモーティコンを表示することができる。

【0145】

以下、図１９を参考にして、本発明のサーバー２０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを提供する方法について説明する。

【0146】

図１９を参考にして説明する実施例で、ユーザー端末１０は段階Ｓ１２０でマッチング情報をユーザー端末１０に保存するものではなく、サーバー２０に伝送することを前提に説明する。

【0147】

図１９はサーバー２０がカスタムキーワードを用いてエモーティコンを表示する方法の一実施例のフローチャートである。

【0148】

段階Ｓ２１０でサーバー２０はユーザー端末１０からカスタムキーワードと少なくとも一つのメタデータがマッチングされたマッチング情報を受信する。サーバー２０は受信したマッチング情報を別のデータベースに保存することができる。

【0149】

段階Ｓ２２０でサーバー２０はユーザー端末１０からカスタムキーワードに対する少なくとも一つのエモーティコンに対する情報の提供の要請を受ける。これはユーザー端末１０が該当のカスタムキーワードの入力を受けたり、ユーザーからカスタムキーワードに基ついたエモーティコンの表示の要請を受けることに対応であることができる。

【0150】

段階Ｓ２３０でサーバー２０はメタデータと関連される少なくとも一つのエモーティコンを選定する。これのため、まずサーバー２０はマッチング情報が保存されたデータベースにカスタムキーワードを入力してカスタムキーワードにマッチングされたメタデータを読み取ることができる。この後、サーバー２０は読み取ったメタデータに基ついてメタデータと関連されるエモーティコンを選定することができる。

【0151】

段階Ｓ２４０でサーバー２０はユーザー端末１０で選定した少なくとも一つのエモーティコンに対する情報を提供することができる。具体的に、サーバー２０は段階Ｓ２４０でユーザー端末１０にエモーティコンの識別子、イメージ、サムネイル、グラフィック情報の中の少なくとも一つを提供することができる。

【0152】

上述するような本発明を通じて、ユーザー端末１０はユーザーにより自分が直接設定したカスタムキーワードを用いてエモーティコンを探して、使用するようにするという長所がある。特に、カスタムキーワードを既存の検索キーワードより簡単かつ短く設定して、ユーザーがさらに迅速にエモーティコンを検索して探すことができる。そして、一つのカスタムキーワードに複数のメタデータをマッチングして一つのキーワードについてユーザーが望む自分のみのエモーティコンの組み合わせを作ることができる。

【0153】

本発明の各実施例で開示された技術的な特徴は該当の実施例のみに限定されるものではなく、お互いに両立不可能ではない限り、各実施例に開示された技術的な特徴はお互いに異なる実施例に併合されて適用されることができる。

【0154】

したがって、各実施例ではそれぞれの技術的な特徴を中心に説明をするが、各技術的な特徴がお互いに両立不可能ではない限り、お互いに併合されて適用することができる。

【0155】

本発明は上述した実施例及び添付した図面に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有するものの観点から様々な修正及び変更ができるだろう。したがって、本発明の範囲は本明細書の請求範囲のみならず、この請求範囲と均等なものにより定められるべきである。

【符号の説明】

【0156】

１０ ユーザー端末
２０ サーバー
３０ 相手端末

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【図12】

【図13】

【図14】

【図15】

【図16】

【図17】

【図18】

【図19】