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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024112811
(43)【公開日】2024-08-21
(54)【発明の名称】クレードルおよび決済端末装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/16 20060101AFI20240814BHJP
   H02J 7/00 20060101ALI20240814BHJP
   H02J 50/10 20160101ALI20240814BHJP
   H02J 50/90 20160101ALI20240814BHJP
   G07G 1/00 20060101ALI20240814BHJP
   H05K 7/00 20060101ALI20240814BHJP
【FI】
G06F1/16 313A
G06F1/16 312H
H02J7/00 301B
H02J50/10
H02J50/90
H02J7/00 301D
G07G1/00 331Z
H05K7/00 B
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024072819
(22)【出願日】2024-04-26
(62)【分割の表示】P 2023184898の分割
【原出願日】2021-09-08
(71)【出願人】
【識別番号】000002945
【氏名又は名称】オムロン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100189555
【弁理士】
【氏名又は名称】徳山 英浩
(74)【代理人】
【識別番号】100172236
【弁理士】
【氏名又は名称】岩木 宣憲
(72)【発明者】
【氏名】大瀬 素仁
(72)【発明者】
【氏名】林 利彦
(72)【発明者】
【氏名】肥田 享佳
(57)【要約】
【課題】利便性の高いクレードルを提供すること。
【解決手段】クレードルは、決済端末が着脱可能に載置されるハウジングを備える。ハウジングは、決済端末が配置される載置面と、載置面に対する一方側に位置する第1端部と、載置面に対する他方側に位置する第2端部と、載置面に載置された決済端末の位置を決める載置位置決め部とを備える。載置位置決め部は、決済端末の一端が第2端部よりも第1端部の近くに位置する第1状態で決済端末を載置面に位置決め可能であると共に、決済端末の一端が第1端部よりも第2端部の近くに位置する第2状態で決済端末を載置面に位置決め可能である。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
決済端末装置であって、
前記決済端末装置の底面から内部に向かって窪んだ空間である配線収容部と、
前記決済端末装置の内側であって前記配線収容部の側面に設けられる配線接続部と、
前記決済端末装置の底面に沿った第1方向における一方側の側面の底部と、前記第1方向に交差する第2方向における両側の側面の底部と、にそれぞれ設けられ、前記配線接続部に接続される配線を外側に引き出すための複数の引出口と
を備える、決済端末装置。
【請求項2】
前記複数の引出口のそれぞれは、前記第1方向における一方側に配置され、
前記第1方向における他方側の端部に接触ICカードリーダライタをさらに備える、請求項1に記載の決済端末装置。
【請求項3】
前記配線接続部は、前記決済端末装置の長手方向に沿って前記配線を接続されるように構成されている、請求項1または2に記載の決済端末装置。
【請求項4】
前記複数の引出口のそれぞれは、前記配線接続部に接続された前記配線を前記配線収容部の外側に引き出すための切り欠きである、請求項1~3のいずれかに記載の決済端末装置。
【請求項5】
前記複数の引出口のそれぞれの高さは、前記配線収容部の高さよりも低い、請求項1~4のいずれかに記載の決済端末装置。
【請求項6】
前記複数の引出口のそれぞれは、前記第1方向における一方側に配置され、
前記配線接続部は、前記第1方向における他方側に設けられている、請求項1~5のいずれかに記載の決済端末装置。
【請求項7】
前記配線収容部の高さは、前記決済端末装置の高さの2分の1より大きい、請求項1~6のいずれかに記載の決済端末装置。
【請求項8】
決済端末装置であって、
前記決済端末装置の底面から内部に向かって窪んだ空間である配線収容部と、
前記決済端末装置の内側であって前記配線収容部の側面に設けられる配線接続部と、
前記決済端末装置の底面に沿った第1方向における一方側の側面の底部と、前記第1方向に交差する第2方向における一方側の側面の底部と、にそれぞれ設けられ、前記配線接続部に接続される配線を外側に引き出すための複数の引出口と
を備える、決済端末装置。
【請求項9】
決済端末装置であって、
前記決済端末装置の底面から内部に向かって窪んだ空間である配線収容部と、
前記決済端末装置の内側であって前記配線収容部の側面に設けられる配線接続部と、
前記決済端末装置の底面に沿った第1方向に交差する第2方向における両側の側面の底部にそれぞれ設けられ、前記配線接続部に接続される配線を外側に引き出すための複数の引出口と
を備える、決済端末装置。
【請求項10】
決済端末装置に用いられるハウジングであって、
前記ハウジングの底面から内部に向かって窪んだ空間である配線収容部と、
前記ハウジングの内側であって前記配線収容部の側面に設けられる配線接続部と、
前記ハウジングの底面に沿った第1方向における一方側の側面の底部と、前記第1方向に交差する第2方向における両側の側面の底部と、にそれぞれ設けられ、前記配線接続部に接続される配線を外側に引き出すための複数の引出口と
を備える、ハウジング。
【請求項11】
前記配線接続部は、前記決済端末装置の長手方向に沿って前記配線を接続されるように構成されている、請求項10に記載のハウジング。
【請求項12】
前記複数の引出口のそれぞれは、前記配線接続部に接続された前記配線を前記ハウジングの外側に引き出すための切り欠きである、請求項10または11に記載のハウジング。
【請求項13】
前記複数の引出口のそれぞれの高さは、前記配線収容部の高さよりも低い、請求項10~12のいずれかに記載のハウジング。
【請求項14】
前記複数の引出口のそれぞれは、前記第1方向における一方側に配置され、
前記配線接続部は、前記第1方向における他方側に設けられている、請求項10~13のいずれかに記載のハウジング。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、クレードルおよび決済端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、クレードルおよびクレードルを備える決済端末装置が開示されている。前記決済端末装置では、クレードルの平坦面に対して傾斜した傾斜面に決済端末が載置される。これにより、決済端末のキー入力面および表示面が操作者側に傾いて、キー入力面の操作性および表示面の視認性の向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012-147344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記決済端末装置では、キー入力面が操作者の近くに位置するように決済端末がクレードルに載置される。このため、決済端末をクレードルに載置された状態で使用する場合、操作者の位置に応じてクレードルの向きを変える必要があり、利便性に欠ける場合がある。
【0005】
本開示は、利便性を向上できるクレードルおよびこのクレードルを備えた決済端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様のクレードルは、
決済端末が着脱可能に載置されるハウジングを備え、
前記ハウジングは、
前記決済端末が載置される載置面と、
前記載置面に沿った第1方向において前記載置面に対する一方側に位置する第1端部と、
前記第1方向において前記載置面に対する他方側に位置する第2端部と、
前記載置面に載置された前記決済端末の位置を決める載置位置決め部と
を備え、
前記載置位置決め部は、前記決済端末の一端が前記第2端部よりも前記第1端部の近くに位置する第1状態で前記決済端末を前記載置面に位置決め可能であると共に、前記決済端末の前記一端が前記第1端部よりも前記第2端部の近くに位置する第2状態で前記決済端末を前記載置面に位置決め可能である。
【0007】
本開示の一態様の決済端末装置は、
前記態様のクレードルと、
前記クレードルに着脱可能に載置される決済端末と
を備える。
【発明の効果】
【0008】
前記クレードルによれば、利便性の高いクレードルを実現できる。
【0009】
前記決済端末装置によれば、前記クレードルにより、利便性の高い決済端末装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示の一実施形態に係る決済端末装置の斜視図。
図2】本開示の一実施形態に係る決済端末装置の分解斜視図。
図3図1のIII-III線に沿った断面図。
図4】本開示の一実施形態に係る決済端末の側面図。
図5】本開示の一実施形態に係るクレードルの側面図。
図6】本開示の一実施形態に係るクレードルの斜視図。
図7図3のVII-VII線に沿った断面図。
図8】本開示の一実施形態に係る決済端末装置の斜視図。
図9】本開示の一実施形態に係る第1状態の決済端末装置の側面図。
図10】本開示の一実施形態に係る第2状態の決済端末装置の側面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した本開示の理解を容易にするためのものであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
【0012】
図1および図2に示すように、本開示の一実施形態の決済端末装置1は、決済端末10と、決済端末10が載置される載置面31を有するクレードル20とを備える。本実施形態では、載置面31は、略矩形状を有している(図5参照)。以下の説明において、載置面31の長手方向を縦方向Xといい、載置面31の短手方向を横方向Yといい、縦方向Xと横方向Yとに直交する方向を高さ方向Zという場合がある。本実施形態に係る縦方向Xは、本開示に係る第1方向の一例である。本実施形態に係る高さ方向Zは、本開示に係る第2方向の一例である。
【0013】
本実施形態の決済端末10は、非接触ICカード決済、接触ICカード決済、磁気カード決済、およびQRコード(登録商標)/バーコード決済を含む複数の決済方式に対応した決済端末である。決済端末10は、クレードル20に載置することなく単独で使用可能であるが、クレードル20に載置することで、プリンタ21(図3に示す)を用いて利用明細などを印刷できる。
【0014】
本実施形態の決済端末10は、扁平な直方体状である。決済端末10は、長手方向が縦方向Xに沿って延びるようにクレードル20に載置される。図1に示す状態では、決済端末10の長手方向における一端10aが、クレードル20の縦方向Xにおける一方側(図1において手前側)に位置している。一方で、図1に示す状態では、決済端末10の長手方向における他端10bが、クレードル20の縦方向Xにおける他方側(図1において奥側)に位置している。
【0015】
決済端末10は、ケーシング11と、タッチパネル12と、非接触ICカードリーダライタ13と、接触ICカードリーダライタ14と、磁気カードリーダ15と、カメラ16(図4に示す)とを備える。
【0016】
本実施形態のケーシング11は、扁平な略直方体状である。ケーシング11は、平坦な第1面11aと、第1面11aと対向する第2面11bとを備える。
【0017】
第1面11a上にはタッチパネル12が配置されている。第1面11aは、決済端末10がクレードル20に載置された状態で第2面11bに対してクレードル20とは反対側に位置している。
【0018】
図3に示すように、第2面11bは、決済端末10がクレードル20に載置された状態で、クレードル20と向き合って配置されている。第2面11bには、高さ方向Zにおいて第1面11aと離れる方向に張り出した凸部11cが設けられている。言い換えれば、凸部11cは、決済端末10がクレードル20に載置された状態で、クレードル20側に張り出している。さらに言い換えれば、凸部11cは、高さ方向Zにおける一方側(図3において下側)に張り出している。凸部11cは、ケーシング11の長手方向における中央に対して一方側(図3において右側)に設けられている。ケーシング11の長手方向における中央よりも一方側に凸部11cが設けられていることにより、決済端末10を平坦面に載置した場合に、タッチパネル12が平坦面に対して傾斜するため、タッチパネル12の操作性および視認性を向上できる。
【0019】
図1および図2に示すように、タッチパネル12は、ケーシング11の第1面11aに設けられている。タッチパネル12は、入力機能と表示機能とを有する。
【0020】
非接触ICカードリーダライタ13は、非接触ICカード決済に使用される。本実施形態の非接触ICカードリーダライタ13は、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)規格に対応している。非接触ICカードリーダライタ13は、ケーシング11の内部に収容されている。
【0021】
接触ICカードリーダライタ14は、接触ICカード決済に使用される。接触ICカードリーダライタ14は、ケーシング11の長手方向の一方側(図1および図2において手前側)の端部に配置されている。言い換えれば、接触ICカードリーダライタ14は決済端末10の一端10aに配置されている。
【0022】
磁気カードリーダ15は、磁気カード決済に使用される。磁気カードリーダ15は、決済端末10の短手方向における一方側(図1および図2において右側)の側面に設けられている。言い換えれば、磁気カードリーダ15は、ケーシング11の横方向Yにおける一方側(図1および図2において右側)の側面に設けられている。
【0023】
カメラ16(図4に示す)は、QRコード(登録商標)/バーコード決済に使用される。カメラ16は、決済端末10の長手方向の他方側(図3において右側)の端部に設けられている。言い換えれば、カメラ16は、決済端末10の他端10bに設けられている。更に言い換えれば、カメラ16は、決済端末10の長手方向おいて接触ICカードリーダライタ14とは反対側に設けられている。
【0024】
決済端末10は、図示しないバッテリを有している。本実施形態に係る前記バッテリは、電磁誘導方式の無線給電により充電される。図3に示すように、決済端末10の長手方向における中央部には、前記バッテリを充電する受電用コイル17が設けられている。言い換えれば、決済端末10の縦方向Xにおける中央部には、受電用コイル17が設けられている。受電用コイル17は、ケーシング11の内部に配置されている。受電用コイル17は、前記バッテリに電気的に接続されている。後述する送電用コイル22に電流が流れると、受電用コイル17に誘導電流が発生し、この誘導電流が前記バッテリに供給されて、バッテリが充電される。
【0025】
図4に示すように、決済端末10は、4つの溝部18A~18Dを備える。より詳細には、決済端末10は、ケーシング11の第2面11bに設けられた4つの溝部18A~18Dを備える。以下の説明において、4つの溝部18A~18Dを特に区別する必要がない場合、これらのうちの1つを単に溝部18という場合がある。
【0026】
溝部18は、決済端末10を高さ方向Zに沿って見たときに、決済端末10の4つの角部にそれぞれ配置されている。より詳細には、溝部18A,18Bは、決済端末10の長手方向における一方側(図4において下側)の2つの角部にそれぞれ配置されている。また、溝部18C,18Dは、決済端末10の長手方向における他方側(図4において上側)の2つの角部にそれぞれ配置されている。溝部18A,18Dは、決済端末10の対角線上の角部にそれぞれ配置されている。溝部18B,18Cは、決済端末10の対角線上の角部にそれぞれ配置されている。
【0027】
溝部18は、高さ方向Zの一方側(図4において紙面手前側)および長手方向の外側に開口している。より詳細には、溝部18A,18Bは、高さ方向Zの一方側および長手方向の一方側(図4において下側)に開口している。溝部18C,18Dは、高さ方向Zの一方側および長手方向の他方側(図4において上側)に開口している。図3に示すように、溝部18は、第2面11bから第1面11aに向かって高さ方向Zに沿って延びている。
【0028】
図1から図3に示すように、本実施形態のクレードル20は、ハウジング30と、ハウジング30の内部に配置されたプリンタ21(図3に示す)とを備える。
【0029】
ハウジング30は、略直方体の箱状である。ハウジング30は、決済端末10が着脱可能に載置される載置面31と、縦方向Xにおいて載置面31に対する一方側(図3において左側)に位置する第1端部30aと、縦方向Xにおいて載置面31に対する他方側(図3において右側)に位置する第2端部30bとを備える。
【0030】
図5に示すように、載置面31は、略矩形状である。載置面31は縦方向Xと横方向Yとに沿って伸びている。載置面31は、略矩形の枠状の外周部31aを備える。外周部31aの縦方向Xに延びた部分は、縦方向Xにおける中央部において高さ方向Zの一方側(図5において紙面奥側)に湾曲している。
【0031】
図2図3および図5に示すように、載置面31には、隆起部32と、一対の凹部33A,33Bとが設けられている。隆起部32は、縦方向Xにおける一対の凹部33A,33Bの間に配置されている。以下の説明において、凹部33A,33Bを特に区別する必要がない場合、これらのうちの1つを単に凹部33という場合がある。
【0032】
隆起部32は、縦方向Xにおける載置面31の中央部に設けられている。隆起部32は、高さ方向Zに沿って見て矩形状の端面を有する。前記端面は、縦方向Xと横方向Yと沿って延びている。隆起部32は、載置面31から高さ方向Zの他方側(図3において上側)に出っ張っている。また、図3に示すように、隆起部32の内部には、送電用コイル22が配置されている。
【0033】
送電用コイル22は、縦方向Xおよび横方向Yにおいて受電用コイル17と対応する位置に設けられている。送電用コイル22は、後述する配線接続部36を介して外部電源(図示せず)と電気的に接続されている。前述したように、送電用コイル22に電流が流れると、受電用コイル17に誘導電流が発生し、決済端末10のバッテリ(図示せず)が充電される。本実施形態の送電用コイル22は、本開示に係る無線給電部の一例である。
【0034】
図3に示すように、凹部33は、載置面31から高さ方向Zの一方側(図3において下側)に窪んで形成されている。凹部33は、決済端末10の凸部11cを収容するように、凸部11cよりも僅かに大きく形成されている。凹部33Aは、縦方向Xにおいて送電用コイル22に対する一方側(図3において左側)に配置されている。凹部33Bは、縦方向Xにおいて送電用コイル22に対する他方側(図3において右側)に配置されている。凹部33A,33Bは、縦方向Xにおいて間隔を開けて配置されている。
【0035】
プリンタ21は、ハウジング30の内部に配置されている。プリンタ21は、縦方向Xにおける送電用コイル22に対する一方側(図3において左側)に配置されている。プリンタ21は、ハウジング30の内部に収容されたロール紙Rから繰り出された紙に印字する。
【0036】
図1および図2に示すように、ハウジング30は、プリンタ21により印字された紙をハウジングの外側に排出する排紙口34を備える。排紙口34は、ハウジング30の縦方向Xにおける一方側(図1および図2において手前側)の側面に設けられている。
【0037】
図2に示すように、ハウジング30は、決済端末10がクレードル20に載置された状態で、カメラ16をハウジング30の外部に露出させる貫通孔35を備える。貫通孔35は、ハウジング30の縦方向Xにおける他方側(図2において奥側)の側面に設けられている。言い換えれば、貫通孔35は、ハウジング30の縦方向Xにおいて排紙口34が設けられた側面とは反対側の側面に設けられている。貫通孔35は、縦方向Xにおいて凹部33Bとハウジング30の外部とを隔てる壁を貫通している。
【0038】
ハウジング30は、配線接続部36A~36Eと、配線収容部37と、引出口38A~38Cとを備える。以下の説明において、引出口38A~38Cを特に区別する必要がない場合、これらのうちの1つを単に引出口38という場合がある。
【0039】
配線接続部36A~36Eは、ハウジング30の高さ方向Zにおいて載置面31と対向する側面に設けられている。配線接続部36A~36Eはハウジング30の内部に配置された回路基板23(図3に示す)に接続されている。配線接続部36Aには、充電ケーブルが接続される。配線接続部36Bには、LANケーブルが接続される。配線接続部36Cには、ミニDINケーブルが接続される。配線接続部36Dには、USB Type-Aケーブルが接続される。配線接続部36Eには、USB Type-Cケーブルが接続される。
【0040】
配線収容部37は、ハウジング30の高さ方向Zにおいて載置面31と対向する側面から載置面31側に窪んで設けられた空間である。配線収容部37は、クレードル20の縦方向Xにおける中央より他方側(図6において左側)に配置されている。配線収容部37には、上述した充電ケーブルなどの配線が収容される。図3に示すように、配線収容部37は、ロール紙Rおよびプリンタ21が収容されるハウジング30の内部の空間と隣接して配置されている。
【0041】
引出口38は、配線収容部37に上述した充電ケーブルなどをハウジング30の内部から外部に引き出すための切り欠きである。引出口38A~38Cは、縦方向Xにおいてハウジング30の中央より一方側(図6において右側)に配置されている。言い換えれば、引出口38A~38Cは、縦方向Xにおける中央に対して排紙口34と同じ側に設けられている。引出口38Aは、ハウジング30の縦方向Xにおける一方側の側面に設けられた切り欠きである。引出口38Bは、ハウジング30の横方向Yにおける一方側の側面に設けられた切り欠きである。引出口38Cは、ハウジング30の横方向Yにおける他方側の側面に設けられた切り欠きである。本実施形態では、引出口38が、ハウジング30の縦方向Xにおける一方側の側面と、ハウジング30の横方向Yにおける両側の側面とに設けられているので、配線を三方向から引き出せる。
【0042】
図5に示すように、ハウジング30は、決済端末10の位置を決める載置位置決め部40を備える。
【0043】
本実施形態の載置位置決め部40は、4つのリブ41A~41Dを備える。本実施形態では、4つのリブ41A~41Dのうち、2つのリブ41A,41Bが、凹部33Aに配置され、残りの2つのリブ41C,41Dが、凹部33Bに配置されている。以下の説明において、リブ41A~41Dを特に区別する必要がない場合、これらのうちの1つを単にリブ41という場合が有る。
【0044】
本実施形態のリブ41は、外周部31aの横方向Yに延びた部分から、凹部33内に突出している。リブ41は、高さ方向Zに沿って見た場合に、外周部31aの横方向Yに延びた部分から縦方向Xに突出している。また、リブ41は、高さ方向Zに延びている。リブ41の外形は、溝部18(図4に示す)内に収容されるように、溝部18の内形よりも小さい。より詳細には、リブ41の縦方向Xの寸法は、溝部18の縦方向Xの寸法よりも小さい。リブ41の横方向Yの寸法は、溝部18の横方向Yの寸法よりも小さい。また、リブ41A~41Dは、高さ方向Zに沿って見て、溝部18A~18Dと対応する位置にそれぞれ配置されている。本実施形態のリブ41A,41Dは、本開示に係る第1位置決め部および第2位置決め部の一例である。同様に、本実施形態のリブ41B,41Cは、本開示に係る第1位置決め部および第2位置決め部の一例である。
【0045】
リブ41A,41Bは、縦方向Xにおいて載置面31の中央部に対する一方側(図5において下側)に配置されている。リブ41C,41Dは、縦方向Xにおいて中央部に対する他方側(図5において上側)に配置されている。
【0046】
リブ41A,41Dは、高さ方向Zに沿って見て、載置面31の対角線上の角部にそれぞれ配置されている。より詳細には、リブ41A,41Dは、高さ方向Zに沿って見て、外周部31aの対角線上の隅部にそれぞれ配置されている。
【0047】
リブ41B,41Cは、高さ方向Zに沿って見て、載置面31の対角線上の角部にそれぞれ配置されている。より詳細には、リブ41B,41Cは、高さ方向Zに沿って見て、外周部31aの対角線上の隅部にそれぞれ配置されている。
【0048】
(決済端末10の載置状態)
【0049】
図7に示すように、クレードル20のリブ41が決済端末10の溝部18内に配置されることで、クレードル20に載置される決済端末10の位置が決まる。また、クレードル20のリブ41が決済端末10の溝部18内に配置された状態では、クレードル20に対する決済端末10の相対的な移動が規制される。
【0050】
本実施形態の載置位置決め部40は、決済端末10の一端10a(接触ICカードリーダライタ14が設けられた端部)が第2端部30bよりも第1端部30aの近くに位置する第1状態(図1から図3に示す)で決済端末10を載置面31に位置決め可能である。また、本実施形態の載置位置決め部40は、決済端末10の一端10aが第1端部30aよりも第2端部30bの近くに位置する第2状態(図8に示す)で決済端末10を載置面31に位置決め可能である。言い換えれば、載置位置決め部40は、第1状態で決済端末10を載置面31に位置決め可能であると共に、第1状態から前後左右に反転した第2状態で決済端末10を載置位置決め可能である。決済端末10の第1状態と第2状態とは、クレードル20から決済端末10を取り外し、決済端末10の全体を高さ方向Zに沿った軸回りに180度回転させた後に、決済端末10をクレードル20に再度載置することで相互に切り替えられる。
【0051】
第1状態では、図7に示すように、溝部18A内にリブ41Aが配置されており、溝部18B内にリブ41Bが配置されている。また、第1状態では、溝部18C内にリブ41Cが配置されており、溝部18D内にリブ41Dが配置されている。
【0052】
同様に、第2状態では、図示しないが、溝部18D内にリブ41Aが配置されており、溝部18C内にリブ41Bが配置されている。また、第1状態では、溝部18B内にリブ41Cが配置されており、溝部18A内にリブ41Dが配置されている。
【0053】
前述したように、リブ41A,41Dは、高さ方向Zに沿って見て、載置面31の対角線上の角部にそれぞれ配置されている。より詳細には、リブ41A,41Dは、高さ方向Zに沿って見て、対称中心C(図5に示す)に対して点対称に配置されている。対称中心Cとは、決済端末10の第1状態と第2状態とにおいて位置が変化しない部分に対応する載置面31内の点である。なお、本実施形態の対称中心Cは、隆起部32上に位置している。
【0054】
同様に、リブ41B,41Cは、高さ方向Zに沿って見て、対称中心Cに対して点対称に配置されている。
【0055】
また、図5に示すように、凹部33A,33Bは、高さ方向Zに沿って見て、対称中心Cに対して点対称に配置されている。
【0056】
図3に明瞭に示すように、溝部18の高さ方向Zにおける他方側(図3において上側)を画定する面18aとリブ41の高さ方向Zにおける他方側の面41aとが接触することで、決済端末10がクレードル20に支持されている。これにより、決済端末10の高さ方向Zの位置が決まる。溝部18A~18Dの面18aとケーシング11の第1面11aとの間の高さ方向Zにおける距離D1は、互いに等しい。また、リブ41A~41Dの面41aとハウジング30の高さ方向Zにおける一方側(図3において下側)の端部との間の高さ方向Zにおける距離D2は、互いに等しい。これにより、図9に示す第1状態では、ハウジング30が平坦な設置面Sに設置されたとき、決済端末10の第1面11aと設置面Sとは平行になる。同様に、図10に示す第2状態においても、ハウジング30が平坦な設置面Sに設置されたとき、決済端末10の第1面11aと設置面Sとは平行になる。特に、ハウジング30が水平な設置面Sに配置されたときは、第1状態と第2状態とのいずれにおいても、第1面11aは水平になる。
【0057】
クレードル20および決済端末装置1は、次のような効果を発揮できる。
【0058】
クレードル20は、決済端末10が着脱可能に載置されるハウジング30を備える。ハウジング30は、決済端末10が載置される載置面31と、載置面31に沿った縦方向Xにおいて載置面31に対する一方側に位置する第1端部30aと、縦方向Xにおいて載置面31に対する他方側に位置する第2端部30bと、載置面31に載置された決済端末10の位置を決める載置位置決め部40とを備える。載置位置決め部40は、決済端末10の一端が第2端部30bよりも第1端部30aの近くに位置する第1状態で決済端末10を載置面31に位置決め可能であると共に、決済端末10の一端が第1端部30aよりも第2端部30bの近くに位置する第2状態で決済端末10を載置面31に位置決め可能である。このような構成により、操作者の位置に応じて決済端末10を第1状態と第2状態とに変更することで、第1方向の一方側と他方側との両方から決済端末10を操作できる。これにより、操作者の位置に応じてクレードル20の向きを変える必要がない。その結果、利便性を向上できるクレードル20を実現できる。
【0059】
ハウジング30は、平坦な設置面Sに設置された場合に、第1状態と第2状態とのいずれにおいても、決済端末10の載置面31と反対側の第1面11aと、設置面Sとが平行となるように構成されている。このような構成により、例えば、ハウジング30を水平面に設置したとき、第1状態と第2状態とのいずれにおいても、第1面11aは水平になる。その結果、第1状態と第2状態とのいずれにおいても、縦方向Xの両側から決済端末10を操作しやすくなる。その結果、利便性をより一層向上できる。
【0060】
載置位置決め部40は、載置面31に載置された決済端末10の位置をそれぞれ決める第1位置決め部41および第2位置決め部41を有する。載置面31に交差する高さ方向Zに沿って見たときに、載置面31が矩形状を有し、第1位置決め部41および第2位置決め部41の各々が、載置面31の対角上の角部にそれぞれ配置されている。このような構成によれば、クレードル20に対する決済端末10の位置決めをより簡単な構成で実現できる。
【0061】
決済端末10が、載置面31に載置された場合に、載置面31に対向する第2面11bから載置面31とは反対側に窪む複数の溝部18を備える。第1位置決め部41および第2位置決め部41の各々は、決済端末10が載置面31に載置された場合に、複数の溝部18内にそれぞれ配置されるリブ41である。この構成によれば、決済端末10が載置面31に載置された場合に、クレードル20のリブ41が決済端末10の溝部18内に配置されているので、クレードル20に対して決済端末10をより確実に位置決めできる。
【0062】
決済端末10が、載置面31に載置された場合に、載置面31に対向する第2面11bから載置面31に向かって張り出した凸部11cを有する。ハウジング30が、載置面31に縦方向Xに間隔を開けて配置され、載置面31からハウジング30の内部に向かってそれぞれ窪む一対の凹部33A,33Bを有する。一対の凹部33A,33Bの各々が、凸部11cを収容可能に構成されている。このような構成によれば、凸部11cを有する決済端末10をクレードル20に載置する場合に、凸部11cが凹部33に収容されるので、決済端末10がクレードル20に対して傾斜することを抑制できる。その結果、決済端末10の操作性を向上でき、利便性をより一層向上できる。
【0063】
クレードル20は、載置面31の縦方向Xにおける一対の凹部33A,33Bの間に配置され、決済端末10を無線給電する送電用コイル22を備える。このような構成によれば、本実施形態のように送電用コイル22に対応する受電用コイル17が決済端末10の縦方向Xの中央に配置されている場合に、第1状態と第2状態のいずれにおいても受電用コイル17と送電用コイル22との縦方向Xにおける位置が合わされる。その結果、決済端末10のバッテリを効率よく充電できる。
【0064】
クレードル20は、縦方向Xにおいて送電用コイル22に対して一方側に配置されたプリンタ21と、縦方向Xにおいて送電用コイル22に対して他方側に配置された配線接続部36とを備える。ハウジング30は、プリンタ21により印字された紙を排出する排紙口34と、縦方向Xにおいて送電用コイル22に対して排紙口34と同じ側に位置し、配線接続部36に接続された配線をハウジング30の外側に引き出すための引出口38A~38Cとを備える。このような構成によれば、店舗において排紙口34が店員側に向くようにクレードル20が設置された場合に、配線収容部37に接続された配線を店員側から引き出すことができる。その結果、縦方向Xにおいて店員側とは反対側の客側から配線が引き出されず、クレードル20の外観を向上できる。
【0065】
決済端末装置1によれば、クレードル20により、利便性の高い決済端末装置1を実現できる。
【0066】
クレードル20および決済端末装置1は、次のように構成することもできる。
【0067】
クレードル20に溝部が設けられてもよく、決済端末10にリブが設けられてもよい。
【0068】
リブ41の数は4つに限定されず、2つ以上の偶数個であってもよい。
【0069】
第1状態と第2状態とにおいて、決済端末10の第1面11aと設置面Sとが平行でなくてもよい。
【0070】
本開示の第1位置決め部および第2位置決め部は、リブに限らない。
【0071】
凹部33A,33Bは、省略可能である。
【0072】
プリンタ21、無線給電器の一例としての送電用コイル22、及び配線接続部36は、省略可能である。
【0073】
高さ方向Zに沿ってみたときに、載置面31は矩形状でなくてもよい。高さ方向Zに沿って見たときに、リブ41は、載置面31の対角上の角部に設けられていなくてもよい。
【0074】
以上、図面を参照して本開示における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本開示の種々の態様について説明する。なお、以下の説明では、参照符号も添えて記載する。
【0075】
本開示の第1態様のクレードル20は、
決済端末10が着脱可能に載置されるハウジング30を備え、
前記ハウジング30は、
前記決済端末10が載置される載置面31と、
前記載置面31に沿った第1方向Xにおいて前記載置面31に対する一方側に位置する第1端部30aと、
前記第1方向Xにおいて前記載置面31に対する他方側に位置する第2端部30bと、
前記載置面31に載置された前記決済端末10の位置を決める載置位置決め部40と
を備え、
前記載置位置決め部40は、前記決済端末10の一端が前記第2端部30bよりも前記第1端部30aの近くに位置する第1状態で前記決済端末10を前記載置面31に位置決め可能であると共に、前記決済端末10の前記一端が前記第1端部30aよりも前記第2端部30bの近くに位置する第2状態で前記決済端末10を前記載置面31に位置決め可能である。
【0076】
本開示の第2態様のクレードル20では、
前記ハウジング30は、平坦な設置面Sに設置された場合に、前記第1状態と前記第2状態とのいずれにおいても、前記決済端末10の前記載置面31とは反対側の面11aと、前記設置面Sとが平行となるように構成されている。
【0077】
本開示の第3態様のクレードル20では、
前記載置位置決め部40は、前記載置面31に載置された前記決済端末10の位置をそれぞれ決める第1位置決め部41および第2位置決め部41を有し、
前記載置面31に交差する第2方向Zに沿って見たときに、前記載置面31が矩形状を有し、前記第1位置決め部41および前記第2位置決め部41の各々が、前記載置面31の対角上の角部にそれぞれ配置されている。
【0078】
本開示の第4態様のクレードル20では、
前記決済端末10が、前記載置面31に載置された場合に、前記載置面31に対向する面11bから前記載置面31とは反対側に窪む複数の溝部18を備え、
前記第1位置決め部41および前記第2位置決め部41の各々は、前記決済端末10が前記載置面31に載置された場合に、前記複数の溝部18内にそれぞれ配置されるリブ41である。
【0079】
本開示の第5態様のクレードル20では、
前記決済端末10が、前記載置面31に載置された場合に、前記載置面31に対向する面11bから前記載置面31に向かって張り出した凸部11cを有し、
前記ハウジング30が、前記載置面31に前記第1方向Xに間隔を開けて配置され、前記載置面31から前記ハウジング30の内部に向かってそれぞれ窪む一対の凹部33A,33Bを有し、
前記一対の凹部33A,33Bの各々が、前記凸部11cを収容可能に構成されている。
【0080】
本開示の第6態様のクレードル20は、前記載置面31の前記第1方向Xにおける前記一対の凹部33A,33Bの間に配置され、前記決済端末10に無線給電する無線給電器22を備える。
【0081】
本開示の第7態様のクレードル20は、
前記第1方向Xにおいて前記無線給電器22に対して一方側に配置されたプリンタ21と、
前記第1方向Xにおいて前記無線給電器22に対して他方側に配置された配線接続部36と
を備え、
前記ハウジング30は、
前記プリンタ21により印字された紙を排出する排紙口34と、
前記第1方向Xにおいて前記無線給電器22に対して前記排紙口34と同じ側に位置し、前記配線接続部36に接続された配線を前記ハウジング30の外側に引き出すための引出口38と
を備える。
【0082】
本開示の第8態様の決済端末10装置は、
前記態様のクレードル20と、
前記クレードル20に着脱可能に載置される決済端末10と
を備える。
【0083】
前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
【0084】
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0085】
本開示のクレードルは、例えば、決済端末装置に適用できる。
【0086】
本開示の決済端末装置は、例えば、POS(Point Of Sales)システムに適用できる。
【符号の説明】
【0087】
1 決済端末装置
10 決済端末
11 ケーシング
11a 第1面
11b 第2面
11c 凸部
12 タッチパネル
13 非接触ICカードリーダライタ
14 接触ICカードリーダライタ
15 磁気カードリーダ
16 カメラ
17 受電用コイル
18,18A~18D 溝部
20 クレードル
21 プリンタ
22 送電用コイル(無線給電器)
23 回路基板
30 ハウジング
30a 第1端部
30b 第2端部
31 載置面
31a 外周部
32 隆起部
33,33A,33B 凹部
34 排紙口
35 貫通孔
36,36A~36E 配線接続部
37 配線収容部
38 引出口
40 載置位置決め部
41,41A~41D リブ(第1位置決め部,第2位置決め部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10