(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024115050
(43)【公開日】2024-08-26
(54)【発明の名称】情報提供装置、情報提供方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/00 20230101AFI20240819BHJP
【FI】
G06Q10/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023020499
(22)【出願日】2023-02-14
(71)【出願人】
【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100165179
【弁理士】
【氏名又は名称】田▲崎▼ 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100126664
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 慎吾
(74)【代理人】
【識別番号】100154852
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 太一
(74)【代理人】
【識別番号】100194087
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 伸一
(72)【発明者】
【氏名】数野 修一
【テーマコード(参考)】
5L010
5L049
【Fターム(参考)】
5L010AA01
5L049AA01
(57)【要約】
【課題】利用に関する経済的価値の予想を十分に行い、利用者に価値ある情報を提供することができる情報提供装置、情報提供方法、およびプログラムを提供すること。
【解決手段】バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報を取得する情報取得部と、素材価格情報に基づいて、バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来価格を予想する予想部と、素材ごとの将来価格に関する情報を端末装置に提供する情報提供部と、を備える情報提供装置。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報を取得する情報取得部と、
前記素材価格情報に基づいて、前記バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来価格を予想する予想部と、
前記素材ごとの将来価格に関する情報を情報端末装置に提供する情報提供部と、
を備える情報提供装置。
【請求項2】
前記情報取得部は、前記バッテリを素材に分解せず再使用した場合の価格を示す再使用価格情報を更に取得し、
前記予想部は、前記再使用価格情報に基づいて、前記バッテリを再使用する場合の将来価格を更に予想し、
前記情報提供部は、前記素材ごとの将来価格に関する情報と前記バッテリを再使用する場合の将来価格に関する情報とを対比可能な情報を前記情報端末装置に提供する、
請求項1記載の情報提供装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記バッテリを素材に分解せず再使用した場合の価格を示す再使用価格情報を更に取得し、
前記予想部は、前記再使用価格情報に基づいて、前記バッテリを再使用する場合の将来価格を更に予想し、
前記情報提供部は、前記素材ごとの将来価格に関する情報と前記バッテリを再使用する場合の将来価格に関する情報とを合計した将来価値を表す情報を前記情報端末装置に提供する、
請求項1記載の情報提供装置。
【請求項4】
前記情報取得部は、更に、前記バッテリの劣化状態を推定するための情報を更に取得し、
前記予想部は、前記バッテリの劣化状態を推定するための情報に基づいて、前記バッテリの将来の劣化状態を更に予想し、
前記バッテリの将来の劣化状態に基づいて、前記予想された前記バッテリを再使用する場合の将来価格を補正する補正部を更に備える、
請求項2または3記載の情報提供装置。
【請求項5】
前記情報提供部は、前記提供する情報の内容を、将来の時点ごとのグラフで表示するための情報を前記情報端末装置に提供する、
請求項1記載の情報提供装置。
【請求項6】
前記情報提供部は、前記将来の時点ごとの予想された情報のバラつきを示す画像を前記グラフに含める、
請求項5記載の情報提供装置。
【請求項7】
情報提供装置が、
バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報を取得し、
前記素材価格情報に基づいて、前記バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来価格を予想し、
前記素材ごとの将来価格に関する情報を端末装置に提供する、
情報提供方法。
【請求項8】
情報提供装置のプロセッサに、
バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報を取得させ、
前記素材価格情報に基づいて、前記バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来価格を予想させ、
前記素材ごとの将来価格に関する情報を端末装置に提供させる、
ためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供装置、情報提供方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、省エネルギーに対する取り組みは、資源確保のために必須になっている。例えば、特許文献1記載の発明では、原油や石炭などの燃料の価格予想を行い、将来の光熱水道費の損益計算をする。この発明では算出した内容に基づいて、省エネルギーの数値化を行い、新規施設投資のシミュレーションに役立てている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では再利用に関する経済的価値の予想について考慮が十分にされていなかった。このため、利用者に価値ある情報を提供することが出来ない場合があった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、利用者に価値ある情報を提供することができる情報提供装置、情報提供方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る情報提供装置、情報提供方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る情報提供装置は、バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報を取得する情報取得部と、素材価格情報に基づいて、バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来価格を予想する予想部と、素材ごとの将来価格に関する情報を端末装置に提供する情報提供部とを備える情報提供装置である。
【0007】
(2):上記(1)の態様において、情報取得部は、バッテリを素材に分解せず再使用した場合の価格を示す再使用価格情報を更に取得し、予想部は、再使用価格情報に基づいて、バッテリを再使用する場合の将来価格を更に予想し、情報提供部は、前記素材ごとの将来価格に関する情報とバッテリを再使用する場合の将来価格に関する情報とを対比可能な情報を前記情報端末装置に提供するものである。
【0008】
(3):上記(1)の態様において、情報取得部は、バッテリを素材に分解せず再使用した場合の価格を示す再使用価格情報を更に取得し、予想部は、再使用価格情報に基づいて、バッテリを再使用する場合の将来価格を更に予想し、情報提供部は、素材ごとの将来価格に関する情報とバッテリを再使用する場合の将来価格に関する情報とを合計した将来価値を表す情報を端末装置に提供するものである。
【0009】
(4):上記(2)または(3)の態様において、情報取得部は、更に、バッテリの劣化状態を推定するための情報を更に取得し、予想部は、バッテリの劣化状態を推定するための情報に基づいて、バッテリの将来の劣化状態を更に予想し、バッテリの将来の劣化状態に基づいて、予想されたバッテリを再使用する場合の将来価格を補正する補正部を更に備えるものである。
【0010】
(5):上記(1)のいずれかの態様において、情報提供部は、提供する情報の内容を、将来の時点ごとのグラフで表示するための情報を端末装置に提供するものである。
【0011】
(6):上記(5)の態様において、情報提供部は、将来の時点ごとの予想された情報のバラつきを示す画像をグラフに含めるものである。
【0012】
(7):この発明の一態様に係る提供方法は、情報提供装置が、バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報を取得し、素材価格情報に基づいて、バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来価格を予想し、素材ごとの将来価格に関する情報を端末装置に提供する提供方法である。
【0013】
(8):この発明の一態様に係るプログラムは、情報提供装置のプロセッサに、バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報を取得させ、素材価格情報に基づいて、バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来価格を予想させ、素材ごとの将来価格に関する情報を端末装置に提供させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0014】
(1)~(8)の態様によれば、利用者に価値ある情報を提供することができる情報提供装置、情報提供方法、およびプログラムを提供することにより、利用者に価値ある情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】実施形態に係る情報提供装置100の使用環境と構成の一例を示す図である。
【
図2】予想部122が予想した材料別将来価格予想を表示するコンテンツ画面IM1の一例である。
【
図3】予想部122が補正計算をした材料別価格予想を表示するコンテンツ画面IM2の一例である。
【
図4】会員IDに対して、車両の識別番号、および、情報端末装置10の識別番号が対応つけられた情報である。
【
図5】情報提供部124が生成するコンテンツ画面IM3の一例である。
【
図6】実施形態の情報提供装置100によって実施される処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照し、本発明の情報提供装置、情報提供方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
【0017】
[全体構成]
図1は、実施形態に係る情報提供装置100の使用環境と構成の一例を示す図である。
図1に示す例では、情報提供装置100は、例えば、情報端末装置10と、車両30と、および価格情報提供サーバ40と、ネットワークNWを介して通信する。
【0018】
情報端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等の通信機能と表示機能を有するコンピュータ装置である。
【0019】
UA(User Agent)12は、例えば、アプリケーションプログラムまたはブラウザであり、ネットワークNWを介してWebサーバからWebページなどのコンテンツを取得し、情報端末装置10に表示させる。情報端末装置10の利用者は、UA12を用いて情報提供装置100の提供する会員制のサービスを受ける。情報提供装置100は、例えば自動車メーカーの運営する装置であり、車両30の販売に伴ってオーナー向けの情報提供サービスを提供するものである。
【0020】
車両30には、車両として一般的な構成の他、TCU32と、バッテリ34が搭載される。車両30は、例えば、専らバッテリ34からの電力によって走行する電気自動車である。
【0021】
TCU32は、ネットワークNWを介して、情報提供装置100、価格情報提供サーバ40、情報端末装置10と通信する。TCU32は、バッテリ34に取り付けられた電流センサや電圧センサ、温度センサなどによって測定された測定結果を情報提供装置100に送信する。TCU32は、図示しないバッテリ管理装置によって認識された充電上限電圧、一定時間測定した放電電圧の差分データなどを情報提供装置100に送信してもよい。
【0022】
バッテリ34は、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、全固体電池などである。
【0023】
価格情報提供サーバ40は、例えば公共機関、商社、素材取引業者などにより運営され、バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報をネットワークNWを介して提供する。
【0024】
情報提供装置100は、情報取得部120と、予想部122と、情報提供部124と、補正部126と、劣化推定部128と、記憶部150とを備える。通信部110と記憶部150以外の構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
【0025】
通信部110は、ネットワークNWに接続するための通信インターフェースである。通信部110は、例えばネットワークカードである。
【0026】
情報取得部120は、通信部110およびネットワークNWを介して、価格情報提供サーバ40からバッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報と、バッテリを素材に分解せず再使用した場合の価格を示す再使用価格情報とを取得する。素材価格情報や再使用価格情報は、例えば、Ni、Co、Mn、Liなどの希少金属に関する情報である。
【0027】
予想部122は、素材価格情報に基づいて、バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来素材価格を予想する。又は、再使用価格情報に基づいて、バッテリを再使用する場合の将来再使用価格を予想する。将来価格は、例えば、5年後、10年後、15年後の価格を予想する。そして、将来価格を情報端末装置10に提供する。
図2は、予想部122が予想した材料別将来価格予想を表示するコンテンツ画面IM1の一例である。縦軸は価格、横軸は5年毎の時系列になっており、未来の予想は点線で表されている。Co、Mn、Niのそれぞれの価格予想がグラフとして画面に表示される。
【0028】
素材ごとの将来素材価格は、全世界の素材ごとの埋蔵量等に基づいて補正計算されてもよい。
図3は、予想部122が補正計算をした材料別価格予想を表示するコンテンツ画面IM2の一例である。縦軸は価格、横軸は5年毎の時系列になっている。また、予想部122は、価格情報提供サーバ40から全世界の素材ごとの埋蔵量を取得する。その埋蔵量に基づいて、補正計算を行う。埋蔵量が少ない素材は下方に補正され、埋蔵量が多い素材は上方に補正される。C1はCoの2042年時点での価格予想である。例えば、Coの埋蔵量が少ないという情報を取得した場合、C1のように上方に補正される。
【0029】
情報提供部124は、予想部で予想した、将来素材価格と将来再使用価格とを対比可能な情報と、将来素材価格と将来再使用価格とを合計した将来価値を表す情報とを情報端末装置10に送信する。
【0030】
情報取得部120は、更に、バッテリの劣化状態を推定するための情報をTCU32から取得する。これを劣化状態推定情報とする。バッテリの劣化状態により、バッテリの価格が変動するため、より正確な価格情報を算出するために取得する。
【0031】
劣化推定部128は、劣化状態推定情報に基づいて、バッテリの将来の劣化状態を更に予測する。劣化量が多ければ多いほど、使用用途が限られてくるため、価格が加速的に低下する。
【0032】
補正部126は、予測した将来の劣化状態に基づいて、将来再使用価格を補正する。
【0033】
情報提供部124は、情報端末装置10に送信する情報をグラフにするための情報として提供する。例えば、類推線で表現する場合、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能によって実現してもよい。将来の時点ごとの予想された情報は、上下にばらつきがあってもよい。予想価格の上限と下限を情報端末装置10に送信する画像の情報として含める。
【0034】
記憶部150は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等により実現される。会員情報DB152と、バッテリ種別情報154が格納される。
【0035】
会員情報DB152は、車両30のオーナー向けのサービスを利用する会員登録データを記録するデータベースである。例えば、会員毎の会員ID、氏名、住所、暗証番号、車両の識別番号、情報端末装置10の識別番号等が記録されている。
図4は、
図4は、会員IDに対して、車両の識別番号、および、情報端末装置10の識別番号が対応つけられた情報である。
【0036】
バッテリ種別情報154は、バッテリの種別に対して、バッテリに含まれる素材名とバッテリに含まれる含有素材量が対応づけられていないデータベースである。
【0037】
図5は、情報提供部124が生成するコンテンツ画面IM3の一例である。R1はリユースの価格予想であり、R2はリサイクルの価格予想である。車両30のバッテリの素材の割合を参考に素材別に算出した価格を合算して5年ごとの価格予想を折れ線グラフで表している。また、情報提供部124が情報端末装置10に提供する情報として将来の時点ごとの予想された情報のバラつきを示す画像符号を用いて説明も含めてよい。
【0038】
[フローチャート]
図6は、実施形態の情報提供装置100によって実施される処理の一例を示すフローチャートである。まず、情報取得部120は、価格情報提供サーバ40から素材価格情報と再使用価格情報を取得する(ステップS100)。
【0039】
次に予想部122が、素材価格情報または、再使用価格情報に基づいて、将来素材価格または将来再使用価格を予想する(ステップS102)。予想部122は、価格情報提供サーバ40から全世界の素材の埋蔵量を取得し、それに基づいて自価値を補正計算する(ステップS104)。
【0040】
次に情報取得部120が、TCU32からバッテリの劣化状態推定情報を取得する(ステップS106)。劣化推定部128が、劣化推定情報に基づいて車両30のバッテリの劣化状態を推定する(ステップS108)。補正部126が、バッテリの劣化状態に基づいて、将来素材価格または、将来再使用価格を補正する(ステップS110)。
【0041】
情報提供部124は、補正した将来素材価格と将来再使用価格を合算し、提供情報を生成する(ステップS112)。情報提供部124は、情報端末装置10に提供情報を送信する(ステップS114)。UA12がグラフ等の画像を表示する。
【0042】
[まとめ]
上述した実施形態によれば、利用者の車両に搭載されているバッテリの価値を時系列ごとに確認することができ、利用者に価値ある情報を提供することができる。
【0043】
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
コンピュータによって読み込み可能な命令(computer-readable instructions)を格納する記憶媒体(storage medium)と、
前記記憶媒体に接続されたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、前記コンピュータによって読み込み可能な命令を実行することにより(the processor executing the computer-readable instructions to:)
バッテリを構成する素材の価格を示す素材価格情報を取得し、
前記素材価格情報に基づいて、前記バッテリを素材に分解してリサイクルした場合の素材ごとの将来価格を予想し、
前記素材ごとの将来価格に関する情報を情報端末装置に提供する、
情報提供装置。
【0044】
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
【符号の説明】
【0045】
10 情報端末装置
12 UA
NW ネットワーク
30 車両
32 TCU
34 バッテリ
40 価格情報提供サーバ
100 情報提供装置
120 情報取得部
122 予想部
124 情報提供部
126 補正部
128 劣化推定部
150 記憶部
152 会員情報DB
154 バッテリ種別情報