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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024115920
(43)【公開日】2024-08-27
(54)【発明の名称】充電器
(51)【国際特許分類】
   H02J 7/02 20160101AFI20240820BHJP
   H02J 7/00 20060101ALI20240820BHJP
【FI】
H02J7/02 U
H02J7/00 301B
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023021828
(22)【出願日】2023-02-15
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 1.サンプルの譲渡 譲渡日 令和4年12月5日 譲渡した場所 株式会社バートル 広島県府中市鵜飼町19番1号 公開者 京セラインダストリアルツールズ株式会社 2.サンプルの配布 配布日 令和4年12月6日 配布場所 ハニービルBF1 大阪府大阪市中央区博労町4丁目6-10 公開者 株式会社バートル 3.パンフレットの配布 配布日 令和4年12月6日 配布場所 ハニービルBF1 大阪府大阪市中央区博労町4丁目6-10 公開者 株式会社バートル 4.展示会 展示日 令和4年12月6日 展示会名、開催場所 ハニービルBF1 大阪府大阪市中央区博労町4丁目6-10 公開者 京セラインダストリアルツールズ株式会社 5.ウェブサイトへの掲載 ウェブサイトの掲載日 令和4年12月14日 ウェブサイトのアドレス https://www.burtle.jp/new_arrival/2023-ss/ 公開者 株式会社バートル 6.カタログの送付 送付日 令和5年2月4日 送付場所 株式会社バートル 広島県府中市鵜飼町19番1号 公開者 株式会社バートル
(71)【出願人】
【識別番号】318001706
【氏名又は名称】京セラインダストリアルツールズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】宮 勇二
(72)【発明者】
【氏名】大久保 祐甫
(72)【発明者】
【氏名】森宗 伸二
【テーマコード(参考)】
5G503
【Fターム(参考)】
5G503AA01
5G503EA01
5G503FA03
(57)【要約】
【課題】複数の方向から充電中か否かを確認可能な表示部を備えた充電器を実現する。
【解決手段】充電器(1)であって、本体(10)と、電源と接続する第1接続部(21)と、充電対象(60)と接続する第2接続部(22)と、充電対象(60)が充電中か否かを表示する表示部(30)と、を備えており、本体(10)は、第1面(11)と、第1面(11)に対向する第2面(12)と、第1面(11)および第2面(12)と接続する第3面(13)とを有し、表示部(30)は、第1面(11)、第2面(12)および第3面(13)に亘って連続して位置している。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と、
電源と接続する第1接続部と、
充電対象と接続する第2接続部と、
前記充電対象が充電中か否かを表示する表示部と、を備えており、
前記本体は、第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面および前記第2面と接続する第3面とを有し、
前記表示部は、前記第1面、前記第2面および前記第3面に亘って連続して位置している、充電器。
【請求項2】
前記本体は、前記第3面に対向する第4面をさらに有し、
前記第1接続部は、前記第4面に位置している、請求項1に記載の充電器。
【請求項3】
前記第2接続部は、前記第3面に位置している、請求項1に記載の充電器。
【請求項4】
前記第1面において、前記表示部の延伸方向である第1方向における前記表示部の長さは、前記第3面から前記第4面に向かう方向である第2方向における前記第1面の長さの半分以下である、請求項2に記載の充電器。
【請求項5】
前記第1面における、前記表示部の、当該表示部の延伸方向である第1方向の長さは、前記第3面における、前記表示部の延伸方向の長さより短い、請求項1に記載の充電器。
【請求項6】
前記第2面における、前記表示部の、当該表示部の延伸方向である第3方向の長さは、前記第3面における、前記表示部の延伸方向の長さより短い、請求項1に記載の充電器。
【請求項7】
前記本体は、光源を内蔵しており、
前記表示部は、前記光源からの光を集光する集光器である、請求項1から6の何れか1項に記載の充電器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、充電器に関する。
【背景技術】
【0002】
モバイルバッテリ等の充電に用いられる充電器において、充電状態を示す表示部を備えた充電器が提案されている。例えば特許文献1には、バッテリの充電状態を表示する発光手段を外郭内に備え、当該発光手段によって表示されるバッテリの充電状態を複数の方向から確認可能とした充電器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008-228505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電状態を複数の方向から確認可能とするために、従来は、複数の発光手段を、充電器の複数の面にそれぞれ設けていた。
【0005】
本開示の一態様は、複数の方向から充電中か否かを確認可能な表示部を備えた充電器を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る充電器は、本体と、電源と接続する第1接続部と、充電対象と接続する第2接続部と、前記充電対象が充電中か否かを表示する表示部と、を備えており、前記本体は、第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面および前記第2面と接続する第3面とを有し、前記表示部は、前記第1面、前記第2面および前記第3面に亘って連続して位置している。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、複数の方向から充電中か否かを確認可能な表示部を備えた充電器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】一実施形態に係る充電器を示す斜視図である。
図2】一実施形態に係る充電器を示す左側面図である。
図3】一実施形態に係る充電器を示す右側面図である。
図4】一実施形態に係る充電器を示す背面図である。
図5図4に示す充電器のV-V線矢視断面図である。
図6】一実施形態に係る充電器の使用例を示す概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態に係る充電器について、図面を用いて説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態を説明する上で必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、前記の充電器は、本明細書にて参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の各部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
【0010】
図1から図6を参照して、本実施形態に係る充電器1の構成について説明する。図1は、充電器1の一例を示す斜視図である。図2は、図1に示す充電器1の左側面図である。図3は、図1に示す充電器1の右側面図である。図4は、図2に示す充電器1の背面図である。図5は、図4に示す充電器1の、V-V線矢視断面図であって、符号501により上面図を示し、符号502により斜視図を示す。図6は、図1に示す充電器1の使用例を示す概要図である。
【0011】
本明細書では、充電器1の方向について、第1接続部21が位置している側を正面側、第2接続部22が位置している側を背面側とし、図2において紙面に向かって上側を上面側とする。ただし、上述の方向は説明の便宜のために用いるものであり、充電器1の方向を限定するものではない。
【0012】
本実施形態に係る充電器1は、充電対象60に電気を供給する機器である。充電器1は、例えばAC/DCアダプタであってよい。充電器1は、本体10と、第1接続部21と、第2接続部22と、表示部30とを備えている。
【0013】
(本体)
本体10は、充電器1のハウジングである。充電器1は、図5に示すように電気回路40を内蔵していてよい。電気回路40は、交流電流を直流電流に変換可能であってもよく、出力電圧を調整可能であってもよく、電流のオン・オフを切り替え可能であってもよく、これらの機能を組み合わせて有していてもよい。このように本体10は、内部に、電気回路40等の各種部品を配置可能な空間を有している。
【0014】
本体10は、第1面11と、第2面12と、第3面13と、を有しており、さらに第4面14を有していてもよい。第1面11、第2面12、第3面13および第4面14はいずれも、本体10を構成するいずれかの側壁において、本体10の外表面を成している。
【0015】
第1面11は、本体10の左側面を構成する面であってよい。第2面12は、本体10の右側面を構成する面であってよい。第2面12は、第1面11と対向している。このような位置関係は、例えば、第2面12を有する本体10の側壁と、第1面11を有する本体10の側壁とが対向していることで満たされる。
【0016】
第3面13は、本体10の背面を構成する面であってよい。第3面13は、第1面11および第2面12と接続している。具体的には、第1面11における背面側の端部と、第3面13における左側面側の端部とが重なって、第1面11と第3面13とが接続していてよい。また、第2面12における背面側の端部と、第3面13における右側面側の端部とが重なって、第2面12と第3面13とが接続していてよい。
【0017】
第4面14は、本体10の正面を構成する面であってよい。第4面14は、第3面13と対向する面であってもよい。このような位置関係は、例えば、第4面14を有する本体10の側壁と、第3面13を有する本体10の側壁とが対向していることで満たされる。本実施形態に係る充電器1のように、第4面14は、第1面11および第2面12と接続していてもよい。
【0018】
本体10の外形は、第1面11、第2面12および第3面13の位置関係が前記を満たす限りにおいて、特に限定されない。本体10の外形は、例えば図1に示すような略直方体形状であってよく、直方体よりも面の数が多い略多面体形状であってもよく、直方体よりも面の数が少ない略多面体形状であってもよい。また、第3面13および第4面14のそれぞれは、本実施形態のように第1面11および第2面12と直接接続していなくてもよい。第3面13および第4面14のそれぞれは、例えば、第1面11および第2面12と面取り部を介して接続していてもよい。面取り部は、R加工等が施された端部である。
【0019】
(第1接続部および第2接続部)
第1接続部21は、不図示の電源と接続する部分である。電源は、建物の壁面またはポータブル充電装置等が備えるコンセントであってもよく、その他の、第1接続部21を介して充電器1に電力供給可能な設備であってもよい。
【0020】
第1接続部21は、図1等に示すようなコンセントプラグであってよい。この場合の第1接続部21の形状は、充電器1が使用される地域のコンセント形状に適した形状であってよい。また、第1接続部21は、USB(Universal Serial Bus)端子等の、充電用の通電が可能な端子を備える部分であってもよい。第1接続部21は、電源と接続可能な端子のみ備える部分であってもよく、当該端子を有するケーブルを備える部分であってもよい。
【0021】
第1接続部21は、本体10の第4面14に位置していてよい。言い換えれば、第1接続部21は、本体10の第4面14に設けられていてよい。また、第1接続部21は、本体10の第4面14以外の面に設けられていてもよい。
【0022】
図6に示すように、第2接続部22は、充電対象60と接続する部分である。充電対象60は、充電可能なバッテリを備える機器であれば特に限定されず、例えば、モバイルバッテリ、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコンまたは衣料用の送風装置等であってよい。
【0023】
第2接続部22は、USB端子等の、充電用の通電が可能な端子を備えていてよい。第2接続部22は、充電対象60と接続可能な端子を有するケーブルを備える部分であってもよく、当該端子のみ備える部分であってもよい。
【0024】
第2接続部22は、本体10の第3面13に位置していてよい。言い換えれば、第2接続部22は、本体10の第3面13に設けられていてよい。また、第2接続部22は、本体10の第3面13以外の面に設けられていてもよい。第2接続部22は、本体10において、第1接続部21が位置している面とは異なる面に設けられていてもよい。
【0025】
充電器1は、複数の第2接続部22を有していてもよい。このような構成によれば、充電器1は、複数の充電対象60を同時に充電可能である。
【0026】
充電器1は、第1接続部21から入力される電流を、必要に応じて所定の電圧の直流電流等に変換して、第2接続部22から出力可能な機器である。充電器1は、電源から入力された交流電流を、所定の電圧の直流電流に変換して、充電対象60に出力してもよい。
【0027】
(表示部)
表示部30は、充電器1の充電対象60が充電中か否かを表示する。表示部30は、第1面11、第2面12および第3面13に亘って連続して位置している。言い換えれば、表示部30は、第1面11、第2面12および第3面13に亘って一体的に設けられている。
【0028】
このような表示部30は、本体10の3つの面に亘って位置するため、ユーザから視認されやすい。また、3つの面に位置する表示部30は連続しているため、単一の部品により表示部30を構成できる。そのため、充電器1の部品コストが低減できると共に、充電器1の組み立て性を向上できる。
【0029】
表示部30は、発光部であってもよい。例えば、表示部30は、図5に示すように本体10が光源31を内蔵しており、表示部30は、光源31からの光を集光する集光器であってもよい。表示部30がこのような集光器であれば、光源31からの光を、第1面11、第2面12および第3面13に亘って、本体10の外表面に効率よく露光できる。
【0030】
光源31は、発光する部品であってよい。光源31としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)または白色電球が挙げられる。光源31が発した光は、表示部30により本体10の外表面に露光されてよい。
【0031】
光源31は、本体10の内部において、表示部30と接する位置に設けられていてもよい。また、光源31は、本体10の外表面に露出して設けられており、光源31が表示部30として機能してもよい。
【0032】
また、表示部30は、充電器1の充電対象60が充電中か否かを表示する液晶パネル等であってもよい。
【0033】
表示部30は、充電器1の充電対象60が充電中か否かに加え、充電対象60のより具体的な充電状態を表示してもよい。充電状態には、例えば、充電中、非充電中、充電速度、充電終了までの残時間、または充電対象60のバッテリ異常等、充電対象60の充電に関するあらゆる状態が含まれてよい。
【0034】
表示部30は、このような充電状態について、例えば、発光色、発光強度または点灯/消灯サイクルの間隔等により表示してもよい。また、充電器1が複数の表示部30を備えており、表示部30ごとにそれぞれ異なる種類の充電状態を表示してもよい。この場合でも、複数の表示部30はそれぞれ、第1面11、第2面12および第3面13に亘って連続して位置していてよい。
【0035】
表示部30は、表示について、第2接続部22からの電流の出力状態に基づいて行ってもよく、充電対象60から受信する信号等に基づいて行ってもよい。
【0036】
充電器1において、表示部30の形状は特に限定されず、例えば、第3面13においては、左右方向全長に亘って連続して延伸する細長い長方形状であってよい。また、表示部30は、延伸方向において屈曲または湾曲する形状であってもよく、上下方向の幅が変化する形状であってもよい。
【0037】
表示部30は、第3面13の左側面側の端部から、第1面11の背面側の部分までさらに連続して延伸している。また、表示部30は、第3面13の右側面側の一部から、第2面12の背面側の一部までさらに連続して延伸している。
【0038】
第1面11において、表示部30の延伸方向である第1方向における表示部30の長さは、第3面13から第4面14に向かう方向である第2方向における第1面11の長さの半分以下であってよい。
【0039】
第2方向は、本体10の背面側から正面側に向かう方向であってよい。第2方向は、例えば、第1面11の上辺または下辺の少なくともいずれかと平行な方向であってよい。本明細書において平行とは、厳密に平行でなくてもよく、およそ平行であると認識できればよい。第2方向は、第1面11が、上下の辺が正面側および背面側の辺よりも長い略長方形状である場合、第1面11の長手方向であってよい。
【0040】
本実施形態に係る充電器1では、第1面11において表示部30は、第1面11の上下の辺と平行に、第3面13側の端から第4面14側に向かって延伸している。このように、第1方向は、第2方向と平行であってもよい。また、第1方向は、第2方向と平行ではない方向であってもよい。
【0041】
第1面11における、表示部30の第1方向の長さは、第1面11の第2方向の長さの半分以下であってもよく、4分の1以下であってもよく、10分の1以下であってもよい。また、第1面11における、表示部30の第1方向の長さは、第3面13における、表示部30の延伸方向の長さより短くてもよい。
【0042】
本体10の強度は、表示部30の、本体10の外表面に露出している部分の面積が大きくなるほど低下する恐れがある。第1面11において、表示部30の第1方向の長さが、第1面11における第2方向の長さの半分以下であれば、本体10の強度を維持しつつ、表示部30の良好な視認性を確保できる。
【0043】
また、第2面12において、表示部30の延伸方向である第3方向における表示部30の長さは、第3面13から第4面14に向かう方向である第2方向における第2面12の長さの半分以下であってよい。また、第2面12における、表示部30の第3方向の長さは、第3面13における、表示部30の延伸方向の長さより短くてもよい。
【0044】
本実施形態に係る充電器1では、第2面12において表示部30は、第2面12の上下の辺と平行に、第3面13側の端から第4面14側に向かって延伸している。このように、第3方向は、第2方向と平行であってもよい。また、第3方向は、第2方向と平行ではない方向であってもよい。
【0045】
第3方向は、第1方向と同じ方向であってもよく、異なる方向であってもよい。また、第2面12における表示部30の第3方向の長さは、第1面11における表示部30の第1方向の長さと同じであってもよく、異なっていてもよい。
【0046】
このような表示部30を備える本体10において、第1接続部21は、前述の通り第4面14に設けられていてもよい。第1接続部21は、電源に接続した状態ではユーザよりも電源側に位置する。このような第1接続部21が第4面14に位置していれば、表示部30が位置する第1面11、第2面12および第3面13の少なくとも何れかの面は、ユーザが視認しやすい位置となる。そのため、ユーザは表示部30の表示を容易に視認できる。
【0047】
第1接続部21は、第4面14に限定されず、例えば、表示部30が位置する面以外の面に設けられていてもよい。
【0048】
また、第2接続部22は、前述の通り本体10の第3面13に設けられていてもよい。第2接続部22は、ユーザが用いる外部機器と接続する部分である。そのため、第2接続部22が設けられる面は、ユーザから視認可能な位置となりやすい。第2接続部22が第3面13に位置していれば、ユーザは、表示部30の表示を容易に視認できる。
【0049】
第2接続部22は、第3面13に限定されず、例えば第1接続部21とは異なる面に設けられていてもよい。また、第2接続部22は、表示部30が位置しているいずれかの面に設けられていてもよい。
【0050】
また、充電器1は、第2接続部22を複数備えている場合に、表示部30についても複数備えていてよい。この場合、充電器1は、第2接続部22と同じ数の表示部30を備えていてもよい。これらの表示部30はそれぞれ、対応する第2接続部22と接続している充電対象60の充電状態を表示してよい。
【0051】
〔まとめ〕
本開示の態様1は、充電器であって、本体と、電源と接続する第1接続部と、充電対象と接続する第2接続部と、前記充電対象が充電中か否かを表示する表示部と、を備えており、前記本体は、第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面および前記第2面と接続する第3面とを有し、前記表示部は、前記第1面、前記第2面および前記第3面に亘って連続して位置している。
【0052】
本開示の態様2は、前記態様1において、前記本体は、前記第3面に対向する第4面をさらに有し、前記第1接続部は、前記第4面に位置していてもよい。
【0053】
本開示の態様3は、前記態様1または2において、前記第2接続部は、前記第3面に位置していてもよい。
【0054】
本開示の態様4は、前記態様2において、前記第1面において、前記表示部の延伸方向である第1方向における前記表示部の長さは、前記第3面から前記第4面に向かう方向である第2方向における前記第1面の長さの半分以下であってもよい。
【0055】
本開示の態様5は、前記態様1から4のいずれかにおいて、前記第1面における、前記表示部の、当該表示部の延伸方向である第1方向の長さは、前記第3面における、前記表示部の延伸方向の長さより短くてもよい。
【0056】
本開示の態様6は、前記態様1から5のいずれかにおいて、前記第2面における、前記表示部の、当該表示部の延伸方向である第3方向の長さは、前記第3面における、前記表示部の延伸方向の長さより短くてもよい。
【0057】
本開示の態様7は、前記態様1から6のいずれかにおいて、前記本体は、光源を内蔵しており、前記表示部は、前記光源からの光を集光する集光器であってもよい。
【0058】
〔付記事項〕
以上、本開示に係る発明について、諸図面および実施例に基づいて説明してきた。しかし、本開示に係る発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。すなわち、本開示に係る発明は本開示で示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示に係る発明の技術的範囲に含まれる。つまり、当業者であれば本開示に基づき種々の変形または修正を行うことが容易であることに注意されたい。また、これらの変形または修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。
【符号の説明】
【0059】
1 充電器
10 本体
11 第1面
12 第2面
13 第3面
14 第4面
21 第1接続部
22 第2接続部
30 表示部
31 光源
60 充電対象
図1
図2
図3
図4
図5
図6