(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024116087
(43)【公開日】2024-08-27
(54)【発明の名称】集積回路装置
(51)【国際特許分類】
H01L 21/336 20060101AFI20240820BHJP
H10B 12/00 20230101ALI20240820BHJP
H10B 41/70 20230101ALI20240820BHJP
H01L 21/28 20060101ALI20240820BHJP
H01L 29/417 20060101ALI20240820BHJP
【FI】
H01L29/78 301X
H10B12/00 801
H10B41/70
H01L29/78 301H
H01L21/28 301R
H01L21/28 301S
H01L29/50 M
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024017163
(22)【出願日】2024-02-07
(31)【優先権主張番号】10-2023-0020123
(32)【優先日】2023-02-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung-ro,Yeongtong-gu,Suwon-si,Gyeonggi-do,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】朱 貞 ミン
(72)【発明者】
【氏名】尹 燦 植
(72)【発明者】
【氏名】吉 奎 ヒョン
(72)【発明者】
【氏名】韓 正 勳
(72)【発明者】
【氏名】金 元 洪
【テーマコード(参考)】
4M104
5F083
5F140
【Fターム(参考)】
4M104AA01
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(57)【要約】
【課題】コンタクト抵抗を減少させうる集積回路装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の集積回路装置は、基板上に配置されたゲートスタックと、ゲートスタックの両側壁上に配置されたスペーサと、ゲートスタックの両側で基板の上側(upper portion)に配置されたソース/ドレイン領域と、ソース/ドレイン領域上に配置されたカバー半導体層と、ゲートスタックの側壁を取り囲み、カバー半導体層上に配置された層間絶縁膜と、層間絶縁膜及びカバー半導体層を貫通するコンタクトホール内に配置されたコンタクトであって、カバー半導体層及びソース/ドレイン領域と接触する底部を有するコンタクトを含む。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上に配置されたゲートスタックと、
前記ゲートスタックの第1及び第2側壁上に配置されたスペーサと、
前記ゲートスタックの第1及び第2側で前記基板の上側(upper portion)に配置されたソース/ドレイン領域と、
前記ソース/ドレイン領域上に配置されたカバー半導体層と、
前記ゲートスタックの側壁を取り囲み、前記カバー半導体層上に配置された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜及び前記カバー半導体層を貫通するコンタクトホール内に配置されたコンタクトであって、前記カバー半導体層及び前記ソース/ドレイン領域と接触する底部を有する前記コンタクトと、を含むことを特徴とする集積回路装置。
【請求項2】
前記カバー半導体層は、シリコンゲルマニウム(SiGe)を含み、
前記ソース/ドレイン領域は、不純物がドーピングされたシリコンを含むことを特徴とする請求項1に記載の集積回路装置。
【請求項3】
前記コンタクトの底面は、前記カバー半導体層の底面よりもさらに低いレベルに配置されることを特徴とする請求項1に記載の集積回路装置。
【請求項4】
前記カバー半導体層の上面が前記層間絶縁膜によってカバーされることを特徴とする請求項1に記載の集積回路装置。
【請求項5】
前記スペーサは、
前記ゲートスタックの前記第1及び第2側壁に配置されたインナースペーサと、
前記ゲートスタックの前記第1及び第2側壁上の前記インナースペーサ上に配置されたアウタースペーサを含み、
前記カバー半導体層は、前記インナースペーサの外側壁と接触することを特徴とする請求項1に記載の集積回路装置。
【請求項6】
前記アウタースペーサの底面が前記カバー半導体層上に配置されることを特徴とする請求項5に記載の集積回路装置。
【請求項7】
前記アウタースペーサの前記底面は、前記インナースペーサの底面よりも高いレベルに配置され、
前記カバー半導体層の少なくとも一部は、前記アウタースペーサと垂直にオーバーラップすることを特徴とする請求項5に記載の集積回路装置。
【請求項8】
前記スペーサは、
前記ゲートスタックの前記第1及び第2側壁に配置されたインナースペーサと、
前記ゲートスタックの前記第1及び第2側壁上の前記インナースペーサ上に配置されたアウタースペーサと、を含み、
前記カバー半導体層は、前記アウタースペーサの外側壁と接触することを特徴とする請求項1に記載の集積回路装置。
【請求項9】
前記カバー半導体層は、前記インナースペーサと接触しないことを特徴とする請求項8に記載の集積回路装置。
【請求項10】
前記基板と前記ゲートスタックとの間に配置され、シリコンゲルマニウムを含むチャネル層をさらに含み、
前記チャネル層は、前記カバー半導体層と一体に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の集積回路装置。
【請求項11】
基板上に配置されたゲートスタックであって、ゲート絶縁層、ゲート電極、及びゲートキャッピング層を含む前記ゲートスタックと、
前記ゲートスタックの第1及び第2側壁上に順次に配置されたインナースペーサ及びアウタースペーサを含むスペーサと、
前記ゲートスタックの少なくとも一側に配置され、前記基板の上側(upper portion)内に配置されたソース/ドレイン領域と、
前記ソース/ドレイン領域上に配置され、前記スペーサの少なくとも一部と接触するカバー半導体層と、
前記カバー半導体層及び前記スペーサの外側壁上に配置された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜を貫通して前記カバー半導体層及び前記ソース/ドレイン領域と電気的に連結されたコンタクトと、を含むことを特徴とする集積回路装置。
【請求項12】
前記コンタクトは、前記層間絶縁膜及び前記カバー半導体層を貫通するコンタクトホール内に配置され、
前記コンタクトの底面が前記ソース/ドレイン領域の上面上に配置され、
前記コンタクトの底部の側壁が前記カバー半導体層によって取り囲まれていることを特徴とする請求項11に記載の集積回路装置。
【請求項13】
前記カバー半導体層は、前記インナースペーサの外側壁と接触し、
前記アウタースペーサの底面が前記カバー半導体層上に配置されることを特徴とする請求項11に記載の集積回路装置。
【請求項14】
前記アウタースペーサの前記底面は、前記インナースペーサの底面よりも高いレベルに配置され、
前記カバー半導体層の少なくとも一部は、前記アウタースペーサと垂直にオーバーラップされることを特徴とする請求項13に記載の集積回路装置。
【請求項15】
前記カバー半導体層は、前記アウタースペーサの外側壁と接触し、
前記カバー半導体層は、前記インナースペーサと接触しないことを特徴とする請求項11に記載の集積回路装置。
【請求項16】
前記コンタクトの底面は、前記ソース/ドレイン領域の上面よりも低いレベルに配置されることを特徴とする請求項11に記載の集積回路装置。
【請求項17】
前記基板上に配置され、活性領域を定義する素子分離膜をさらに含み、
前記カバー半導体層は、前記ゲートスタック及び前記スペーサによってカバーされない前記活性領域の上面全体をカバーし、
前記カバー半導体層は、前記素子分離膜上に配置されないことを特徴とする請求項11に記載の集積回路装置。
【請求項18】
前記カバー半導体層は、シリコンゲルマニウム(SiGe)を含み、
前記ソース/ドレイン領域は、不純物がドーピングされたシリコンを含むことを特徴とする請求項11に記載の集積回路装置。
【請求項19】
基板上に配置され、活性領域を定義する素子分離膜と、
前記基板の前記活性領域上に配置されたゲートスタックであって、ゲート絶縁層、ゲート電極、及びゲートキャッピング層を含む前記ゲートスタックと、
前記ゲートスタックの第1及び第2側壁上に配置されたスペーサと、
前記ゲートスタックの少なくとも一側に配置され、前記活性領域内に配置されたソース/ドレイン領域と、
前記ソース/ドレイン領域上に配置され、シリコンゲルマニウムを含み、前記スペーサの少なくとも一部と接触するカバー半導体層と、
前記カバー半導体層及び前記スペーサの外側壁上に配置された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜を貫通して前記カバー半導体層及び前記ソース/ドレイン領域と電気的に連結されたコンタクトと、を含むことを特徴とする集積回路装置。
【請求項20】
前記コンタクトの底面は、前記ソース/ドレイン領域と接触し、
前記カバー半導体層は、前記ゲートスタックとオーバーラップされない前記活性領域の一部の全体をカバーすることを特徴とする請求項19に記載の集積回路装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、集積回路装置及びその製造方法に関し、より詳細には、周辺回路を含む集積回路装置及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体装置のダウンスケーリングによって半導体装置を具現するための個々の微細回路パターンのサイズは、さらに減少している。また、個々の微細回路パターンのサイズが減少することにより、コンタクトのサイズも減少し、これにより、コンタクト抵抗が増加して速度及び/または電力性能のような電気的性能が低下する問題が発生しうる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、コンタクト抵抗を減少させうる集積回路装置とその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による集積回路装置は、基板上に配置されたゲートスタックと、前記ゲートスタックの第1及び第2側壁上に配置されたスペーサと、前記ゲートスタックの第1及び第2側で前記基板の上側(upper portion)に配置されたソース/ドレイン領域と、前記ソース/ドレイン領域上に配置されたカバー半導体層と、前記ゲートスタックの側壁を取り囲み、前記カバー半導体層上に配置された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜及び前記カバー半導体層を貫通するコンタクトホール内に配置されたコンタクトであって、前記カバー半導体層及び前記ソース/ドレイン領域と接触する底部を有する前記コンタクトと、を含む。
【0006】
上記目的を達成するためになされた本発明の他の態様による集積回路装置は、基板上に配置されたゲートスタックであって、ゲート絶縁層、ゲート電極、及びゲートキャッピング層を含む前記ゲートスタックと、前記ゲートスタックの第1及び第2側壁上に順次に配置されたインナースペーサ及びアウタースペーサを含むスペーサと、前記ゲートスタックの少なくとも一側に配置され、前記基板の上側(upper portion)内に配置されたソース/ドレイン領域と、前記ソース/ドレイン領域上に配置され、前記スペーサの少なくとも一部と接触するカバー半導体層と、前記カバー半導体層及び前記スペーサの外側壁上に配置された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜を貫通して前記カバー半導体層及び前記ソース/ドレイン領域と電気的に連結されたコンタクトと、を含む。
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明のさらに他の態様による集積回路装置は、基板上に配置され、活性領域を定義する素子分離膜と、前記基板の前記活性領域上に配置されたゲートスタックであって、ゲート絶縁層、ゲート電極、及びゲートキャッピング層を含む前記ゲートスタックと、前記ゲートスタックの第1及び第2側壁上に配置されたスペーサと、前記ゲートスタックの少なくとも一側に配置され、前記活性領域内に配置されたソース/ドレイン領域と、前記ソース/ドレイン領域上に配置され、シリコンゲルマニウムを含み、前記スペーサの少なくとも一部と接触するカバー半導体層と、前記カバー半導体層及び前記スペーサの外側壁上に配置された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜を貫通して前記カバー半導体層及び前記ソース/ドレイン領域と電気的に連結されたコンタクトと、を含む。
【0008】
上記目的を達成するための例示的な実施形態による集積回路装置は、基板上に配置されたゲートスタックと、前記ゲートスタックの少なくとも一側に配置され、前記基板の上側(upper portion)に配置されたソース/ドレイン領域と、前記ゲートスタックの第1及び第2側壁上に配置されたスペーサと、前記基板上で前記ソース/ドレイン領域上に配置されたカバー半導体層と、前記カバー半導体層の上面及び前記スペーサの外側壁上の層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜を貫通して前記カバー半導体層と電気的に連結されたコンタクトと、を含む。
【0009】
上記目的を達成するための例示的な実施形態による集積回路装置は、基板上に配置されたチャネル層と、前記チャネル層上に配置されたゲートスタックと、前記ゲートスタックの少なくとも一側に配置され、前記基板の上側(upper portion)に配置されたソース/ドレイン領域と、前記ゲートスタックの第1及び第2側壁上に配置されたスペーサと、前記基板上で前記ソース/ドレイン領域上に配置され、前記チャネル層と一体に連結されたカバー半導体層と、前記カバー半導体層の上面及び前記スペーサの外側壁上の層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜を貫通して前記ソース/ドレイン領域と電気的に連結されたコンタクトと、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、周辺回路領域でシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層がソース/ドレイン領域上に配置され、コンタクトがカバー半導体層を貫通してソース/ドレイン領域と電気的に連結される。カバー半導体層において、ホウ素のようなキャリアの濃度が増加することにより、オーミックコンタクトの形成の一助として周辺回路トランジスタのコンタクト抵抗が減少する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】例示的な実施形態による半導体装置を示すレイアウト図である。
【
図4】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図5】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図6】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図7】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図8】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図9】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図10】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図11】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図12】例示的な実施形態による集積回路装置を示す断面図である。
【
図13】例示的な実施形態による集積回路装置のコンタクト抵抗を示すグラフである。
【
図14】例示的な実施形態による集積回路装置の製造方法を示す断面図である。
【
図15】例示的な実施形態による集積回路装置の製造方法を示す断面図である。
【
図16】例示的な実施形態による集積回路装置の製造方法を示す断面図である。
【
図17】例示的な実施形態による集積回路装置の製造方法を示す断面図である。
【
図18】例示的な実施形態による集積回路装置の製造方法を示す断面図である。
【
図19】例示的な実施形態による集積回路装置の製造方法を示す断面図である。
【
図20】例示的な実施形態による集積回路装置の製造方法を示す断面図である。
【
図21】例示的な実施形態による集積回路装置の製造方法を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の例示的な実施形態を詳細に説明する。
【0013】
図1は、例示的な実施形態による集積回路装置100を示すレイアウト図である。
図2は、
図1のII部分の拡大レイアウト図である。
図3は、
図2のA-A’線に沿った断面図である。
【0014】
図1~
図3を参照すれば、集積回路装置100は、セルアレイ領域MCAと周辺回路領域PCAを含む基板110を含む。セルアレイ領域MCAは、DRAM素子のメモリセル領域であり、周辺回路領域PCAは、DRAM素子のコア領域または周辺回路領域である。例えば、セルアレイ領域MCAは、セルトランジスタCTRとセルキャパシタCAPを含み、周辺回路領域PCAは、セルアレイ領域MCAに含まれるセルトランジスタCTRに信号及び/または電源を伝達するための周辺回路トランジスタPTRを含む。例示的な実施形態において、周辺回路トランジスタPTRは、コマンドデコーダ、制御ロジック、アドレスバッファ、ロウデコーダ、カラムデコーダ、センスアンプ、データ入出力回路などの多様な回路を構成する。一部実施形態において、周辺回路トランジスタPTRは、NMOSトランジスタまたはPMOSトランジスタを含む。一部実施形態において、周辺回路トランジスタPTRは、平面状トランジスタであるが、例示的な実施形態はそれに限定されるものではない。
【0015】
基板110には、素子分離用トレンチ112Tが形成され、素子分離用トレンチ112T内には、素子分離膜112が形成される。一部実施形態において、素子分離膜112は、浅いトレンチ分離膜(shallow trench isolation)を含むが、それに限定されるものではない。素子分離膜112によってセルアレイ領域MCAでは、基板110に複数の第1活性領域AC1が定義され、周辺回路領域PCAでは、基板110に複数の第2活性領域AC2が定義される。
【0016】
セルアレイ領域MCAにおいて複数の第1活性領域AC1は、それぞれ第1水平方向X及び第2水平方向Yに対して傾いた対角線方向D1に長軸を有するように配置される。一部実施形態において、対角線方向D1は、第1水平方向Xに対して45°以上の角度で傾斜するが、例示的な実施形態はそれに限定されるものではない。複数のワードラインWLが複数の第1活性領域AC1を横切って第1水平方向Xに沿って互いに平行に延びる。一部実施形態において、セルトランジスタCTRは、埋込みチャネルアレイトランジスタ(buried channel array transistor、BCAT)構造を有し、例えば、複数のワードラインWLは、基板110内部で第1水平方向Xに延びるワードライントレンチ内に配置される。
【0017】
複数のワードラインWL上には、複数のビットラインBLが第2水平方向Yに沿って互いに平行に延びる。複数のビットラインBLは、ダイレクトコンタクトDCを介して複数の第1活性領域AC1に連結される。複数のビットラインBLのそれぞれの両側壁、例えば、第1及び第2側壁上には、ビットラインスペーサBLSが配置される。複数のビットラインBLのうち、互いに隣接した2本のビットラインBL間に複数の埋込みコンタクトBCが形成される。複数の埋込みコンタクトBCは、第1水平方向X及び第2水平方向Yに沿って一列に配列される。
【0018】
複数の埋込みコンタクトBC上には、複数のランディングパッドLPが形成される。複数のランディングパッドLPと垂直にオーバーラップされる位置にセルキャパシタCAPのような、しかし、それに限定されないメモリユニットが配置される。例えば、セルキャパシタCAPは、下部電極、上部電極、及びそれらの間に介在されたキャパシタ誘電層を含むMIM(metal-insulator-metal)キャパシタを含む。一部実施形態において、セルキャパシタCAPは、メモリスタ及び/またはヒステリシス特性を有するメモリセルを含む。
【0019】
基板110は、シリコン、例えば、単結晶シリコン、多結晶シリコン、または、非晶質シリコンのうちの1つ以上を含む。他の一部実施形態において、基板110は、Ge、SiGe、SiC、GaAs、InAs、及びInPのうちから選択される少なくとも1つを含む。一部実施形態において、基板110は、導電領域、例えば、不純物がドーピングされたウェル(well)、または、不純物がドーピングされた構造物を含む。素子分離膜112は、酸化膜、窒化膜、または、それらの組み合わせを含む。
【0020】
周辺回路領域PCAの第2活性領域AC2上に周辺回路トランジスタPTRが配置される。周辺回路トランジスタPTRは、第2活性領域AC2上に配置されたゲートスタックGSと、ゲートスタックGSの両側に配置されるソース/ドレイン領域SDと、ソース/ドレイン領域SD上に配置されるカバー半導体層120を含む。周辺回路トランジスタPTRがX方向に延びるように図示されているが、実施形態はそれに限定されるものではなく、少なくとも1つの周辺回路トランジスタが他の方向、例えば、Y方向に延びてもよい。
【0021】
ソース/ドレイン領域SDは、第2活性領域AC2の上側(upper portion)内でゲートスタックGSの両側に配置される。ソース/ドレイン領域SDは、不純物がドーピングされた基板110の領域であり、例えば、不純物がドーピングされたシリコンを含む。一部実施形態において、ソース/ドレイン領域SDにドーピングされた不純物は、ホウ素(B)を含むが、実施形態はそれに限定されるものではない。
【0022】
ゲートスタックGSは、ゲート絶縁層132、第1ゲート電極134A、第2ゲート電極134B、第3ゲート電極134C、及びゲートキャッピング層136を含む。ゲート絶縁層132は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、ONO(oxide/nitride/oxide)、または、シリコン酸化膜よりも高い誘電定数を有する高誘電膜のうちから選択される少なくとも1つからなる。ゲートキャッピング層136は、シリコン窒化膜を含む。
【0023】
例示的な実施形態において、第1ゲート電極134Aは、Si、Ge、W、WN、Co、Ni、Al、Mo、Ru、Ti、TiN、Ta、TaN、Cu、La、または、それらの組み合わせを含む。第2ゲート電極134B及び第3ゲート電極134Cは、TiN、TiSiN、W、タングステンシリサイド、または、それらの組み合わせを含む。
【0024】
例示的な実施形態において、第1ゲート電極134A、第2ゲート電極134B、第3ゲート電極134Cのそれぞれの構成物質は、それぞれセルアレイ領域MCAにあるビットラインBLの構成物質と同一である。例えば、第1ゲート電極134A、第2ゲート電極134B、第3ゲート電極134Cは、ビットラインBLを形成する工程で同時に形成される。しかし、本発明はそれに限定されるものではない。
【0025】
ゲートスタックGSの両側壁は、スペーサ140で覆われる。スペーサ140は、インナースペーサ142とアウタースペーサ144とを含む。例えば、インナースペーサ142は、ゲートスタックGSの両側壁上に直接配置され、第1絶縁物質を含む。アウタースペーサ144は、ゲートスタックGSの両側壁上でインナースペーサ142上に配置され、第1絶縁物質とは異なる第2絶縁物質を含む。アウタースペーサ144とゲートスタックGSとの間にインナースペーサ142が介在し、アウタースペーサ144は、ゲートスタックGSの側壁と直接接触しない。例示的な実施形態において、第1絶縁物質は、シリコン窒化物を含み、シリコン酸化物を含まず、第2絶縁物質は、シリコン酸化物を含み、シリコン窒化物を含まない。
【0026】
カバー半導体層120は、ソース/ドレイン領域SDの上面上でインナースペーサ142の外側壁と接触するように配置され、ゲートスタックGSによってカバーされない第2活性領域AC2の部分の上面全体をカバーする。例示的な実施形態において、カバー半導体層120は、シリコンゲルマニウム(SiGe)、例えば、単結晶SiGeを含む。ここで、カバー半導体層120がシリコンゲルマニウム(SiGe)を含むということは、カバー半導体層120を構成する元素がシリコンとゲルマニウムであることを意味し、カバー半導体層120内に含まれるシリコンとゲルマニウムのそれぞれの含量は異なる。例えば、カバー半導体層120内に含まれるシリコン及びゲルマニウムの間の化学量論比は、0%よりも大きく、100%よりも小さく、例えば、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、または90%であり、カバー半導体層120の厚さ方向を通じて一定であるか、または、カバー半導体層120の厚さ方向で異なりうる。
【0027】
例示的な実施形態において、カバー半導体層120は、ソース/ドレイン領域SD上にエピタキシャル成長工程を遂行することにより、形成される。例示的な実施形態において、ソース/ドレイン領域SDは、シリコンであり、ゲルマニウムを含まず、カバー半導体層120は、シリコン及びゲルマニウムを含み、例えば、SiGeの異種(heterogenerous)エピタキシャル層である。ゲートスタックGSの両側壁上にインナースペーサ142が形成された状態で、ゲートスタックGS及びインナースペーサ142によってカバーされない第2活性領域AC2の部分の上面をシード層として使用してカバー半導体層120が形成される。これにより、カバー半導体層120は、インナースペーサ142の外側壁と接触し、素子分離膜112上に配置されない。例示的な実施形態において、カバー半導体層120は、垂直方向Zに沿って100Å以下の第1厚さt1を有する。
【0028】
ゲートスタックGSとスペーサ140は、保護層146によってカバーされ、保護層146上に第1層間絶縁膜148が配置されてゲートスタックGSとスペーサ140との側壁をカバーする。
【0029】
例示的な実施形態において、カバー半導体層120がインナースペーサ142の外側壁と接触し、カバー半導体層120の上面上にアウタースペーサ144の底面が配置される。例えば、アウタースペーサ144の底面がインナースペーサ142の底面よりも高いレベルに配置され、カバー半導体層120の一部がアウタースペーサ144と垂直にオーバーラップするように配置される。カバー半導体層120の上面は、保護層146及び第1層間絶縁膜148によってカバーされる。
【0030】
周辺回路領域PCAにおいて、第1層間絶縁膜148、保護層146、及びカバー半導体層120を貫通するコンタクトホールCTH1内にコンタクトCT1が配置される。コンタクトCT1は、導電バリア152及びコンタクト導電層154を含む。例示的な実施形態において、導電バリア152は、ルテニウム(Ru)、チタン(Ti)、チタン窒化物(TiN)、タンタル(Ta)、タンタル窒化物(TaN)、タングステン(W)、チタンシリコン窒化物(TiSiN)、チタンシリサイド(TiSi)、及びタングステンシリサイド(WSi)のうちの少なくとも1つを含む。コンタクト導電層154は、タングステン(W)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、ルテニウム(Ru)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、それらのシリサイド、または、それらの合金のうちの少なくとも1つを含む。
【0031】
コンタクトCT1の底部CT_Bは、ソース/ドレイン領域SDと接触し、コンタクトCT1の底部の側壁は、カバー半導体層120によってカバーされる。コンタクトCT1の底面は、カバー半導体層120の底面よりもさらに低いレベルに配置される。
【0032】
図2に示すように、ゲートコンタクトCT2は、ゲートスタックGSに連結されるように配置され、例えば、ゲートコンタクトCT2は、保護層146、第1層間絶縁膜148、及びゲートキャッピング層136を貫通して第3ゲート電極134Cの上面に電気的に連結される。第1層間絶縁膜148上には、第2層間絶縁膜160が配置され、第2層間絶縁膜160を貫通してコンタクトCT1に連結される上部コンタクト162が配置される。
【0033】
上述した例示的な実施形態によれば、ソース/ドレイン領域SD上に配置されるシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層120は、単結晶シリコンのようなシリコンと比べて、キャリア拡散度(例えば、カバー半導体層120内に含まれたホウ素(B)のような不純物の拡散度(diffusivity))が小さいので、カバー半導体層120A内のさらに増加したキャリア濃度によってオーミックコンタクト特性が向上してコンタクトCT1の抵抗が減少する。これは、速度及び/またはパワーのような電気的性能を向上させる。
【0034】
一部実施形態において、周辺回路トランジスタPTRは、PMOSトランジスタを含む。他の一部実施形態において、周辺回路トランジスタPTRは、NMOSトランジスタを含む。一部実施形態において、周辺回路トランジスタPTRは、薄膜ゲートトランジスタであり、他の実施形態において、周辺回路トランジスタPTRは、厚膜ゲートトランジスタであってもよい。
【0035】
図4は、例示的な実施形態による集積回路装置100Aを示す断面図である。
【0036】
図4を参照すれば、カバー半導体層120Aは、ソース/ドレイン領域SDの上面上に配置され、アウタースペーサ144の外側壁と接触する。インナースペーサ142の底面及びアウタースペーサ144の底面は、基板110(例えば、ソース/ドレイン領域SD)の上面と接触し、カバー半導体層120Aは、ゲートスタックGS及びスペーサ140と垂直にオーバーラップしないように配置される。カバー半導体層120Aは、インナースペーサ142と接触しない。
【0037】
例示的な実施形態において、ゲートスタックGSの両側壁上にインナースペーサ142及びアウタースペーサ144が形成された状態で、第2活性領域AC2の露出された上面上にエピタキシャル成長工程によってカバー半導体層120Aが形成される。
【0038】
コンタクトCT1は、第1層間絶縁膜148、保護層146、及びカバー半導体層120Aを貫通してソース/ドレイン領域SDの上面上に置かれる。ソース/ドレイン領域SD上に配置されるシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層120Aは、単結晶シリコンのようなシリコンと比べて、キャリア拡散度(例えば、カバー半導体層120A内に含まれるホウ素(B)のような不純物の拡散度)が小さいので、カバー半導体層120A内のさらに増加したキャリア濃度によってオーミックコンタクト特性が向上してコンタクトCT1の抵抗が減少する。
【0039】
図5は、例示的な実施形態による集積回路装置100Bを示す断面図である。
【0040】
図5を参照すれば、コンタクトホールCTH1の底部には、金属シリサイド層156が配置され、金属シリサイド層156は、コバルトシリサイド、ニッケルシリサイド、タングステンシリサイド、及びタンタルシリサイドのうちの少なくとも1つを含む。コンタクトホールCTH1の底部に金属シリサイド層156が配置されることにより、ソース/ドレイン領域SDとコンタクトCT1との接触抵抗が減少する。
【0041】
図6は、例示的な実施形態による集積回路装置200を示す断面図である。
【0042】
図6を参照すれば、コンタクトホールCTH1は、第1層間絶縁膜148及び保護層146を貫通し、コンタクトホールCTH1の底部にカバー半導体層220の上面が露出される。コンタクトCT1Aの底面は、カバー半導体層220の上面と接触する。コンタクトCT1Aの底面は、カバー半導体層220の上面よりも低く、ソース/ドレイン領域SDの上面よりも高いレベルに配置される。コンタクトCT1Aは、ソース/ドレイン領域SDと直接接触せず、ソース/ドレイン領域SDから垂直方向Zに離隔されて配置される。
【0043】
例示的な実施形態において、カバー半導体層220は、垂直方向Zに50~300Åの厚さを有する。一部実施形態において、カバー半導体層220内に含まれるゲルマニウムの濃度は、垂直方向Zに一定であるか、または異なっている。カバー半導体層220は、スペーサ140の少なくとも一部と接触し、例えば、カバー半導体層220は、インナースペーサ142の外側壁と接触し、アウタースペーサ144の底面がカバー半導体層220の上面上に載置される。
【0044】
例示的な実施形態において、カバー半導体層220は、ソース/ドレイン領域SD上にエピタキシャル成長工程を遂行することにより、形成される。ゲートスタックGSの両側壁上にインナースペーサ142が形成された状態で、ゲートスタックGS及びインナースペーサ142によってカバーされない第2活性領域AC2の部分の上面をシード層として使用してカバー半導体層220が形成される。これにより、カバー半導体層220は、インナースペーサ142の外側壁と接触し、素子分離膜112上に配置されない。
【0045】
上述した例示的な実施形態によれば、ソース/ドレイン領域SD上に配置されるシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層220は、シリコンと比べてキャリア拡散度(例えば、カバー半導体層220内に含まれるホウ素(B)のような不純物の拡散度)が小さいので、コンタクトCT1Aの底部CT_Bがカバー半導体層220によって取り囲まれることにより、コンタクトCT1Aの抵抗が減少する。
【0046】
図7は、例示的な実施形態による集積回路装置200Aを示す断面図である。
【0047】
図7を参照すれば、カバー半導体層220Aは、ソース/ドレイン領域SDの上面上に配置され、アウタースペーサ144の外側壁と接触する。インナースペーサ142の底面及びアウタースペーサ144の底面は、基板110(例えば、ソース/ドレイン領域SD)の上面と接触し、カバー半導体層220Aは、ゲートスタックGS及びスペーサ140と垂直にオーバーラップしないように配置される。カバー半導体層220Aは、インナースペーサ142と接触しない。
【0048】
例示的な実施形態において、ゲートスタックGSの両側壁上にインナースペーサ142及びアウタースペーサ144が形成された状態で、第2活性領域AC2の露出された上面上にエピタキシャル成長工程によってカバー半導体層220Aが形成される。
【0049】
コンタクトCT1Aは、第1層間絶縁膜148及び保護層146を貫通してカバー半導体層220A上面上に載置される。ソース/ドレイン領域SD上に配置されるシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層220Aは、シリコンと比べてキャリア拡散度(例えば、カバー半導体層220A内に含まれるホウ素(B)のような不純物の拡散度)が小さいので、コンタクトCT1Aの底部CT_Bがカバー半導体層220Aによって取り囲まれることにより、コンタクトCT1Aの抵抗が減少する。
【0050】
図8は、例示的な実施形態による集積回路装置300を示す断面図である。
【0051】
図8を参照すれば、ゲートスタックGSと基板110との間にチャネル層310が介在し、チャネル層310上にゲート絶縁層132が配置される。チャネル層310は、シリコンゲルマニウムを含む。チャネル層310は、チャネル層310下の基板110部分と共に周辺回路トランジスタPTRのチャネル領域として作用する。
【0052】
例示的な実施形態において、チャネル層310は、カバー半導体層320と一体に連結される。チャネル層310は、カバー半導体層320の垂直方向Zに沿った第1厚さt1よりもさらに厚い第2厚さt2を有する。チャネル層310の底面がカバー半導体層320の底面と同一レベルに配置され、チャネル層310の上面がカバー半導体層320の上面よりも高いレベルに配置される。例示的な実施形態において、カバー半導体層320の上面上にインナースペーサ142の底面及びアウタースペーサ144の底面が置かれる。
【0053】
例示的な実施形態において、基板110の第2活性領域AC2上にチャネル層310(
図20参照)を形成し、チャネル層310上にゲートスタックGSをパターニングする工程において、ゲートスタックGSの外側の(平面的にゲートスタックGSを取り囲む)チャネル層310部分が残留してカバー半導体層320が形成される。
【0054】
図8には、チャネル層310の両側壁にインナースペーサ142が配置される場合を例示的に図示したが、他の実施形態において、チャネル層310の上面上にインナースペーサ142が配置され、チャネル層310の両側壁にアウタースペーサ144が配置されうる。
【0055】
コンタクトCT1は、第1層間絶縁膜148、保護層146、及びカバー半導体層320を貫通してソース/ドレイン領域SDの上面上に置かれる。ソース/ドレイン領域SD上に配置されるシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層320は、シリコンと比べてキャリア拡散度(例えば、カバー半導体層320内に含まれるホウ素(B)のような不純物の拡散度)が小さいので、コンタクトCT1の底部CT_Bの側壁がカバー半導体層320によって取り囲まれることにより、コンタクトCT1の抵抗が減少する。これは、速度及び/またはパワーのような電気的性能を向上させる。
【0056】
図9は、例示的な実施形態による集積回路装置300Aを示す断面図である。
【0057】
図9を参照すれば、チャネル層310Aは、カバー半導体層320Aと一体に連結される。チャネル層310Aは、カバー半導体層320Aの垂直方向Zに沿った第1厚さt1と実質的に同じ第2厚さt2を有する。例えば、チャネル層310Aの底面がカバー半導体層320の底面と同一レベルに配置され、チャネル層310Aの上面がカバー半導体層320Aの上面と同一レベルに配置される。
【0058】
例示的な実施形態において、インナースペーサ142は、ゲートスタックGSの両側壁上からカバー半導体層320Aの上面上に延び、素子分離膜112の上面上に延びる。インナースペーサ142は、ゲートスタックGSの両側壁上でゲートキャッピング層136の上面上に延びる。
【0059】
例示的な実施形態において、基板110の第2活性領域AC2上にチャネル層310(
図20参照)を形成し、チャネル層310上にゲートスタックGSをパターニングする工程で、ゲートスタックGSの外側の(平面的にゲートスタックGSを取り囲む)チャネル層310部分が残留してカバー半導体層320Aが形成される。この際、カバー半導体層320Aが上記パターニング工程でほとんどエッチングされず、カバー半導体層320Aがチャネル層310Aと実質的に同じ厚さで残留する。
【0060】
図10は、例示的な実施形態による集積回路装置300Bを示す断面図である。
【0061】
図10を参照すれば、チャネル層310は、カバー半導体層320と一体に連結される。チャネル層310は、カバー半導体層320の垂直方向Zに沿った第1厚さt1よりもさらに厚い第2厚さt2を有する。チャネル層310の底面がカバー半導体層320の底面と同一レベルに配置され、チャネル層310の上面がカバー半導体層320の上面よりも高いレベルに配置される。例示的な実施形態において、カバー半導体層320の上面上にインナースペーサ142の底面及びアウタースペーサ144の底面が置かれる。
【0062】
コンタクトCT1Aは、第1層間絶縁膜148及び保護層146を貫通してカバー半導体層320の上面上に載置される。ソース/ドレイン領域SD上に配置されるシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層320は、シリコンと比べてキャリア拡散度(例えば、カバー半導体層320内に含まれるホウ素(B)のような不純物の拡散度)が小さいので、コンタクトCT1Aの底部CT_Bがカバー半導体層320によって取り囲まれることにより、コンタクトCT1Aの抵抗が減少する。これは速度及び/またはパワーのような電気的性能を向上させる。
【0063】
図11は、例示的な実施形態による集積回路装置300Cを示す断面図である。
【0064】
図11を参照すれば、チャネル層310Aは、カバー半導体層320Aと一体に連結され、チャネル層310Aは、カバー半導体層320Aの垂直方向Zに沿った第1厚さt1と実質的に同じ第2厚さt2を有する。
【0065】
コンタクトCT1Aは、第1層間絶縁膜148及び保護層146を貫通してカバー半導体層320Aの上面上に載置される。ソース/ドレイン領域SD上に配置されるシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層320Aは、シリコンと比べてキャリア拡散度(例えば、カバー半導体層320A内に含まれるホウ素(B)のような不純物の拡散度)が小さいので、コンタクトCT1Aの底部CT_Bがカバー半導体層320Aによって取り囲まれることにより、コンタクトCT1Aの抵抗が減少する。
【0066】
図12は、例示的な実施形態による集積回路装置400を示す断面図である。
【0067】
図12を参照すれば、周辺回路トランジスタPTRは、リセスタイプのトランジスタを含む。例えば、基板110内部に延びるゲートトレンチGSTが形成され、ゲートスタックGSAがゲートトレンチGST内に配置される。
図12に示すように、ゲートスタックGSAは、ゲートトレンチGSTの内壁上に配置されるゲート絶縁層432、ゲート絶縁層432上でゲートトレンチGSTの下側を満たすゲート電極434、及びゲート絶縁層432上でゲートトレンチGSTの上側を満たすゲートキャッピング層436を含む。
【0068】
ゲートトレンチGSTの両側に位置した基板110の上側には、ソース/ドレイン領域SDが配置される。ソース/ドレイン領域SD上には、カバー半導体層420が配置される。カバー半導体層420は、ゲートトレンチGSTが配置された領域を除いて第2活性領域AC2の上面全体上に形成される。例示的な実施形態において、カバー半導体層420は、シリコンゲルマニウムを含み、ソース/ドレイン領域SDは、不純物がドーピングされたシリコンを含む。
【0069】
例示的な実施形態において、第2活性領域AC2のゲートトレンチGST内にゲートスタックGSAを形成した後、カバー半導体層420が第2活性領域AC2の露出された上面上にエピタキシャル成長工程によって形成される。他の実施形態において、第2活性領域AC2の全体上面上にカバー半導体層420がまず形成され、以後カバー半導体層420及び基板110の一部を除去してゲートトレンチGSTを形成してゲートトレンチGST内にゲートスタックGSAを形成する。
【0070】
保護層146は、ゲートスタックGSA及びカバー半導体層420上にコンフォーマルに配置され、第1層間絶縁膜148は、保護層146上でゲートスタックGSA及びカバー半導体層420をカバーする。コンタクトCT1は、第1層間絶縁膜148、保護層146、及びカバー半導体層420を貫通してソース/ドレイン領域SDと電気的に連結される。例えば、コンタクトCT1の底部CT_Bの側壁がカバー半導体層420によって取り囲まれ、コンタクトCT1の底面は、カバー半導体層420の底面よりも低いレベルに配置される。他の実施形態において、
図12に図示されたものと異なって、コンタクトCT1は、第1層間絶縁膜148及び保護層146を貫通してカバー半導体層420の上面と接触するように配置され、例えば、コンタクトCT1の底面がカバー半導体層420の底面よりも高く、カバー半導体層420の上面よりも低いレベルに配置されうる。
【0071】
図12では、ゲートスタックGSが基板110内部に延びるゲートトレンチGST内に配置されるリセスタイプの周辺回路トランジスタPTRについて説明したが、他の実施形態で周辺回路トランジスタPTRは、FinFETトランジスタの形態に具現されうる。そのような場合、例えば、基板110上に垂直方向Zに突出するフィン型活性領域が提供され、ゲートスタックGSAがフィン型活性領域上にフィン型活性領域と交差する方向に配置され、ゲートスタックGSA両側のフィン型活性領域上にソース/ドレイン領域SD及びカバー半導体層420が配置される。
【0072】
図13は、例示的な実施形態による集積回路装置のコンタクト抵抗を示すグラフである。
【0073】
図13には、実施形態EX1による集積回路装置のシミュレーションされたコンタクト抵抗が、比較例CO1による集積回路装置のシミュレーションされたコンタクト抵抗と共に図示される。実施形態EX1は、
図3を参照して説明した集積回路装置100と同じ構造を有し、比較例CO1は、カバー半導体層120が省略されたことを除いては、実施形態EX1と類似した構造を有する。
図13に示すように、実施形態EX1は、比較例CO1に比べて、約20%減少したコンタクト抵抗を示す。これは、シリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層120(
図3参照)がソース/ドレイン領域SD(
図3参照)に比べて、キャリアの拡散度(例えば、ホウ素(B)のような不純物の拡散度)が減少し、これにより、カバー半導体層120内のさらに増加したキャリア濃度によってオーミックコンタクト特性が向上して減少したコンタクト抵抗が得られることが推測される。
【0074】
図14~
図19は、例示的な実施形態による集積回路装置100の製造方法を示す断面図である。
【0075】
図14を参照すれば、基板110のセルアレイ領域MCA(
図2参照)及び周辺回路領域PCAに複数の素子分離トレンチ112Tを形成し、セルアレイ領域MCA及び周辺回路領域PCAに複数の素子分離トレンチ112Tを満たす素子分離膜112を形成する。素子分離膜112の形成によって基板110のセルアレイ領域MCAに複数の第1活性領域AC1(
図2参照)を定義し、周辺回路領域PCAに第2活性領域AC2を定義する。
【0076】
例示的な実施形態において、素子分離膜112は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物、またはそれらの組み合わせを使用して形成される。一部例示において、素子分離膜112は、シリコン酸化物層とシリコン窒化物層の二重層構造からなるが、それに限定されるものではない。
【0077】
図示されていないが、セルアレイ領域MCAから、基板110の一部を除去してワードライントレンチを形成し、ワードライントレンチ内にワードラインWLを形成する。
【0078】
次いで、周辺回路領域PCAで基板110上にゲート絶縁層132を形成する。例示的な実施形態において、ゲート絶縁層132は、第2活性領域AC2の露出された表面上に形成され、素子分離膜112上に形成されない。他の実施形態において、ゲート絶縁層132は、第2活性領域AC2の露出された表面及び素子分離膜112の上面上に形成されうる。
【0079】
図15を参照すれば、セルアレイ領域MCA及び周辺回路領域PCAで基板110上にそれぞれビットラインBL(
図2参照)及びゲートスタックGSを形成する。
【0080】
例示的な実施形態において、ゲートスタックGSは、第2活性領域AC2上に順次に配置されたゲート絶縁層132、第1ゲート電極134A、第2ゲート電極134B、第3ゲート電極134C、及びゲートキャッピング層136を含む。
【0081】
例示的な実施形態において、基板110上に第1ゲート電極層、第2ゲート電極層、及び第3ゲート電極層、及びゲートキャッピング物質層を順次に形成した後、第1ゲート電極層、第2ゲート電極層、及び第3ゲート電極層、及びゲートキャッピング物質層をパターニングして周辺回路領域PCA上にゲートスタックGSを形成し、セルアレイ領域MCA上にビットラインBLを形成する。例えば、上記パターニング工程でゲート絶縁層132もパターニングされて第2活性領域AC2の表面の一部がゲート絶縁層132によってカバーされずに露出される。他の実施形態において、セルアレイ領域MCA上にビットラインBLを形成し、引き続き、周辺回路領域PCA上にゲートスタックGSを形成する。
【0082】
以後、ゲートスタックGSをコンフォーマルにカバーするインナースペーサ層142Lを形成する。インナースペーサ層142Lは、第1絶縁物質を使用して形成され、第1絶縁物質は、シリコン窒化物を含む。
【0083】
図16を参照すれば、インナースペーサ層142L上に異方性エッチング工程を遂行してゲートスタックGSの両側壁上にインナースペーサ142を形成する。異方性エッチング工程によってゲートスタックGS及びインナースペーサ142によってカバーされない第2活性領域AC2の上面部分が再び露出される。
【0084】
例示的な実施形態において、インナースペーサ142を形成した後、第2活性領域AC2内にイオン注入工程によって不純物を注入してソース/ドレイン領域SDを形成する。他の実施形態において、インナースペーサ142の形成前に第2活性領域AC2内にイオン注入工程によって不純物を注入してソース/ドレイン領域SDを形成する。
【0085】
以後、ゲートスタックGS及びインナースペーサ142によってカバーされない第2活性領域AC2の上面上にカバー半導体層120を形成する。
【0086】
例示的な実施形態において、カバー半導体層120は、シリコンゲルマニウムを含み、エピタキシャル成長工程によって形成される。エピタキシャル成長工程は、VPE(vapor-phase epitaxy)、UHV-CVD(ultra-high vacuum chemical vapor deposition)のようなCVD工程、分子ビームエピタキシー(molecular beam epitaxy)、またはそれらの組み合わせである。エピタキシャル成長工程において、カバー半導体層120の形成に必要な前駆体として液体または気体の前駆体を使用することができる。
【0087】
例示的な実施形態において、カバー半導体層120は、第2活性領域AC2の露出上面をシード層として形成され、これにより、素子分離膜112の上面上には、カバー半導体層120が形成されない。カバー半導体層120は、インナースペーサ142の外側壁と接触し、ゲートスタックGS及びインナースペーサ142によってカバーされない第2活性領域AC2の上面全体をカバーするように形成される。
【0088】
例示的な実施形態において、カバー半導体層120は、約100Å以下の第1厚さt1を有するように形成される。
【0089】
図17を参照すれば、基板110上にゲートスタックGSとインナースペーサ142とをカバーするアウタースペーサ層(図示省略)を形成し、アウタースペーサ層に異方性エッチング工程を遂行してゲートスタックGSの両側壁上にアウタースペーサ144を形成する。
【0090】
アウタースペーサ144は、第2絶縁物質を含み、第2絶縁物質は、シリコン酸化物を含みうるが、それに限定されるものではない。アウタースペーサ144の底面はカバー半導体層120の上面(例えば、ゲートスタックGSと隣接して配置されるカバー半導体層120の一部の上面)上に配置される。
【0091】
以後、ゲートスタックGS、インナースペーサ142、及びアウタースペーサ144をコンフォーマルにカバーする保護層146を形成する。保護層146は、カバー半導体層120の上面をカバーする。
【0092】
図18を参照すれば、保護層146上に第1層間絶縁膜148を形成する。第1層間絶縁膜148は、ゲートスタックGSを完全にカバーするのに十分な高さに形成される。
【0093】
以後、第1層間絶縁膜148上にマスクパターン(図示省略)を形成し、マスクパターンをエッチングマスクとして使用して第1層間絶縁膜148、保護層146、及びカバー半導体層120の一部を除去してコンタクトホールCTH1を形成する。コンタクトホールCTH1は、カバー半導体層120を貫通し、コンタクトホールCTH1の底部には、ソース/ドレイン領域SDの上面が露出される。
【0094】
図19を参照すれば、コンタクトホールCTH1の内壁上に導電バリア152及びコンタクト導電層154を含むコンタクトCT1を形成する。
【0095】
例示的な実施形態において、導電バリア152は、ルテニウム(Ru)、チタン(Ti)、チタン窒化物(TiN)、タンタル(Ta)、タンタル窒化物(TaN)、タングステン(W)、チタンシリコン窒化物(TiSiN)、チタンシリサイド(TiSi)、及びタングステンシリサイド(WSi)のうちの少なくとも1つを含む。コンタクト導電層154は、タングステン(W)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、ルテニウム(Ru)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、それらのシリサイド、または、それらの合金のうちの少なくとも1つを含む。
【0096】
以後、
図3を再び参照すれば、第1層間絶縁膜148及びコンタクトCT1上に第2層間絶縁膜160を形成し、第2層間絶縁膜160を貫通してコンタクトCT1に電気的に連結される上部コンタクト162を形成する。
【0097】
上述した方法を遂行して集積回路装置100が完成される。
【0098】
例示的な実施形態による製造方法によれば、第2活性領域AC2の上面上にシリコンゲルマニウムを含むカバー半導体層120を形成し、カバー半導体層120とコンタクトCT1の間のオミック抵抗特性が向上し、これにより、周辺回路トランジスタPTRのコンタクト抵抗が減少する。
【0099】
一方、他の実施形態において、アウタースペーサ144を形成する段階以後にカバー半導体層120Aが形成される。そのような場合、カバー半導体層120Aは、アウタースペーサ144の外側壁と接触するように形成され、
図4を参照して説明した集積回路装置100Aが製造される。
【0100】
他の実施形態において、コンタクトホールCTH1内壁上に導電バリア152を形成する前に、コンタクトホールCTH1底部に露出されたソース/ドレイン領域SDの表面上に金属シリサイド層156(
図5参照)をさらに形成する。そのような場合、
図5を参照して説明した集積回路装置100Bが製造される。
【0101】
他の実施形態において、カバー半導体層220は、相対的に厚い第1厚さt1を有するように形成され、コンタクトホールCTH1を形成するためのエッチング工程でカバー半導体層220を完全に貫通しない深さを有するようにコンタクトホールCTH1が形成される。そのような場合、コンタクトCT1Aの底面がカバー半導体層220の上面と接触するように形成され、
図6及び
図7を参照して説明した集積回路装置200、200Aが製造される。
【0102】
図20及び
図21は、例示的な実施形態による集積回路装置300の製造方法を示す断面図である。
【0103】
図20を参照すれば、基板110上にチャネル層310が形成される。例えば、チャネル層310は、エピタキシャル成長工程によって形成され、シリコンゲルマニウムを含む。チャネル層310は、第2活性領域AC2の露出された上面上で第2厚さt2を有するように形成され、素子分離膜112の上面上には形成されない。
【0104】
図21を参照すれば、チャネル層310上にゲートスタックGSを形成する。例示的な実施形態において、ゲートスタックGSを形成するために、チャネル層310上にゲート絶縁層132、第1ゲート電極層、第2ゲート電極層、及び第3ゲート電極層、及びゲートキャッピング物質層を順次に形成した後、ゲート絶縁層132、第1ゲート電極層、第2ゲート電極層、及び第3ゲート電極層、及びゲートキャッピング物質層をパターニングする。
【0105】
上記パターニング工程において、ゲートスタックGSによってカバーされないチャネル層310部分が残留する。ここで、ゲートスタックGSによってカバーされないチャネル層310部分は、カバー半導体層320と称される。例えば、パターニング工程においてゲートスタックGSによってカバーされないチャネル層310部分の一部厚さが除去され、これにより、カバー半導体層320は、チャネル層310の第2厚さt2よりも薄い第1厚さt1を有する。
【0106】
以後、ゲートスタックGSの両側壁上にインナースペーサ142及びアウタースペーサ144が順次に形成される。
【0107】
以後、
図18及び
図19を参照して説明した工程を遂行して集積回路装置300が完成する。
【0108】
一方、他の実施形態において、ゲートスタックGSを形成するためのパターニング工程でゲートスタックGSによってカバーされないチャネル層310A部分がほとんど除去されない。そのような場合、チャネル層310Aとカバー半導体層320Aとが実質的に同じ厚さを有するように形成され、
図9を参照して説明した集積回路装置300Aが完成する。
【0109】
上述したように図面と明細書で例示的な実施形態が開示された。本明細書において特定の用語を使用して実施形態を説明したが、これは、単に本開示の技術的思想を説明するための目的で使用されたものであり、意味限定や本発明の範囲を限定するために使用されたものではない。したがって、本技術分野の通常の知識を有するものであれば、それらから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であることを理解するであろう。したがって、本発明の技術範囲は、本発明の技術的思想によって決定されねばならない。
【符号の説明】
【0110】
100、100A、100B、200、200A、300、300A、300B、300C、400 集積回路装置
110 基板
112 素子分離膜
112T 素子分離用トレンチ
120、120A、220、220A、320、320A、420 カバー半導体層
132、432 ゲート絶縁層
134A 第1ゲート電極
134B 第2ゲート電極
134C 第3ゲート電極
136、436 ゲートキャッピング層
140 スペーサ
142 インナースペーサ
144 アウタースペーサ
146 保護層
148 第1層間絶縁膜
152 導電バリア
154 コンタクト導電層
156 金属シリサイド層
160 第2層間絶縁膜
162 上部コンタクト
310、310A チャネル層
434 ゲート電極
AC1 第1活性領域
AC2 第2活性領域
BC 埋込みコンタクト
BL ビットライン
CAP セルキャパシタ
CT1 コンタクト
CTH1 コンタクトホール
CTR セルトランジスタ
D1 対角線方向
DC ダイレクトコンタクト
GS、GSA ゲートスタック
GST ゲートトレンチ
LP ランディングパッド
MCA セルアレイ領域
PCA 周辺回路領域
PTR 周辺回路トランジスタ
SD ソース/ドレイン領域
WL ワードライン
X 第1水平方向
Y 第2水平方向