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特開2024-117041片手で緩みと締める加減が、出来るストレッチフイルムリール
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  • 特開-片手で緩みと締める加減が、出来るストレッチフイルムリール 図1
  • 特開-片手で緩みと締める加減が、出来るストレッチフイルムリール 図2
  • 特開-片手で緩みと締める加減が、出来るストレッチフイルムリール 図3
  • 特開-片手で緩みと締める加減が、出来るストレッチフイルムリール 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024117041
(43)【公開日】2024-08-28
(54)【発明の名称】片手で緩みと締める加減が、出来るストレッチフイルムリール
(51)【国際特許分類】
   B65B 11/02 20060101AFI20240821BHJP
   B65B 67/00 20060101ALI20240821BHJP
【FI】
B65B11/02
B65B67/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023035074
(22)【出願日】2023-02-16
(71)【出願人】
【識別番号】592207027
【氏名又は名称】親和精密株式会社
(72)【発明者】
【氏名】木下 東翼
【テーマコード(参考)】
3E051
3E057
【Fターム(参考)】
3E051AA08
3E051AB05
3E051AB09
3E051BA13
3E051EA01
3E051FA05
3E051LB02
3E057AB10
(57)【要約】
【課題】ストレッチフイルム巻きつける手が擦り切れないで、片手操作で、緩み及び締付加減が自在で、省力安全なストレッチフイルムリールを提供すること。
【解決手段】ストレッチフイルムを巻いている芯管を、向かい合って挟む片方の蓋をブレーキシュウを兼ねさせて取手側に固定して、もう片方のブレーキシュウをバネで挟み、挟む強さを調節する為、回動部を介してレバーと取ってと、同じ所に設置することで、片手でストレッチフイルムの保持と緩み加減を自在に調節して楽に片手で作業出来るストレッチフイルムリール。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷物の保護や固定にストレッチフイルム巻く作業を軽減する為に、ストレッチフイルムの芯の管の両端を挟む蓋にブレーキシュウを兼ねさせて、挟み締付る加減を自在にするレバーを回動部を介して、取手と同じ位置に重ねて片手で調節するストレッチフイルムリール。
【請求項2】
ストレッチフイルムの緩み加減の調節は回動部を介して、ブレーキシュウの芯菅の内径を広げる、又は外径を狭める事で調節し、取手部にレバーを重ねる事で片手で緩めると締付が自在に巻きつける作業が出来るストレッチフイルムリール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は荷崩れ防止のストレッチフイルム巻き作業の省力リールに関するものである。
【背景技術】
【0002】
パレット上の荷物を保護したり。荷崩れ防止する為にラップと呼ばれるストレッチフイルムを巻きますが両手で端を緩み加減を調節しながら巻きますが、手の摩擦ですりきれたり。下の手がコンクリートにすりきれたり体全体を下から上に大きく動かさなければならない。なので多く連続作業するには疲れます。
【0003】
しかしきつく巻くには手でストレッチフイルムをきつく締める必要があります。なので手がストレッチフイルムとの摩擦ですりきれたり熱くなる欠点があった。
【0004】
ストレッチフイルムは巾が大きいので転がって落下して傷つけると巻いている途中にそこから破れて巻けなくなる問題があった。
【0005】
この改善策として、ストレッチフイルムの菅の片端を蓋兼ブレーキシュウの付いた取手で固定し、もう片側の蓋兼ブレーキシュウを、回動部を介してバネで締め付ける構造にしてブレーキレバーを取手と同じ位置に重ねることで片手でストレッチフイルムの保持と、緩み加減と締め付け加減が制御出来るリールを提供すると、手がより保護されて安全になる。その上転がらない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は片手で重いストレッチフイルムを簡単に手を保護して締付かげんと緩み加減を、調節して上に下に、荷物の外側を回りやすくする点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、芯管の蓋がブレーキシュウになり、緩めてもバネが最低限の保持力があり脱落しないことが最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明のストレッチフイルムリールは片手で使用するので体全体を動かさずに済むので、早くて楽な事が利点である。その上に手が地面に擦れ無いので傷つかない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
ストレッチフイルムの芯の管に、両端の蓋を兼ねたブレーキシュウをブレーキレバーが付いた取手で挟んだシンプルな構造で安価なのに安全を損なわない。
【実施例0010】
図1は、本発明の実施例であって、ストレッチフイルムのセット前の図でブレーキレバーをバネが挟む方向に配置され、バネに逆らって広げたところへ、ストレッチフイルムを挟む、図3は、ストレッチフイルムをセットして荷物に巻き付けている状態を表しています。図4は、芯菅の蓋を内径を広げて締め加減する形を表している図です。
【産業上の利用可能性】
【0011】
ストレッチフイルムを巻きつけるには、はじめにストレッチフイルムの端を荷物に挟む時と、巻き終わりにフイルムを切る時は、両手がふさがるのでストレッチフイルムを一旦離して置かなければならない、その時に丸いので転がりますが、片手が空いているので、それもふせげます。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】ストレッチフイルムを付けていないリールの全体図です、(実施例1)
図2】回動部を広げてブレーキシュウが広がった所にストレッチフイルムの芯の紙管を挟みます。
図3】本孝案のストレッチフイルムリールの使用して作業している図です(実施例2)
図4】ブレーキシュウの内径を広げる形を表している図です。(実施例3)
【符号の説明】
【0013】
1 固定側の蓋兼ブレーキシュウ
2 使用している人。
3 取手
4 可動側の蓋兼ブレーキシュウ。
5 パレット上の荷物
6 回動部
7 ブレーキレバー
8 バネ
9 ストレッチフイルム
図1
図2
図3
図4