(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024117166
(43)【公開日】2024-08-29
(54)【発明の名称】制御装置、制御方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/06 20230101AFI20240822BHJP
【FI】
G06Q10/06
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023023100
(22)【出願日】2023-02-17
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-05-21
(71)【出願人】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080816
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 朝道
(74)【代理人】
【識別番号】100098648
【弁理士】
【氏名又は名称】内田 潔人
(72)【発明者】
【氏名】山村 明日香
【テーマコード(参考)】
5L010
5L049
【Fターム(参考)】
5L010AA06
5L049AA06
(57)【要約】
【課題】指定席に容易に辿り着けるようにすることに貢献する制御装置、制御方法及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】制御装置は、指定席管理部と、報知部とを備える。指定席管理部は、指定席と、前記指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理する。報知部は、端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、当該指定席の位置を報知する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
指定席と、前記指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理する指定席管理部と、
前記端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、当該指定席の位置を報知する報知部と、
を備える制御装置。
【請求項2】
前記指定席がユーザを固定していないフリーアドレス様式のブースであり、
前記報知機が前記ブースに設置された電話機であり、
前記報知部が前記電話機を駆動することによって指定席の位置を報知する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記報知部は、前記電話機を鳴動させる、及び/又は、
電話機のランプを点滅或いは点灯させる、及び/又は、
電話機のディスプレイにメッセージを表示する、ことによって指定席の位置を報知する、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記端末を介してユーザを前記指定席の付近まで案内するナビゲーション部を更に備える請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記端末の位置をモニタするモニタ部を更に備え、
前記報知部が、前記指定席と前記端末との間の距離が閾値以下になった時に、指定席の位置を報知する請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
制御装置が、
指定席と、前記指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理し、
前記端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、当該指定席の位置を報知する、
制御方法。
【請求項7】
前記指定席がユーザを固定していないフリーアドレス様式のブースであり、
前記報知機が前記ブースに設置された電話機であり、
前記電話機を駆動することによって指定席の位置を報知する、
請求項6に記載の制御方法。
【請求項8】
前記電話機を鳴動させる、及び/又は、
電話機のランプを点滅或いは点灯させる、及び/又は、
電話機のディスプレイにメッセージを表示する、ことによって指定席の位置を報知する、
請求項7に記載の制御方法。
【請求項9】
前記端末を介してユーザを前記指定席の付近まで案内する、請求項6に記載の制御方法。
【請求項10】
前記端末の位置をモニタし、
前記指定席と前記端末との間の距離が閾値以下になった時に、指定席の位置を報知する、請求項9に記載の制御方法。
【請求項11】
コンピュータに、請求項6乃至10の何れか一項に記載の制御方法を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法及びプログラムに関する。特に、指定席に容易に辿り着けるようにすることに貢献する制御装置、制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
社員の座席を固定していないフリーアドレス様式のオフィス、いわゆるフリーアドレスオフィスがある。このようなフリーアドレスオフィスでは、社員は使用するブースを予約、指定し、指定席で作業を行う。ここで、例えば、特許文献1の座席管理システムのように、座席表の中に指定席の位置を示すことで、指定席まで容易に辿り着けるようにする技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。
【0005】
特許文献1の座席管理システムでは、部屋の入口に設置された操作端末上に座席表が表示される。そのため、ユーザ(社員)は、部屋の中に入った後で指定席の位置が分からなくなった場合には再び座席表を見るために部屋の入口まで戻らなければならない。また、ブースの外観は似たものが多いため、ユーザが指定席の近くまで行けたとしても、どのブースが自身の指定席であるのかわからくなる、あるいは近隣のブースと間違えていないか不安になることもある。
【0006】
そこで、本発明では、指定席に容易に辿り着けるようにすることに貢献する制御装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の視点によれば、
指定席と、前記指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理する指定席管理部と、
前記端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、当該指定席の位置を報知する報知部と、
を備える制御装置が提供される。
【0008】
本発明の第2の視点によれば、
制御装置が、
指定席と、前記指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理し、
前記端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、当該指定席の位置を報知する、
制御方法が提供される。
【0009】
本発明の第3の視点によれば、
コンピュータに、
指定席と、前記指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理し、
前記端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、当該指定席の位置を報知する、
制御方法を実行させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の各視点によれば、指定席に容易に辿り着けるようにすることに貢献する制御装置、制御方法及びプログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図3】制御装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【
図5】制御装置100による処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
【
図6】制御装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【
図7】制御装置100としてのコンピュータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のとり得る好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の記載に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。また、各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。さらに、本願開示に示す回路図、ブロック図、内部構成図、接続図などにおいて、明示は省略するが、入力ポート及び出力ポートが各接続線の入力端及び出力端のそれぞれに存在する。入出力インターフェイスも同様である。
【0013】
先ず、本発明の一概要について説明する。
図1に示すように、本発明の制御装置100は、指定席管理部10と、報知部20とを備える。指定席管理部10は、指定席と、指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理する。報知部20は、端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、指定席の位置を報知する。
【0014】
上記の制御装置100によれば、端末を介して位置報知要求を行ったユーザは、指定席に容易に辿り着けることができる。
【0015】
[実施形態]
以下では、実施形態1として、上記概要の制御装置100についてより詳細に説明する。実施形態1では、
図2に示すように、ブース1~6を備えたフリーアドレス様式のオフィス(部屋)に本発明を適用するものとする。なお、本願においてブースなる用語は、座席などと同意義で使用されることがあり、ユーザによって指定されている場合には指定ブースや指定席とも称され得る。
【0016】
実施形態1の制御装置100は、
図3に示すように、指定席管理部10、報知部20、記憶部30及びインターフェイス40を備える。各構成要素は内部バスなどを介して互いに接続される。
【0017】
インターフェイス40は、ブース1~6にそれぞれ設置された電話機1~6に接続されるとともに、オフィス(部屋)に備えられた受信機と接続される(
図2も参照)。電話機1~6は、一般的な電話機能を有するとともに、指定席の位置を報知する報知機としても機能する。受信機は、ユーザが使用する端末と通信するためのアンテナとして機能する。
【0018】
記憶部30は、
図4に示すように、ブース番号と、ユーザ名と、端末ID(identification)とを対応付けたユーザ管理テーブルを記憶する。端末IDは、ユーザが使用する端末を識別できればよく、例えば、端末がスマートフォンなどである場合には、当該スマートフォンの電話番号であっても良い。
【0019】
指定席管理部10は、ブースの予約及び指定に関する制御を行う。ブースの予約及び指定に関する制御については、例えば、特開2012-128641号公報に開示されるように一般的な技術であるため、説明を省略する。言い換えると、ブースの予約及び指定に関しては、種々の一般的技術を採用可能である。
【0020】
また、指定席管理部10は、指定席と、指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理する。例えば、指定席管理部10は、インターネットを介してユーザが特定のブースを指定して利用申請を行う際に登録されるユーザ名及び端末ID(電話番号など)を、指定されたブース番号に対応付けてユーザ管理テーブルに登録する。
【0021】
報知部20は、端末から位置報知要求を受け付けた場合に、端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、指定席の位置を報知する。報知部20の具体的説明は、制御装置100による処理の流れに沿って行う。
【0022】
制御装置100による処理の流れについて具体的な一例を挙げて説明する。まず、前提として、ユーザAがブース2を予約指定しており、ユーザ管理テーブルにはユーザ名及び端末IDが登録されているものとする(
図2参照)。また、ユーザAは、オフィス(部屋)に入室したものの、自身の指定席がどのブースであるのかわからなくなり、端末を介して位置報知要求を行ったものとする。なお、位置報知要求は、ユーザ名や端末IDについての情報を含むものとする。
【0023】
図5に示すように、報知部20は、受信部を介して端末からの位置報知要求を受け付けると(ステップS01、Yes)、ユーザ管理テーブルを参照して、位置報知要求に含まれる端末ID:aaaaに対応するブース番号(ブース2)を特定する(ステップS02)。そして、報知部20は、ブース2に備えられた電話機2を駆動する(ステップS03)。例えば、報知部20は、電話機2が備えるランプを点滅させる、電話機2からメロディを流すなどの駆動制御を行う。
【0024】
この時に、オフィスに入室したユーザAは、電話機2から発せられるメロディを頼りにブース2の近くまで移動し、電話機2のランプが点滅していることを視認することで、ブース2が指定席であることがわかる。言い換えると、報知部20が指定席に備えられた報知機を駆動して、指定席の位置を報知するため、ユーザは指定席に容易に辿り着くことが可能になる。
【0025】
なお、制御装置100は、ユーザによる電話機2の操作によって電話機2の駆動を停止しても良いし、端末を介した停止要求に基づいて電話機2の駆動を停止しても良い。
【0026】
[変化形態]
以下では種々の変化形態について説明する。
【0027】
例えば、実施形態1では、報知機がブースに設置された電話機である場合について説明したが、報知機はブースの入口に設置されるランプなどであっても良い。すなわち、各ブースに扉が設置されており、扉が閉められている場合に外側からブース内を視認できないこともあるが、ブースの入口などに報知機としてのランプを備えれば、ユーザにとってはブース内を視認しなくてもどのブースが指定席であるのかわかる。
【0028】
また、本発明において、報知はブースに設置された電話機の鳴動やランプの点灯、点滅などに限定されない。例えば、各ブースにディスプレイを設置し、当該ディスプレイに「・・・様の指定席です」などの情報を表示しても良い。言い換えると、ユーザが指定席を特定できればよく、任意の報知形態を採用することができる。
【0029】
また、本発明はフリーアドレスオフィスに限らず、様々なシチュエーションに適用可能である。例えば、個室居酒屋などにおいて、トイレに行った後に自分が居た部屋がわからなくなったユーザが居たとする。ここで、本発明を適用して、自分が居た部屋の前に設置されたランプを点滅させれば、ユーザは自分が居た部屋に辿り着くことができる。同様に、航空機、列車、バスなどの乗り物の指定席や、映画館、コンサート会場、スタジアムの指定席などに関しても本発明を適用することが考えられる。
【0030】
また、本発明は諸般のナビゲーションシステムと組み合わせることも可能である。すなわち、一般的なナビゲーションシステムでは、ユーザは指定席の近くまで辿り着けるものの、近隣のどのブースが自身の指定席であるのかについては把握できない。ここで、本発明と組み合わせることで、ユーザは近隣のどのブースが自身の指定席であるのかを特定可能になる。言い換えると、本発明は、指定席そのものに目印を発生させて近隣ブースの中から指定席を特定可能にしていると言える。
【0031】
さらに、端末の位置をモニタしておき、報知部20が、指定席と端末との間の距離が閾値(例えば5m)以下になった時に、指定席の位置を報知するようにしても良い。すなわち、多数のブースが設置される大規模のフリーアドレスオフィスにおいて、本発明によって指定席の電話機からメロディを発してもユーザには聞こえないこともある。ここで、電話機からメロディが長時間発せられると、指定席の近隣ブースで作業中の人に対して迷惑がかかる。そのため、ナビゲーションシステムでユーザを指定ブースの近くまで案内し、その上で、指定席の電話機からメロディを発するように制御すれば、ユーザはすぐに駆動停止を行うことができる。
【0032】
なお、
図6に、端末を介してユーザを指定席の付近まで案内するナビゲーションシステムとしての機能を実行するナビゲーション部50と、端末の位置をモニタするモニタ部60とを更に備えた制御装置100の一例を示す。
【0033】
本発明は、制御装置100としてのコンピュータによって実行されるプログラムとしても展開可能である。例えば、
図7に示すように制御装置100としてのコンピュータは、メモリ、CPU(Central Processing Unit)及びインターフェイスなどを備える。メモリは、ユーザ管理テーブルを記憶する。インターフェイスは、ブース1~6にそれぞれ設置された電話機1~6に接続されるとともに、オフィス(部屋)に備えられた受信機と接続される。CPUは、本発明のプログラムのメモリから読み出して実行することで、指定席管理部10及び報知部20に相当する処理モジュールを実現する。
【0034】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
【0035】
(付記1)
指定席と、前記指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理する指定席管理部と、
前記端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、当該指定席の位置を報知する報知部と、
を備える制御装置。
【0036】
(付記2)
前記指定席がユーザを固定していないフリーアドレス様式のブースであり、
前記報知機が前記ブースに設置された電話機であり、
前記報知部が前記電話機を駆動することによって指定席の位置を報知する、
付記1に記載の制御装置。
【0037】
(付記3)
前記報知部は、前記電話機を鳴動させる、及び/又は、
電話機のランプを点滅或いは点灯させる、及び/又は、
電話機のディスプレイにメッセージを表示する、ことによって指定席の位置を報知する、
付記2に記載の制御装置。
【0038】
(付記4)
前記端末を介してユーザを前記指定席の付近まで案内するナビゲーション部を更に備える付記1~3のいずれか1つに記載の制御装置。
【0039】
(付記5)
前記端末の位置をモニタするモニタ部を更に備え、
前記報知部が、前記指定席と前記端末との間の距離が閾値以下になった時に、指定席の位置を報知する付記4に記載の制御装置。
【0040】
(付記6)
制御装置が、
指定席と、前記指定席のユーザが使用する端末とを対応付けて管理し、
前記端末から位置報知要求を受け付けた場合に、当該端末に対応する指定席に備えられた報知機を駆動して、当該指定席の位置を報知する、
制御方法。
【0041】
(付記7)
前記指定席がユーザを固定していないフリーアドレス様式のブースであり、
前記報知機が前記ブースに設置された電話機であり、
前記電話機を駆動することによって指定席の位置を報知する、
付記6に記載の制御方法。
【0042】
(付記8)
前記電話機を鳴動させる、及び/又は、
電話機のランプを点滅或いは点灯させる、及び/又は、
電話機のディスプレイにメッセージを表示する、ことによって指定席の位置を報知する、
付記7に記載の制御方法。
【0043】
(付記9)
前記端末を介してユーザを前記指定席の付近まで案内する、付記6~8のいずれか1つに記載の制御方法。
【0044】
(付記10)
前記端末の位置をモニタし、
前記指定席と前記端末との間の距離が閾値以下になった時に、指定席の位置を報知する、付記9に記載の制御方法。
【0045】
(付記11)
コンピュータに、付記6~10の何れか一つに記載の制御方法を実行させるプログラム。
【0046】
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとし、必要に応じて本発明の基礎ないし一部として用いることが出来るものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択(部分的削除を含む)が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。さらに、上記引用した文献の各開示事項は、必要に応じ、本発明の趣旨に則り、本発明の開示の一部として、その一部又は全部を、本書の記載事項と組み合わせて用いることも、本願の開示事項に含まれるものと、みなされる。
【符号の説明】
【0047】
10:指定席管理部
20:報知部
30:記憶部
40:インターフェイス
50:ナビゲーション部
60:モニタ部
100:制御装置