(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024117167
(43)【公開日】2024-08-29
(54)【発明の名称】検索システムおよび検索方法
(51)【国際特許分類】
G08G 1/017 20060101AFI20240822BHJP
G08G 1/04 20060101ALI20240822BHJP
【FI】
G08G1/017
G08G1/04 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023023102
(22)【出願日】2023-02-17
(71)【出願人】
【識別番号】309036221
【氏名又は名称】三菱重工機械システム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100162868
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 英輔
(74)【代理人】
【識別番号】100161702
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 宏之
(74)【代理人】
【識別番号】100189348
【弁理士】
【氏名又は名称】古都 智
(74)【代理人】
【識別番号】100196689
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 康一郎
(72)【発明者】
【氏名】松本 洋幸
【テーマコード(参考)】
5H181
【Fターム(参考)】
5H181AA01
5H181CC03
5H181CC04
5H181DD10
5H181FF10
(57)【要約】
【課題】検索サービスの継続性を向上させるとともに、ネットワーク負荷を低減することができる検索システムを提供する。
【解決手段】検索システムは、車両のナンバープレートを読み取る複数のナンバープレート読取装置から、前記ナンバープレートを撮影した画像と、前記画像から読み取ったナンバープレート情報を含む処理結果情報とを含む詳細情報を収集する詳細情報データベースと、前記詳細情報よりも情報量が小さい簡易情報を格納する簡易情報データベースと、指定された検索条件に合致する前記簡易情報および前記詳細情報を前記簡易情報データベースおよび前記詳細情報データベースから取得する端末装置と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のナンバープレートを読み取る複数のナンバープレート読取装置から、前記ナンバープレートを撮影した画像と、前記画像から読み取ったナンバープレート情報を含む処理結果情報とを含む詳細情報を収集する詳細情報データベースと、
前記詳細情報に含まれる前記画像と同じ画像から生成された情報であって、前記詳細情報よりも情報量が小さい簡易情報を格納する簡易情報データベースと、
指定された検索条件に合致する前記簡易情報および前記詳細情報を前記簡易情報データベースおよび前記詳細情報データベースから取得する端末装置と、
を備え、
前記端末装置は、
前記検索条件に合致する簡易情報を前記簡易情報データベースから取得する簡易情報取得部と、
取得した前記簡易情報のうち少なくとも1つを選択して、選択した前記簡易情報に対応する詳細情報を前記詳細情報データベースから取得する詳細情報取得部と、
を有する、
検索システム。
【請求項2】
前記簡易情報データベースは、前記ナンバープレート情報を含むテキスト情報であるメタ情報を記録するメタ情報データベースを有する、
請求項1に記載の検索システム。
【請求項3】
前記簡易情報データベースは、前記画像を縮小したサムネイルを含むサムネイル情報を記録するサムネイルデータベースを有する、
請求項1または2に記載の検索システム。
【請求項4】
前記簡易情報データベースは、前記ナンバープレート情報を含むテキスト情報であるメタ情報を記録するメタ情報データベースと、前記画像を縮小したサムネイルを含むサムネイル情報を記録するサムネイルデータベースとを有し、
前記端末装置の前記簡易情報取得部は、前記検索条件に合致するメタ情報を前記メタ情報データベースから取得し、取得した前記メタ情報のうち少なくとも1つを選択して、選択した前記メタ情報に対応するサムネイル情報を前記サムネイルデータベースから取得し、
前記端末装置の前記詳細情報取得部は、前記サムネイル情報に対応する詳細情報を前記詳細情報データベースから取得する、
請求項1に記載の検索システム。
【請求項5】
車両のナンバープレートを読み取る複数のナンバープレート読取装置から、前記ナンバープレートを撮影した画像と、前記画像から読み取ったナンバープレート情報を含む処理結果情報とを含む詳細情報を収集する詳細情報データベースと、
前記詳細情報に含まれる前記画像と同じ画像から生成された情報であって、前記詳細情報よりも情報量が小さい簡易情報を格納する簡易情報データベースと、
指定された検索条件に合致する前記簡易情報および前記詳細情報を前記簡易情報データベースおよび前記詳細情報データベースから取得する端末装置と、
を備える検索システムを用いた検索方法であって、
前記端末装置が、前記検索条件に合致する簡易情報を前記簡易情報データベースから取得するステップと、
前記端末装置が、取得した前記簡易情報のうち少なくとも1つを選択して、選択した前記簡易情報に対応する詳細情報を前記詳細情報データベースから取得するステップと、
を有する検索方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、検索システムおよび検索方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年では、有料道路、一般道路、駐車場などの様々な場所において、車両のナンバープレートを撮影した画像からナンバープレート情報を取得するナンバープレート読取装置が設置されている。ナンバープレート読取装置が撮影した画像および読み取ったナンバープレート情報は、たとえば1つの中央装置(データベース)に集約され、車両の監視や追跡などに利用される。たとえば、特許文献1には、中央装置に蓄積された多数の車両のデータの中から、被追跡車両のナンバープレート情報と一致する車両の画像や情報を検索して、ユーザの端末装置(追跡車両の車載装置)に表示する車両追跡システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被追跡車両のナンバープレート情報が不明の場合がある。この場合、中央装置は、たとえば特定の場所や日時などの検索条件の指定を受け付けて、蓄積された画像から検索条件に合う複数の画像を検索して端末装置に送信する必要がある。このような車両追跡システムでは、中央装置は、被追跡車両の特定などに利用可能となるように高画質な(データサイズが大きい)画像を蓄積している。このため、中央装置における画像の検索処理に時間がかかるとともに、中央装置から端末装置へ画像を送信する際のネットワーク負荷が高くなる。また、検索条件が誤っている場合や、検索条件があいまいで検索範囲が広くなる場合には、検索条件を変えて検索処理を複数回実行する必要が生じる可能性や、検索条件に合致する候補画像が多くなる可能性がある。そうすると、中央装置の処理負荷やネットワークの負荷がさらに高くなってしまう。また、このとき、中央装置で他の優先すべき処理の実行が必要となると、検索処理を一時中断(検索サービスを停止)しなければならない可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、検索サービスの継続性を向上させるとともに、ネットワーク負荷を低減することができる検索システムおよび検索方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によれば、検索システムは、車両のナンバープレートを読み取る複数のナンバープレート読取装置から、前記ナンバープレートを撮影した画像と、前記画像から読み取ったナンバープレート情報を含む処理結果情報とを含む詳細情報を収集する詳細情報データベースと、前記詳細情報に含まれる前記画像と同じ画像から生成された情報であって、前記詳細情報よりも情報量が小さい簡易情報を格納する簡易情報データベースと、指定された検索条件に合致する前記簡易情報および前記詳細情報を前記簡易情報データベースおよび前記詳細情報データベースから取得する端末装置と、を備え、前記端末装置は、前記検索条件に合致する簡易情報を前記簡易情報データベースから取得する簡易情報取得部と、取得した前記簡易情報のうち少なくとも1つを選択して、選択した前記簡易情報に対応する詳細情報を前記詳細情報データベースから取得する詳細情報取得部と、を有する。
【0007】
本開示の一態様によれば、検索方法は、車両のナンバープレートを読み取る複数のナンバープレート読取装置から、前記ナンバープレートを撮影した画像と、前記画像から読み取ったナンバープレート情報を含む処理結果情報とを含む詳細情報を収集する詳細情報データベースと、前記詳細情報に含まれる前記画像と同じ画像から生成された情報であって、前記詳細情報よりも情報量が小さい簡易情報を格納する簡易情報データベースと、指定された検索条件に合致する前記簡易情報および前記詳細情報を前記簡易情報データベースおよび前記詳細情報データベースから取得する端末装置と、を備える検索システムを用いた検索方法であって、前記端末装置が、前記検索条件に合致する簡易情報を前記簡易情報データベースから取得するステップと、前記端末装置が、取得した前記簡易情報のうち少なくとも1つを選択して、選択した前記簡易情報に対応する詳細情報を前記詳細情報データベースから取得するステップと、を有する。
【発明の効果】
【0008】
上記態様によれば、検索処理を高速化できるとともに、ネットワーク負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】一実施形態に係る検索システムの全体構成を示す図である。
【
図2】一実施形態に係る端末装置の機能構成を示す図である。
【
図3】一実施形態に係る詳細情報および簡易情報の記録処理の一例を示すシーケンス図である。
【
図4】一実施形態に係る詳細情報および簡易情報の一例を示す図である。
【
図5】一実施形態に係る検索処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(検索システムの全体構成)
図1は、一実施形態に係る検索システムの全体構成を示す図である。
本実施形態に係る検索システム1は、有料道路の料金所などに設置された路側装置5が取得した車両に関する情報を検索するためのシステムである。検索システム1のユーザは、たとえば、有料道路を運営する事業者や、違反車両などの追跡を行う取締機関(警察など)である。
【0011】
路側装置5は、ナンバープレート読取装置51と、センサ52とを備える。
【0012】
ナンバープレート読取装置51は、道路(料金所の車線)の特定位置を走行する車両を撮影した画像から、車両のナンバープレート上に表記されたナンバープレート情報(地名、分類番号、記号、一連番号など)を読み取る。
【0013】
料金所に複数の車線がある場合には、1つの車線に対して1台のナンバープレート読取装置51が設置される。各ナンバープレート読取装置51は、自身が設置された車線の特定位置を走行する車両を撮影して、ナンバープレート情報を読み取る。
【0014】
なお、他の実施形態では、複数の車線に対して1台のナンバープレート読取装置51が設置されてもよい。この場合、ナンバープレート読取装置51は、各車線の特定位置を走行する車両を撮影して、ナンバープレート情報を読み取る。
【0015】
センサ52は、ナンバープレート情報以外の車両に関する情報(センサ情報)を取得するための装置である。
【0016】
センサ52は、たとえば道路の特定位置を走行する車両を検出する車両検知器である。ナンバープレート読取装置51は、車両検知器が車両を検出したタイミングで撮影を行うことで、ナンバープレートが鮮明に写された画像を取得することができるので、ナンバープレートの読取精度を向上させることができる。
【0017】
また、センサ52は、LiDAR(Light Detection and Ranging)などの距離計であってもよい。たとえば、複数の車線に対して1台のナンバープレート読取装置51が設置される場合には、LiDARは、車両がどの車線を走行しているかを特定可能なセンサ情報(センサ52の設置位置から車両の検出位置までの距離など)を取得する。なお、LiDARは、車両の車種を特定可能なセンサ情報(車長、車幅、車高など)を取得してもよい。
【0018】
なお、センサ52は、料金所に設置される踏板や軸重計などのセンサであってもよい。また、センサ52は、上記した複数のセンサを組み合わせた装置群であってもよい。
【0019】
また、
図1に示すように、検索システム1は、詳細情報データベース(DB)2と、簡易情報データベース(DB)3と、端末装置4とを備える。
【0020】
詳細情報DB2は、各路側装置5が取得した詳細情報D1を収集して格納するデータベースである。たとえば、詳細情報D1には、ナンバープレート読取装置51が撮影した画像(高画質画像)や、ナンバープレート読取装置51およびセンサ52の処理結果情報(ナンバープレート情報、センサ情報など)が含まれる。
【0021】
簡易情報DB3は、詳細情報D1に含まれる画像と同じ画像から生成された情報であって、詳細情報D1よりも情報量が小さい(データサイズが小さい)簡易情報D2を格納するデータベースである。簡易情報D2は、詳細情報D1と対応して生成される情報である。簡易情報D2は、たとえば詳細情報D1の一部を抽出したメタ情報D2a、および、ナンバープレート読取装置51が撮影した画像を縮小したサムネイル(低画質画像)を含むサムネイル情報D2bの少なくとも一方である。本実施形態では、簡易情報DB3は、メタ情報D2aを格納するメタ情報DB31と、サムネイル情報D2bを格納するサムネイルDB32とを有する。
【0022】
端末装置4は、インターネットなどのネットワークNを介して詳細情報DB2および簡易情報DB3と通信可能に接続される。端末装置4は、ユーザが指定する検索条件に合致する簡易情報D2および詳細情報D1を、簡易情報DB3および詳細情報DB2から取得する。
【0023】
本実施形態において、端末装置4は、まず検索条件に合致する簡易情報D2を簡易情報DB3から取得し、次に取得した簡易情報D2に対応する詳細情報D1を詳細情報DB2から取得するという、2段階のデータ取得処理を行う。このように、情報量が小さい(データサイズが小さい)簡易情報D2で絞り込みを行ってから、情報量の大きい(データサイズが大きい)詳細情報D1を少数のみ取得するようにすることで、各DB2,3における検索処理の負荷や、各DB2,3と端末装置4との間のネットワークNの負荷を低減することができる。
【0024】
(端末装置の機能構成)
図2は、一実施形態に係る端末装置の機能構成を示す図である。
図2に示すように、端末装置4は、プロセッサ41と、メモリ42と、ストレージ43と、入出力インタフェース44と、通信インタフェース45とを備える。
【0025】
メモリ42は、プロセッサ41の動作に必要なメモリ領域を有する。
【0026】
ストレージ43は、いわゆる補助記憶装置であって、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。ストレージ43には、プロセッサ41の各部が処理中に取得、生成、参照するデータが格納される。
【0027】
入出力インタフェース44は、表示装置46、入力装置47などの機器と接続するための接続インタフェースである。表示装置46は、液晶ディスプレイ等のモニタである。入力装置47は、キーボード、マウス等の入力機器である。なお、表示装置46および入力装置47は、タッチパネルのように一体に形成された機器であってもよい。
【0028】
通信インタフェース45は詳細情報DB2や簡易情報DB3(メタ情報DB31、サムネイルDB32)との間で各種データや制御信号などの送受信を行うためのインタフェースである。
【0029】
プロセッサ41は、所定のプログラムに従って動作することにより、条件取得部411、簡易情報取得部412、および詳細情報取得部413としての機能を発揮する。
【0030】
条件取得部411は、車両に関する情報(詳細情報D1、簡易情報D2)を検索するための検索条件を取得する。検索条件は、入力装置47を介してユーザが入力して指定する。
【0031】
簡易情報取得部412は、検索条件に合致する簡易情報D2を簡易情報DB3から取得する。
【0032】
詳細情報取得部413は、取得した簡易情報D2のうち少なくとも1つを選択して、選択した簡易情報D2に対応する詳細情報D1を詳細情報DB2から取得する。
【0033】
なお、プロセッサ41が実行する所定のプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶される。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。さらに、このプログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0034】
(詳細情報および簡易情報の記録処理)
図3は、一実施形態に係る詳細情報および簡易情報の記録処理の一例を示すシーケンス図である。
図4は、一実施形態に係る詳細情報および簡易情報の一例を示す図である。
ここでは、
図3~
図4を参照しながら、詳細情報および簡易情報の記録処理の流れについて説明する。
【0035】
まず、車両が料金所に到来すると、路側装置5のナンバープレート読取装置51およびセンサ52それぞれが車両のナンバープレート情報およびセンサ情報を取得する(ステップS101)。
【0036】
また、路側装置5は、ナンバープレート読取装置51が撮影した画像(高画質画像)および読み取ったナンバープレート情報と、センサ52が取得したセンサ情報(たとえば、車両の走行車線を示す情報)を含む処理結果情報を詳細情報DB2に送信する(ステップS102)。
【0037】
詳細情報DB2は、路側装置5から受信した画像および処理結果情報を含む詳細情報D1を記録する(ステップS103)。詳細情報D1は、
図4に示すように、路側装置5から受信した画像D12および処理結果情報D13に、インデックスD11を付したものである。処理結果情報D13は、ナンバープレート読取装置51が読み取ったナンバープレート情報、読取処理を行った日時(処理日時)および場所、センサ52が取得したセンサ情報などを含む。読取処理を行った場所は、ナンバープレート読取装置51の設置場所を特定可能な情報(たとえば、設置場所である料金所の料金所ID)である。
【0038】
次に、詳細情報DB2は、詳細情報D1から簡易情報D2を生成して、簡易情報DB3に送信する。たとえば、詳細情報DB2は、詳細情報D1の処理結果情報D13(テキスト情報)を含むメタ情報D2aを簡易情報D2として生成し、メタ情報DB31に送信する(ステップS104)。メタ情報D2aは、インデックスD23および処理結果情報D24を含む。メタ情報D2aのインデックスD23は、詳細情報D1のインデックスD11と同一である。メタ情報D2aの処理結果情報D24は、詳細情報D1の処理結果情報D13のうち、少なくとも処理日時、場所、およびナンバープレート情報を含む。メタ情報D2aの処理結果情報D24は、詳細情報D1の処理結果情報D13のうち、センサ情報をさらに含んでもよい。メタ情報DB31は、詳細情報DB2から受信したメタ情報D2aを記録する(ステップS105)。
【0039】
また、詳細情報DB2は、高画質画像である画像D12を縮小したサムネイルD22を含むサムネイル情報D2bを簡易情報D2として生成し、サムネイルDB32に送信する(ステップS106)。サムネイル情報D2bは、インデックスD21およびサムネイルD22を含む。サムネイル情報D2bのインデックスD21は、詳細情報D1のインデックスD11と同一である。サムネイルDB32は、詳細情報DB2から受信したサムネイル情報D2bを記録する(ステップS107)。
【0040】
検索システム1は、路側装置5から新たな情報を取得する度に、
図3に示す一連の処理を実行する。なお、
図3には、詳細情報DB2は、詳細情報D1を記録する度に、簡易情報D2を生成する例が示されているが、これに限られることはない。他の実施形態では、詳細情報DB2は、路側装置5から収集した詳細情報D1を蓄積しておき、所定のタイミングで複数の詳細情報D1をメタ情報D2aおよびサムネイル情報D2bに変換して送信する処理を一括して行ってもよい。所定のタイミングは、たとえば、一定時間経過時や、一定のデータ量が蓄積したタイミングである。また、所定のタイミングは、他の負荷の高い処理を実施しておらず、処理リソースに余裕がある(たとえば、他の処理の使用リソースがX%未満である)タイミングであってもよい。
【0041】
(検索処理)
図5は、一実施形態に係る検索処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、
図5を参照しながら、検索システム1にける検索処理の流れについて説明する。
【0042】
たとえばある捜索対象車両を捜索する例について説明する。ユーザは、端末装置4の入力装置47を通じて、検索システム1においてこの捜索対象車両を検索するための検索条件を入力して、検索ボタンを押下する。そうすると、端末装置4の条件取得部411は、ユーザが入力した検索条件を取得する(ステップS201)。たとえば、ユーザは、ある料金所をある期間(たとえば、1月15日の10時から12時の期間)に走行した捜索対象車両を捜索しているとする。この場合、ユーザは、検索条件として、料金所の場所を示す情報(料金所ID)、期間を入力する。なお、他の実施形態では、検索条件はユーザが手動で指定するのではなく、連動する他のシステムが自動的に指定してもよい。たとえば、他のシステムは違反監視システムであり、違反車両の検出場所や検出日時に基づく検索条件を自動生成して端末装置4に指定する。
【0043】
次に、端末装置4の簡易情報取得部412は、検索条件に合致する簡易情報D2を簡易情報DB3から取得する。本実施形態では、簡易情報取得部412は、まず、メタ情報DB31に対し、検索条件に合致するメタ情報D2aの検索を要求する(ステップS202)。
【0044】
メタ情報DB31は、複数のメタ情報D2aのうち、検索条件に合致するメタ情報D2aを検索して、端末装置4に送信する(ステップS203)。上記した例では、メタ情報DB31は、処理結果情報D24の「場所」が検索条件で指定された場所(料金所ID)と一致し、かつ、「処理日時」が検索条件で指定された期間に含まれるメタ情報D2aを検索して端末装置4に送信する。メタ情報D2aはテキスト情報のみを含む容量の小さいデータであるため、たとえば指定された場所が複数であったり、期間が長く、検索範囲が広くなった場合であっても、検索処理の負荷および処理時間は、詳細情報D1に含まれる高画質画像D12を検索するケースと比較的して小さくなる。また、メタ情報D2aのデータサイズも高画質画像D12と比較して小さいため、検索条件に合致するメタ情報D2aが多数あったとしても、ネットワークNへの負荷も小さくなる。
【0045】
端末装置4の簡易情報取得部412は、メタ情報DB31からメタ情報D2aを受信すると、これを表示装置46に表示する。このとき、簡易情報取得部412は、受信した複数のメタ情報D2aをリスト形式で表示してもよい。
【0046】
次に、ユーザは、表示装置46に表示されたメタ情報D2aのうち、捜索対象車両に当てはまる情報を選択して指定する。端末装置4の簡易情報取得部412は、ユーザの選択を受け付けると(ステップS205)、選択されたメタ情報D2aに対応するサムネイル情報D2bをサムネイルDB32に要求する(ステップS206)。たとえば、探している捜索対象車両が乗用車である場合、ユーザは、乗用車に相当するナンバープレート情報(分類番号)を含むメタ情報D2aのみチェックボックスなどで選択して、サムネイル取得ボタンを押下する。選択するメタ情報D2aは複数であってもよい。そうすると、端末装置4の簡易情報取得部412は、ユーザが選択したメタ情報D2aのインデックスD23を指定して、このインデックスと一致するサムネイル情報D2bを送信するようにサムネイルDB32に要求する。
【0047】
サムネイルDB32は、端末装置4から要求されたインデックスと同一のインデックスD21を有するサムネイル情報D2bを読み出して、端末装置4に送信する(ステップS207)。このように、事前にメタ情報D2aで絞り込みを行っているので、サムネイルDB32は要求されたインデックスに対応するサムネイル情報D2bを読み出すのみでよい。したがって、サムネイルDB32では画像の検索処理を行う必要がないので、処理負荷および処理時間を小さくすることができる。また、サムネイル情報D2b(サムネイルD22)のデータサイズは、詳細情報D1の高画質画像D12と比較して小さいため、ネットワークNへの負荷も小さくなる。
【0048】
端末装置4の簡易情報取得部412は、サムネイルDB32から取得したサムネイル情報D2bを表示装置46に表示する(ステップS208)。
【0049】
次に、ユーザは、表示装置46に表示されたサムネイル情報D2bのうち、捜索対象車両に当てはまる情報を選択して指定する。端末装置4の詳細情報取得部413は、ユーザの選択を受け付けると(ステップS209)、選択されたサムネイル情報D2bに対応する詳細情報D1を詳細情報DB2に要求する(ステップS210)。たとえば、ユーザは、サムネイル情報D2bを参照して、捜索対象車両の色や形状などの特徴に一致するサムネイルD22を含むサムネイル情報D2bをチェックボックスなどで選択して、詳細情報取得ボタンを押下する。選択するサムネイル情報D2bは複数であってもよい。そうすると、端末装置4の詳細情報取得部413は、ユーザが選択したサムネイル情報D2bのインデックスD21を指定して、このインデックスと一致する詳細情報D1を送信するように詳細情報DB2に要求する。
【0050】
詳細情報DB2は、端末装置4から要求されたインデックスと同一のインデックスD11を有する詳細情報D1を読み出して、端末装置4に送信する(ステップS211)。このように、事前にメタ情報D2aおよびサムネイル情報D2bで絞り込みを行っているので、詳細情報DB2は要求されたインデックスに対応する詳細情報D1を読み出すのみでよい。したがって、詳細情報DB2では高画質画像D12の検索処理を行う必要がないので、処理負荷および処理時間を小さくすることができる。また、端末装置4が詳細情報DB2に要求する詳細情報D1が予め絞り込まれていることで、詳細情報DB2が多数の詳細情報D1を端末装置4に送信することを抑制することができる。これにより、ネットワークNの負荷も低減することができる。
【0051】
端末装置4の詳細情報取得部413は、詳細情報DB2から取得した詳細情報D1を表示装置46に表示する(ステップS212)。ユーザは、詳細情報D1を参照して、捜索対象車両のナンバープレート情報などを知ることができる。
【0052】
なお、たとえば、ユーザは、ステップS204において、表示されたメタ情報D2aが多すぎた場合や、表示されたメタ情報D2aに捜索対象車両が含まれていなかった場合に、検索条件を変更(再入力)して、メタ情報D2aの再検索(ステップS201~S203の再実行)を行ってもよい。同様に、ユーザは、ステップS208において、表示されたサムネイルに捜索対象車両が含まれていなかった場合に、選択するメタ情報D2aを変更して、サムネイル情報D2bの再取得(ステップS205~S207の再実行)を行ってもよい。このようにすることで、詳細情報DB2から端末装置4に詳細情報D1する送信回数を極力少なくすることができるので、よりネットワークNへの負荷を低減することができる。
【0053】
また、本実施形態では、簡易情報DB3がメタ情報DB31およびサムネイルDB32を個別に有している例について説明したが、これに限られることはない。他の実施形態では、簡易情報DB3は、メタ情報DB31およびサムネイルDB32のいずれか一方のみを有していてもよい。簡易情報DB3がサムネイルDB32のみを有する場合、サムネイルDB32は、検索条件に合致するサムネイルD22を検索可能な機能(画像検索機能)を有する。この画像検索機能は、既知の技術を利用してよい。さらに他の実施形態では、簡易情報DB3は、ひとつのデータベースで構成され、メタ情報D2aおよびサムネイル情報D2bの両方を検索可能としてもよい。
【0054】
(作用、効果)
以上のように、本実施形態に係る検索システム1は、ナンバープレート読取装置51から、ナンバープレートを撮影した画像D12(高画質画像)と、画像D12から読み取ったナンバープレート情報を含む処理結果情報D13とを含む詳細情報D1を収集する詳細情報DB2と、詳細情報D1よりも情報量が小さい簡易情報D2を格納する簡易情報DB3と、ユーザが指定する検索条件に合致する簡易情報D2および詳細情報D1を簡易情報DB3および詳細情報DB2から取得する端末装置4と、を備える。端末装置4は、検索条件に合致する簡易情報D2を簡易情報DB3から取得する簡易情報取得部412と、取得した簡易情報D2のうち少なくとも1つを選択して、選択した簡易情報D2に対応する詳細情報D1を詳細情報DB2から取得する詳細情報取得部413と、を有する。
【0055】
このようにすることで、検索システム1は、情報量の小さい簡易情報D2で検索および絞り込みを行ってから、情報量の大きい詳細情報D1をピンポイントで選択して取得することができるので、詳細情報DB2から端末装置4へ送信するデータ量を削減し、ネットワークNにかかる負荷を低減することができる。また、検索システム1は、詳細情報DB2で他の優先すべき処理を実行中で詳細情報D1の提供サービスが一時的に実行できない状態であっても、端末装置4および簡易情報DB3との間で簡易情報D2の検索および絞り込み処理を継続することができる。さらに、たとえば詳細情報DB2と端末装置4との間のネットワークNに障害が発生したときも、簡易情報D2の検索および絞り込み処理を継続することができる。すなわち、検索システム1は、上記構成により、検索サービスの継続性を向上させることができる。
【0056】
また、簡易情報DB3は、ナンバープレート情報を含むテキスト情報であるメタ情報D2aを記録するメタ情報DB31を有する。
【0057】
このようにすることで、メタ情報DB31は、詳細情報D1よりもデータサイズが小さいメタ情報D2aのみを検索すればよいので、詳細情報D1の検索処理よりも処理負荷および処理時間を大幅に低減することができる。また、メタ情報DB31から端末装置4に送信するデータ量も小さくすることができるので、ネットワークNへの負荷も低減することができる。
【0058】
また、簡易情報DB3は、詳細情報D1の高画質画像D12を縮小したサムネイルD22を含むサムネイル情報D2bを記録するサムネイルDB32を有する。
【0059】
このようにすることで、サムネイルDB32は、詳細情報D1よりもデータサイズが小さいサムネイル情報D2bのみを検索すればよいので、詳細情報D1の検索処理よりも処理負荷および処理時間を大幅に低減することができる。また、サムネイルDB32から端末装置4に送信するデータ量も小さくすることができるので、ネットワークNへの負荷も低減することができる。
【0060】
また、簡易情報DB3は、メタ情報DB31およびサムネイルDB32の両方を有していてもよい。この場合、端末装置4の簡易情報取得部412は、検索条件に合致するメタ情報D2aをメタ情報DB31から取得し、取得したメタ情報D2aのうち少なくとも1つを選択して、選択したメタ情報D2aに対応するサムネイル情報D2bをサムネイルDB32から取得する。端末装置4の詳細情報取得部413は、サムネイル情報D2bに対応する詳細情報D1を詳細情報DB2から取得する。
【0061】
このようにすることで、検索システム1のユーザは、メタ情報D2aとサムネイル情報D2bとの両方で検索条件の適否を判断することができる。メタ情報D2aおよびサムネイル情報D2bは、いずれも詳細情報D1よりもデータサイズが小さく、検索処理の負荷およびネットワークNへの負荷も小さくて済む。このため、検索システム1は、検索条件を変えて複数回の検索を試行した場合であっても、低負荷で簡易情報D2をユーザに提供することができる。したがって、ユーザは、検索開始時に検索条件が十分に絞り込めていない状態であっても、複数回の検索を試行しながら、捜索対象車両を適切に検索することが可能となる。また、画像(サムネイルD22)を含むサムネイル情報D2bよりも、テキスト情報のみを含むメタ情報D2aの方がデータサイズが小さい。したがって、メタ情報D2aで絞り込みおよび選択を行ってから、メタ情報D2aに対応するサムネイル情報D2bを指定して取得するのみでよいので、サムネイルDB32は画像検索処理を行う必要がなく、高速でサムネイル情報D2bを端末装置4へ提供することができる。また、サムネイルDB32から端末装置4へ送信するデータ量を小さくすることができるので、ネットワークNに対する負荷をさらに低減することができる。
【0062】
以上のとおり、本開示に係る実施形態を説明したが、上記した実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0063】
<付記>
上述の実施形態に記載の検索システムおよび検索方法は、例えば以下のように把握される。
【0064】
(1)第1の態様によれば、検索システム1は、車両のナンバープレートを読み取る複数のナンバープレート読取装置51から、ナンバープレートを撮影した画像D12と、画像D12から読み取ったナンバープレート情報を含む処理結果情報D13とを含む詳細情報D1を収集する詳細情報データベース2と、詳細情報D1に含まれる画像D12と同じ画像D12から生成された情報であって、詳細情報D1よりも情報量が小さい簡易情報D2を格納する簡易情報データベース3と、指定された検索条件に合致する簡易情報D2および詳細情報D1を簡易情報データベース3および詳細情報データベース2から取得する端末装置4と、を備え、端末装置4は、検索条件に合致する簡易情報D2を簡易情報データベース3から取得する簡易情報取得部412と、取得した簡易情報D2のうち少なくとも1つを選択して、選択した簡易情報D2に対応する詳細情報D1を詳細情報データベース2から取得する詳細情報取得部413と、を有する。
【0065】
このようにすることで、検索システム1は、情報量の小さい簡易情報D2で検索および絞り込みを行ってから、情報量の大きい詳細情報D1をピンポイントで選択して取得することができるので、詳細情報DB2から端末装置4へ送信するデータ量を削減し、ネットワークNにかかる負荷を低減することができる。また、検索システム1は、詳細情報DB2で他の優先すべき処理を実行中で詳細情報D1の提供サービスが一時的に実行できない状態であっても、端末装置4および簡易情報DB3との間で簡易情報D2の検索および絞り込み処理を継続することができる。さらに、たとえば詳細情報DB2と端末装置4との間のネットワークNに障害が発生したときも、簡易情報D2の検索および絞り込み処理を継続することができる。すなわち、検索システム1は、上記構成により、検索サービスの継続性を向上させることができる。
【0066】
(2)第2の態様によれば、第1の態様に係る検索システム1において、簡易情報データベース3は、ナンバープレート情報を含むテキスト情報であるメタ情報D2aを記録するメタ情報データベース31を有する。
【0067】
このようにすることで、メタ情報DB31は、詳細情報D1よりもデータサイズが小さいメタ情報D2aのみを検索すればよいので、詳細情報D1の検索処理よりも処理負荷および処理時間を大幅に低減することができる。また、メタ情報DB31から端末装置4に送信するデータ量も小さくすることができるので、ネットワークNへの負荷も低減することができる。
【0068】
(3)第3の態様によれば、第1または第2の態様に係る検索システム1において、簡易情報データベース3は、画像D12を縮小したサムネイルD22を含むサムネイル情報D2bを記録するサムネイルデータベース32を有する。
【0069】
このようにすることで、サムネイルDB32は、詳細情報D1よりもデータサイズが小さいサムネイル情報D2bのみを検索すればよいので、詳細情報D1の検索処理よりも処理負荷および処理時間を大幅に低減することができる。また、サムネイルDB32から端末装置4に送信するデータ量も小さくすることができるので、ネットワークNへの負荷も低減することができる。
【0070】
(4)第4の態様によれば、第1の態様に係る検索システム1において、簡易情報データベース3は、ナンバープレート情報を含むテキスト情報であるメタ情報D2aを記録するメタ情報データベース31と、画像D12を縮小したサムネイルD22を含むサムネイル情報D2bを記録するサムネイルデータベース32とを有し、端末装置4の簡易情報取得部412は、検索条件に合致するメタ情報D2aをメタ情報データベース31から取得し、取得したメタ情報D2aのうち少なくとも1つを選択して、選択したメタ情報D2aに対応するサムネイル情報D2bをサムネイルデータベース32から取得し、端末装置4の詳細情報取得部413は、サムネイル情報D2bに対応する詳細情報D1を詳細情報データベース2から取得する。
【0071】
このようにすることで、検索システム1のユーザは、メタ情報D2aとサムネイル情報D2bとの両方で検索条件の適否を判断することができる。メタ情報D2aおよびサムネイル情報D2bは、いずれも詳細情報D1よりもデータサイズが小さく、検索処理の負荷およびネットワークNへの負荷も小さくて済む。このため、検索システム1は、検索条件を変えて複数回の検索を試行した場合であっても、低負荷で簡易情報D2をユーザに提供することができる。したがって、ユーザは、検索開始時に検索条件が十分に絞り込めていない状態であっても、複数回の検索を試行しながら、捜索対象車両を適切に検索することが可能となる。また、画像(サムネイルD22)を含むサムネイル情報D2bよりも、テキスト情報のみを含むメタ情報D2aの方がデータサイズが小さい。したがって、メタ情報D2aで絞り込みおよび選択を行ってから、メタ情報D2aに対応するサムネイル情報D2bを指定して取得するのみでよいので、サムネイルDB32は画像検索処理を行う必要がなく、高速でサムネイル情報D2bを端末装置4へ提供することができる。また、サムネイルDB32から端末装置4へ送信するデータ量を小さくすることができるので、ネットワークNに対する負荷をさらに低減することができる。
【0072】
(5)第5の態様によれば、検索方法は、車両のナンバープレートを読み取る複数のナンバープレート読取装置51から、ナンバープレートを撮影した画像D12と、画像D12から読み取ったナンバープレート情報を含む処理結果情報D13とを含む詳細情報D1を収集する詳細情報データベース2と、詳細情報D1に含まれる画像D12と同じ画像D12から生成された情報であって、詳細情報D1よりも情報量が小さい簡易情報D2を格納する簡易情報データベース3と、指定された検索条件に合致する簡易情報D2および詳細情報D1を簡易情報データベース3および詳細情報データベース2から取得する端末装置4と、を備える検索システム1を用いた検索方法であって、端末装置4が、検索条件に合致する簡易情報D2を簡易情報データベース3から取得するステップと、端末装置4が、取得した簡易情報D2のうち少なくとも1つを選択して、選択した簡易情報D2に対応する詳細情報D1を詳細情報データベース2から取得するステップと、を有する。
【符号の説明】
【0073】
1 検索システム
2 詳細情報データベース(DB)
3 簡易情報データベース(DB)
31 メタ情報データベース(DB)
32 サムネイルデータベース(DB)
4 端末装置
41 プロセッサ
411 条件取得部
412 簡易情報取得部
413 詳細情報取得部
42 メモリ
43 ストレージ
44 入出力インタフェース
45 通信インタフェース
46 表示装置
47 入力装置
5 路側装置
51 ナンバープレート読取装置
52 センサ
110 プロセッサ
D1 詳細情報
D2 簡易情報
D2a メタ情報
D2b サムネイル情報
N ネットワーク