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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024118102
(43)【公開日】2024-08-30
(54)【発明の名称】錠剤撒き器
(51)【国際特許分類】
   A61J 7/00 20060101AFI20240823BHJP
   A61J 3/00 20060101ALI20240823BHJP
【FI】
A61J7/00 L
A61J3/00 310F
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023024306
(22)【出願日】2023-02-20
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-12-27
(71)【出願人】
【識別番号】722015166
【氏名又は名称】西田 悠人
(72)【発明者】
【氏名】西田 悠人
【テーマコード(参考)】
4C047
【Fターム(参考)】
4C047CC15
4C047JJ01
4C047JJ06
4C047JJ12
4C047JJ25
4C047NN07
(57)【要約】
【課題】錠剤の一包化時やピルケースセット時に除包済みの錠剤を効率よく撒けるようにすることを課題とする。
【解決手段】整列板部に錠剤の形状、大きさと一致する溝がある。錠剤を本体に流し込み、スライド部をレバー使で動かすことで錠剤を整列させる。レバーを強く引くことで一斉に錠剤を落下させ、排出部ノズルを通りピルケースや分包機カセットなどの格子状目標に落下させる。整列部の溝は整列板部下部に配置されている高さ調節板部が上下することで深さが変更し、使用済みPTPシートを加工して利用することで大きさや形状の異なる多種多様な錠剤に対応できる。
【選択図】図1




【特許請求の範囲】
【請求項1】
錠剤を整列させるための複数の溝を有する整列版部、前記整列板部を装着したスライド板部、および排出ノズルを有する錠剤撒き器であって、前記整列板部の上部に錠剤をプールして、前記整列板部を左右に動かすことにより、前記整列板部に配置された溝に錠剤がはまり、前記スライド板部をスライドさせることにより、前記整列板部の溝にはまった錠剤が落下して、前記排出ノズルを通って、格子状の落下目標に落下することを特徴とする錠剤撒き器。
【請求項2】
高さ調節板部が前記スライド板部の下部に配置されており、前記高さ調節板部が上下に移動することで前記溝の深さを変更できることを特徴とする請求項1に記載の調剤機器。
【請求項3】
前記溝に使用済みPTPシートのプラスチック部分を刃物で切断した加工済みPTPシートを使用できることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の調剤機器。
【請求項4】
つまみを用いて前記スライド板部を上下に可動できることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の調剤機器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、調剤機器、特に錠剤を格子状のピルケース等に一斉に配給する錠剤撒き器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、錠剤孔を用いた錠剤整列機構とスライド版を使い必要数を落下される機構を有する錠剤計数器が開示されている。背景技術は錠剤を計数することを目的としているため、錠剤を個々に落下させる機構はなく、大量の錠剤を整列することを想定している。そのため限られた数の錠剤を整列できなく、整列の補助的な機構がないためエッジが効いた錠剤や表面がざらついた錠剤などは干渉しあって整列できないことが考えられる。また、形状や大きさの異なる多種の錠剤に対応できるような機構は見受けられない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3123201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、錠剤を効率よく撒くことができ、上記先行技術より多種の錠剤に対応でき、確実に錠剤を整列できる調剤・服薬補助機器を提供する事を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために本発明は、溝を有する整列板部と整列した錠剤を落下させる機構と落下した錠剤を目標に確実に落下させるための排出部を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は整列板部の溝を使って複数の除包済み錠剤を整列させ、落下させることで一斉に効率よくピルケースや分包機カセットなどの格子状落下目標に1錠ずつセットすることができ、整列用溝を有する整列板部を交換、溝の深さの調節をすることで大きさや形状の異なる多種多様な錠剤に対応する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の実施方法を示した斜視図である。
図2】本発明から壁部とレバー部を離した斜視図である。
図3】本発明の投影図である。(a)は本発明を示した平面図である。(b)は本発明を示した左側面図である。(c)は本発明を示した背面図である。(d)は本発明を示した右側面図である。(e)は本発明を示した底面図である。
図4図3に示すA-A断面図である。
図5図3に示すB-B断面図である。
図6】本発明の整列部とスライド部の斜視図である。(a)は整列部とスライド部と加工済みPTPシートを示した斜視図である。(b)は整列部とスライド部と加工済みPTPシートを離した上方向斜視図である。(c)は 整列部とスライド部と加工済みPTPシートを離した下方向斜視図である。
図7図6の一部の拡大図である。(a)は図6(a)のD部分を拡大した図である。(b)は図6(c)のE部分を拡大した図である。
図8】高さ調節板部と高さ調節板取り外し部を示す図である。(a)は高さ調節板部と高さ調節板取り外し部を示した斜視図である。(b)は高さ調節板部と高さ調節板取り外し部を離した斜視図である。(c)は図8(d)のF部分を拡大した図である。(d)は高さ調節板部を示した斜視図である。
図9】排出部を示した斜視図である。
図10】レバー部を示す図である。(a)はレバー部を示した平面図である。(b)はレバー部を示した斜視図である。(c)はレバー部を示した正面図である。(d)はレバー部を示した右側面図である。(e)は(c)を示すG-G断面図である。
図11】レバー部の一部の拡大図である。(a)は図10(e)のH部分を拡大した図である。(b)はレバー部の内部を示した斜視図である。
図12】壁部を示す図である。(a)は壁部を示した斜視図である。(b)は壁部を示した正面図である。(c)は壁部を示した左側面図である。(d)は壁部を示した右側面図である。
図13】本発明の本体を示す図である。(a)は本体を示した平面図である。(b)は本体を示した正面図である。(c)は本体を示した右側面図である。(d)は(b)を示すJ-J断面図である。(e)は本体を示した底面図である。(f)は本体を示した斜視図である。
図14図3(b)の一部を示す図である。(a)は図3(b)を示すL-L断面図である。(b)は(a)のI部分を拡大した図である。
図15】高さを調整する機構を示し図である。(a)は高さを調整する機構を示した斜視図である。(b)は高さを調整する機構から回転補助部とつまみを離した斜視図である。(c)は高さを調整する機構を示した正面図である。(d)は高さを調整する機構を示した左側面図である。(e)は(c)を示すM-M断面図である
図16】溝に使用するPTPシートの加工方法を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本実施例は整列板部1(図1で示す)と、スライド板部2(図1で示す)と、高さ調節板部3(図5で示す)と、高さ調節板取り外し部4(図5で示す)と、排出部5(図1で示す)と、レバー部6(図1で示す)と、壁部7(図1で示す)と本体8(図2で示す)を有する。
【0009】
整列板部1は複数の錠剤を一つ一つ並べるもので、錠剤と同形状、同径の溝1.4(図6で示す)を有する板103(図1で示す)や加工済みPTPシート103などを装着する板であり、これらの加工済みPTPシート103などを装着するための溝1.1(図7で示す)と、整列済みの錠剤を落下させるための開口1.2(図6で示す)、左右面にスライド板部2にスライドして装着するための勾配1.3(図6で示す)がある。錠剤を本体8に流し込むことで整列板部1上部に錠剤がプールされ、レバー6を使い本体8を左右に動かすことで錠剤を整列板部1の複数の溝1.4にはまり整列する。整列に必要な溝1.4には使用者が使用済みPTPシート105(図16で示す)のプラスチック部分を刃物104(図16で示す)で切断し使用する。特殊形状の錠剤にもコストをかけずに対応できる。使用頻度が高い錠剤は予め溝を有する整列板部1を制作することで使用済みPTPシート加工の手間を省ける。
【0010】
スライド板部2は整列板部1を装着し前後にスライドする部分で、左右にスライドするためのガイド2.1(図7で示す)と、下面に初期位置を固定するための引スプリングを取り付けるための穴2.2(図7で示す)と、下面に錠剤整列時と落下時のレバー6.2(図10で示す)を握る強さを感覚的にわかるようにするための爪2.3(図7で示す)と、上面に整列時に錠剤を溝8.1.3(図13で示す)へ誘導するガイド2.4(図6で示す)を有する。
【0011】
高さ調節板部3は上下にスライドすることで整列板部1にある溝1.4の深さを調整するための板で、左右にスライドするためのガイド3.1(図8で示す)と、内側開口3.2(図8で示す)の左右に薬剤と接触する上面を取り外し洗浄できるようにするための高さ調節板取り外し部4を装着するためのガイド3.3(図8で示す)と、下面に高さ調節板部3が不意に動くのを防ぐための引スプリングを固定するための穴3.4(図8で示す)と、下面に高さ調節板部3の高さを調整するための本体8:円柱8.2.1(図15で示す)と干渉する部分の開口3.5(図8で示す)を有する。本体8に高さを調整するための機構があり、本体8のつまみ8.2.2(図1で示す)を回すことで高さの調節をする。
【0012】
高さ調節板取り外し部4は錠剤と接触する部分を清潔に保つために高さ調節板部3から取り外し洗浄ができるようにするための板で、左右に高さ調節板部3に装着するためのガイド4.1(図8で示す)を有する。
【0013】
排出部5は整列板部1を装着したスライド板部2がスライドすることで落下した整列済錠剤を格子状の落下目標たとえば、ピルケースや分包機カセットに正しく落下させるためのノズルで、本体8下部の落下用開口部8.1.5(図13で示す)に装着して使う。排出部先端の場所調整が安易に行えるように排出部が傾斜している。排出部5後面に板バネ5.1(図9で示す)を有し、本体8に差し込んで装着するため落下目標によって排出部5どうしの間隔調整、排出部5の交換、排出部5の洗浄が容易にできる。
【0014】
レバー部6はスライド板部2をスライドさせて整列板部1をスライドさせるもので、錠剤を整列させ、錠剤を落下せるのに使う。レバー部6:レバー6.2を握ると先端からレバー部6:押し出し部6.6(図11で示す)が突出し、スライド板部2を押し出す。錠剤を整列させるときと整列済みの錠剤を落下させるときに使用する。レバー部6は、レバー部6:レバー6.2と、レバー部6:ギア1(6.3)(図11で示す)と、レバー部6:ギア2(6.4)(図11で示す)と、レバー部6:ギア3(6.5)(図11で示す)と、レバー部6:押し出し部6.6と、レバー部6:引スプリング6.7(図11で示す)から構成され、レバー部6:本体6.1(図11で示す)とレバー部6:レバー6.2には引スプリング6.7を固定する穴6.2.2(図10で示す)(図11で示す)と、レバー部6:本体6.1の前面には本体8に装着するための磁石を取り付ける穴6.8(図10で示す)と、レバー部6:本体6.1の壁面には整列板部1の取り外しを補助するための開口6.9(図10で示す)を有する。レバー部6:レバー6.2を握ることでレバー部:レバー6.2中心のインターナルギア6.2.1が回転し、レバー部6:ギア1(6.3)とレバー部:ギア2(6.4)で回転数を増幅し、レバー部6:ギア3(6.5)で回転方向を一致させ、レバー部6:押し出し部6.6が押し出される。レバー部6:引スプリング6.7によりレバー部6:レバー6.2の初期位置が固定される。
【0015】
壁部7は錠剤投入時に錠剤の脱落を防ぐもので、左7.2(図12で示す)右7.3(図12で示す)前7.1(図12で示す)に有し、本体8を複数並列に接続するときに取り外しできるように磁石を用い、磁石を取り付けるための穴7.0.1(図12で示す)と、壁部左7.2には余分な錠剤を排出できるように溝7.2.1(図12で示す)を用いて開閉できる構造と、壁部右7.3には本体8:つまみ8.2.2と干渉する部分の切り欠け7.3.1(図12で示す)を有する。
【0016】
本体8はスライド板部2と、高さ調節板部3と、排出部5と、レバー部6と、壁部7を装着する部分であり、スライド板部2と高さ調節板部3はスライドして装着し、レバー部6と壁部7は磁石を使用で装着し、排出部5は差し込んで装着し、スライド板部2と高さ調整板部3の装着場所にはスライド用のガイド8.1.1(図13で示す)と、本体8左右前にはレバー部6と壁部7装着用の磁石を取り付けるための穴8.1.2(図13で示す)と、本体8下面に排出部を取り付けるための開口8.1.5と、本体8上面は錠剤整列時の補助をするガイド8.1.3と、スライド板部2と高さ調整板部3の引スプリングを固定するための穴8.1.4(図13で示す)と、本体8上面に本体8並列接続時用の錠剤がいきわたるようにするための溝8.1.6(図13で示す)と、本体8内部に高さ調節板部3の高さを調整する機構8.2(図15で示す)として高さ調整の軸となる本体8:円柱8.2.1と、上下調整をする本体:つまみ8.2.2と、つまみの回転を補助する本体8:回転補助部8.2.3(図15で示す)を有する。レバー部6と壁部7の装着に磁石を用いることで安易に取外しができ、洗浄なども行いやすい。また、本体8と、スライド板部2と、整列板部1と、高さ調節板部3からなるユニットを並列に磁石で接続し、可動部を接続用パーツで接続することで更に多くの錠剤を一斉に撒ける。本体8上面にガイド8.1.3を設けることでスライド板部2をレバー部6で動かした際に未整列の錠剤が押され、錠剤が本体8上面の勾配8.1.7を登り、一列に並び、ガイド8.1.3を越えた錠剤が分散し、偏りが解消され錠剤整列の補助になる。高さ調節板部3はサイズの異なる錠剤を整列させるために整列板部1にある溝1.4の深さを調整するもので、本体の高さ調節機構を用いて高さ調整をする。本体8:円柱8.2.1は高さ調節板部3の高さを調整するための軸で、円柱の中心と回転軸の中心を一致しないようにすることで回転時に本体8:円柱の中心と円周との距離が変化し高さを調節する。本体8:つまみ8.2.2は本体8:円柱8.2.1を回しやすくするためのつまみで回転させた角度がわかりやすいように印8.2.2.1(図15で示す)を有する。本体8:回転補助部8.2.3は高さ調節板部3の高さ保持を可能にし、本体8:つまみ8.2.2を回転しやすくする機構で、ラチェット構造8.2.3を用いることで一方方向にしか回転しないため、高さ調整板部3の引スプリングによる下向きの力があるにも関わらず、本体8:つまみ8.2.2を回した角度、高さ調整板部3の位置保持を可能にしている。一定角度ごとに本体8:円柱8.2.1が保持されるため、本体8:つまみ8.2.2の回転角度と溝8.1.3の深さの変化を感覚的に理解することができ、使用時に回転する方向を迷うこともない。
【符号の説明】
【0017】
1 整列板部
1.1 PTPシートなどを装着するための溝
1.2 開口
1.3 勾配
1.4 錠剤を整列させるための溝
2 スライド板部
2.1 ガイド
2.2 穴
2.3 爪
2.4 錠剤を溝へ誘導するガイド
3 高さ調節板部
3.1 ガイド1
3.2 内側開口
3.3 ガイド2
3.4 穴
3.5 開口
4 高さ調節板取り外し部
4.1 ガイド
5 排出部
5.1 板バネ
6 レバー部
6.2 レバー
6.3 ギア1
6.4 ギア2
6.5 ギア3
6.6 押し出し部
6.7 引スプリング
6.8 穴
6.9 開口
7 壁部
7.0.1 穴
7.1 前壁部
7.2 左壁部
7.2.1 溝
7.3 右壁部
7.3.1 切り欠け
8 本体
8.1.1 ガイド1
8.1.2 穴
8.1.3 ガイド2
8.1.4 穴
8.1.5 開口
8.1.6 溝
8.1.7 勾配
8.2 高さを調整機構
8.2.1 円柱
8.2.2 つまみ
8.2.2.1 円柱
8.2.3 回転補助部
101 ピルケース
102 錠剤
103 加工済みPTPシート
104 刃物
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
【手続補正書】
【提出日】2023-07-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
錠剤を整列させるための複数の溝を有する整列板部、前記整列板部を装着したスライド板部、および排出ノズルを有する錠剤撒き器であって、前記排出ノズルは板バネを有し、前記板バネを前記整列板部を有する本体に差し込んで前記排出ノズルを装着し、前記整列板部の上部に錠剤をプールして、前記整列板部を左右に動かすことにより、前記整列板部に配置された溝に錠剤がはまり、前記スライド板部をスライドさせることにより、前記整列板部の溝にはまった錠剤が落下して、前記排出ノズルを通って、格子状の落下目標に落下することを特徴とする錠剤撒き器。
【請求項2】
高さ調節板部が前記スライド板部の下部に配置されており、前記高さ調節板部が上下に移動することで前記溝の深さを変更できることを特徴とする請求項1に記載の調剤機器。
【請求項3】
前記溝に使用済みPTPシートのプラスチック部分を刃物で切断した加工済みPTPシートを 使用できることを特徴とする請求項1に記載の調剤機器。
【請求項4】
つまみを用いて前記スライド板部を上下に可動できることを特徴とする請求項1または 請求項2または請求項3に記載の調剤機器。


【手続補正書】
【提出日】2023-10-11
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
錠剤を整列させるための複数の溝を有する整列板部、前記整列板部を装着したスライド板部、および排出ノズルを有する錠剤撒き器であって、前記排出ノズルは板バネを有し、前記板バネを前記整列板部を有する本体に差し込んで前記排出ノズルを装着し、前記整列板部の上部に錠剤をプールして、前記整列板部を左右に動かすことにより、前記整列板部に配置された溝に錠剤がはまり、前記スライド板部をスライドさせることにより、前記整列板部の溝にはまった錠剤が落下して、前記排出ノズルを通って、格子状の落下目標に落下することを特徴とする錠剤撒き器。
【請求項2】
高さ調節板部が前記スライド板部の下部に配置されており、前記高さ調節板部が上下に移動することで前記溝の深さを変更できることを特徴とする請求項1に記載の錠剤撒き器
【請求項3】
前記溝に使用済みPTPシートのプラスチック部分を刃物で切断した加工済みPTPシートを使用できることを特徴とする請求項1に記載の錠剤撒き器
【請求項4】
つまみを用いて前記スライド板部を上下に可動できることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の錠剤撒き器