(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024118380
(43)【公開日】2024-08-30
(54)【発明の名称】原動機
(51)【国際特許分類】
H02K 53/00 20060101AFI20240823BHJP
【FI】
H02K53/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】30
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023036027
(22)【出願日】2023-02-20
(71)【出願人】
【識別番号】523083654
【氏名又は名称】佐々木 洋二
(71)【出願人】
【識別番号】523083805
【氏名又は名称】佐々木 孝行
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 洋二
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 孝行
(57)【要約】
【課題】 永久磁石同士は反発したり、引張り(吸引)したりする、永久磁石を回転体の回転外周の略接する位置の外周内側に複数取付固着、回転外周に略接する位置の外周外側に外周内側に取付固着した永久磁石が互いに反発する様に永久磁石を本体に設置固着し、回転体を回転させようとすると永久磁石同士が反発しあい回転体が連続して回転出来ないという欠点があった。
【解決手段】 本発明原動機は、回転体の外周内側に取付固着した永久磁石と本体で回転体の外周外側に取付固着した永久磁石を互いに反発する様に設置固着、回転体を回転させ様とすると永久磁石同士が反発して連続回転出来ないと言う欠点が有ったが本発明はこの欠点を解決し回転体が連続回転する様にした。
【選択図】
図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
連続回転出来る回転軸に永久磁石取付部を設置固着、この回転軸を中心に連続回転出来る回転体を回転体(6)とし、回転体(6)の回転外周に略接する回転外周内側に永久磁石(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)を回転体(6)の永久磁石取付部に設置固着、別に回転体(6)の回転軸を挿入して連続回転出来る回転軸受を設けた回転軸受盤(4)(5)を造り置き、本体(1)を設置固定、本体(1)に回転体(6)を挿入して連続回転出来る空洞を設け、空洞両端に回転軸受盤取付部(2)(3)を設け、回転体(6)を挿入して連続回転出来る空洞両端に回転軸受盤(4)(5)を回転軸受盤取付部(2)(3)に取付固定、空洞内に回転体(6)を挿入、空洞内に挿入した回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側に永久磁石(15)(16)(17)(18)(19)(20)(21)(22)を回転体(6)の永久磁石取付部に固着した永久磁石(7~14)に反発する極にして本体(1)空洞内に設け固着、回転体(6)に設置固着した複数の永久磁石(7~14)と本体(1)に設置固着した複数の永久磁石(15~22)との間に磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)を本体(1)空洞内で回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側に設け本体(1)に固着、この形態は本発明の形態、種類、大小で変わる、回転始動は本体(1)に装備した回転始動装置、外部からの回転力、電力での始動で回転体(6)が連続回転出来る構造とする。
【請求項2】
連続回転出来る回転軸に永久磁石取付部を設置固着、この回転軸を中心に連続回転出来る回転体を回転体(6)とし、回転体(6)の材料、形、形態、は本発明の種類、大小で変える事が出来、製造には最良の選択をし回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項3】
連続回転出来る回転軸に永久磁石取付部を設置固着この回転軸を中心に連続回転する回転体を回転体(6)とし、永久磁石取付部の材料は形、形態、大小で変え数は本発明の種類、大小、で変える事が出来回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴と請求項1に記載の原動機である。
【請求項4】
連続回転出来る回転軸を中心に回転する回転体(6)の回転力を他の外部機器に伝動、切断、又外部からの回転力を回転軸に伝動、切断出来る装置(クラッチ)、ブレーキ、回転変速機、回転計、温度計、発電装置、コンプレッサー、プロペラ、油圧装置を取付、本発明原動機には電気信号を感知する感知器を取付、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項5】
両端に連続回転出来る回転軸を設けた回転体に円盤状の永久磁石取付部を複数、間を空けて設置固着この回転軸を中心に連続回転する回転体を回転体(6)とし、回転体(6)の回転外周に略接する回転外周内側に同じ極にした複数の永久磁石(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)を永久磁石取付部同士で挟んで回転体(6)に設置固着、永久磁石(7~14)は取付位置の数、磁石の数、磁力、形、形態、大小は本発明の種類、大小で変える事が出来、製造には最良の選択をして回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項6】
両端に連続回転出来る回転軸を設けた回転体に永久磁石取付部を設置固着、この回転軸を中心に連続回転する回転体を回転体(6)とし、本発明の種類、形態、大小に合わせ回転体(6)と永久磁石取付部に設置固着した複数の永久磁石(7~14)を一体とし、回転体(6)全部が永久磁石となり回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項7】
両端に連続回転出来る回転軸を設けた回転体に永久磁石取付部を設置固着この回転軸を中心に連続回転する回転体を回転体(6)とし、本発明の種類、形態、大小に合わせて回転軸を除き永久磁石取付部と永久磁石取付部に取付け固着する複数の永久磁石(7~14)は一体とし回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項8】
連続回転出来る回転体(6)の回転外周内側に設置固着する複数の永久磁石を同一回転軸上に間を空けて設けた複数の永久磁石取付部に設置固着する時は位相を変えて取付固着し回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項9】
本体(1)を設置固定、本体(1)を造る材料は本発明の種類、機能、大小に合わせて最良の材料を選ぶ、他に回転体(6)の回転軸を挿入して連続回転出来る回転軸受を略中央に設けた円盤状の回転軸受盤(4)(5)を造り置き、本体(1)に回転体(6)を挿入して連続回転出来る空洞を設け、空洞両端に回転軸受盤取付部(2)(3)を設け、回転体(6)を挿入して連続回転出来る空洞両端に回転軸受盤(4)(5)を回転軸受盤取付部(2)(3)に取付固定、本体(1)の形、形態、材料、大小、は本発明に合わせて造る、本体空洞は回転体(6)に合わせて造り、本体(1)は本発明の種類、機能、大小に合わせて防護、防塵、防音、防水機能、温度調節機能、温度調節装置、発電機能、発電装置、電気感知装置も設置出来て回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする原動機である。
【請求項10】
本発明本体(1)に設置する発電装置で発電した電力は蓄電して回転体(6)の回転始動時の回転始動にも利用出来て、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項11】
本発明原動機の回転軸受盤(4)(5)の材料は、形態、種類、大小に合わせて選び、本発明の種類、大小、機能に合わせて回転軸受盤(4)(5)を単数、又は複数とする事が出来、本体(1)と回転軸受盤(4)(5)は一体とする事も出来、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項12】
本体(1)空洞の両端に設置した回転軸受盤(4)と(5)の間に設置し連続回転する回転体(6)は本発明の種類、大小、機能で回転中でも左右に動く構造にして回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項13】
本体(1)空洞内に挿入して連続回転出来る回転体(6)に取付固着した永久磁石(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)に反発する複数の永久磁石(15)(16)(17)(18)(19)(20)(21)(22)を空洞内の回転外周に略接する回転外周外側の空洞内に設置固着、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項14】
本発明本体(1)の空洞内に設置固着した複数の永久磁石(15~22)の形、形態、取付位置、取付方法は本発明の種類、形態、大小に合わせ、本体(1)の形態、大小で本体(1)を永久磁石で造る事が出来また個々の永久磁石同士を繋げて一体として設置固着出来、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項15】
本発明本体(1)の空洞内に設置した複数の永久磁石(15~22)を固着せずに移動出来るように設置、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項16】
本発明本体(1)の空洞内に設置した永久磁石(15~22)を位相を変えて設置固着して回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項17】
連続回転する回転体(6)に取付固着した複数の永久磁石(7~14)に反発する空洞内に設置固着した複数の永久磁石(15~22)は回転軸受盤(4)(5)の空洞側で回転体(6)の回転外周付近に設置固着しても良く、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項18】
本発明回転体(6)の回転外周に略接する回転外周内側で永久磁石取付部に設置固着した複数の永久磁石(7~14)と本体(1)空洞内で回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側で空洞内に設置固着した複数の永久磁石(15~22)との間に磁性材で造った磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)を回転体(6)空洞内の回転外周に略接する回転外周外側に設け固着、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項19】
本発明の磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側の本体(1)空洞内に設置固着、磁性体(23~30)は磁性材で出来た板状としたが大きさ、形、形態、取付位置、取付け方法は本発明の種類、形態、大小で変えて本発明の製造時には最良を選択し回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項20】
本発明の磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側に設置固着した永久磁石(15)(16)(17)(18)(19)(21)(22)に接して固着したが離して設置固着しても良く、本発明の種類、大小に合わせ本発明の製造時には最良を選択し設置固着、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項21】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)の大小、厚さ、形、形態、取付け方、取付位置は本発明の回転体(6)に固着した永久磁石(7~14)と本体(1)に固着した永久磁石(15~22)に合わせて造り回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項22】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は本体(1)の空洞内で連続回転する回転部(6)の回転外周に略接する回転外周外側に設置固着又は回転軸受盤(4)(5)の空洞側で回転体(6)の回転外周付近に設置固着出来、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項23】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)に直接又は付近に発電装置を設置出来、発電装置で発電した電気は回転部(6)の回転始動にも利用する事が出来、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項24】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は設置固着せずに設置移動する事が出来、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項25】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)同士を連結し一体として、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項26】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は塗装剤、接着剤で接着固着出来、また塗装剤、接着剤に磁性材を混ぜて造り塗布、接着する事が出来回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項27】
本発明の製造組み立てに於いては一部にまたは全部に接着剤を使用して組立製造が出来、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項28】
本発明の原動機に装備する発電装置は回転始動時に回転始動装置としても利用出来て回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項29】
本発明の回転始動方法は本体(1)に装備した回転始動装置で始動するか、本発明原動機以外からの回転力、電力で始動する事が出来、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【請求項30】
本発明の原動機は回転軸が略水平で回転する横置型、略垂直で回転する立型、斜めで回転する斜型として製造出来て、回転力エネルギーを直接利用出来、また発電機能と組み合わせて発電した電力を利用して他の機器を稼動させ、回転体(6)が連続回転出来る構造を特徴とする請求項1に記載の原動機である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
複数の永久磁石を用意、1個の永久磁石を固定、1個を自由に移動出来る永久磁石とし、自由に移動出来る磁石を固定した磁石に近づけS極、N極と極を変える事で磁石同士は反発したり吸引(引張り)したりする。
【背景技術】
【0002】
本発明は、連続回転出来る回転軸のある回転部を設け、本体の円筒形部に回転部が連続回転出来る空洞部を設け、その空洞部に連続回転出来る回転部を配し、回転部の外周外側略接する位置に永久磁石を円筒形空洞部に配置固着し、回転部外周内側に略接する位置に永久磁石を回転部に取付固着、回転部が連続回転するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人類はいままで様々な機器を発明してきたがその機器を稼動させる初期の動力源は水車、風車であった、その後蒸気機関、内燃機、電動モーターが発明されこれらを稼動させる為石炭、石油、天然ガス、原子力を利用してきたが近年二酸化炭素排出削減が叫ばれ、原子力発電事故、石油、石炭、天然ガスは地域の紛争、ウランの原材料枯渇又再生エネルギーの太陽光発電、風力発電では発電量が不安定で生活、工業生産が出来ない、生活、工業に供給するエネルギーが世界的規模で日常的に足りなくしかも費用が高くなって生活、工業生産に支障をきたしている、以上の様なエネルギー不足を解決するため本発明を提供する
【0005】
複数個の永久磁石を用意、片方に永久磁石を設置固定、一方に永久磁石を自由に移動出来る様にし、固定した永久磁石に移動出来る永久磁石を反発する様にして近づけると、永久磁石同士は反発し合い近づかない。
【0006】
本発明は外観が汎用電動モーター状の形をした円筒形本体に、回転部が回転軸を中心に連続回転出来る円筒状空洞を設け、本体の回転軸を中心に連続回転する回転部の回転外周に略接する回転外周内側に取付固着した永久磁石と、連続回転する回転部の回転外周に略接する回転外周外側に永久磁石を機械本体空洞に設置固着して、回転部を本体空洞内に挿入、回転軸を中心に連続回転する回転部を連続回転させると永久磁石同士が反発や引張り(吸引)して回転軸を中心に連続回転出来ないと言う欠点が有った。
【0007】
本発明は回転軸が略水平で稼動する横型、略垂直の立型、斜めの斜型とする事が出来るが、本件は回転軸が略水平となる横型を想定し又汎用電動モーターに似た形態で説明する、回転体外周外側に設置固着した永久磁石と回転軸を中心に連続回転する回転体回転外周内側に設置固着した永久磁石の間に磁性体を設置、回転外周外側に設置固着した永久磁石に回転体に設置固着した永久磁石を反発する様に近づけると、永久磁石は引力(吸引)、磁性体を外すと反発する、この引力、反発の力を回転軸を中心として回転する回転体に回転力として取り込んだ、さらに連続した回転力として取り込み回転体が回転軸を中心に連続回転出来る構造とした。
【課題を解決するための手段】
【0008】
連続回転出来る回転軸に永久磁石取付部を設置固着、この回転軸を中心に連続回転出来る回転体を回転体(6)とし、回転体(6)の回転外周に略接する回転外周内側に永久磁石(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)を回転体(6)の永久磁石取付部に設置固着、別に回転体(6)の回転軸を挿入して連続回転出来る回転軸受を設けた回転軸受盤(4)(5)を造り置き、本体(1)を設置固定、本体(1)に回転体(6)を挿入して連続回転出来る空洞を設け、空洞両端に回転軸受盤取付部(2)(3)を設け、回転体(6)を挿入して連続回転出来る空洞両端に回転軸受盤(4)(5)を回転軸受盤取付部(2)(3)に取付固定、空洞内に回転体(6)を挿入、空洞内に挿入した回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側に永久磁石(15)(16)(17)(18)(19)(20)(21)(22)を回転体(6)の永久磁石取付部に固着した永久磁石(7~14)に反発する極にして本体(1)空洞内に設け固着、、回転体(6)に設置固着した複数の永久磁石(7~14)と本体(1)に設置固着した複数の永久磁石(15~22)との間に磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)を本体(1)空洞内で回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側に設け本体(1)に固着、この形態は本発明の形態、種類、大小で変わる、回転始動は本体(1)に装備した回転始動装置、外部からの回転力、電力での始動で回転体(6)が連続回転出来る構造とする。
【0009】
連続回転出来る回転軸に永久磁石取付部を設置固着、この回転軸を中心に連続回転出来る回転体を回転体(6)とし、回転体(6)の材料、形、形態、は本発明の種類、大小で変える事が出来、製造には最良の選択をする。
【0010】
連続回転出来る回転軸を設けた回転体(6)に永久磁石取付部を設置固着この回転軸を中心に連続回転する回転体を回転体(6)とし、永久磁石取付部の材料は形、形態、大小で変え数は本発明の種類、大小、で変える事が出来る。
【0011】
連続回転出来る回転軸を中心に回転する回転体(6)の回転力を他の外部機器に伝動、切断、又外部からの回転力を回転軸に伝動、切断出来る装置(クラッチ)、ブレーキ、回転変速機、回転計、温度計、発電装置、コンプレッサー、プロペラ、油圧装置を取付、本発明原動機には電気信号を感知する感知器を設置する事が出来る。
【0012】
両端に連続回転出来る回転軸を設けた回転体に円盤状の永久磁石取付部を複数、間を空けて設置固着この回転軸を中心に連続回転する回転体を回転体(6)とし、回転体(6)の回転外周に略接する回転外周内側に同じ極にした複数の永久磁石(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)を永久磁石取付部同士で挟んで回転体(6)に設置固着、永久磁石(7~14)は取付位置の数、磁石の数、磁力、形、形態、大小は本発明の種類、大小で変える事が出来、製造には最良の選択をする。
【0013】
両端に連続回転出来る回転軸を設けた回転体に永久磁石取付部を設置固着、この回転軸を中心に連続回転する回転体を回転体(6)とし、本発明の種類、形態、大小に合わせ回転体(6)と永久磁石取付部に設置固着した複数の永久磁石(7~14)を一体とし、回転体(6)全部が永久磁石となる。
【0014】
両端に連続回転出来る回転軸を設けた回転体に永久磁石取付部を設置固着この回転軸を中心に連続回転する回転体を回転体(6)とし、本発明の種類、形態、大小に合わせて回転軸を除き永久磁石取付部と永久磁石取付部に取付け固着する複数の永久磁石(7~14)は一体とし回転体(6)が連続回転出来る。
【0015】
連続回転出来る回転体(6)の回転外周内側に設置固着する複数の永久磁石を同一回転軸上に間を空けて設けた複数の永久磁石取付部に設置固着する時は位相を変えて取付固着する。
【0016】
本体(1)を設置固定、本体(1)を造る材料は本発明の種類、機能、大小に合わせて最良の材料を選ぶ、他に回転体(6)の回転軸を挿入して連続回転出来る回転軸受を略中央に設けた円盤状の回転軸受盤(4)(5)を造り置き、本体(1)に回転体(6)を挿入して連続回転出来る空洞を設け、空洞両端に回転軸受盤取付部(2)(3)を設け、回転体(6)を挿入して連続回転出来る空洞両端に回転軸受盤(4)(5)を回転軸受盤取付部(2)(3)に取付固定、本体(1)の形、形態、材料、大小、は本発明に合わせて造る、空洞は回転体(6)に合わせて造り、本体(1)は本発明の種類、機能、大小に合わせて防護、防塵、防音、防水機能、温度調節機能、温度調節装置、発電機能、発電装置も設置出来る。
【0017】
本発明本体(1)に設置する発電装置で発電した電力は蓄電して回転体(6)の回転始動時の回転始動にも利用出来る。
【0018】
本発明原動機の回転軸受盤(4)(5)の材料は、形態、種類、大小に合わせて選び、本発明の種類、大小、機能に合わせて回転軸受盤(4)(5)を単数、又は複数とする事も出来るし本体(1)と回転軸受盤(4)(5)は一体とすることもできる。
【0019】
本体(1)空洞の両端に設置した回転軸受盤(4)と(5)の間に設置し連続回転する回転体(6)は本発明の種類、大小、機能で回転中でも左右に動く構造に出来る。
【0020】
本体(1)空洞内に挿入して連続回転出来る回転体(6)に取付固着した永久磁石(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)に反発する複数の永久磁石(15)(16)(17)(18)(19)(20)(21)(22)を空洞内の回転外周に略接する回転外周外側の空洞内に設置固着する。
【0021】
本発明本体(1)の空洞内に設置固着した複数の永久磁石(15~22)の形、形態、取付位置、取付方法は本発明の種類、形態、大小に合わせ、本体(1)の形態、大小で本体(1)を永久磁石で造る事が出来また個々の永久磁石同士を繋げて一体として設置固着する事が出来る構造。
【0022】
本発明本体(1)の空洞内に設置した複数の永久磁石(15~22)を固着せずに移動出来るような構造に出来る。
【0023】
本発明本体(1)の空洞内に設置した永久磁石(15~22)を位相を変えて設置固着できる構造に出来る。
【0024】
連続回転する回転体(6)に取付固着した複数の永久磁石(7~14)に反発する空洞内に設置固着した複数の永久磁石(15~22)は回転軸受盤(4)(5)の空洞側で回転体(6)の回転外周付近に設置固着出来る構造とする事が出来る。
【0025】
本発明回転体(6)の回転外周に略接する回転外周内側で永久磁石取付部に設置固着した複数の永久磁石(7~14)と本体(1)空洞内で回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側で空洞内に設置固着した複数の永久磁石(15~22)との間に磁性材で造った磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)を回転体(6)空洞内の回転外周に略接する回転外周外側に設け固着した。
【0026】
本発明の磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側の本体(1)空洞内に設置固着、磁性体(23~30)は磁性材で出来た板状としたが大きさ、形、形態、取付位置、取付け方法は本発明の種類、形態、大小で変えて本発明の製造時には最良を選択する。
【0027】
本発明の磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は回転体(6)の回転外周に略接する回転外周外側に設置固着した永久磁石(15)(16)(17)(18)(19)(21)(22)に接して固着したが離して設置固着しても良く、本発明の種類、大小に合わせ本発明の製造時には最良を選択し設置固着する。
【0028】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)の大小、厚さ、形、形態、取付け方、取付位置は本発明の回転体(6)に固着した永久磁石(7~14)と本体(1)に固着した永久磁石(15~22)に合わせる構造である。
【0029】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は本体(1)の空洞内で連続回転する回転部(6)の回転外周に略接する回転外周外側に設置固着又は回転軸受盤(4)(5)の空洞側で回転体(6)の回転外周付近に設置固着出来る。
【0030】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)に直接又は付近に発電装置を設置出来、発電装置で発電した電気は回転部(6)の回転始動にも利用する事が出来る。
【0031】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は設置固着せずに設置移動する事が出来る構造とする事が出来る。
【0032】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)同士を連結し一体とする事が出来る。
【0033】
磁性体(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)は塗装剤、接着剤で接着固着出来、また塗装剤、接着剤には磁性材を混ぜて造り塗布、接着する事が出来る。
【0034】
本発明の製造組み立てに於いては一部にまたは全部に接着剤を使用して組立製造が出来る。
【0035】
本発明の原動機に装備する発電装置は回転始動時に回転始動装置としても利用出来る。
【0036】
本発明の回転始動方法は本体(1)に装備した回転始動装置で始動するか、本発明原動機以外からの回転力、電力で始動する事が出来る。
【0037】
本発明の原動機は回転軸が略水平で回転する横置型、略垂直で回転する立型、斜めで回転する斜型として製造出来、回転力エネルギーを直接利用出来、また発電機能と組み合わせて発電した電力を利用出来る。
【0038】
本発明は、以上の構成よりなる原動機で外部からの電力、回転力を受けずに回転体(6)が回転を続ける機械である。
【発明の効果】
【0039】
本発明の原動機は本体と回転部の回転が非接触構造の為、音が静かで、連続した回転エネルギーを得る事が出来る。
【0040】
本発明の原動機の連続した回転エネルギーを大小の機器に直接利用出来る。
【0041】
本発明の原動機は発電装置を様々な方法で組込む事と小容量電気エネルギーから大容量電気エネルギーまで発電出来る。
【0042】
本発明の原動機は各種通信機器、コンピューター、家庭用、医療用、工業用、各種交通機関、船舶、潜水艇、宇宙船、航空機と様々な機器類に利用出来る。
【0043】
本発明の原動機はクリーンなエネルギーとして脱炭素、気候変動に対して具体的な対策として手助けとなり、非接触構造のため音は静かである。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【
図1】本発明原動機の回転体(6)で円盤状の板(非磁性材)に永久磁石を取付た図である。
【
図2】両端に回転軸を設けた回転体(6)の断面図で2枚の円盤状の板(非磁性材)で永久磁石を挟み取付けた図である。
【
図3】本発明原動機の非磁性材の本体(1)の横外観図で回転軸受盤を外した図。
【
図4】本発明原動機の本体(非磁性材)(1)の断面図である・
【
図5】本体(1)の(2)(3)部に取付る円盤状の回転軸受盤(非磁性材)(4)(5)である。
【
図6】回転軸受盤(非磁性材)(4)(5)の断面図で略中央に回転軸受を一カ所設けた。
【
図7】
図3の本体(1)の空洞部に
図1の回転体(6)を挿入した図である。
【
図8】
図7のA部の拡大図で板状の磁性体(23)である。
【発明を実施するための形態】
【0045】
本発明は永久磁石と永久磁石の間に磁性体を設置して永久磁石の吸引力、反発力を連続した回転エネルギーとして取り出す事である、形は本体胴体部が円筒形でその円筒状のなかで連続回転する回転体(6)に取付固着した永久磁石(7~14)とそれに反発する本体(1)に取付固着した永久磁石(15~22)、間に設置する磁性体(23~30)は様々な形態、形、位置関係で構成される事が出来るが最良の選択をすると良い、以下、本発明を実施するための最も解り易く汎用として利用出来る本発明原動機の形態について説明する、使用材料は磁性体、回転軸、外側に設けた取付足の他は非磁性材とした、形態は回転体(6)の回転軸が略水平となる横置型、略垂直となる立置型、斜めとなる斜置型と造る事が出来るが、一般に横置型を立てて或は斜にして使う場合が多いよって本説明は横置型を説明する。
【0046】
本発明の原動機の形態は現在一般に利用されている本体外観が円筒形で取付足が付いた電動モーターの様だと無駄がなく経済的にも良い、本発明原動機の量産型汎用機は本体(1)の形、形態、材料は本発明の性能、機能、形、形態、大小に合わせて造り防塵、防護、放熱、防水性等を考慮、また取付足、取付装置も本体(1)外側と一体とし、本体空洞側と本体外側に電流が流れる装置を設ける様にすると良く、本体空洞側に発電装置等の機器類を設けると良い、本体(1)空洞に蓋をするように略中央に連続回転する回転軸受を設けた回転軸受盤(4)(5)を両側の回転軸受盤取付部(2)と(3)に嵌め込む、回転軸受は様々な軸受があり本発明の形態、機能、大小に合った最良の軸受を使用すると良い。
【0047】
図1においては、原動機本体(1)の空洞部に挿入して連続回転する回転体(6)の横方向の断面図で、永久磁石取付部は非磁性材で造った円盤状板を二枚間を空けて回転体(6)の回転外周に略接する回転外周内側で連続回転出来る回転軸に設置固着、(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)は回転体(6)の回転外周に略接する回転外周内側に二枚の円盤状板(非磁性材)に挟んで設置固着した永久磁石で形、形態、大きさ、磁力の強弱は本発明に合わせて造る。
【0048】
図2においては、回転体(6)の縦方向の断面図で永久磁石取付部(非磁性材)2枚の円盤状板を離して回転軸に設置固着、2枚の円盤状板で挟んで永久磁石(7~14)を回転外周内側に設置固着した。
【0049】
図3においては、非磁性材で造った本発明本体(1)の横方向からの外観図であり、外側は防護、放熱の為に山形板状を取付、略中央部には連続回転する回転体(6)を挿入して連続回転出来る円筒状の空洞を反対側まで通して開け、空洞両端部(2)(3)に回転軸受盤(4)(5)を嵌め込む様にした。
【0050】
図3においては、回転体(6)に取付固着した永久磁石(7~14)に反発する永久磁石(15~22)を本体(1)空洞に回転体(6)の回転外周外側に略接するように取付固着した。
【0051】
図3においては、回転体(6)の回転外周外側に略接する様に永久磁石(15~22)に接して板状の磁性体(23~30)を本体(1)空洞部に設置固着した。
【0052】
図4においては、本体(1)の縦方向の断面図で略中央部に円筒状の空洞と空洞両端に非磁性材で造った回転軸受盤(4)と(5)を嵌め込む箇所(2)(3)を設けた。
【0053】
図4においては、
図3の断面図で中央部は円筒状の空洞で両端に円盤状回転軸受盤(4)(5)を嵌込み固着する箇所(2)(3)を設けた。
【0054】
図5においては、本体(1)の(2)(3)部に嵌め込む非磁性材で造った円盤状回転軸受盤(4)(5)で略中央部に連続回転出来る回転軸受を設置固着した。
【0055】
図6においては、非磁性材で造った円盤状回転軸受盤(4)(5)の断面図で略中央部に連続回転出来る回転軸受を設置固着、回転軸受の種類、大小は回転体(6)に合わせ最良の選択をする様にした。
【0056】
図7においては、本体(1)の空洞部に回転体(6)を設置した図である。
【0057】
図8においては、回転体(6)の回転方向は矢印方向とする。
【0058】
図8においては、
図7のA部の拡大図で本体(1)に取付固着した永久磁石(15)と永久磁石に接して設置固着した磁性体(23)である。
【0059】
図8においては、永久磁石(15)の断面は角形となっているが形、形態は最良な形とすると良い。
【0060】
図8においては、磁性体(23)の断面は板状にしたが形、形態は本体(1)の大きさ、形態、回転の強さ、回転数等に合わせて造る。
【0061】
図8においては、回転体(6)に取付固着した永久磁石(7)で断面の形は角形になっているが形は 本体(1)の大きさ、形態、回転の強さ、回転数等に合わせて造る。
【0062】
図8においては、本体(1)に取付固着した永久磁石(15)と回転体(6)に取付固着した永久磁石(7)と(15)は磁力が反発する様にする。
【0063】
図8においては、回転体(6)に取付固着した永久磁石(7)は本体(1)に取付固着した磁性体(23)に吸引され回転軸を中心に回転移動その後本体(1)に取付固着した永久磁石(15)の反発力でまた移動、これが連続する事で回転軸を中心として回転体が回転、連続回転する。
【0064】
本発明、原動機は様々な機器の原動機として利用出来、非磁性材で出来た磁石取付部と永久磁石を防錆と部品の飛散防止ために合成樹脂で覆った、他の部品も塗装をすると良い。
【0065】
本発明原動機の材質は錆びない材質、錆びにくい材質で造る事が出来、回転体(6)の永久磁石と、固定した永久磁石と磁性体、永久磁石同士、磁石取付部、回転軸受板(4)、(5)、本体(1)、その他の取付ボルトや部品をメッキや防錆塗料、合成樹脂、合成ゴム、塗料で覆う、溶接したり、接着剤で固着、ボルト締め、金属線,金属帯、合成糸、合成帯で結束すると良い。
【0066】
回転体(6)の永久磁石、固定した永久磁石と磁性材板、永久磁石同士、磁石取付部、回転軸受板(4)(5)、本体(1)、その他の部品をメッキや防請塗料、合成樹脂、合成ゴム、塗料で覆い、また部品は錆びない、錆びにくい材料を使った方が良く、接着剤で固着、金属線、金属帯、人工繊維糸、布で結束すると良い場合が有る。
【0067】
本発明原動機の組立時には全部をボルト、ベルト等で抑えるか接着剤と併用するか、一部はボルト、ベルト等で固着、溝を堀合わせる他は接着剤を使用するかまたは全部を接着剤を使用して最良の方法で組み立て出来る。
【0068】
寒い気候や高所等の冷所、暖所では回転体や付属部、回転軸受盤を暖めたり冷やしたりする温度調節装置を取付け、埃、湿気、水分が入らない様にする。
【0069】
回転軸受盤(4)(5)の外側に出ている回転体(6)の回転軸に直接、間接に回転力を接続、切断する装置(クラッチ)を取付ける事が出来、また本発明の回転力を外部へ、始動のため、制動のために外部からの回転力を本発明に伝動する伝動装置を取付ける事が出来る。
【0070】
回転体(6)の回転軸に直接,間接に別の機器を取付ける事が出来る、例えば接続装置、ボールジョイント、クラッチ、伝動装置、変速装置、各種ポンプ、発電装置、制動装置、冷却装置、暖房装置等。
【0071】
始動方法は本発明本体(1)内部に設置した始動装置で始動する方法、本体(1)外部に設置設置した始動装置で始動する方法、回転体(6)回転軸に直接か、間接に設けた付属始動装置に糸,又は紐を巻いて引張る方法、スプリングを使用する方法、ギヤー、クランクを取付け、指、手、足で押したり,引いたりして始動する方法、その他の機器類に接近、接触させ回す方法、他の原動機で始動する方法で始動、本発明に内蔵する始動装置で始動する方法、回転体(6)回転軸に直接か間接に付属の始動装置に糸又は紐を巻いて引張る方法、ゼンマイ、板バネ、圧縮バネ、引張りバネを使用する方法、ギヤー、取手付き円状物(フライホイール)、取手無しフライホイールが必要の場合が有る、クランクを取付、指、手、足で回す方法、別に設けた他の原動機を使用する等いろいろな方法がある。
【0072】
回転体(6)が回転中や停止状態で回転部(6)外周内側に取付けた永久磁石と外周外側に取付けた永久磁石を接近したり離れたり出来る構造にすると回転体(6)の回転の速さ,強さ、始動、制動、制御に利用出来る。
【0073】
回転軸受盤(4)(5)の連続回転する回転軸受に潤滑油、潤滑剤が循環出来る装置を組込むと軸受けの摩擦による発熱を抑える事が出来、回転軸受けの摩擦による摩耗を少なくし長時間稼動が出来、大型機、高速回転型機、特殊型機にも対応出来、潤滑油、潤滑剤を冷却する冷却装置を設けるとなお良く、寒冷地帯では暖める装置が必要である、又回転軸受も様々な軸受があるので本発明の大小、機能に合わせて選択すると良い。
【0074】
本体を冷やす方法は回転軸受盤(4)(5)の外側に出ている回転体(6)回転軸にファンを取付けたり、本体(1)は放熱しやすい形状とし本体を冷やす空冷式とした方が良く、特殊機、大型機では水や油等で冷やす温度調節機を用い、寒冷地帯、高所では暖める為の温度調節機器等が必要で、また本体外側だけでなく内側にも設ける必要な場合がある。
【0075】
永久磁石は、大きさ、構造、形体、機能上一度で出来ない場合は分割で製造し組立時に併せて取付固着、組立時の引張り(吸引)力、反発力で事故が起きない形、装置を設け、併せ面は平らにしたり、凸凹や穴、ネジ穴、溝を設け、ボルトで抑えたり、接着剤で接着固着したり、金属、金属線、金属帯、合成糸、合成帯で保守して製造組み立てが出来、稼動中ズレ無いようにすると良い。
【0076】
回転体(6)外周外側の永久磁石と外周内側の永久磁石が回転せずに止まっている状態でも互いが接近したり離れたり出来る構造とすると回転体の回転を制御しやすくまた回転体(6)の回転始動も出来る。
【0077】
今回、本発明においての始動方法は簡単で解りやすく次のようにした、回転軸受板(4)(5)の外側に出ている回転体(6)回転軸に外部から回転を与えて回転部(6)を回転させた。
【0078】
本発明の稼動中に本体(1)の位置がずれるのを防ぐため、取付足、取付穴、取付ネジ穴、取付装置を本体(1)に設けた方が製造上、整備上良い。
【0079】
本体(1)の回転軸受盤が単数か、複数で外側に回転体を設ける場合には永久磁石、磁性体は回転軸受盤に設ける事も出来る。
【0080】
本体(1)内部に永久磁石、磁性体、発電装置、蓄電池、積算式時計、回転計、温度調節機、電気信号感知器等を設ける事が出来る(内蔵式)。
【0081】
回転軸受盤に磁性体、永久磁石、発電装置、温度調節装置、積算式時計、回転計、電気信号感知器等を設ける事が出来る。
【0082】
連続回転出来る回転軸受、連続回転する回転軸に直接又は間接に伝導線を設け発生した電気を取り出す事が出来る構造とする事が出来る。
【0083】
本発明原動機全体、磁性体は錆びない、錆びにくく丈夫で長持ちしてどの様な形にも対応出来る材料で造ると良く、メッキ、防請措置を施すと良く、又機器に合わせて本体の中に湿気や水分が入らない様にすると良い。
【0084】
本発明原動機は永久磁石同士の引張力(吸引力)、反発力を利用する、始動時回転体が回転を始めると回転体に取付固着した永久磁石が磁性体に引張られ移動、その後固定した永久磁石の反発力で移動し回転体が連続回転する。
【0085】
本発明の回転体(6)外周内側に取付固着した永久磁石(7~14)は長い時間回転中に外れる場合が有るので、永久磁石を取り外し、形態、構造、材質を変えた部品を回転部(6)に取付固着するか、又は回転部の材質、構造、形態を変えて造り、その変えた部分か一部分を永久磁石とする事が出来ると良い。
【0086】
回転体(6)外周内側の磁石取付部を永久磁石と同じ材質にすると、外周外側の永久磁石に接近する部分を永久磁石に出来るし、磁石取付部全体を永久磁石にする事が出来る。本発明は強力で大きな磁石を使用する時に大変危険である特に引張力(吸引力)は周りの磁性材を吸引する為、本発明を組み立て中の作業者は強磁力による磁石同士の引張力(吸引力)で指、手、腕、身体等を挟まれない様に注意し安全に作業して頂きたい。
永久磁石の強力で大きいのは危険である、本体に組み入れ、組み立てるとき指、手、腕、身体等を挟まれない様な仕様、事故が起きない形、装置を設けると良い。
【0087】
本発明原動機の回転軸受盤、連続回転する回転軸受、連続回転する回転軸、本体(1)に直接又は間接に伝導線、無線送受信機を設けると内側で回転して発生する電流、電磁波を感知、回転数、発電量、故障等を知る事が出来る。
【0088】
今まで説明してきた本発明の形態は永久磁石を回転体(6)外側に設置固着、内側に永久磁石を取付けた回転体(6)を連続回転出来る様に設置したが、次に説明する形態は外側に取付けた永久磁石が連続回転し、内側に永久磁石を本体に設置固着した。
【0089】
連続回転出来る回転軸に永久磁石取付部を設置、回転体の回転内周で回転内周に略接する回転内周外側に永久磁石を永久磁石取付部に設置固着し回転体が連続回転、回転内周内側の本体に永久磁石を設置固着、回転軸を中心に回転内周外側を回転する回転体の永久磁石と回転内周内側に設置固着した永久磁石との間回転内周に略接する回転内周内側に磁性体を設置固着、回転内周外側の回転体が連続回転する構造とする事も出来る。
【0090】
本発明原動機は機能、構造、形態、大小によって回転軸受が必要としない時、磁気軸受等の非接触回転軸受を使用する場合、回転体(6)が偏る時は側面に抑える装置を設けると良い。
【0091】
連続回転出来る一本の回転軸に回転体(6)の永久磁石取付部を位相を付けて複数取付固着すると連続した強い回転力を造る事が出来る。
【0092】
本発明、原動機の回転エネルギーは様々な機器の原動機として利用出来る。
【0093】
本発明原動機の回転エネルギーは単独で発電機として利用出来る。
【0094】
本発明、原動機は様々な機器の原動機として利用出来、航空機(回転翼、固定翼)、船舶、リニアカー、リニア式機器にも利用出来る。
【0095】
本発明を小型にし発電装置をパソコン、スマートフォン等にも利用出来る。
【0096】
本発明は非接触のため回転音は静かで、保守点検が簡単で長時間の連続回転が出来る。
【符号の説明】
【0097】
1 本体
2、3 回転軸受盤取付部
4、5 回転軸受盤
6 回転体
7~14 回転体に取付固着した永久磁石
15~22 本体に取付固着した永久磁石
23~30 本体の永久磁石と回転体の永久磁石との間に設置した磁性体