(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024119130
(43)【公開日】2024-09-03
(54)【発明の名称】マッサージ機
(51)【国際特許分類】
A61H 7/00 20060101AFI20240827BHJP
【FI】
A61H7/00 322
A61H7/00 323G
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023025804
(22)【出願日】2023-02-22
(71)【出願人】
【識別番号】595084807
【氏名又は名称】株式会社アテックス
(74)【代理人】
【識別番号】100104134
【弁理士】
【氏名又は名称】住友 慎太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100156225
【弁理士】
【氏名又は名称】浦 重剛
(74)【代理人】
【識別番号】100168549
【弁理士】
【氏名又は名称】苗村 潤
(74)【代理人】
【識別番号】100200403
【弁理士】
【氏名又は名称】石原 幸信
(72)【発明者】
【氏名】大内 聡
【テーマコード(参考)】
4C100
【Fターム(参考)】
4C100AD01
4C100AD11
4C100AD31
4C100AF02
4C100CA06
4C100CA07
4C100DA04
4C100DA05
4C100DA10
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、座面部と背もたれ部とを折り畳んで持ち運び可能であり、かつ、座面部に着座した使用者を効率的に押圧可能なマッサージ機を提供することである。
【解決手段】 本発明は、座面部2と背もたれ部3とを折り畳んで持ち運び可能なマッサージ機1である。座面部2は、座面部2に着座した使用者を押圧するための押圧部4と、押圧部4を使用者に向けて押し付けるための帯状の固定部5とを有している。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
座面部と背もたれ部とを折り畳んで持ち運び可能なマッサージ機であって、
前記座面部は、前記座面部に着座した使用者を押圧するための押圧部と、前記押圧部を前記使用者に向けて押し付けるための帯状の固定部とを有する、
マッサージ機。
【請求項2】
前記押圧部は、空気圧により膨張するエアバッグであり、
前記固定部は、非伸縮性のベルトである、請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項3】
前記エアバッグは、前記使用者に接する内側面と、前記内側面の反対側の外側面とを含み、
前記外側面は、前記座面部に固着される外方固着部を含む、請求項2に記載のマッサージ機。
【請求項4】
前記内側面は、前記座面部に固着される内方固着部を含む、請求項3に記載のマッサージ機。
【請求項5】
前記エアバッグは、前記使用者の左右方向の一方側に配される第1エアバッグと他方側に配される第2エアバッグとを含み、
前記ベルトは、前記第1エアバッグに固着される第1ベルトと、前記第2エアバッグに固着される第2ベルトとを含む、請求項3に記載のマッサージ機。
【請求項6】
前記第1ベルトは、前記第1エアバッグの前記外方固着部に固着される第1固着端と、前記第2ベルトに連結するための第1連結端とを有し、
前記第2ベルトは、前記第2エアバッグの前記外方固着部に固着される第2固着端と、前記第1ベルトに連結するための第2連結端とを有する、請求項5に記載のマッサージ機。
【請求項7】
前記第1ベルト及び前記第2ベルトは、前記第1連結端と前記第2連結端とを連結するための留め具を有する、請求項6に記載のマッサージ機。
【請求項8】
前記背もたれ部は、前記使用者をマッサージするためのもみ玉部と、前記使用者を押圧するための横腹押圧部とを有する、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のマッサージ機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、座面部と背もたれ部とを有するマッサージ機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、座面部と背もたれ部とを有し、座面部の着座した使用者を押圧可能なマッサージ機が知られている。例えば、下記特許文献1は、肘掛け部の内側部と対向する位置に配置されたエアバッグにより、被施療者の臀部及び大腿部を押圧可能な椅子式マッサージ機を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のマッサージ機は、大型で持ち運びができないことから、座面部と背もたれ部とを折り畳んで持ち運び可能なマッサージ機で、座面部に着座した使用者を押圧することができるマッサージ機が望まれていた。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、座面部と背もたれ部とを折り畳んで持ち運び可能であり、かつ座面部に着座した使用者を効率的に押圧可能なマッサージ機を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、座面部と背もたれ部とを折り畳んで持ち運び可能なマッサージ機であって、前記座面部は、前記座面部に着座した使用者を押圧するための押圧部と、前記押圧部を前記使用者に向けて押し付けるための帯状の固定部とを有する、マッサージ機である。
【発明の効果】
【0007】
本発明のマッサージ機は、上述の構成を備えることにより、座面部と背もたれ部とを折り畳んで持ち運び可能であり、かつ座面部に着座した使用者を効率的に押圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明のマッサージ機の一実施形態を示す斜視図である。
【
図2】固定部を開放した状態のマッサージ機の平面図である。
【
図3】エアバッグが膨張したときの
図2のA-A線の端面図である。
【
図4】固定部を連結した状態のマッサージ機の正面図である。
【
図5】小柄な使用者に対して使用したときのマッサージ機を示す説明図である。
【
図6】大柄な使用者に対して使用したときのマッサージ機を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のマッサージ機1を示す斜視図である。
図1に示されるように、本実施形態のマッサージ機1は、座面部2と背もたれ部3とを含んでいる。マッサージ機1は、例えば、図示省略の椅子の座面に座面部2を置き、椅子の背もたれに背もたれ部3をもたれかからせて好適に使用される。マッサージ機1は、例えば、座面部2をベッドや床面等に置いて使用されてもよい。
【0010】
本実施形態のマッサージ機1は、座面部2と背もたれ部3とを折り畳んで持ち運び可能である。このようなマッサージ機1は、任意の位置に移動させて使用可能であり、使用者の利便性を向上させることができる。
【0011】
本実施形態の座面部2は、座面部2に着座した使用者を押圧するための押圧部4と、押圧部4を使用者に向けて押し付けるための帯状の固定部5とを有している。このような座面部2は、左右に肘掛け等の支持部が無い椅子等にマッサージ機1を置いて使用したときにも、固定部5が押圧部4を左右外方から支持することで押圧部4を保持することができる。
【0012】
これにより、固定部5は、押圧部4が使用者の反対側、すなわち左右外方側に広がることを抑制し、押圧部4による使用者の押圧強度を高めることができる。このため、本実施形態のマッサージ機1は、座面部2と背もたれ部3とを折り畳んで持ち運び可能であり、かつ座面部2に着座した使用者を効率的に押圧することができる。
【0013】
より好ましい態様として、押圧部4は、空気圧により膨張するエアバッグ6である。本実施形態の押圧部4は、エアバッグ6に空気が供給されることで膨張し、エアバッグ6から空気が排出されることで収縮する。押圧部4は、エアバッグ6の膨張と収縮とを繰り返すことで、使用者を間欠的に押圧するのが望ましい。
【0014】
このような押圧部4は、使用者を適度な力で押圧することができ、また、複雑な構造が不要であることから、製造コストを低減させることに役立つ。なお、押圧部4は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、機械的に押圧するものや、液圧により押圧するものであってもよい。
【0015】
エアバッグ6は、座面部2に着座した使用者の左右方向の一方側に配される第1エアバッグ6Aと他方側に配される第2エアバッグ6Bとを含むのが望ましい。このようなエアバッグ6は、第1エアバッグ6Aと第2エアバッグ6Bとを同時に膨張させることで使用者の臀部を挟み込むことができる。また、このエアバッグ6は、第1エアバッグ6Aと第2エアバッグ6Bとを順次膨張させることで、使用者の臀部をストレッチさせることができる。
【0016】
図2は、固定部5を開放して展開した状態のマッサージ機1の平面図である。
図1及び
図2に示されるように、本実施形態の固定部5は、非伸縮性のベルト7である。このような固定部5は、エアバッグ6を使用者に強く押し付けることができ、押圧強度を向上させることができる。固定部5は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、伸縮性のバンドでもよく、硬質の板状部材であってもよい。
【0017】
本実施形態のベルト7は、第1エアバッグ6Aに固着される第1ベルト7Aと、第2エアバッグ6Bに固着される第2ベルト7Bとを含んでいる。このようなベルト7は、第1ベルト7Aと第2ベルト7Bとを開放することで、使用者の着座動作が容易になる。また、このベルト7は、第1ベルト7Aと第2ベルト7Bとを連結することで、第1エアバッグ6A及び第2エアバッグ6Bを確実に使用者に向けて押し付けることができる。
【0018】
ここで、第1エアバッグ6Aに固着される第1ベルト7Aとは、第1エアバッグ6A自体に固着される第1ベルト7Aと、第1エアバッグ6Aの左右外方側から第1エアバッグ6Aと共に座面部2に固着される第1ベルト7Aとを含んでいる。同様に、第2エアバッグ6Bに固着される第2ベルト7Bとは、第2エアバッグ6B自体に固着される第2ベルト7Bと、第2エアバッグ6Bの左右外方側から第2エアバッグ6Bと共に座面部2に固着される第2ベルト7Bとを含んでいる。
【0019】
第1ベルト7A及び第2ベルト7Bの幅Wは、互いに同一であるのが望ましい。第1ベルト7A及び第2ベルト7Bの幅Wは、好ましくは、10~20cmである。このようなベルト7は、使用者への過度な食い込みを抑制し、使用者の快適性を向上させることができる。
【0020】
本実施形態の第1ベルト7A及び第2ベルト7Bの長さLは、互いに同一である。第1ベルト7A及び第2ベルト7Bの長さLは、好ましくは、40~70cmである。このようなベルト7は、使用者の体形によらず使用することができる。なお、第1ベルト7A及び第2ベルト7Bの長さLは、互いに異なるものであってもよい。
【0021】
図3は、ベルト7を開放した状態でエアバッグ6が膨張したときの
図2のA-A線の端面図である。
図3では、第1エアバッグ6Aが示されているが、第2エアバッグ6Bも同様であり、ここではまとめてエアバッグ6として説明される。
図3に示されるように、本実施形態のエアバッグ6は、使用者に接する内側面6aと、内側面6aの反対側の外側面6bとを含んでいる。
【0022】
エアバッグ6は、内側面6aと外側面6bとの間に、少なくとも1つの、本実施形態では2つの内部袋体(図示省略)を備えている。このようなエアバッグ6は、内部袋体に圧縮空気を導入することで、内側面6aと外側面6bとが離間する方向に膨張させることができる。
【0023】
本実施形態の内側面6aは、座面部2に固着される内方固着部6cを含んでいる。このような内側面6aは、一端が座面部2に固着されているので内方固着部6cを支点に揺動させることができ、エアバッグ6を扇状に膨張させることができる。内側面6aは、このような態様に限定されるものではなく、例えば、座面部2に固着されていなくてもよい。この場合の内側面6aは、エアバッグ6の膨張時にその全体が使用者に向けて移動する。
【0024】
本実施形態の外側面6bは、座面部2に固着される外方固着部6dを含んでいる。
図2に示されるように、外方固着部6dは、平面視において、外側に凸となる屈曲形状であるのが望ましい。このような外側面6bは、エアバッグ6の作動支点として、高い強度を発揮することができる。
【0025】
図4は、固定部5を連結した状態のマッサージ機1の正面図である。
図2ないし
図4に示されるように、第1ベルト7Aは、例えば、第1エアバッグ6Aの外方固着部6dに固着される第1固着端7aと、第2ベルト7Bに連結するための第1連結端7bとを有している。
【0026】
第2ベルト7Bは、例えば、第2エアバッグ6Bの外方固着部6dに固着される第2固着端7cと、第1ベルト7Aに連結するための第2連結端7dとを有している。このような第1ベルト7A及び第2ベルト7Bは、第1連結端7bと第2連結端7dとを連結することで、第1固着端7aから第2固着端7cまで強固に一体化することができる。
【0027】
また、このようなベルト7は、エアバッグ6の外方固着部6dに固着されることで、エアバッグ6の外側面6bとベルト7との間に使用者の手を挿入することができ、これにより使用者の手もマッサージすることができる。なお、ベルト7は、エアバッグ6の外方固着部6dに固着されるものに限定されるものではなく、エアバッグ6の外側面6b側であれば、異なる位置に固着されていてもよい。
【0028】
本実施形態の第1ベルト7A及び第2ベルト7Bは、第1連結端7bと第2連結端7dとを連結するための留め具8を有する。留め具8は、例えば、面ファスナーである。留め具8は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、フック、ボタン、スナップ等、種々の固定具が適宜採用され得る。このようなベルト7は、使用者の体格や好みに応じて留め具8の連結位置を変更することで固定の強度を自在に変更可能であり、押圧部4による押圧の強度の変更が容易である。このため、本実施形態のマッサージ機1は、留め具8によりベルト7の締結力を調節することで、エアバッグ6による被施術部への押圧強度を容易に調節することができる。
【0029】
図5は、小柄な使用者に対して使用したときのマッサージ機1を示す説明図であり、
図6は、大柄な使用者に対して使用したときのマッサージ機1を示す説明図である。
図5及び
図6に示されるように、本実施形態のマッサージ機1は、被施術者である使用者が座面部2に着座した状態で大腿部Uの上方位置で第1ベルト7Aと第2ベルト7Bとが連結されて使用される。
【0030】
エアバッグ6は、ベルト7の締結力により、膨張したときに左右外方側に逃げることを抑制し、内側面6aが使用者の被施術部である大腿部U又は臀部の左右外方側に沿わせるように密着させるのが望ましい。このようなエアバッグ6は、
図3に示されるようなベルト7を開放した状態に比較して、強い押圧力を発揮することができ、マッサージ効果を向上させることができる。
【0031】
マッサージ機1は、例えば、
図5のような体格の小さい小柄な使用者の場合、留め具8を第1ベルト7Aと第2ベルト7Bとの重なり代の大きい状態で固定することで、エアバッグ6を左右外方から接近させることができる。マッサージ機1は、例えば、
図6のような体格の大きい大柄な使用者の場合、留め具8を第1ベルト7Aと第2ベルト7Bとの重なり代の小さい状態で固定することで、エアバッグ6による押圧力が過度に大きくなることを抑制することができる。
【0032】
図1及び
図4に示されるように、本実施形態の背もたれ部3は、揉み動作又はたたき動作をすることで使用者をマッサージするためのもみ玉部9と、使用者を押圧するための横腹押圧部10とを有している。背もたれ部3は、横腹押圧部10を保持することで横腹押圧部10が使用者の反対側に広がることを抑制可能な形状であるのが望ましい。このような背もたれ部3は、使用者に対し種々のマッサージを施すことができる。
【0033】
もみ玉部9は、例えば、座面部2に着座した使用者の首及び肩をマッサージ可能な第1もみ玉9Aと、使用者の背中及び腰をマッサージ可能な第2もみ玉9Bとを含んでいる。第1もみ玉9A及び第2もみ玉9Bは、それぞれ、個別に上下動可能であるのが望ましい。このようなもみ玉部9は、使用者の任意の位置をマッサージすることができ、使用者の要望に応じたマッサージをすることができる。
【0034】
横腹押圧部10は、例えば、座面部2に着座した使用者の左右方向の一方側に配される第3エアバッグ10Aと他方側に配される第4エアバッグ10Bとを含んでいる。このような横腹押圧部10は、第3エアバッグ10Aと第4エアバッグ10Bとを同時に膨張させることで使用者の腰を挟み込むことができる。また、この横腹押圧部10は、第3エアバッグ10Aと第4エアバッグ10Bとを順次膨張させることで、使用者の背中をストレッチさせることができる。
【0035】
横腹押圧部10は、押圧部4と協働して使用者を押圧するのが望ましい。押圧部4及び横腹押圧部10は、例えば、第1エアバッグ6Aと第4エアバッグ10Bとを同時に膨張させ、これらを縮小させる際に第2エアバッグ6Bと第3エアバッグ10Aとを膨張させることで、使用者をひねるようにストレッチさせることができる。
【0036】
本実施形態の押圧部4、もみ玉部9及び横腹押圧部10は、それぞれ、コントローラ11により個別に制御自在である。コントローラ11は、複数の制御モードが設定可能であるのが望ましい。このようなコントローラ11は、座面部2に着座した使用者が着座状態のまま押圧部4、もみ玉部9及び横腹押圧部10を制御することができる。
【0037】
本実施形態のコントローラ11は、マッサージ機1に対し、有線接続されている。このようなコントローラ11は、駆動用電池が不要であり、紛失のおそれもない。なお、コントローラ11は、例えば、マッサージ機1に対し、無線接続されていてもよい。
【0038】
背もたれ部3には、コントローラ11を収容可能なポケット12が設けられるのが望ましい。このようなポケット12は、座面部2に着座した使用者の手が届く範囲にコントローラ11を収容することができ、マッサージ機1の使用時にコントローラ11が落下することを抑制することもできる。
【0039】
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施され得る。
【0040】
[付記]
本発明は、次のとおりである。
【0041】
[本発明1]
座面部と背もたれ部とを折り畳んで持ち運び可能なマッサージ機であって、
前記座面部は、前記座面部に着座した使用者を押圧するための押圧部と、前記押圧部を前記使用者に向けて押し付けるための帯状の固定部とを有する、
マッサージ機。
【0042】
[本発明2]
前記押圧部は、空気圧により膨張するエアバッグであり、
前記固定部は、非伸縮性のベルトである、本発明1に記載のマッサージ機。
【0043】
[本発明3]
前記エアバッグは、前記使用者に接する内側面と、前記内側面の反対側の外側面とを含み、
前記外側面は、前記座面部に固着される外方固着部を含む、本発明2に記載のマッサージ機。
【0044】
[本発明4]
前記内側面は、前記座面部に固着される内方固着部を含む、本発明3に記載のマッサージ機。
【0045】
[本発明5]
前記エアバッグは、前記使用者の左右方向の一方側に配される第1エアバッグと他方側に配される第2エアバッグとを含み、
前記ベルトは、前記第1エアバッグに固着される第1ベルトと、前記第2エアバッグに固着される第2ベルトとを含む、本発明3又は4に記載のマッサージ機。
【0046】
[本発明6]
前記第1ベルトは、前記第1エアバッグの前記外方固着部に固着される第1固着端と、前記第2ベルトに連結するための第1連結端とを有し、
前記第2ベルトは、前記第2エアバッグの前記外方固着部に固着される第2固着端と、前記第1ベルトに連結するための第2連結端とを有する、本発明5に記載のマッサージ機。
【0047】
[本発明7]
前記第1ベルト及び前記第2ベルトは、前記第1連結端と前記第2連結端とを連結するための留め具を有する、本発明6に記載のマッサージ機。
【0048】
[本発明8]
前記背もたれ部は、前記使用者をマッサージするためのもみ玉部と、前記使用者を押圧するための横腹押圧部とを有する、本発明1ないし7のいずれかに記載のマッサージ機。
【符号の説明】
【0049】
1 マッサージ機
2 座面部
3 背もたれ部
4 押圧部
5 固定部