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特開2024-119534情報処理装置、システム及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024119534
(43)【公開日】2024-09-03
(54)【発明の名称】情報処理装置、システム及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0207 20230101AFI20240827BHJP
【FI】
G06Q30/0207 378
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023026514
(22)【出願日】2023-02-22
(71)【出願人】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】山田 邦由
(72)【発明者】
【氏名】南部 和哉
(72)【発明者】
【氏名】山本 惣一
(72)【発明者】
【氏名】大谷 優奈
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 真紀
(72)【発明者】
【氏名】角田 真結子
【テーマコード(参考)】
5L030
5L049
【Fターム(参考)】
5L030BB07
5L049BB07
(57)【要約】
【課題】販促情報を効果的に提供する。
【解決手段】実施形態に係る情報処理装置は、通信処理部と、情報処理部とを備える。通信処理部は、予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力する。情報処理部は、予め設定された商品を登録するユーザの操作に基づいて、予め設定された商品の購入時に使用可能な特典をユーザに提供する。
【選択図】図5

【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力する通信処理部と、
前記予め設定された商品を登録する前記ユーザの操作に基づいて、前記予め設定された商品の購入時に使用可能な特典を前記ユーザに提供する情報処理部と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記通信処理部は、前記ユーザの操作に基づいて前記条件を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記通信処理部は、前記ユーザの端末から取得される位置情報に基づいて前記条件を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記情報処理部は、前記予め設定された商品の登録を取り消す前記ユーザの操作に基づいて、前記ユーザに提供された前記特典を取り消す、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
情報処理装置と端末を含むシステムであって、
前記情報処理装置は、
予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力する通信処理部と、
前記予め設定された商品を登録する前記ユーザの操作に基づいて、前記予め設定された商品の購入時に使用可能な特典を前記ユーザに提供する情報処理部と、
を備え、
前記端末は、
前記条件を取得する通信処理部と、
前記条件を表示部に表示する表示処理部と、
を備える、システム。
【請求項6】
コンピュータに、
予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力する機能と、
前記予め設定された商品を登録する前記ユーザの操作に基づいて、前記予め設定された商品の購入時に使用可能な特典を前記ユーザに提供する機能と、
を実行させることが可能な情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、システム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケット等の店舗では、店舗内を回遊時に、ユーザ自身が商品を登録することが可能なシステムが増加している。このシステムには、例えば、商品の登録機能等を有するショッピングカートシステム、ユーザ自身が所有する携帯端末、又は店舗等が予め用意した携帯端末等を用いるセルフスキャンニングシステム等がある。このように、ユーザは買物中に端末を用いるため、買物中のユーザに情報を提供する環境が整いつつある。
【0003】
そこで、店舗での買物中に、ユーザに販促情報を提供することが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2022-48355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、販促情報を効果的に提供することができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る情報処理装置は、通信処理部と、情報処理部とを備える。通信処理部は、予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力する。情報処理部は、予め設定された商品を登録するユーザの操作に基づいて、予め設定された商品の購入時に使用可能な特典をユーザに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は、実施形態に係る店舗システムの構成例の概略を示すブロック図である。
図2図2は、実施形態に係るサーバの構成例の概略を示すブロック図である。
図3図3は、実施形態に係る端末の構成例の概略を示すブロック図である。
図4図4は、実施形態に係るサーバのプロセッサによる処理の一例を示すフローチャートである。
図5図5は、実施形態に係る端末におけるクイズ画像の表示例を示す図である。
図6図6は、実施形態に係る端末における特典画像の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
以下、実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。
【0009】
(構成例)
図1は、店舗システムSの構成例の概略を示すブロック図である。
店舗システムSは、サーバ1、アクセスポイント2、会計装置3及び端末4を含む。サーバ1、アクセスポイント2及び会計装置3は、ネットワークNWを介して互いに通信可能に接続されている。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)等である。LANは、無線LANでもよいし、有線LANでもよい。図1は、1台のアクセスポイント2を示しているが、店舗システムSは、複数台のアクセスポイント2を含むことができる。図1は、1台の会計装置3を示しているが、店舗システムSは、複数台の会計装置3を含むことができる。図1は、1台の端末4を示しているが、店舗システムSは、複数台の端末4を含むことができる。店舗システムSは、少なくとも2つの装置を含むシステムを指すこともある。
【0010】
サーバ1は、店舗における情報を処理する装置である。サーバ1は、情報処理装置の一例である。サーバ1の構成例については後述する。
【0011】
アクセスポイント2は、端末4と無線通信可能な装置である。アクセスポイント2は、サーバ1と端末4との通信を中継する。
【0012】
会計装置3は、ユーザにより端末4を用いて登録された商品の会計を処理する装置である。以下では、登録された商品は、登録商品ともいう。商品の登録は、商品登録ともいう。商品登録は、会計の対象となる商品の登録である。会計装置3は、現金によるオフラインの会計を処理することができる。会計装置3は、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、コード決済又はポイント等によるオンラインの会計を処理することができる。
【0013】
端末4は、店舗で買物をするユーザが用いる装置である。端末4は、アクセスポイント2と無線で通信し、アクセスポイント2を経由してサーバ1と通信する。端末4は、アクセスポイント2を経由することなく、移動体通信網又はインターネット等のネットワークを介して、サーバ1と通信してもよい。端末4は、ショッピングカートCに搭載されている。ショッピングカートCは、商品を運搬するための運搬具の一例である。端末4は、タブレット端末又はスマートフォン等であるが、これらに限定されない。端末4の構成例については後述する。なお、端末4は、必ずしもショッピングカートCに搭載されていない形態であってもよく、店舗で買物をするユーザが手に保有して操作する形態であってもよい。
【0014】
上述のような店舗システムSにおいて、ユーザは、以下のように、買物を行う。ユーザは、端末4を搭載したショッピングカートCとともに店舗内を回る。ユーザは、端末4を用いて商品登録を行う。ユーザは、登録商品をショッピングカートCに入れる。ユーザは、商品登録を終了すると、会計装置3へ向かう。ユーザは、全ての登録商品の会計を会計装置3で行う。または、例えば、端末4は、ユーザが所望するオンラインによる非現金の決済方法(例えば、クレジットカードによるクレジット決済、デビットカードによる決済、電子マネー媒体による決済、コード決済又はポイントカード利用によるポイント決済等)の何れか一つまたは複数を予め記憶しておく。そして、端末4は、予め端末4上に記憶された決済方法による会計を実行するユーザの操作を受け付けると、登録商品に対する会計を実行させてもよい。この場合、ユーザは会計装置3で登録商品の会計を行う代わりに端末4上にて会計を完了させることが可能となる。
【0015】
サーバ1の構成例について説明する。
図2は、サーバ1の構成例の概略を示すブロック図である。
サーバ1は、プロセッサ10、メインメモリ11、補助記憶デバイス12及び通信インタフェース13を含む。図2では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
【0016】
プロセッサ10は、サーバ1の中枢部分に相当する。プロセッサ10は、サーバ1のコンピュータを構成する要素である。プロセッサ10は、CPU(Central Processing Unit)等の種々の回路で構成されている。プロセッサ10は、サーバ1の処理回路の一例である。プロセッサ10は、メインメモリ11又は補助記憶デバイス12に予め記憶されているプログラムをメインメモリ11に展開する。プログラムは、プロセッサ10によって実現される後述する各部の処理をプロセッサ10に実行させることが可能なプログラムである。プロセッサ10は、メインメモリ11に展開されるプログラムを実行することで、種々の処理を実行する。
【0017】
メインメモリ11は、サーバ1の主記憶部分に相当する要素を含む。メインメモリ11は、サーバ1のコンピュータを構成する要素である。メインメモリ11は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ11は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はプログラムを記憶する。メインメモリ11は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ10によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば、メインメモリ11は、不揮発性のメモリ領域としてROM(Read Only Memory)を含む。例えば、メインメモリ11は、揮発性のメモリ領域としてRAM(Random Access Memory)を含む。
【0018】
補助記憶デバイス12は、サーバ1の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス12は、EEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリ等であるが、これらに限定されない。補助記憶デバイス12は、上述のプログラム、プロセッサ10が各種の処理を行う上で使用するデータ及びプロセッサ10での処理によって生成されるデータを記憶する。補助記憶デバイス12は、サーバ1の記憶部の一例である。
【0019】
補助記憶デバイス12は、ユーザ情報記憶領域121を含む。ユーザ情報記憶領域121は、ユーザ情報を記憶する。ユーザ情報は、ユーザ識別情報、買物メモ、及び購入履歴等の情報を含む。ユーザ識別情報は、ユーザを個々に識別するためにユーザ毎に割り当てられた固有の識別情報である。買物メモは、ユーザにより買物をする前に事前に設定された1つ以上の購入予定商品のデータを示す。買物メモは、ユーザが予め設定した1つ以上の購入予定の商品のそれぞれの商品コードを含む。購入履歴は、ユーザが過去に購入した商品の情報、購入した日時等の情報を含む。ユーザ情報は、適宜更新され得る。
【0020】
補助記憶デバイス12は、取引情報記憶領域122を含む。取引情報記憶領域122は、複数の取引のそれぞれについての取引情報を記憶する。取引は、商品の会計に基づく商品の取引である。取引情報記憶領域122は、会計済みの取引の取引情報を記憶する。会計済みは、商品の会計に基づいて端末4を用いた買物を終了したことを含む。取引情報記憶領域122は、未会計の取引の取引情報を記憶する。未会計は、商品の会計前であり、端末4を用いた買物中であることを含む。
【0021】
取引情報は、取引IDを含む。取引IDは、端末4を用いた買物の開始時に買物毎に端末4に対して発行される、取引を一意に識別可能な取引識別情報である。取引情報は、端末IDを含む。端末IDは、買物に用いられる端末4を一意に識別可能な端末識別情報である。会計済の取引の取引情報は、購入済の商品毎の商品コードを含む。購入済は、会計済に対応する。購入済の商品は、会計に基づいて購入された商品である。会計済の取引の取引情報は、購入済の商品毎の購入個数を含む。未会計の取引の取引情報は、登録中の登録商品毎の商品コードを含む。登録中は、端末4を用いて商品登録された後から端末4を用いた返品処理がされることなく継続する会計前までの期間である。未会計の取引の取引情報は、登録中の登録商品毎の登録個数を含む。未会計の取引の取引情報は、登録中の登録商品に関連付けられた特典情報を含む。特典情報は、特定の商品を登録したことに基づいてユーザに付与される割引率、付与ポイント数等に関する情報である。特典情報は、特定の商品に関連付けられていてもよい。例えば、特典情報は、ユーザにより「イチゴ」が登録されたことに基づいて、「イチゴ」に関連付けられた割引情報である。商品に関連付けられた特典情報は、商品に対する特典情報でもよいし、ユーザの買上金額に対する特典情報でもよい。商品に対する特典情報は、例えば、「イチゴの価格を2割引き」等を含む。買上金額に対する特典情報は、例えば、「買上金額から1割引き」等を含む。特典情報は、後述する販促情報に基づいて、ユーザに付与され得る。
【0022】
補助記憶デバイス12は、売上情報記憶領域123を含む。売上情報記憶領域123は、売上情報は、一定の期間における商品の売上を示す売上情報を記憶する。一定の期間は、午前中、午後、1日、1週間、1か月等を含む。売上情報は、例えば、商品の売上数、売上金額等の情報を含む。売上情報は、全店舗の売上情報、各店舗の売上情報、各店舗の各部門の売上情報等を含み得る。部門は、商品のカテゴリー毎に分けられる店舗内のエリアに対応する。店舗の売上情報は、一定の期間毎に更新され得る。
【0023】
補助記憶デバイス12は、販促情報記憶領域124を含む。販促情報記憶領域124は、販促情報を記憶する。販促情報は、全店舗に共通の販促情報、各店舗の販促情報、各店舗の各部門の販促情報等を含み得る。販促情報は、ユーザに推奨する少なくとも1つの推奨商品の情報と特典情報を関連付けた情報である。販促情報は、推奨商品の商品コードを含む。商品コードは、商品を一意に識別可能な商品識別情報である。推奨商品は、部門毎、又は店舗毎に設定されてもよいし、店舗を運営する会社で設定されてもよい。推奨商品は、売上情報に基づいて動的に設定されてもよい。例えば、推奨商品は、一定の期間における売上が一番多い商品等を含む。売上情報から、同商品購入時に同時購入される頻度が高い商品であってもよい。推奨商品は、ユーザ情報に基づいて設定されてもよい。例えば、推奨商品は、ユーザの買物メモに基づいて設定されてもよい。この場合、推奨商品は、買物メモに含まれる商品であってもよく、買物メモに含まれる商品に関連する商品であってもよい。例えば、買物メモに「アイス」が含まれる場合、推奨商品は、「アイス」であってもよい。関連する商品は、同一の部門に含まれる商品であってもよいし、同時に購入される可能性が高い商品等であってもよい。例えば、買物メモに「にんじん」が含まれる場合、推奨商品は、「にんじん」と同一の部門に含まれる「じゃがいも」であってもよい。この場合、例えば、「じゃがいも」は、「にんじん」と同じ野菜の部門に属している。また、「にんじん」と同時に購入される可能性が高い「玉ねぎ」であってもよい。この場合、売上情報から、「玉ねぎ」は「にんじん」と同時購入される頻度が高い商品の例である。推奨商品は、予め設定された商品の一例である。特典情報は、ユーザにより推奨商品が登録されたことに基づいて、ユーザに提供される特典を示す情報である。販促情報は、適宜更新され得る。
【0024】
補助記憶デバイス12は、店舗内における地図の情報を記憶する。地図は、店舗の複数のエリアを示す。エリアは、商品のカテゴリー毎に分けられた仮想的な領域である。エリアは、果物、野菜、魚介又は肉等のエリアであるが、これらに限定されない。エリアは、部門ともいう。地図情報は、適宜更新され得る。
【0025】
通信インタフェース13は、サーバ1を他の装置と通信可能に接続するためのインタフェースである。通信インタフェース13は、サーバ1の通信部の一例である。
【0026】
なお、サーバ1のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。サーバ1は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
【0027】
プロセッサ10によって実現される各部について説明する。
プロセッサ10は、通信処理部101、位置処理部102、及び情報処理部103を実現する。プロセッサ10によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ10によって実現される各部は、プロセッサ10及びメインメモリ11を含む制御部に実現されるということもできる。
【0028】
通信処理部101は、通信インタフェース13を介した端末4との通信を処理する。通信処理部101は、通信インタフェース13を介して、情報を端末4に出力する。通信処理部101は、通信インタフェース13を介して、情報を端末4から取得する。
【0029】
位置処理部102は、端末4の位置情報を時系列に取得する。端末4の位置情報は、店舗内における端末4の位置を示す情報である。位置処理部102は、通信処理部101が端末4の位置情報を端末4から取得することに基づいて、端末4の位置情報を取得してもよい。店舗システムSが複数のカメラを含む場合、位置処理部102は、複数のカメラの撮影データに基づいて、端末4の位置情報を取得してもよい。
【0030】
情報処理部103は、各種情報処理を実行する。
【0031】
端末4の構成例について説明する。
図3は、端末4の構成例の概略を示すブロック図である。
端末4は、プロセッサ40、メインメモリ41、補助記憶デバイス42、入力デバイス43、表示デバイス44、撮影デバイス45、音声入力デバイス46、音声出力デバイス47、通信インタフェース48及び接続インタフェース49を含む。図3では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
【0032】
プロセッサ40は、端末4の中枢部分に相当する。プロセッサ40は、端末4のコンピュータを構成する要素である。プロセッサ40は、CPU等の種々の回路で構成されている。プロセッサ40は、端末4の処理回路の一例である。プロセッサ40は、メインメモリ41又は補助記憶デバイス42に予め記憶されているプログラムをメインメモリ41に展開する。プログラムは、プロセッサ40によって実現される後述する各部の処理をプロセッサ40に実行させることが可能なプログラムである。プロセッサ40は、メインメモリ41に展開されるプログラムを実行することで、種々の処理を実行する。
【0033】
メインメモリ41は、端末4の主記憶部分に相当する要素を含む。メインメモリ41は、端末4のコンピュータを構成する要素である。メインメモリ41は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ41は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はプログラムを記憶する。メインメモリ41は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ40によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば、メインメモリ41は、不揮発性のメモリ領域としてROMを含む。例えば、メインメモリ41は、揮発性のメモリ領域としてRAMを含む。
【0034】
補助記憶デバイス42は、端末4の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス42は、EEPROM、HDD、SSD又はフラッシュメモリ等であるが、これらに限定されない。補助記憶デバイス42は、上述のプログラム、プロセッサ40が各種の処理を行う上で使用するデータ及びプロセッサ40での処理によって生成されるデータを記憶する。補助記憶デバイス42は、端末4の記憶部の一例である。
【0035】
入力デバイス43は、ユーザ操作に基づく指示を入力可能なデバイスである。入力デバイス43は、押下可能なボタンを含んでいてもよい。入力デバイス43は、表示デバイス44と一体で構成されたタッチパネルを含んでいてもよい。入力デバイス43は、端末4の入力部の一例である。
【0036】
表示デバイス44は、種々の画像を表示可能なデバイスである。表示デバイス44は、液晶ディスプレイ又は有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であるが、これらに限定されない。表示デバイス44は、端末4の表示部の一例である。
【0037】
撮影デバイス45は、撮影により画像データを取得可能なデバイスである。例えば、撮影デバイス45は、カメラである。
【0038】
音声入力デバイス46は、音声を入力可能なデバイスである。例えば、音声入力デバイス46は、マイクである。音声入力デバイス46は、端末4の入力部の一例である。
【0039】
音声出力デバイス47は、音声を出力可能なデバイスである。例えば、音声出力デバイス47は、スピーカである。音声出力デバイス47は、端末4の音声出力部の一例である。
【0040】
通信インタフェース48は、端末4を他の装置と通信可能に接続するためのインタフェースを含む。通信インタフェース48は、ビーコン信号を受信可能なインタフェースを含んでもよい。通信インタフェース48は、GPS(Global Positioning System)信号を受信可能なインタフェースを含んでもよい。通信インタフェース48は、端末4の通信部の一例である。
【0041】
接続インタフェース49は、デバイスを接続可能なインタフェースである。例えば、デバイスは、スキャナである。スキャナは、バーコードシンボル又は二次元コードシンボルといったコードシンボルに記録された情報を読取可能なデバイスである。
【0042】
なお、端末4のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。端末4は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
【0043】
プロセッサ40によって実現される各部について説明する。
プロセッサ40は、通信処理部401、表示処理部402、位置処理部403及び入力処理部404を実現する。プロセッサ40によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ40によって実現される各部は、プロセッサ40及びメインメモリ41を含む制御部に実現されるということもできる。
【0044】
通信処理部401は、通信インタフェース48を介したサーバ1との通信を処理する。通信処理部401は、通信インタフェース48を介して、情報をサーバ1に出力する。通信処理部401は、通信インタフェース48を介して、情報をサーバ1から取得する。
【0045】
表示処理部402は、画像を表示デバイス44に表示する。
【0046】
位置処理部403は、端末4の位置情報を時系列に取得する。位置処理部403は、通信インタフェース48で受信されるビーコン信号に基づいて端末4の位置情報を取得してもよい。この例では、店舗の複数のエリアのそれぞれには、エリアを示すビーコン信号を発信する発信機が設けられている。この例では、通信インタフェース48は、端末4の存在するエリアに応じた発信機から発信されるビーコン信号を受信する。位置処理部403は、通信インタフェース48で受信されるGPS信号に基づいて端末4の位置情報を取得してもよい。
【0047】
入力処理部404は、入力デバイス43を介したユーザの操作に基づく入力を検出する。
【0048】
(動作例)
次に、以上のように構成されたサーバ1のプロセッサ10及び端末4のプロセッサ40による処理について説明する。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
【0049】
図4は、サーバ1のプロセッサ10による処理の一例を示すフローチャートである。
【0050】
通信処理部101は、端末4からチェックイン情報を取得する(ACT1)。ACT1では、例えば、通信処理部101は、端末4のユーザによるチェックイン操作に基づいて、チェックイン情報を取得する。チェックイン情報は、端末4のユーザ識別情報、端末4の端末ID等を含みうる。端末4のユーザは、店舗の入口に設置されたチェックイン機器を介して、チェックインを行う。例えば、ユーザが端末4において専用のアプリケーションプログラムを起動すると、会員IDを表すバーコード又は二次元コード等が表示デバイス44に表示される。ユーザは、チェックイン機器を介して、会員IDの読取を行い、チェックインを行う。会員IDによるチェックインは、公知の処理により行われてもよい。
【0051】
通信処理部101は、クイズ情報を端末4に出力する(ACT2)。ACT2では、例えば、情報処理部103は、販促情報記憶領域124に記憶されている情報に基づいてクイズ情報を生成する。クイズ情報は、予め設定された商品についての条件の一例である。予め設定された商品は、販促情報に含まれる推奨商品を示す。クイズ情報は、推奨商品を正解とする問題の一例である。クイズの正解に該当する商品は、推奨商品に対応する。クイズ情報は、例えば、売上情報に基づいて正解が決定されるものである。クイズ情報は、一定期間における売上が一番多い商品を当てる問題を含む。クイズ情報は、例えば、「今日の売上ナンバーワン商品は何でしょう」等のテキスト情報である。
【0052】
一例では、通信処理部101は、端末4のユーザによるチェックイン操作に基づいて、クイズ情報を端末4に出力する。この例では、通信処理部101は、複数の端末4に共通のクイズ情報を出力してもよい。
【0053】
別の例では、通信処理部101は、端末4から取得される位置情報に基づいてクイズ情報を端末4に出力する。位置処理部102は、端末4の位置情報に基づいて、端末4の位置情報で示される位置のエリアを検出する。情報処理部103は、位置処理部102によるエリアの検出に基づいて、販促情報記憶領域124から端末4の位置情報で示される位置のエリアに関連付けられている販促情報を取得する。情報処理部103は、販促情報に基づいてクイズ情報を生成する。通信処理部101は、クイズ情報を端末4に出力する。この例では、クイズ情報は、例えば、「今日の野菜売り場での売上ナンバーワン商品は何でしょう」等のテキスト情報である。
【0054】
端末4の通信処理部401は、サーバ1からクイズ情報を取得する。端末4の表示処理部402は、クイズ情報に基づいて、クイズ画像を表示デバイス44に表示する。
【0055】
位置処理部102は、端末4の位置情報に基づいて、端末4の位置情報で示される位置のエリアの変化を検出することができる。例えば、位置処理部102は、端末4の位置情報で示される位置の第1のエリアから第1のエリアとは異なる第2のエリアへの移動を検出する。位置処理部102は、位置の第1のエリアから第2のエリアへの移動の検出に基づいて、第1のエリアから第2のエリアへのエリアの変化を検出する。通信処理部101は、第1のエリアに応じたクイズ情報を出力した後、エリアの変化に基づいて、第2のエリアに応じたクイズ情報を出力してもよい。
【0056】
情報処理部103は、端末4のユーザによる商品の登録操作に基づいて、クイズ情報に示されるクイズの正解に該当する商品が登録されたか否かを判定する(ACT3)。ACT3では、例えば、通信処理部101は、端末4から商品登録要求を取得する。商品登録要求は商品識別情報を含む。商品識別情報は、商品の商品コードを含む。商品登録要求は商品の点数に関する情報(点数の増減に関する情報含む)を含んでもよい。通信処理部101は、端末4から商品識別情報とともに点数に関する情報を取得する。情報処理部103は、端末4から商品識別情報を取得したことに基づいて、商品マスタから商品情報を取得する。情報処理部103は、商品情報に基づいて、取引情報記憶領域122に取引情報を記憶する。情報処理部103は、取引情報に基づいて、端末4のユーザにより登録された商品が推奨商品であるか否かを判定する。なお、情報処理部103は、端末4のユーザによる商品の登録操作に基づいて商品コードを取得し、商品コードに基づいて、ユーザにより登録された商品が推奨商品であるか否かを判定してもよい。登録された商品が推奨商品であることは、推奨商品を登録するユーザの操作を取得することに対応する。
【0057】
情報処理部103により端末4のユーザにより登録された商品が推奨商品であると判定された場合(ACT3:YES)、処理は、ACT3からACT4へ遷移する。情報処理部103により端末4のユーザにより登録された商品が推奨商品であると判定されなかった場合(ACT3:NO)、処理は、終了する。
【0058】
情報処理部103は、推奨商品を登録する端末4のユーザの操作に基づいて、推奨商品の購入時に使用可能な特典を端末4のユーザに提供する(ACT4)。ACT4では、例えば、情報処理部103は、取引情報に推奨商品と特典情報を関連付けて保存する。特典を提供することは、特典情報を適用可能にすることに対応する。なお、情報処理部103は、取引情報において、推奨商品の登録とは別に特典情報を保存してもよい。なお、購入時に使用可能な特典は、購入した日に使用可能な特典でもよいし、購入した日以降に使用可能な特典でもよい。
【0059】
通信処理部101は、特典情報を端末4に出力する。端末4の通信処理部401は、特典情報を取得する。端末4の表示処理部402は、特典情報に基づく特典画像を表示デバイス44に表示する。
【0060】
情報処理部103は、端末4のユーザに会計処理を行う会計指示を取得したことに基づいて、特典情報を適用する。例えば、特典情報が推奨商品の価格の割引情報である場合、情報処理部103は、推奨商品の価格に割引情報を適用する。特典情報が買上金額に対する割引情報である場合、情報処理部103は、買上金額に割引情報を適用する。
【0061】
情報処理部103は、推奨商品が登録された後、ユーザの操作により推奨商品の登録を取り消す操作が行われた場合、特典を取り消してもよい。例えば、通信処理部101は、端末4からユーザによる推奨商品の登録を取り消す取消指示を取得する。情報処理部103は、取消指示に基づいて、取引情報を更新する。情報処理部103は、取引情報から推奨商品の登録を取り消す。情報処理部103は、推奨商品の登録の取消に伴い、推奨商品に関連付けられた特典情報を取り消してもよい。情報処理部103は、推奨商品に特典情報が関連付けられていない場合、取引情報から特典情報を取り消してもよい。
【0062】
上述のように、サーバ1は、ユーザがチェックインをする操作に基づいて、端末4を介してユーザにクイズを提供することができる。これにより、ユーザは、買物中にゲーム感覚で特典を獲得することができる。そのため、サーバ1は、販促情報を効果的に提供することができる。
【0063】
上述のように、サーバ1は、推奨商品が買物メモに基づいて設定される場合、買物メモに含まれる商品、又は買物メモに含まれる商品に関連するクイズをユーザに提供することができる。これにより、サーバ1は、ユーザが買う可能性が高い商品に関するクイズをユーザに提供することができる。そのため、ユーザは、より積極的に特典の獲得に取り組むことができる。このように、サーバ1は、販促情報を効果的に提供することができる。
【0064】
上述のように、サーバ1は、端末4の位置情報に基づいて、クイズをユーザに提供することができる。これにより、サーバ1は、動的にクイズをユーザに提供することができる。そのため、ユーザは、より積極的に特典の獲得に取り組むことができる。このように、サーバ1は、販促情報を効果的に提供することができる。
【0065】
上述のように、サーバ1は、ユーザにより推奨商品が登録されたことに基づいて、購入時に使用可能な特典をユーザに提供することができる。これにより、サーバ1は、ユーザに買物中にゲーム感覚で特典を獲得する動機付けを提供することができる。このように、サーバ1は、販促情報を効果的に提供することができる。
【0066】
上述のように、サーバ1は、ユーザにより推奨商品が登録された後、推奨商品の登録が取り消された場合、得点を取り消すことができる。これにより、サーバ1は、ユーザに推奨商品を購入する動機付けを提供することができる。また、サーバ1は、ユーザによる推奨商品の登録の取消を抑制することができる。
【0067】
上述のように、サーバ1は、ユーザに、買物中に楽しみながら特典を獲得する機会を提供することができる。ユーザは、特典を獲得するため、回遊時間を増やしたり、登録する商品を増やしたりすることが予想される。これにより、サーバ1は、ユーザの回遊時間や登録する商品を増やし、一人当たりの購入数の増加させることができる。
【0068】
端末4におけるクイズ画像の表示例について説明する。
図5は、実施形態に係る端末4におけるクイズ画像の表示例を示す図である。
表示デバイス44は、クイズ画像Maを表示する。クイズ画像Maは、クイズ情報に基づくテキスト情報を含む。クイズ画像Maは、クイズ情報に基づく画像、又は動画等を含んでもよい。なお、音声出力デバイス47は、クイズ情報に基づく音声を出力してもよい。
【0069】
クイズ画像Maは、例えば、「今日の売上No.1商品を当てよう!」、「見つけた方には、購入時に使えるクーポンをプレゼント」等のクイズと特典を示す情報を含んでもよい。なお、クイズ画像Maに係る内容は、種々変更可能である。例えば、「今日の売上No.1商品を当てる」以外に、例えば、週間又は月間の売上げが一番多い商品を当てる内容であったり、ある部門で最も売り上げが多い商品を当てる内容であったりしてもよい。また、店舗が予め設定した特定の商品、例えば、旬の商品やお買得商品等を当てるための内容でもよい。
【0070】
クイズ画像Maは、表示デバイス44にポップアップ表示等により表示されてもよい。クイズ画像Maは、表示デバイス44に常時表示されていてもよい。クイズ情報が、端末4の位置情報に基づく場合、クイズ画像Maは、端末4の移動を検出したことに基づいて表示デバイス44に表示されてもよい。
【0071】
図6は、実施形態に係る端末4における特典画像の表示例を示す図である。
表示デバイス44は、特典画像Mbを表示する。特典画像Mbは、特典情報に基づくテキスト情報を含む。特典画像Mbは、特典情報に基づく画像、又は動画等を含んでもよい。なお、音声出力デバイス47は、特典情報に基づく音声を出力してもよい。
【0072】
特典画像Mbは、例えば、「おめでとう!売上No.1商品だよ!」、「購入時に使えるクーポンをプレゼント」等の推奨商品が登録されたことを示す情報、及び特典を示す情報を含んでもよい。特典画像Mbは、表示デバイス44にポップアップ表示等により表示されてもよい。
【0073】
(効果)
実施形態によれば、情報処理装置は、予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力し、予め設定された商品を登録するユーザの操作に基づいて、予め設定された商品の購入時に使用可能な特典をユーザに提供することができる。端末は、予め設定された商品についての条件を取得し、条件を表示部に表示することができる。
これにより、本実施形態は、販促情報をクイズ形式でユーザに提供することで、ユーザに楽しみながら推奨商品を購入する動機付けを提供することができる。そのため、本実施形態は、販促情報を効果的に提供することができる。
【0074】
上述の実施形態は、以下のように表されてもよい。
[1]
予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力する通信処理部と、
前記予め設定された商品を登録する前記ユーザの操作に基づいて、前記予め設定された商品の購入時に使用可能な特典を前記ユーザに提供する情報処理部と、
を備える情報処理装置。
[2] 前記通信処理部は、前記ユーザの操作に基づいて前記条件を出力する、
[1]に記載の情報処理装置。
[3] 前記通信処理部は、前記ユーザの端末から取得される位置情報に基づいて前記条件を出力する、
[1]に記載の情報処理装置。
[4] 前記情報処理部は、前記予め設定された商品の登録を取り消す前記ユーザの操作に基づいて、前記ユーザに提供された前記特典を取り消す、
[1]に記載の情報処理装置。
[5] 情報処理装置と端末を含むシステムであって、
前記情報処理装置は、
予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力する通信処理部と、
前記予め設定された商品を登録する前記ユーザの操作に基づいて、前記予め設定された商品の購入時に使用可能な特典を前記ユーザに提供する情報処理部と、
を備え、
前記端末は、
前記条件を取得する通信処理部と、
前記条件を表示部に表示する表示処理部と、
を備える、システム。
[6] コンピュータに、
予め設定された商品についての条件をユーザの端末に出力する機能と、
前記予め設定された商品を登録する前記ユーザの操作に基づいて、前記予め設定された商品の購入時に使用可能な特典を前記ユーザに提供する機能と、
を実行させることが可能な情報処理プログラム。
【0075】
[他の実施形態]
上述の実施形態は、装置だけでなく、装置が実行する方法に適用されてもよい。上述の実施形態は、装置のコンピュータに各機能を実行させることが可能なプログラムに適用されてもよい。上述の実施形態は、プログラムを記憶する記録媒体に適用されてもよい。
【0076】
プログラムは、実施形態に係る装置に記憶された状態で譲渡されてよいし、装置に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。後者の場合は、プログラムは、ネットワークを介して譲渡されてよいし、記録媒体に記録された状態で譲渡されてもよい。記録媒体は、非一時的な有形の媒体である。記録媒体は、コンピュータ可読媒体である。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のプログラムを記憶可能かつコンピュータで読取可能な媒体であればよく、その形態は問わない。
【0077】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0078】
1…サーバ、2…アクセスポイント、3…会計装置、4…端末、10…プロセッサ、11…メインメモリ、12…補助記憶デバイス、13…通信インタフェース、40…プロセッサ、41…メインメモリ、42…補助記憶デバイス、43…入力デバイス、44…表示デバイス、45…撮影デバイス、46…音声入力デバイス、47…音声出力デバイス、48…通信インタフェース、49…接続インタフェース、101…通信処理部、102…位置処理部、103…情報処理部、121…ユーザ情報記憶領域、122…取引情報記憶領域、123…売上情報記憶領域、124…販促情報記憶領域、401…通信処理部、402…表示処理部、403…位置処理部、404…入力処理部、C…ショッピングカート、Ma…クイズ画像、Mb…特典画像、NW…ネットワーク、S…店舗システム。

図1
図2
図3
図4
図5
図6