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▶ 小早 章の特許一覧

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  • 特開-穂先先端部釣糸導入孔中通し釣竿 図1
  • 特開-穂先先端部釣糸導入孔中通し釣竿 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024119709
(43)【公開日】2024-09-03
(54)【発明の名称】穂先先端部釣糸導入孔中通し釣竿
(51)【国際特許分類】
   A01K 87/00 20060101AFI20240827BHJP
【FI】
A01K87/00 610B
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023061777
(22)【出願日】2023-02-22
(71)【出願人】
【識別番号】523123710
【氏名又は名称】小早 章
(72)【発明者】
【氏名】小早 章
(57)【要約】
【課題】従来の中通し釣竿は、釣糸を釣竿の中を通すための糸通し具が必要であった。これは釣糸を竿尻端開口部釣糸導入孔から、釣竿先端トップガイド釣糸導出部まで距離があるためである。
【解決手段】釣竿先端トップガイド釣糸導出部から80cm以内の所に釣糸導入孔を設けることにより、釣糸導入孔と穂先先端部トップガイド釣糸導出部までの距離が短くなり、糸通し具を使うことなく釣糸を竿先トップガイド釣糸導出部まで通すことができ、簡単に釣りの準備ができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
釣竿穂先先端トップガイド釣糸導出部より80cm以内の所に、釣糸導入孔を設けること。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、釣竿穂先先端部に釣糸導入孔を設け、中通し具なしで釣糸を穂先先端釣糸導出部に通すことができる中通し釣竿である。
【背景技術】
【0002】
従来の中通し釣竿は、釣糸導入孔と釣糸導出部との距離があるため、釣糸を穂先先端釣糸導出部に通すため、中通し具が必要であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3000404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の中通し釣竿は、次のような欠点があった。釣糸を竿尻端開口部付近の釣糸導入孔から、穂先先端トップガイド釣糸導出部に通すまでに距離があるので、糸通し具が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するため、釣糸を釣竿の中に通す釣糸導入孔を、穂先先端トップガイドの釣糸導出部より80cm以内の所に設けました。
【発明の効果】
【0006】
本発明の穂先先端部釣糸導入孔中通し釣竿は、釣糸導入孔と穂先先端トップガイドの釣糸導出部の位置が近いので、糸通し具なしで釣糸を穂先先端トップガイドの釣糸導出部まで通すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明の釣竿穂先先端部の正面図である。
図2】 本発明の穂先先端部釣糸導入孔中通し釣竿の全体斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1においては、釣竿穂先先端部(4)のトップガイド釣糸導出部(1)の80cm以内の竿尻より下部に釣糸導入孔(3)を設け、その竿尻より下部に第1ガイドリング(2)を設ける。図2においては、実際の釣りの準備として、釣糸をリールより竿尻のガイドリングより穂先に向かってガイドリングに順番に通していき、第1ガイドリング(2)釣糸導入孔(3)トップガイド釣糸導出部(1)に釣糸を通して仕掛けを繋ぎ釣りの準備をする。
【産業上の利用可能性】
【0009】
本発明は、従来の中通し釣竿だけでなく、他の多くの釣竿に利用できる。また中通し竿は構造上外ガイド竿より重くなり制造コストが多くかかるといった欠点も本発明は軽減している。
【符号の説明】
【0010】
1 トップガイド釣糸導出部
2 第1ガイドリング
3 釣糸導入孔
4 釣竿穂先先端部
図1
図2