(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024120008
(43)【公開日】2024-09-03
(54)【発明の名称】機能拡張が可能な机
(51)【国際特許分類】
A47B 13/00 20060101AFI20240827BHJP
A47B 13/02 20060101ALI20240827BHJP
A47B 97/00 20060101ALI20240827BHJP
【FI】
A47B13/00 Z
A47B13/02
A47B97/00 N
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024098256
(22)【出願日】2024-06-18
(62)【分割の表示】P 2023002599の分割
【原出願日】2023-01-11
(71)【出願人】
【識別番号】513052778
【氏名又は名称】中野 積
(74)【代理人】
【識別番号】100092163
【弁理士】
【氏名又は名称】穴見 健策
(74)【復代理人】
【識別番号】100136928
【弁理士】
【氏名又は名称】高宮 章
(72)【発明者】
【氏名】中野 積
(57)【要約】 (修正有)
【課題】今般、高齢化が進み、食事の際の食べこぼしや、食事、団欒あるいは事務作業中等においての足腰の冷えなどに簡便に対応したいというニーズがあった。簡便な構成で食べこぼしキャッチ機能、保温機能を発揮できる機能拡張が可能な机を提供する。
【解決手段】机は天板端面あるいは天板端部下面に機能部品を着脱する部品を備え、該機能部品は表面が布帛製、紙製、不織布製あるいはプラスチック製の部材であって該機能部品はその一端にスチールテープ(商品名シナイテープ)を内蔵する部位を有し、該スチールテープが内蔵された部位で天板端面あるいは天板端部下面に着脱されることを特徴とする機能拡張が可能な机であり、該機能部品を広げて用いることにより食べこぼしなどをキャッチする機能を発現する使用方法。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
機能拡張が可能な、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机であって、該机は天板端面或いは天板端部下面に機能部品を着脱する部品を備え、
該機能部品は表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材であって、該表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材はその一端にスチールテープを内蔵する部位を有し、
該スチールテープが内蔵された部位で天板端面或いは天板端部下面に着脱される機能拡張が可能な机であり、
該機能部品の表面に用いられる布帛は、毛布状の布帛を用いてなり、
防水効果に加えて保温効果を発揮することを特徴とする機能拡張が可能な机。
【請求項2】
機能部品の表面に用いられる布帛は、袋状に縫い合わされてなり、
その一端に備えられるスチールテープを内蔵する部位は縫い目により分割され且つスチールテープを出し入れするスリットを備え、
他方の領域はプラスチック部材を収納する部位でありその一辺にプラスチック部材を出し入れするためにファスナーを備えてなることを特徴とする、
請求項1記載の機能拡張が可能な机。
【請求項3】
機能部品の表面に用いられる布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材はその一端に備えられるスチールテープを内蔵する部位にスチールテープを出し入れするスリットを備えたスチールテープ用ポケットを備え、
スチールテープを取り外して布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材を交換することが出来ることを特徴とする、
請求項1記載の機能拡張が可能な机。
【請求項4】
該机はさらに天板端部付近の下面にL字状の部品を備えてなり、
該機能部品を使用しない場合にはこれを前記L字状の部品に収納することができ、また、参加者の人数が予め分かっている場合には人数分を事前に用意して前記L字状の部品に準備しておくことが出来ることを特徴とする、
請求項1記載の機能拡張が可能な机。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機能拡張が可能な、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、机はその天板上での食事や作業等の用途に供する機能がメインであり、これに抽斗などの付加部材が備えられているものも多い。
【0003】
また、机を機能拡張するため、天板の一部にスリットなどを設けて部材を着脱したり、天板の一部を回転或いは着脱して使い勝手を向上させたものなども存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平3-224508号公報
【特許文献2】特開平9-313258号公報
【特許文献3】特開平10-146223号公報
【特許文献4】実開平2-114486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
今般、高齢化が進み、食事の際の食べこぼしや、食事、団槃或いは事務作業中等に於いての足腰の冷えなどに簡便に対応したいというニーズがあった。
【0006】
一般には、食事の際の食べこぼしには膝にナプキンを掛けて用いたり、足腰の冷えなどには膝掛毛布を用いたりしていたのであるが、これらを常に準備しておくことは面倒であった。
【0007】
そこで、発明者は簡便な構成で食べこぼしなどをキャッチする機能を発現し、保温効果をも発揮することができる機能拡張が可能な、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机及び、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机の機能拡張方法を開発した。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解消するために、本発明は、機能拡張が可能な、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机であって、該机は天板端面或いは天板端部下面に機能部品を着脱する部品を備え、該機能部品は表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材であって、該表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材はその一端にスチールテープを内蔵する部位を有し、該スチールテープが内蔵された部位で天板端面或いは天板端部下面に着脱される機能拡張が可能な机であり、該機能部品の表面に用いられる布帛は、毛布状の布帛を用いてなり、防水効果に加えて保温効果を発揮することを特徴とする機能拡張が可能な机から構成される。すなわち、本発明は、機能拡張が可能な、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机に於いて、該机は天板端面或いは天板端部下面に機能部品を着脱する部品を備え、該機能部品は表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材であって該表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材はその一端にスチールテープ(商品名シナイテープ)を内蔵する部位を有し、該スチールテープが内蔵された部位で天板端面或いは天板端部下面に着脱されることを特徴とする機能拡張が可能な机であり、該機能部品を広げて用いることにより食べこぼしなどをキャッチする機能を発現する。
【0009】
また本発明は、該机に備えられる天板端面或いは天板端部下面に機能部品を着脱する部品がマグネットであって、該マグネットは天板端面或いは天板端部下面に接着、付着或いは埋設されてなり、該スチールテープをマグネットの磁力により吸着固定することにより、簡便な構成で食べこぼしなどをキャッチする機能を発現する。
【0010】
また本発明は、該机に備えられる天板端面或いは天板端部下面に機能部品を着脱する部品が面ファスナーであって、該面ファスナーは天板端面或いは天板端部下面に設置されてなり、該機能部品のスチールテープを収納した部位に備えられた面ファスナーと着脱して用いることにより、簡便な構成で食べこぼしなどをキャッチする機能を発現する。
【0011】
また本発明は、該機能部品は表面が布帛製、紙製或いは不織布製の部材であって、内部にプラスチック部材を収納されており、該プラスチック部材により水分の浸透を防止し、簡便な構成で食べこぼしなどをキャッチする機能を発現する。さらに本発明は、該機能部品の内部に収納されるプラスチック部材はプラスチックフィルムであって、さらに該表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材は内部にスナップを備え、該スナップによりプラスチックフィルムの移動を防止して防水機能を維持する。
【0012】
また本発明は、該機能部品の表面に用いられる布帛が毛布状の布帛を用いてなり、防水効果に加えて保温効果を発揮する。
【0013】
また本発明は、該機能部品の表面に用いられる布帛が袋状に縫い合わされてなり、その一端に備えられるスチールテープを内蔵する部位は縫い目により分割され且つスチールテープを出し入れするスリットを備え、他方の領域はプラスチック部材を収納する部位でありその一辺にプラスチック部材を出し入れするためにファスナーを備えてなり、スチールテープの交換が容易である。
【0014】
また、機能部品の表面に用いられる布帛は、袋状に縫い合わされてなり、その一端に備えられるスチールテープを内蔵する部位は縫い目により分割され且つスチールテープを出し入れするスリットを備え、他方の領域はプラスチック部材を収納する部位でありその一辺にプラスチック部材を出し入れするためにファスナーを備えたこととしてもよい。
また本発明は、該機能部品の表面に用いられる布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材が、その一端に備えられるスチールテープを内蔵する部位にスチールテープを出し入れするスリットを備えたスチールテープ用ポケットを備え、スチールテープを取り外して布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材を交換することが出来る。
【0015】
また本発明は、該机がさらに天板端部付近の下面にL字状の部品を備えてなり、該機能部品を使用しない場合にはこれを前記L字状の部品に収納することができ、また、参加者の人数が予め分かっている場合には人数分を事前に用意して前記L字状の部品に準備しておくことが出来る。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る機能拡張が可能な、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机及び、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机の使用方法は、簡便な構成で、食べこぼしなどをキャッチする機能を発現し、保温効果をも発揮することができる機能拡張が可能な机を実現し、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】
図1は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【
図2】
図2は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図而代用写真である。
【
図3】
図3は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【
図4】
図4は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【
図5】
図5は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【
図6】
図6は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【
図7】
図7は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【
図8】
図8は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【
図9】
図9は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【
図10】
図10は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明は、機能拡張が可能な、食卓、事務机、会議卓或いはテーブルを含む机に於いて、該机は天板端面或いは天板端部下面に機能部品を着脱する部品を備え、該機能部品は表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材であって該表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材はその一端にスチールテープ(商品名シナイテープ)を内蔵する部位を有し、該スチールテープが内蔵された部位で天板端面或いは天板端部下面に着脱されることを特徴とする機能拡張が可能な机であり、該機能部品を広げて用いることにより食べこぼしなどをキャッチする機能を発現することを特徴とする機能拡張が可能な机の使用方法である。ここで、本発明に於いてはスチールテープ(商品名シナイテープ)を内蔵して用いていることによって、マグネットを用いる場合にスチールテープが磁力で吸着固定されるのみならず、面ファスナー等の他の固定方法を用いる場合に於いても、その柔軟性と形態保持機能によって機能部品の上端が常に広がった状態となり機能発現が維持されるとともに、机の端面が曲線状をなす場合(例えば円卓など)であってもその形状に追従して機能を発現できるという特長がある。
【0019】
また本発明は、該机に備えられる天板端面或いは天板端部下面に機能部品を着脱する部品がマグネットであって、該マグネットは天板端面或いは天板端部下面に接着、付着或いは埋設されてなり、該スチールテープをマグネットの磁力により吸着固定することにより、簡便な構成で食べこぼしなどをキャッチする機能を発現することを特徴とする。
【0020】
また本発明は、該机に備えられる天板端面或いは天板端部下面に機能部品を着脱する部品が面ファスナーであって、該面ファスナーは天板端面或いは天板端部下面に設置されてなり、該機能部品のスチールテープを収納した部位に備えられた面ファスナーと着脱して用いることにより、簡便な構成で食べこぼしなどをキャッチする機能を発現することを特徴とする。
【0021】
また本発明は、該機能部品は表面が布帛製、紙製或いは不織布製の部材であって、内部にプラスチック部材を収納されており、該プラスチック部材により水分の浸透を防止し、簡便な構成で食べこぼしなどをキャッチする機能を発現することを特徴とする。さらに本発明は、該機能部品の内部に収納されるプラスチック部材はプラスチックフィルムであって、さらに該表面が布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材は内部にスナップを備え、該スナップによりプラスチックフィルムの移動を防止して防水機能を維持することを特徴とする。
【0022】
また本発明は、該機能部品の表面に用いられる布帛が毛布状の布帛を用いてなり、防水効果に加えて保温効果を発揮することを特徴とする。
【0023】
また本発明は、該機能部品の表面に用いられる布帛が袋状に縫い合わされてなり、その一端に備えられるスチールテープを内蔵する部位は縫い目により分割され且つスチールテープを出し入れするスリットを備え、他方の領域はプラスチック部材を収納する部位でありその一辺にプラスチック部材を出し入れするためにファスナーを備えてなり、スチールテープの交換が容易であることを特徴とする。
【0024】
また本発明は、該機能部品の表面に用いられる布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材が、その一端に備えられるスチールテープを内蔵する部位にスチールテープを出し入れするスリットを備えたスチールテープ用ポケットを備え、スチールテープを取り外して布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材を交換することが出来ることを特徴とする。
【0025】
また本発明は、該机がさらに天板端部付近の下面にL字状の部品を備えてなり、該機能部品を使用しない場合にはこれを前記L字状の部品に収納することができ、また、参加者の人数が予め分かっている場合には人数分を事前に用意して前記L字状の部品に準備しておくことが出来ることを特徴とする。
【実施例0026】
図1乃至
図11は、本発明に係る機能拡張が可能な机の構成の例を示す図面代用写真である。本実施例に於いては、まず
図1に示すような構成で机側を用意した、木製の食卓机の天板1の端面にマグネット2を天板に穿孔して埋設、設置した。
【0027】
設置する機能部品の例を
図2に示す。本実施例では、機能部品の表面に用いられる布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材3として布帛を、機能部品を着脱する部品として面ファスナー5を備えた。なお、本実施例に於いては対象となる机側にマグネットを用いているが、これを面ファスナーに置き換えてもよく、また機能部品側に面ファスナーが設置されていてもマグネットの磁力によりスチールテープ4が吸着固定されるので問題ない。機能部品側にはスリット6が設置されており、ここからスチールテープ4が着脱できる。ここで、本発明に於いてはスチールテープ(商品名シナイテープ)を内蔵して用いていることによって、マグネットを用いる場合にスチールテープが磁力で吸着固定されるのみならず、面ファスナー等の他の固定方法を用いる場合に於いても、その柔軟性と形態保持機能によって機能部品の上端が常に広がった状態となり機能発現が維持されるとともに、机の端面が曲線状をなす場合(例えば円卓など)であってもその形状に追従して機能を発現できるという特長がある。
【0028】
図3は、機能部品の構成の一例を示している。布帛による表面部材3の一端面にファスナー8が設置されており、この開口部から内部に他の部材を収納することが出来る。本実施例では内部にプラスチックフィルム7を収納し、食べこぼしなどが水分を含むものであってもこれを阻止する構成とすることが出来た。
【0029】
図4は、同様に機能部品の構成の一例を示している。布帛による表面部材3の内部に収納したプラスチックフィルムが偏りや落下により機能低下するのを防ぐため、内部にスナップ9を設置してこれでプラスチックフィルムを挟み込んで固定することにより、機能を維持することが出来る。
【0030】
図5は、木製の食卓机の天板1の端面近傍の下端に面ファスナー5を天板に接着して設置した。この場合、
図2のように面ファスナーを備えた機能部品が着脱可能となる。
【0031】
図6は、
図1と異なり、木製の食卓机の天板1の端面近傍の下端にマグネット2を天板に穿孔して埋設と設置した。
図1或いは
図6に於いて、マグネットが露出した状態で図面代用写真で撮影しているが、実際の使用状態においてはマグネットを埋設後に天板と同系色のパテ等により穴埋め処理し、表面を仕上げ処理することにより、外部からはマグネットの存在に気づかない状態で本発明に係る機能部品が着脱できるようにすることも可能である。
【0032】
図7は、木製の食卓机の天板1の端面にマグネットを配設し、機能部品の表面に用いられる布帛製、紙製、不織布製或いはプラスチック製の部材3として布帛を用いた実施の例を示す。このように、簡便な構成で食べこぼしなどをキャッチする機能を発現することが出来る。
【0033】
図8は、スチール製の事務机に本発明に係る機能部品を配設した実施の例を示す。この場合、マグネットはスチール部分にそのまま設置して用いて良い。この場合、机の側面からの風を防いで防寒の効果が得られるとともに、特に女性の場合等には目隠しの効果を得ることもできる。
【0034】
図9は、机の裏面にL字型部材10を設置した態様を示している。係る部品の存在により、非使用時には本発明に係る機能部品を収納しておくことが出来る。また、参加者の人数が予め分かっている場合には人数分を事前に用意して前記L字状の部品に準備しておくことが出来る。
【0035】
図10は、本発明に係る機能部品の他の例を示している。本実施例に於いては機能部品3として紙部材を用い、その一端にスチールテープ4を収納する部位を設け、スリット6から着脱できるようにした。機能部品3として紙、不織布或いはプラスチックフィルムなどを用い、都度これらを交換することで、衛生的に食べこぼしなどをキャッチするようにすることも有効であった。
以上述べてきたよう本発明に係る本発明に係る機能拡張が可能な机及びその使用方法は、簡便な構成で、食べこぼしなどをキャッチする機能を発現し、保温効果をも発揮することができる機能拡張が可能な机及びその使用方法を実現し、その産業上の利用可能性は大である。