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特開2024-12004鉄骨構造上階用耐震M形フレーム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024012004
(43)【公開日】2024-01-25
(54)【発明の名称】鉄骨構造上階用耐震M形フレーム
(51)【国際特許分類】
E04B 1/24 20060101AFI20240118BHJP
E04H 9/02 20060101ALI20240118BHJP
E04B 1/58 20060101ALI20240118BHJP
【FI】
E04B1/24 F
E04H9/02 311
E04B1/58 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022122981
(22)【出願日】2022-07-13
(71)【出願人】
【識別番号】504196492
【氏名又は名称】株式会社高橋監理
(72)【発明者】
【氏名】高橋 龍夫
【テーマコード(参考)】
2E125
2E139
【Fターム(参考)】
2E125AA33
2E125AB16
2E125AC14
2E125AG03
2E125AG04
2E125BB14
2E125CA90
2E139AA01
2E139AC33
2E139BD13
2E139BD22
(57)【要約】 (修正有)
【課題】コンパクトに形成した耐震フレームを提供する。
【解決手段】同一形状の正方形の角形鋼管で成形した、平行する第1の鉄骨柱11と第2の鉄骨柱12と、第1の鉄骨柱11に溶接接合した前記ブレース固定用上端部プレート28と前記ブレース固定用上下中央部プレート29と前記ブレース固定用下端部プレート30と、向い合せに位置する第2の鉄骨柱に溶接接合した前記ブレース固定用上側プレート31と前記ブレース固定用下側プレート32に、正方形の角形鋼管で成形した4本のブレース33、34、35、36の概ね端部をM字形に溶接接合した鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4を提供する。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉄骨構造の建物の耐震補強をするための耐震フレームにおいて、
同一形状の正方形の角形鋼管で成形した、平行する第1の鉄骨柱と第2の鉄骨柱と、
第1の鉄骨柱の上下端部に溶接接合した前記第1の鉄骨柱の断面と概ね同一寸法の平板鋼板で成形した上端部エンドプレートと下端部エンドプレートと、
第2の鉄骨柱の上下端部に溶接接合した同一形状の長方形の平板鋼板で成形した梁固定用プレートと、
第1の鉄骨柱のプレート取付面の上端部に溶接接合した、同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上端部プレートと、
第1の鉄骨柱のプレート取付面の上下中央部に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上下中央部プレートと、
第1の鉄骨柱のプレート取付面の下端部に溶接接合した、同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下端部プレートと、
第2の鉄骨柱のプレート取付面の上端から4分の1の位置に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上側プレートと、
第2の鉄骨柱のプレート取付面の下端から4分の1の位置に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下側プレートと、
第1の鉄骨柱に溶接接合した前記ブレース固定用上端部プレートと前記ブレース固定用上下中央部プレートと前記ブレース固定用下端部プレートと、向い合せに位置する第2の鉄骨柱に溶接接合した前記ブレース固定用上側プレートと前記ブレース固定用下側プレートに、正方形の角形鋼管で成形した4本のブレースの概ね端部をM字形に溶接接合したことを特徴する鉄骨構造上階用耐震M形フレーム。
【請求項2】
前記上端部エンドプレートと下端部エンドプレートに同一形状の4個のボルト穴を正方形状に成形し、前記4個のボルト穴の鉄骨柱取付面に4個の梁固定用ナットを溶接接合したことを特徴とする請求項1に記載の鉄骨構造上階用耐震M形フレーム。
【請求項3】
前記梁固定用プレートに大梁をボルトナットで取り付けるため、前記梁固定用プレートの四隅に成形した4個のボルト穴と相対する前記大梁の大梁下側フランジの位置に4個のボルト穴を成形したことを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄骨構造上階用耐震M形フレーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、鉄骨構造において2階より上の階に設置するための耐震フレームに関するものである。
【背景技術】
【0002】
鉄骨造に用いられる骨組は鋼製の柱と梁を主体とし、必要に応じてプレースやトラスを追設して構成されている。
【0003】
ブレースやトラスは鉄骨構造を補強するものであり、高い耐震性の要求される建築物についてはブレースやトラスのような補強材が多用されている。
【0004】
従来から、鉄骨構造の上下の梁と2本の鋼製の柱に囲まれた領域に設置するブレースについては、2本の柱の対向した柱側面(一方の柱上部と他方の柱下部)に溶接接合して取り付けたガセットプレートにブレースの両端を高力ボルトで連結してX形に固定したX形耐震フレームや、フレームの中の2本のブレースをK字形に配置したK形耐震フレーム等が採用されてきた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記X形耐震フレームの場合には2本の柱の間にブレース(一般的にブレースは丸棒又は平板鋼板で製作する)をX形に配置するため、前記2本の柱の間に窓やベランダ等の開口部を設けたい場合、窓やベランダ等を設置する位置や大きさに制約が生じた。
【0006】
さらに、ガセットプレートとブレースに成形する高力ボルト用の下穴の直径は、従来からガセットプレートとブレースのガタツキを最小限に抑えるためボルト直径プラス1mm程度の高い精度が要求されてきた。そのためガセットプレートを柱側面に正確に溶接接合する作業は熟練した技術と時間が必要であり、時間と費用が嵩むといった問題が発生していた。
【0007】
また、前記K形耐震フレームの場合には、2本のブレースの固定部を、一方の柱上下端部と他方の柱中央部に限定しているため、耐震力を高めるためには左右のフレーム間隔を幅広く構成するか、又は頑丈なブレース部材を使用しなければならない、といった問題が発生していた。
【0008】
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、耐震フレームを工場で治具を用いて生産することにより高精度な耐震フレームを製造すると共に、鉄骨造における窓、出入口等の開口部を幅広で大きく形成するため、横幅が狭くコンパクトに形成した耐震フレームを提供することを課題とする。
【0009】
さらに左右2本の柱の相対する柱側面に溶接接合した2枚のプレートの間に、角形鋼管で成形したブレースをサンドイッチ状に溶接接合することにより、コンパクトで、且つ強固な耐震フレームを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、鉄骨構造の建物の耐震補強をするための耐震フレームにおいて、同一形状の正方形の角形鋼管で成形した、平行する第1の鉄骨柱と第2の鉄骨柱と、第1の鉄骨柱の上下端部に溶接接合した前記第1の鉄骨柱の断面と概ね同一寸法の平板鋼板で成形した上端部エンドプレートと下端部エンドプレートと、第2の鉄骨柱の上下端部に溶接接合した同一形状の長方形の平板鋼板で成形した梁固定用プレートと、第1の鉄骨柱のプレート取付面の上端部に溶接接合した、同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上端部プレートと、第1の鉄骨柱のプレート取付面の上下中央部に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上下中央部プレートと、第1の鉄骨柱のプレート取付面の下端部に溶接接合した、同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下端部プレートと、第2の鉄骨柱のプレート取付面の上端から4分の1の位置に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上側プレートと、第2の鉄骨柱のプレート取付面の下端から4分の1の位置に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下側プレートと、第1の鉄骨柱に溶接接合した前記ブレース固定用上端部プレートと前記ブレース固定用上下中央部プレートと前記ブレース固定用下端部プレートと、向い合せに位置する第2の鉄骨柱に溶接接合した前記ブレース固定用上側プレートと前記ブレース固定用下側プレートに、正方形の角形鋼管で成形した4本のブレースの概ね端部をM字形に溶接接合したことを特徴する。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構造に加え、上端部エンドプレートと下端部エンドプレートに同一形状の4個のボルト穴を正方形状に成形し、前記4個のボルト穴の鉄骨柱取付面に4個の梁固定用ナットを溶接接合したことを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構造に加え、梁固定用プレートに大梁をボルトナットで取り付けるため、前記梁固定用プレートの四隅に成形した4個のボルト穴と相対する前記大梁の大梁下側フランジの位置に4個のボルト穴を成形したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、鉄骨構造の建物の耐震補強をするための耐震フレームにおいて、同一形状の正方形の角形鋼管で成形した、平行する第1の鉄骨柱と第2の鉄骨柱と、第1の鉄骨柱の上下端部に溶接接合した前記第1の鉄骨柱の断面と概ね同一寸法の平板鋼板で成形した上端部エンドプレートと下端部エンドプレートと、第2の鉄骨柱の上下端部に溶接接合した同一形状の長方形の平板鋼板で成形した梁固定用プレートと、第1の鉄骨柱のプレート取付面の上端部に溶接接合した、同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上端部プレートと、第1の鉄骨柱のプレート取付面の上下中央部に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上下中央部プレートと、第1の鉄骨柱のプレート取付面の下端部に溶接接合した、同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下端部プレートと、第2の鉄骨柱のプレート取付面の上端から4分の1の位置に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上側プレートと、第2の鉄骨柱のプレート取付面の下端から4分の1の位置に溶接接合した、同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下側プレートと、第1の鉄骨柱に溶接接合した前記ブレース固定用上端部プレートと前記ブレース固定用上下中央部プレートと前記ブレース固定用下端部プレートと、向い合せに位置する第2の鉄骨柱に溶接接合した前記ブレース固定用上側プレートと前記ブレース固定用下側プレートに、正方形の角形鋼管で成形した4本のブレースの概ね端部をM字形に溶接接合したことにより、従来、一般的に用いられてきたX形耐震フレーム、K形耐震フレームに比べ、耐震フレームの横巾を狭く形成することが出来るようになり、そのため建物の窓、出入口等の開口部分の横巾を大きくすることが可能になった。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、上端部エンドプレートと下端部エンドプレートに同一形状の4個のボルト穴を正方形状に成形し、前記4個のボルト穴の鉄骨柱取付面に4個の梁固定用ナットを溶接接合したことにより、柱にダイヤフラムを取り付けることなく柱と梁を頑強に固定することが可能になった。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、梁固定用プレートに大梁をボルトナットで取り付けるため、前記梁固定用プレートの四隅に成形した4個のボルト穴と相対する前記大梁の大梁下側フランジの位置に4個のボルト穴を成形したことにより、現場で鉄骨構造上階用耐震M形フレームを簡単に梁に固定することが可能になった。
【実施例0016】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【発明を実施するための形態】
【0017】
【0018】
図1は、鉄骨造の建物を建築するための鉄骨構造1を示す。基礎コンクリート14の所定の位置に埋め込み施工した複数本のアンカーボルト13と、前記アンカーボルト13に固定した鉄骨構造1階用耐震M形フレーム5と、2階の鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4と、3階の鉄骨構造上階用耐震M形フレーム3と、4階の鉄骨構造最上階用耐震M形フレーム2と、外壁を構成するALC壁パネル10と、切妻屋根を構成する構造用合板16と、屋根を防水するためのアスファルトルーフィング17と、化粧スレート18を平面図で示す。
【0019】
さらに、
図1で示す2階の鉄骨構造上階用耐震M形フレーム15は、鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4を左右反転させて同一形状で構成したもので、前記2階の鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4と相対する反対側に設置した状態を示す。
【0020】
図2は、
図1で説明した鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4と大梁(A)6、大梁(B)7、大梁(C)8、大梁(D)9を斜視図で示す。鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4は一辺が100mm、肉厚4.5mmの正方形の2本の角形鋼管を700mm間隔で平行に配置した第1の鉄骨柱11、第2の鉄骨柱12と、さらに第1の鉄骨柱11のプレート取付面(A)41の中心線上の上端部に溶接接合した同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上端部プレート28と、さらに前記プレート取付面(A)41の中心線上の上下中央部に溶接接合した同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のプレート固定用上下中央部プレート29と、さらに前記プレート取付面(A)41の中心線上の下端部に溶接接合した同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下端部プレート30と、さらに第2の鉄骨柱12のプレート取付面(B)40の中心線上の上端から4分の1の位置に溶接接合した同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上側プレート31と、さらに前記プレート取付面(B)40の中心線上の下端から4分の1の位置に溶接接合した同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下側プレート32で構成すると共に、このように第1鉄骨柱11のプレート取付面(A)41に溶接接合したブレース固定用上端部プレート28、ブレース固定用上下中央部プレート29、ブレース固定用下端部プレート30と、向い合せに位置する第2の鉄骨柱12のプレート取付面(B)40に溶接接合したブレース固定用上側プレート31、ブレース固定用下側プレート32に、一辺が80mm、肉厚2.3mmの正方形の角形鋼管で成形した4本の第1のブレース33、第2のブレース34、第3のブレース35、第4のブレース36の端部をM字形に溶接接合し、さらに第1の鉄骨柱11の上端部に縦約100mm、横約100mm、厚さ9mmの正方形の平板鋼板で成形した上端部エンドプレート51を溶接接合し、さらに第2の鉄骨柱12の上端部に縦約100mm、横約270mm、厚さ9mmの長方形の平板鋼板で成形した梁固定用プレート(A)38を溶接接合し、このように構成した上端部エンドプレート51と梁固定用プレート(A)38の上面に、高さ寸法200mm、辺寸法100mm、フランジ厚さ8mm、ウェブ厚さ5.5mmのH型鋼で成形した大梁(A)6の端部側面と、前記大梁(A)6と同一形状のH型鋼で成形した大梁(B)7の端部をガセットプレート25とボルト26、ナット(図示せず)でL字形に直角に固定した大梁(A)6の大梁下側フランジ(A)46と大梁(B)7の大梁下側フランジ(B)47を載置しボルト27、ボルト37で大梁(A)6、大梁(B)7と第1の鉄骨柱11、第2の鉄骨柱12を固定すると共に、さらに第1の鉄骨柱11の下端部に縦約100mm、横約100mm、厚さ9mmの正方形の平板鋼板で成形した下端部エンドプレート48を溶接接合し、さらに第2の鉄骨柱12の下端部に縦約100mm、横約270mm、厚さ9mmの長方形の平板鋼板で成形した梁固定プレート(B)42を溶接接合し、このように構成した下端部エンドプレート48と梁固定用プレート(B)42の下面に、高さ寸法200mm、辺寸法100mm、フランジ厚さ8mm、ウェブ厚さ5.5mmのH型鋼で成形した大梁(C)8の端部側面と、前記大梁(C)8と同一形状のH型鋼で成形した大梁(D)9の端部をガセットプレート44とボルト45、ナット(図示せず)でL字形に直角に固定した大梁(C)8の大梁上側フランジ(A)49と大梁(D)9の大梁上側フランジ(B)50をボルト43、ボルト83(
図5で示す)で固定した状態を示す。
【0021】
図3は、
図2で説明した斜視図を、概ね反対方向から見た状態を斜視図で示す。第1の鉄骨柱11のプレート取付面(A)41の中心線上の上端部に同一形状をした2枚の台形状の平板鋼板で成形したブレース固定用上端部プレート28を溶接接合すると共に、プレート取付面(A)41の中心線上の上下中央部に2枚の長方形をした平板鋼板で成形したブレース固定用上下中央部プレート29を溶接接合し、さらにプレート取付面(A)41の中心線上の下端部に同一形状をした台形状の平板鋼板で成形したブレース固定用下端部プレート30を溶接接合した状態を斜視図で示す。
【0022】
図4は、
図2で説明した鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4の上部にボルト27、ボルト37で取り付けた大梁(A)6、大梁(B)7と、鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4の下部にボルト43、ボルト83(
図5で示す)で取り付けた大梁(C)8、大梁(D)9を除外した状態を斜視図で示す。このように構成した鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4を工場で治具を使って組み立てることにより、組立精度を高めた鉄骨構造を構築することが可能になった。
【0023】
図5は、
図2で説明した鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4を分解図で示す。一辺が100mm、肉厚4.5mm、長さ2257mmの正方形の角形鋼管で成形した第1の鉄骨柱11の鉄骨柱上端部(A)70に溶接接合するため、一辺が100mm、厚さ9mmの正方形の平板鋼板の概ね四隅に4個のボルト穴60を成形した上端部エンドプレート51と、さらに前記上端部エンドプレート51に成形した4個のボルト穴60の鉄骨柱取付面(A)69に溶接接合するための4個の梁固定用ナット72と、さらに前記第1の鉄骨柱11のプレート取付面(A)41の中心線上の上端部に溶接接合する同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上端部プレート28と、さらに第1の鉄骨柱11のプレート取付面(A)41の中心線上の上下中央部に溶接接合する同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上下中央部プレート29と、さらに第1の鉄骨柱11のプレート取付面(A)41の中心線上の下端部に溶接接合する同一形状をした台形状の平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下端部プレート30と、さらに第1の鉄骨柱11の鉄骨柱下端部(A)84に溶接接合するため、一辺が約100mm、厚さ9mmの正方形の平板鋼板の概ね四隅に4個のボルト穴81を成形した下端部エンドプレート48と、前記下端部エンドプレート48に成形した4個のボルト穴81の鉄骨柱取付面(C)80に溶接接合するための4個の梁固定ナット79と、さらに第2の鉄骨柱12の鉄骨柱上端部(B)78に溶接接合するため、縦約100mm、横約270mm、肉厚9mmの長方形の平板鋼板の概ね四隅に4個のボルト穴61を成形した梁固定用プレート(A)38と、前記第2の鉄骨柱12のプレート取付面(B)40の中心線上の上端から4分の1の位置に溶接接合するため同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用上側プレート31と、前記第2の鉄骨柱12のプレート取付面(B)40の中心線上の下端から4分の1の位置に溶接接合するため同一形状の長方形をした平板鋼板で成形した2枚のブレース固定用下側プレート32と、さらに第2の鉄骨柱12の鉄骨柱下端部(B)88に溶接接合するため、縦約100mm、横約270mm、肉厚9mmの長方形をした平板鋼板の概ね四隅に4個のボルト穴62を成形した梁固定用プレート(B)42を示す。
【0024】
さらに
図5では、上端部エンドプレート51を溶接接合した第1の鉄骨柱11をH型鋼で成形した大梁(A)6の大梁下側フランジ(A)46に固定するため、上端部エンドプレート51に成形した4個のボルト穴60と相対する大梁下側フランジ(A)46の位置に4個のボルト穴66を成形すると共に、第1の鉄骨柱11に大梁(A)6の大梁下側フランジ(A)46を取り付けるためのボルト66と梁固定用ナット72を示す。同様に、第2の鉄骨柱12の梁固定用プレート(A)38に成形した4個のボルト穴61と相対する大梁(B)7の大梁下側フランジ(B)47の位置に4個のボルト穴75を成形すると共に、第2の鉄骨柱12に大梁(B)7を取り付けるためのボルト37とナット76を示す。さらに
図2で説明したように、下端部エンドプレート48を溶接接合した第1の鉄骨柱11と、梁固定用プレート(B)42を溶接接合した第2の鉄骨柱12をH型鋼で成形した大梁(C)8の大梁上側フランジ(A)49と大梁(D)9の大梁上側フランジ(B)50に固定するため、下端部エンドプレート48に成形した4個のボルト穴81と相対する大梁上側フランジ(A)49の位置に4個のボルト穴82を成形すると共に、第1の鉄骨柱11の鉄骨柱下端部(A)84に溶接接合した下端部エンドプレート48に大梁(C)8を固定するためのボルト83、梁固定用ナット79を示す。同様に、梁固定用プレート(B)42に成形した4個のボルト穴62と相対する大梁上側フランジ(B)50の位置に4個のボルト穴87を成形すると共に、第2の鉄骨柱12の鉄骨柱下端部(B)88に溶接接合した梁固定用プレート(B)42に大梁(D)9を固定するためのボルト43、ナット91を示す。
【0025】
図6は、
図2で説明した鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4を正面図で示すと共に、
図6a~
図6eで第1の鉄骨柱11のプレート取付面(A)41に溶接接合したブレース固定用上端部プレート28、ブレース固定用上下中央部プレート29、ブレース固定用下端部プレート30と、第2の鉄骨柱12のプレート取付面(B)40に溶接接合したブレース固定用上側プレート31、ブレース固定用下側プレート32を拡大図で示す。
【0026】
図6aは、第1の鉄骨柱11を点線で示すと共に、第1の鉄骨柱11の上端部のプレート取付面(A)41に溶接接合したブレース固定用上端部プレート28を実線で示す。プレース固定用上端部プレート28は、一辺が80mm、肉厚2.3mmの正方形の角形鋼管で成形した第1のブレース33の端部をサンドイッチ状に固定して第1の鉄骨柱11に固定するため同一形状をした2枚の厚さ6mmの台形状のプレートで、プレート取付面(A)41の上端に辺(A)100と鉄骨柱取付部103の交わる先端が接するように配置され鉄骨取付部103がプレート取付面(A)41に溶接接合される。ブレース固定用上端部プレート28の辺(A)100の寸法は約86mm、辺(B)101の寸法は約90mm、辺(A)100と辺(B)101の交わる角度Aは約239.8度である。辺(C)102の寸法は約70mm、辺(B)101と辺(C)102の交わる角度は90度、鉄骨柱取付部103の寸法は約140mm、鉄骨柱取付部103と辺(C)102の交わる角度は90度、鉄骨柱取付部103と辺(A)100の交わる角度Bは約300.2度である。
【0027】
図6bは、第1の鉄骨柱11を点線で示すと共に、第1の鉄骨柱11の上下中央部のプレート取付面(A)41に溶接接合したブレース固定用上下中央部プレート29を実線で示す。ブレース固定用上下中央部プレート29は、一辺が80mm、肉厚2.3mmの正方形の角形鋼管で成形した第2のブレース34と第3のブレース35の端部をサンドイッチ状に固定して第1の鉄骨柱11に固定するため同一形状をした2枚の厚さ6mmの長方形のプレートで、辺(E)104の寸法は約70mm、辺(F)105の寸法は約230mm、辺(G)106の寸法は約70mm、鉄骨柱取付部107の寸法は約230mmでプレート取付面(A)41の上下中央部に鉄骨柱取付部107の上下中央部を当接させ溶接接合した状態を示す。
【0028】
図6cは、第1の鉄骨柱11を点線で示すと共に、第1の鉄骨柱11の下端部のプレート取付面(A)41に溶接接合したブレース固定用下端部プレート30を実線で示す。ブレース固定用下端部プレート30は、一辺が80mm、肉厚2.3mmの正方形の角形鋼管で成形した第4のブレース36の端部をサンドイッチ状に固定して第1の鉄骨柱11に固定するため同一形状をした2枚の厚さ6mmの台形状のプレートで、プレート取付面(A)41の下端に辺(K)110と鉄骨柱取付部111の交わる先端が接するように配置され鉄骨取付部111がプレート取付面(A)41に溶接接合される。ブレース固定用下端部プレート30の辺(I)108の寸法は約70mm、辺(J)109の寸法は約90mm、辺(I)108と辺(J)109の交わる角度は90度、辺(K)110の寸法は約86mm、辺(K)110と辺(J)109の交わる角度は約234.5度、鉄骨柱取付部111と辺(K)110の交わる角度Dは約305.5度、鉄骨柱取付部111の寸法は約140mmである。
【0029】
図6dは、第2の鉄骨柱12を点線で示すと共に、第2の鉄骨柱12の上端から4分の1のプレート取付面(B)40に溶接接合したブレース固定用上側プレート31を実線で示す。ブレース固定用上側プレート31は、一辺が80mm、肉厚2.3mmの正方形の角形鋼管で成形した第1のブレース33と第2のブレース34の端部をサンドイッチ状に固定して第2の鉄骨柱12に固定するため同一形状をした2枚の厚さ6mmの長方形のプレートで、辺(M)112の寸法は約70mm、辺(P)115の寸法は約230mm、辺(O)114の寸法は約70mm、鉄骨柱取付部113の寸法は約230mmで、プレート取付面(B)40の上端から4分の1の位置に鉄骨柱取付部113の上下中央部を当接させ溶接接合した状態を示す。
【0030】
図6eは、第2の鉄骨柱12を点線で示すと共に、第2の鉄骨柱12の下端から4分の1のプレート取付面(B)40に溶接接合したブレース固定用下側プレート32を実線で示す。ブレース固定用下側プレート32は、一辺が80mm、肉厚2.3mmの正方形の角形鋼管で成形した第3のブレース35と第4のブレース36の端部をサンドイッチ状に固定して第2の鉄骨柱12に固定するため同一形状をした2枚の厚さ6mmの長方形のプレートで、辺(Q)116の寸法は約70mm、辺(T)119の寸法は約230mm、辺(S)118の寸法は約70mm、鉄骨柱取付部117の寸法は約230mmで、プレート取付面(B)40の下端から4分の1の位置に鉄骨柱取付部117の上下中央部を当接させ溶接接合した状態を示す。
【0031】
図7は、
図4で説明した鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4を正面図で示すと共に、
図7a~
図7eで、第1の鉄骨柱11のプレート取付面(A)41に溶接接合したブレース固定用上端部プレート28、ブレース固定用上下中央部プレート29、ブレース固定用下端部プレート30に溶接接合した第1のブレース33、第2のブレース34、第3のブレース35、第4のブレース36と、さらに第2の鉄骨柱12のプレート取付面(B)40に溶接接合したブレース固定用上側プレート31、ブレース固定用下側プレート32に溶接接合した第1のブレース33、第2のブレース34、第3のブレース35、第4のブレース36を拡大図で示す。
【0032】
図7aは、同一形状で成形した2枚のブレース固定用上端部プレート28の間に第1のブレース33の端部をサンドイッチ状に取り付けた状態を点線で示す。重ね幅(A)130は、第1のブレース33の辺(BB)181(
図8で示す)をブレース固定用上端部28の辺(A)100(
図6aで示す)と重なるように当接させ溶接接合するため重ねた部分で、重ね幅(A)130の寸法は約12mmである。同様に、重ね幅(B)131は、第1のブレース33を2枚のブレース固定用上端部プレート28にサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(B)131の寸法は約55mmである。
【0033】
図7bは、同一形状で成形した2枚のブレース固定用上下中央部プレート29の間に第2のブレース34と第3のブレース35の端部をサンドイッチ状に挟み込み固定した状態を点線で示す。重ね幅(C)132は、第2のブレース34の辺(FF)185(
図8で示す)を
図6bで説明した辺(E)104と辺(F)105が交わる先端部と接するように配置し、同一形状で成形した2枚のブレース固定用上下中央部プレート29でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(C)132の寸法は約74mmである。同様に、重ね幅(D)133は、第2のブレース34の辺(GG)186(
図8で示す)を2枚のブレース固定用上下中央部プレート29でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(D)133の寸法は約13mmである。さらに重ね幅(E)134は、第3のブレース35の辺(JJ)189(
図8で示す)を2枚のブレース固定用上下中央部プレート29でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(E)134の寸法は約13mmである。同様に、重ね幅(F)135は、第3のブレース35の辺(KK)190(
図8で示す)を
図6bで説明した辺(F)105と辺(G)106が交わる先端部と接するように配置し、同一形状で成形した2枚のブレース固定用上下中央部プレート29でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(F)135の寸法は約75mmである。
【0034】
図7cは、同一形状で成形した2枚のブレース固定用下端部プレート30の間に第4のブレース36の端部をサンドイッチ状に取り付けた状態を点線で示す。第4のブレース36の端部を2枚のブレース固定用下端部プレート30でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、重ね幅(G)136は、第4のブレース36の辺(NN)193(
図8で示す)を2枚のブレース固定用下端部プレート30でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(G)136の寸法は約55mmである。同様に、重ね幅(H)137は、第4のブレース36の辺(OO)194(
図8で示す)をブレース固定用下端部プレート30の辺(K)110(
図6cで示す)と重なるように当接させて溶接接合するため重ねた部分で、重ね幅(H)137の寸法は約12mmである。
【0035】
図7dは、同一形状で成形した2枚のブレース固定用上側プレート31の間に第1のブレース33と第2のブレース34の端部をサンドイッチ状に取り付けた状態を点線で示す。重ね幅(I)138は、第1のブレース33の辺(BB)181(
図8で示す)を
図6dで説明した辺(M)112と辺(P)115が交わる先端部と接するように配置し、同一形状で成形した2枚のブレース固定用上側プレート31でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(I)138の寸法は約69mmである。同様に、重ね幅(J)139は第1のブレース33の辺(CC)182(
図8で示す)を2枚のブレース固定用上側プレート31でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(J)139の寸法は約12mmである。さらに重ね幅(K)140は第2のブレース34の辺(FF)185(
図8で示す)を2枚のブレース固定用上側プレート31でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(K)140の寸法は約13mmである。同様に、重ね幅(L)141は第2のブレース34の辺(GG)186(
図8で示す)を
図6dで説明した辺(P)115と辺(O)114が交わる先端部と接するように配置し、同一形状で成形した2枚のブレース固定用上側プレート31でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(L)141の寸法は約75mmである。
【0036】
図7eは、同一形状で成形した2枚のブレース固定用下側プレート32の間に第3のブレース35と第4のブレース36の端部をサンドイッチ状に取り付けた状態を点線で示す。重ね幅(M)142は、第3のブレース35の辺(JJ)189(
図8で示す)を
図6eで説明した辺(Q)116と辺(T)119が交わる先端部と接するように配置し、同一形状で成形した2枚のブレース固定用下側プレート32でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(M)142の寸法は約75mmである。同様に、重ね幅(N)143は、第3のブレース35の辺(KK)190(
図8で示す)を2枚のブレース固定用下側プレート32でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(N)143の寸法は約13mmである。さらに重ね幅(O)144は第4のブレース36の辺(NN)193(
図8で示す)を2枚のブレース固定用下側プレート32でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(O)144の寸法は約12mmである。同様に、重ね幅(P)145は第4のブレース36の辺(OO)194(
図8で示す)を
図6eで説明した辺(S)118と辺(T)119が交わる先端部と接するように配置し、同一形状で成形した2枚のブレース固定用下側プレート32でサンドイッチ状に挟み込み溶接接合するため重ねた部分で、点線で示す重ね幅(P)145の寸法は約69mmである。
【0037】
さらに
図7の溶接部(A)146、溶接部(B)148、溶接部(C)156、溶接部(D)150、溶接部(E)152、溶接部(F)158、溶接部(G)160、溶接部(H)154は、第1のブレース33、第2のブレース34、第3のブレース35、第4のブレース36を、各々2枚のブレース固定用上端部プレート28、ブレース固定用上下中央部プレート29、ブレース固定用下端部プレート30、ブレース固定用上側プレート31、ブレース固定用下側プレート32に固定するため溶接接合する位置を示す。
【0038】
図8は、
図7で説明した鉄骨構造上階用耐震M形フレーム4の第1の鉄骨柱11、第2の鉄骨柱12、ブレース固定用上端部プレート28、ブレース固定用上下中央部プレート29、ブレース固定用下端部プレート30、ブレース固定用上側プレート31、ブレース固定用下側プレート32と、第1のブレース33、第2のブレース34、第3のブレース35、第4のブレース36を分解した状態を正面図で示す。第1のブレース33は、一辺が80mm、肉厚2.3mm、長さ約769mmの正方形の角形鋼管で成形し、両端部をブレース固定用上端部プレート28とブレース固定用上側プレート31に対して角度Eで示すように水平方向に対して約35.5度の角度で溶接接合される。同様に、第2のブレース34は、一辺が80mm、肉厚2.3mm、長さ約797mmの正方形の角形鋼管で成形し、両端部をブレース固定用上側プレート31とブレース固定用上下中央部プレート29に対して角度Fで示すように水平方向に対して約37.9度の角度で溶接接合される。同様に、第3のブレース35は、一辺が80mm、肉厚2.3mm、長さ約797mmの正方形の角形鋼管で成形し、両端部をブレース固定用上下中央部プレート29とブレース固定用下側プレート32に対して角度Gで示すように水平方向に対して約37.9度の角度で溶接接合される。同様に、第4のブレース36は、一辺が80mm、肉厚2.3mm、長さ約769mmの正方形の角形鋼管で成形し、両端部をブレース固定用下側プレート32とブレース固定用下端部プレート30に対して角度Hで示すように水平方向に対して約35.5度の角度で溶接接合される。
【0039】
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係る鉄骨構造上階用耐震M形フレームについて詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【
図1】本発明の実施の形態に係る、鉄骨造の建物を建築するための鉄骨構造を正面図で示す。
【
図2】同実施の形態に係る、
図1で示した鉄骨構造の2階に施工した鉄骨構造上階用耐震M形フレームを斜視図で示す。
【
図3】同実施の形態に係る、
図2で示した鉄骨構造上階用耐震M形フレームを逆方向から見た状態を斜視図で示す。
【
図4】同実施の形態に係る、
図2で示した鉄骨構造上階用耐震M形フレームから上下の大梁を除いた状態を斜視図で示す。
【
図5】同実施の形態に係る、
図2で示した鉄骨構造上階用耐震M形フレームを分解図で示す。
【
図6】同実施の形態に係る、
図2で示した鉄骨構造上階用耐震M形フレームを正面図で示す。
【
図7】同実施の形態に係る、
図6で示した鉄骨構造上階用耐震M形フレームのプレートにブレースを溶接接合した状態を正面図で示す。
【
図8】同実施の形態に係る、
図7で示した鉄骨構造上階用耐震M形フレームのプレートとブレースを分解した状態を分解図で示す。
【符号の説明】
【0041】
A 角度
B 角度
C 角度
D 角度
E 角度
F 角度
G 角度
H 角度
1 鉄骨構造
2 鉄骨構造最上階用耐震M形フレーム
3 鉄骨構造上階用耐震M形フレーム
4 鉄骨構造上階用耐震M形フレーム
5 鉄骨構造1階用耐震M形フレーム
6 大梁(A)
7 大梁(B)
8 大梁(C)
9 大梁(D)
10 ALC壁パネル
11 第1の鉄骨柱
12 第2の鉄骨柱
13 アンカーボルト
14 基礎コンクリート
15 鉄骨構造上階用耐震M形フレーム
16 構造用合板
17 アスファルトルーフィング
18 化粧スレート
19 第1の鉄骨柱
20 第2の鉄骨柱
21 第1の鉄骨柱
22 第2の鉄骨柱
23 第1の鉄骨柱
24 第2の鉄骨柱
25 ガセットプレート
26 ボルト
27 ボルト
28 ブレース固定用上端部プレート
29 ブレース固定用上下中央部プレート
30 ブレース固定用下端部プレート
31 ブレース固定用上側プレート
32 ブレース固定用下側プレート
33 第1のブレース
34 第2のブレース
35 第3のブレース
36 第4のブレース
37 ボルト
38 梁固定用プレート(A)
40 プレート取付面(B)
41 プレート取付面(A)
42 梁固定用プレート(B)
43 ボルト
44 ガセットプレート
45 ボルト
46 大梁下側フランジ(A)
47 大梁下側フランジ(B)
48 下端部エンドプレート
49 大梁上側フランジ(A)
50 大梁上側フランジ(B)
51 上端部エンドプレート
60 ボルト穴
61 ボルト穴
62 ボルト穴
66 ボルト穴
68 大梁取付面(A)
69 鉄骨柱取付面(A)
70 鉄骨柱上端部(A)
72 梁固定用ナット
73 大梁取付面(B)
75 ボルト穴
76 ナット
77 鉄骨柱取付面(B)
78 鉄骨柱上端部(B)
79 梁固定用ナット
80 鉄骨柱取付面(C)
81 ボルト穴
82 ボルト穴
83 ボルト
84 鉄骨柱下端部(A)
85 大梁取付面(A)
87 ボルト穴
88 鉄骨柱下端部(B)
89 鉄骨柱取付面(D)
90 大梁取付面(B)
91 ナット
100 辺(A)
101 辺(B)
102 辺(C)
103 鉄骨柱取付部
104 辺(E)
105 辺(F)
106 辺(G)
107 鉄骨柱取付部
108 辺(I)
109 辺(J)
110 辺(K)
111 鉄骨柱取付部
112 辺(M)
113 鉄骨柱取付部
114 辺(O)
115 辺(P)
116 辺(Q)
117 鉄骨柱取付部
118 辺(S)
119 辺(T)
130 重ね幅(A)
131 重ね幅(B)
132 重ね幅(C)
133 重ね幅(D)
134 重ね幅(E)
135 重ね幅(F)
136 重ね幅(G)
137 重ね幅(H)
138 重ね幅(I)
139 重ね幅(J)
140 重ね幅(K)
141 重ね幅(L)
142 重ね幅(M)
143 重ね幅(N)
144 重ね幅(O)
145 重ね幅(P)
146 溶接部(A)
147 交点(A)
148 溶接部(B)
149 交点(B)
150 溶接部(D)
151 交点(D)
152 溶接部(E)
153 交点(E)
154 溶接部(H)
155 交点(H)
156 溶接部(C)
157 交点(C)
158 溶接部(F)
159 交点(F)
160 溶接部(G)
161 交点(G)
180 辺(AA)
181 辺(BB)
182 辺(CC)
183 辺(DD)
184 辺(EE)
185 辺(FF)
186 辺(GG)
187 辺(HH)
188 辺(II)
189 辺(JJ)
190 辺(KK)
191 辺(LL)
192 辺(MM)
193 辺(NN)
194 辺(OO)
195 辺(PP)