(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024012026
(43)【公開日】2024-01-25
(54)【発明の名称】キャットタワーを組み立てるための単板及びそのキャットタワー
(51)【国際特許分類】
A01K 15/02 20060101AFI20240118BHJP
【FI】
A01K15/02 D
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022163607
(22)【出願日】2022-10-11
(31)【優先権主張番号】202221875925.7
(32)【優先日】2022-07-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】521131959
【氏名又は名称】致欧家居科技股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Ziel Home Furnishing Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.198-19 Songshan South Road,Dongfang Building 6F,Suite 601,Erqi District,Zhengzhou City,Henan Province,China
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】宋川
(57)【要約】 (修正有)
【課題】キャットタワーを組み立てるための単板及びそのキャットタワーを提供する。
【解決手段】この単板は、パネル1と、円板3とを含み、前記パネルに開放口2が開設され、前記パネル1同士をつなぎ合わせてキャットタワーにすることができる。前記円板3は、前記パネル1の開放口2に取り外し可能に接続され、前記円板3が折り畳み可能であり、前記円板3によって、開放口2を選択的に完全に封止するか又は部分的に封止する。パネルの中心に開放口が開設されており、開放口は、猫が通過したり遊んだりするために用いられ、円板が前記パネルの開放口に取り外し可能に接続され、円板が折り畳み可能であるため、円板によって、開放口を選択的に完全に封止するか又は部分的に封止することができる。開放口が不要であるか又は半開放口だけを残す場合には、円板によって、開放口を完全に封止するか又は部分的に封止すればよい。
【選択図】
図21
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャットタワーを組み立てるための単板であって、
開放口(2)が開設されているパネル(1)であって、前記パネル(1)同士をつなぎ合わせてキャットタワーにすることができる、パネル(1)と、
前記パネル(1)の開放口(2)に取り外し可能に接続される円板(3)であって、前記円板(3)が折り畳み可能であり、前記円板(3)によって、開放口(2)を選択的に完全に封止するか又は部分的に封止する、円板(3)と、を含むことを特徴とする、キャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項2】
前記開放口(2)の周側に複数の係止ブロック(4)が設けられ、前記円板(3)の周側に係止ブロック(3)に一対一に対応する複数の係止溝(5)が設けられ、前記円板(3)は、係止ブロック(4)を介して前記係止溝(5)に係合され、前記円板(3)の周側に、数が前記係止溝(5)の数に等しい切欠部(6)が設けられ、前記切欠部(6)は、前記係止溝(5)に連通することを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項3】
前記パネル(1)にほぞ溝(7)が設けられ、2つのパネル(1)は、第1接続部材(30)又は第2接続部材(39)を介して前記ほぞ溝(7)内に挿接されることで、2つのパネル(1)のつなぎ合わせを実現させることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項4】
前記円板(3)は、第1半円板(10)と第2半円板(11)とを含み、前記第1半円板(10)と前記第2半円板(11)は、回動可能に接続され、前記第1半円板(10)と前記第2半円板(11)が同一の平面にある場合、前記円板(3)は、開放口(2)を完全に封止し、前記第2半円板(11)が第1半円板(10)に対して90度回転して配置される時、前記第1半円板(10)は、開放口(2)の下半部を封止し、前記第1半円板(10)に突出部(12)が設けられ、前記第2半円板(11)に、前記突出部(12)に係合する凹部(13)が設けられ、前記突出部(12)の両側に回転軸(14)が設けられ、前記凹部(13)の両側に回転孔(15)が設けられ、前記回転軸(14)は、回転孔(15)内に回動可能に接続され、前記円板(3)に支持ブロック(16)が設けられ、前記支持ブロック(16)に90度をなす2つの差し込みブロック(17)が設けられ、前記第1半円板(10)と前記第2半円板(11)にいずれも差し込み孔(18)が設けられ、ここで、1つの前記差し込みブロック(17)は、第1半円板(10)の差し込み孔(18)内に挿接され、別の差し込みブロック(17)は、第2半円板(11)の差し込み孔(18)内に挿接されることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項5】
前記円板(3)は、展開部(19)と、折り曲げ部(20)と、封止部(21)とを含み、前記展開部(19)、折り曲げ部(20)及び封止部(21)が順に接続されて円板(3)を構成し、前記展開部(19)に凹溝(22)が設けられ、前記パネル(1)にバンプ(23)が設けられ、前記凹溝(22)は、バンプ(23)に対応し、且つ前記バンプ(23)は、前記凹溝(22)内に係合可能であり、前記封止部(21)に第1シュート(24)が設けられ、前記パネル(1)に第1プラグ孔(25)が設けられ、前記第1シュート(24)は、第1プラグ孔(25)に対応し、且つ前記封止部(21)は、第1プラグ(26)を介して第1シュート(24)を貫通して第1プラグ孔(25)に固定され、前記折り曲げ部(20)に複数のV型溝(27)が設けられ、前記円板(3)の周側に複数のストッパ突起(28)が設けられ、前記開放口(2)の周側に、前記ストッパ突起(28)に一対一に対応する複数のストッパ凹溝(29)が設けられることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項6】
前記開放口(2)に間隔をあけて4つの第2プラグ孔(43)が設けられ、前記円板(3)の両側にいずれも第2シュート(44)が設けられ、2つの前記第2シュート(44)は、2つの前記第2プラグ孔(43)に対応し、且つ前記円板(3)は、第2プラグ(45)を介して第2シュート(44)を貫通して第2プラグ孔(43)内に固定されることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項7】
前記開放口(2)の底部に第3プラグ孔(46)が設けられ、前記円板(3)の底部に第3シュート(47)が設けられ、前記第3シュート(47)は、第3プラグ孔(46)に対応し、且つ前記円板(3)の底部は、第3プラグ(48)を介して第3シュート(47)を貫通して第3プラグ孔(46)内に固定されることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項8】
キャットタワーであって、
複数の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板であって、複数の前記単板によってキャットタワー枠体を囲んでなり、隣接する2つの単板は互いに垂直である、複数の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板と、
隣接する2つの単板のほぞ溝(7)内に挿接される第1接続部材(30)と、を含むことを特徴とする、キャットタワー。
【請求項9】
前記第1接続部材(30)は、固定接続される第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)を含み、前記第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)は、対向して設けられ、前記第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)はそれぞれ、隣接する2つの単板のほぞ溝(7)内に挿接されることを特徴とする
請求項8に記載のキャットタワー。
【請求項10】
前記キャットタワーは、キャットクライミング柱(33)を更に含み、前記キャットクライミング柱(33)は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続され、前記リベットは、固定部(34)を含み、前記固定部(34)の両端にそれぞれ第1係合部(35)と第2係合部(36)が設けられ、前記単板に第1接続孔が設けられ、前記キャットクライミング柱(33)に第2接続孔が設けられ、前記第1係合部(35)は、前記第1接続孔に係合され、前記第2係合部(36)は、第2接続孔に係合されることを特徴とする
請求項8に記載のキャットタワー。
【請求項11】
キャットタワーであって、
複数の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板であって、隣接する2つの単板同士は、同一の平面にある、複数の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板と、
隣接する2つの単板のほぞ溝(7)内に挿接される第2接続部材(39)と、を含むことを特徴とする、キャットタワー。
【請求項12】
前記第2接続部材(39)は、接続ブロック(40)と、第3ほぞ(41)と、第4ほぞ(42)とを含み、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)はいずれも前記接続ブロック(40)に固定接続され、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞは、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)はそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板のほぞ溝(7)内に挿接されることを特徴とする
請求項11に記載のキャットタワー。
【請求項13】
キャットタワーであって、
N+M個の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板であって、N+Mは、3以上であり、Mは、2以上であり、ここで、M個の前記単板によってキャットタワー枠体を囲んでなり、枠体内の隣接する2つの単板同士は互いに垂直であり、N個の単板とそれに隣接する単板は、同一の平面にある、N+M個の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板と、
隣接する2つの垂直に設けられる単板のほぞ溝(7)内に挿接される第1接続部材(30)と、
隣接する2つの、同一の平面にある単板のほぞ溝(7)内に挿接される第2接続部材(39)と、を含むことを特徴とする、キャットタワー。
【請求項14】
前記第1接続部材(30)は、固定接続される第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)を含み、前記第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)は、対向して設けられ、前記第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)はそれぞれ、隣接する2つの垂直に設けられる単板のほぞ溝(7)内に挿接され、前記第2接続部材(39)は、接続ブロック(40)と、第3ほぞ(41)と、第4ほぞとを含み、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)はいずれも前記接続ブロック(40)に固定接続され、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)は、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)はそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板のほぞ溝(7)内に挿接されることを特徴とする
請求項13に記載のキャットタワー。
【請求項15】
前記キャットタワーは、キャットクライミング柱(33)を更に含み、前記キャットクライミング柱(33)は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続され、前記リベットは、固定部(34)を含み、前記固定部(34)の両端にそれぞれ第1係合部(35)と第2係合部(36)が設けられ、前記単板に第1接続孔が設けられ、前記キャットクライミング柱(33)に第2接続孔が設けられ、前記第1係合部(35)は、前記第1接続孔に係合され、前記第2係合部(36)は、第2接続孔に係合されることを特徴とする
請求項13に記載のキャットタワー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用品技術分野に属し、具体的にはキャットタワーを組み立てるための単板及びそのキャットタワーに関する。
【背景技術】
【0002】
キャットタワーは、猫のために特別にデザインされた棚であり、猫が休憩したり遊んだり、ひいてはトレーニングしたりするための空間と立体的な構造を提供し、おしゃれなペット用品である。生活水準が日増しに向上するにつれて、ペットを飼う人が増えているが、キャットタワーのようなおしゃれなペット用品も人々の生活に取り入れられつつある。
【0003】
現在市場に出回っているキャットタワーの種類は多様化しており、猫の種類によって異なる構造、大きさのキャットタワーが選択されている。しかしながら、これらのキャットタワーは、一般的には以下の欠点を有する。1、キャットタワーは複数の板を組み合わせて構成され、猫が通過できるように板に開放口を開けるが、開放口が不要であるか又は半開放口だけを残す場合には、開放口がないか又は半開放口だけを有する板を付け替えなければならず、組み替えが必要であり、手間と時間がかかる。2、キャットタワーの板同士は、ボルト又はリベットによって接続されて固定されるが、キャットタワーを転移する時、ボルト又はリベットを取り外してから、移転し、更に、ボルト又はリベットによって組み合わせて固定する必要があり、ボルト又はリベットの取り外し又は取り付けプロセスにおいて、板を破壊しやすく、キャットタワーの品質に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これに鑑み、従来技術における問題を解決するために、本発明は、キャットタワーを組み立てるための単板を提案する。本発明が解決しようとする技術的課題は、単板における開口の開設及びキャットタワーのつなぎ合わせを如何に容易にするかである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の技術的解決手段によって上記問題を解決する。
【0006】
キャットタワーを組み立てるための単板であって、前記単板は、
開放口が開設されているパネルであって、前記パネル同士をつなぎ合わせてキャットタワーにすることができる、パネルと、
前記パネルの開放口に取り外し可能に接続される円板であって、前記円板が折り畳み可能であり、前記円板によって、開放口を選択的に完全に封止するか又は部分的に封止する、円板と、を含む。
【0007】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記開放口の周側に複数の係止ブロックが設けられ、前記円板の周側に係止ブロックに一対一に対応する複数の係止溝が設けられ、前記円板は、係止ブロックを介して前記係止溝に係合される。
【0008】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記円板の周側に、数が前記係止溝の数に等しい切欠部が設けられ、前記切欠部は、前記係止溝に連通する。
【0009】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記パネルにほぞ溝が設けられ、2つのパネルは、第1接続部材又は第2接続部材を介して前記ほぞ溝内に挿接されることで、2つのパネルのつなぎ合わせを実現させる。
【0010】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記係止溝、切欠部及び係止ブロックの長さは等しい。
【0011】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記開放口に間隔をあけて4つのストッパ孔が設けられ、前記円板の両側にいずれも玉当たりが設けられ、前記玉当たりは、対向する2つのストッパ孔内に選択的に係合される。
【0012】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記円板は、第1半円板と第2半円板とを含み、前記第1半円板と前記第2半円板は、回動可能に接続され、前記第1半円板と前記第2半円板が同一の平面にある場合、前記円板は、開放口を完全に封止し、前記第2半円板が第1半円板に対して90度回転して配置される時、前記第1半円板は、開放口の下半部を封止する。
【0013】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記第1半円板に突出部が設けられ、前記第2半円板に、前記突出部に係合する凹部が設けられ、前記突出部の両側に回転軸が設けられ、前記凹部の両側に回転孔が設けられ、前記回転軸は、回転孔内に回動可能に接続される。
【0014】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記円板に支持ブロックが設けられ、前記支持ブロックに90度をなす2つの差し込みブロックが設けられ、前記第1半円板と前記第2半円板にいずれも差し込み孔が設けられ、ここで、1つの前記差し込みブロックは、第1半円板の差し込み孔内に挿接され、別の差し込みブロックは、第2半円板の差し込み孔内に挿接される。
【0015】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記円板に手掛け部が設けられる。
【0016】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記円板は、展開部と、折り曲げ部と、封止部とを含み、前記展開部、折り曲げ部及び封止部が順に接続されて円板を構成する。
【0017】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記展開部に凹溝が設けられ、前記パネルにバンプが設けられ、前記凹溝は、バンプに対応し、且つ前記バンプは、前記凹溝内に係合可能であり、前記封止部に第1シュートが設けられ、前記パネルに第1プラグ孔が設けられ、前記第1シュートは、第1プラグ孔に対応し、且つ前記封止部は、第1プラグを介して第1シュートを貫通して第1プラグ孔に固定される。
【0018】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記折り畳み部に複数のV型溝が設けられる。
【0019】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記円板の周側に複数のストッパ突起が設けられ、前記開放口の周側に、前記ストッパ突起に一対一に対応する複数のストッパ凹溝が設けられる。
【0020】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記開放口に間隔をあけて4つの第2プラグ孔が設けられ、前記円板の両側にいずれも第2シュートが設けられ、2つの前記第2シュートは、2つの前記第2プラグ孔に対応し、且つ前記円板は、第2プラグを介して第2シュートを貫通して第2プラグ孔内に固定される。
【0021】
上述した、キャットタワーを組み立てるための単板において、前記開放口の底部に第3プラグ孔が設けられ、前記円板の底部に第3シュートが設けられ、前記第3シュートは、第3プラグ孔に対応し、且つ前記円板の底部は、第3プラグを介して第3シュートを貫通して第3プラグ孔内に固定される。
【0022】
本発明の別の目的は、キャットタワーを提供することである。
【0023】
本発明の目的は、以下の技術的解決手段によって実現することができる。
【0024】
キャットタワーであって、前記キャットタワーは、
複数の上記単板であって、複数の前記単板によってキャットタワー枠体を囲んでなり、隣接する2つの単板は互いに垂直である、複数の上記単板と、
隣接する2つの単板のほぞ溝内に挿接される第1接続部材と、を含む。
【0025】
上記キャットタワーにおいて、前記第1接続部材は、固定接続される第1ほぞと第2ほぞを含み、前記第1ほぞと第2ほぞは、対向して設けられ、前記第1ほぞと第2ほぞはそれぞれ、隣接する2つの単板のほぞ溝内に挿接される。
【0026】
上記キャットタワーにおいて、前記キャットタワーは、キャットクライミング柱を更に含み、前記キャットクライミング柱は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続される。
【0027】
上記キャットタワーにおいて、前記リベットは、固定部を含み、前記固定部の両端にそれぞれ第1係合部と第2係合部が設けられ、前記単板に第1接続孔が設けられ、前記キャットクライミング柱に第2接続孔が設けられ、前記第1係合部は、前記第1接続孔に係合され、前記第2係合部は、第2接続孔に係合される。
【0028】
本発明のまた1つの目的は、別のキャットタワーを提供することである。
【0029】
本発明の目的は、以下の技術的解決手段によって実現することができる。
【0030】
キャットタワーであって、前記キャットタワーは、
複数の上記単板であって、隣接する2つの単板同士は、同一の平面にある、複数の上記単板と、
隣接する2つの単板のほぞ溝内に挿接される第2接続部材と、を含む。
【0031】
上記キャットタワーにおいて、前記第2接続部材は、接続ブロックと、第3ほぞと、第4ほぞとを含み、前記第3ほぞと第4ほぞはいずれも前記接続ブロックに固定接続され、前記第3ほぞと第4ほぞは、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞと第4ほぞはそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板のほぞ溝内に挿接される。
【0032】
本発明のさらなる1つの目的は、また1つのキャットタワーを提供することである。
【0033】
本発明の目的は、以下の技術的解決手段によって実現することができる。
【0034】
キャットタワーであって、前記キャットタワーは、
N+M個の上記単板であって、N+Mは、3以上であり、Mは、2以上であり、
ここで、M個の前記単板によってキャットタワー枠体を囲んでなり、枠体内の隣接する2つの単板同士は互いに垂直であり、
N個の単板とそれに隣接する単板は、同一の平面にある、N+M個の上記単板と、
隣接する2つの垂直に設けられる単板のほぞ溝内に挿接される第1接続部材と、
隣接する2つの、同一の平面にある単板のほぞ溝内に挿接される第2接続部材と、を含む。
【0035】
上記キャットタワーにおいて、前記第1接続部材は、固定接続される第1ほぞと第2ほぞを含み、前記第1ほぞと第2ほぞは、対向して設けられ、前記第1ほぞと第2ほぞはそれぞれ、隣接する2つの垂直に設けられる単板のほぞ溝内に挿接される。
【0036】
上記キャットタワーにおいて、前記第2接続部材は、接続ブロックと、第3ほぞと、第4ほぞとを含み、前記第3ほぞと第4ほぞはいずれも前記接続ブロックに固定接続され、前記第3ほぞと第4ほぞは、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞと第4ほぞはそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板のほぞ溝内に挿接される。
【0037】
上記キャットタワーにおいて、前記キャットタワーは、キャットクライミング柱を更に含み、前記キャットクライミング柱は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続される。
【0038】
上記キャットタワーにおいて、前記リベットは、固定部を含み、前記固定部の両端にそれぞれ第1係合部と第2係合部が設けられ、前記単板に第1接続孔が設けられ、前記キャットクライミング柱に第2接続孔が設けられ、前記第1係合部は、前記第1接続孔に係合され、前記第2係合部は、第2接続孔に係合される。
【0039】
上記キャットタワーにおいて、前記パネルに開放溝が設けられ、前記開放溝に接続スリーブが設けられ、前記接続スリーブに接続溝が設けられ、隣接する2つのパネルは、第1接続部材を介して前記接続溝内に挿接されて2つのパネル同士のつなぎ合わせを実現させる。
【0040】
上記キャットタワーにおいて、前記開放溝内に複数の固定孔が設けられ、前記接続スリーブに、前記固定孔に一対一に対応する複数の固定ピンが設けられ、前記接続スリーブは、前記固定ピンを介して前記固定孔内に挿接されることで、前記接続スリーブを前記開放溝に接続することを実現させる。
【0041】
上記キャットタワーにおいて、前記固定ピンの周側に複数の円環三角形フックが設けられ、前記円環三角形フックは、前記固定孔に締り嵌めで接続される。
【0042】
上記キャットタワーにおいて、前記接続スリーブの外側に複数の接着剤溝が設けられる。
【0043】
上記キャットタワーにおいて、前記第1接続部材は、固定接続される第1ほぞと第2ほぞを含み、前記第1ほぞと第2ほぞは、対向して設けられ、前記第1ほぞと第2ほぞはそれぞれ、隣接する2つの単板の接続溝内に挿接される。
【0044】
上記キャットタワーにおいて、前記接続溝の両側にいずれもガイドバーが設けられ、前記第1ほぞと第2ほぞの両側にいずれもガイドレールが設けられ、前記ガイドバーは、前記ガイドレールに対応する。
【0045】
上記キャットタワーにおいて、前記接続溝の内側にストッパボスが設けられ、前記第1ほぞと第2ほぞの外側にいずれもストッパ係止溝が設けられ、前記ストッパボスは、前記ストッパ係止溝に対応する。
【0046】
上記キャットタワーにおいて、前記第1ほぞと第2ほぞの両側にいずれも長尺溝が設けられ、前記長尺溝と前記ストッパ係止溝は、同一の直線にある。
【0047】
上記キャットタワーにおいて、前記接続スリーブに弾性解放凹溝が設けられる。
【0048】
上記キャットタワーにおいて、前記第1接続部材に取り外し孔が設けられる。
【0049】
上記キャットタワーにおいて、前記キャットタワーは、キャットクライミング柱を更に含み、前記キャットクライミング柱は、接続ロッドを介して上記の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続される。
【0050】
上記キャットタワーにおいて、前記接続ロッドの上端に第1横ロッドが設けられ、前記接続ロッドの下端に第2横ロッドが設けられ、前記パネルに第1接続口と第2接続口が設けられ、前記キャットクライミング柱の端部に栓が設けられ、前記第1横ロッドは、前記第1接続口内に係合され、前記第1横ロッドは、前記栓内に係合される。
【0051】
上記キャットタワーにおいて、前記第1横ロッドと第2横ロッドは、垂直であるように設けられ、前記第1接続口は、パネルの内部まで延在し、前記第2接続口は、前記パネルを貫通し、前記第1接続口と第2接続口は、垂直であるように設けられ、前記第1横ロッドは、前記第1接続口内に係合される。
【0052】
上記キャットタワーにおいて、前記栓に接続柱が設けられ、前記接続柱に第3接続口と第4接続口が設けられ、前記第3接続口は、前記接続柱を貫通し、前記第4接続口は、前記接続柱の表面に設けられ、前記第3接続口と第4接続口は、垂直であるように設けられ、前記第3接続口と第4接続口との間に勾配面が設けられ、前記第2横ロッドは、前記第4接続口内に係合される。
【0053】
上記キャットタワーにおいて、前記接続ロッドの中部に第1横ロッドが設けられ、前記接続ロッドの下端に第3横ロッドが設けられ、前記パネルに第1接続口と第2接続口が設けられ、前記キャットクライミング柱の端部に栓が設けられ、前記第1横ロッドは、1つのパネルの第1接続口内に係合され、前記第2横ロッドは、1本のキャットクライミング柱の栓内に係合され、前記第3横ロッドは、別のキャットクライミング柱の栓内に係合される。
【0054】
上記キャットタワーにおいて、前記第1横ロッドと第2横ロッドは、垂直であるように設けられ、前記第1横ロッドと第3横ロッドは、垂直であるように設けられ、前記パネルに第1接続口と第2接続口が設けられ、前記第1接続口は、パネルの内部まで延在し、前記第2接続口は、前記パネルを貫通し、前記第1接続口と第2接続口は、垂直であるように設けられ、前記第1横ロッドは、1つのパネルの第1接続口内に係合される。
【0055】
上記キャットタワーにおいて、前記栓に接続柱が設けられ、前記接続柱に第3接続口と第4接続口が設けられ、前記第3接続口は、前記接続柱を貫通し、前記第4接続口は、前記接続柱の表面に設けられ、前記第3接続口と第4接続口は、垂直であるように設けられ、前記第3接続口と第4接続口との間に勾配面が設けられ、前記第2横ロッドは、1本のキャットクライミング柱の栓の第4接続口内に係合され、前記第3横ロッドは、別のキャットクライミング柱の栓の第4接続口内に係合される。
【0056】
上記キャットタワーにおいて、前記第2接続部材は、接続ブロックと、第3ほぞと、第4ほぞとを含み、前記第3ほぞと第4ほぞはいずれも前記接続ブロックに固定接続され、前記第3ほぞと第4ほぞは、夾角をなすように設けられ、前記第1ほぞと第2ほぞはそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板の接続溝内に挿接される。従来技術に比べて、本発明の利点は、以下のとおりである。
【0057】
1、パネルの中心に開放口が開設されており、開放口は、猫が通過したり遊んだりするために用いられ、円板が前記パネルの開放口に取り外し可能に接続され、円板が折り畳み可能であるため、円板によって、開放口を選択的に完全に封止するか又は部分的に封止することができる。開放口が不要であるか又は半開放口だけを残す場合には、円板によって、開放口を完全に封止するか又は部分的に封止すればよい。単板の開放口の開設を大幅に容易にし、キャットタワーの柔軟性を向上させ、単板を交換してキャットタワーを再び組み立てることを避け、労力や物資を節約する。
【0058】
2、キャットタワーを第1接続部材と第2接続部材によって固定することで、キャットタワーのつなぎ合わせと組み立てを実現させる。第1接続部材と第2接続部材によってつなぎ合わせと組み立てを行うことで、キャットタワーの組み立て効率及びキャットタワーの組み立ての多様性を大幅に向上させ、取り外しが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【
図2】実施例1におけるパネルの構造概略図である。
【
図4】実施例1における円板が半封止状態にある場合の単板の構造概略図である。
【
図5】実施例1における円板が折り畳み状態にある場合の構造概略図である。
【
図6】実施例1における支持ブロックの構造概略図である。
【
図8】実施例2における円板が半封止状態にある場合の単板の構造概略図である。
【
図9】実施例2におけるパネルの構造概略図である。
【
図10】実施例3における単板の構造概略図である。
【
図11】実施例3における円板が半封止状態にある場合の単板の構造概略図である。
【
図12】実施例3におけるパネルの構造概略図である。
【
図13】実施例4における単板の構造概略図である。
【
図14】実施例4における円板が半封止状態にある場合の単板の構造概略図である。
【
図15】実施例4におけるパネルの構造概略図である。
【
図16】実施例3におけるキャットタワーの構造概略図である。
【
図17】実施例3における第1接続部材の構造概略図である。
【
図18】実施例3におけるリベットの構造概略図である。
【
図19】実施例4におけるキャットタワーの構造概略図である。
【
図20】実施例4における第2接続部材の構造概略図である。
【
図21】実施例5におけるキャットタワーの構造概略図である。
【
図22】実施例5におけるキャットクライミング柱の構造概略図である。
【
図23】実施例8におけるキャットタワーの構造概略図である。
【
図24】実施例8におけるパネルの構造概略図である。
【
図25】実施例8における接続スリーブがパネルに接続されることの構造概略図である。
【
図26】実施例8における接続スリーブの構造概略図である。
【
図27】実施例8における接続スリーブの別の視野角の構造概略図である。
【
図28】実施例8における第1接続部材の構造概略図である。
【
図29】実施例9におけるキャットタワーの構造概略図である。
【
図30】実施例9におけるパネルの構造概略図である。
【
図31】実施例9におけるパネルの別の視野角の構造概略図である。
【
図32】実施例9における接続ロッドの構造概略図である。
【
図33】実施例9におけるキャットクライミング柱の構造概略図である。
【
図35】実施例10における接続ロッドの構造概略図である。
【
図36】実施例11における第2接続部材の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0060】
以下、本発明の具体的な実施例と図面を参照しながら、本発明の技術的解決手段を更に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されない。
【0061】
実施例1:
図1-6に示すように、この単板は、パネル1と、円板3とを含み、前記パネル1に開放口2が設けられ、前記パネル1同士をつなぎ合わせてキャットタワーにすることができる。前記円板3は、前記パネル1の開放口2に取り外し可能に接続され、前記円板3が折り畳み可能であり、前記円板3によって、開放口2を選択的に完全に封止するか又は部分的に封止することができる。
【0062】
この単板は、キャットタワーを組み立てるためのものであり、この単板において、パネル1の中心に開放口2が開設され、開放口2は、猫が通過したり遊んだりするために用いられ、円板3が前記パネル1の開放口2に取り外し可能に接続され、円板3が折り畳み可能であるため、円板3によって、開放口2を選択的に完全に封止するか又は部分的に封止することができる。開放口2が不要であるか又は半開放口2だけを残す場合には、円板3によって、開放口2を完全に封止するか又は部分的に封止すればよい。単板の開放口の開設を大幅に容易にし、キャットタワーの柔軟性を向上させ、単板を交換してキャットタワーを再び組み立てることを避け、労力や物資を節約する。
【0063】
図1-5に示すように、本実施例において、前記開放口2の周側に複数の係止ブロック4が設けられ、前記円板3の周側に係止ブロック4に一対一に対応する複数の係止溝5が設けられ、前記円板3は、係止ブロック4を介して前記係止溝5に係合される。前記円板3の周側に、数が前記係止溝5の数に等しい切欠部6が設けられ、前記切欠部6は、前記係止溝5に連通する。係止溝5、切欠部6及び係止ブロック4の長さは等しい。該構造において、円板3の周側に、数が前記係止溝5の数に等しい切欠部6が設けられ、切欠部6は、係止溝5に連通し、係止溝5、切欠部6及び係止ブロック4の長さは等しい。円板3を開放口2に取り付ける必要がある時、係止ブロック4を切欠部6に位置合わせし、係止ブロック4を係止溝5へ回転することで、円板3を開放口2に固定することができる。単板に開口を開設する必要がある時、係止ブロック4を切欠部6へ回転し、係止ブロック4が切欠部6に位置合わせされると、円板3を取り外し、単板に開口を開設することを実現させることができる。円板3は、係止ブロック4を介してパネル1の係止溝5に係合される。単板における開口の開設又は封止を容易にし、キャットタワーの柔軟性を向上させる。
【0064】
図1-5に示すように、本実施例において、前記パネル1にほぞ溝7が設けられ、2つのパネル1は、第1接続部材30又は第2接続部材39を介して前記ほぞ溝7内に挿接されることで、2つのパネル1のつなぎ合わせを実現させる。該構造において、パネル1にほぞ溝7を設ける。一実施例において、パネル1の4つの辺にいずれもほぞ溝7が開設される。単板をつなぎ合わせてキャットタワーに組み立てる時、2つの単板の辺が位置合わせされ、且つ2つの単板のほぞ溝7は、対応する。更に、第1接続部材30と第2接続部材によってこれを固定することで、キャットタワーのつなぎ合わせと組み立てを実現させる。第1接続部材30と第2接続部材39によってつなぎ合わせと組み立てを行うことで、キャットタワーの組み立て効率及びキャットタワーの組み立ての多様性を大幅に向上させ、且つ取り外しが容易である。
【0065】
図1-5に示すように、本実施例において、前記開放口2に間隔をあけて4つのストッパ孔8が設けられ、前記円板3の両側にいずれも玉当たり9が設けられ、前記玉当たり9は、対向する2つのストッパ孔8内に選択的に係合される。該構造において、円板3が開放口2に取り付けられる時、円板3を時計回りに回転し、係止ブロック4を係止溝5内に係合する。この時、円板3の両側の玉当たり9は、対向する2つのストッパ孔8内にちょうど係合され、円板3が開放口2に確実に固定されることを確保する。単板に開放口を開設する必要がある時、円板3を逆時計回りに回転し、係止ブロック4の位置は、パネルにおける係止溝5から切欠部6に遷移するとともに、玉当たり9は、力の作用下で、ストッパ孔8から離れ、この時、円板3を開放口2から取り出すことができる。
【0066】
図1-5に示すように、本実施例において、前記円板3は、第1半円板10と第2半円板11とを含み、前記第1半円板10と前記第2半円板11は、回動可能に接続され、前記第1半円板10と前記第2半円板11が同一の平面にある場合、前記円板3は、開放口2を完全に封止し、前記第2半円板11が第1半円板10に対して90度回転して配置される時、前記第1半円板10は、開放口2の下半部を封止する。具体的には、前記第1半円板10に突出部12が設けられ、前記第2半円板11に、前記突出部12に係合する凹部13が設けられ、前記突出部の両側に回転軸14が設けられ、前記凹部13の両側に回転孔15が設けられ、前記回転軸14は、回転孔15内に回動可能に接続される。該構造において、円板3は、互いに交差して接続される第1半円板10と第2半円板11を含み、半開放口のみを開設する必要がある時、第1半円板10を第2半円板11へ回転し、更に、第2半円板11の外側の係止ブロック4を係止溝5に係合することで、半開放口の開放を実現させ、キャットタワーの多様性を向上させる。
【0067】
図4-6に示すように、本実施例において、前記円板3に支持ブロック16が設けられ、前記支持ブロック16に90度をなす2つの差し込みブロック17が設けられ、前記第1半円板10と前記第2半円板11にいずれも差し込み孔18が設けられ、ここで、1つの前記差し込みブロック17は、第1半円板10の差し込み孔18内に挿接され、別の差し込みブロック17は、第2半円板11の差し込み孔18内に挿接される。該構造において、円板3に支持ブロック16が設けられ、支持ブロック16は、半開放孔状態にある第1半円板10と第2半円板11に接続され、第1半円板10に対して支持の役割を果たす。
【0068】
実施例2:
本実施例の構造は、実施例1とほぼ同じであるが、相違点は、以下のとおりである。
【0069】
図7-9に示すように、本実施例において、前記円板3は、展開部19と、折り曲げ部20と、封止部21とを含み、前記展開部19、折り曲げ部20及び封止部21が順に接続されて円板3を構成する。前記展開部19に凹溝22が設けられ、前記パネル1にバンプ23が設けられ、前記凹溝22は、バンプ23に対応し、且つ前記バンプ23は、前記凹溝22内に係合可能であり、前記封止部21にシュート24が設けられ、前記パネル1にプラグ孔25が設けられ、前記シュート24は、プラグ孔25に対応し、且つ前記封止部21は、プラグ26を介してシュート24を貫通してプラグ孔25に固定される。前記折り畳み部に複数のV型溝27が設けられる。該構造において、円板3は、展開部19と、折り曲げ部20と、封止部21とを含み、開放口2を封止する必要がある時、展開部19、折り曲げ部20及び封止部21は、同一の平面にあり、バンプ23を凹溝22に係合し、封止部21におけるプラグ26は、シュート24を貫通してプラグ孔25に固定することで、円板3による開放口2の封止を実現させる。半開放口の開設を必要とする時、折り畳み部に複数のV型溝27が設けられ、即ち、折り畳み部がV型溝27に沿って折り畳み可能であり、展開部19は、折り畳み部に沿って展開し、封止部21における第1プラグ26は、第1シュート24を通過して第1プラグ孔25に固定されることで、円板3における半開放口の開設を実現させる。
【0070】
図7-9に示すように、本実施例において、前記円板3の周側に複数のストッパ突起28が設けられ、前記開放口2の周側に、前記ストッパ突起28に一対一に対応する複数のストッパ凹溝29が設けられる。該構造において、円板3の周側に複数のストッパ突起28が設けられ、開放口2の周側に、ストッパ突起28に一対一に対応する複数のストッパ凹溝29が設けられる。円板3によって開放口2を完全に封止するか又は部分的に封止する時、ストッパ突起28は、円板3の移動を効果的に制限することができる。
【0071】
本実施例において、前記円板3に手掛け部49が設けられる。該構造において、手掛け部49を設けることで、円板3の回転を容易にする。具体的には、手掛け部49は、半円溝である。他の実施例において、円板3上に2つの手掛け部49が設けられてもよく、2つの手掛け部49は、対向して設けられる。
【0072】
実施例3:
本実施例の構造は、実施例1とほぼ同じであるが、相違点は、以下のとおりである。
【0073】
図10-12に示すように、本実施例において、前記開放口2に間隔をあけて4つの第2プラグ孔43が設けられ、前記円板3の両側にいずれも第2シュート44が設けられ、2つの前記第2シュート44は、2つの前記第2プラグ孔43に対応し、且つ前記円板3は、第2プラグ45を介して第2シュート44を貫通して第2プラグ孔43内に固定される。該構造において、円板3が開放口2に取り付けられる時、円板3を時計回りに回転し、係止ブロック4を係止溝5内に係合する。この時、円板3の両側の第2シュート44は、開放口2の両側の第2プラグ孔43にちょうど対向し、第2プラグ45によって円板3を第2プラグ孔43に固定することで、円板3が開放口2に確実に固定されることを確保する。単板に開放口2を開設する必要がある時、第2プラグ45を第2プラグ孔43から取り出し、円板3を逆時計回りに回転し、係止ブロック4の位置は、パネル1における係止溝5から切欠部6に遷移し、この時、円板3を開放口2から取り出すことができる。
【0074】
実施例4:
本実施例の構造は、実施例1とほぼ同じであるが、相違点は、以下のとおりである。
【0075】
図13-15に示すように、本実施例において、前記開放口2の底部に第3プラグ孔46が設けられ、前記円板3の底部に第3シュート47が設けられ、前記第3シュート47は、第3プラグ孔46に対応し、且つ前記円板3の底部は、第3プラグ48を介して第3シュート47を貫通して第3プラグ孔46内に固定される。該構造において、円板3が開放口2に取り付けられる時、円板3を時計回りに回転し、係止ブロック4を係止溝5内に係合する。この時、円板3の底部の第3シュート47は、開放口2の底部の第3シュート47にちょうど対向し、第3プラグ48によって円板3を第3プラグ孔46に固定することで、円板3が開放口2に確実に固定されることを確保する。単板に開放口2を開設する必要がある時、第3プラグ48を第3プラグ孔46から取り出し、円板3を逆時計回りに回転し、係止ブロック4の位置は、パネル1における係止溝5から切欠部6に遷移し、この時、円板3を開放口2から取り出すことができる。
【0076】
実施例5:
図16-18に示すように、本実施例は、キャットタワーを提供する。前記キャットタワーは、複数の実施例1又は実施例2又は実施例3又は実施例4の単板と、第1接続部材30とを含み、複数の前記単板によってキャットタワー枠体を囲んでなり、隣接する2つの単板は互いに垂直であり、前記第1接続部材30は、隣接する2つの単板のほぞ溝7内に挿接される。具体的には、前記第1接続部材30は、固定接続される第1ほぞ31と第2ほぞ32を含み、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32は、対向して設けられ、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32はそれぞれ、隣接する2つの単板のほぞ溝7内に挿接される。
【0077】
このキャットタワーにおいて、隣接する2つの単板は互いに垂直であり、単板にほぞ溝7が設けられ、第1接続部材30の第1ほぞ31と第2ほぞ32はそれぞれ、隣接する2つの単板のほぞ溝7内に挿接されることで、2つの単板同士の垂直なつなぎ合わせを実現させる。実際の状況に応じて、複数の単板をつなぎ合わせ、多様なキャットタワーを形成する。キャットタワーを移転する必要がある時、隣接する2つの単板同士が第1接続部材30を介して接続されるため、第1接続部材30をほぞ溝7内から引き出せば、キャットタワーを取り外すことができ、操作しやすく、且つ単板の破損を避け、キャットタワーの品質を確保することができる。
【0078】
図16、17、18及び21に示すように、本実施例において、前記キャットタワーは、キャットクライミング柱33を更に含み、前記キャットクライミング柱33は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続される。具体的には、前記リベットは、固定部34を含み、前記固定部34の両端にそれぞれ第1係合部35と第2係合部36が設けられ、前記単板に第1接続孔50が設けられ、前記キャットクライミング柱33に第2接続孔51が設けられ、前記第1係合部35は、前記第1接続孔50に係合され、前記第2係合部36は、第2接続孔51に係合される。該構造において、キャットクライミング柱33は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続される。キャットクライミング柱33は、猫が登ったり遊んだりするために用いられ、キャットタワーの多様性を向上させることができる。そして、リベットの第1係合部35が第1接続孔50に係合され、第2係合部36が第2接続孔51に係合されることで、キャットクライミング柱33が確実に接続されることを確保する。係合方式で接続するため、キャットクライミング柱33の取り外しを容易にすることができる。
【0079】
実施例6:
図19-20に示すように、本実施例は、キャットタワーを提供する。前記キャットタワーは、複数の実施例1又は実施例2又は実施例3又は実施例4の単板と、第2接続部材39とを含み、隣接する2つの単板同士は、同一の平面にあり、前記第2接続部材39は、隣接する2つの単板のほぞ溝7内に挿接される。具体的には、前記第2接続部材39は、接続ブロック40と、第3ほぞ41と、第4ほぞ42とを含み、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42はいずれも前記接続ブロック40に固定接続され、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42は、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42はそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板のほぞ溝7内に挿接される。
【0080】
このキャットタワーにおいて、隣接する2つの単板同士は、同一の平面にあり、単板にほぞ溝7が設けられ、第2接続部材39の第3ほぞ41と第4ほぞ42はそれぞれ、隣接する2つの単板のほぞ溝7内に挿接されることで、2つの単板を同一の平面でつなぎ合わせることを実現させる。実際の状況に応じて、複数の単板をつなぎ合わせ、多様なキャットタワーを形成する。キャットタワーを移転する必要がある時、隣接する2つの単板同士が第2接続部材39を介して接続されるため、第2接続部材39をほぞ溝7から引き出せば、キャットタワーを取り外すことができ、操作しやすく、且つ単板の破損を避け、キャットタワーの品質を確保することができる。
【0081】
実施例7:
図1-22に示すように、本実施例は、キャットタワーを提供する。前記キャットタワーは、N+M個の実施例1又は実施例2又は実施例3又は実施例4の単板と、第1接続部材30と、第2接続部材39とを含み、N+Mは、3以上であり、Mは、2以上であり、ここで、M個の前記単板によってキャットタワー枠体を囲んでなり、枠体内の隣接する2つの単板同士は互いに垂直であり、N個の単板とそれに隣接する単板は、同一の平面にあり、前記第1接続部材30は、隣接する2つの垂直に設けられる単板のほぞ溝7内に挿接され、前記第2接続部材39は、隣接する2つの、同一の平面にある単板のほぞ溝7内に挿接される。具体的には、前記第1接続部材30は、固定接続される第1ほぞ31と第2ほぞ32を含み、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32は、対向して設けられ、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32はそれぞれ、隣接する2つの垂直に設けられる単板のほぞ溝7内に挿接される。前記第2接続部材39は、接続ブロック40と、第3ほぞ41と、第4ほぞ42とを含み、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42はいずれも前記接続ブロック40に固定接続され、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42は、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42はそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板のほぞ溝7内に挿接される。
【0082】
このキャットタワーにおいて、ここで、M個の前記単板は、キャットタワー枠体を囲んでなり、枠体内の隣接する2つの単板同士は互いに垂直であり、隣接する2つの単板同士は互いに垂直であり、単板にほぞ溝7が設けられ、第1接続部材30の第1ほぞ31と第2ほぞ32はそれぞれ、隣接する2つの単板のほぞ溝7内に挿接されることで、2つの単板同士の垂直なつなぎ合わせを実現させる。N個の隣接する2つの単板同士は、同一の平面にあり、単板にほぞ溝7が設けられ、第2接続部材39の第3ほぞ41と第4ほぞ42はそれぞれ、隣接する2つのほぞ溝7内に挿接されることで、2つの単板を同一の平面でつなぎ合わせることを実現させる。実際の状況に応じて、M+Nの単板をつなぎ合わせ、多様なキャットタワーを形成する。キャットタワーを移転する必要がある時、隣接する2つの単板同士が第2接続部材39を介して接続されるため、第2接続部材39をほぞ溝7から引き出せば、キャットタワーを取り外すことができ、操作しやすく、且つ単板の破損を避け、キャットタワーの品質を確保することができる。
【0083】
図18と21に示すように、本実施例において、前記キャットタワーは、キャットクライミング柱33を更に含み、前記キャットクライミング柱33は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続される。具体的には、前記リベットは、固定部34を含み、前記固定部34の両端にそれぞれ第1係合部35と第2係合部36が設けられ、前記単板に第1接続孔が設けられ、前記キャットクライミング柱33に第2接続孔が設けられ、前記第1係合部35は、前記第1接続孔に係合され、前記第2係合部36は、第2接続孔51に係合される。該構造において、キャットクライミング柱33は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続される。キャットクライミング柱33は、猫が登ったり遊んだりするために用いられ、キャットタワーの多様性を向上させることができる。そして、リベットの第1係合部35が第1接続孔に係合され、第2係合部36が第2接続孔に係合されることで、キャットクライミング柱33が確実に接続されることを確保する。係合方式で接続するため、キャットクライミング柱33の取り外しを容易にすることができる。
【0084】
実施例8:
本実施例の構造は、実施例5とほぼ同じであるが、相違点は、以下のとおりである。
【0085】
図23-28に示すように、前記パネルに開放溝52が設けられ、前記開放溝52に接続スリーブ53が設けられ、前記接続スリーブ53に接続溝55が設けられ、隣接する2つのパネルは、第1接続部材を介して前記接続溝55内に挿接されて2つのパネル同士のつなぎ合わせを実現させる。具体的には、前記接続スリーブ53に、前記固定孔56に一対一に対応する複数の固定ピン57が設けられ、前記接続スリーブ53は、前記固定ピン57を介して前記固定孔56内に挿接されることで、前記接続スリーブ53を前記開放溝52に接続することを実現させる。該構造において、隣接する2つの垂直に設けられる単板が接続される時、第1接続部材を介して隣接するパネルにおける接続スリーブ53の接続溝55内に挿接されることで、隣接する2つの垂直に設けられる単板のつなぎ合わせを実現させる。
【0086】
図25-27に示すように、本実施例において、前記固定ピン57の周側に複数の円環三角形フック58が設けられ、前記円環三角形フック58は、前記固定孔56に締り嵌めで接続される。該構造において、円環三角形フック58の角度は、30-60°の範囲に制御され、円環三角形フック58と固定孔56とは、0.1mmの締め代を有し、隣接する2列の円環三角形フック58のピッチは、2mmであり、固定ピン57の脱出を効果的に防止することができる。そして、固定ピン57が固定孔56内に固定されるため、第1接続部材の取り付け誤差を確保することができる。
【0087】
図26と27に示すように、本実施例において、前記接続スリーブ53の外側に複数の接着剤溝59が設けられる。該構造において、接続スリーブ53の外側に複数の接着剤溝59が設けられ、接着剤溝59に接着剤を注入することで、接続スリーブ53をパネルの開放溝52に固定する。
【0088】
図28に示すように、本実施例において、前記第1接続部材は、固定接続される第1ほぞ31と第2ほぞ32を含み、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32は、対向して設けられ、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32はそれぞれ、隣接する2つの単板の接続溝55内に挿接される。具体的には、前記接続溝55の両側にいずれもガイドバー63が設けられ、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32の両側にいずれもガイドレール64が設けられ、前記ガイドバー63は、前記ガイドレール64に対応する。前記接続溝55の内側にストッパボス65が設けられ、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32の外側にいずれもストッパ係止溝66が設けられ、前記ストッパボス65は、前記ストッパ係止溝66に対応する。該構造において、ガイドバー63は、ガイドレール64に対応する。第1接続部材が接続溝55内に挿入される時、ガイドバー63とガイドレール64は、案内の役割を果たす。ストッパボス65は、ストッパ係止溝66内に固定され、第1接続部材を接続溝55内に係合することを実現させる。
【0089】
図28に示すように、本実施例において、前記第1ほぞ31と第2ほぞ32の両側にいずれも長尺溝67が設けられ、前記長尺溝67と前記ストッパ係止溝66は、同一の直線にある。該構造において、長尺溝67とストッパ係止溝66は、同一の直線にある。第1接続部材が接続溝55内に挿入される時、長尺溝67は、ストッパボス65と第1接続部材の干渉を避け、第1接続部材を接続溝55内にスムーズに挿入することを確保することができる。
【0090】
図23-28に示すように、本実施例において、前記接続スリーブ53に弾性解放凹溝68が設けられる。弾性解放凹溝68は、ストッパボス65に対向する側に位置する。該構造において、弾性解放凹溝68の深さは、1mmである。ストッパボス65が弾性変形構造であるため、接続スリーブ53が厚すぎると、ストッパボス65の弾性が不十分であることを引き起こす。従って、弾性解放凹溝68を設けることで、ストッパボス65の弾性を確保する。
【0091】
図28に示すように、本実施例において、前記第1接続部材に取り外し孔69が設けられる。該構造において、取り外し孔69を設けることで、第1接続部材の取り付けを容易にする。
【0092】
実施例9:
本実施例の構造は、実施例7とほぼ同じであるが、相違点は、以下のとおりである。
【0093】
図29-34に示すように、前記キャットタワーは、キャットクライミング柱33を更に含み、前記キャットクライミング柱33は、接続ロッド70を介して上記の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続される。
【0094】
図29-34に示すように、具体的には、前記接続ロッド70の上端に第1横ロッド71が設けられ、前記接続ロッド70の下端に第2横ロッド72が設けられ、前記第1横ロッド71と第2横ロッド72は、垂直であるように設けられ、前記パネル1に第1接続口73と第2接続口74が設けられ、前記第1接続口73は、パネル1の内部まで延在し、前記第2接続口74は、前記パネル1を貫通し、前記第1接続口73と第2接続口74は、垂直であるように設けられ、前記キャットクライミング柱33の端部に栓75が設けられ、前記栓75に接続柱76が設けられ、前記接続柱76に第3接続口77と第4接続口78が設けられ、前記第3接続口77は、前記接続柱76を貫通し、前記第4接続口78は、前記接続柱76の表面に設けられ、前記第3接続口77と第4接続口78は、垂直であるように設けられ、前記第3接続口77と第4接続口78との間に勾配面79が設けられ、前記第1横ロッド71は、前記第1接続口73内に係合され、前記第2横ロッド72は、前記第4接続口78内に係合される。
【0095】
キャットタワーを組み立てる時、接続ロッド70の第2横ロッド72をパネル1における第2接続口74に位置合わせする。第2接続口74がパネル1を貫通し、第1接続口73がパネル1の内部まで延在し、第2横ロッド72がパネル1を貫通する。キャットクライミング柱33の端面に75が設けられ、栓75に接続柱76が設けられ、第3接続口77が接続柱76を貫通し、第4接続口78が接続柱76の表面に設けられる。この時、第2横ロッド72が第3接続口77に位置合わせされて接続柱76を貫通し、続いて、キャットクライミング柱33を回転する。第3接続口77と第4接続口78との間に勾配面79が設けられるため、第2横ロッド72が勾配面79に沿って第4接続口78内に係止され、パネル1とキャットクライミング柱33との接続を実現させる。
【0096】
実施例10:
本実施例の構造は、実施例9とほぼ同じであるが、相違点は、以下のとおりである。
【0097】
図29-35に示すように、前記接続ロッド70の上端に第2横ロッド72が設けられ、前記接続ロッド70の中部に第1横ロッド71が設けられ、前記接続ロッド70の下端に第3横ロッド80が設けられ、前記第1横ロッド71と第2横ロッド72は、垂直であるように設けられ、前記第1横ロッド71と第3横ロッド80は、垂直であるように設けられ、前記パネル1に第1接続口73と第2接続口74が設けられ、前記第1接続口73は、パネル1の内部まで延在し、前記第2接続口74は、前記パネル1を貫通し、前記第1接続口73と第2接続口74は、垂直であるように設けられ、キャットクライミング柱33の端部に栓75が設けられ、前記栓75に接続柱76が設けられ、前記接続柱76に第3接続口77と第4接続口78が設けられ、前記第3接続口77は、前記接続柱76を貫通し、前記第4接続口78は、前記接続柱76の表面に設けられ、前記第3接続口77と第4接続口78は、垂直であるように設けられ、前記第3接続口77と第4接続口78との間に勾配面79が設けられ、前記第1横ロッド71は、1つのパネル1の第1接続口73内に係合され、前記第2横ロッド72は、1本のキャットクライミング柱33の栓75の第4接続口78内に係合され、前記第3横ロッド80は、別のキャットクライミング柱33の栓75の第4接続口78内に係合される。
【0098】
キャットタワーを組み立てる時、該キャットタワーは、上下の二層を有する。中間のパネル1は2つであり、且つ2つのパネル1は、対向して設けられる。接続ロッド70の第2横ロッド72をパネル1における2つの対向して設けられるパネル1の第2接続口74に位置合わせし、第2横ロッド72と第3横ロッド80がそれぞれ2つのパネル1の第2接続口74に沿ってパネル1を貫通し、キャットクライミング柱33の端面に栓75が設けられ、栓75に接続柱76が設けられ、第3接続口77が接続柱76を貫通し、第4接続口78が接続柱76の表面に設けられる。この時、第2横ロッド72と第3横ロッド80が上下の2本のキャットクライミング柱33における栓75の第3接続口77に位置合わせされて接続柱76を貫通し、続いて、2本のキャットクライミング柱33を同時に回転する。第3接続口77と第4接続口78との間に勾配面79が設けられるため、第2横ロッド72と第3横ロッド80は、2つの75における勾配面79に沿って2つの栓75の第4接続口78内に係止され、二層型キャットタワーのパネル1とキャットクライミング柱33との接続を実現させる。
【0099】
実施例11:
本実施例の構造は、実施例8とほぼ同じであるが、相違点は、以下のとおりである。
【0100】
図36に示すように、本実施例において、前記第2接続部材39は、接続ブロック40と、第3ほぞ41と、第4ほぞ42とを含み、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42はいずれも前記接続ブロック40に固定接続され、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42は、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞ41と第4ほぞ42はそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板の接続溝55内に挿接される。該構造において、隣接する2つの水平に設けられる単板について、第3ほぞ41と第4ほぞ42によって2つの単板の水平な接続を実現させる。
【0101】
本明細書に記載された具体的な実施例は、本発明の精神を例示するためのものに過ぎない。当業者は、説明された具体的な実施例に対して様々な修正または補足を行うか又は類似する方式で代替することができるが、本発明の精神から逸脱したり、添付の特許請求の範囲で定義された範囲を超えたりすることはない。
【符号の説明】
【0102】
1 パネル、2 開放口、3 円板、4 係止ブロック、5 係止溝、6 切欠部、7 ほぞ溝、8 ストッパ孔、9 玉当たり、10 第1半円板、11 第2半円板、12 突出部、13 凹部、14 回転軸、15 回転孔、16 支持ブロック、17、差し込みブロック、18 差し込み孔、19 展開部、20 折り曲げ部、21 封止部、22 凹溝、23 バンプ、24 第1シュート、25 第1プラグ孔、26 第1プラグ、27 V型溝、28 ストッパ突起、29 ストッパ凹溝、30 第1接続部材、31 第1ほぞ、32 第2ほぞ、33 キャットクライミング柱、34 固定部、35 第1係合部、36 第2係合部、39 第2接続部材、40 接続ブロック、41 第3ほぞ、42 第4ほぞ、43 第2プラグ孔、44 第2シュート、45 第2プラグ、46 第3プラグ孔、47 第3シュート、48 第3プラグ、49 手掛け部、50 第1接続孔、51 第2接続孔、52 開放溝、53 接続スリーブ、55 接続溝、56 固定孔、57 固定ピン、58 円環三角形フック、59 接着剤溝、63 ガイドバー、64 ガイドレール、65 ストッパボス、66 ストッパ係止溝、67 長尺溝、68 弾性解放凹溝、69 取り外し孔、70 接続ロッド、71 第1横ロッド、72 第2横ロッド、73 第1接続口、74 第2接続口、75 栓、76 接続柱、77 第3接続口、78 第4接続口、79 勾配面、80 第3横ロッド。
【手続補正書】
【提出日】2023-11-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャットタワーを組み立てるための単板であって、
開放口(2)が開設されているパネル(1)であって、前記パネル(1)同士をつなぎ合わせてキャットタワーにすることができる、パネル(1)と、
前記パネル(1)の開放口(2)に取り外し可能に接続される円板(3)であって、前記円板(3)が折り畳み可能であり、前記円板(3)によって、開放口(2)を選択的に完全に封止するか又は部分的に封止する、円板(3)と、を含むことを特徴とする、キャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項2】
前記開放口(2)の周側に複数の係止ブロック(4)が設けられ、前記円板(3)の周側に係止ブロック(4)に一対一に対応する複数の係止溝(5)が設けられ、前記円板(3)は、係止ブロック(4)を介して前記係止溝(5)に係合され、前記円板(3)の周側に、数が前記係止溝(5)の数に等しい切欠部(6)が設けられ、前記切欠部(6)は、前記係止溝(5)に連通することを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項3】
前記パネル(1)にほぞ溝(7)が設けられ、2つのパネル(1)は、第1接続部材(30)又は第2接続部材(39)を介して前記ほぞ溝(7)内に挿接されることで、2つのパネル(1)のつなぎ合わせを実現させることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項4】
前記円板(3)は、第1半円板(10)と第2半円板(11)とを含み、前記第1半円板(10)と前記第2半円板(11)は、回動可能に接続され、前記第1半円板(10)と前記第2半円板(11)が同一の平面にある場合、前記円板(3)は、開放口(2)を完全に封止し、前記第2半円板(11)が第1半円板(10)に対して90度回転して配置される時、前記第1半円板(10)は、開放口(2)の下半部を封止し、前記第1半円板(10)に突出部(12)が設けられ、前記第2半円板(11)に、前記突出部(12)に係合する凹部(13)が設けられ、前記突出部(12)の両側に回転軸(14)が設けられ、前記凹部(13)の両側に回転孔(15)が設けられ、前記回転軸(14)は、回転孔(15)内に回動可能に接続され、前記円板(3)に支持ブロック(16)が設けられ、前記支持ブロック(16)に90度をなす2つの差し込みブロック(17)が設けられ、前記第1半円板(10)と前記第2半円板(11)にいずれも差し込み孔(18)が設けられ、ここで、1つの前記差し込みブロック(17)は、第1半円板(10)の差し込み孔(18)内に挿接され、別の差し込みブロック(17)は、第2半円板(11)の差し込み孔(18)内に挿接されることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項5】
前記円板(3)は、展開部(19)と、折り曲げ部(20)と、封止部(21)とを含み、前記展開部(19)、折り曲げ部(20)及び封止部(21)が順に接続されて円板(3)を構成し、前記展開部(19)に凹溝(22)が設けられ、前記パネル(1)にバンプ(23)が設けられ、前記凹溝(22)は、バンプ(23)に対応し、且つ前記バンプ(23)は、前記凹溝(22)内に係合可能であり、前記封止部(21)に第1シュート(24)が設けられ、前記パネル(1)に第1プラグ孔(25)が設けられ、前記第1シュート(24)は、第1プラグ孔(25)に対応し、且つ前記封止部(21)は、第1プラグ(26)を介して第1シュート(24)を貫通して第1プラグ孔(25)に固定され、前記折り曲げ部(20)に複数のV型溝(27)が設けられ、前記円板(3)の周側に複数のストッパ突起(28)が設けられ、前記開放口(2)の周側に、前記ストッパ突起(28)に一対一に対応する複数のストッパ凹溝(29)が設けられることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項6】
前記開放口(2)に間隔をあけて4つの第2プラグ孔(43)が設けられ、前記円板(3)の両側にいずれも第2シュート(44)が設けられ、2つの前記第2シュート(44)は、2つの前記第2プラグ孔(43)に対応し、且つ前記円板(3)は、第2プラグ(45)を介して第2シュート(44)を貫通して第2プラグ孔(43)内に固定されることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項7】
前記開放口(2)の底部に第3プラグ孔(46)が設けられ、前記円板(3)の底部に第3シュート(47)が設けられ、前記第3シュート(47)は、第3プラグ孔(46)に対応し、且つ前記円板(3)の底部は、第3プラグ(48)を介して第3シュート(47)を貫通して第3プラグ孔(46)内に固定されることを特徴とする
請求項1に記載のキャットタワーを組み立てるための単板。
【請求項8】
キャットタワーであって、
複数の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板であって、複数の前記単板が囲んでキャットタワー枠体を構成し、隣接する2つの単板は互いに垂直である、複数の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板と、
隣接する2つの単板のほぞ溝(7)内に挿接される第1接続部材(30)と、を含むことを特徴とする、キャットタワー。
【請求項9】
前記第1接続部材(30)は、固定接続される第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)を含み、前記第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)は、対向して設けられ、前記第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)はそれぞれ、隣接する2つの単板のほぞ溝(7)内に挿接されることを特徴とする
請求項8に記載のキャットタワー。
【請求項10】
前記キャットタワーは、キャットクライミング柱(33)を更に含み、前記キャットクライミング柱(33)は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続され、前記リベットは、固定部(34)を含み、前記固定部(34)の両端にそれぞれ第1係合部(35)と第2係合部(36)が設けられ、前記単板に第1接続孔が設けられ、前記キャットクライミング柱(33)に第2接続孔が設けられ、前記第1係合部(35)は、前記第1接続孔に係合され、前記第2係合部(36)は、第2接続孔に係合されることを特徴とする
請求項8に記載のキャットタワー。
【請求項11】
キャットタワーであって、
複数の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板であって、隣接する2つの単板同士は、同一の平面にある、複数の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板と、
隣接する2つの単板のほぞ溝(7)内に挿接される第2接続部材(39)と、を含むことを特徴とする、キャットタワー。
【請求項12】
前記第2接続部材(39)は、接続ブロック(40)と、第3ほぞ(41)と、第4ほぞ(42)とを含み、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)はいずれも前記接続ブロック(40)に固定接続され、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞは、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)はそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板のほぞ溝(7)内に挿接されることを特徴とする
請求項11に記載のキャットタワー。
【請求項13】
キャットタワーであって、
N+M個の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板であって、N+Mは、3以上であり、Mは、2以上であり、ここで、M個の前記単板が囲んでキャットタワー枠体を構成し、枠体内の隣接する2つの単板同士は互いに垂直であり、N個の単板とそれに隣接する単板は、同一の平面にある、N+M個の請求項1-7のいずれか一項に記載の単板と、
隣接する2つの垂直に設けられる単板のほぞ溝(7)内に挿接される第1接続部材(30)と、
隣接する2つの、同一の平面にある単板のほぞ溝(7)内に挿接される第2接続部材(39)と、を含むことを特徴とする、キャットタワー。
【請求項14】
前記第1接続部材(30)は、固定接続される第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)を含み、前記第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)は、対向して設けられ、前記第1ほぞ(31)と第2ほぞ(32)はそれぞれ、隣接する2つの垂直に設けられる単板のほぞ溝(7)内に挿接され、前記第2接続部材(39)は、接続ブロック(40)と、第3ほぞ(41)と、第4ほぞとを含み、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)はいずれも前記接続ブロック(40)に固定接続され、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)は、夾角をなすように設けられ、前記第3ほぞ(41)と第4ほぞ(42)はそれぞれ、隣接する2つの水平に設けられる単板のほぞ溝(7)内に挿接されることを特徴とする
請求項13に記載のキャットタワー。
【請求項15】
前記キャットタワーは、キャットクライミング柱(33)を更に含み、前記キャットクライミング柱(33)は、リベットを介して上下の2つの対向して設けられる単板の間に固定接続され、前記リベットは、固定部(34)を含み、前記固定部(34)の両端にそれぞれ第1係合部(35)と第2係合部(36)が設けられ、前記単板に第1接続孔が設けられ、前記キャットクライミング柱(33)に第2接続孔が設けられ、前記第1係合部(35)は、前記第1接続孔に係合され、前記第2係合部(36)は、第2接続孔に係合されることを特徴とする
請求項13に記載のキャットタワー。