IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社メテクの特許一覧

<>
  • 特開-医療機器 図1
  • 特開-医療機器 図2
  • 特開-医療機器 図3
  • 特開-医療機器 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024120461
(43)【公開日】2024-09-05
(54)【発明の名称】医療機器
(51)【国際特許分類】
   A61M 5/168 20060101AFI20240829BHJP
   A61M 5/14 20060101ALI20240829BHJP
   A61M 5/172 20060101ALI20240829BHJP
   A61M 5/142 20060101ALI20240829BHJP
【FI】
A61M5/168 510
A61M5/14 500
A61M5/168 550
A61M5/172
A61M5/142
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023027274
(22)【出願日】2023-02-24
(71)【出願人】
【識別番号】000138037
【氏名又は名称】株式会社メテク
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】田嶋 一将
(72)【発明者】
【氏名】徳重 陽介
【テーマコード(参考)】
4C066
【Fターム(参考)】
4C066AA07
4C066BB01
4C066CC01
4C066DD11
4C066QQ77
4C066QQ78
(57)【要約】
【課題】医療現場における防水性を維持しつつ、音をよりクリアに発することのできる医療機器を提供することができる。
【解決手段】放音孔を有する筐体を備え、前記筐体は、前記放音孔の前記筐体内側から音声出力装置に向かって、厚さ方向に複数の貫通孔を有する支持層と、該支持層に接した通音防水フィルムと、をこの順に有する、医療機器。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
放音孔を有する筐体を備え、
前記筐体は、前記放音孔の前記筐体内側から音声出力装置に向かって、厚さ方向に複数の貫通孔を有する支持層と、該支持層に接した通音防水フィルムと、をこの順に有する、
医療機器。
【請求項2】
前記支持層が、樹脂フィルムである、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項3】
前記放音孔の前記筐体内側と前記支持層との間に、補強材を有する、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項4】
前記通音防水フィルムが、多孔質膜を含む、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項5】
前記筐体が、前記筐体内側に延伸した隔壁を有し、
前記隔壁は、前記支持層と前記通音防水フィルムを囲う、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項6】
前記通音防水フィルムの前記筐体内側の面に、接着層を有し、
該接着層が、前記通音防水フィルムと前記隔壁とを接着する、
請求項5に記載の医療機器。
【請求項7】
前記支持層の前記貫通孔の直径が、前記筐体の前記放音孔の直径と同程度である、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項8】
前記支持層の前記貫通孔の直径が、0.50~5.0mmである、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項9】
前記筐体内に前記音声出力装置を備え、
前記音声出力装置と前記放音孔が、前記筐体の正面視にて互いに重なるように位置する、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項10】
保持したチューブに対して外圧を加えることにより、前記チューブ内の液体を輸液するためのポンプ部を備える、
請求項1に記載の医療機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機器に関する。
【背景技術】
【0002】
医療機器には、異常時などの状態をユーザに知らせるための音が鳴るように構成されることがある。例えば、特許文献1には、輸液動作異常の発生時に警報音を発する警報音発生部を備える輸液ポンプが開示されている。しかし、医療機器の筐体に放音孔を形成すると、その放音孔から、薬液、血液、その他体液などの液体が入り込み、筐体内の各種装置の故障の原因となる。そのため、医療機器の筐体に放音孔を形成しないで、音声出力装置を筐体で囲う構成とすることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011-087678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、医療機器の筐体に放音孔を形成しないで、音声出力装置を筐体で囲う構成とすると、音が医療機器内にこもってしまい、医療従事者や患者に聞こえにくいという問題がある。発する音量を大きくしたとしても、こもる音の大きさも比例して大きくなるため、音の聞こえやすさの問題は音量によって解消し難い問題でもある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、医療現場における防水性を維持しつつ、音をよりクリアに発することのできる医療機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討した。その結果、放音孔を形成したうえで、医療機器の筐体内に液体が浸入しない構成とすることにより、音をよりクリアに発することができるとともに、医療現場における使用に耐える医療機器を提供できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
〔1〕
放音孔を有する筐体を備え、
前記筐体は、前記放音孔の前記筐体内側から音声出力装置に向かって、厚さ方向に複数の貫通孔を有する支持層と、該支持層に接した通音防水フィルムと、をこの順に有する、
医療機器。
〔2〕
前記支持層が、樹脂フィルムである、
〔1〕に記載の医療機器。
〔3〕
前記放音孔の前記筐体内側と前記支持層との間に、補強材を有する、
〔1〕又は〔2〕に記載の医療機器。
〔4〕
前記通音防水フィルムが、多孔質膜を含む、
〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の医療機器。
〔5〕
前記筐体が、前記筐体内側に延伸した隔壁を有し、
前記隔壁は、前記支持層と前記通音防水フィルムを囲う、
〔1〕~〔4〕のいずれか一項に記載の医療機器。
〔6〕
前記通音防水フィルムの前記筐体内側の面に、接着層を有し、
該接着層が、前記通音防水フィルムと前記隔壁とを接着する、
〔5〕に記載の医療機器。
〔7〕
前記支持層の前記貫通孔の直径が、前記筐体の前記放音孔の直径と同程度である、
〔1〕~〔6〕のいずれか一項に記載の医療機器。
〔8〕
前記支持層の前記貫通孔の直径が、0.50~5.0mmである、
〔1〕~〔7〕のいずれか一項に記載の医療機器。
〔9〕
前記筐体内に前記音声出力装置を備え、
前記音声出力装置と前記放音孔が、前記筐体の正面視にて互いに重なるように位置する、
〔1〕~〔8〕のいずれか一項に記載の医療機器。
〔10〕
保持したチューブに対して外圧を加えることにより、前記チューブ内の液体を輸液するためのポンプ部を備える、
〔1〕~〔9〕のいずれか一項に記載の医療機器。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、医療現場における防水性を維持しつつ、音をよりクリアに発することのできる医療機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本実施形態の医療機器の一例を表す概略斜視図である。
図2図1に示す範囲S1を筐体の外側から平面視した上面図を示す。
図3図2に示す線A-A’で切断したときの範囲S1の断面図の一例を示す。
図4図3に示す支持層と通音防水フィルムとの積層体を筐体の外側から平面視した上面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」という。)について詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右などの位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
【0011】
1.医療機器
本実施形態の医療機器は、放音孔を有する筐体を備え、前記筐体は、前記放音孔の前記筐体内側から音声出力装置に向かって、厚さ方向に複数の貫通孔を有する支持層と、該支持層に接した通音防水フィルムと、をこの順に有する。
【0012】
図1に、本実施形態の医療機器の一例を表す概略斜視図を示す。図1に示すように、医療機器100は、筐体110を備える。医療機器100の種類や、その筐体110の形状は、図1に示すものに限られず、任意のものであってよい。例えば、医療機器100は、表示装置130を有してもよい。表示装置130はタッチパネルなどの情報の入出力インターフェースであってもよい。また、医療機器100は、血液製剤やその他薬剤などの輸液装置であってもよく、保持したチューブに対して外圧を加えることにより、チューブ内の液体を輸液するためのポンプ部140を備えていてもよい。
【0013】
図1に示すとおり、本実施形態の医療機器100は、筐体110に放音孔220を有する。図1に、放音孔220を有する範囲S1を示し、図2に、筐体110の外側から範囲S1を平面視した図面を示す。また、図3に、図2に示す線A-A’で切断したときの範囲S1の断面図の一例を示し、図4に、図3に示す線B-B’で切断したときの断面図であり、図3に示す支持層と通音防水フィルムとの積層体を、筐体110の外側から平面視した図面を示す。
【0014】
1.1.通音防水フィルム
図3及び図4に示すように、通音防水フィルム210は、筐体110外側に向いている面において、支持層240と接してもよい。通音防水フィルム210と支持層240とは接着されていてもよい。接着方法としては、特に限定されず、公知の種々の方法を用いることができる。これにより、通音防水フィルム210は、放音孔220と貫通孔241を通って、厚さ方向Zに向かって侵入した液滴が筐体内部に浸透することを抑制できる。また、支持層240と接することにより、比較的柔らかい通音防水フィルム210が、たわみなどにより、ビビリ音などの異音を生じることを抑制できる。
【0015】
また、通音防水フィルム210は、接着層230を介して、筐体110から内側に延伸した隔壁111と接着されてもよい。図3においては、通音防水フィルム210は、筐体110内側に向いている面において接着層230を有し、接着層230を介して隔壁111と接着しているが、接着層230の位置はこれに制限されない。これにより、放音孔220に浸入した液体が、支持層240と通音防水フィルム210の側面から筐体内部に浸入することをより抑制できる。
【0016】
この際、図3に示すように、隔壁111の先端は、支持層と防水フィルムを囲うように内側にツメ部112を有してもよい。そして、通音防水フィルム210は、接着層230を介して、ツメ部112と接着されてもよい。このような構成とすることにより、放音孔220に浸入した液体が、支持層240と通音防水フィルム210の側面から筐体内部に浸入することをより抑制できる。
【0017】
接着層230は例えば防水性を有する両面テープであってもよい。両面テープの材料としては、特に限定されないが、例えば、アクリル等が挙げられる。
【0018】
本実施形態で用いる通音防水フィルム210は、特に制限されないが、通音性、防水性を有することが好ましい。具体的には、防水性の観点から、通音防水フィルム210のJIS L 1092 B法(高水圧法)による耐水圧は、好ましくは、10~750kPaである。また、通音性の観点から、通音防水フィルム210のJIS L 1096ガーレ法に準拠した通気度は、好ましくは、1~250秒/100mLである。
【0019】
通音防水フィルム210の厚さは、好ましくは、5~100μmであり、10~90μmであり、15~80μmであり、20~70μmである。通音防水フィルム210の厚さが5μm以上であることにより、防水性がより向上するほか、フィルムの機械強度が向上するためビビリ音などの異音がより抑制される傾向にある。また、通音防水フィルム210の厚さが100μm以下であることにより、通音声がより向上する傾向にある。
【0020】
通音防水フィルム210は、特に限定されないが、例えば、通音性と防水性の両立性の観点から、多孔質膜であってもよい。多孔質膜の空孔は、10~50μmであってもよい。また、通音防水フィルムの材質は、特に限定されないが、例えば、ポリエステル系ポリウレタン、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリカーボネート系ポリウレタンなどのポリウレタン樹脂が挙げられる。
【0021】
1.2.支持層
支持層240の貫通孔241の直径D1は、筐体110の放音孔220の直径D2と同程度であっても、筐体110の放音孔220の直径D2以上であっても、放音孔220の直径D2以下であってもよい。
【0022】
貫通孔241の直径D1に対する放音孔220の直径D2の比率(D2/D1)は、好ましくは、0.8~1.2であり、0.9~1.1である。比率(D2/D1)が上記範囲内であることにより、音のクリアさがより向上し、異音の発生や音の減衰がより抑制される傾向にある。
【0023】
支持層240の貫通孔241の直径D1は、好ましくは、0.50~5.0mmであり、1.0~4.5mmであり、1.5~4.0mmであり、2.0~3.5mmである。貫通孔241の直径D1が上記範囲内であることにより、音のこもりがより解消され、よりクリアに音を発することができる。貫通孔241の直径が5.0mm以下であることにより、1つの貫通孔241あたりの通音防水フィルム210の通音防水フィルム210のたわみ量が小さくなり異音が混ざることをより抑制できる。すなわち、ビビリ音が抑制される。また、貫通孔241の直径が5.0mm以下であることにより、1つの放音孔220あたりの通音防水フィルム210のたわみ量が小さくなり、音の減衰も抑制される傾向にある。
【0024】
本実施形態において「異音」とは、音声出力装置が発した音ではなく、例えば、放音孔220の周辺の構成部材による音を言う。このような「異音」としては、特に限定されないが、例えば、音声出力装置が音(疎密波)を発したときに、その音(疎密波)の影響で放音孔、支持層、又は通音防水フィルムなどが互いに擦れて生じる異音や、或いは、音声出力装置が発した音(疎密波)の影響で通音防水フィルムが微振動をして生じる、ビビリ音やガサガサなどの異音などをいう。
【0025】
支持層240は、特に限定されないが、例えば、樹脂フィルムやスポンジ、その他の樹脂成形体であってもよい。このなかでも、樹脂フィルムが好ましい。樹脂フィルムを用いることにより、異音の発生や音の減衰を抑止しつつ、音のクリアさがより向上する傾向にある。
【0026】
1.3.筐体と放音孔
図1及び図2に示すように、筐体110は、一又は複数の放音孔220を有してもよい。図1及び図2においては、3×3の9個の放音孔220を備える態様を例示するが、放音孔220の位置及び数は特に限定されるものではない。
【0027】
1つの放音孔220の直径D2は、好ましくは、1.0~10mmであり、2.0~9.0mmであり、3.0~8.0mmであり、4.0~7.0mmである。放音孔220の直径D2が1.0mm以上であることにより、音のこもりがより解消され、よりクリアに音を発することができる。また、放音孔220の直径D2が10mm以下であることにより、異物が放音孔220に入りにくくなる。
【0028】
このような異音は、音のクリアさを低下させて、音を聞き取りにくくさせるほか、聞き手に不快感を与えるため、抑制されることが好ましい。
【0029】
図3に示すように、図2に示す放音孔220の線A-A’で切断したときの断面では、放音孔の前記筐体110内側から音声出力装置160に向かって、厚さ方向Zに複数の貫通孔241を有する支持層240と、該支持層240に接した通音防水フィルム210と、をこの順に有する。また、本実施形態の医療機器は、放音孔220の筐体110内側と前記支持層240との間に、補強材250を有してもよい。なお、音声出力装置160は筐体110内に含まれている。上記の構成によれば、音声出力装置160から音声が出力された場合に、通音防水フィルム210が音圧により変形する方向には複数の貫通孔241を有する支持層240があるため、通音防水フィルム210の変形を抑制することが可能となっている。更にいえば、通音防水フィルム210の変形を抑制する支持層240は、複数の貫通孔241が形成されているため、複数の貫通孔241の合計面積と同じ1つの貫通孔を有する場合と比べて通音防水フィルム210の変形は抑制されるため異音を抑制することが可能となる。
【0030】
図3に示すようでは、筐体110の外側から放音孔220を平面視した時に、支持層240に形成される貫通孔241と、筐体110に形成される放音孔220とは、配置が一致するように示しているが、当該配置は異なってもよい。配置が一致することにより、放音孔220と貫通孔241とが音をよりクリアに発することができる。また、異物の浸入は補強材250で回避できる。
【0031】
図3に示すように、筐体110は、内側に延伸した隔壁111を有してもよい。当該隔壁111は、放音孔220の筐体110内側の空間と、その他の空間を隔てていてもよい。放音孔220の筐体110内側の空間には、支持層240と通音防水フィルム210が収容されていてもよく、隔壁111は支持層240と通音防水フィルム210の側面を囲うように構成されていてもよい。これにより、放音孔220に浸入した液体が、支持層240と通音防水フィルム210の側面から筐体内部に浸入することを抑制できる。
【0032】
1.4.補強材
本実施形態の医療機器100は、放音孔220の筐体110内側と支持層240との間に、補強材250を有してもよい。補強材250を有することにより、異物の筐体110内への侵入を防ぐことが可能となる。
【0033】
補強材250は、メッシュ、スポンジ、その他の樹脂成形体、織物や編物などの布帛であってもよい。このなかでも、メッシュが好ましい。メッシュを用いることにより、異音の発生や音の減衰を抑止しつつ、音のクリアさがより向上する傾向にある。
【0034】
補強材250を構成する材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタンなどの樹脂が挙げられる。
【0035】
1.5.音声出力装置
本実施形態の医療機器100は、筐体110内に音声出力装置160を有してもよい。音声出力装置160は、一般的なスピーカーなどとして構成することができる。また、音声出力装置160は筐体110内にあれば、放音孔220から音を発することができるが、異音の発生や音の減衰を抑止しつつ、音のクリアさがより向上する観点から、音声出力装置160と放音孔220が、筐体110の正面視にて互いに重なるように位置することが好ましい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明の医療機器は、医療現場における防水性を維持しつつ、音をよりクリアに発することのできる医療機器として産業上の利用可能性を有する。
【符号の説明】
【0037】
100…医療機器、110…筐体、111…隔壁、112…ツメ部、130…表示装置、140…ポンプ部、160…音声出力装置、210…通音防水フィルム、220…放音孔、230…接着層、240…支持層、241…貫通孔、250…補強材
図1
図2
図3
図4