(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024120813
(43)【公開日】2024-09-05
(54)【発明の名称】QRコード(登録商標)暗号化によるパスワード管理
(51)【国際特許分類】
H04L 9/32 20060101AFI20240829BHJP
G06F 21/31 20130101ALI20240829BHJP
【FI】
H04L9/32 100A
G06F21/31
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023059683
(22)【出願日】2023-04-03
【出願変更の表示】U 2023000544の変更
【原出願日】2023-02-24
(71)【出願人】
【識別番号】723001874
【氏名又は名称】宮内 光司
(72)【発明者】
【氏名】宮内 光司
(57)【要約】 (修正有)
【課題】パスワードを変換したQRコード(登録商標)に対して、復号に必要な暗号鍵を持つQRコード読込装置(スマートフォン)のみが、QRコードに変換されたパスワードを判断できるようにする方法及びシステムを提供する。
【解決手段】暗号鍵を持つQRコード読込装置(スマートフォン)にパスワードを登録し、暗号化されたQRコード3に変換する。暗号化されたQRコードをファイルに保存し、専用のホームページで表示や印刷を行う。そのQRコードを、暗号鍵を持つQRコード読込装置(スマートフォン)4で読み込むことにより、パスワードが表示される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パスワードを暗号化されたQRコード(登録商標)に変換することで、他人から目視で判断できなくする。
【請求項2】
暗号化されたQRコード(登録商標)の内容はファイルに保存し、専用のホームページで表示及び印刷する。ファイルに保存することで、パスワードの管理を行う。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パスワードのセキュリティ向上と管理に関するものである。
【背景技術】
【0002】
日常使用するパスワードは複数存在するが、文字の複雑さや同じパスワードの再利用は推奨されない。そのため、パスワードの管理に誰もが苦労している。
【0003】
付箋紙等を利用して、パスワードを記載しているケースもあるが、セキュリティ上非常に危険な行為である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014-238857(P2014-238857A)
【特許文献2】特開2022-3737(P2022-3737A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
パスワードの内容が、他人から目視で判断できることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
パスワードを暗号化されたQRコード(登録商標)に変換し、復号に必要な暗号鍵を持つQRコード(登録商標)読込装置(スマートフォン)で取り込むことにより、パスワードを判断できるようにする。
【発明の効果】
【0007】
通常のQRコード(登録商標)読込装置(スマートフォン)では、暗号化されたパスワードが目視できるだけで、本来のパスワードは解読できない。結果的に、パスワードが他人から目視で判断できなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本考察のパスワード読み込みイメージ図である。
【
図2】暗号化されたパスワードの管理及び表示や印刷に関するイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
暗号鍵を持つQRコード(登録商標)読込装置(スマートフォン)にパスワードを登録し、暗号化されたQRコード(登録商標)に変換する。
暗号化されたQRコード(登録商標)をファイルに保存し、専用のホームページで表示や印刷を行う。そのQRコード(登録商標)を、暗号鍵を持つQRコード(登録商標)読込装置(スマートフォン)で読み込むことにより、パスワードが表示される。
【符号の説明】
【0010】
1 パスワード
2 暗号化
3 暗号化されたQRコード(登録商標)
4 QRコード(登録商標)読込装置(スマートフォン)
5 復号
6 専用ホームページ