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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024121717
(43)【公開日】2024-09-06
(54)【発明の名称】車両用シート
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/14 20060101AFI20240830BHJP
   A47C 3/18 20060101ALI20240830BHJP
【FI】
B60N2/14
A47C3/18 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023028967
(22)【出願日】2023-02-27
(71)【出願人】
【識別番号】000004640
【氏名又は名称】日本発條株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】西城戸 智
【テーマコード(参考)】
3B087
3B091
【Fターム(参考)】
3B087BA07
3B087BB12
3B087BC18
3B091EA04
(57)【要約】
【課題】シートクッションの骨格において回転装置の一部となっている部分の真円度を確保する。
【解決手段】車両用シート10は、着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッション12と、シートクッション12を上下方向を軸方向として回転させる回転装置16と、第1フレーム部38と、を備えている。回転装置16は、シートクッション12の骨格を構成し、上方側から見てその一部が環状に形成されかつ他の一部がシート幅方向に離間している外側環状部26Aを有する外側フレーム部26を備えている。また、回転装置16は、外側環状部26Aの内側において外側フレーム部26を上下方向を軸方向として回転可能に支持する内側フレーム部28を備えている。第1フレーム部38は、外側環状部26Aにおいてシート幅方向に離間している部分と隣接する位置において外側フレーム部26をシート幅方向に連結している。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッションと、
前記シートクッションを上下方向を軸方向として回転させる回転装置の一部を構成すると共に前記シートクッションの骨格を構成し、上方側から見てその一部が環状に形成されかつ他の一部がシート幅方向に離間している外側環状部を有する外側フレーム部と、
前記回転装置の一部を構成し、前記外側環状部の内側において前記外側フレーム部を上下方向を軸方向として回転可能に支持する内側支持部と、
前記シートクッションの骨格を構成し、前記外側環状部においてシート幅方向に離間している部分と隣接する位置において前記外側フレーム部をシート幅方向に連結する第1フレーム部と、
を備えた車両用シート。
【請求項2】
前記シートクッションの骨格を構成し、前記外側環状部においてシート幅方向に離間している部分とは反対側において前記外側フレーム部に接合された第2フレーム部をさらに備えた請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記内側支持部は、前記シートクッションの骨格を構成し、上方側から見て環状に形成された内側環状部を有する内側フレーム部となっており、
前記内側環状部が前記外側環状部の内側に配置されている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1~特許文献3には、着座乗員の臀部を支持するシートクッションを上下方向を軸方向として回転させることができる車両用シートが開示されている。これらの文献に記載された車両用シートでは、シートクッションを上下方向を軸方向として回転可能に支持する機構(以下「回転装置」と呼ぶ)がシートクッションの骨格を構成するクッションフレームの下方側に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010-173491号公報
【特許文献2】特開2021-88248号公報
【特許文献3】実開昭61-155236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、シートクッションの骨格の一部が回転装置の一部となっている構成では、シートクッションの骨格において回転装置の一部となっている部分の真円度を確保することが重要となるが、上記特許文献に記載された構成はこの点を考慮していない。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、シートクッションの骨格において回転装置の一部となっている部分の真円度を確保することができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両用シートは、着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッションと、前記シートクッションを上下方向を軸方向として回転させる回転装置の一部を構成すると共に前記シートクッションの骨格を構成し、上方側から見てその一部が環状に形成されかつ他の一部がシート幅方向に離間している外側環状部を有する外側フレーム部と、前記回転装置の一部を構成し、前記外側環状部の内側において前記外側フレーム部を上下方向を軸方向として回転可能に支持する内側支持部と、前記シートクッションの骨格を構成し、前記外側環状部においてシート幅方向に離間している部分と隣接する位置において前記外側フレーム部をシート幅方向に連結する第1フレーム部と、を備えている。
【0007】
第1の態様の車両用シートによれば、回転装置の一部を構成する外側フレーム部が回転装置の一部を構成する内側支持部に対して回転することで、シートクッションが上下方向を軸方向として回転する。ここで、外側フレーム部は、上方側から見てその一部が環状に形成されかつ他の一部がシート幅方向に離間している外側環状部を有している。そして、外側環状部においてシート幅方向に離間している部分と隣接する位置において外側フレーム部が第1フレーム部によってシート幅方向に連結されている。これにより、外側環状部においてシート幅方向に離間している部分のシート幅方向への寸法の変化が第1フレーム部によって抑制される。これにより、外側環状部の真円度を確保することができる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記シートクッションの骨格を構成し、前記外側環状部においてシート幅方向に離間している部分とは反対側において前記外側フレーム部に接合された第2フレーム部をさらに備えている。
【0009】
第2の態様の車両用シートによれば、外側環状部においてシート幅方向に離間している部分とは反対側において第2フレーム部が外側フレーム部に接合されている。これにより、外側環状部においてシート幅方向に離間している部分とは反対側の部位の剛性を第2フレーム部によって補うことができる。これにより、外側環状部の真円度を確保することができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、第1の態様又は第2の態様の車両用シートにおいて、前記内側支持部は、前記シートクッションの骨格を構成し、上方側から見て環状に形成された内側環状部を有する内側フレーム部となっており、前記内側環状部が前記外側環状部の内側に配置されている。
【0011】
第3の態様の車両用シートによれば、内側フレーム部の内側環状部が外側フレーム部の外側環状部の内側に配置されている。すなわち、シートクッションの骨格の一部が、内側環状部及び外側環状部による二重構造となっている。これにより、シートクッションの骨格の剛性を確保することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る車両用シートは、シートクッションの骨格において回転装置の一部となっている部分の真円度を確保することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】クッションパッド及びバックパッドの図示を省略した車両用シートを示す斜視図である。
図2】シートクッションを前後方向及び上下方向に沿って切断した断面を示す断面図である。
図3】回転装置を示す斜視図である。
図4】回転装置を前後方向及び左右方向に沿って切断した断面を示す断面図である。
図5】シートクッションを前後方向及び上下方向に沿って切断した断面を拡大して示す拡大断面図である。
図6】外側フレーム部を示す斜視図である。
図7】内側フレーム部を示す斜視図である。
図8】リテーナを示す斜視図である。
図9】回転装置においてロック部が設けられている箇所の断面を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1図7を用いて、本発明の実施形態に係る車両用シート10について説明する。なお、図中に示す矢印FR、矢印UP、矢印RH及び矢印LHは、車両用シート10に着座した乗員から見たシート前方側、上方側、右側及び左側をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、シート前後方向の前後、シート上下方向の上下、シート左右方向の左右を示すものとする。また、シート左右方向は、シート幅方向と一致している。
【0015】
図1及び図2に示されるように、本実施形態の車両用シート10は、着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッション12と、着座乗員の背部を後方側から支持するシートバック14と、を備えている。また、本実施形態の車両用シート10は、シートクッション12を上下方向を軸方向として回転させる回転装置16を備えている。なお、シートクッション12の回転周方向の一方側を矢印Cで示すことにする。また、以下の説明においては、シートクッション12の回転周方向を単に周方向と呼ぶことがある。
【0016】
シートクッション12は、トリム18に覆われたクッションパッド20がシートクッション12の骨格を構成するクッションフレーム22に取り付けられた構成となっている。なお、クッションフレーム22の詳細な構成については後述することにする。
【0017】
シートバック14は、トリムに覆われたバックパッドがシートバック14の骨格を構成するバックフレーム22に取り付けられた構成となっている。図1に示されるように、バックフレーム22は、左右方向に間隔をあけて配置された一対のサイドフレーム部24Aと、一対のサイドフレーム部24Aの上端部を左右方向につなぐ上フレーム部24Bと、を含んで構成されている。
【0018】
図3図5に示されるように、回転装置16は、外側フレーム部26と、内側支持部としての内側フレーム部28と、外側フレーム部26と内側フレーム部28との間に設けられた複数のボール30と、複数のボール30を支持するリテーナ32と、を含んで構成されている。
【0019】
図4及び図6に示されるように、外側フレーム部26は、回転装置16の一部を構成すると共にクッションフレーム22の一部を構成しており、一例として鋼鈑材にプレス加工等が施されることによって形成されている。この外側フレーム部26は、上方側から見てその大部分が環状に形成されていると共に後端部が左右方向に離間している外側環状部26Aを備えている。外側環状部26Aの内周部には、後述する複数のボール30が係合するボール係合溝26Bが周方向に沿って形成されている。本実施形態では、上下方向に間隔をあけて配置された2つのボール係合溝26Bが外側環状部26Aの内周部に形成されている。また、外側フレーム部26は、外側環状部26Aの後端部における左側の端及び右側の端からそれぞれ後方側へ向けて延びる一対の後板部26Cを備えている。一対の後板部26Cは、左右方向を厚み方向として上下方向及び前後方向に延在する矩形板状に形成されている。また、図1に示されるように、一対の後板部26Cには、バックフレーム22の一対のサイドフレーム部24Aの下端部がそれぞれ連結部34を介して固定されている。
【0020】
図4及び図7に示されるように、内側フレーム部28は、回転装置16の一部を構成すると共にクッションフレーム22の一部を構成している。この内側フレーム部28は、上方側から見て環状に形成されていると共に外側フレーム部26の外側環状部26Aの内側に配置される内側環状部28Aを備えている。内側環状部28Aの外周部には、後述する複数のボール30が係合するボール係合溝28Bが周方向に沿って形成されている。本実施形態では、上下方向に間隔をあけて配置された2つのボール係合溝28Bが内側環状部28Aの外周部に形成されている。また、内側フレーム部28は、内側環状部28Aの下部に形成された一対のレール固定部28Cを備えている。一対のレール固定部28Cは、一対のスライドレール36(図1等参照)を介して車体のフロアに固定されるようになっている。
【0021】
図2図4及び図5に示されるように、複数のボール30は、軸受鋼を用いて球状に形成されている。本実施形態では、周方向に間隔をあけて配置された9個のボール30が、外側フレーム部26の外側環状部26Aに形成された上方側のボール係合溝26B及び内側フレーム部28の内側環状部28Aに形成された上方側のボール係合溝28Bにそれぞれ係合している。また、周方向に間隔をあけて配置された9個のボール30が、外側フレーム部26の外側環状部26Aに形成された下方側のボール係合溝26B及び内側フレーム部28の内側環状部28Aに形成された下方側のボール係合溝28Bにそれぞれ係合している。
【0022】
図4図5及び図8に示されるように、リテーナ32は、一例として樹脂材料を用いて形成されており、上方側から見て環状に形成されている。このリテーナ32には、複数のボール30をそれぞれ支持する複数の支持孔32Aが形成されている。そして、複数のボール30がリテーナ32の複数の支持孔32Aにそれぞれ支持されることで、外側フレーム部26と内側フレーム部28との間において複数のボール30の周方向への間隔が定められた間隔に保たれるようになっている。なお、リテーナ32の一部は、内側フレーム部28の内側環状部28Aに係止されている。これにより、リテーナ32が内側環状部28Aに対して回転しないようになっている。
【0023】
そして、複数のボール30が外側フレーム部26の外側環状部26Aと内側フレーム部28の内側環状部28Aとの間において転動することで、外側フレーム部26を内側フレーム部28に対して上下方向を軸方向として回転させることが可能となっている。
【0024】
図1に示されるように、外側フレーム部26の一対の後板部26Cは、クッションフレーム22の一部を構成する第1フレーム部38及びクッションバネ係止部40によって左右方向に連結されている。第1フレーム部38は、左右方向を軸方向とする丸パイプ状に形成されている。この第1フレーム部38の左右方向の両端部は、一対の後板部26Cに溶接等により接合されている。クッションバネ係止部40は、第1フレーム部38に対して上方側に配置されており、左右方向を軸方向とする丸パイプ状に形成されている。なお、クッションバネ係止部40の外径は第1フレーム部38の外径よりも小径となっている。このクッションバネ係止部40の左右方向の両端部は、一対の後板部26Cに溶接等により接合されている。
【0025】
外側フレーム部26の外側環状部26Aの前端部には、クッションフレーム22の一部を構成する第2フレーム部42が固定されている。この第2フレーム部42は、上方側から見て半円形状に形成されたパッド支持板部42Aと、パッド支持板部42Aの前端部から下方側へ屈曲して延びる前側フランジ部42Bと、を備えている。そして、前側フランジ部42Bが外側環状部26Aの外周面に溶接やリベット等により接合されることで、第2フレーム部42が外側環状部26Aの前端部に固定されている。
【0026】
第2フレーム部42とクッションバネ係止部40との間には、左右方向に間隔をあけて配置された複数のクッションバネ44が前後方向に掛け渡されている。図1及び図2に示されるように、これらのクッションバネ44と第2フレーム部42のパッド支持板部42A等によってクッションパッド20が下方側から支持されるようになっている。図2に示されるように、クッションパッド20に取り付けられたトリム18の前端部は、外側環状部26Aの前端部の下縁に係止されている。また、クッションパッド20に取り付けられたトリム18の後端部は、第1フレーム部38に係止されている。
【0027】
図9に示されるように、回転装置16には、外側フレーム部26の内側フレーム部28に対する回転を制限するためのロック機構が設けられている。このロック機構は、外側フレーム部26の外側環状部26Aに形成されたロック孔26Dと、内側フレーム部28の内側環状部28Aに形成されたロック孔28Dと、ロック孔26D及びロック孔28Dに係合するロック部46と、を含んで構成されている。そして、ロック部46がロック孔26D及びロック孔28Dに係合した状態では、外側フレーム部26の内側フレーム部28に対する回転が制限されるようになっている。また、ロック部46がロック孔26D及びロック孔28Dと係合していない状態では、外側フレーム部26の内側フレーム部28に対する回転が許容されるようになっている。なお、内側環状部28Aには、周方向に間隔をあけて配置された複数のロック孔28Dが形成されている。そのため、ロック部46の複数のロック孔28Dへの係合箇所を選択することにより、外側フレーム部26の内側フレーム部28に対する周方向への位置を所望の位置に固定することが可能となっている。また、図9において二点鎖線で示されるように、ロック部46を覆うカバー部材48を設けてもよい。
【0028】
なお、図示は省略するが、回転装置16のまわりには、車両用シート10の外観意匠が損なわれることを抑制するための複数のカバー部材が設けられている。
【0029】
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0030】
以上説明した本実施形態の車両用シート10によれば、回転装置16の一部を構成する外側フレーム部26が回転装置16の一部を構成する内側フレーム部28に対して回転することで、シートクッション12が上下方向を軸方向として回転する。これにより、シートクッション12の向きを所望の位置に変更することができる。
【0031】
ここで、外側フレーム部26は、上方側から見てその一部が環状に形成されかつ後端部が左右方向に離間している外側環状部26Aを有している。そして、外側環状部26Aにおいて左右方向に離間している部分と隣接する位置において、外側フレーム部26の一対の後板部26Cが第1フレーム部38によって左右方向に連結されている。これにより、外側環状部26Aにおいて左右方向に離間している部分の左右方向への寸法の変化が第1フレーム部38によって抑制される。これにより、外側環状部26Aの真円度を確保することができる。これにより、複数のボール30と外側フレーム部26の外側環状部26A及び内側フレーム部28の内側環状部28Aとの接触圧力を周方向の各部でより均一にすることができる。
【0032】
また、本実施形態の車両用シート10によれば、外側環状部26Aにおいて左右方向に離間している部分とは反対側である前端部において、第2フレーム部42が外側フレーム部26に接合されている。これにより、外側環状部26Aの前端部の剛性を第2フレーム部42によって補うことができる。これにより、外側環状部26Aの真円度をより一層確保することができる。
【0033】
さらに、本実施形態の車両用シート10によれば、内側フレーム部28の内側環状部28Aが外側フレーム部26の外側環状部26Aの内側に配置されている。すなわち、クッションフレーム22の一部が、内側環状部28A及び外側環状部26Aによる二重構造となっている。これにより、クッションフレーム22の剛性を確保することができる。
【0034】
なお、本実施形態では、第2フレーム部42を外側フレーム部26に接合した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。第2フレーム部42を外側フレーム部26に接合するか否かについては、外側フレーム部26の外側環状部26Aの剛性等を考慮して適宜設定すればよい。
【0035】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0036】
10 車両用シート
12 シートクッション
16 回転装置
22 クッションフレーム(シートクッションの骨格)
26 外側フレーム部
26A 外側環状部
38 第1フレーム部
28 内側フレーム部(内側支持部)
28A 内側環状部
42 第2フレーム部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9