(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024121831
(43)【公開日】2024-09-09
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
F21S 8/02 20060101AFI20240902BHJP
F21V 33/00 20060101ALI20240902BHJP
F21V 29/503 20150101ALI20240902BHJP
F21V 29/67 20150101ALI20240902BHJP
F21V 29/83 20150101ALI20240902BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20240902BHJP
【FI】
F21S8/02 430
F21V33/00 470
F21V29/503
F21V29/67
F21V29/83
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023029008
(22)【出願日】2023-02-28
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 販売日:2022年6月27日、販売した場所:株式会社ルネサンス(横浜市南区花之木町3-48-1(VIERRA蒔田3階))、公開者:シャープ株式会社、公開された発明の内容:シャープ株式会社が、株式会社ルネサスに、高橋富志雄及び寺沢徳晃が発明した照明装置を販売した。 販売日:2022年9月27日、販売した場所:株式会社wash-plus(浦安市堀江6-2-4)、公開者:シャープ株式会社、公開された発明の内容:シャープ株式会社が、株式会社wash-plusに、高橋富志雄及び寺沢徳晃が発明した照明装置を販売した。 販売日:2022年7月16日、販売した場所:協立エアテック株式会社(東京都江戸川区西瑞江4丁目15-1)、公開者:シャープ株式会社、公開された発明の内容:シャープ株式会社が、協立エアテック株式会社に、高橋富志雄及び寺沢徳晃が発明した照明装置を販売した。
(71)【出願人】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147304
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 知哉
(74)【代理人】
【識別番号】100148493
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 浩二
(72)【発明者】
【氏名】高橋 富志雄
(72)【発明者】
【氏名】寺沢 徳晃
【テーマコード(参考)】
3K014
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K014RB03
(57)【要約】
【課題】照明装置の重量を小さくすることができ、発熱源の放熱を効率的に行うことができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、天井に埋め込まれる部分を備え、吸気口、排気口及び前記吸気口から前記排気口に至る風路が形成されたケースと、前記吸気口から前記風路を経由して前記排気口まで流れる風を送るファンと、発熱し、前記風路に配置される発熱源と、を備える。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
天井に埋め込まれる部分を備え、吸気口、排気口及び前記吸気口から前記排気口に至る風路が形成されたケースと、
前記吸気口から前記風路を経由して前記排気口まで流れる風を送るファンと、
発熱し、前記風路に配置される発熱源と、
を備える照明装置。
【請求項2】
前記ファン及び前記発熱源が固定され、金属からなる曲げ板を備える
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記発熱源は、光を発する発光素子と前記発光素子が実装される基板本体とを備える発光素子基板を備える
請求項1に記載の照明装置。
【請求項4】
前記発光素子は、発光ダイオードであり、
前記発光素子基板は、発光ダイオード基板である
請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記ファン及び前記発熱源が固定され、金属からなる曲げ板を備え、
前記基板本体は、互いに反対の側にある第1の主面及び第2の主面を有し、
前記発光素子は、前記第1の主面に実装され、
前記曲げ板は、前記第2の主面に面接触する
請求項3に記載の照明装置。
【請求項6】
前記発熱源は、前記ファン及び前記発光素子を制御する制御基板を備える
請求項3から5までのいずれかに記載の照明装置。
【請求項7】
前記基板本体は、第1の平面形状を有し、
前記曲げ板は、前記第1の平面形状と同じ又は前記第1の平面形状より大きい第2の平面形状を有する平面を有し、
前記基板本体は、前記平面に固定される
請求項3から5までのいずれかに記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ダウンライトを開示する。当該ダウンライトは、天井に埋め込み設置される。当該ダウンライトにおいては、取付けばねの根元部と環状フランジとが埋め込み孔の縁を挟持して、ダウンライトの埋め込み設置状態が維持される。光源のLEDは、発熱する。LEDの熱は、光源基板装置本体に伝えられて、装置本体から大気中に放出される。放熱フィンは、装置本体の放熱面積を増加させ、装置本体の放熱性能を向上する(段落0029,0066,0070及び0072)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたダウンライトにおいては、LEDの発熱量に応じた大きさを有する放熱フィンが必要である。このため、LEDの発熱量が大きい場合は、放熱フィンの大きさを大きくしなければならない。
【0005】
また、特許文献1に開示されたダウンライトにおいては、ダウンライトが埋め込み設置される天井の天井裏の状態によって、装置本体から大気中へのLEDの熱の放出量が変化する。このため、天井裏の状態によらずLEDの熱を十分に放出することができるようにするためには、放熱フィンの大きさを大きくしなければならない。
【0006】
しかし、放熱フィンの大きさが大きくなった場合は、ダウンライトの埋め込み設置状態を維持する取付けばね及び環状フランジに大きな負荷がかかる。このため、ダウンライトの全体のコストが高くなる。
【0007】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、照明装置の重量を小さくすることができ、発熱源の放熱を効率的に行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様の照明装置は、天井に埋め込まれる部分を備え、吸気口、排気口及び前記吸気口から前記排気口に至る風路が形成されたケースと、前記吸気口から前記風路を経由して前記排気口まで流れる風を送るファンと、発熱し、前記風路に配置される発熱源と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】第1実施形態の照明装置を模式的に図示する斜視図である。
【
図2】第1実施形態の照明装置が天井に取り付けられた状態を模式的に図示する断面図である。
【
図3】第1実施形態の照明装置からカバーの第2の部分が取り外された状態を模式的に図示する斜視図である。
【
図4】第1実施形態の照明装置からカバーの第2の部分及び制御基板が取り外された状態を模式的に図示する斜視図である。
【
図5】第1実施形態の照明装置に備えられる板金部品を模式的に図示する斜視図である。
【
図6】第1実施形態の変形例の照明装置に備えられる板金部品を模式的に図示する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0011】
1 第1実施形態
1.1 照明装置の外観
図1は、第1実施形態の照明装置を模式的に図示する斜視図である。
図2は、第1実施形態の照明装置が天井に取り付けられた状態を模式的に図示する断面図である。
【0012】
図1及び
図2に図示される第1実施形態の照明装置1は、天井11に埋め込まれ下方を照明するダウンライトである。照明装置1は、空気中にイオンを発生するイオン発生機能を有する。照明装置1が、イオン発生機能以外の空気調和機能を有してもよい。例えば、照明装置1が、空気を清浄にする清浄機能、空気を加熱する加熱機能、空気を冷却する冷却機能、空気を加湿する加湿機能、空気を除湿する除湿機能等を有してもよい。
【0013】
照明装置1が取り付けられる天井11は、オフィス等の居室、廊下、トイレ等の天井である。
【0014】
図1及び
図2に図示されるように、照明装置1は、埋め込み部21及び露出部22を備える。
【0015】
照明装置1が埋め込まれる天井11には、孔11aが形成される。孔11aは、円形状の平面形状を有する。
【0016】
埋め込み部21は、円柱状の外形形状を有し、天井11に形成された孔11aの径に適合する径を有し、大きな高さを有する。埋め込み部21は、孔11aに挿入され、天井11の天井面11bより上方に配置され、天井11に埋め込まれる。
【0017】
露出部22は、逆円錐台状の外形形状を有し、小さな高さしか有さない。露出部22の上端には、埋め込み部21が接続される。露出部22の上端は、天井11に形成された孔11aの径より大きな径を有する。このため、露出部22は、埋め込み部21が孔11aに挿入されても、孔11aに挿入されず、天井11の天井面11bより下方に配置され、天井11の下方に露出する。
【0018】
照明装置1においては、小さな高さしか有さない露出部22のみが、天井11の天井面11bから下方へ突出し、大きな高さを有する埋め込み部21が、天井面11bから下方へ突出しない。これにより、大きなサイズを有する構造物が天井面11bから下方へ突出することを抑制することができる。これにより、照明装置1の見栄えを良くすることができる。
【0019】
また、照明装置1においては、イオン発生機能を照明装置1に付与するための機構の主要部を、大きな高さを有するがユーザから見えない埋め込み部21に内蔵することができる。これにより、ユーザから見える露出部22のコンパクトさを損なうことなく、イオン発生機能を照明装置1に付与することができる。
【0020】
露出部22の下面22aには、出射口31a及び排気口31cが形成される。露出部22の側面22bには、複数の吸気口31bが形成される。複数の吸気口31bは、周方向に配列される。照明装置1は、下方を照明する光を、出射口31aから出射させる。照明装置1は、複数の吸気口31に空気を吸気し、排気口31cから空気を排気する。
【0021】
1.2 照明装置の内部構造
図3は、第1実施形態の照明装置からカバーの第2の部分が取り外された状態を模式的に図示する斜視図である。
図4は、第1実施形態の照明装置からカバーの第2の部分及び制御基板が取り外された状態を模式的に図示する斜視図である。
【0022】
図1から
図4までに図示されるように、照明装置1は、ケース31、発光素子基板32、ファン33、イオン発生部34、制御基板35及び板金部品36を備える。
【0023】
図1から
図4までに図示されるように、ケース31は、第1の部分41及び第2の部分42を備える。
【0024】
第1の部分41は、埋め込み部21を構成する。このため、第1の部分41は、天井11に埋め込まれる。第2の部分42は、露出部22を構成する。このため、第2の部分42は、天井11の下方に露出する。
【0025】
ケース31には、出射口31a、複数の吸気口31b、排気口31c及び風路31dが形成される。風路31dは、複数の吸気口31bから排気口31cに至り、複数の吸気口31bから排気口31cへ風51を導く。
【0026】
発光素子基板32は、下方を照明する光を、出射口31aに向かって発する。これにより、照明装置1は、下方を照明する光を、出射口31aから出射させる。
【0027】
図2から
図4までに図示されるように、発光素子基板32は、複数の発光素子61及び基板本体62を備える。
【0028】
複数の発光素子61は、供給された動作電力を消費して下方を照明する光を発する。発光素子61は、発光ダイオード(LED)である。このため、発光素子基板32は、LED基板である。発光素子61がLEDである場合は、発光素子61により消費される電力を小さくすることができ、発光素子61の寿命を長くすることができる。ただし、発光素子61が、LED以外の発光素子であってもよい。例えば、発光素子61が、白熱電球、蛍光灯等であってもよい。発光素子61は、基板本体62に実装される。
【0029】
基板本体62は、複数の発光素子61を支持し、複数の発光素子61に動作電力を供給する。
【0030】
ファン33は、風路31dに配置される。ファン33は、風路31dの上流側の区間から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を風路31dの下流側の区間に吹き出す。これにより、ファン33は、複数吸気口31bから風路31dを経由して排気口31cまで流れる風51を送る。ファン33は、シロッコファンである。ファン33が、シロッコファン以外のファンであってもよい。
【0031】
イオン発生部34は、風路31dに配置される。イオン発生部34は、風路31dにおいて、ファン33が配置される位置より排気口31c寄りの位置に配置される。イオン発生部34は、送られる風51により流される空気中にイオンを発生する。イオン発生部34は、高電圧を発生し、発生した高電圧により空気中で放電を発生させることにより、空気中にイオンを発生する。
【0032】
ファン33及びイオン発生部34が風路31dに配置されることにより、複数の吸気口31bに吸気された空気がイオン発生部34を通過してイオンを含む空気が生成される。また、生成されたイオンを含む空気が、排気口31cから排気される。これにより、イオンを含む空気が、排気口31cから広範囲に放出される。
【0033】
制御基板35は、風路31dに配置される。制御基板35は、風路31dにおいて、ファン33が配置される位置より複数の吸気口31b寄りの位置に配置される。制御基板35は、複数の発光素子61、ファン33及びイオン発生部34を制御する。制御基板35は、発光素子61、ファン33及びイオン発生部34に供給する動作電力を変化させること、発光素子61、ファン33及びイオン発生部34に制御信号を送信すること等により、発光素子61、ファン33及びイオン発生部34を制御する。
【0034】
複数の発光素子61を制御することは、発光素子61を点灯又は消灯させること、発光素子61により発せられる光の明るさ、色等を変化させること等を含む。ファン33を制御することは、ファン33を動作又は停止させること、ファン33により送られる風51の風量を変化させること等を含む。イオン発生部34を制御することは、イオン発生部34を動作又は停止させること、イオン発生部34により発生させられるイオンの量又は種類を変化させること等を含む。
【0035】
図2から
図4までに図示されるように、制御基板35は、複数の電子部品71及び基板本体72を備える。基板本体72は、図示されないパターンを備える。
【0036】
複数の電子部品71は、基板本体72に実装され、基板本体72のパターンに電気的に接続される。これにより、複数の電子部品71及び基板本体72のパターンは、複数の発光素子61、ファン33及びイオン発生部34を制御する制御回路を構成する。制御回路は、プロセッサ及びメモリを備えるマイクロコントローラ並びに周辺回路を備える。プロセッサは、メモリに記憶された制御プログラムを実行して、マイクロコントローラ並びに周辺回路を制御回路として動作させる。
【0037】
発光素子基板32及び制御基板35は、発熱する発熱源となる。発光素子基板32及び制御基板35以外の要素が、発熱する発熱源となってもよい。発光素子基板32及び制御基板35は、風路31dに配置される。これにより、発光素子基板32及び制御基板35は、風路31dにより導かれる風51にさらされる。これにより、発光素子基板32及び制御基板35により発せられた熱は、風51により運ばれて排気口31cから排出される。これにより、発光素子基板32及び制御基板35の放熱を効率的に行うことができる。また、照明装置1が大きなヒートシンクを備える必要がなくなる。これにより、照明装置1の重量を小さくすることができる。また、ケース31の第1の部分41から第1の部分41の周辺に放たれる熱を少なくすることができる。これにより、第1の部分41が天井11の天井裏を覆う断熱材に包まれている場合等の、第1の部分41から第1の部分41の周辺へ熱を放つことが難しい場合であっても、照明装置1に熱が蓄積されることを抑制することができる。これにより、蓄積された熱により照明装置1に不具合が発生すること、蓄積された熱により照明装置1の寿命が短くなること等を抑制することができる。
【0038】
板金部品36は、ケース31の内部に配置される機構を保持する背骨である。板金部品36には、発光素子基板32、ファン33及び制御基板35が固定される。
【0039】
板金部品36は、風路31dに配置される。これにより、板金部品36は、風路31dにより導かれる風51にさらされる。これにより、板金部品36により発せられた熱は、風51により運ばれて排気口31cから排出される。
【0040】
板金部品36は、金属からなる平板に対して板金加工を行うことにより作製される。このため、板金部品36は、金属からなる曲げ板である。板金部品36が、金属からなる平板に対して板金加工を行うこと以外の方法により作製された、金属からなる曲げ板に置き換えられてもよい。
【0041】
1.3 発光基板、制御基板及びファンの板金部品への固定
図5は、第1実施形態の照明装置に備えられる板金部品を模式的に図示する斜視図である。
【0042】
図2から
図5までに図示されるように、板金部品36は、第1の固定部81、第2の固定部82及び第3の固定部83を備える。
【0043】
第2の固定部82は、第1の固定部81に接続される。第3の固定部83は、第2の固定部82に接続される
第1の固定部81は、平面81aを有する。平面81aは、下方を向く水平面である。平面81aには、発光素子基板32が固定される。
【0044】
基板本体62は、第1の主面62a及び第2の主面62bを有する。第1の主面62a及び第2の主面62bは、互いに反対の側にある。複数の発光素子61は、第1の主面62aに実装される。基板本体62の第1の主面62aは、第1の固定部81の平面81aに接触する。これにより、発光素子61が実装されておらず小さな凹凸しか有しない第2の主面62bに板金部品36を面接触させることができる。これにより、発光素子61により発せられた熱の一部が、基板本体62を経由して板金部品36まで伝えられる。また、伝えられた熱が、板金部品36の略全体に広がる。また、広がった熱が、風路31dにより導かれる風51により運ばれて排気口31cから排出される。これにより、発光素子基板32の放熱を効率的に行うことができる。
【0045】
第2の固定部82は、平面82aを有する。平面82aは、前方を向く鉛直面である。平面82aには、制御基板35が固定される。
【0046】
基板本体72は、第1の主面72a及び第2の主面72bを有する。第1の主面72a及び第2の主面72bは、互いに反対の側にある。複数の電子部品71は、第1の主面72aに実装される。基板本体72の第1の主面72aは、第2の固定部82の平面82aに対向する。
【0047】
第3の固定部83には、ファン33が固定される。
【0048】
図6は、第1実施形態の変形例の照明装置に備えられる板金部品を模式的に図示する斜視図である。
【0049】
図6に図示されるように、第1実施形態の変形例においては、第1の固定部81及び第2の固定部82の幅が広げられる。
【0050】
第1の固定部81の平面81aは、基板本体62の第1の平面形状と同じ又は基板本体62の第1の平面形状より大きい平面形状を有する。これにより、基板本体62の第2の主面62bの全体に板金部品36を面接触させることができる。これにより、複数の発光素子61により発せられた熱を基板本体62を経由して板金部品36まで効率的に伝えることができる。これにより、照明装置1により発せられる光を明るくした場合でも、照明装置1の放熱を適切に行うことができる。
【0051】
第2の固定部82の平面82aは、基板本体72の第1の平面形状と同じ又は基板本体72の第1の平面形状より大きい平面形状を有する。これにより、基板本体72の第2の主面72bの全体に板金部品36を対向させることができる。
【0052】
本開示は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
【符号の説明】
【0053】
1 照明装置、11 天井、11a 孔、11b 天井面、21 埋め込み、22 露出部、22a 下面、22b 側面、31 ケース、31a 出射口、31b 複数の吸気口、31c 排気口、31d 風路、32 発光素子基板、33 ファン、34 イオン発生部、35 制御基板、36 板金部品、41 第1の部分、42 第2の部分、51 風、61 発光素子、62 基板本体、62a 第1の主面、62b 第2の主面、71 電子部品、72 基板本体、72a 第1の主面、72b 第2の主面、81 第1の固定部、81a 平面、82 第2の固定部、82a 平面、83 第3の固定部。