(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024122817
(43)【公開日】2024-09-09
(54)【発明の名称】ドリップバッグスタンド
(51)【国際特許分類】
A47J 31/06 20060101AFI20240902BHJP
【FI】
A47J31/06 160
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023042387
(22)【出願日】2023-02-28
(71)【出願人】
【識別番号】717007952
【氏名又は名称】島名 俊二
(72)【発明者】
【氏名】島名 俊二
【テーマコード(参考)】
4B104
【Fターム(参考)】
4B104AA02
4B104BA02
4B104BA79
4B104EA19
(57)【要約】
【課題】ドリップバッグのコーヒーを煎れている途中で先に抽出されたコーヒーにドリップバッグが浸かることで本来の味を損ねており、器具を使用する場合はカップのサイズに合わせて設置する作業が必要であった。
【解決手段】本体を長方形の枠の形にして左右の長辺の底部に鋸刃状の凹凸を施しカップの縁に左右の鋸刃状の部分が食い込む状態で置いて固定する。その長方形の枠の中にドリップバッグを入れ左右の長辺にドリップバッグホルダー(8)で吊り下げてから湯を注ぐためコーヒーに浸かることなく煎れることができる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
長方形の枠型の長辺の下部に鋸歯状の凹凸を施してカップの縁に置くだけで固定できドリップバッグにコーヒーが浸み込まないドリップバッグスタンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はドリップバッグ(7)のコーヒーを煎れる際にドリップバッグとカップの間に設置してドリップバッグがカップ内に抽出されたコーヒーに浸らないようにする器具である。
【背景技術】
【0002】
従来ドリップバッグホルダー(8)をカップ(5)上部の縁に引っ掛けてカップの中に吊り下げた状態で上から湯を注ぎ入れる方法でコーヒーを煎れていたため途中で先に抽出したコーヒーにドリップバッグが浸かってしまいコーヒー本来の味を損ねる懸念があった。
【0003】
ドリップバッグがカップ内のコーヒーに浸からないように開発されている従来の器具はカップの高さと口径の寸法に合わせて調整をするものが多くカップに合わすことができない器具は使用することに難があった。
【先行技術文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ドリップバッグに湯を注いで煎れている途中で先に抽出されたコーヒーにドリップバッグが浸かってコーヒー本来の味を損ねていた。
【0006】
従来のドリップバッグスタンドはカップの高さと口径のサイズに合わせて調節をする必要があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明品はカップの上に直に置いて使用するため長方形の枠の長辺の底部に鋸歯状の凹凸を施してカップの縁に食い込む状態で固定され従来カップの縁に吊り下げていたドリップバッグを本発明品の上に吊るすことで従来よりも高い位置に吊り下げてカップ内のコーヒーがドリップバッグに浸み込まないようにする器具である。
【0008】
カップの高さや口径のサイズの大小に関わらずカップの縁の上に置くだけで設置ができるドリップバッグスタンドである。
【発明の効果】
【0009】
従来のドリップバッグスタンドはカップに合わせて調整をしたりカップのサイズに合う器具を購入したりする必要があったが、本発明品はカップの高さや口径サイズに関わりなくカップの縁に置くだけで使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図2】 本発明品をカップに置いて使用する状態を横から見た図である。
【
図3】 本発明品をカップに置いて使用する状態を上から見た図である。
【符号の説明】
【0011】
1 鋸歯状の長辺下部
2 長辺部
3 短辺部
4 本体部
5 カップ
6 カップの取手
7 ドリップバッグ
8 ドリップバッグホルダー