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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024122830
(43)【公開日】2024-09-09
(54)【発明の名称】物品携帯用ホルダー
(51)【国際特許分類】
   B65D 67/02 20060101AFI20240902BHJP
【FI】
B65D67/02 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023117684
(22)【出願日】2023-07-19
(31)【優先権主張番号】P 2023030185
(32)【優先日】2023-02-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】519379145
【氏名又は名称】藤井 香
(74)【代理人】
【識別番号】100152700
【弁理士】
【氏名又は名称】泉谷 透
(72)【発明者】
【氏名】藤井 香
【テーマコード(参考)】
3E067
【Fターム(参考)】
3E067AA22
3E067AB69
3E067AC01
3E067BA03A
3E067BB14B
3E067BB14C
3E067DA03
3E067DA06
3E067DA08
3E067EC11
3E067EC38
3E067ED08
3E067EE11
3E067EE15
(57)【要約】      (修正有)
【課題】様々な断面形状や高さを有し、重量の大きな物品も保持して携帯可能な、簡易な構造で嵩張らない物品携帯用ホルダーを提供する。
【解決手段】ホルダー本体と、一対の紐体と、前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーとからなり、前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、前記一対の紐体は、前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端が前記物品支持部の先端に係止され、他方の両端を、前記物品の頂部上を跨がせて、前記ホルダー本体の上端縁中央に設けた環体に挿通させた上で、前記ストッパーに係合可能とすることにより、前記一対の紐体が前記物品の上部前記物品の直上に位置するように構成したことを特徴とする物品携帯用ホルダー。
【選択図】図16
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料入りのカップ・ペットボトル・缶等の物品の持ち運びに適用される物品携帯用ホルダーであって、
間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長して前記物品の底部を支持可能な物品支持部とした扁平体からなるホルダー本体と、
ベルトと、
一対の紐体と、
前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーと
からなり、
前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、
前記一対の紐体は前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端が前記物品支持部の先端に係止され、
前記ベルトは一端が前記ホルダー本体の上端縁中央に取り付けられ、他端が前記紐体の他方の両端に連結されていることにより、
前記ベルトが前記物品の直上に位置するように構成したこと
を特徴とする物品携帯用ホルダー。
【請求項2】
飲料入りのカップ・ペットボトル・缶等の物品の持ち運びに適用される物品携帯用ホルダーであって、
間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長して前記物品の底部を支持可能な物品支持部とした扁平体からなるホルダー本体と、
一対の紐体と、
前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーと
からなり、
前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、
前記一対の紐体は、前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端が前記物品支持部の先端に係止され、他方の両端が前記ホルダー本体の上端縁中央の一か所に、または、上端縁中央を挟み間隔を空けて取り付けられていることにより、
前記一対の紐体が前記物品の直上に位置するように構成したこと
を特徴とする物品携帯用ホルダー。
【請求項3】
飲料入りのカップ・ペットボトル・缶等の物品の持ち運びに適用される物品携帯用ホルダーであって、
間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長し前記物品の底部を支持可能な物品支持部とし、該物品支持部をさらに細帯状に延長してベルト体としてなる扁平体からなるホルダー本体と、
一対の紐体と、
前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーと
からなり、
前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、
前記一対の紐体は前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端がそれぞれ前記ホルダー本体の両側端に係止され、
前記ベルト体は先端が前記ホルダー本体の上端縁中央に取り付けられていることにより、
前記ベルト体が前記物品の直上に位置するように構成したこと
を特徴とする物品携帯用ホルダー。
【請求項4】
前記ホルダー本体の上端縁の少なくとも対向する2か所を長さ調節または\かつ着脱可能な紐状体またはベルト状体からなる物品固定部材で接続してなること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の物品携帯用ホルダー。
【請求項5】
飲料入りのカップ・ペットボトル・缶等の物品の持ち運びに適用される物品携帯用ホルダーであって、
間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長して前記物品の底部を支持可能な物品支持部とした扁平体からなるホルダー本体と、
一対の紐体と、
前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーと
からなり、
前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、
前記一対の紐体は、前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端が前記物品支持部の先端に係止され、他方の両端を、前記物品の頂部上を跨がせて、前記ホルダー本体の上端縁中央に設けた環体に挿通させた上で、前記ストッパーに係合可能とすることにより、
前記一対の紐体が前記物品の直上に位置するように構成したこと
を特徴とする物品携帯用ホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料入りカップ・ペットボトル・缶・箱状の紙パック・水筒あるいは携帯電話等の物品を保持したままぶら下げて持ち運ぶための、持ち手付きの物品携帯用ホルダーに関する。
【背景技術】
【0002】
テイクアウト用飲料カップは、一般に「テーパーカップ」と呼ばれる略逆円錐台形のカップであり、ストローを挿入できる蓋付きのものが広く普及しているが、飲みかけのまま持ち運ぶ際には手が塞がり、中身の飲料の熱さや冷たさが直接手に伝わるため、手提げ袋とともに供される場合もある。しかし、一般的な手提げ袋に入れてぶら下げて持ち運ぶと袋の中でカップの姿勢が安定せず、蓋付きであっても飲料がこぼれるおそれがあった。また、飲料を飲む際に手提げ袋からカップを取り出すのには手間が掛かり、かといって袋に入れたまま飲むことは見栄えがしないという問題があった。また、近年では、環境保全のためのプラスティックごみの削減という観点からも、むやみな手提げ袋の提供は控えられるべきである。
【0003】
近年では飲料カップの胴部のみを保持する円筒状のホルダー本体に持ち手を設けたカップホルダーが考案されている。かかる形状のカップホルダーは、飲料カップの胴部上方を保持した状態でぶら下げて携帯でき、テーブル等に置く際にも飲料カップ自体の底面を直接置けるため、比較的安定性を保ち易い。しかし、かかる先行技術に係るカップホルダーの多くはサイズ調節ができず、対応可能なカップの大きさや形状が限定されていた。サイズ調節が可能なものも、ボタンやベルト、ホックなどでサイズを調節するため、カップに十分に密着させて保持できない場合があり、最悪の場合、カップが脱落するおそれがあった。また、持ち手をカップホルダー本体に固定した場合、カップの大きさに合わせてカップホルダー本体の直径が変わることで持ち手の両端の位置も変化して、手で持つ箇所が飲料カップの重心からずれるため、持ち運び時に不安定となるという問題があった。そのため、本願発明者はかかる問題を解決するべく、特許文献1に開示されたカップホルダー(以下、「従来発明」と記す。)を開発し、商品化している。
【特許文献1】特開2021-66456号公開特許公報
【0004】
従来発明は、間隙を残した略逆円錐台の周側面をなす扁平体からなるホルダー本体の内径をストッパーで任意の位置で固定可能な紐体によって細かく調節可能とするという構成により、市販のほぼすべての飲料カップの胴部を保持し、ベルトの持ち手により手軽に安定的にぶら下げて持ち歩けるカップホルダーである。しかし、従来発明に係るカップホルダーは、飲料カップよりも大型で重量も大きなペットボトルや缶入りの飲料といった物品の携帯には保持力が不十分であった。特に、従来発明は略逆円錐台状のホルダー本体により携行する物品の胴部を保持する構造であり、物品の底部を支える構成を有していなかったため、直径が一様のペットボトルや缶入りの飲料、あるいは胴部が四角い紙パック入り飲料などを確実に保持することはできないという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来発明のかかる問題を解消すべく創作されたものであり、物品の外径に応じて簡単にホルダー本体の内径のサイズ調節が可能という従来発明の特徴を備えた上で、さらに物品の底部を支持する構成を有することにより、いわゆるテーパーカップに限らず、様々な断面形状や高さを有しより重量の大きな物品をも保持して携帯可能とする、簡易な構造で嵩張らない物品携帯用ホルダーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するために、本願の請求項1に記載した物品携帯用ホルダーは、間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長して前記物品の底部を支持可能な物品支持部とした扁平体からなるホルダー本体と、ベルトと、一対の紐体と、前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーとからなり、前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、前記一対の紐体は前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端が前記物品支持部の先端に係止され、前記ベルトは一端が前記ホルダー本体の上端縁中央に取り付けられ、他端が前記紐体の他方の両端に連結されていることにより、前記ベルトが前記物品の直上に位置するように構成したことを特徴とする。
【0007】
ホルダー本体をなす扁平体は、展開状態では上下両端縁が緩やかな同心円弧をなす略扇形であり、筒状に丸めた際に、その左右両端縁がテーパーカップのような飲料カップの胴部上方の周側面に対して適宜の間隙を残して対面するように大きさを設定する。本発明では、さらに、ホルダー本体の間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長して物品の底部を支持可能な物品支持部としているため、物品はホルダー本体により胴部を締め付けられて保持されるとともに、物品支持部により底部を支持される形となる。
【0008】
前記紐体保持部は、挿通した紐体を自由に移動可能とできれば形状や構造は限定されないが、たとえば、ホルダー本体の左右両端に帯状の布をループ状に縫い付けることで容易に形成できる。また、紐体保持部は、別部材を用いる代わりにホルダー本体の両端部に設けた貫通孔であってもよいし、ホルダー本体の両端部全体をループ状に折り返して縫い付けて形成してもよい。紐体保持部は、ホルダー本体の左右両端に少なくとも一対を設けるものとし、別部材や貫通孔を紐体保持部とする場合は少なくとも二対設けることがより好適である。前記紐体の素材や構造は特に限定されず、ベルト状やリボン状の紐体も適用できるが、様々な紐状の洋服のフードや袖口、またパンツの裾などを締めるために用いられるドローコードが好適である。なお、「一対の紐体」は、必ずしも別々の紐2本からなることを意味するものではなく、1本の紐を折り返したり、両端を接続した輪の状態で適宜接続・係止して一対の紐体として適用してもよい。また、一対の紐体は物品支持部の先端に係止されるが、これは必ずしも物品支持部の先端に固定することのみに限られず、紐体の始点をホルダー本体の他の位置に固定した上で、物品支持部の先端を経由させることも含むものとする。
【0009】
物品の胴部の大きさに対応したサイズ調節は、ホルダー本体の前記間隙を紐体によって拡縮することにより行われる。本発明の好ましい一実施形態によれば、紐体は間隙を跨いで紐体保持部の対を係合させているため、物品を挿入後、紐体の末端を上方に向けて保持した状態でストッパーを引き下げると、ストッパーより下方の紐体の長さが減少する。すると、ホルダー本体の左右両端が互いに引き寄せられて間隙が狭まり、内径が縮小したホルダー本体が物品の胴部を締め付ける形に密着して保持する。ここでストッパーを閉鎖すると、ストッパーより下方の紐体の長さ、ひいては間隙の幅が固定されるので、物品の密着保持状態が維持される。
【0010】
前記ベルトは、物品を持ち運ぶ際の持ち手であり、バックル等により長さ調節が可能ないわゆるストラップベルトが好適である。ベルトの幅は任意であるが、ベビーカーや自転車等のハンドルに吊り下げたりする場合に、容易に吊り下げ位置がずれないよう適宜の幅を有するものが好適である。ベルトは、一端がホルダー本体の中央上端縁に取り付けられ、他端は前記間隙の位置から上方に伸びた紐体の末端に連結する。そのため、物品の大きさに合わせてホルダー本体の直径が変わっても、ベルトは常に物品の直上に位置し、物品の重心がベルトを持つ手の鉛直下に来ることで、ベルトが1本しかなくても物品を安定して保持することができる。なお、ベルトと紐体の両端部との連結方法は任意であり、たとえば、ベルトの他端をループ状として紐体の両端部を通して結び付けたり、該ループ状の他端に通したバックルあるいはリング等に紐体の両端部を固定したりすることが可能である。
【0011】
次に、本願の請求項2に記載した物品携帯用ホルダーは、間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長して前記物品の底部を支持可能な物品支持部とした扁平体からなるホルダー本体と、一対の紐体と、前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーとからなり、前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、前記一対の紐体は前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端が前記物品支持部の先端に係止され、他方の両端が前記ホルダー本体の上端縁中央の一か所に、または上端縁中央を挟み間隔を空けて取り付けられていることにより、前記一対の紐体が前記物品の直上に位置するように構成したことを特徴とする。
【0012】
請求項2に係る物品携帯用ホルダーは、前記ベルトを構成から排する代わりに、前記紐体自体の中央を環状にして束ね、その環の部分で請求項1に係る物品携帯用ホルダーと同様に前記紐体保持部の対を係合するとともに、両端を直接前記ホルダー本体の中央上端縁に取り付けており、紐体自体が持ち手となる。また、紐体の途中に長さ調節機構を設けてもよい。紐体の長さ調節機構は、たとえば、ホルダー本体の中央上端に設けた環状の金具に紐体の両端を通した上で、アウトドア用のテントロープなどに使われる自在金具やリュックカン等の調節部品によって再び紐体の途中に係合することで構成できる。また、かかる調節部品を用いることなく、紐体の両端を、自在結び等の結び方で、移動可能な結び目を設けるように紐体の途中に結び付けてもよい。
【0013】
次に、本願の請求項3に記載した物品携帯用ホルダーは、間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長し前記物品の底部を支持可能な物品支持部とし、該物品支持部をさらに細帯状に延長してベルト体としてなる扁平体からなるホルダー本体と、一対の紐体と、前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーとからなり、前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、前記一対の紐体は前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端がそれぞれ前記ホルダー本体の両側端に係止され、前記ベルト体は先端が前記ホルダー本体の上端縁中央に取り付けられていることにより、前記ベルト体が前記物品の直上に位置するように構成したことを特徴とする。
【0014】
請求項3に係る物品携帯用ホルダーは、請求項1に係る物品携帯用ホルダーのベルトを構成から排する代わりに、ホルダー本体の物品支持部をさらに細帯状に延長してベルト体としており、その先端をホルダー本体の上端縁中央に取り付けることでベルトとして機能させるものである。ベルト体は間隙の幅を調節可能に連結している紐体の内側を潜らせてホルダー本体の上方に伸ばし、ホルダー本体の上方で弧を描く持ち手を形成して上端縁中央に取り付けることが望ましい。なお、ストッパーに挿通された一対の紐体の他方の両端はどこにも固定されない自由端となるため、不用意にストッパーから抜けないように先端を結束しておくことが望ましい。
【0015】
次に、本願の請求項4に記載した物品携帯用ホルダーは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の物品携帯用ホルダーであって、前記ホルダー本体の上端縁の少なくとも対向する2か所を長さ調節または\かつ着脱可能な紐状体またはベルト状体からなる物品固定部材で接続してなることを特徴とする。
【0016】
物品固定部材は、物品携帯用ホルダーに保持させた物品が不用意に脱落しないように上方から抑える「蓋」の役割を果たす構成である。物品の上部を抑えることができればその形態や素材は特に限定されず、紐、ベルト、チェーン、ゴム、リボンなどでもよい。また、ホルダー本体への取り付け方法も、本体に固定されていてもよいし、バックルやナスカン、クリップ、フック、面ファスナー、ボタン、リボン結びなどでもよい。さらに、布状のカバーの一部をホルダー本体の上端縁に取り付けて、物品の上部を覆う形としてもよいし、小さなリング状や紐状の部材で両端を固定した複数本の紐状体を束ねてペットボトルの首の部分を固定するようにしてもよい。
【0017】
最後に、請求項5に記載した物品携帯用ホルダーは、間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下端縁の一部を下方に帯状に延長して前記物品の底部を支持可能な物品支持部とした扁平体からなるホルダー本体と、一対の紐体と、前記一対の紐体を挿通して任意の位置で固定可能なストッパーとからなり、前記ホルダー本体は左右両端縁に前記一対の紐体を挿通可能な紐体保持部の対を一対または複数対備え、前記一対の紐体は、前記紐体保持部の対を係合して前記ホルダー本体の間隙の幅を調節可能に連結するとともに、一方の両端が前記物品支持部の先端に係止され、他方の両端を、前記物品の頂部上を跨がせて、前記ホルダー本体の上端縁中央に設けた環体に挿通させた上で、前記ストッパーに係合可能とすることにより、前記一対の紐体が前記物品の直上に位置するように構成したことを特徴とする。
【0018】
請求項5に係る発明は、請求項2に係る物品携帯用ホルダーにおける前記一対の紐体の他方の両端を前記ホルダー本体の上端縁に取り付けるのではなく、収容した物品の頂部を跨ぎ超える形で前記環体に挿通させ、挿通後に前記ホルダー本体の間隙側へと反転させた上で、前記ストッパーに係合させている。かかる構成により、前記一対の紐体を持ち手とするだけでなく、収容した物品を上方から抑える「蓋」の役割を兼用させることができ、独立した前記物品固定部材を設ける必要がなくなる。なお、前記一対の紐体の他方の端を前記カンに挿通させることなく、前記環体に直接に取り付けることもでき、この場合は請求項2に記載の発明と同じ構成となる。また、前記一対の紐体は必ずしも2本に分離した紐体に限定されるものではなく、1本の環状の紐体を束ねて対をなさしめたものも含むものとし、さらに、前記ストッパーよりも先の部分の全部または一部をベルトとしたものも含むものとする。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係る物品携帯用ホルダーは、以下のような効果を奏する。
(1)従来発明と同様に、物品のサイズに応じてホルダー本体の内径を細かく調節できるため、既存のほぼすべての飲料カップを保持して持ち運べる。
(2)従来発明と同様に、ホルダー本体に物品を挿入し、紐体の末端を持ってストッパーを押し下げて固定するだけで物品の保持が完了するので、取り扱いが容易である。
(3)従来発明と同様に、物品のサイズに合わせて間隙の幅を変えても、持ち手となるベルトまたは紐体は常に物品の直上に位置し、物品の重心が持ち手の鉛直下に来るので、1本の持ち手でも物品を安定して保持することができる。
(4)従来発明にはなかった物品支持部が物品の重量を底面から支えるため、テーパーカップのような飲料用カップにとどまらず、図15に示すように、ペットボトルや缶入りの飲料、あるいは胴部が四角い紙パック入り飲料、さらには携帯電話等の身の回り用品など、様々な形状の物品が携帯可能である。また、ある程度重たい物品を収容しても、携帯時に不用意に脱落するおそれがない。
(5)物品を収容した際に、ホルダー本体の物品支持部のどの位置が物品の底面に当接するかが物品の形状や装着の仕方次第で変化するため、幅広い全高や形状の物品を携帯可能となる。
(6)従来技術と同様に、布等の単一の扁平体からなるホルダー本体と、持ち手としてのベルトや紐体が一体化しているため、物品携帯用ホルダー全体としてコンパクトで外観上もスマートに持ち歩け、収納もし易い。
(7)従来技術と同様に、ホルダー本体は絵柄等を描ける幅広の扁平体として構成できるので、デザインの自由度が高い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
(第1実施形態)
図1は、請求項1に係る発明の一実施形態(第1実施形態)である物品携帯用ホルダー1の外観を表す斜視図である。物品携帯用ホルダー1は、間隙を残した略逆円錐台の周側面の前記間隙に対向する位置の下縁端の一部を下方に帯状に延長して物品支持部10aとした扁平体からなるホルダー本体10と、ベルト20と、一対の紐体30とストッパー40とからなる。ホルダー本体10は、左右両縁端に一対の紐体30を挿通させる一対の紐体保持部11を設けており、上端縁中央にはベルト20の一端が固定されている。一対の紐体30は、その2本の一端が物品支持部10aの先端に固定されており(f)、2本の他端はそこから分かれて一対の紐体保持部11のそれぞれを挿通した上で、さらにストッパー40を挿通し、カン21を介してベルト20の他端に取り付けられている。また、ホルダー本体10の上端縁には、長さ調節可能な一対の紐状体からなる物品固定部材50の両端を対向する位置に取り付けている。
【0022】
使用時には、飲料カップやペットボトル、飲料缶等の物品をホルダー本体10に挿入し、ストッパー40を保持して開放しつつベルト20を上方に引き上げる。この操作により、ストッパー40より下方の一対の紐体30の長さが短くなり、ホルダー本体10の内径が収縮して物品の胴部に密着する。また、一対の紐体30により先端を引き上げられた物品支持部10aが物品の底部を押し上げる形で密着する。ここでストッパー40を閉鎖するとホルダー本体10により物品の胴部と底部が固定される。さらに、ホルダー本体10への物品の挿入の邪魔にならないように長さを伸ばしておいた物品固定部材50を、物品の頂部に跨らせて短くすることで、物品の頂部も固定される。これにより、使用者はベルト20を手に持って物品を安全に携帯可能となる。
【0023】
物品がテーパーカップのような略円錐台形の飲料カップではなく、胴部の直径が一様の円筒形状のペットボトルや飲料缶、あるいは胴部断面が方形の紙パック飲料などの場合や、物品の重量が大きな場合は、ホルダー本体10の締め付けだけでは物品が脱落するおそれがあるが、物品携帯用ホルダー1では、物品支持部10aが常に物品の底部を支持するため、携帯中に物品が下方に脱落することはない。また、物品固定部材50を用いることにより物品が上方に脱落したり、飲料カップの蓋が不用意に外れることも防がれる。本実施形態のように物品固定部材50を一対の紐状体とした場合、物品がペットボトルである場合には、ボトルの首部分を一対の紐状体で挟む形で固定することにより、ボトル全体の安定性がより高まる。
【0024】
また、第1実施形態においては、一対の紐体30の一端を物品支持部10aの先端に固定せず、長さ調節可能に連結してもよい。図2に示す物品携帯用ホルダー1aにおいては、一対の紐体30は2本の紐体ではなく連続した環状体としており、物品支持部10aの先端とはリング10cで接続されており、バックル10bにより物品支持部10aの長さを調節可能としている。物品の高さが特に大きな場合、ストッパー40の下方の一対の紐体30の長さが長くなる分、持ち手となるベルト20はストッパー40に引き寄せられるため、その分持ち手の長さが短くならざるを得ない。しかし、物品携帯用ホルダー1aでは、ストッパー40の操作による一対の紐体30の長さ調節とは別にバックル10bによって物品の底部を支持する高さを変更することができるため、高さのある物品を携帯する際にも、持ち手の長さを確保することができる。なお、物品支持部10自体の長さ調整のための構成としては、バックル10bのほかに、面ファスナーやボタンなどを用いてもよい。
【0025】
また、本発明ではホルダー本体10の内径の拡縮を行う一対の紐体30と物品固定部材50は別個の構成としているが、必ずしもこれに限られることなく、両者を一体の部材とすることも可能である。図3に示す物品携帯用ホルダー1bでは、一対の紐体30と物品固定部材50は部材として1本の紐を折り返した構成としており、ホルダー本体10とは一対の紐体保持部11のほか、ホルダー本体10の両側端下部に設けた一対の貫通孔10eを挿通し、物品支持部10aともリング10dを挿通させることにより接続させており、さらに、ホルダー本体10の外側面を巡らせた上で上端付近に設けたスリット10fを通過させることで物品固定部材にする構成としている。この場合、物品固定部材50を別個に設ける必要がなくなるだけでなく、一対の紐体30がホルダー本体10の外側面から物品の胴部を締め付けて、保持力を高めるよう作用する効果も期待できる。
【0026】
(第2実施形態)
図4は、請求項2に係る発明の一実施形態(第2実施形態)である物品携帯用ホルダー2の外観を表す斜視図である。物品携帯用ホルダー2は、ホルダー本体10は第1実施形態と同じ構成であるが、一対の紐体30の他方端をそのままホルダー本体10の上端縁中央に固定しているため、紐体自体が持ち手となる。これにより、ベルト20を省略することができるので、コストダウンが図れるとともに、ベルトのような嵩張る部材がないため、使用しないときは小さく丸めてポケットやバッグの中に収納できる。
【0027】
(第3実施形態)
図5は、請求項3に係る発明の一実施形態(第3実施形態)である物品携帯用ホルダー3の外観を表す斜視図である。物品携帯用ホルダー3は、ホルダー本体60の下端縁の一部を下方に帯状に延長し物品支持部60aとするだけでなく、さらに細帯状に延長してベルト体60bとし、ホルダー本体60の上端縁中央に固定している。一方、一対の紐体30はホルダー本体60の間隙を調節して物品の胴部を保持するためのみの構成となる。一対の紐体30の一端はそれぞれホルダー本体60の左右端下部に固定されており(f)、そこからベルト体60bの外側で交差して一対の紐体保持部61をそれぞれ挿通し、さらにストッパー40を挿通した後に外側に伸びており、端部がストッパーから抜けないように先端を結束してある。また、物品携帯用ホルダー3のストッパー40はベルト体60bと連結させているため、物品を保持した状態では、常に一対の紐体30はストッパー40によって締まる方向に力がかかるため、ホルダー本体60のサイズが緩みにくい。
【0028】
第3実施形態でも一対の紐体と物品固定部材を一体の部材とすることが可能である。図6に示す物品携帯用ホルダー3aでは、一対の紐体30と物品固定部材50は部材として1本の紐を折り返した構成としており、2本の片端をそれぞれホルダー本体60の両側端下部に係止し(f)、ベルト体60bの外側で交差させてそれぞれ紐体保持部61を挿通し、さらにストッパー40を挿通させた上で物品固定部材としている。
【0029】
また、第3実施形態におけるストッパー40は、上方に持ち手として伸びるベルト体60bに移動可能に取り付けてもよい。図7に示す物品携帯用ホルダー3bでは、ストッパー40に面ファスナーからなる帯状体41を設けており、面ファスナーの着脱によりストッパー40をベルト体60b上の任意の位置に固定することができる。なお、ストッパー40をベルト体60bに移動可能に取り付ける取り付け手段としては、面ファスナーに限らず、ホックやボタンなどを用いてもよい。
【0030】
以上まで示した実施形態は、いずれも物品携帯時に持ち手となる構成の一端がホルダー本体の上端縁中央に係止しているため、ホルダー本体は持ち手となる構成によって2点で支持される形となっている。そのため、物品の携帯中にはこれら2点間を軸として物品を収容したホルダー本体がある程度揺動することは避けられない。ここで、持ち手となる構成の一端を、ホルダー本体の上端縁中央を挟み間隔を空けて2カ所で係止すれば、ホルダー本体は都合3点で支持される形となるため、揺動が防がれ、より安定的に物品を携帯可能となる。
【0031】
たとえば、図8に示す物品携帯用ホルダー4aでは、第1実施形態に係る物品携帯用ホルダー1のベルト20の一端を直接ホルダー本体10の上端縁の1カ所に係止するのではなく、着脱可能なバックル71を介して2本の紐体70でホルダー本体10の上端縁中央を挟み間隔を空けて2カ所に取り付けている。また、図9に示す物品携帯用ホルダー4bでは、第2実施形態に係る物品携帯用ホルダー2の一対の紐体30を、ホルダー本体10の上端縁中央を挟み間隔を空けて2カ所に設けた貫通孔を通して係止し、そのまま物品固定部材としている。さらに、図10に示す物品携帯用ホルダー4cでは、第3実施形態に係る物品携帯用ホルダー3のホルダー本体60の下端の一部を延長してなるベルト体60bを、直接ホルダー本体60の上端縁中央に係止せず、2本の紐体90を介して貫通孔92を通して係止し、そのまま物品固定部材としている。また、物品携帯用ホルダー4bでは、一対の紐体30の途中をチューブ80で纏めることで、持ち手として使いやすくしている。
【0032】
また、本発明に係る物品携帯用ホルダーは、物品の底部を支持可能な物品支持部を設けている点が従来発明とは大きく異なるが、物品支持部は必ずしもホルダー本体の一部を延長等して設けるだけに限らず、ホルダー本体とは別体の構成としてもよい。たとえば、図11図12に示す物品携帯用ホルダー5a、5bは、いずれも従来発明と同様のホルダー本体100とは別体の物品の底面を支持可能な略皿状のホルダー底体110を有し、持ち手となるベルト120、130によって両部材同士の間隔を変更可能に接続してなる。
【0033】
さらに、実施形態1~3に係る物品携帯用ホルダーはすべて、物品支持部をホルダー本体の間隙に対向する位置の下縁端を帯状に延長することにより構成しているが、延長する部位は必ずしもこれに限られない。たとえば、図13に示す物品携帯方ホルダー6では、ホルダー本体140の片側寄りの下縁端を帯状に延長し、バックル140bを介して反対側寄りの下縁端に係止するように構成している。
【0034】
そのほか、いずれの物品携帯用ホルダーについても、ホルダー本体の間隙の幅を調節して内径を拡縮して物品の胴部を保持させるとともに、物品支持部により物品の底部を支持させ、持ち手に相当する構成が物品の直上に位置するように構成するものである限り、従来発明と同様にホルダー本体の外観形状自体は制約されないため、たとえば図14に示すように様々なデザインとすることが可能である。
【0035】
(第4実施形態)
図16は、請求項5に係る発明の一実施形態(第4実施形態)である物品携帯用ホルダー2aの外観を表す斜視図である。左図は、一対の紐体30の他方の両端をホルダー体10の上部開口部を跨ぐ形で環体72に挿通させ、一旦上方に向かわせてからホルダー本体10の間隙側へと反転させた上で、ストッパー40に設けた係止体42に着脱可能に係合させた状態を示す。右図は一対の紐体30の他方の両端を環体72に挿通させることなく、環体72に直接に係合させた状態を示す。
【0036】
環体72は文字通り閉鎖した環状体であってもよいが、本実施形態では、左図に示すように環状体の一部を開閉可能な構造としているため、一対の紐体30の両端の先から挿通させなくても環体72に通すことができ、便利である。また、一対の紐体30は、先端にやはり開閉可能な係合具31を設けており、ワンタッチで係止体42、あるいは環体72に係合可能としている。
【0037】
また、第4実施形態においても、ホルダー本体10の物品支持部10aの長さを調節可能としてもよい。図17に斜視図を示す物品携帯用ホルダー2bでは、物品支持部10aの外面に二組のバネホック13a、13bを設けており、これを接合/分離することにより収容する物品の大きさに合わせてホルダー本体10の高さを調節可能としている。左図はバネホック13a、13bを分離した状態を示し、右図は接合した状態を示している。なお、バネホック13a、13bは物品支持部10aの内面に設けてもよい。
【0038】
さらに、第4実施形態において、一対の紐体30の一方の両端を物品支持部10aの先端に係止するのではなく、図18に斜視図を示す物品携帯用ホルダー2cのように、環状の紐体を物品支持部10aの先端付近に設けた一対の貫通孔12を通し、任意の長さに引出し可能とすることで、ホルダー本体10の高さを調節することもできる。一対の紐体30は環状になっており、貫通孔12を通して物品支持部10aの裏面から表面に露出しており、引手32が取り付けられている。左図では環状の一対の紐体30の露出部は最小であり、右図では引手32を引っ張ることにより環状の一対の紐体30を引き出して、物品支持部10aの底部を超えて反対側に回り、物品を収容した状態のホルダー本体10を外側から固定可能としている。かかる構成により、物品の大きさに応じてホルダー本体10の高さを変更可能とできるだけでなく、物品の重量と一対の紐体30を上方に引き上げる力によって環状の一対の紐体30が物品を収容したホルダー本体10を外側から締め付ける作用が働き、携帯時の物品の安定性が向上する。
【0039】
以上、本発明に係る物品携帯用ホルダーの具体的な構成について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において改良又は変更が可能であり、それらは本発明の技術的範囲に属するものである。たとえば、請求項3に係る本発明では、一対の紐体はホルダー本体の間隙を調節して物品の胴部を保持するためのみの構成であるため、一対の紐体に代えて、バックルや面ファスナー、ボタン等で長さ調整可能なベルトを用いたり、単にホルダー本体の両側端に取り付けた紐をリボン結びで締めたりするようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明に係る物品携帯用ホルダーは、極めて簡易で嵩張らない構造であり、飲料カップのみならず、ペットボトル、缶、紙パックなど様々な形状の飲料容器や携帯電話など幅広い物品を安定的に保持して携帯可能であり、利便性とファッション性を兼ね備えた身の回り品として商品化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
図1】第1実施形態に係る物品携帯用ホルダー1
図2】第1実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー1a
図3】第1実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー1b
図4】第2実施形態に係る物品携帯用ホルダー2
図5】第3実施形態に係る物品携帯用ホルダー3
図6】第3実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー3a
図7】第3実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー3b
図8】第1実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー4a
図9】第2実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー4b
図10】第3実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー4c
図11】その他の実施形態に係る物品携帯用ホルダー5a
図12】その他の実施形態に係る物品携帯用ホルダー5b
図13】その他の実施形態に係る物品携帯用ホルダー6
図14】ホルダー本体のデザインバリエーションの例
図15】本発明の試作品による各種物品の携帯状態の例を示す写真
図16第2実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー2a
図17第2実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー2b
図18第2実施形態のバリエーションに係る物品携帯用ホルダー2c
【符号の説明】
【0042】
10、60、100 ホルダー本体
10a、60a、 物品支持部
11、61、101 紐体保持部
20 ベルト
21 カン
30 一対の紐体
31 係合具
32 引手
40 ストッパー
41 帯状体
42 係止体
50 物品固定部材
60b ベルト体
70 2本の紐体
図1
図2
図3
図4
図5
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