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  • 特開-振動素子及び振動デバイス 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024123882
(43)【公開日】2024-09-12
(54)【発明の名称】振動素子及び振動デバイス
(51)【国際特許分類】
   H03H 9/19 20060101AFI20240905BHJP
【FI】
H03H9/19 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023031670
(22)【出願日】2023-03-02
(71)【出願人】
【識別番号】000002369
【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100179475
【弁理士】
【氏名又は名称】仲井 智至
(74)【代理人】
【識別番号】100216253
【弁理士】
【氏名又は名称】松岡 宏紀
(74)【代理人】
【識別番号】100225901
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 真之
(72)【発明者】
【氏名】小林 琢郎
(72)【発明者】
【氏名】山田 明法
(72)【発明者】
【氏名】山崎 隆
(72)【発明者】
【氏名】川内 修
【テーマコード(参考)】
5J108
【Fターム(参考)】
5J108AA01
5J108BB02
5J108CC06
5J108CC09
5J108CC11
5J108CC12
5J108DD05
5J108EE03
5J108EE07
5J108EE13
5J108EE18
5J108GG03
5J108GG07
5J108GG09
(57)【要約】
【課題】CI値の小さい小型の振動素子及び振動デバイスを提供する。
【解決手段】振動素子4は、基部10と、振動腕11a,11bと、を含み、振動腕11a,11bは、腕部12と、腕部12よりも幅が広い幅広部13と、を含み、腕部12は、第1面21側に第1溝14、第2面22側に第2溝15が形成され、腕部12の幅をWaとしたとき、30μm≦Wa≦75μmを満たし、腕部12の第1面21と第2面22との間の厚さTが、110μm≦T≦150μmを満たし、第1溝14の深さをt1、第2溝15の深さをt2としたとき、0.884≦(t1+t2)/T≦0.990を満たし、第1溝14を挟んで並んでいる第1面21の幅、及び第2溝15を挟んで並んでいる第2面22の幅をWbとしたとき、0.0056≦Wb/T≦0.0326を満たし、振動腕11a,11bの長さL1は、L1≦1000μmを満たす。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基部と、前記基部と接続されている振動腕と、を含み、
前記振動腕は、
腕部と、前記腕部の前記基部側とは反対側に位置し、前記腕部よりも幅が広い幅広部と、を含み、
前記腕部は、
第1面、第2面、第1側面、及び第2側面を含み、
前記第1面側に第1溝、前記第2面側に第2溝が形成され、
前記腕部の幅をWaとしたとき、30μm≦Wa≦75μmを満たし、
前記腕部の前記第1面と前記第2面との間の厚さTが、110μm≦T≦150μmを満たし、
前記第1溝の深さをt1、前記第2溝の深さをt2としたとき、0.884≦(t1+t2)/T≦0.990を満たし、
前記第1溝を挟んで並んでいる前記第1面の幅、及び前記第2溝を挟んで並んでいる前記第2面の幅をWbとしたとき、0.0056≦Wb/T≦0.0326を満たし、
前記振動腕の長さL1は、L1≦1000μmを満たす、
振動素子。
【請求項2】
0.904≦(t1+t2)/T≦0.989を満たす、
請求項1に記載の振動素子。
【請求項3】
0.932≦(t1+t2)/T≦0.988を満たす、
請求項1に記載の振動素子。
【請求項4】
0.0072≦Wb/T≦0.0294を満たす、
請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の振動素子。
【請求項5】
0.0094≦Wb/T≦0.0261を満たす、
請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の振動素子。
【請求項6】
前記幅広部の幅Whは、130μm≦Wh≦190μmを満たす、
請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の振動素子。
【請求項7】
前記幅広部の長さLhは、200μm≦Lh≦400μmを満たす、
請求項1に記載の振動素子。
【請求項8】
前記幅広部の長さLhは、200μm≦Lh≦400μmを満たす、
請求項6に記載の振動素子。
【請求項9】
前記厚さTは、120μm≦T≦140μmを満たす、
請求項1に記載の振動素子。
【請求項10】
前記厚さTは、120μm≦T≦140μmを満たす、
請求項4に記載の振動素子。
【請求項11】
前記厚さTは、125μm≦T≦135μmを満たす、
請求項1に記載の振動素子。
【請求項12】
前記厚さTは、125μm≦T≦135μmを満たす、
請求項4に記載の振動素子。
【請求項13】
請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の振動素子と、
前記振動素子を収容するパッケージと、
を備える、
振動デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動素子及び振動デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、振動腕に有底の溝を有する音叉型振動片において、一方の主面に開放する有底の一方の溝の深さと、他方の主面に開放する有底の他方の溝の深さを振動腕の厚みに対して所定の範囲にすることで、従来よりも熱弾性損失を低減することができるため、高いQ値が得られ、優れた振動特性を発揮することのできる振動片が得られることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013-229733号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の振動片である振動素子は、溝の深さに対するQ値を大きくさせる又はCI値を小さくさせる最適値が開示されているが、土手幅つまり溝を挟んで並ぶ主面の幅に対するQ値を大きくさせる又はCI値を小さくさせる最適値が開示されていないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
振動素子は、基部と、前記基部と接続されている振動腕と、を含み、前記振動腕は、腕部と、前記腕部の前記基部側とは反対側に位置し、前記腕部よりも幅が広い幅広部と、を含み、前記腕部は、第1面、第2面、第1側面、及び第2側面を含み、前記第1面側に第1溝、前記第2面側に第2溝が形成され、前記腕部の幅をWaとしたとき、30μm≦Wa≦75μmを満たし、前記腕部の前記第1面と前記第2面との間の厚さTが、110μm≦T≦150μmを満たし、前記第1溝の深さをt1、前記第2溝の深さをt2としたとき、0.884≦(t1+t2)/T≦0.990を満たし、前記第1溝を挟んで並んでいる前記第1面の幅、及び前記第2溝を挟んで並んでいる前記第2面の幅をWbとしたとき、0.0056≦Wb/T≦0.0326を満たし、前記振動腕の長さL1は、L1≦1000μmを満たす。
【0006】
振動デバイスは、上記に記載の振動素子と、前記振動素子を収容するパッケージと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本実施形態に係る振動デバイスの構成を示す平面図。
図2図1中のA1-A1線断面図。
図3】本実施形態に係る振動素子の構成を示す平面図。
図4図3中のA2-A2線断面図。
図5】溝深さとCI値との関係を示す図。
図6】溝を挟み並ぶ第1面及び第2面の幅とCI値との関係を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.実施形態
本実施形態に係る振動素子4及び振動素子4を備えた振動デバイス1について、図1図6を参照して説明する。
【0009】
尚、説明の便宜上、図1図4の各図には、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。また、X軸に沿った方向を「X方向」、Y軸に沿った方向を「Y方向」、Z軸に沿った方向を「Z方向」と言う。また、各軸の矢印側を「プラス側」、矢印と反対側を「マイナス側」とも言う。また、Z方向のプラス側を「上」、Z方向のマイナス側を「下」とも言う。また、説明の便宜上、図1図4では、振動素子4に設けられた電極の図示を省略しており、図1及び図2では、パッケージ2の内底面7に設けられた配線の図示を省略している。
【0010】
1.1.振動デバイス
本実施形態の振動デバイス1は、図1及び図2に示すように、音叉形状の振動素子4と、振動素子4を収容するパッケージ2と、パッケージ2に接合され振動素子4を収容する収容空間を気密封止するリッド3と、振動素子4をパッケージ2に固定する接着剤5と、を備える。
【0011】
パッケージ2は、上面6に開口する凹部9を有し、凹部9内に振動素子4が収容されている。パッケージ2の内底面7には、振動素子4を導電性の接着剤5を介して固定し、振動素子4に設けられた図示しない電極と電気的に接続する内部端子40a,40bが配置され、パッケージ2の下面8には、図示しない配線により内部端子40a,40bと電気的に接続する外部端子が配置されている。
【0012】
振動素子4は、基部10及び一対の振動腕11a,11bを挟みX方向両側に配置された支持腕33a,33bのY方向の略中央部が内部端子40a,40bと重なるように、より具体的には、支持腕33aが内部端子40aに重なり、支持腕33aが内部端子40bに重なるように配置され、導電性の接着剤5を介して、パッケージ2の内底面7に固定されている。
【0013】
そのため、振動素子4に設けられた電極と外部端子とが電気的に接続され、外部端子に駆動信号を印加することで、振動腕11a及び振動腕11bの先端が互いに接近離反を繰り返すようにしてX方向に屈曲振動させることができる。
【0014】
リッド3は、平板状であり、パッケージ2の上面6に半田や低融点ガラス等の接合部材を介して、振動素子4を収容する凹部9内が気密になるように接合されている。
【0015】
1.2.振動素子
本実施形態の振動デバイス1が備える振動素子4は、図3及び図4に示すように、基部10及び一対の振動腕11a,11bを挟み、基部10に連結した一対の支持腕33a,33bを有する音叉形状をしている。
【0016】
振動素子4は、Zカットの水晶基板を所望形状にパターニングすることにより形成され、水晶の結晶軸であるX軸及びY軸で規定されるX-Y平面に広がりを有し、Z方向に沿った厚みを有する。
【0017】
振動素子4は、基部10と、基部10からY方向のプラス側に延出し、X方向に並ぶ一対の振動腕11a,11bと、基部10のY方向のマイナス側に連結し、Y方向のプラス側に延出し、X方向に並ぶ一対の支持腕33a,33bと、を有する。振動腕11a及び支持腕33aは、X方向のプラス側に位置し、振動腕11b及び支持腕33bは、X方向のマイナス側に位置する。
【0018】
振動腕11a,11bは、腕部12と、腕部12の基部10側とは反対側に位置し、腕部12よりもX方向の長さである幅が広い幅広部13と、を含む。
腕部12は、第1面21、第2面22、第1側面23、及び第2側面24を含み、第1面21側に第1面21に開口する有底の第1溝14と、第2面22側に第2面22に開口する有底の第2溝15と、が形成されている。
【0019】
第1溝14及び第2溝15は、それぞれY方向に延在している。また、第1溝14及び第2溝15の断面は、図4に示すように、水晶の結晶面が現れた形状となっている。これは、振動素子4がウエットエッチングにより形成されているためで、水晶のエッチング異方性によって、マイナスX方向のエッチングレートがプラスX方向のエッチングレートよりも低いため、マイナスX方向の側面が比較的なだらかな傾斜となり、プラスX方向の側面が垂直に近い傾斜となっている。
【0020】
支持腕33a,33bは、基部10のY方向のマイナス側に連結した連結部31からX方向プラス側とX方向マイナス側に延出する支持部32の先端部と連結し、Y方向のプラス側に延出している。尚、支持腕33aは、支持部32のX方向プラス側の先端部に連結し、支持腕33bは、支持部32のX方向マイナス側の先端部に連結している。従って、支持腕33a,33bのY方向の略中央部を固定することで、従来の基部10を接着剤5で固定する場合に比べ、振動腕11a,11bから固定部までの距離を十分離すことができ、振動腕11a,11bの振動もれや接着剤5からの歪の影響を低減することができる。
【0021】
次に、振動素子4のCI値を低減させる各寸法の最適値について、図5及び図6を参照して説明する。
尚、図5及び図6は、シミュレーション結果であり、以下では、Zカット水晶基板をパターニングしてなり、屈曲振動周波数(機械的屈曲振動周波数)f=32.768kHzの振動素子4を用いたシミュレーションを代表して用いるが、発見者らによって、屈曲振動周波数fが32.768kHz±1kHzの範囲では、下記に示すシミュレーション結果とほとんど差がないことが確認されている。
【0022】
また、本シミュレーションでは、ウエットエッチングによって水晶基板をパターニングした振動素子4を用いている。従って、上述したように、第1溝14及び第2溝15の断面は、図4のように水晶の結晶面が現れた形状となっている。
【0023】
また、本シミュレーションで用いた振動素子4の振動腕11a,11bのサイズは、それぞれ、長さL1が993μm、厚さTが130μm、幅Waが70μmである。尚、発見者らによって、長さL1がL1≦1000μmで500~1000μm、厚さTが110~150μm、幅Waが30~75μmの範囲内に収まっていれば、下記に示すシミュレーション結果とほとんど差がないことが確認されている。また、本シミュレーションには、電極が形成されていない振動素子4を用いている。
【0024】
図5は、第1溝14の最大の深さt1と第2溝15の最大の深さt2とを加算し、厚みTで基準化した(t1+t2)/TとCI値との関係を示すシミュレーション結果である。図5より、0.884≦(t1+t2)/T≦0.990を満たすことで、振動素子4のCI値を50kΩ以下と小さくすることができる。これは、(t1+t2)/Tを0.884以上とすることで、腕部12の第1側面23及び第2側面24に設けられる側面電極と第1溝14及び第2溝15に設けられる溝電極との対向面積が十分確保され、側面電極と溝電極とに挟まれた部分における電界効率が向上し、CI値を小さくしたものと考えられる。また、(t1+t2)/Tを0.990以下とすることで、第1溝14と第2溝15とに挟まれた部分がある程度残り、振動腕11a,11bの剛性が確保され、斜め振動等の不要振動を低減することができ、主振動である屈曲振動の振動効率が向上し、CI値を小さくしたものと考えられる。
【0025】
また、0.904≦(t1+t2)/T≦0.989を満たすことで、振動素子4のCI値を47kΩ以下とより小さくすることができる。更に、0.932≦(t1+t2)/T≦0.988を満たすことで、振動素子4のCI値を43kΩ以下と更に小さくすることができる。
【0026】
図6は、第1溝14を挟んで並んでいる第1面21の幅Wb及び第2溝15を挟んで並んでいる第2面22の幅Wbを厚みTで基準化したWb/TとCI値との関係を示すシミュレーション結果である。図6より、0.0056≦Wb/T≦0.0326を満たすことで、振動素子4のCI値を42kΩ以下と小さくすることができる。Wb/Tを0.0056以上とすることで、振動腕11a,11bの剛性が確保され、斜め振動等の不要振動を低減することができ、主振動である屈曲振動の振動効率が向上し、CI値を小さくしたものと考えられる。また、Wb/Tを0.0326以下とすることで、側面電極と溝電極との間隔がある程度確保され、側面電極と溝電極とに挟まれた部分における電界効率が向上し、CI値を小さくしたものと考えられる。
【0027】
また、0.0072≦Wb/T≦0.0294を満たすことで、振動素子4のCI値を41.5kΩ以下とより小さくすることができる。更に、0.0094≦Wb/T≦0.0261を満たすことで、振動素子4のCI値を41kΩ以下と更に小さくすることができる。
【0028】
腕部12の第1面21と第2面22との間の厚さTは、110μmより小さいと第1溝14及び第2溝15の深さt1,t2が小さくなり、側面電極と溝電極との対向面積を十分確保できなくなるため、CI値を小さくし難くなる。また、厚さTは、150μmより大きいと0.884≦(t1+t2)/T≦0.990を満たすには、腕部12の幅Waを広くする必要が生じ、振動素子4の小型化が難しくなる。尚、厚さTは、120μm≦T≦140μmを満たすことが好ましい。また、厚さTは、125μm≦T≦135μmを満たすことがより好ましい。
【0029】
幅広部13の幅Whは、130μm≦Wh≦190μmを満たすことが好ましい。幅Whが130μmより小さいと質量効果を十分に発揮できなくなり、幅Whが190μmより大きいと2つの幅広部13の間隔が狭くなり、幅広部13同士が接触することで振動腕11a,11bが破損し易くなる。そのため、幅Whが130μm≦Wh≦190μmを満たすことで、質量効果を十分に発揮でき、且つ、小型化を図ることができる。
【0030】
また、幅広部13の長さLhは、200μm≦Lh≦400μmを満たすことが、好ましい。長さLhが200μmより小さいと質量効果を十分に発揮できなくなり、長さLhが400μmより大きいと振動腕11a,11bの長さL1が長くなり小型化し難くなる。そのため、長さLhが200μm≦Lh≦400μmを満たすことで、質量効果を十分に発揮でき、且つ、小型化を図ることができる。
【0031】
以上で述べたように本実施形態の振動素子4及び振動素子4を備えた振動デバイス1は、第1溝14及び第2溝15の深さt1,t2と厚みTとの関係が0.884≦(t1+t2)/T≦0.990を満たし、また、第1面21及び第2面22の幅Wbと厚みTとの関係が0.0056≦Wb/T≦0.0326を満たしている。そのため、側面電極と溝電極とに挟まれた部分における電界効率が向上し、且つ、振動腕11a,11bの剛性が確保され、斜め振動等の不要振動を低減することができ、主振動である屈曲振動の振動効率が向上し、CI値を小さくすることができる。従って、CI値の小さい小型の振動素子4及び振動デバイス1を得ることができる。
【符号の説明】
【0032】
1…振動デバイス、2…パッケージ、3…リッド、4…振動素子、5…接着剤、6…上面、7…内底面、8…下面、9…凹部、10…基部、11a,11b…振動腕、12…腕部、13…幅広部、14…第1溝、15…第2溝、21…第1面、22…第2面、23…第1側面、24…第2側面、31…連結部、32…支持部、33a,33b…支持腕、40a,40b…内部端子、L1,Lh…長さ、Wa,Wb,Wh…幅、T…厚み、t1,t2…深さ。
図1
図2
図3
図4
図5
図6