(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024124280
(43)【公開日】2024-09-12
(54)【発明の名称】あかぎれ対策用の指に巻くテープ特開2022-151555を作るにあたり、その剥離紙に剥がし易くする大きな耳と剥離紙を加工することにより3分割され、順番にはがして指に貼っていくと剥がし易くなり、絡まないで指に巻ける爪先あかぎれ対策用の指に巻くテープ。
(51)【国際特許分類】
A61F 13/10 20060101AFI20240905BHJP
A61F 13/02 20240101ALI20240905BHJP
【FI】
A61F13/10 H
A61F13/02 355
A61F13/02 310T
A61F13/02 380
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023043582
(22)【出願日】2023-03-01
(71)【出願人】
【識別番号】593078442
【氏名又は名称】水戸 貞夫
(72)【発明者】
【氏名】水戸 貞夫
(57)【要約】 (修正有)
【課題】テープが絡まずに指に巻けることができるあかぎれ対策用の指に巻くテープを提供する。
【解決手段】剥離紙に大きな耳部分が出来るように剥離紙を加工し、剥がし易くし、剥離紙だけが3分割できるようにしており、番号を振った順番に指にテープを巻いていくことで、最後に巻く縦巻きのテープが絡まずに巻くことができるようにした剥離紙を用いた爪先あかぎれ対策用の指に巻くテープにしたものである。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
指にあかぎれのでき易い時期になると、あかぎれの周辺の皮膚は固くなり、指に巻くテープ部分と剥離紙の形状が同一であると、なかなか剥離紙を剥がせない苦労があるので、あかぎれ対策用の指に巻くテープ特開2022-151555の形状の金型でプレスして裁断、または、レーザーカッターによる裁断して製造するものとして、連続しているテープの中で1枚の剥離紙を作ることで説明しますと、最初に、まだテープ本体を貼ってない剥離紙幅約25mm~30mmを用意し、長さ約86mm程を用意し、左側より約8mmずつ3か所に印を付けて、その剥離紙の左側より約8mm右に谷折れ線、また約8mmに山折れ線さらに約8mmに谷折れ線を設けて、さらに山折れ線より谷折れ線右までの間の部分に下から約7mm~10mm上の所に切れ目を水平に入れ、谷折れ線同士を合わせると立ち上がった剥離紙が出来、左側に倒し幅約25mm~30mm長さ約70mm程にしたものを1枚とし、その裏側に糊面のテープ本体を貼り、準備した金型でプレス、または、レーザーカッターにより裁断すると、左側に倒した剥離紙が重なった所も裁断されて、大きな耳部分となり、また立ち上がった剥離紙に予め切れ目を入れてあるため、剥離紙のみ3分割され、番号順に指に巻くことができ、指にテープが絡まないようにした剥離紙を用いたことを特徴とする特開2022-151555の爪先あかぎれ対策用の指に巻くテープにしたものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、あかぎれ対策用の指に巻くテープ特開2022-151555の形状からしてどのように指に巻くのか難しく感じられるので、剥離紙を剥がし易くするために大きな耳部分を作り、剥離紙を3分割し、その分割した剥離紙に▲1▼~▲3▼の番号を振り、剥がす順番をつけて、順番に剥がし、指に絡まないようにした剥離紙を用いた爪先部分のあかぎれ対策用の指に巻くテープである。
【背景技術】
【0002】
従来、あかぎれ対策用の指に巻くテープ特開2022-151555は、指に巻くテープ部分と剥離紙の形状が同一であると、あかぎれの出るこの時期には、指先の皮膚も固くなっており、テープを剥がしづらく、剥離紙を一気に剥がすとテープ同士がくっ付いて絡まり大変で使用不可能になる場合もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
指にあかぎれのでき易い時期になると、特に爪先あかぎれの周辺の皮膚は固くなり、指に巻くテープ部分と剥離紙の形状が同一であると、なかなか剥離紙を剥がせないでイラつくこともあるのですが、剥離紙に剥がし易くする大きな耳部分を作り剥がし易くして、剥離紙が3分割になるようにし、剥離紙に▲1▼~▲3▼の番号を付けて、順番に剥がして指に巻いていくとテープが絡まずに指に巻けることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明は、あかぎれ対策用の指に巻くテープ特開2022-151555の形状の金型でプレスして裁断、またはレーザーカッターによる裁断をして製造するものとして、爪先あかぎれ対策用の指に巻くテープを作り出すテープは連続しているテープですが、その中の1枚を作ることにクローズアップして説明しますと、最初に、まだテープ本体を貼ってない剥離紙幅約25mm~30mmを用意し、長さ約86mm程を用意し、左側より約8mmずつ3か所に印を付けて、その剥離紙の左側より約8mm右に谷折れ線、また右約8mmに山折れ線さらに右約8mmに谷折れ線を設けて、さらに山折れ線より谷折れ線右までの間の部分に下から約7mm~10mm上の所に切れ目を水平に入れて置き、谷折れ線同士を合わせると立ち上がった剥離紙が出来、左側に倒すと幅約25mm~30mm長さ約70mm程になり、それを1枚とし、その裏側に糊面のテープを貼り、準備した金型でプレス裁断、または、レーザーカッターにより裁断すると、左側に倒した剥離紙が重なった所も裁断されて、大きな耳部分となり、また立ち上がった剥離紙に予め切れ目を入れてあるため、剥離紙のみ3分割され、番号順に指に巻くことができ、指にテープが絡まないようにした剥離紙を用いた爪先あかぎれ対策用の指に巻くテープを提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、あかぎれ対策用の指に巻くテープ特開2022-151555が複雑な形状をしており、特に爪先のあかぎれを守るため指に巻くために、どこから巻けばいいのか悩むこともあり、あかぎれのできる時期のあかぎれ周辺の皮膚が固くなって、あかぎれの痛さもあって、剥離紙を剥がすのに手間がかかり面倒であったため、そんな状況の中でも、剥離紙に大きな耳部分が出来るように剥離紙を加工し、剥がし易くし、剥離紙だけが3分割できるようにしており、番号を振った順番に指にテープを巻いていくと、最後に巻く縦巻きのテープ▲3▼が絡まず巻くことができるようにした剥離紙を用いた爪先あかぎれ対策用の指に巻くテープにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】 本発明の爪先あかぎれの傷口にテープを巻くテープの剥離紙のみの正面図である。
【
図2】 本発明のテープの糊の付いたテープ部分と、折れ線に沿って折った剥離紙側からの斜め上からの斜視図である
【
図3】 本発明のテープの剥離紙側から見た裁断箇所を破線で示した正面図である。
【
図4】 本発明のテープの剥離紙が3分割されて、大きな耳部分ができることを示した剥離紙の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、ここでは連続する剥離紙1の1枚を糊の付いていない剥離紙側から見た図をクローズアップして説明すると、最初に、まだテープ本体を貼ってない剥離紙幅約25mm~30mm長さ約86mm程を用意し、左側より約8mmずつ3か所に印を付けて、その剥離紙の左側より約8mm右谷折れ線、また右約8mmに山折れ線さらに右約8mmに谷折れ線を設けて、さらに山折れ線より谷折れ線右までの間の部分に下から約7mm~10mm上の所に切れ目を水平に入れて置き、谷折れ線同士を合わせると立ち上がった剥離紙が出来、左側に倒し幅約25mm~30mm長さ約70mm程にして1枚とし、その裏側に糊面のテープを貼り、準備した金型でプレス、または、レーザーカッターにより裁断すると、左側に倒した剥離紙が重なった所も裁断されて、大きな耳部分となり、また立ち上がった剥離紙に予め切れ目を入れてあるため、剥離紙のみ3分割され、番号順に指に巻くことができ、指にテープが絡まないようにした剥離紙を用いた爪先あかぎれ対策用の指に巻くテープを提供するものである。
【符号の説明】
【0009】
1 連続する剥離紙の1枚
2 剥離紙の右端
3 剥離紙の左端
4 谷折れ線右
5 山折れ線
6 谷折れ線左
7 切れ目
8 テープの糊の付いた部分
9 ▲1▼の番号
10 ▲2▼の番号
11 ▲3▼の番号
12 テープ形状の金型破線で表示
13 ▲1▼の番号の付いた剥離紙の耳部分
14 ▲2▼の番号の付いた剥離紙の耳部分
15 ▲3▼の番号の付いた剥離紙の耳部分
16 剥離紙が三枚分重なる部分
17 縦巻きにするため90度に折り曲げる部分