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  • 特開-車両用シフトノブ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024124778
(43)【公開日】2024-09-13
(54)【発明の名称】車両用シフトノブ
(51)【国際特許分類】
   B60K 20/02 20060101AFI20240906BHJP
   G05G 1/02 20060101ALI20240906BHJP
【FI】
B60K20/02 A
G05G1/02 B
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023032683
(22)【出願日】2023-03-03
(71)【出願人】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】591050970
【氏名又は名称】津田工業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】508348657
【氏名又は名称】イオインダストリー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099966
【弁理士】
【氏名又は名称】西 博幸
(74)【代理人】
【識別番号】100134751
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 隆一
(72)【発明者】
【氏名】廣谷 高志
(72)【発明者】
【氏名】池 勇磨
(72)【発明者】
【氏名】高井 祐太
(72)【発明者】
【氏名】竹内 康則
(72)【発明者】
【氏名】高林 厚伯
【テーマコード(参考)】
3D040
3J070
【Fターム(参考)】
3D040AA03
3D040AA22
3D040AB01
3D040AC01
3D040AC03
3D040AE19
3D040AF07
3J070AA03
3J070AA07
3J070BA05
3J070BA31
3J070BA41
3J070BA90
3J070CA44
3J070CA51
3J070CA52
3J070CB02
3J070CC02
3J070CC04
3J070DA02
(57)【要約】
【課題】回動式の操作アームをアーム本体と指当てカバーとで構成しているシフトノブにおいて、指当てカバーがアーム本体から外れることを防止する。
【解決手段】シフトノブ1は、開口3を有する外カバー4と、外カバー4の内部に回動自在に配置された操作アーム5とを有する。操作アーム5は、支軸12が挿通されたアーム本体8と、その前端部に装着された指当てカバー9とで構成されている。指当てカバー9は、係合爪19と係合穴21との噛み合わせによってアーム本体8に取り付けられている。指当てカバー9は指掛け面9bを有しており、アーム本体8に、指掛け面9bと連続した状態の指掛かり補助部24を設けている。人の指先Fが指掛け面9bの後端面9dに当たることはないため、指当てカバー9がアーム本体8から引き剥がされることを防止できる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人が指で掴み得るようにシフトレバーの先端に設けられて一部に操作用開口を設けた外カバーと、前記外カバーの内部に支軸を介して回動可能に配置された操作アームとを有し、
前記操作アームは、前記支軸を挟んだ一端部が前記外カバーの操作用開口に向いたアーム本体と、前記アーム本体の一端部に嵌め込み装着されて人が指先を当てて回動操作する指当てカバーとを有して、前記アーム本体のうち前記支軸を挟んで前記外カバーの内部に入った部位でコンプレッションロッドが押されるようになっているシフトノブであって、
前記アーム本体に、前記指当てカバーの指掛け面と連続するようにして外周方向に延びる指掛かり補助部を設けている、
車両用シフトノブ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、回動式の操作アーム備えたシフトノブに関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両用のシフトノブは、人が摘む(或いは掴む)ことのできる外カバーから操作ボタンを露出させた外観を呈しており、操作ボタンでコンプレッションロッドを押している。操作ボタンはプッシュ式と回動式とがあり、回動式の例が特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1ではボタンは単一構造になっており、ボタンに軸受け部を一体に設けて、軸受け部を支軸に連結しているが、この構造では、寸法上の制約が大きくて、ボタンを強く押し込みにくい問題や、テコ作用を利用した押圧作用を享受しにくい問題が懸念される。また、単一構造であると、軸受け部などに十分な強度を確保しにくくなることも懸念される。
【0004】
この点については、ボタンを、強度メンバーとしてのアーム本体と、指先の当たりの柔らかさを確保する指当てカバーとで構成する、寸法上の制約や強度の問題を無くして、ボタンをしっかりと押し込むことができると云える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平5-39840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
さて、ノブのボタンをアーム本体と指当てカバーとから成る2パーツに構成した場合、指当てカバーは、アーム本体の一端部に外側から被せるようにして嵌め込むことになるが、指当てカバーの取り付け手段として、指当てカバー及びアーム本体のいずれか一方あるいは双方に設けた係合部の弾性変形を利用した押し込み装着を採用すると、指当てカバーをワンタッチ的に取り付けできて好適である。
【0007】
この場合、指当てカバーは合成樹脂の射出成型品を採用することになるが、射出成型法では、指当てカバーは、アーム本体の一端部を外側から覆う半割状の形態にしか成型できず、すると、指当てカバーのうち人の指先が当たる指掛け面の終端と操作アーム本体との間に段差ができてしまう。換言すると、指当てカバーのうち指掛け面の終端に連続した一端面が外カバーの内部に向けて露出してしまう。
【0008】
すると、人が指先を指当てカバーの指掛け面に当てて操作アームを回動するに際して、指先が指当てカバーの一端面に引っ掛かって、指当てカバーにアーム本体から引き剥そうとする外力が作用し、係合部が弾性変形して指当てカバーがアーム本体から外れることが懸念される。そして、指当てカバーがアーム本体から外れると、人が指当てカバーから指を離してもコンプレッションロッドが押された状態に保持され続けてしまう不都合が生じる。
【0009】
本願発明はこのような現状を背景に成されたものであり、ノブのボタンをアーム本体と指当てカバーからなる操作アームと成しつつ、指当てカバーの外れを簡単な構造で防止できる技術を開示するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願発明のシフトノブは、
「人が指で掴み得るようにシフトレバーの先端に設けられて一部に操作用開口を設けた外カバーと、前記外カバーの内部に支軸を介して回動可能に配置された操作アームとを有し、
前記操作アームは、前記支軸を挟んだ一端部が前記外カバーの操作用開口に向いたアーム本体と、前記アーム本体の一端部に嵌め込み装着されて人が指先を当てて回動操作する指当てカバーとを有して、前記アーム本体のうち前記支軸を挟んで前記外カバーの内部に入った部位でコンプレッションロッドが押されるようになっている」
という基本構成において、
「前記アーム本体に、前記指当てカバーの指掛け面と連続するようにして外周方向に延びる指掛かり補助部を設けている」
という特徴を備えている。
【0011】
なお、指当てカバーの指掛け面とアーム本体の指掛かり補助部は隙間なく連続していてもよいし、両者の間に僅かの間隔が空いていてもよい。すなわち、本願発明では、指当てカバーの指掛け面とアーム本体の指掛かり補助部との間に隙間が空いていても、人の指先が指当てカバーの一端面に引っ掛からない程度の間隔であればよい。
【発明の効果】
【0012】
本願発明では、人が操作アームを回動させるにおいて指先が指掛け面から外れた場合、外れた部分はアーム本体の指掛かり補助部に当たるため、指当てカバーの一端面に指先が引っ掛かることはない。従って、指当てカバーに対してアーム本体から引き剥がすような外力が作用することはなくて、指当てカバーの外れを防止できる。また、アーム本体の指掛かり補助部は指当てカバーの奥に隠れているため、通常の状態で人目に触れることはなくて、美感の悪化は生じない。
【0013】
そして、アーム本体に指掛かり補助部を設ける簡単な対応であって新たな部材の追加はないため、コストが嵩むことはない。従って、本願発明では、ボタンを2パーツ方式の操作アームに構成したシフトノブに関し、コストや美感の悪化を生じることなく指当てカバーの外れを防止できる。また、指当てカバーが戻り回動するに際して指先の肉が指当てカバーとアーム本体とで挟まれることも防止できる。従って、安全性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】実施形態を示す図で、(A)は全体の斜視図、(B)は操作アームの斜視図、(C)はアーム本体の斜視図、(D)は指当てカバーの斜視図である。
図2】非操作状態の図で、(A)は指当てカバーを装着した状態での正面図、(B)は(A)は指当てカバーを省略した状態での正面図である。
図3】操作アームの外観を表示した状態での縦断側面図で、(A)は非操作状態の図、(B)は操作状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(1).実施形態の構造
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1(A)に示すように、シフトノブ1はシフトレバー2の先端に取り付けられている。シフトノブ1は、開口3を有する外カバー4と、外カバー4の内部に配置された操作アーム5とを有している。
【0016】
以下では、方向を特定するために便宜的に前後・左右の文言を使用するが、前は開口3を設けた方向で、後ろは逆方向である。左右方向は前後方向と直交した水平方向である。操作アーム5は姿勢が変化するが、図3(A)に示す非操作状態を基準姿勢として、この姿勢で方向を特定している。
【0017】
外カバー4は、平面視で後ろ向きに開口した平面視コ字形のフロント外カバー6と、フロント外カバー6を後方と上方から覆うリア外カバー7とで構成されており、両者は、係合爪と係合穴との噛み合わせのような手段で接合することによって中空構造になっている。例えば図1(A)に示すように、フロント外カバー6のうち開口3の下縁は、後ろに向けて傾斜した傾斜面3aになっている。
【0018】
操作アーム5は、図1(C)に示すアーム本体8と、図1(D)に示す指当てカバー9とで構成されており、組合せた状態を図1(B)に表示している。アーム本体8は、外カバー4の開口の側(一端部)に位置したヘッド部10と、ヘッド部10から外カバー4の奥部に延びる足部11とで構成されており、ヘッド部10に、フロント外カバー6に保持した左右長手の支軸12が貫通する軸受け穴13を形成している。
【0019】
アーム本体8は合成樹脂から成っており、ヘッド部10 は、足部11に軟質合成樹脂をインサート成型して作られている。
【0020】
指当てカバー9は、支軸12の軸心回りに延びる円弧状部9aと、人の指先が当たる指掛け面9bと、両者を繋ぐ左右側板9cとを有している。側面視では略L型になっている。指当てカバー9はABS等の樹脂を材料にした成型品であり、前後方向に相対動する金型を基本にした金型装置を使用して、射出成型法によって製造されている。
【0021】
図1(C)のとおり、アーム本体8のヘッド部10には、センター突起15が前向きに突設されている一方、図1(D)のとおり、指当てカバー9の前部内面には、センター突起15を上下から挟む一対のセンター挟持片16が後ろ向きに突成されており、両者の嵌まり合いによって指当てカバー9は上下方向から位置決めされている。
【0022】
また、アーム本体8のヘッド部10に、指当てカバー9における下部のセンター挟持片16の広幅面が重なるストッパー部17が形成されている。また、ヘッド部10の上部でかつ後ろ寄りの部位に左右の係合爪19が形成されている一方、指当てカバー9の内部には、ヘッド部10の上部を前から囲う枠部20が形成されており、枠部20の左右側板20aに、係合爪19と噛み合う係合穴21が形成されている。
【0023】
係合爪19は、ヘッド部10の基部から前向きに立ち上がった爪片の先端に鉤部を形成した構成になっているが、ブロック部から爪を左右外向きに突設した形態であってもよい。図3に明示するように、指当てカバー9の枠部20のうち係合穴21が空いている部分は後ろ側に露出している。従って、成型に際しては、スライド型を使用して係合穴21を形成できる。
【0024】
図1(D)に示すように、指当てカバー9の左右の側板9cの内面に、枠部20の前方に位置した左右の規制片22を設けており、この左右の規制片22でヘッド部10のブロック部23を左右から挟むことにより、指当てカバー9の左右動を規制している。
【0025】
図1(B)や図3等に示すように、アーム本体8におけるヘッド部10の下部には、指当てカバー9の指掛け面9bと連続したような状態の外周面を有する指掛かり補助部24が形成されている。指掛かり補助部24は、ヘッド部10の下部に肉を付けることによって形成されており、その外周面は、指掛け面9bと連続するような状態で、操作アーム5の回動軸心周り(支軸12の軸心周り)に延びる円弧面に形成されている。また、指掛かり補助部24の側面には、側面視円弧状の肉盗み凹所24aが形成されている。
【0026】
図1(C)に示すように、ヘッド部10の一方の側面(右側面)に、軸受け穴13と連通した円形の凹所25が形成されており、凹所25の周囲の部位のうち後部に、指掛かり補助部24よりも左右外側にはみ出たばね受け第1突条26を形成し、更に、凹所25の周囲の部位のうち略上部に、ばね受け第1突条26から外向きにはみ出たばね受け第2突条27を形成している。
【0027】
そして、図1(C)に一点鎖線で示すように、支軸12に、時計回りのコイル部を有するねじりトーションばね28が外から嵌め込まれていて、その一端部28aが第2突条27の下面に当接して、他端部28bはフロント外カバー6の開口縁に当接している。従って、図3の状態で、操作アーム5は、ねじりトーションばね28によって反時計回り方向に回動するように付勢されており、指掛け面9bに指を掛けて後ろに引くと、操作アーム5はねじりトーションばね28に抗して時計回り方向に回動して、シフトレバー2に設けたコンプレッションロッド29が足部11によって押し下げられる。
【0028】
そこで、図3に示すように、フロント外カバー6の後部に、操作アーム5の足部11に上から当たって操作アーム5を基準姿勢に保持する上ストッパー30と、操作アーム5の回動限度を規定する下ストッパー31とを設けている。なお、上下のストッパー30,31はリア外カバー7に設けることも可能である。
【0029】
(2).まとめ
指当てカバー9はアーム本体8に対して前方から嵌まっているが、抜け止めは係合爪19と係合穴21との噛み合いで行われているため、指当てカバー9に対してある程度の大きさの後ろ向き外力が作用すると、係合爪19や枠部20が変形して係合爪19と係合穴21との噛み合いが外れてしまうおそれがある。
【0030】
この点、図3(A)に示すように、指当てカバー9の指掛け面9bの後端はアーム本体8の内部に入り込んでいるため、一般的には、人の指先が指掛け面9bを有する指掛け部の後端面9dに引っ掛かることはなくて、指当てカバー9に対してアーム本体8から引き剥がそうとする外力が作用しないと云える。
【0031】
しかし、人が指当てカバー9に指先を当てて操作アーム5を回動操作するに際して、指先を外カバー4の内部に向けて押し込んで指先を指当てカバー9に深掛けしすぎたり、操作アーム5を少し回動させてから指先を後ろ側に滑らせたり、或いは、指を伸ばし気味にしてその中途部を指掛け面9bの前端に当てて少し操作アーム5を起こしてから指を曲げて指先を指掛け面9bに重ねたりすることがあり、すると、指先が指掛け面9bの後ろまで延びて、指先が指掛け部の後端面9dに引っ掛かることがある。すると、指当てカバー9にアーム本体8から引き剥がそうとする後ろ向きの外力が作用するが、その外力がある程度以上に大きくなると、係合爪19や枠部20がねじれ変形して指当てカバー9がアーム本体8から外れてしまうおそれがある。
【0032】
そして、指当てカバー9がアーム本体8から外れると、指当てカバー9が脱落してアーム本体8が露出したり、指当てカバー9がアーム本体8と外カバー4との間に挟まって操作アーム5が戻り回動しなくなったりする不具合が生じる。
【0033】
これに対して本実施形態では、人が指先を指当てカバー9に深掛けし過ぎるなどして、人の指先が指当てカバー9における指掛け面9bを越えても、指先はアーム本体8の指掛かり補助部24に当たって、指当てカバー9の後端面9dに引っ掛かることはない。従って、人が指先を指当てカバー9に深掛けし過ぎるなどしても、指当てカバー9がアーム本体8から引き剥がされることはなくて、シフトノブ1の機能が損なわれることはない。
【0034】
さて、指当てカバー9の指掛け面9bが支軸12の下方に位置しているため、係合爪19と係合穴21とは支軸12を避けて上方に配置するのが合理的である。そして、指掛け面9bの後端面9dに指先が当たって指当てカバー9が手前に引かれると、指当てカバー9は係合爪19及び係合穴21を支点にして回動しようとする傾向を呈するため、係合爪19と枠部20とが軽い力で変形してしまうおそれがある。すなわち、指当てカバー9に作用した外力が係合爪19と係合穴21との係合部に集中的に作用するため、係合爪19と枠部20とが変形しやすくなってしまう。
【0035】
しかし、本実施形態のように、指掛け面9bに連続した指掛かり補助部24をアーム本体8に設けると、指掛け面9bの後端面9dに指先が当たることはないため、指当てカバー9に引き起こしの外力が作用することはなくて、指当てカバー9はアーム本体8に対して押さえられるに過ぎず、従って、指当てカバー9をアーム本体8に容易に取り付けできる合理的な設計を採用しつつ、指当てカバー9の外れをしっかりと防止できる。
【0036】
また、指当てカバー9に指先を深掛けしても、指先の肉が開口3から奥に入り込むことが指掛かり補助部24で阻止されるため、指当てカバー9がばね28で戻り回動するに際して、指先の肉が指当てカバー9とフロント外カバー6とで挟まれるという指挟みの問題も生じない。従って、安全性も向上できる。
【0037】
本願発明は、上記の他にも様々に具体化できる。例えば、各部材の形態は必要に応じて任意に変更できる。指当てカバーの取り付け手段としては、指当てカバーに係合爪を設けてアーム本体に係合穴を設けてもよい。部材の弾性変形を利用した取り付け構造としては、係合爪同士の噛み合わせも採用できる。指掛かり補助部は必ずしも円弧状の形態である必要はない。
【0038】
また、シフトノブが取り付くシフトレバーはフロアタイプには限らない。コラムシフトタイプやインパネシフトタイプなどにも適用できる。指当てカバーは側面視U型なども採用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本願発明は、車両用シフトノブに具体化できる。従って、産業上利用できる。
【符号の説明】
【0040】
1 シフトノブ
2 シフトレバー
3 外カバーの開口
4 外カバー
5 操作アーム
6 フロント外カバー
7 リア外カバー
8 アーム本体
9 指当てカバー
9b 指掛け面
9d 指掛け部の後端面
10 ヘッド部
11 足部
12 支軸
13 軸受け穴
15 センター突起
16 下部のセンター挟持片
17 ストッパー部
19 係合爪
20 枠部
21 係合穴
24 指掛かり補助部
28 ばね(捩じりトーションばね)
29 コンプレッションロッド
図1
図2
図3