(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024126082
(43)【公開日】2024-09-20
(54)【発明の名称】契約管理装置、契約管理方法および契約管理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 40/02 20230101AFI20240912BHJP
G06Q 30/0601 20230101ALI20240912BHJP
【FI】
G06Q40/02
G06Q30/0601
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023034233
(22)【出願日】2023-03-07
(71)【出願人】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】門田 万莉
【テーマコード(参考)】
5L030
5L040
5L049
5L055
【Fターム(参考)】
5L030BB67
5L040BB13
5L049BB67
5L055BB13
(57)【要約】
【課題】作業精度の向上および作業時間の短縮化を図りつつ、システム開発コストの削減を行うことができる契約管理装置、契約管理方法および契約管理プログラムを提供する。
【解決手段】本実施形態の契約管理装置であって、入力される変更対象項目がコードの場合において、検索条件入力部に顧客番号が入力されたとき、顧客情報データおよび契約情報データおよびコードマスタに基づいて、検索条件入力部に入力された顧客番号に該当する契約情報データを検索し、口座振替基本データから該当契約IDに紐付く変更前の口座振替基本データを取得してモニタに表示させ、該当契約IDに紐付く変更前の口座振替基本データにおける所定項目の内容を、変更入力部に入力される入力内容に更新する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御部を備える契約管理装置であって、
項目番号に、少なくとも、項目名、テーブル名、カラム名、項目タイプ、データ長およびコード種別を対応付けた変更対象管理マスタと、
コード種別に、コード値およびコード名称を対応付けたコードマスタと、
契約IDに、契約番号、顧客番号、契約日、契約区分コードおよび一括入金除外フラグを対応付けた契約情報データと、
契約IDに、請求停止フラグおよび請求停止理由コードを対応付けた口座振替基本データと、
顧客番号に、顧客名を対応付けた顧客情報データと、
にアクセス可能であり、
前記制御部は、
前記変更対象管理マスタを参照し、入力される変更対象項目に応じた検索条件を入力可能な検索条件入力部および変更指示内容を入力可能な変更入力部をモニタに表示させる表示制御部と、
前記入力される変更対象項目がコードの場合において、前記検索条件入力部に顧客番号が入力されたとき、前記顧客情報データ、前記契約情報データおよび前記コードマスタに基づいて、前記口座振替基本データから前記検索条件入力部に入力された顧客番号に該当する前記契約情報データを検索し、該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データを取得して前記モニタに表示させる検索部と、
前記該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データにおける所定項目の内容を、前記変更入力部に入力される入力内容に更新する更新部と、
を備えること、
を特徴とする契約管理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の契約管理装置であって、
前記変更入力部は、
契約IDを入力可能であり、
前記検索部は、
前記入力される変更対象項目の項目タイプがフラグの場合において、前記変更入力部に契約IDが入力されたとき、前記契約情報データから前記変更入力部に入力された契約IDに該当する前記契約情報データを検索し、該当契約番号に紐付く変更前の前記契約情報データを取得して前記モニタに表示させ、
前記更新部は、
前記該当契約番号に紐付く変更前の前記契約情報データにおける所定項目の値を、前記変更入力部に入力される値に更新すること、
を特徴とする契約管理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の契約管理装置であって、
契約IDに、予定日、金額および備考を対応付けた契約変更予定データに、
さらにアクセス可能であり、
前記検索条件入力部は、
指定期間の年月日を入力可能であり、
前記検索部は、
前記入力される変更対象項目が年月日の場合において、前記検索条件入力部に指定期間の年月日が入力されたとき、前記契約変更予定データから前記検索条件入力部に入力された前記指定期間の年月日に該当する前記契約変更予定データを検索し、前記指定期間の年月日に該当する変更前の前記契約変更予定データを取得して前記モニタに表示させ、
前記更新部は、
前記指定期間の年月日に該当する変更前の前記契約変更予定データにおける所定項目の年月日を、前記変更入力部に入力される年月日に更新すること、
を特徴とする契約管理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の契約管理装置であって、
前記検索条件入力部は、
金額を入力可能であり、
前記検索部は、
前記入力される変更対象項目の項目タイプが金額の場合において、前記変更入力部に契約IDが入力されたとき、前記契約変更予定データから前記変更入力部に入力された契約IDに該当する前記契約変更予定データを検索し、前記契約変更予定データから該当契約番号に紐付く変更前の前記契約情報データを取得して前記モニタに表示させ、
前記更新部は、
前記該当契約番号に紐付く変更前の前記契約変更予定データにおける所定項目の金額を、前記変更入力部に入力される金額に更新すること、
を特徴とする契約管理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の契約管理装置であって、
前記検索条件入力部は、
文字を入力可能であり、
前記検索部は、
前記入力される変更対象項目の項目タイプが文字の場合において、前記変更入力部に文字が入力されたとき、前記契約変更予定データから前記変更入力部に入力された文字に該当する前記契約変更予定データを検索し、前記契約変更予定データから該当文字に紐付く変更前の前記契約変更予定データを取得して前記モニタに表示させ、
前記更新部は、
前記該当文字に紐付く変更前の前記契約変更予定データにおける所定項目の文字を、前記変更入力部に入力される文字に更新すること、
を特徴とする契約管理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の契約管理装置であって、
前記更新部は、
前記該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データが複数ある場合、前記指定期間の年月日に該当する変更前の前記契約変更予定データが複数ある場合および前記該当文字に紐付く変更前の前記契約変更予定データが複数ある場合、一括で更新すること、
を特徴とする契約管理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の契約管理装置であって、
担当者識別IDに、担当者名および権限レベルを対応付けた担当者マスタに、
さらにアクセス可能であり、
前記表示制御部は、
前記変更対象管理マスタおよび前記担当者マスタを参照し、担当者が選択可能な前記変更対象項目のみをモニタに表示すること、
を特徴とする契約管理装置。
【請求項8】
制御部を備える契約管理装置で実行される契約管理方法であって、
前記契約管理装置は、
項目番号に、少なくとも、項目名、テーブル名、カラム名、項目タイプ、データ長およびコード種別を対応付けた変更対象管理マスタと、
コード種別に、コード値およびコード名称を対応付けたコードマスタと、
契約IDに、契約番号、顧客番号、契約日、契約区分コードおよび一括入金除外フラグを対応付けた契約情報データと、
契約IDに、請求停止フラグおよび請求停止理由コードを対応付けた口座振替基本データと、
顧客番号に、顧客名を対応付けた顧客情報データと、
にアクセス可能であり、
前記制御部で実行される、
前記変更対象管理マスタを参照し、入力される変更対象項目に応じた検索条件を入力可能な検索条件入力部および変更指示内容を入力可能な変更入力部をモニタに表示させる表示制御ステップと、
前記入力される変更対象項目がコードの場合において、前記検索条件入力部に顧客番号が入力されたとき、前記顧客情報データ、前記契約情報データおよび前記コードマスタに基づいて、前記口座振替基本データから前記検索条件入力部に入力された顧客番号に該当する前記契約情報データを検索し、該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データを取得して前記モニタに表示させる検索ステップと、
前記該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データにおける所定項目の内容を、前記変更入力部に入力される入力内容に更新する更新ステップと、
を含むこと、
を特徴とする契約管理方法。
【請求項9】
制御部を備える契約管理装置に実行させるための契約管理プログラムであって、
前記契約管理装置は、
項目番号に、少なくとも、項目名、テーブル名、カラム名、項目タイプ、データ長およびコード種別を対応付けた変更対象管理マスタと、
コード種別に、コード値およびコード名称を対応付けたコードマスタと、
契約IDに、契約番号、顧客番号、契約日、契約区分コードおよび一括入金除外フラグを対応付けた契約情報データと、
契約IDに、請求停止フラグおよび請求停止理由コードを対応付けた口座振替基本データと、
顧客番号に、顧客名を対応付けた顧客情報データと、
にアクセス可能であり、
前記制御部に実行させるための、
前記変更対象管理マスタを参照し、入力される変更対象項目に応じた検索条件を入力可能な検索条件入力部および変更指示内容を入力可能な変更入力部をモニタに表示させる表示制御ステップと、
前記入力される変更対象項目がコードの場合において、前記検索条件入力部に顧客番号が入力されたとき、前記顧客情報データ、前記契約情報データおよび前記コードマスタに基づいて、前記口座振替基本データから前記検索条件入力部に入力された顧客番号に該当する前記契約情報データを検索し、前記口座振替基本データから該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データを取得して前記モニタに表示させる検索ステップと、
前記該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データにおける所定項目の内容を、前記変更入力部に入力される入力内容に更新する更新ステップと、
を含むこと、
を特徴とする契約管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、契約管理装置、契約管理方法および契約管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザシステムの全ての情報を仲介者システムに登録すること無く、仲介者システムによる複数の取引先システムへの一括処理サービスを利用することができる技術が開示されている。この技術では、複数の取引先に分散している契約情報等を一括照会したり、住所等の変更情報を一括更新したりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、金融業界では、債権管理業務において、契約に関する情報を多数管理している。それらの情報は、属性によって分類されたデータテーブルが存在する。このため、金融業界では、契約に関する情報を入力するための入力画面が分類ごとに用意され、かつ、入力が契約単位で行う構成が多くとられている。
【0005】
しかしながら、上述した従来の金融業界のシステムでは、入力画面を分類毎に用意したり、入力を契約単位で行ったりするため、ユーザの入力ミスにより変更対象以外の項目を意図せず変更してしまったり、変更対象契約が多い場合にオペレーションが煩雑化したり、管理する項目が増える度に入力画面の開発を要したりするという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作業精度の向上および作業時間の短縮化を図りつつ、システム開発コストの削減を行うことができる契約管理装置、契約管理方法および契約管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る契約管理装置は、制御部を備える契約管理装置であって、項目番号に、少なくとも、項目名、テーブル名、カラム名、項目タイプ、データ長およびコード種別を対応付けた変更対象管理マスタと、コード種別に、コード値およびコード名称を対応付けたコードマスタと、契約IDに、契約番号、顧客番号、契約日、契約区分コードおよび一括入金除外フラグを対応付けた契約情報データと、契約IDに、請求停止フラグおよび請求停止理由コードを対応付けた口座振替基本データと、顧客番号に、顧客名を対応付けた顧客情報データと、にアクセス可能であり、前記制御部は、前記変更対象管理マスタを参照し、入力される変更対象項目に応じた検索条件を入力可能な検索条件入力部および変更指示内容を入力可能な変更入力部をモニタに表示させる表示制御部と、前記入力される変更対象項目がコードの場合において、前記検索条件入力部に顧客番号が入力されたとき、前記顧客情報データ、前記契約情報データおよび前記コードマスタに基づいて、前記口座振替基本データから前記検索条件入力部に入力された顧客番号に該当する前記契約情報データを検索し、該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データを取得して前記モニタに表示させる検索部と、前記該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データにおける所定項目の内容を、前記変更入力部に入力される入力内容に更新する更新部と、を備えること、を特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る契約管理方法は、制御部を備える契約管理装置で実行される契約管理方法であって、前記契約管理装置は、項目番号に、少なくとも、項目名、テーブル名、カラム名、項目タイプ、データ長およびコード種別を対応付けた変更対象管理マスタと、コード種別に、コード値およびコード名称を対応付けたコードマスタと、契約IDに、契約番号、顧客番号、契約日、契約区分コードおよび一括入金除外フラグを対応付けた契約情報データと、契約IDに、請求停止フラグおよび請求停止理由コードを対応付けた口座振替基本データと、顧客番号に、顧客名を対応付けた顧客情報データと、にアクセス可能であり、前記制御部で実行される、前記変更対象管理マスタを参照し、入力される変更対象項目に応じた検索条件を入力可能な検索条件入力部および変更指示内容を入力可能な変更入力部をモニタに表示させる表示制御ステップと、前記入力される変更対象項目がコードの場合において、前記検索条件入力部に顧客番号が入力されたとき、前記顧客情報データ、前記契約情報データおよび前記コードマスタに基づいて、前記口座振替基本データから前記検索条件入力部に入力された顧客番号に該当する前記契約情報データを検索し、該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データを取得して前記モニタに表示させる検索ステップと、前記該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データにおける所定項目の内容を、前記変更入力部に入力される入力内容に更新する更新ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る契約管理プログラムは、制御部を備える契約管理装置に実行させるための契約管理プログラムであって、前記契約管理装置は、項目番号に、少なくとも、項目名、テーブル名、カラム名、項目タイプ、データ長およびコード種別を対応付けた変更対象管理マスタと、コード種別に、コード値およびコード名称を対応付けたコードマスタと、契約IDに、契約番号、顧客番号、契約日、契約区分コードおよび一括入金除外フラグを対応付けた契約情報データと、契約IDに、請求停止フラグおよび請求停止理由コードを対応付けた口座振替基本データと、顧客番号に、顧客名を対応付けた顧客情報データと、にアクセス可能であり、前記制御部に実行させるための、前記変更対象管理マスタを参照し、入力される変更対象項目に応じた検索条件を入力可能な検索条件入力部および変更指示内容を入力可能な変更入力部をモニタに表示させる表示制御ステップと、前記入力される変更対象項目がコードの場合において、前記検索条件入力部に顧客番号が入力されたとき、前記顧客情報データ、前記契約情報データおよび前記コードマスタに基づいて、前記口座振替基本データから前記検索条件入力部に入力された顧客番号に該当する前記契約情報データを検索し、前記口座振替基本データから該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データを取得して前記モニタに表示させる検索ステップと、前記該当契約IDに紐付く変更前の前記口座振替基本データにおける所定項目の内容を、前記変更入力部に入力される入力内容に更新する更新ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、作業精度の向上および作業時間の短縮化を図りつつ、システム開発コストの削減を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】
図1は、実施形態に係る契約管理装置の構成の一例を示すブロック図での概要を示す模式図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係る契約管理装置の変更対象管理マスタにおける変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
【
図3】
図3は、実施形態に係る契約管理装置の担当者マスタにおける担当者マスタテーブルの一例を示す図である。
【
図4】
図4は、実施形態に係る契約管理装置のコードマスタにおけるコードマスタテーブルの一例を示す図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係る契約管理装置の契約情報データにおける契約情報データテーブルの一例を示す図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係る契約管理装置の契約変更予定データにおける契約変更予定データテーブルの一例を示す図である。
【
図7】
図7は、実施形態に係る契約管理装置の口座振替基本データにおける口座振替基本データテーブルの一例を示す図である。
【
図8】
図8は、実施形態に係る契約管理装置の顧客情報データにおける顧客情報データテーブルの一例を示す図である。
【
図9】
図9は、実施形態に係る契約管理装置が実行する処理の概要を示すフローチャートである。
【
図10】
図10は、モニタが表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
【
図11】
図11は、モニタが表示する契約関連情報一括更新画面における変更対象項目セルの入力後の一例を示す図である。
【
図12】
図12は、権限レベル「5」で使用可能な変更対象項目テーブルの一例を示す図である。
【
図13】
図13は、権限レベル「3」で使用可能な変更対象項目テーブルの一例を示す図である。
【
図14】
図14は、権限レベル「2」で使用可能な変更対象項目テーブルの一例を示す図である。
【
図15】
図15は、コード更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
【
図16】
図16は、コード更新処理において参照するコードマスタテーブルの一例を示す図である。
【
図17】
図17は、モニタがコード更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
【
図18】
図18は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。
【
図19】
図19は、一括セットボタンが押下された際にモニタが表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
【
図20】
図20は、更新部による更新前後の口座振替基本データテーブルの一例を示す図である。
【
図21】
図21は、フラグ更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
【
図22】
図22は、モニタがフラグ更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
【
図23】
図23は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。
【
図24】
図24は、モニタがフラグ更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
【
図25】
図25は、更新部による更新前後の契約情報データテーブルの一例を示す図である。
【
図26】
図26は、年月日更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
【
図27】
図27は、モニタが年月日更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
【
図28】
図28は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。
【
図29】
図29は、モニタが年月日更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
【
図30】
図30は、更新部による更新前後の契約変更予定データテーブルの一例を示す図である。
【
図31】
図31は、金額更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
【
図32】
図32は、モニタが金額更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
【
図33】
図33は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。
【
図34】
図34は、モニタが金額更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
【
図35】
図35は、更新部による更新前後の契約変更予定データテーブルの一例を示す図である。
【
図36】
図36は、全角文字更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
【
図37】
図37は、モニタが全角文字更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
【
図38】
図38は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。
【
図39】
図39は、モニタが全角文字更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
【
図40】
図40は、更新部による更新前後の契約変更予定データテーブルの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明に係る契約管理装置、契約管理方法および契約管理プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0013】
[1.構成]
本実施形態に係る契約管理装置の構成の一例について、
図1等を参照して説明する。
図1は、契約管理装置の構成の一例を示すブロック図での概要を示す模式図である。
【0014】
図1に示す契約管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、契約管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0015】
契約管理装置100は、制御部102と、通信インターフェース部104と、記憶部106と、入出力インターフェース部108と、を備えている。契約管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0016】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、契約管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と、通信回線と、を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、契約管理装置100と、サーバ200と、を相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、記憶部106に格納されるデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
【0017】
入出力インターフェース部108には、入力装置112と、出力装置114と、が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0018】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、変更対象管理マスタ106aと、担当者マスタ106bと、コードマスタ106cと、契約情報データ106dと、契約変更予定データ106eと、口座振替基本データ106fと、顧客情報データ106gと、を記憶する。
【0019】
変更対象管理マスタ106aは、項目Noに、項目名、テーブル名、カラム名、項目タイプ、データ長、コード種別および担当者の実行可能権限レベルを対応付けて記憶している。
【0020】
図2は、変更対象管理マスタ106aにおける変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
図2に示す変更対象管理マスタテーブルT1の1行目に示すように、項目No「1」に、項目名「契約区分コード」、テーブル名「契約情報データ」、カラム名「契約区分コード」、項目タイプ「コード」、データ長「NULL」、コード種別「1005」および実行可能権限レベル「2」を対応付けて記憶している。
【0021】
担当者マスタ106bは、担当者IDに、担当者名および項目毎の権限レベルを対応付けて記憶している。
【0022】
図3は、担当者マスタ106bにおける担当者マスタテーブルの一例を示す図である。
図3の担当者マスタテーブルT2の1行目に示すように、担当者ID「3000」に、担当者名「田中 太郎」および権限レベル「5」を対応付けて記憶している。
【0023】
コードマスタ106cは、コード種別に、コード値およびコード名称を対応付けて記憶している。
【0024】
図4は、コードマスタ106cにおけるコードマスタテーブルの一例を示す図である。
図4に示すコードマスタテーブルT3の1行目に示すように、コード種別「1005」に、コード値「1」およびコード名称「勤務先退職」を対応付けて記憶している。
【0025】
契約情報データ106dは、契約IDに、契約番号、顧客番号、契約日、契約区分コードおよび一括入金除外フラグを対応付けて記憶する。
【0026】
図5は、契約情報データ106dにおける契約情報データテーブルの一例を示す図である。
図5に示す契約情報データテーブルT4の1行目に示すように、契約ID「10001」に、契約番号「00100-10001」、顧客番号「100」、契約日「2022/10/1」、契約区分コード「1」および一括入金除外フラグ「TRUE」を対応付けて記憶している。
【0027】
契約変更予定データ106eは、契約IDに、予定日、追加予定額(所定項目の金額)および備考を対応付けて記憶している。
【0028】
図6は、契約変更予定データ106eにおける契約変更予定データテーブルの一例を示す図である。
図6に示す契約変更予定データテーブルT5の1行目に示すように、契約ID「10001」に、予定日「NULL」および追加予定額「100000」を対応付けて記憶している。同様に、
図6に示す契約変更予定データテーブルT5の2行目に示すように、契約ID「10002」に、予定日「2023/3/10」および備考「○○のため契約変更予定」を対応付けて記憶している。
【0029】
口座振替基本データ106fは、契約IDに、請求停止フラグおよび請求停止理由コードを対応付けて記憶する。
【0030】
図7は、口座振替基本データ106fにおける口座振替基本データテーブルの一例を示す図である。
図7に示す口座振替基本データテーブルT6の1行目に示すように、契約ID「10001」に、請求停止フラグ「FALSE」および請求停止理由コード「NULL」を対応付けて記憶している。同様に、口座振替基本データテーブルT6の2行目に示すように、契約ID「10002」に、請求停止フラグ「TRUE」および請求停止理由コード「1」を対応付けて記憶している。
【0031】
顧客情報データ106gは、顧客を識別する顧客番号に、顧客名を対応付けて記憶している。
【0032】
図8は、顧客情報データ106gにおける顧客情報データテーブルの一例を示す図である。
図8に示す顧客情報データテーブルT7に示すように、顧客番号「100」に、顧客名「鈴木 一郎」を対応付けて記憶している。
【0033】
図1に戻り、契約管理装置100の構成の説明を続ける。
制御部102は、契約管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、表示制御部102aと、判定部102bと、検索部102cと、更新部102dと、を備える。
【0034】
表示制御部102aは、入力される変更対象項目に応じた検索条件を入力可能な契約関連情報一括更新画面をモニタ114に表示させる。表示制御部102aは、変更対象管理マスタ106aおよび担当者マスタ106bを参照し、検索条件を入力可能な検索条件入力部と、変更指示内容を入力可能な変更入力部と、を表示させる。
【0035】
判定部102bは、変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがコードであるか否かを判定する。また、判定部102bは、ユーザが入力装置112を介して契約管理の操作を終了するか否かを判断する。さらに、判定部102bは、変更対象項目セルに入力された項目Noに紐付く項目タイプが年月日更新であるか否かを判定する。また、判定部102bは、変更対象項目セルに入力された項目Noに紐付く項目タイプが金額更新であるか否かを判定する。また、判定部102bは、変更対象項目セルに入力された項目Noに紐付く項目タイプが全角文字更新であるか否かを判定する。
【0036】
検索部102cは、入力される変更対象項目がコードの場合において、検索条件入力部に顧客番号が入力されたとき、顧客情報データ106gおよび契約情報データ106dおよびコードマスタ106cに基づいて、検索条件入力部に入力された顧客番号に該当する契約情報データ106dを検索し、口座振替基本データ106fから該当契約IDに紐付く変更前の口座振替基本データ106fを取得してモニタ114に表示させる。
【0037】
更新部102dは、該当契約IDに紐付く変更前の口座振替基本データ106fにおける所定項目の内容を、変更入力部に入力される入力内容に更新する。
【0038】
[2.契約管理装置が実行する処理]
次に、契約管理装置100が実行する処理について説明する。
図9は、契約管理装置100が実行する処理の概要を示すフローチャートである。
【0039】
図9に示すように、まず、表示制御部102aは、入力される変更対象項目に応じた検索条件を入力可能な契約関連情報一括更新画面をモニタ114に表示させる(ステップS1)。
【0040】
図10は、モニタ114が表示する契約関連情報一括更新画面の一例を示す図である。
図10に示す契約関連情報一括更新画面P1には、変更対象項目を入力する変更対象項目セルK1と、入力した変更対象項目を確定する確定ボタンB1と、更新内容を登録する登録ボタンB2と、更新内容を取り消しする取消ボタンB3と、が含まれる。
【0041】
図9に戻り、ステップS2以降の説明を続ける。
ステップS2において、判定部102bは、変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがコードであるか否かを判定する。
【0042】
図11は、モニタ114が表示する契約関連情報一括更新画面P1における変更対象項目セルの入力後の一例を示す図である。
図11に示すように、判定部102bは、変更対象管理マスタ106aを参照し、変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがコードであるか否かを判定する。
図11に示す場合、判定部102bは、変更対象項目セルK1に入力された数値が「7」のため、項目タイプがコード(口振_請求停止理由コード)であると判定する。この場合、表示制御部102aは、変更対象項目セルK1に入力された数値の項目に応じた項目名を契約関連情報一括更新画面P1に表示する。
【0043】
ここで、変更対象項目セルK1に入力可能な変更対象項目は、担当者の権限レベルに応じて設定される。具体的には、表示制御部102aは、担当者マスタ106bと、変更対象管理マスタ106aと、を参照し、担当者の権限レベル以上の変更対象項目レベルに紐付く変更対象項目を表示可能とする。
【0044】
図12は、権限レベル「5」で使用可能な変更対象項目テーブルの一例を示す図である。
図13は、権限レベル「3」で使用可能な変更対象項目テーブルの一例を示す図である。
図14は、権限レベル「2」で使用可能な変更対象項目テーブルの一例を示す図である。なお、
図12では、担当者ID「3000」の田中太郎の場合を示し、
図13では、担当者ID「3010」の山田次郎を示し、
図14では、担当者ID「4400」の佐藤花子の場合を示す。
【0045】
図12の変更対象項目テーブルT8、
図13の変更対象項目テーブルT9および
図14の変更対象項目テーブルT10に示すように、表示制御部102aは、担当者マスタ106bと、変更対象管理マスタ106aと、を参照し、担当者の権限レベル以上の変更対象項目レベルに紐付く変更対象項目を表示可能とする。例えば、表示制御部102aは、契約管理装置100の立ち上げ時または起動時に、担当者の担当者IDの入力を求め、この入力結果に基づいて変更対象項目を表示する。
【0046】
図9に戻り、ステップS2以降の説明を続ける。
ステップS2において、判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがコードであると判定された場合(ステップS2:Yes)、契約管理装置100は、ステップS3へ移行する。これに対して、判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがコードでないと判定された場合(ステップS2:No)、契約管理装置100は、ステップS5へ移行する。
【0047】
ステップS3において、契約管理装置100は、コードを更新するコード更新処理を実行する。
【0048】
[2.1 項目タイプ:コード更新処理の概要]
ここで、コード更新処理の詳細について説明する。
図15は、コード更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルT1の一例を示す図である。
図16は、コード更新処理において参照するコードマスタテーブルT3の一例を示す図である。
図17は、モニタ114がコード更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図18は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。なお、コード更新処理では、
図18に示す操作可否テーブルT11に示すように、担当者の「田中 太郎」および「山田 次郎」が操作可能(更新可能)であり、担当者の「佐藤 花子」が操作不可(更新不可)である。即ち、表示制御部102aは、担当者の「佐藤 花子」が変更対象項目セルK1に項目Noの数字「7」を入力した場合であっても、項目名をモニタ114に表示せず、警告、例えば権限がない旨の警告をモニタ114に表示する。
【0049】
図17に示すように、ユーザが入力装置112を介して変更対象項目セルK1に項目Noの数字「7」を入力し、確定ボタンB1を押下した場合、表示制御部102aは、変更対象管理マスタ106aおよび担当者マスタ106bを参照し、検索条件を入力可能な検索条件入力部R1と、変更指示内容を入力可能な変更入力部R2と、を表示させる。
【0050】
検索条件入力部R1には、検索条件である顧客番号を入力可能な顧客番号セルK2と、年月日を入力可能な変更前セルH1と、検索条件に該当するデータの表示を指示する表示ボタンB4と、が含まれる。なお、表示制御部102aは、変更対象項目セルK1に項目Noに応じて検索条件入力部R1の含まれる各種セルのGUI(Graphical User Interface)や位置および入力内容を適宜変更して表示する。
【0051】
ユーザが入力装置112を介して顧客番号セルK2に顧客番号を入力し、表示ボタンB4を押下した場合について説明する。この場合、検索部102cは、顧客情報データ106gおよび契約情報データ106dを参照し、検索条件入力情報の顧客番号セルK2に入力される顧客番号「100:鈴木 一郎」に該当する契約情報データ106dを検索して該当契約IDに紐付く変更前の口座基本データを取得する。
【0052】
その後、検索部102cは、取得した口座基本データの変更前の状態を示す口座振替基本データ106fに対応する情報変更テーブルQ1を契約関連情報一括更新画面P1の変更入力部R2に表示させる。
【0053】
変更入力部R2には、情報変更テーブルQ1の変更後のセルの数値を入力する変更後セルK3と、変更後セルK3に入力された数値を一括で入力する一括セットボタンB5と、情報変更テーブルQ1における契約IDを追加して行を追加する行追加ボタンB6と、情報変更テーブルQ1における契約IDを削除して行を削除する行削除ボタンB7と、が含まれる。
【0054】
ユーザが入力装置112を介して変更後セルK3に所定の数値を入力した後、一括セットボタンB5を押下した場合、表示制御部102aは、情報変更テーブルQ1の変更後のスプレッドのセルに変更後セルK3の数値を反映して表示する。
【0055】
図19は、一括セットボタンB5が押下された際にモニタ114が表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図19に示すように、ユーザが入力装置112を介して変更後セルK3に所定の数値、例えば「10」を入力した後、一括セットボタンB5を押下した場合、表示制御部102aは、情報変更テーブルQ1の変更後のスプレッドのセルに変更後セルK3の数値「10」および「該当口座なし」を一括に反映して表示する。
【0056】
続いて、ユーザが入力装置112を介して登録ボタンB2が押下した場合、更新部102dは、検索部102cが取得した各契約IDに紐付く口座振替基本データ106fの請求停止理由コードを「10」に更新する。
【0057】
図20は、更新部102dによる更新前後の口座振替基本データテーブルT6の一例を示す図である。
図20では、上段が更新前の口座振替基本データテーブルT6を示し、下段が更新後の口座振替基本データテーブルT6を示す。
【0058】
図20に示すように、更新部102dは、検索部102cが取得した各契約IDに紐付く口座振替基本データ106fの請求停止理由コードを「10」に一括に更新する。これにより、ユーザは、一括で更新することができる。ステップS3におけるコード更新処理の後、契約管理装置100は、
図9のステップS4へ戻る。
【0059】
図9に戻り、ステップS4以降の説明を続ける。
ステップS4において、判定部102bは、ユーザが入力装置112を介して契約管理の操作を終了するか否かを判断する。判定部102bによってユーザが入力装置112を介して契約管理の操作を終了すると判断した場合(ステップS4:Yes)、契約管理装置100は、本処理を終了する。これに対して、判定部102bによってユーザが入力装置112を介して契約管理の操作を終了しないと判断した場合(ステップS4:No)、契約管理装置100は、ステップS1へ戻る。
【0060】
ステップS5において、判定部102bは、変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがフラグ更新であるか否かを判定する。判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがフラグ更新であると判定された場合(ステップS5:Yes)、契約管理装置100は、ステップS6へ移行する。これに対して、判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがフラグ更新でないと判定された場合(ステップS5:No)、契約管理装置100は、ステップS7へ移行する。
【0061】
ステップS6において、契約管理装置100は、フラグを更新するフラグ更新処理を実行する。
【0062】
[2.2 フラグ更新処理の概要]
ここで、フラグ更新処理の詳細について説明する。
図21は、フラグ更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
図22は、モニタ114がフラグ更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図23は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。なお、
図21におけるフラグ更新処理では、
図23に示す操作可否テーブルT21に示すように、担当者の「田中 太郎」操作可能(更新可能)であり、「山田 次郎」および「佐藤 花子」が操作不可(更新不可)である。
【0063】
図22に示すように、ユーザが入力装置112を介して変更対象項目セルK1に項目Noの数字「2」を入力し、確定ボタンB1を押下した場合、表示制御部102aは、変更対象管理マスタ106aを参照し、検索条件を入力可能な検索条件入力部R1と、変更指示内容を入力可能な変更入力部R2と、を表示させる。
【0064】
検索条件入力部R1には、検索条件である顧客番号を入力可能な顧客番号セルK2と、変更前チェックボックスK4と、が含まれる。
【0065】
図22に示す状態で、ユーザが入力装置112を介して行追加ボタンB6を押下した場合、検索部102cは、フラグ変更テーブルQ2を表示する。そして、ユーザが入力装置112を介して、フラグ変更テーブルQ2の契約IDに所望の契約ID、例えば「10003」を入力してエンターキー等を押下した場合、
図22に示すように、検索部102cは、契約IDに該当する契約情報を検索して該当契約番号に紐付く変更前の契約情報データの一括入金除外フラグの状態、例えばブランクの状態でモニタ114に表示させる。
【0066】
その後、ユーザが入力部112を介してフラグ変更テーブルQ2の変更後のチェックボックスを選択した場合、検索部102cは、変更後のチェックボックスにチェックマークを反映する。
【0067】
図24は、モニタ114がフラグ更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図24に示すように、ユーザが入力部112を介してフラグ変更テーブルQ2の変更後のチェックボックスを選択した場合、検索部102cは、変更後のチェックボックスにチェックマークを反映する。
【0068】
その後、ユーザが入力部112を介してフラグ変更テーブルQ2の変更後のチェックボックスを選択し、登録ボタンB2が押下した場合、更新部102dは、該当契約番号に紐付く変更前の契約情報データに対する所定の項目における値を、変更入力部R2入力されるフラグ変更テーブルQ2の変更後のチェックボックスの内容の値に更新する。
【0069】
図25は、更新部102dによる更新前後の契約情報データテーブルT4の一例を示す図である。
図25において、上段が更新前の契約情報データテーブルT4を示し、下段が更新後の契約情報データテーブルT4を示す。
【0070】
図25に示すように、更新部102dは、該当契約番号に紐付く更新前の契約情報データテーブルT4に対する所定の項目、具体的には一括入金除外フラグ「FALSE」を、変更入力部R2入力されるフラグ変更テーブルQ2の変更後のチェックボックスの内容の値「TRUE」に更新する。ステップS6のフラグ更新処理の後、契約管理装置100は、
図9のステップS4へ移行する。
【0071】
図9に戻り、ステップS7以降の説明を続ける。
ステップS7において、判定部102bは、変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプが年月日更新であるか否かを判定する。判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプが年月日更新であると判定された場合(ステップS7:Yes)、契約管理装置100は、ステップS8へ移行する。これに対して、判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプが年月日更新でないと判定された場合(ステップS7:No)、契約管理装置100は、ステップS9へ移行する。
【0072】
ステップS8において、契約管理装置100は、年月日を更新する年月日更新処理を実行する。
【0073】
[2.3 年月日更新処理の概要]
ここで、年月日更新処理の詳細について説明する。
図26は、年月日更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルT1の一例を示す図である。
図27は、モニタ114が年月日更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図28は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。なお、
図28における年月日更新処理では、
図28に示す操作可否テーブルT31に示すように、担当者の「田中 太郎」、「山田 次郎」および「佐藤 花子」が操作可能(更新可能)である。
【0074】
図27に示すように、ユーザが入力装置112を介して年月日を入力可能な変更前セルH1に所望の日時「2023/3/1」および「2023/3/31」を入力し、表示ボタンB4を押下した場合、検索部102cは、契約変更予定データ106eから変更前セルH1に入力された日時「2023/3/1」~「2023/3/31」に該当する契約変更予定データから検索し、日時「2023/3/1」~「2023/3/31」に紐付く変更前の契約変更予定データを取得する。そして、検索部102cは、取得した契約変更予定データの変更前の状態を示す変更予定テーブルQ3を契約関連情報一括更新画面P1の変更入力部R2に表示する。
【0075】
その後、表示制御部102aは、ユーザが入力装置112を介して約変更予定テーブルQ3における各契約IDの変更後セルに入力された日時を表示する。
【0076】
図29は、モニタ114が年月日更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図29に示すように、表示制御部102aは、ユーザが入力装置112を介して約変更予定テーブルQ3における各契約IDの変更後セルに入力された日時「2023/4/10」および「2023/5/10」を表示する。
【0077】
続いて、ユーザが入力装置112を介して登録ボタンB2が押下した場合、更新部102dは、指定期間の日時に該当する変更前の契約情報データに対する予定日の日時「2023/3/10」を、各契約IDの変更後セルに入力された日時「2023/4/10」および「2023/5/10」に更新する。
【0078】
図30は、更新部102dによる更新前後の契約変更予定データテーブルT5の一例を示す図である。
図30では、上段が更新前の契約変更予定データテーブルT5を示し、下段が更新後の契約変更予定データテーブルT5を示す。
【0079】
図30に示すように、更新部102dは、指定期間の日時に該当する変更前の契約変更予定データテーブルT5に対する予定日の日時「2023/3/10」を、各契約IDの変更後セルに入力された日時「2023/4/10」および「2023/5/10」に更新する。ステップS8の年月日更新処理の後、契約管理装置100は、
図9のステップS4へ移行する。
【0080】
図9に戻り、ステップS9以降の説明を続ける。
ステップS9において、判定部102bは、変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプが金額更新であるか否かを判定する。判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがフラグ更新であると判定された場合(ステップS9:Yes)、契約管理装置100は、ステップS10へ移行する。これに対して、判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプがフラグ更新でないと判定された場合(ステップS9:No)、契約管理装置100は、ステップS11へ移行する。
【0081】
ステップS10において、契約管理装置100は、金額を更新する金額更新処理を実行する。
【0082】
[2.4 金額更新処理の概要]
ここで、金額更新処理の詳細について説明する。
図31は、金額更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
図32は、モニタ114が金額更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図33は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。なお、
図33における金額更新処理では、
図33に示す操作可否テーブルT41に示すように、担当者の「田中 太郎」、「山田 次郎」および「佐藤 花子」が操作可能(更新可能)である。
【0083】
図32に示すように、行追加ボタンB6が押下された場合、表示制御部102aは、契約変更予定テーブルQ4を表示する。その後、ユーザは、入力装置112を介して、フラグ変更テーブルQ2の契約IDに所望の契約ID、例えば「10002」を入力してエンターキー等を押下する。この場合、検索部102cは、契約情報データ106dから契約IDに該当する契約情報を検索して該当契約番号に紐付く変更前の契約情報データ106dを取得する。そして、検索部102cは、取得した契約情報データ106dの変更前の状態を示す契約変更予定テーブルQ4をモニタ114に表示させる。
【0084】
その後、ユーザが入力部112を介して変更後セルK12に追加予定金額を入力した場合、表示制御部102aは、変更後セルK12に追加予定金額を表示する。
【0085】
図34は、モニタ114が金額更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図34に示すように、ユーザが入力部112を介して変更後セルK12に「123,456,789,012,345」を入力した場合、表示制御部102aは、変更後セルK12に「123,456,789,012,345」を表示する。
【0086】
その後、ユーザが入力部112を介して登録ボタンB2が押下した場合、更新部102dは、該当契約番号に紐付く変更前の契約変更予定データ106eに対する追加予定額(所定項目の金額)を、変更後セルK12に入力された金額「123,456,789,012,345」に更新する。
【0087】
図35は、更新部102dによる更新前後の契約変更予定データテーブルT5の一例を示す図である。
図35において、上段が更新前の契約変更予定データテーブルT5を示し、下段が更新後の契約変更予定データテーブルT5を示す。
【0088】
図35に示すように、更新部102dは、該当契約番号に紐付く変更前の契約変更予定データテーブルT5に対する追加予定額(所定項目の金額)を、変更後セルK12に入力された金額「123,456,789,012,345」に更新する。ステップS10の金額更新処理の後、契約管理装置100は、
図9のステップS4へ移行する。
【0089】
図9に戻り、ステップS11以降の説明を続ける。
ステップS11において、判定部102bは、変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプが全角文字更新であるか否かを判定する。判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプが全角文字更新であると判定された場合(ステップS11:Yes)、契約管理装置100は、ステップS12へ移行する。これに対して、判定部102bによって変更対象項目セルK1に入力された項目Noに紐付く項目タイプが全角文字更新でないと判定された場合(ステップS11:No)、契約管理装置100は、本処理を終了する。
【0090】
ステップS6において、契約管理装置100は、全角文字を更新する全角文字更新処理を実行する。
【0091】
[2.5 全角文字更新処理の概要]
ここで、全角文字更新処理の詳細について説明する。
図36は、全角文字更新処理において参照する変更対象管理マスタテーブルの一例を示す図である。
図37は、モニタ114が全角文字更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図38は、担当者毎の操作可否テーブルの一例を示す図である。なお、
図38における全角文字更新処理では、
図38に示す操作可否テーブルT51に示すように、担当者の「田中 太郎」、「山田 次郎」および「佐藤 花子」が操作可能(更新可能)である。
【0092】
図37に示すように、ユーザが入力装置112を介して変更対象項目セルK1に契約変更予定備考の「5」を入力した場合、表示制御部102aは、変更入力部R2に変更前セルK21を表示する。
【0093】
その後、ユーザが入力装置112を介して変更入力部R2に「契約変更予定」を入力し、表示ボタンB4を押下した場合、検索部102cは、契約変更予定データ106eから変更前セルK21に入力された「契約変更予定」に該当する契約変更予定データ106eを検索して変更前の契約変更予定データ106eを取得する。そして、検索部102cは、取得した変更前の契約変更予定データ106eに対する契約変更予定テーブルQ5を契約関連情報一括更新画面P1の変更入力部R2に表示する。
【0094】
図39は、モニタ114が全角文字更新処理において表示する契約関連情報一括更新画面P1の一例を示す図である。
図39に示すように、ユーザが入力装置112を介して契約変更予定テーブルQ4の変更後セルを空欄(ブランク)とした状態で、登録ボタンB2が押下した場合、更新部102dは、契約変更予定備考に該当する変更前の契約情報データに対する備考「○○のため契約変更予定」および「△△のため契約変更予定」を初期化して更新する。
【0095】
図40は、更新部102dによる更新前後の契約変更予定データテーブルT5の一例を示す図である。
図40では、上段が更新前の契約変更予定データテーブルT5を示し、下段が更新後の契約変更予定データテーブルT5を示す。
【0096】
図40に示すように、更新部102dは、契約変更予定備考に該当する変更前の契約変更予定データ106eに対する備考「○○のため契約変更予定」および「△△のため契約変更予定」を初期化して更新する。全角文字更新処理の後、契約管理装置100は、
図9のステップS4へ移行する。
【0097】
以上説明した実施形態によれば、ユーザが入力装置112を介して登録ボタンB2が押下した場合、更新部102dは、検索部102cが取得した各契約IDに紐付く口座振替基本データ106fの請求停止理由コードを「10」に更新するため、作業精度の向上および作業時間の短縮化を図りつつ、システム開発コストの削減を行うことができる。
【0098】
また、実施形態によれば、更新部102dが該当契約番号に紐付く更新前の契約情報データテーブルT4に対する所定の項目、具体的には一括入金除外フラグ「FALSE」を、変更入力部R2入力されるフラグ変更テーブルQ2の変更後のチェックボックスの内容の値に更新するため、簡易な操作で更新することができる。
【0099】
また、実施形態によれば、更新部102dが指定期間の日時に該当する変更前の契約変更予定データテーブルT5に対する予定日の日時を、各契約IDの変更後セルに入力された日時に更新するため、一括で所望の日時に更新することができる。
【0100】
また、実施形態によれば、更新部102dは、該当契約番号に紐付く変更前の契約変更予定データ106eに対する所定項目の金額を、変更後セルK12に入力された金額に更新するため、簡易な操作で更新することができる。
【0101】
[3.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8および9に貢献することが可能となる。
【0102】
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13および15に貢献することが可能となる。
【0103】
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
【0104】
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0105】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0106】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメーターを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0107】
また、契約管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0108】
例えば、契約管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。なお、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて契約管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0109】
また、このコンピュータプログラムは、契約管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0110】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0111】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0112】
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0113】
また、契約管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、契約管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0114】
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0115】
本発明は、債権管理業務を行う金融業界において有用である。
【符号の説明】
【0116】
100 契約管理装置
102 制御部
102a 表示制御部
102b 判定部
102c 検索部
102d 更新部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 変更対象管理マスタ
106b 担当者マスタ
106c コードマスタ
106d 契約情報データ
106e 契約変更予定データ
106f 口座振替基本データ
106g 顧客情報データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク