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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024126206
(43)【公開日】2024-09-20
(54)【発明の名称】半導体装置
(51)【国際特許分類】
   H01L 29/78 20060101AFI20240912BHJP
   H01L 29/12 20060101ALI20240912BHJP
【FI】
H01L29/78 652C
H01L29/78 653A
H01L29/78 652T
H01L29/78 653C
H01L29/78 652J
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023034437
(22)【出願日】2023-03-07
(71)【出願人】
【識別番号】000003609
【氏名又は名称】株式会社豊田中央研究所
(71)【出願人】
【識別番号】520124752
【氏名又は名称】株式会社ミライズテクノロジーズ
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000004260
【氏名又は名称】株式会社デンソー
(74)【代理人】
【識別番号】110000110
【氏名又は名称】弁理士法人 快友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山下 侑佑
(72)【発明者】
【氏名】斎藤 順
(57)【要約】
【課題】アバランシェに起因したホットキャリアによるトレンチゲートの劣化を抑える技術を提供する。
【解決手段】半導体装置の半導体層は、第1導電型のドリフト領域と、ドリフト領域上に設けられている第2導電型のベース領域であって、上側ベース領域と、ドリフト領域と上側ベース領域の間に設けられているとともに上側ベース領域よりも第2導電型不純物の濃度が低い下側ベース領域と、を有している、ベース領域と、ベース領域上の一部に設けられており、第2主電極に接している第1導電型のソース領域と、半導体層の上面から深部に向けて延びており、上端が第2主電極に接しており、下端が下側ベース領域に対向している、第1導電型のピラー領域と、を有している。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体装置であって、
半導体層と、
前記半導体層の下面に設けられている第1主電極と、
前記半導体層の上面に設けられている第2主電極と、
トレンチゲートと、を備えており、
前記半導体層は、
第1導電型のドリフト領域と、
前記ドリフト領域上に設けられている第2導電型のベース領域であって、上側ベース領域と、前記ドリフト領域と前記上側ベース領域の間に設けられているとともに前記上側ベース領域よりも第2導電型不純物の濃度が低い下側ベース領域と、を有している、ベース領域と、
前記ベース領域上の一部に設けられており、前記第2主電極に接している第1導電型のソース領域と、
前記半導体層の前記上面から深部に向けて延びており、上端が前記第2主電極に接しており、下端が前記下側ベース領域に対向している、第1導電型のピラー領域と、を有しており、
前記トレンチゲートは、前記半導体層の前記上面から深部に向けて延びており、前記ドリフト領域と前記ソース領域を隔てる前記ベース領域に対向している、半導体装置。
【請求項2】
前記ピラー領域は、前記上側ベース領域を貫通しており、下端が前記下側ベース領域に接している、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記下側ベース領域は、前記トレンチゲートの側面から離れており、
前記トレンチゲートと前記下側ベース領域の間に前記上側ベース領域の一部が配置されている、請求項1又は2に記載の半導体装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、トレンチゲートを備えた半導体装置に関する。
【背景技術】
【0002】
トレンチゲートを備えた半導体装置は、n型のドリフト領域と、そのドリフト領域上に設けられているp型のベース領域と、そのベース領域上の一部に設けられているn型のソース領域と、を備えている。トレンチゲートは、ソース領域及びベース領域を貫通してドリフト領域に達するように設けられている。このような半導体装置の一例が特許文献1及び特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7-183721号公報
【特許文献2】特開2019-186459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体装置に高電圧が印可されてアバランシェが発生すると、半導体層内に大電流が流れて降伏する。このときに発生するホットキャリアがトレンチゲートのゲート絶縁膜に注入されると、ゲート絶縁膜が劣化する。本明細書は、アバランシェに起因したホットキャリアによるトレンチゲートの劣化を抑える技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する半導体装置の一実施形態は、半導体層と、前記半導体層の下面に設けられている第1主電極と、前記半導体層の上面に設けられている第2主電極と、トレンチゲートと、を備えていてもよい。前記半導体層は、第1導電型のドリフト領域と、前記ドリフト領域上に設けられている第2導電型のベース領域であって、上側ベース領域と、前記ドリフト領域と前記上側ベース領域の間に設けられているとともに前記上側ベース領域よりも第2導電型不純物の濃度が低い下側ベース領域と、を有している、ベース領域と、前記ベース領域上の一部に設けられており、前記第2主電極に接している第1導電型のソース領域と、前記半導体層の前記上面から深部に向けて延びており、上端が前記第2主電極に接しており、下端が前記下側ベース領域に対向している、第1導電型のピラー領域と、を有していてもよい。前記トレンチゲートは、前記半導体層の前記上面から深部に向けて延びており、前記ドリフト領域と前記ソース領域を隔てる前記ベース領域に対向していてもよい。
【0006】
上記半導体装置では、前記ドリフト領域と前記ピラー領域の間の距離が短く構成されている。さらに、前記ドリフト領域と前記ピラー領域の間には、第2導電型不純物の濃度が低い前記下側ベース領域が設けられている。上記半導体装置がオフすると、前記ドリフト領域と前記下側ベース領域のpn接合から伸びる空乏層が前記ピラー領域に到達し、パンチスルーによって電流が流れ、降伏する。このため、上記半導体装置では、アバランシェが発生するよりも前にパンチスルーによって降伏するので、アバランシェの発生が抑えられている。この結果、アバランシェに起因したホットキャリアの発生も抑えられるので、トレンチゲートの劣化も抑えられる。
【0007】
上記半導体装置では、前記ピラー領域が、前記上側ベース領域を貫通しており、下端前記下側ベース領域に接していてもよい。この半導体装置では、前記ドリフト領域と前記ピラー領域の間に前記下側ベース領域のみが存在する。このため、上記半導体装置がオフしたときに、前記ドリフト領域と前記下側ベース領域のpn接合から伸びる空乏層が前記ピラー領域に到達してパンチスルーが発生しやすい。
【0008】
前記下側ベース領域は、前記トレンチゲートの側面から離れていてもよい。この場合、前記トレンチゲートと前記下側ベース領域の間に前記上側ベース領域の一部が配置されていてもよい。この半導体装置では、トレンチゲートのゲート閾値電圧の低下が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1実施形態の半導体装置の要部断面図を模式的に示す図である。
図2】第2実施形態の半導体装置の要部断面図を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して各実施形態について説明する。各実施形態を通して共通する構成要素については共通の符号を付し、その説明を省略する。また、繰り返し配置されている構造については、図示明瞭化を目的としてその1つにのみ符号を付すことがある。
【0011】
(第1実施形態)
図1に示されるように、半導体装置1は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と称される種類の半導体装置であり、半導体層10と、半導体層10の下面に設けられているドレイン電極22と、半導体層10の上面に設けられているソース電極24と、半導体層10の上層部に設けられている複数のトレンチゲート30と、を備えている。なお、ドレイン電極22が第1主電極の一例であり、ソース電極24が第2主電極の一例である。
【0012】
半導体層10は、炭化珪素(SiC)で構成されており、n+型のドレイン領域11と、n-型のドリフト領域12と、p型の保護領域13と、p型のベース領域14と、n+型のソース領域15と、p+型のコンタクト領域16と、n型のピラー領域17と、を有している。
【0013】
ドレイン領域11は、半導体層10の下面に露出する位置に配置されており、ドレイン電極22にオーミック接触している。ドレイン領域11は、例えば面方位が(0001)面の炭化珪素基板であり、ドリフト領域12をエピタキシャル成長させるための下地基板でもある。ドレイン領域11の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば100μm~300μmであってもよい。ドレイン領域11のn型不純物濃度は、特に限定されるものではないが、例えば1018cm-3~1023cm-3の範囲であってもよい。
【0014】
ドリフト領域12は、ドレイン領域11とベース領域14の間に配置されており、ドレイン領域11とベース領域14の双方に接している。ドリフト領域12は、ドレイン領域11によってドレイン電極22から隔てられており、ベース領域14によってソース電極24から隔てられている。ドリフト領域12は、エピタキシャル成長技術を利用して、ドレイン領域11の表面から結晶成長して形成された炭化珪素で構成されており、そのn型不純物の濃度はドレイン領域11よりも低い。ドリフト領域12の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば5μm~20μmであってもよい。ドリフト領域12のn型不純物濃度は、特に限定されるものではないが、例えば1013cm-3~1016cm-3の範囲であってもよい。
【0015】
保護領域13は、トレンチゲート30の底面に接するように設けられており、トレンチゲート30の底面の電界集中を緩和する。なお、保護領域13は、トレンチゲート30の底面から離れて配置されていてもよい。保護領域13は、図示しない断面においてp型の接続領域を介してベース領域14に接続されている。保護領域13は、トレンチゲート30を形成するためのトレンチを形成した後に、そのトレンチの底面に向けてp型不純物をイオン注入することにより形成されてもよい。保護領域13の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば0.1μm~1μmであってもよい。保護領域13のp型不純物濃度は、特に限定されるものではないが、例えば1017cm-3~1019cm-3の範囲であってもよい。
【0016】
ベース領域14は、ドリフト領域12上に設けられており、トレンチゲート30の側面に接しており、ドリフト領域12とソース領域15を隔てるように配置されている。ベース領域14は、上側ベース領域14aと、下側ベース領域14bと、を有している。
【0017】
上側ベース領域14aは、ソース領域15の下方においてトレンチゲート30の側面に接している。上側ベース領域14aは、エピタキシャル成長して形成されたドリフト領域12の上層部に、イオン注入技術を利用してp型不純物を導入することによって形成されてもよい。上側ベース領域14aは、トレンチゲート30のゲート閾値電圧が所定値となるように、その厚み及びp型不純物の濃度が調整されている。上側ベース領域14aの厚みは、特に限定されるものではないが、例えば0.1μm~2μmであってもよい。上側ベース領域14aのp型不純物濃度は、特に限定されるものではないが、例えば1017cm-3~1018cm-3の範囲であってもよい。
【0018】
下側ベース領域14bは、ドリフト領域12と上側ベース領域14aの間、及び、ドリフト領域12とピラー領域17の間に設けられている。この例では、下側ベース領域14bは、隣り合うトレンチゲート30の間を延びており、その両端が隣り合うトレンチゲート30の各々の側面に接している。下側ベース領域14bは、エピタキシャル成長して形成されたドリフト領域12の上層部に、イオン注入技術を利用してp型不純物を導入することによって形成されてもよい。下側ベース領域14bのp型不純物の濃度は、上側ベース領域14aのp型不純物の濃度よりも低い。下側ベース領域14bの厚みは、特に限定されるものではないが、例えば0.1μm~2μmであってもよい。下側ベース領域14bのp型不純物濃度は、特に限定されるものではないが、例えば1016cm-3~1017cm-3の範囲であってもよい。
【0019】
ソース領域15は、上側ベース領域14a上の一部に設けられており、半導体層10の上面に露出する位置に配置されている。ソース領域15は、トレンチゲート30の側面に接しており、ベース領域14によってドリフト領域12から隔てられている。ソース領域15は、n型不純物の濃度が高く構成されており、ソース電極24にオーミック接触している。ソース領域15は、エピタキシャル成長して形成されたドリフト領域12の上層部に、イオン注入技術を利用してn型不純物を導入することによって形成されてもよい。ソース領域15の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば0.1μm~2μmであってもよい。ソース領域15のn型不純物濃度は、特に限定されるものではないが、例えば1020cm-3~1023cm-3の範囲であってもよい。
【0020】
コンタクト領域16は、上側ベース領域14a上の一部に設けられており、半導体層10の上面に露出する位置に配置されている。コンタクト領域16は、p型不純物の濃度が高く構成されており、ソース電極24にオーミック接触している。このように、ベース領域14は、コンタクト領域16を介してソース電極24に電気的に接続されている。コンタクト領域16は、エピタキシャル成長して形成されたドリフト領域12の上層部に、イオン注入技術を利用してp型不純物を導入することによって形成されてもよい。
【0021】
ピラー領域17は、半導体層10の上面から深部に向けて延びて形成されており、ソース領域15及びコンタクト領域16よりも深く形成されている。この例では、ピラー領域17は、半導体層10の上面から上側ベース領域14aを貫通して延びており、上端がソース電極24に接しており、下端が下側ベース領域14bに接している。この例に代えて、ピラー領域17の下端が上側ベース領域14a内に存在し、ピラー領域17の下端が上側ベース領域14aを介して下側ベース領域14bに対向してもよい。ピラー領域17は、ソース電極24にオーミック接触している。ピラー領域17は、エピタキシャル成長して形成されたドリフト領域12の上層部に、イオン注入技術を利用してn型不純物を導入することによって形成されてもよい。ピラー領域17の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば0.1μm~1μmであってもよい。ピラー領域17のn型不純物濃度は、特に限定されるものではないが、例えば1017cm-3~1020cm-3の範囲であってもよい。
【0022】
トレンチゲート30は、半導体層10の上面からソース領域15及びベース領域14を貫通してドリフト領域12に達するトレンチ内に設けられているゲート電極32及びゲート絶縁膜34を含む。ゲート電極32は、ゲート絶縁膜34で被膜されたトレンチ内に充填して形成される。ゲート絶縁膜34は、トレンチの内壁を被膜して形成されている。
【0023】
ソース電極24よりもドレイン電極22が正となる電圧が印可されている状態で、ゲート電極32にゲート閾値電圧以上の電圧が印可されると、ドリフト領域12とソース領域15の間に位置するベース領域14であってトレンチゲート30が対向する部分に反転層が形成される。これにより、ドレイン電極22とソース電極24の間が導通し、半導体装置1がオンとなる。ゲート電極32に印可される電圧がゲート閾値電圧未満になると、反転層が消失し、半導体装置1がオフとなる。このように、半導体装置1はスイッチング素子として動作する。
【0024】
半導体装置1がオフすると、ドリフト領域12と下側ベース領域14bの間のpn接合から空乏層が伸展する。半導体装置1がオフしている状態でドレイン電極22に印可される電圧が上昇すると、ドリフト領域12と下側ベース領域14bの間のpn接合に加わる電界が増加する。
【0025】
半導体装置1では、ピラー領域17が設けられていることにより、ドリフト領域12とピラー領域17の間の距離が短く構成されている。さらに、ドリフト領域12とピラー領域17の間には、p型不純物の濃度が低い下側ベース領域14bが設けられている。このため、半導体装置1がオフしている状態でドレイン電極22に印可される電圧が上昇したとき、ドリフト領域12と下側ベース領域14bのpn接合から伸びる空乏層がピラー領域17に到達し、パンチスルーによって電流が流れる。このため、半導体装置1では、ドリフト領域12と下側ベース領域14bの間のpn接合に加わる電界がアバランシェが発生する程度に増加するよりも前に、パンチスルーが発生する。これにより、半導体装置1では、アバランシェの発生が抑えられる。この結果、アバランシェに起因したホットキャリアの発生も抑えられるので、トレンチゲート30の劣化も抑えられる。
【0026】
ここで、アバランシェよりも前にパンチスルーが発生するためには、下記式が成立するのが望ましい。BVは半導体装置1の耐圧であり、εは半導体層の誘電率であり、Npは下側ベース領域14bのp型不純物の濃度であり、dpは下側ベース領域14bの厚みである。
【数1】
【0027】
(第2実施形態)
図2に示す半導体装置2は、下側ベース領域14bがトレンチゲート30の側面から離れており、トレンチゲート30と下側ベース領域14bの間に上側ベース領域14aの一部が配置されていることを特徴としている。下側ベース領域14bがトレンチゲート30の側面から離れる距離、即ち、トレンチゲート30と下側ベース領域14bの間に配置されている上側ベース領域14aの幅は、トレンチゲート30の側面に形成されるチャネルの幅よりも大きい。下側ベース領域14bの幅はピラー領域17の幅よりも大きく、下側ベース領域14bはドリフト領域12とピラー領域17の間に配置されている。
【0028】
図1に示す半導体装置1と比較すると、図2に示す半導体装置2では、下側ベース領域14bがトレンチゲート30の側面から離れているので、トレンチゲート30のゲート閾値電圧の低下が抑えられる。
【0029】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【符号の説明】
【0030】
1,2:半導体装置、 10:半導体層、 11:ドレイン領域、 12:ドリフト領域、 13:保護領域、 14:ベース領域、 14a:上側ベース領域、 14b:下側ベース領域、 15:ソース領域、 16:コンタクト領域、 17:ピラー領域、 22:ドレイン電極、 24:ソース電極、 30:トレンチゲート、 32:ゲート電極、 34:ゲート絶縁膜、
図1
図2