IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社コロナの特許一覧

<>
  • 特開-石油ストーブ 図1
  • 特開-石油ストーブ 図2
  • 特開-石油ストーブ 図3
  • 特開-石油ストーブ 図4
  • 特開-石油ストーブ 図5
  • 特開-石油ストーブ 図6
  • 特開-石油ストーブ 図7
  • 特開-石油ストーブ 図8
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024126590
(43)【公開日】2024-09-20
(54)【発明の名称】石油ストーブ
(51)【国際特許分類】
   G01F 23/34 20060101AFI20240912BHJP
【FI】
G01F23/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023035058
(22)【出願日】2023-03-07
(71)【出願人】
【識別番号】000000538
【氏名又は名称】株式会社コロナ
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 篤
(72)【発明者】
【氏名】小林 敏幸
(72)【発明者】
【氏名】田井 豊
【テーマコード(参考)】
2F013
【Fターム(参考)】
2F013AA03
2F013AA06
2F013AA07
2F013BG01
2F013BG11
2F013CA21
2F013CB02
(57)【要約】
【課題】燃料タンクの燃油の量と油量計の指針の動きのズレの抑制を安価な構成で実現できる石油ストーブを提供する。
【解決手段】油量計支軸部70と、指針81と燃料タンク55に貯留された燃油の油面に応じて上下する浮子85を備えるレバー部材80とを備え、レバー部材80は曲げ部82において支軸71によりあそびを有して回転自在に保持される軸孔部83と、軸孔部83と浮子85との間に支軸71と直交し軸孔部83を含む垂直面から浮子85を離間する屈曲部84とを備え、屈曲部84の曲げ方向は、支軸71上の油量計支軸部70からレバー部材80側の方向を第1方向とすると、第1方向または第1方向と逆方向であり、レバー部材80における油量計支軸部70と向き合う面または油量計支軸部70におけるレバー部材80と向き合う面にあそびを規制するレバー規制手段86を備えた。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃油を貯留する燃料タンクと、
前記燃料タンクの前記燃油を燃焼する燃焼部と、
前記燃料タンクに取り付けられる油量計支軸部と、
上端に指針と下端に前記燃料タンクに貯留された前記燃油の油面に応じて上昇下降する浮子とを備えるL字形状のレバー部材と、
前記指針の位置により前記燃油の容量表示を行なう容量表示板と、
を備え、
前記レバー部材は、
前記レバー部材の前記L字形状の曲げ部において前記油量計支軸部と略水平面上の支軸によりあそびを有して回転自在に保持される軸孔部と、
前記軸孔部と前記浮子との間に前記支軸と直交し前記軸孔部を含む垂直面から前記浮子を離間する屈曲部と、
を備え、
前記屈曲部の曲げ方向は、
前記支軸上の前記油量計支軸部から前記レバー部材側の方向を第1方向とすると、前記第1方向または前記第1方向と逆方向であり、
前記レバー部材における前記油量計支軸部と向き合う面または前記油量計支軸部における前記レバー部材と向き合う面に前記あそびを規制するレバー規制手段を備えた
ことを特徴とする石油ストーブ。
【請求項2】
前記レバー規制手段は、前記レバー部材における前記油量計支軸部と向き合う面に突出した凸状部であり、
前記屈曲部の曲げ方向は、前記第1方向である
ことを特徴とする請求項1に記載した石油ストーブ。
【請求項3】
前記凸状部は、前記レバー部材における前記軸孔部と前記指針の間の前記油量計支軸部と向き合う面に突出して設けた
ことを特徴とする請求項2に記載した石油ストーブ。
【請求項4】
前記レバー規制手段は、前記油量計支軸部における前記レバー部材と向き合う面に突出した凸状部であり、
前記屈曲部の曲げ方向は、前記第1方向である
ことを特徴とする請求項1に記載した石油ストーブ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は石油ストーブに関し、特に石油ストーブの下部に固定式の燃料タンクを備えるもののうち、この燃料タンクの燃油の容量を表示する油量計の構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、この種の石油ストーブは、燃料タンクに満量および空量を示す容量表示文字を付した容量表示板を取り付け、この容量表示板の脇に燃油の油面の高さに応じて上昇下降する浮子と連動した指針にて表示する油量計が使用されている。
【0003】
この油量計では、燃料タンクに取り付けられる油量計の支軸部において、上端に指針と下端に浮子を備えたL字形状のレバー部材の曲げ部を支軸により回動自在に保持しているものである。
そして、容量表示板に設けられた長方形のスリットの長辺方向に沿って指針が移動することによって、燃料タンクの燃油の量を表示するものである。
【0004】
例えば、特許文献1に記載の油量計(燃料表示装置)は、上端に指針と下端に浮子を備えたL字形状のレバー部材を備えたものが示されている。
【0005】
そして、この種の油量計を燃焼機器の燃料タンクに取り付ける場合は、レバー部材における支軸よりも浮子側のレバー部材と浮子が、燃料タンク内の燃焼機構や燃料タンクの内側の側面に干渉しないように、燃料タンクの上面の適切な位置と適切な向きに油量計を配置するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開昭59-179344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、比較的小型でコンパクトな石油ストーブに油量計を取り付ける場合は、燃料タンクの側面内壁に浮子が干渉してしまい、浮子が油面の上昇下降に追従せず油量計としての機能を果さない場合があった。そのため、油量計を石油ストーブの正面から見て斜めなるように、浮子と燃料タンクの側面内壁が干渉しない向きに搭載することも検討できるが、油量計の正面と石油ストーブの正面が一致しない問題が生じてしまうものであった。
【0008】
この問題を解決するため、本発明者らはレバー部材の支軸と浮子の間に屈曲部を設け、浮子が燃料タンクの側面内壁に干渉しないように試みた。
【0009】
ところで、油面の上昇下降に合わせて指針の動きをスムーズにするため、油量計の支軸部とレバー部材の間に僅かな隙間を設けることにより、レバー部材の回動にあそびが設けられている。
【0010】
図8に基づいて説明する。
図8のa1からa4は側面から見た油量計の油面高さH1、H2、H3、H4の場合の油量計の状態を示している。
図8のb1からb4は正面から見た油量計の油面高さH1、H2、H3、H4の場合の油量計の状態を示している。
【0011】
油面高さH1は低油面であり、浮子が液体である燃油の浮力を受けていない油面高さである。
油面高さH2は、油面高さH1よりやや油面が上昇した油面高さである。
同様に、油面高さH3は、油面高さH2よりやや油面が上昇した油面高さである。油面高さH4は、油面高さH3よりやや油面が上昇した油面高さである。
a2ーa4、b2ーb4の付番は、それぞれa1、b1と同じため省略した。
【0012】
図8のa1のように、燃料タンクの燃油が少量で、浮子を浮き上げるだけの燃油の量が無い場合は、前述した屈曲部を設けたことおよび支軸のあそびのため、浮子の自重により浮子が下方へ沈み込み、これに連動して、指針は浮子が沈み込む方向に引っ張られ、長方形のスリットの短辺方向に指針が移動してスリットの後側端面(図8のa1の72c)に当接する現象が発生していた。
【0013】
その結果、燃料タンクの燃油の量が増加して、浮子が浮き始めると(a1からa2、およびb1からb2)、指針は図8のb1のように油量が空を示す「E」のままスリットの短辺方向に移動し、燃油の量がさらに増加して油面が高くなると(a2からa3)、スリットの短辺方向の前側端面(図8のa1の72b)まで指針が移動し、燃油の量がさらに増加して油面が高くなると(a3からa4)、スリットの長辺方向に指針が移動するという指針の動きを示していた(b3からb4)。
【0014】
一方、燃料タンクの燃油の量が減少するときは(a4からa3)、浮子が燃油に浮いているので、スリットの長辺方向の「E」の方向に指針が移動し(b4からb3)、長辺方向の最も右側に指針が移動し(b3)、燃油の量がさらに減少すると(a3からa2)、指針は「E」の表示の付近のまま、スリットの短辺方向に指針が移動し(a3からa2)、燃油の量がさらに減少して浮子を浮上げる燃油の量が無くなると、スリットの短辺方向の後側端面(図8のa1の72c)に指針が移動する(a2からa1)。
指針はこのような動きを示し、燃油の油面の上昇下降の変動と指針の長辺方向の移動が連動しない問題があった。
【0015】
本発明はかかる背景を鑑みてなされたものであり、燃料タンクの燃油の量と油量計の指針の動きのズレの抑制を安価な構成で実現できる石油ストーブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1では、燃油を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクの前記燃油を燃焼する燃焼部と、前記燃料タンクに取り付けられる油量計支軸部と、上端に指針と下端に前記燃料タンクに貯留された前記燃油の油面に応じて上昇下降する浮子とを備えるL字形状のレバー部材と、前記指針の位置により前記燃油の容量表示を行なう容量表示板と、を備え、前記レバー部材は、前記レバー部材の前記L字形状の曲げ部において前記油量計支軸部と略水平面上の支軸によりあそびを有して回転自在に保持される軸孔部と、前記軸孔部と前記浮子との間に前記支軸と直交し前記軸孔部を含む垂直面から前記浮子を離間する屈曲部と、を備え、前記屈曲部の曲げ方向は、前記支軸上の前記油量計支軸部から前記レバー部材側の方向を第1方向とすると、前記第1方向または前記第1方向と逆方向であり、前記レバー部材における前記油量計支軸部と向き合う面または前記油量計支軸部における前記レバー部材と向き合う面に前記あそびを規制するレバー規制手段を備えたことを特徴とした。
【0017】
請求項2では、前記レバー規制手段は、前記レバー部材における前記油量計支軸部と向き合う面に突出した凸状部であり、前記屈曲部の曲げ方向は、前記第1方向であることを特徴とした。
【0018】
請求項3では、前記凸状部は、前記レバー部材における前記軸孔部と前記指針の間の前記油量計支軸部と向き合う面に突出して設けたことを特徴とした。
【0019】
請求項4では、前記レバー規制手段は、前記油量計支軸部における前記レバー部材と向き合う面に突出した凸状部であり、前記屈曲部の曲げ方向は、前記第1方向であることを特徴とした。
【発明の効果】
【0020】
この本発明によれば、燃料タンクの燃油の量と油量計の指針の動きのズレの抑制を安価な構成で実現できる石油ストーブを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の第1の実施形態の石油ストーブの概略構成図
図2】本発明の第1の実施形態の石油ストーブの一部をカットした説明図
図3】本発明の第1の実施形態の油量計の側面図
図4】本発明の第1の実施形態の油量計のAーA端面図
図5】本発明の第1の実施形態の油量計のBーB端面図
図6】本発明の第1の実施形態の油量に応じた指針の作動を説明するための図
図7】本発明の第2の実施形態の油量計の要部拡大図
図8】従来技術の油量計の油量に応じた指針の作動を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明にかかる第1の実施形態を図1から図5を参照して説明する。
【0023】
1は、第1の実施形態の石油ストーブの本体で、置台56に固定され燃油を貯留した平面視で丸型の燃料タンク55と、この燃料タンク55の中央上方に燃芯53を上下動させる芯上下機構部50および芯上下機構部50の上方に載置され火炎を伴う燃焼を行う燃焼筒30を含む燃焼部15とを備える。
さらに、燃焼筒30の全周を囲む安全ガード11と、安全ガード11の上方に係止された天板10を備える。
【0024】
芯上下機構部50は、燃料タンク55に連通した燃芯53を上下動自在に内外方から案内する芯案内パイプ54および芯上下ハンドルと、案内筒52と、この芯案内パイプ54の上端部と、この芯案内パイプ54の外周で外方に広がった図示しない案内板とで形成された火皿部51から構成される。
【0025】
燃焼筒30は、芯上下機構部50の上端の火皿部51に着脱自在に載置され、外周にガラス外筒32を、下部に燃焼筒載置部34を、上部に燃焼筒リング31を備えた復筒式燃焼筒である。
【0026】
安全ガード11は、金属製の棒状部材を縦向きに全周にわたって等間隔に配置した縦ガード12と、環状の棒状部材で縦ガード12に沿って水平方向に配置した横ガード13とで形成したもので、下部は芯上下機構部50の上部にねじ等で締結され、上部は天板10にねじ等で係止されているものである。
【0027】
燃料タンク55は、上部に開口した開口部を有し燃油を貯留する有底円筒形状のタンク本体55bと、タンク本体55bの開口部に溶接によって接合されるタンク上55aとを備える。
タンク上55aは、燃油を注ぎ入れたあと閉口するタンクキャップ57と、燃料タンク55内の燃油の量を表示する油量計60を備える。
溶接部55cは、タンク本体55bの上端のフランジ部と、タンク上55aの下端のフランジ部を重ね、シーム溶接によって溶接される。
【0028】
油量計60は、石油ストーブ1の給油の際に、燃料タンク55から燃油が溢れないようにタンクキャップ57の近傍に配置される。
【0029】
この油量計60は、燃料タンク55に取り付けられる油量計支軸部70と、上端に指針81と下端に燃料タンク55に貯留された燃油の油面に応じて上昇下降する浮子85とを備えるL字形状のレバー部材80と、指針81の位置により燃油の容量表示を行なう容量表示板72とを備える。
【0030】
レバー部材80は、レバー部材80のL字形状の曲げ部82において油量計支軸部70と略水平面上の支軸71によりあそびを有して回転自在に保持される軸孔部83と、軸孔部83と浮子85との間に支軸71と直交し軸孔部83を含む垂直面から浮子85を離間する屈曲部84とを備える。
【0031】
支軸71は、油量計支軸部70にフランジを備えて開口した支軸用開口部70aと、レバー部材80の曲げ部82に開口した軸孔部83を貫通して締結したリベットなどの締結部材である。
【0032】
したがって、レバー部材80は、油量計支軸部70との向き合う面の間に僅かな空間があるために、あそびを有して回転自在に保持されるものである。
【0033】
容量表示板72には、指針81が貫通する長方形(例えば、25mm×3mm)のスリット72aが備わり、このスリット72aの長辺方向の一方側に燃料タンク55の燃油が満量のとき満量を示す「F」の文字と、他方側に空量を示す「E」の文字とが印字されている。
また、短辺方向は、燃油の油量に応じてレバー部材80が長辺方向を往復する際に抵抗にならないよう、レバー部材80の厚み(例えば0.5mm)に対し、比較的大きな隙間(例えば、3mm)が開けられている。
【0034】
さらに、支軸71上の油量計支軸部70からレバー部材80側の方向を第1方向とすると、屈曲部84の曲げ方向は、この第1方向であり、レバー部材80における油量計支軸部70と向き合う面にあそびを規制するレバー規制手段86を備えたものである。
【0035】
このレバー規制手段86は、レバー部材80における油量計支軸部70と向き合う面に突出した凸状部(86)であり、より具体的には、レバー部材80における軸孔部83と指針81の間の油量計支軸部70と向き合う面に突出して設けたダボやビード等の凸状部である。
【0036】
次に、第1の実施形態の作用について図6に基づいて説明する。
【0037】
図6のa1からa4は側面から見た油量計60の油面高さH1、H2、H3、H4の場合の油量計60の状態を示している。
図6のb1からb4は正面から見た油量計60の油面高さH1、H2、H3、H4の場合の油量計60の状態を示している。
【0038】
油面高さH1は低油面であり、浮子85が液体である燃油の浮力を受けていない油面高さである。
油面高さH2は、油面高さH1よりやや油面が上昇した油面高さである。
同様に、油面高さH3は、油面高さH2よりやや油面が上昇した油面高さである。油面高さH4は、油面高さH3よりやや油面が上昇した油面高さである。
a2ーa4、b2ーb4の付番は、それぞれa1、b1と同じため省略した。
【0039】
燃料タンク55の燃油の量が低油面の時は(a1およびb1)、浮子85の自重のために、レバー部材80の指針81がスリット後側端面72cに当接している。
油面が増加し始めると、浮子85が浮き始め(a1からa2、およびb1からb2)、スリット72aの短辺方向(前方向)に指針81が移動してスリット72aの短辺方向の中央まで指針81が移動し、凸状部(86)と油量計支軸部70とが当接する。
【0040】
燃油の量がさらに増加して油面が高くなると(a2からa3)、凸状部(86)と油量計支軸部70とが当接した状態で、浮子85の上昇に連動して指針81はスリット72aの長辺方向(左方向)に移動し(b2からb3)、燃油の量がさらに増加して油面が高くなると(a3からa4)、スリット72aの長辺方向(左方向)にさらに指針81が移動する(b3からb4)。
【0041】
一方、燃料タンク55の燃油の量が減少するときは(a4からa3)、浮子85が燃油に浮いているので、スリット72aの長辺方向(右方向)の「E」の方向に指針81が移動し(b4からb3、およびb3からb2)、長辺方向の最も右側に指針81が移動し(b2)、燃油の量がさらに減少して浮子85を浮上げる燃油の量が無くなると(a2からa1)、指針81は「E」の表示の付近のまま、スリット72aの短辺方向(後方向)のスリット後側端面72cに指針81が移動する(a2からa1)。
【0042】
これによって、指針81はスリット72aの短辺方向の移動はややあるものの、油面の上昇下降とスリット72aの指針81の長辺方向の移動が連動しない問題を、わずかな構成の変更で、緩和できるものある。これのより、油量計60の正面と石油ストーブ1の正面を一致させつつ、小型の石油ストーブ1の燃料タンク55の燃油の量と油量計60の指針81の動きのズレの抑制を実現できるものである。
【0043】
なお、屈曲部84の曲げ方向は、燃料タンク55の側面内壁と干渉しない方向であれば、第1方向と逆方向であってもよいものである。
なお、図7に示すように、油量計支軸部70におけるレバー部材80と向き合う面にあそびを規制するレバー規制手段87を備えてもよいものである。
【0044】
なお、本実施形態で用いたその他の構成は一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しておらず、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0045】
1 :石油ストーブ
15 :燃焼部
55 :燃料タンク
60 :油量計
70 :油量計支軸部
71 :支軸
72 :容量表示板
80 :レバー部材
81 :指針
82 :曲げ部
83 :軸孔部
84 :屈曲部
85 :浮子
86、87 :レバー規制手段
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8