(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024128088
(43)【公開日】2024-09-20
(54)【発明の名称】レジスター装置
(51)【国際特許分類】
G07G 1/01 20060101AFI20240912BHJP
G07G 1/12 20060101ALI20240912BHJP
【FI】
G07G1/01 301E
G07G1/12 301E
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024112193
(22)【出願日】2024-07-12
(62)【分割の表示】P 2020117133の分割
【原出願日】2020-07-07
(71)【出願人】
【識別番号】591261428
【氏名又は名称】株式会社ライト
(74)【代理人】
【識別番号】100092565
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100112449
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 哲也
(72)【発明者】
【氏名】中村 健太郎
(57)【要約】
【課題】クリーニングのサブスクリプションサービスに対応できるレジスター装置を提供する。
【解決手段】レジスター装置は、情報を表示するタッチパネル表示部と、このタッチパネル表示部を制御する制御部とを備える。この制御部は、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示15を表示するように、タッチパネル表示部を制御する。そして、サブスク情報表示15は、利用中のサブスクリプションサービスの名称に関する情報及び利用中のサブスクリプションサービスの有効期限に関する情報の少なくともいずれか一方を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報を表示する表示部と、
前記表示部を制御する制御部とを備え、
前記表示部には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、
前記サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの名称に関する情報及び利用中のサブスクリプションサービスの有効期限に関する情報の少なくともいずれか一方を含む
ことを特徴とするレジスター装置。
【請求項2】
伝票を出力する出力部と、
前記出力部を制御する制御部とを備え、
前記伝票には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、
前記サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの名称に関する情報及び利用中のサブスクリプションサービスの有効期限に関する情報の少なくともいずれか一方を含む
ことを特徴とするレジスター装置。
【請求項3】
サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの名称に関する情報及び利用中のサブスクリプションサービスの有効期限に関する情報の両方を含む
ことを特徴とする請求項1又は2記載のレジスター装置。
【請求項4】
伝票には、クリーニング注文した商品がサブスクリプションサービスの対象商品であることを示す表示が表示される
ことを特徴とする請求項2記載のレジスター装置。
【請求項5】
情報を表示する表示部と、
前記表示部を制御する制御部とを備え、
前記表示部には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、かつ、複数の選択ボタンが表示され、
前記複数の選択ボタンのうち、利用中のサブスクリプションサービスに対応する選択ボタンは、残りの他の選択ボタンとは表示が異なる
ことを特徴とするレジスター装置。
【請求項6】
情報を表示する表示部と、
前記表示部を制御する制御部とを備え、
前記表示部には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、
前記サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの現在の利用状況を表示するものである
ことを特徴とするレジスター装置。
【請求項7】
伝票を出力する出力部と、
前記出力部を制御する制御部とを備え、
前記伝票には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、
前記サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの現在の利用状況を表示するものである
ことを特徴とするレジスター装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーニングのサブスクリプションサービスに対応できるレジスター装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記の特許文献1に記載されたレジスター装置が知られている。この従来のレジスター装置は、例えばクリーニング店に設置されて使用されるもので、各種情報を表示するタッチパネル表示部と、このタッチパネル表示部を制御する制御部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年では、サブスクリプションサービスと呼ばれる一定期間定額制のサービスがさまざまな業界において広く普及しつつあるが、従来のレジスター装置では、クリーニングのサブスクリプションサービスに対応できない。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、クリーニングのサブスクリプションサービスに対応できるレジスター装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載のレジスター装置は、情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する制御部とを備え、前記表示部には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、前記サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの名称に関する情報及び利用中のサブスクリプションサービスの有効期限に関する情報の少なくともいずれか一方を含むものである。
【0007】
請求項2記載のレジスター装置は、伝票を出力する出力部と、前記出力部を制御する制御部とを備え、前記伝票には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、前記サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの名称に関する情報及び利用中のサブスクリプションサービスの有効期限に関する情報の少なくともいずれか一方を含むものである。
【0008】
請求項3記載のレジスター装置は、請求項1又は2記載のレジスター装置において、サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの名称に関する情報及び利用中のサブスクリプションサービスの有効期限に関する情報の両方を含むものである。
【0009】
請求項4記載のレジスター装置は、請求項2記載のレジスター装置において、伝票には、クリーニング注文した商品がサブスクリプションサービスの対象商品であることを示す表示が表示されるものである。
【0010】
請求項5記載のレジスター装置は、情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する制御部とを備え、前記表示部には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、かつ、複数の選択ボタンが表示され、前記複数の選択ボタンのうち、利用中のサブスクリプションサービスに対応する選択ボタンは、残りの他の選択ボタンとは表示が異なるものである。
【0011】
請求項6記載のレジスター装置は、情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する制御部とを備え、前記表示部には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、前記サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの現在の利用状況を表示するものであるものである。
【0012】
請求項7記載のレジスター装置は、伝票を出力する出力部と、前記出力部を制御する制御部とを備え、前記伝票には、サブスクリプションサービス顧客が利用可能なクリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク情報表示が表示され、前記サブスク情報表示は、利用中のサブスクリプションサービスの現在の利用状況を表示するものであるものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、クリーニングのサブスクリプションサービスに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の一実施の形態に係るレジスター装置の概略構成図である。
【
図2】同上レジスター装置のタッチパネル表示部に表示された画面の例を示す図である。
【
図3】同上レジスター装置のタッチパネル表示部に表示された画面の例を示す図である。
【
図4】同上レジスター装置のプリンター部から出力された伝票の例を示す図である。
【
図5】同上レジスター装置のタッチパネル表示部に表示された画面の例を示す図である。
【
図6】同上レジスター装置のタッチパネル表示部に表示された画面の例を示す図である。
【
図7】同上レジスター装置のタッチパネル表示部に表示された画面の例を示す図である。
【
図8】同上レジスター装置のプリンター部から出力された伝票の例を示す図である。
【
図9】同上レジスター装置のタッチパネル表示部に表示された画面の例を示す図である。
【
図10】同上レジスター装置のタッチパネル表示部に表示された画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の一実施の形態について
図1ないし
図10を参照して説明する。
【0016】
図1において、1はレジスター装置で、このレジスター装置1は、例えば顧客会員制店舗であるクリーニング店に設置されて使用されるクリーニング店用のPOS端末である。
【0017】
そして、このレジスター装置1は、クリーニングのサブスクリプションサービス(例えば月額定額制のサービス)をクリーニング店で実現することを可能にしたもので、クリーニングのサブスクリプションサービスに関するサブスク関連情報を登録して管理可能なものである。
【0018】
クリーニングのサブスクリプションサービス(以下では「クリーニングサブスク」という場合がある)は、例えば「1ヶ月間、Yシャツ30点まで4000円というサービス」(サービス名称:「シャツ30サービス」)や、「1ヶ月間、ドライ品のデラックス仕上げ、点数無制限で5000円というサービス」(サービス名称:「デラックスフリーサービス」)等である。なお、サービス対象品は単数でも複数でもよく、例えば「Yシャツ、Tシャツ及びブラウス」の合計が「1ヶ月間で30点まで4000円」というサービス内容でもよい。
【0019】
また、サブスク関連情報は、例えばサービス名称、有効期限、サービス対象、点数、価格等を含むものであり、当該情報をレジスター装置1で管理するとともに、店舗での請求又はオンラインでのクレジット請求等を行う。
【0020】
レジスター装置(POS端末)1は、
図1に示すように、クリーニング店の店員がタッチ操作により情報を入力するとともに当該店員に対して各種情報を表示する入力部兼表示部であるタッチパネル表示部2と、来店した顧客からクリーニングの注文を受けた際に伝票7を出力(印刷)する出力部であるプリンター部3とを備えている。
【0021】
また、レジスター装置1は、少なくともタッチパネル表示部2及びプリンター部3を制御する制御部4と、各種情報を記憶する記憶部5とを備えている。そして、制御部4は、所定の情報を表示するようにタッチパネル表示部2を制御するとともに、所定の情報が印字された伝票7を出力するようにプリンター部3を制御する。なお、レジスター装置1は、例えば顧客端末等の端末装置に情報を送信する送信部や、当該端末装置から情報を受信する受信部等を備えるようにしてもよい。
【0022】
図2は、タッチパネル表示部2に表示された画面(顧客呼出画面、サブスク情報表示画面)の例を示す図である。
【0023】
図2に示す顧客呼出画面は、例えば登録された顧客情報を表示する顧客情報表示部分11、登録されたCS情報を表示するCS情報表示部分12等を有している。
【0024】
図2に示すサブスク情報表示画面(サブスク利用状況画面)は、顧客呼出画面にて呼び出された顧客がサブスクリプションサービス顧客(クリーニングサブスクを申し込んだ申込済の顧客であるサブスク顧客)であるために、当該顧客呼出画面上に重なるように表示されたポップアップ画面である。
【0025】
つまり、レジスター装置1では、制御部4による制御に基づき、来店してクリーニングの注文を行う顧客がサブスクリプションサービス顧客(サブスク顧客)である場合において、当該顧客に関する顧客情報が出力されたときに、当該顧客が利用可能なクリーニングサブスクに関するサブスク情報表示15がサブスク情報表示画面としてタッチパネル表示部2に表示される。
【0026】
換言すると、制御部4は、クリーニングの注文を行う顧客(例えば来店顧客)が予め登録されたサブスク顧客であるか否かを判断し、当該顧客がサブスク顧客であると判断した場合には、当該顧客が利用可能なクリーニングサブスクに関するサブスク情報表示15を表示するようにタッチパネル表示部2を制御する。
【0027】
図2に示すサブスク情報表示画面のサブスク情報表示15は、例えば利用中のサブスクリプションサービスの名称を示すサービス名称と、利用中のサブスクリプションサービスの有効期限を示す有効期限情報と、現在利用点数及び現在残点数の少なくともいずれか一方、すなわち例えば現在利用点数を示す点数情報と、利用可能上限点数を示す上限点数情報とを含むものである。なお、
図2に図示した例は、サブスク顧客(「シャツ30サービス」を利用中の「A様」)の現在の利用状況を表示するものである。
【0028】
そして、クリーニング店の店員は、サブスク情報表示(サブスク情報表示画面)15をみることで、来店した顧客がサブスク顧客であるとすぐに分かり、しかも、そのサブスク顧客の現在の利用状況を知ることができる。なお、有効期限内でも、すでに利用可能上限点数に達して残点数がゼロの場合には、その旨のメッセージが表示される。
【0029】
次いで、
図3は、タッチパネル表示部2に表示された画面(商品入力画面)の例を示す図である。
【0030】
図3に示す商品入力画面は、例えばサブスク情報表示画面中のOKボタンのタッチ操作によって開いた画面で、例えば複数の商品選択用の選択ボタン(商品キー)26を表示する第1表示部分21、複数の色柄加工選択用の選択ボタン(色柄加工キー)27を表示する第2表示部分22、複数の単価区分選択用の選択ボタン(単価区分キー)28を表示する第3表示部分23、登録した顧客のCS情報を表示するCS情報表示部分24等を有している。
【0031】
そして、複数の選択ボタン26,27,28のうち、サブスク顧客(図示した例では「A様」)が利用中のサブスクリプションサービスに対応する選択ボタン(図示した例では「Yシャツのボタン」:サブスク対象選択ボタン)は、例えば現在利用点数及び現在残点数の少なくともいずれか一方、すなわち例えば現在利用点数を示す点数情報(図示した例では「23点」)を含むものである。つまり、サブスク対象選択ボタンは、少なくとも選択対象情報及び点数情報を表示するものである。
【0032】
また、そのサブスク顧客が利用中のサブスクリプションサービスに対応する選択ボタンであるサブスク対象選択ボタンは、残りの他の選択ボタン26,27,28とは表示(例えば表示色)が異なっている。なお、例えば図示しないが、サブスク対象選択ボタンを大きくしたり点滅表示したりして他の選択ボタン26,27,28と表示態様を異ならせてもよい。
【0033】
そして、クリーニング店の店員は、他のボタンと表示が異なるサブスク対象選択ボタンをみることで、サブスク顧客のサブスク対象商品及び現在利用点数を知ることができる。特に、サブスク対象選択ボタン自体に点数情報が表示されているため、店員はその点数情報(例えば現在利用点数、現在残点数等)を容易に確認できる。
【0034】
次いで、
図4は、プリンター部3から出力された伝票(顧客に渡す預かり伝票)の例を示す図である。
【0035】
図4に示す伝票7は、サブスク顧客(図示した例では「A様」)に渡されるもので、この伝票7には、当該顧客が利用可能なクリーニングサブスクに関する伝票用サブスク情報表示30が印字表示される。
【0036】
この伝票7の伝票用サブスク情報表示30は、サブスク情報表示15と同様、例えば利用中のサブスクリプションサービスの名称を示すサービス名称と、利用中のサブスクリプションサービスの有効期限を示す有効期限情報と、現在利用点数及び現在残点数の少なくともいずれか一方、すなわち例えば現在利用点数を示す点数情報と、利用可能上限点数を示す上限点数情報とを含むものである。
【0037】
また、この伝票7には、サブスク対象商品(適用商品)であることを示す記号表示(例えば「*」という記号)31が印字表示される。
【0038】
そして、サブスクを利用してクリーニングを注文したサブスク顧客は、伝票用サブスク情報表示30をみることで、現在の利用状況を知ることができる。なお、有効期限内でも、すでに利用可能上限点数に達して残点数がゼロの場合には、その旨のメッセージが印字表示される。また、サブスク顧客は、記号表示31をみることで、サブスクを利用したことを確認できる。
【0039】
したがって、上記レジスター装置1によれば、従来の装置では対応できなかったクリーニングサブスクに適切に対応することができ、よって顧客の満足度の向上等を図ることができる。
【0040】
なお、レジスター装置1のタッチパネル表示部2に表示される画面(顧客呼出画面、サブスク情報表示画面)は、例えば
図5のような場合もあり、この
図5に図示した例は、画面用のサブスク情報表示(サブスク情報表示画面)15によって、サブスク顧客(「デラックスフリーサービス」を利用中の「B様」)の現在の利用状況を表示するものである。
【0041】
そして、この場合、それに続く商品入力画面としては、例えば
図6に示す商品入力画面、或いは、
図7に示す商品入力画面が表示される。
【0042】
図6に示す商品入力画面において、例えば「ズボンのデラックス仕上げ」を店員が受け付ける場合には、第1表示部分21中の選択ボタン26である「ズボンのボタン」と、第2表示部分22中の選択ボタン27である「デラックス仕上げのボタン(サブスク対象選択ボタン)」(色柄加工キー)とがそれぞれタッチ操作される。
【0043】
図7に示す商品入力画面において、例えば「ズボンのデラックス仕上げ」を店員が受け付ける場合には、第1表示部分21中の選択ボタン26である「ズボンのボタン」と、第3表示部分23中の選択ボタン28である「デラックス仕上げのボタン(サブスク対象選択ボタン)」(単価区分キー)とがそれぞれタッチ操作される。
【0044】
なお、色柄加工キーは、商品に対して四則演算を行うもので、割増、割引、値引き、加算が得意で、どの商品に付加しても加工の加算額や割増率が一定の場合に使用される。他方、単価区分キーは、商品単価自体の単価を変更するもので、商品ごとにバラバラの加算減算金額の場合に使用される。
【0045】
次いで、この場合、発行される伝票としては、例えば
図8に示す伝票7、すなわちサブスク顧客(「B様」)に渡される預かり伝票がプリンター部3から出力される。そして、この伝票7には伝票用サブスク情報表示30、記号表示31等が印字される。
【0046】
また、レジスター装置1のタッチパネル表示部2に表示される画面(顧客呼出画面、サブスク情報表示画面)は、例えば
図9のような場合もあり、この
図9に図示した例は、画面用のサブスク情報表示(サブスク情報表示画面)15によって、複数のサービスを申し込んだサブスク顧客(「シャツ30サービス」及び「デラックスフリーサービス」を利用中の「C様」)の現在の利用状況を表示するものである。
【0047】
そして、この場合、それに続く商品入力画面としては、例えば
図10に示す商品入力画面が表示される。この商品入力画面では、利用中のクリーニングサブスクに対応する2つのサブスク対象選択ボタン(「デラックス仕上げのボタン」及び「Yシャツのボタン」)は、残りの他の選択ボタン26,27,28とは表示が異なっている。
【0048】
なお、レジスター装置は、入力部兼表示部であるタッチパネル表示部を備えるものには限定されず、例えばそれぞれ別体の入力部と表示部と備えるものでもよい。
【0049】
また、クリーニングサブスクに関する点数情報は、現在利用点数のみを示すものには限定されず、例えば現在残点数のみを示すものや、現在利用点数及び現在残点数の両方を示すものでもよい。
【0050】
さらに、表示部に表示されるサブスク情報表示は、サブスク情報表示画面(ポップアップ画面)からなるものには限定されず、例えば所定の画面(顧客呼出画面、商品入力画面等)の所定部分に表示されるものでもよい。
【0051】
また、サブスク情報表示は、顧客呼出画面を開いた際(顧客情報の呼び出しの際)ではなく、例えば商品入力画面を開いた際(商品情報の呼び出しの際)に表示されるようにしてもよい。
【0052】
さらに、例えば会計後に、伝票発行に加えて、その伝票中の伝票用サブスク情報表示30と同じサブスク情報(現在の利用状況等)をサブスク顧客の携帯端末(顧客端末)に向けて送信部から送信するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0053】
1 レジスター装置
2 表示部であるタッチパネル表示部
3 出力部であるプリンター部
4 制御部
7 伝票
15 サブスク情報表示(画面用サブスク情報表示)
26,27,28 選択ボタン
30 伝票用サブスク情報表示