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特開2024-12809キャラクター画像生成方法及びキャラクター画像生成システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024012809
(43)【公開日】2024-01-31
(54)【発明の名称】キャラクター画像生成方法及びキャラクター画像生成システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/015 20230101AFI20240124BHJP
   G06Q 30/06 20230101ALI20240124BHJP
【FI】
G06Q30/02 470
G06Q30/06
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022114544
(22)【出願日】2022-07-19
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-04-19
(71)【出願人】
【識別番号】000003584
【氏名又は名称】株式会社タカラトミー
(74)【代理人】
【識別番号】110001254
【氏名又は名称】弁理士法人光陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】宮崎 杏奈
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB01
5L049BB21
(57)【要約】
【課題】所定の質問に対するユーザの回答に基づいて、ユーザ用にカスタマイズされたオリジナルの商品を生成できるようにする。
【解決手段】キャラクターカード販売システム100は、サーバ10が、所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける。また、サーバ10が、入力を受け付けた回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する。また、サーバ10が、取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像(画像データD)を生成する。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含むキャラクター画像生成方法。
【請求項2】
前記所定の質問は、前記キャラクターより発せられる質問である、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項3】
前記取得工程では、メッセージ画像を生成するための前記キャラクターに対応したフォント画像、又は、前記キャラクターの手書きで書かれたメッセージ画像を取得する、請求項2に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項4】
前記受付工程では、ユーザの名前を聞く質問に対する回答の入力を受け付け、
前記取得工程では、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、前記ユーザの名前を構成する文字に対応するフォント画像を前記画像群から取得し、
前記生成工程では、前記取得工程で取得した前記フォント画像に基づいて、前記ユーザの名前を宛名とする宛名画像を生成し、当該宛名画像を前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項5】
前記フォント画像は、前記キャラクターに対応したフォント画像である、請求項4に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項6】
前記生成工程では、前記キャラクターのサイン画像を、前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項7】
前記生成工程で生成された前記キャラクター画像を入稿データとし、当該入稿データを印刷装置に印刷させることでキャラクター印刷物を生成する印刷工程を含む、
請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項8】
前記キャラクター印刷物の販売者又は発送代行者が、前記印刷工程で生成した前記キャラクター印刷物を、前記ユーザにより指定された宛先に発送する発送工程を含む、
請求項7に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項9】
前記コンピュータが、前記生成工程で生成した前記キャラクター画像に基づいて、電子版のキャラクターカードを発行する発行工程を含む、
請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項10】
前記電子版のキャラクターカードの販売者が、前記発行工程で発行した前記電子版のキャラクターカードに関する非代替性トークン(NFT)を取得し、当該非代替性トークンを前記ユーザに対して販売する販売工程を含む、
請求項9に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項11】
所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付け、
入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得し、
取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する、キャラクター画像生成システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャラクター画像生成方法及びキャラクター画像生成システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザがキャラクター等に贈る架空のプレゼントの条件に応じて、キャラクター等からユーザへ贈られるお返しのプレゼントが決定され、当該プレゼントがユーザへ贈られる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第5340337号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、予め用意された複数の商品又はサービスのうちから選択されたものをお返しのプレゼントとしてユーザへ提供するに留まっており、ユーザ用にカスタマイズされたオリジナルの商品を生成して提供することは行われていなかった。
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みなされたもので、所定の質問に対するユーザの回答に基づいて、ユーザ用にカスタマイズされたオリジナルの商品を生成することができるキャラクター画像生成方法及びキャラクター画像生成システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含むキャラクター画像生成方法である。
【0007】
ここで、キャラクターとは、例えば、小説や漫画、映画、アニメなどに登場する架空の人物や動物、ロボット、擬人化された物体のほか、実在する人物や動物などを意味する。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記所定の質問は、前記キャラクターより発せられる質問である。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記取得工程では、メッセージ画像を生成するための前記キャラクターに対応したフォント画像、又は、前記キャラクターの手書きで書かれたメッセージ画像を取得する。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記受付工程では、ユーザの名前を聞く質問に対する回答の入力を受け付け、
前記取得工程では、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、前記ユーザの名前を構成する文字に対応するフォント画像を前記画像群から取得し、
前記生成工程では、前記取得工程で取得した前記フォント画像に基づいて、前記ユーザの名前を宛名とする宛名画像を生成し、当該宛名画像を前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記フォント画像は、前記キャラクターに対応したフォント画像である。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記生成工程では、前記キャラクターのサイン画像を、前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する。
【0013】
請求項7の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記生成工程で生成された前記キャラクター画像を入稿データとし、当該入稿データを印刷装置に印刷させることでキャラクター印刷物を生成する印刷工程を含む。
【0014】
請求項8の発明は、請求項7に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記キャラクター印刷物の販売者又は発送代行者が、前記印刷工程で生成した前記キャラクター印刷物を、前記ユーザにより指定された宛先に発送する発送工程を含む。
【0015】
請求項9の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、前記生成工程で生成した前記キャラクター画像に基づいて、電子版のキャラクターカードを発行する発行工程を含む。
【0016】
請求項10の発明は、請求項9に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記電子版のキャラクターカードの販売者が、前記発行工程で発行した前記電子版のキャラクターカードに関する非代替性トークン(NFT)を取得し、当該非代替性トークンを前記ユーザに対して販売する販売工程を含む。
【0017】
請求項11の発明は、
所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付け、
入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得し、
取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する、キャラクター画像生成システムである。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、所定の質問に対するユーザの回答に基づいて、ユーザ用にカスタマイズされたオリジナルの商品を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】第1の実施形態のキャラクターカード販売システムの概略構成を示す図である。
図2】サーバの機能構成を示すブロック図である。
図3】メッセージ画像テーブルの例を示す図である。
図4】端末装置の機能構成を示すブロック図である。
図5】第1の実施形態のキャラクターカード販売システムの動作を示すシーケンス図である。
図6】イントロ画面の例を示す図である。
図7】性別選択画面の例を示す図である。
図8】名前入力画面の例を示す図である。
図9】コミュニケーション画面の例を示す図である。
図10】コミュニケーション画面の例を示す図である。
図11】コミュニケーション画面の例を示す図である。
図12】コミュニケーション画面の例を示す図である。
図13】第1の回答入力画面の例を示す図である。
図14】コミュニケーション画面の例を示す図である。
図15】第2の回答入力画面の例を示す図である。
図16】コミュニケーション画面の例を示す図である。
図17】画像データ生成処理の制御手順を示すフローチャートである。
図18】(a)はキャラクター画像の例を示す図、(b)はサイン画像の例を示す図、(c)はメッセージ画像の例を示す図、(d)は宛名画像の例を示す図である。
図19】キャラクターカードの画像データの例を示す図である。
図20】第2の実施形態のキャラクターカード販売システムの概略構成を示す図である。
図21】第2の実施形態のキャラクターカード販売システムの動作を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0021】
≪第1の実施形態≫
<キャラクターカード販売システム100の構成>
先ず、図1を参照して、第1の実施形態のキャラクターカード販売システム(キャラクター画像生成システム)100について説明する。図1は、第1の実施形態のキャラクターカード販売システム100の概略構成を示す図である。
【0022】
図1に示すように、第1の実施形態のキャラクターカード販売システム100は、サーバ10と、端末装置20と、印刷管理サーバ30と、印刷装置40と、を備えて構成されている。サーバ10は、端末装置20及び印刷管理サーバ30のそれぞれと通信ネットワークNを介して情報通信可能に接続される。なお、端末装置20の台数は特に限定されない。
【0023】
サーバ10は、例えば、キャラクターカードの販売者が運用するクラウド上のサーバであり、サーバ10が提供するウェブサイトにおいてキャラクターカード(例えば、〇〇太郎(或るアニメに登場するキャラクター)のカード)の販売サービスを行う。サーバ10は、端末装置20より上記ウェブサイトでキャラクターカードの購入手続が行われると、当該キャラクターカードの画像データ(入稿データ)を生成して印刷管理サーバ30に送信する。
【0024】
端末装置20は、キャラクターカードの購入者であるユーザにより使用される機器であり、例えば、スマートフォンである。なお、端末装置20は、スマートフォンに限られず、例えば、タブレット型端末やノートPCなどであってもよく、デスクトップPCといった据置型端末であってもよい。
【0025】
印刷管理サーバ30は、例えば、キャラクターカードの販売者より当該キャラクターカードの印刷及び発送に係る業務を委託された受託者(代行者)が運用するクラウド上のサーバであり、サーバ10から受信した画像データ(入稿データ)に基づいて、印刷装置40にキャラクターカードの印刷を行わせる。印刷されたキャラクターカードは、上記の受託者によって、購入者により指定された発送先に発送されるようになっている。なお、印刷されたキャラクターカードは、上記の受託者に限らず、例えば、キャラクターカードの販売者によって発送されるようにしてもよい。
【0026】
通信ネットワークNは、例えば、インターネットであるものとするが、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークとしてもよい。
【0027】
<サーバ10の構成>
次に、図2を参照して、サーバ10の構成を説明する。図2は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
【0028】
図2に示すように、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、通信部14と、バス15と、を備える。サーバ10の各部は、バス15を介して接続されている。
【0029】
CPU11は、サーバ10の各部を制御するプロセッサである。CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。なお、図2では単一のCPU11が図示されているが、これに限られない。CPU等のプロセッサが2以上設けられていてもよく、本実施形態のCPU11が実行する処理を、これらの2以上のプロセッサが分担して実行してもよい。
【0030】
RAM12は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU11により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
【0031】
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)といった、データの書き込み及び読み出しが可能な記憶装置を備え、各種のプログラムやデータ等を記憶する。
【0032】
記憶部13に記憶されているデータとしては、ユーザDB(データベース)131や画像DB(データベース)132等がある。
【0033】
ユーザDB131は、上記ウェブサイトにログインする際に必要となるユーザ情報を記憶するデータベースであり、例えば、ユーザごとに、ユーザID、パスワード等の各情報が対応付けられて記憶されている。
【0034】
画像DB132は、キャラクターカードの画像データを生成する際の素材となる各種の画像データを記憶するデータベースである。具体的には、画像DB132には、キャラクターカードのベースとなるキャラクター原画像、キャラクター(〇〇太郎)のサイン画像、当該キャラクターの手書きのメッセージ画像、当該キャラクターの手書きのフォント画像等が記憶されている。キャラクターの手書きのメッセージ画像については、図3に示すように、後述するコミュニケーションゲームで用いられる第1の回答選択肢のそれぞれに属する第2の回答選択肢ごとに、対応するメッセージ画像が画像DB132に記憶されている。キャラクターの手書きのフォント画像については、図示は省略するが、各ひらがな文字(濁音、半濁音、促音等の文字を含む)に対応するフォント画像が画像DB132に記憶されている。
【0035】
通信部14は、ネットワークカード等により構成されている。通信部14は、通信ネットワークNに通信接続されて、通信ネットワークN上の端末装置20や印刷管理サーバ30等との通信を行う。
【0036】
<端末装置20の構成>
次に、図4を参照して、端末装置20の機能構成について説明する。図4は、端末装置20の機能構成を示すブロック図である。
【0037】
図4に示すように、端末装置20は、CPU21と、RAM22と、記憶部23と、表示部24と、操作部25と、通信部26と、バス27と、を備える。端末装置20の各部は、バス27を介して接続されている。
【0038】
CPU21は、端末装置20の各部を制御するプロセッサである。CPU21は、記憶部23に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM22に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。
【0039】
RAM22は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU21により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
【0040】
記憶部23は、HDD、SSDといった、データの書き込み及び読み出しが可能な記憶装置を備え、各種のプログラムやデータを含むファイル等を記憶する。
【0041】
表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、CPU21から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
【0042】
操作部25は、ユーザの入力操作を受け付けて、入力操作に応じた入力信号をCPU21に出力する。操作部25は、表示部24の表示画面に重ねられて設けられたタッチパネルを備え、このタッチパネルによりユーザの指などの接触を入力操作として検知する。また、操作部25は、タッチパネルとともに、又はタッチパネルに代えて、ハードウェアボタンを備えていてもよく、このハードウェアボタンにより入力操作を受け付け可能であってもよい。
【0043】
通信部26は、予め定められた通信規格に従った通信動作を行う。通信部26は、この通信動作により、ネットワークNを介してサーバ10との間で情報の送受信を行う。
【0044】
<キャラクターカード販売システム100の動作>
次に、図5を参照して、キャラクターカード販売システム100の動作について説明する。図5は、キャラクターカード販売システム100の動作を示すシーケンス図である。
【0045】
図5に示すように、キャラクターカードを購入するユーザは、端末装置20により、当該キャラクターカードを販売するウェブサイト(サーバ10)にアクセスする(ステップS1)。続けて、ユーザは、端末装置20により、上記ウェブサイトにおいてキャラクターカードの購入手続を行う(ステップS2)。この購入手続では、キャラクターカードの発送先に関する情報が端末装置20より入力され、当該発送先に関する情報が当該ユーザのユーザ情報としてユーザDB131に記憶されるようになっている。
【0046】
ステップS2でキャラクターカードの購入手続きが行われると、サーバ10は、当該キャラクターカードに係るキャラクター(〇〇太郎)との会話を擬似体験することができるコミュニケーションゲーム(ブラウザゲーム)を開始する。
【0047】
このコミュニケーションゲームが開始されると、サーバ10は、図6に示すように、端末装置20の表示部24にイントロ画面61を表示する(ステップS3)。続けて、サーバ10は、イントロ画面61を表示してから所定時間が経過すると、図7に示すように、性別選択画面62を表示する(ステップS4)。これに対して、ユーザは、端末装置20の操作部25を介して、性別選択画面62に設けられている男ボタン621と女ボタン622とのうちのいずれかを押下操作することで、性別の選択入力を行う(ステップS5)。
【0048】
ステップS5で性別の選択入力が行われると、サーバ10は、入力された性別に関する情報をRAM12に一時的に記憶するとともに、図8に示すように、端末装置20の表示部24に名前入力画面63を表示する(ステップS6)。この名前入力画面63は、名前(ひらがな)を入力するテキストボックス631と、OKボタン632と、で構成されている。ユーザは、端末装置20の操作部25を介して、テキストボックス631に自分の名前(ひらがな)を入力し、OKボタン632を押下操作することで、名前の入力を行う(ステップS7)。
【0049】
ステップS7で名前の入力が行われると、サーバ10は、入力された名前に関する情報をRAM12に一時的に記憶するとともに、図9に示すように、端末装置20の表示部24にコミュニケーション画面64を表示する(ステップS8)。このコミュニケーション画面64は、会話の相手となるキャラクター(〇〇太郎)が表示されるキャラクター表示部641と、会話の内容が表示される会話表示部642と、で構成されている。ここで、会話の内容は予め設定されているものとする。
【0050】
会話表示部642は、図9図12図14図16に示すように、会話の内容が順次進んで表示されるようになっている。また、会話表示部642では、会話の内容が表示される際に、ステップS5で入力された性別、及び、ステップS7で入力された名前が反映されて表示されるようになっている。具体的には、ステップS5で入力された性別が“女”であり、ステップS7で入力された名前が“はなこ”である場合、性別“女”に対応する呼び方“ちゃん”を“はなこ”の語尾に付けた“はなこちゃん”が会話の内容に反映されるようになっている(図9図12図16参照)。なお、ステップS5で入力された性別が“男”である場合は、ステップS7で入力された名前の語尾に“くん”が付けられるようになっている。
【0051】
ステップS8で、図12に示すように会話表示部642の会話の内容が「はなこちゃんっていつも頑張ってるよな!最近は何か忙しいの?(〇〇太郎のセリフ)」まで進むと、サーバ10は、図13に示すように、“最近は何か忙しいの?”という〇〇太郎の質問に対する第1の回答入力画面65を表示する(ステップS9)。この第1の回答入力画面65は、第1の回答を選択入力するプルダウンメニュー651と、OKボタン652と、で構成されている。ここで、プルダウンメニュー651は、例えば、“部活”、“勉強”、“バイト/仕事”、“趣味”、“家事”、“美容/健康”、“習い事”の選択肢で構成されている(図3参照)。ユーザは、端末装置20の操作部25を介して、プルダウンメニュー651から第1の回答(例えば“部活”)を選択し、OKボタン652を押下操作することで、第1の回答の選択入力を行う(ステップS10)。
【0052】
ステップS10で第1の回答の選択入力が行われると、サーバ10は、図14に示すように、会話表示部642に「へー!もうちょっと詳しく聞きたいな!(〇〇太郎のセリフ)」を表示した後、図15に示すように、“へー!もうちょっと詳しく聞きたいな!”という〇〇太郎の質問に対する第2の回答入力画面66を表示する(ステップS11)。この第2の回答入力画面66は、第2の回答を選択入力するプルダウンメニュー661と、OKボタン662と、で構成されている。ここで、プルダウンメニュー661に表示される選択肢群は、第1の回答の選択入力の際にプルダウンメニュー651で選択された選択肢と紐付けられている(図3参照)。例えば、第1の回答の選択入力の際にプルダウンメニュー651で選択された選択肢が“部活”であった場合、プルダウンメニュー661は、例えば、“体育会系”、“文化部”、…等の選択肢で構成されることとなる。ユーザは、端末装置20の操作部25を介して、プルダウンメニュー661から第2の回答(例えば“体育会系”)を選択し、OKボタン662を押下操作することで、第2の回答の選択入力を行う(ステップS12)。
【0053】
ステップS12で第2の回答の選択入力が行われると、サーバ10は、図16に示すように、会話表示部642にエンディングとなる「すげー。はなこちゃんのそういうとこ尊敬するよ。お待たせ!じゃ帰ろっか。(〇〇太郎のセリフ)→今日は〇〇と話せて楽しかった!あれ?ブロマイドは…?(あなた(ユーザ)のセリフ)→ごめん!今度ポストに入れとく!(〇〇太郎のセリフ)」を表示する(ステップS13)。そして、サーバ10は、コミュニケーションゲームを終了する。
【0054】
コミュニケーションゲームが終了すると、サーバ10は、画像データ生成処理(ステップS14)を実行する。画像データ生成処理の詳細については後述する。この画像データ生成処理で画像データが生成されると、サーバ10は、当該画像データを印刷管理サーバ30に送信する(ステップS15)。このとき、サーバ10は、キャラクターカードの購入手続を行ったユーザのユーザ情報(例えば、発送先に関する情報等)を上記画像データに付帯して印刷管理サーバ30に送信する。
【0055】
次いで、印刷管理サーバ30は、サーバ10から画像データを受信すると、当該画像データに基づいて印刷実行ジョブを生成し、印刷装置40に対して印刷指示を行う(ステップS16)。
【0056】
次いで、印刷装置40は、印刷管理サーバ30からの印刷指示に従って、キャラクターカードの印刷を行う(ステップS17)。そして、印刷装置40で印刷されたキャラクターカードは、上記画像データに付帯されて印刷管理サーバ30に送信された発送先に関する情報に基づいて、購入手続を行ったユーザより指定された発送先へ発送されることとなる。この結果、キャラクターカード販売システム100によれば、キャラクター(〇〇太郎)がユーザのために作成したブロマイド(キャラクターカード)を当該ユーザのもとへ届けてくれるといったシチュエーションを当該ユーザに擬似体験させることが可能となる。
【0057】
<画像データ生成処理>
次に、上述した画像データ生成処理の制御手順について、図17のフローチャートを参照して説明する。図17は、画像データ生成処理の制御手順を示すフローチャートである。
【0058】
図17に示すように、画像データ生成処理が開始されると、サーバ10のCPU11は、画像DB132からキャラクター原画像Im1(図18(a)参照)を取得する(ステップS101)。
【0059】
次いで、CPU11は、画像DB132からサイン画像Im2(図18(b)参照)を取得する(ステップS102)。
【0060】
次いで、CPU11は、コミュニケーションゲームの実行時に端末装置20より入力された第1の回答と第2の回答とに基づいて、画像DB132から対応するメッセージ画像を取得する(ステップS103)。例えば、第1の回答が“部活”であり、第2の回答が“体育会系”であった場合、サーバ10は、これらの回答に対応する“試合めちゃくちゃ
応援してるぜ!”のメッセージ画像Im3(図18(c)参照)を画像DB132から取得する。
【0061】
次いで、CPU11は、コミュニケーションゲームの実行時に端末装置20より入力されたユーザの性別と名前とに基づいて、画像DB132に記憶されている手書きフォント画像を用いて宛名画像を生成する(ステップS104)。例えば、端末装置20より入力された性別が“女”であり、名前が“はなこ”であった場合、性別“女”に対応する呼び方“ちゃんへ”を“はなこ”の語尾に付けた“はなこちゃんへ”が宛名となるため、サーバ10は、“は”、“な”、“こ”、“ち”、“ゃ”、“ん”、“へ”の各手書きフォント画像を取得し、“はなこちゃんへ”の宛名画像Im4(図18(d)参照)を生成する。なお、端末装置20より入力された性別が“男”である場合は、性別“男”に対応する呼び方“くんへ”を名前(例えば、“じろう”)の語尾に付けた“じろうくんへ”が宛名となる。
【0062】
次いで、CPU11は、ステップS102で取得されたサイン画像Im2、ステップS103で取得されたメッセージ画像Im3、及び、ステップS104で生成された宛名画像Im4のそれぞれをステップS101で取得されたキャラクター原画像Im1の所定の位置に重ねることで、図19に示すように、キャラクターカードの画像データDを生成する(ステップS105)。そして、CPU11は、画像データ生成処理を終了する。
【0063】
以上説明したように、キャラクターカード販売システム100は、サーバ10が、所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける。また、サーバ10が、入力を受け付けた回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する。また、サーバ10が、取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像(画像データD)を生成する。
したがって、キャラクターカード販売システム100によれば、所定の質問に対するユーザの回答に応じて取得された一又は複数の画像を所定のキャラクター原画像に加えることにより、オリジナルのキャラクター画像(画像データD)を生成することができる。
この結果、キャラクターカード販売システム100によれば、生成したキャラクター画像を用いて、ユーザ用にカスタマイズされたオリジナルの商品であるキャラクターカードを生成することができる。
【0064】
また、キャラクターカード販売システム100における所定の質問は、キャラクターより発せられる質問としている。
したがって、キャラクターカード販売システム100によれば、オリジナルのキャラクター画像(画像データD)を生成する際に、当該キャラクターとの質問形式の会話をユーザに擬似体験させることができるので、ユーザによるキャラクターカードの購買意欲を高めることができる。
【0065】
また、キャラクターカード販売システム100は、所定の質問に対するユーザの回答に対応する一又は複数の画像を取得する際に、キャラクターの手書きで書かれたメッセージ画像を取得する。
したがって、キャラクターカード販売システム100によれば、キャラクターの手書きで書かれたメッセージ画像を所定のキャラクター原画像に加えることにより、キャラクター画像を生成するので、よりオリジナル度の高いキャラクター画像を生成することができる。
【0066】
また、キャラクターカード販売システム100は、ユーザの名前を聞く質問に対する回答の入力を受け付け、当該回答に基づいて、ユーザの名前を構成する文字に対応するフォント画像を画像DB132から取得し、取得したフォント画像に基づいて、ユーザの名前を宛名とする宛名画像を生成し、当該宛名画像を所定のキャラクター原画像に重ねることによりキャラクター画像を生成する。
したがって、キャラクターカード販売システム100によれば、宛名画像を所定のキャラクター原画像に加えることにより、キャラクター画像を生成するので、より一層オリジナル度の高いキャラクター画像を生成することができる。
【0067】
また、キャラクターカード販売システム100における上記フォント画像は、キャラクターに対応したフォント画像であるので、当該フォント画像により生成された宛名画像を所定のキャラクター原画像に加えることにより、ユーザの回答に対してキャラクターがリアクションしたかのようなオリジナル度のより高いキャラクター画像を生成することができる。
【0068】
また、キャラクターカード販売システム100は、キャラクターのサイン画像を所定のキャラクター原画像に重ねることによりキャラクター画像を生成するので、より一層オリジナル度の高いキャラクター画像を生成することができる。
【0069】
また、キャラクターカード販売システム100は、生成したキャラクター画像(画像データD)を入稿データとし、当該入稿データを印刷装置40に印刷させることでキャラクターカード(キャラクター印刷物)を生成する。そして、キャラクターカード販売システム100は、生成したキャラクターカードを、ユーザにより指定された宛先に発送するので、キャラクターがユーザのために作成したキャラクターカードを当該ユーザのもとへ届けてくれるといったシチュエーションを当該ユーザに擬似体験させることが可能となる。
【0070】
≪第2の実施形態≫
<キャラクターカード販売システム200の構成>
次に、図20を参照して、第2の実施形態のキャラクターカード販売システム200について説明する。なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。図20は、第2の実施形態のキャラクターカード販売システム200の概略構成を示す図である。
【0071】
図20に示すように、第2の実施形態のキャラクターカード販売システム200は、サーバ10と、端末装置20と、を備えて構成されている。サーバ10は、端末装置20と通信ネットワークNを介して情報通信可能に接続される。なお、端末装置20の台数は特に限定されない。
【0072】
<キャラクターカード販売システム200の動作>
次に、図21を参照して、第2の実施形態のキャラクターカード販売システム200の動作について説明する。図21は、キャラクターカード販売システム200の動作を示すシーケンス図である。なお、ステップS1からステップS14は、上述した第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
【0073】
図21に示すように、ステップS14の画像データ生成処理にて画像データが生成されると、サーバ10は、当該画像データに関するNFT(非代替性トークン)を取得する(ステップS21)。つまり、上記の画像データが電子版のキャラクターカード(デジタルキャラクターカード)に相当する。上記のNFTは、キャラクターカードの販売者が所定のNFTマーケットプレイスに上記の画像データをアップロードした際に当該NFTマーケットプレイスにて発行されたものである。
【0074】
次いで、キャラクターカードの販売者は、サーバ10を介して、ステップS21で取得されたNFTを、キャラクターカードの購入手続を行ったユーザ(端末装置20)に対して販売する。この結果、キャラクターカード販売システム200によれば、キャラクター(〇〇太郎)がユーザのために作成したブロマイド(電子版のキャラクターカード)を当該ユーザのもとへ届けてくれるといったシチュエーションを当該ユーザに擬似体験させることが可能となる。
【0075】
以上、本発明を第1の実施形態と第2の実施形態とに基づいて具体的に説明してきたが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0076】
例えば、上記の各実施形態では、一のキャラクター(〇〇太郎)に係るキャラクターカードの販売について説明したが、販売対象となるキャラクターカードは、当該一のキャラクターに係るキャラクターカードに限らず、複数種のキャラクターそれぞれに係るキャラクターカードを販売の対象としてもよい。かかる場合、サーバ10は、各キャラクターに対応する画像群を画像DB132に記憶しているものとする。また、サーバ10は、各キャラクターに対応するコミュニケーションゲームを実行可能とする。
【0077】
また、上記の第1の実施形態では、サーバ10が生成したキャラクター画像(画像データD)を入稿データとし、当該入稿データを印刷装置40に印刷させることでキャラクターカードを生成しているが、例えば、当該キャラクター画像を印刷したTシャツや、トレーナ、マグカップ、ポスターなどのキャラクター印刷物を生成してもよい。
【0078】
また、上記の各実施形態では、所定の質問に対するユーザの回答に対応するメッセージ画像を画像DB132から取得し、当該メッセージ画像をキャラクター画像に重ねることでキャラクターカードを生成しているが、ユーザの回答に応じて取得される画像は上記のメッセージ画像に限られず、例えば、上記キャラクター原画像に重畳可能な衣装や装飾品等の画像を取得できるようにしてもよい。具体的には、例えば、キャラクターからの質問が「次の試合はホームかアウェイか?」であり、ユーザの回答が「ホーム」である場合、キャラクター原画像に重畳可能なホーム用のユニフォームに係る画像を取得するようにする。
【0079】
また、上記の各実施形態では、所定の質問として、“最近は何か忙しいの?”という第1の質問(図12参照)と、“へー!もうちょっと詳しく聞きたいな!”という第2の質問(図14参照)と、が設けられているが、質問数は3問以上であってもよい。
【0080】
また、上記の各実施形態では、キャラクターの手書きのメッセージ画像が画像DB132にあらかじめ用意されているが、例えば、上述の宛名画像と同様に、画像DB132に記憶されている手書きフォント画像(キャラクターに対応したフォント画像)を利用し、当該手書きフォント画像を組み合わせることによってメッセージ画像を生成するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0081】
100,200 キャラクターカード販売システム
10 サーバ
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
131 ユーザDB
132 画像DB
20 端末装置
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
24 表示部
25 操作部
26 通信部
30 印刷管理サーバ
40 印刷装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
【手続補正書】
【提出日】2022-10-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
請求項1の発明は、
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、前記キャラクターとの擬似的な会話において当該キャラクターのセリフとして出力される質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含むキャラクター画像生成方法である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
請求項の発明は、請求項に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記取得工程では、メッセージ画像を生成するための前記キャラクターのものとして予め設定されたフォント画像、又は、前記キャラクターのものとして予め設定された手書きのメッセージ画像を取得する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
請求項の発明は
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含み、
前記受付工程では、ユーザの名前を聞く質問に対する回答の入力を受け付け、
前記取得工程では、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、前記ユーザの名前を構成する文字に対応するフォント画像を前記画像群から取得し、
前記生成工程では、前記取得工程で取得した前記フォント画像に基づいて、前記ユーザの名前を宛名とする宛名画像を生成し、当該宛名画像を前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する、キャラクター画像生成方法である
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
請求項の発明は、請求項に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記フォント画像は、前記キャラクターのものとして予め設定されたフォント画像である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
請求項の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記生成工程では、前記キャラクターのものとして予め設定されたサイン画像を、前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
請求項の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記生成工程で生成された前記キャラクター画像を入稿データとし、当該入稿データを印刷装置に印刷させることでキャラクター印刷物を生成する印刷工程を含む。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
請求項の発明は、請求項に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記キャラクター印刷物の販売者又は発送代行者が、前記印刷工程で生成した前記キャラクター印刷物を、前記ユーザにより指定された宛先に発送する発送工程を含む。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
請求項の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、前記生成工程で生成した前記キャラクター画像に基づいて、電子版のキャラクターカードを発行する発行工程を含む。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
請求項の発明は、請求項に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記電子版のキャラクターカードの販売者が、前記発行工程で発行した前記電子版のキャラクターカードに関する非代替性トークン(NFT)を取得し、当該非代替性トークンを前記ユーザに対して販売する販売工程を含む。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
請求項10の発明は、
キャラクターとの擬似的な会話において当該キャラクターのセリフとして出力される質問に対するユーザによる回答の入力を受け付け、
入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得し、
取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する、キャラクター画像生成システムである。
【手続補正12】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、前記キャラクターとの擬似的な会話において当該キャラクターのセリフとして出力される質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含むキャラクター画像生成方法。
【請求項2】
前記取得工程では、メッセージ画像を生成するための前記キャラクターのものとして予め設定されたフォント画像、又は、前記キャラクターのものとして予め設定された手書きのメッセージ画像を取得する、請求項に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項3】
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含み、
前記受付工程では、ユーザの名前を聞く質問に対する回答の入力を受け付け、
前記取得工程では、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、前記ユーザの名前を構成する文字に対応するフォント画像を前記画像群から取得し、
前記生成工程では、前記取得工程で取得した前記フォント画像に基づいて、前記ユーザの名前を宛名とする宛名画像を生成し、当該宛名画像を前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する、キャラクター画像生成方法。
【請求項4】
前記フォント画像は、前記キャラクターのものとして予め設定されたフォント画像である、請求項に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項5】
前記生成工程では、前記キャラクターのものとして予め設定されたサイン画像を、前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項6】
前記生成工程で生成された前記キャラクター画像を入稿データとし、当該入稿データを印刷装置に印刷させることでキャラクター印刷物を生成する印刷工程を含む、
請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項7】
前記キャラクター印刷物の販売者又は発送代行者が、前記印刷工程で生成した前記キャラクター印刷物を、前記ユーザにより指定された宛先に発送する発送工程を含む、
請求項に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項8】
前記コンピュータが、前記生成工程で生成した前記キャラクター画像に基づいて、電子版のキャラクターカードを発行する発行工程を含む、
請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項9】
前記電子版のキャラクターカードの販売者が、前記発行工程で発行した前記電子版のキャラクターカードに関する非代替性トークン(NFT)を取得し、当該非代替性トークンを前記ユーザに対して販売する販売工程を含む、
請求項に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項10】
キャラクターとの擬似的な会話において当該キャラクターのセリフとして出力される質問に対するユーザによる回答の入力を受け付け、
入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得し、
取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する、キャラクター画像生成システム。
【手続補正書】
【提出日】2022-12-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
請求項1の発明は、
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、前記キャラクターとの擬似的な会話において当該キャラクターのセリフとして所定の質問を出力する出力工程と、
前記コンピュータが、前記出力工程で出力された質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含むキャラクター画像生成方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
請求項の発明は、
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含み、
前記受付工程では、ユーザの名前を聞く質問に対する回答の入力を受け付け、
前記取得工程では、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、前記ユーザの名前を構成する文字に対応するフォント画像を前記画像群から取得し、
前記生成工程では、前記取得工程で取得した前記フォント画像に基づいて、前記ユーザの名前を宛名とする宛名画像を生成し、当該宛名画像を前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する、キャラクター画像生成方法である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
請求項の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記生成工程で生成された前記キャラクター画像を入稿データとし、当該入稿データを印刷装置に印刷させることでキャラクター印刷物を生成する印刷工程を含む。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
請求項の発明は、請求項に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記キャラクター印刷物の販売者又は発送代行者が、前記印刷工程で生成した前記キャラクター印刷物を、前記ユーザにより指定された宛先に発送する発送工程を含む。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
請求項の発明は、請求項1に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、前記生成工程で生成した前記キャラクター画像に基づいて、電子版のキャラクターカードを発行する発行工程を含む。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
請求項の発明は、請求項に記載のキャラクター画像生成方法であって、
前記電子版のキャラクターカードの販売者が、前記発行工程で発行した前記電子版のキャラクターカードに関する非代替性トークン(NFT)を取得し、当該非代替性トークンを前記ユーザに対して販売する販売工程を含む。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
請求項の発明は、サーバと、前記サーバとの間で情報の送受信を行う端末装置と、を備えるキャラクター画像生成システムであって、
前記サーバは、
前記キャラクターとの擬似的な会話において当該キャラクターのセリフとして所定の質問を前記端末装置に出力する出力手段と、
前記出力手段により出力された前記質問に対する前記端末装置のユーザによる回答の入力を受け付ける受付手段と
前記受付手段により入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得手段と
前記取得手段により取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成手段と
を備えることを特徴とするキャラクター画像生成システムである。
【手続補正11】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、前記キャラクターとの擬似的な会話において当該キャラクターのセリフとして所定の質問を出力する出力工程と、
前記コンピュータが、前記出力工程で出力された質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含むキャラクター画像生成方法。
【請求項2】
コンピュータを用いて構築されたキャラクター画像生成システムにおけるキャラクター画像生成方法であって、
前記コンピュータが、所定の質問に対するユーザによる回答の入力を受け付ける受付工程と、
前記コンピュータが、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得工程と、
前記コンピュータが、前記取得工程で取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成工程と、
を含み、
前記受付工程では、ユーザの名前を聞く質問に対する回答の入力を受け付け、
前記取得工程では、前記受付工程で入力を受け付けた前記回答に基づいて、前記ユーザの名前を構成する文字に対応するフォント画像を前記画像群から取得し、
前記生成工程では、前記取得工程で取得した前記フォント画像に基づいて、前記ユーザの名前を宛名とする宛名画像を生成し、当該宛名画像を前記所定のキャラクター原画像に重ねることにより前記キャラクター画像を生成する、キャラクター画像生成方法。
【請求項3】
前記生成工程で生成された前記キャラクター画像を入稿データとし、当該入稿データを印刷装置に印刷させることでキャラクター印刷物を生成する印刷工程を含む、
請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項4】
前記キャラクター印刷物の販売者又は発送代行者が、前記印刷工程で生成した前記キャラクター印刷物を、前記ユーザにより指定された宛先に発送する発送工程を含む、
請求項に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項5】
前記コンピュータが、前記生成工程で生成した前記キャラクター画像に基づいて、電子版のキャラクターカードを発行する発行工程を含む、
請求項1に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項6】
前記電子版のキャラクターカードの販売者が、前記発行工程で発行した前記電子版のキャラクターカードに関する非代替性トークン(NFT)を取得し、当該非代替性トークンを前記ユーザに対して販売する販売工程を含む、
請求項に記載のキャラクター画像生成方法。
【請求項7】
サーバと、前記サーバとの間で情報の送受信を行う端末装置と、を備えるキャラクター画像生成システムであって、
前記サーバは、
前記キャラクターとの擬似的な会話において当該キャラクターのセリフとして所定の質問を前記端末装置に出力する出力手段と、
前記出力手段により出力された前記質問に対する前記端末装置のユーザによる回答の入力を受け付ける受付手段と
前記受付手段により入力を受け付けた前記回答に基づいて、当該回答に対応する一又は複数の画像を予め記憶された画像群から取得する取得手段と
前記取得手段により取得した前記一又は前記複数の画像と、所定のキャラクター原画像と、に基づいて、キャラクター画像を生成する生成手段と
を備えることを特徴とするキャラクター画像生成システム。