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特開2024-129137第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にすること
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024129137
(43)【公開日】2024-09-26
(54)【発明の名称】第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にすること
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/658 20110101AFI20240918BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20240918BHJP
【FI】
H04N21/658
G06F3/0481
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024108901
(22)【出願日】2024-07-05
(62)【分割の表示】P 2022527206の分割
【原出願日】2020-04-01
(71)【出願人】
【識別番号】502208397
【氏名又は名称】グーグル エルエルシー
【氏名又は名称原語表記】Google LLC
【住所又は居所原語表記】1600 Amphitheatre Parkway 94043 Mountain View, CA U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】アラン・ムン
(72)【発明者】
【氏名】サナ・ミターニ
(57)【要約】      (修正有)
【課題】第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能を第2のスクリーンデバイス上に提示させる方法及びシステムを提供する。
【解決手段】システムアーキテクチャにおいて、第1のスクリーンデバイスは、第2のスクリーンデバイスとの間にペアリングセッションを確立し、ビデオ及びビデオに関連する1つ以上のメディア機能(メディアアイテム)を、第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示する。メディア機能は、ビデオの提示及びビデオについてのユーザフィードバックの少なくとも1つに関連する。ビデオは、第1のスクリーンデバイスから第2のスクリーンデバイス上にキャスティングされる。第1のスクリーンデバイスは、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を提示するためのユーザ入力をユーザインターフェースを介して受信すると、メディア機能のうちの少なくとも1つを、第2のスクリーンデバイス上に提示させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間にペアリングセッションを確立するステップと、
ビデオを含む1次メディアアイテム、および前記1次メディアアイテムに関連する1つまたは複数の2次メディアアイテムを前記第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示するステップであって、前記1次メディアアイテムは、前記第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ステップと、
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの1つまたは複数を提示することを可能にするためのユーザ要求を示すユーザ入力を、前記第1のスクリーンデバイス上の前記ユーザインターフェースを介して受信するステップと、
前記ユーザ入力に応答して、前記1つまたは複数の2次メディアアイテムを前記第2のスクリーンデバイス上の前記1次メディアアイテムと同時に前記第2のスクリーンデバイス上に提示させるステップとを含む、コンピュータ実装方法。
【請求項2】
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つを提示することを不可能にするためのユーザ要求を示すさらなるユーザ入力を、前記第1のスクリーンデバイス上の前記ユーザインターフェースを介して受信するステップと、
前記さらなるユーザ入力に応答して、前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つが前記第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにするステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記選択された1つまたは複数の2次メディアアイテムが、前記第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザ入力は、前記1つまたは複数の2次メディアアイテムに関連する固定ユーザインターフェース(UI)要素のユーザ選択を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記固定UI要素の前記ユーザ選択を検出するステップと、
前記固定UI要素の状態を固定解除状態に変更するステップとをさらに含み、前記固定解除状態にある前記固定UI要素をユーザが選択することにより、前記固定UI要素に関連するそれぞれの2次メディアアイテムが前記第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにする、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のスクリーンデバイスはスマートフォンまたはラップトップコンピュータであり、前記第2のスクリーンデバイスはテレビジョンまたはプロジェクタである、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
メモリと、
前記メモリに結合された処理デバイスとを含み、前記処理デバイスは、
第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間にペアリングセッションを確立することと、
ビデオを含む1次メディアアイテム、および前記1次メディアアイテムに関連する1つまたは複数の2次メディアアイテムを前記第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示することであって、前記1次メディアアイテムは、前記第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ことと、
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの1つまたは複数を提示することを可能にするためのユーザ要求を示すユーザ入力を、前記第1のスクリーンデバイス上の前記ユーザインターフェースを介して受信することと、
前記ユーザ入力に応答して、前記1つまたは複数の2次メディアアイテムを前記第2のスクリーンデバイス上の前記1次メディアアイテムと同時に前記第2のスクリーンデバイス上に提示させることとを行う、システム。
【請求項9】
前記処理デバイスは、さらに、
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つを提示することを不可能にするためのユーザ要求を示すさらなるユーザ入力を、前記第1のスクリーンデバイス上の前記ユーザインターフェースを介して受信することと、
前記さらなるユーザ入力に応答して、前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つが前記第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにすることとを行う、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記第2のスクリーンデバイスは、前記1つまたは複数の選択された2次メディアアイテムを前記第2のスクリーンデバイス上に同時に提示するように構成される、請求項8または9に記載のシステム。
【請求項11】
前記ユーザ入力は、前記1つまたは複数の2次メディアアイテムに関連する固定ユーザインターフェース(UI)要素のユーザ選択を含む、請求項8から10のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項12】
前記固定UI要素の前記ユーザ選択を検出することと、
前記固定UI要素の状態を固定解除状態に変更することとをさらに含み、前記固定解除状態にある前記固定UI要素を前記ユーザが選択することにより、それぞれの2次メディアアイテムが前記第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにする、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含む、請求項8から12のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項14】
前記第1のスクリーンデバイスはスマートフォンまたはラップトップコンピュータであり、前記第2のスクリーンデバイスはテレビジョンまたはプロジェクタである、請求項8から13のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項15】
第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間のペアリングセッションを識別するステップと、
ビデオを含む1次メディアアイテムを提示するために前記第1のスクリーンデバイスから第1の要求を前記第2のスクリーンデバイスによって受信するステップと、
前記第1の要求に応答して前記1次メディアアイテムを前記第2のスクリーンデバイスによって提示するステップであって、前記1次メディアアイテムは、前記第1のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ステップと、
前記1次メディアアイテムに関連する前記第2のスクリーンデバイス上に1つまたは複数の2次メディアアイテムを提示することを可能にするために前記第1のスクリーンデバイスから第2の要求を受信するステップであって、前記2次メディアアイテムは、前記1次メディアアイテムに関連する、ステップと、
前記第2の要求に応答して、前記2次メディアアイテムを前記第2のスクリーンデバイス上の前記1次メディアアイテムと同時に前記第2のスクリーンデバイス上に提示するステップとを含む、コンピュータ実装方法。
【請求項16】
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを不可能にするために前記第1のスクリーンデバイスから第3の要求を受信するステップと、
前記第3の要求に応答して、前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つを提示することを終了するステップとをさらに含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記1つまたは複数の2次メディアアイテムが、前記第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、請求項15または16に記載の方法。
【請求項18】
前記2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含む、請求項15、16または17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のスクリーンデバイスはスマートフォンまたはラップトップコンピュータであり、前記第2のスクリーンデバイスはテレビジョンまたはプロジェクタである、請求項15から18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
それぞれの2次メディアアイテムのコンテンツが前記第1のスクリーンデバイス上で変化するとき、前記第2のスクリーンデバイス上の前記2次メディアアイテムの各々のコンテンツを更新するステップをさらに含む、請求項15から19のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、ユーザデバイスとペアにされる代替プレイバックデバイス上でプレイバックするためにメディアアイテムを提供するための技法に関する。より詳細には、本開示は、一般に、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が、第1のスクリーンデバイスとペアにされる第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための技法に関する。
【背景技術】
【0002】
サーバからのメディアコンテンツ(たとえば、ビデオ、音楽)を1つまたは複数のユーザデバイス(たとえば、第1のスクリーンデバイス)に供給するための既存のシステムは、一般に、そのようなコンテンツをサーバからユーザデバイスにストリーミング配信するためのプロトコルを使用する。典型的なユーザデバイス上で、アプリケーションまたはプレーヤは、そのようなコンテンツを受信して使用/再生するために利用可能であり得る。ユーザデバイスは、テレビジョンなどの出力デバイス(たとえば、第2のスクリーンデバイス)上に提示するためのコンテンツをストリーミング配信する外部メディアストリーミングデバイスの近傍にあり得る。ユーザデバイスは、ユーザに対して様々なメディアコンテンツ(たとえば、ビデオ、音楽)を表示することができ、ユーザは、たとえばキャスティングプロトコルを使用してユーザデバイスまたはメディアストリーミングデバイスの出力デバイスのいずれかの上でプレイバックするためのメディアコンテンツを選択し得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
以下は、そのような態様の基本的理解を提供するために、本開示の様々な態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての熟慮された態様の広範な概観ではなく、主要なまたは重要な要素を識別することも、そのような態様の範囲を詳述することも意図していない。その目的は、本開示のいくつかの概念を、後で提示するより詳細な説明の前触れとして簡略化された形で提示することである。
【0004】
本開示の一態様では、第1のスクリーンデバイスは、第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間にペアリングセッションを確立することができる。第1のスクリーンデバイスは、スマートフォンまたはラップトップなどのコンピューティングデバイスであり得る。第2のスクリーンデバイスは、テレビジョンなどのコンピューティングデバイスであり得る。第1のスクリーンデバイスは、ビデオおよびビデオに関連する1つまたは複数のメディア機能を、第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示することができる。メディア機能は、ビデオの提示、またはたとえば、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査など、ビデオについてのユーザフィードバックのうちの少なくとも1つに関連することができる。第1のスクリーンデバイスは、第2のスクリーンデバイス上に提示するためのビデオを識別することができる。一例では、ビデオは、第1のスクリーンデバイス上と第2のスクリーンデバイス上とに同時に提示され得る。別の例では、ビデオは、第2のスクリーンデバイス上にのみ提示され得る一方で、第1のスクリーンデバイスは、プレースホルダとメディア機能とを提示することができる。プレースホルダは、アイコン、空白スペース、ビデオのフレームなどを含むことができる。第1のスクリーンデバイスは、次いで、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能のうちの少なくとも1つを提示することを可能にするためのユーザ要求を示すユーザ入力を、第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェースを介して受信することができる。ユーザ入力に応答して、第1のスクリーンデバイスは、メディア機能のうちの少なくとも1つを第2のスクリーンデバイス上に提示させることができる。
【0005】
本開示の別の態様では、第1のスクリーンデバイスは、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を提示することを終了するためのユーザ要求を示すさらなるユーザ入力を、第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェースを介して受信することができる。さらなるユーザ入力に応答して、第1のスクリーンデバイスは、メディア機能が第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにすることができる。
【0006】
本開示の別の態様では、第2のスクリーンデバイスは、第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間のペアリングセッションを識別することができる。第2のスクリーンデバイスは、ビデオを提示するために第1のスクリーンデバイスから第1の要求を受信することができる。第2のスクリーンデバイスは、第1の要求に応答してビデオを提示することができる。ビデオは、第1のスクリーンデバイス上に同時に提示され得る。第2のスクリーンデバイスは、ビデオに関連する第2のスクリーンデバイス上に1つまたは複数のメディア機能を提示することを可能にするために、第1のスクリーンデバイスから第2の要求を受信することができる。メディア機能は、ビデオの提示、またはビデオについてのユーザフィードバックのうちの少なくとも1つに関連することができる。第2の要求に応答して、第2のデバイスは、ビデオに関連する第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を提示することができる。
【0007】
本開示の別の態様では、第2のスクリーンデバイスは、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能のうちの少なくとも1つを提示することを終了するために、第1のスクリーンデバイスから第3の要求を受信することができる。第3の要求に応答して、第2のスクリーンデバイスは、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を提示することを終了することができる。
【0008】
本開示の別の態様では、第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間にペアリングセッションを確立するステップと、ビデオを含む1次メディアアイテムおよび1次メディアアイテムに関連する1つまたは複数の2次メディアアイテムを第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示するステップであって、1次メディアアイテムは第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ステップと、第2のスクリーンデバイス上に2次メディアアイテムのうちの1つまたは複数を提示することを可能にするためのユーザ要求を示すユーザ入力を第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェースを介して受信するステップと、ユーザ入力に応答して、1つまたは複数の2次メディアアイテムを、第2のスクリーンデバイス上の1次メディアアイテムと同時に第2のスクリーンデバイス上に提示させるステップとを含むコンピュータ実装方法が提供される。
【0009】
すなわち、キャスティングまたはミラーリングセッションであり得る確立されたペアリングセッションは、1次メディアアイテムが第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスの両方の上に同時に提示されることを可能にする。加えて、ユーザは、さらなるメディアアイテムが、1次メディアアイテムと併せて第2のスクリーンデバイス上に提示されるようにも指定することができ、たとえば、1次および2次のメディアアイテムが同時に第2のスクリーンデバイス上に表示される。
【0010】
本開示においてメディア機能とも呼ばれる2次メディアアイテムは、2次メディアアイテムが、1次メディアアイテムの提示または1次メディアアイテムについてのユーザフィードバックのうちの少なくとも1つに関連し得るという点において、1次メディアアイテムに関連し得る。たとえば、2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査のうちの少なくとも1つなどの1次メディアアイテムに関連するユーザフィードバックを含んでもよく、および/または推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告を含んでもよい。
【0011】
方法は、第2のスクリーンデバイス上に2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを不可能にするためのユーザ要求を示すさらなるユーザ入力を、第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェースを介して受信するステップと、さらなるユーザ入力に応答して、2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つが第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにするステップとをさらに含み得る。
【0012】
選択された1つまたは複数の2次メディアアイテムは、第2のスクリーンデバイス上に同時に提示され得る。すなわち、第2のデバイスは、複数の2次メディアアイテムを同時に表示するように構成され得る。
【0013】
ユーザ入力は、1つまたは複数の2次メディアアイテムに関連する固定ユーザインターフェース(UI)要素(pin user interface (UI) element)のユーザ選択を含み得る。
【0014】
方法は、固定UI要素のユーザ選択を検出するステップと、固定UI要素の状態を固定解除状態(unpin state)に変更するステップとをさらに含んでよく、固定解除状態にある固定UI要素をユーザが選択することにより、固定UI要素に関連するそれぞれの2次メディアアイテムが第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにする。
【0015】
すなわち、固定UI要素の状態は、固定UI要素が選択されたときに実行されたアクションを反映する。
【0016】
第1のスクリーンデバイスは、スマートフォンまたはラップトップコンピュータであり得る。第2のスクリーンデバイスは、テレビジョンまたはプロジェクタであり得る。
【0017】
2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0018】
本開示の別の態様では、メモリと、メモリに結合された処理デバイスとを含むシステムが提供され、処理デバイスは、第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間にペアリングセッションを確立することと、ビデオを含む1次メディアアイテムおよび1次メディアアイテムに関連する1つまたは複数の2次メディアアイテムを第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示することであって、1次メディアアイテムは第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ことと、第2のスクリーンデバイス上に2次メディアアイテムのうちの1つまたは複数を提示することを可能にするためのユーザ要求を示すユーザ入力を第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェースを介して受信することと、ユーザ入力に応答して、1つまたは複数の2次メディアアイテムを、第2のスクリーンデバイス上の1次メディアアイテムと同時に第2のスクリーンデバイス上に提示させることとを行う。
【0019】
処理デバイスは、さらに、第2のスクリーンデバイス上に2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを不可能にするためのユーザ要求を示すさらなるユーザ入力を第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェースを介して受信することと、さらなるユーザ入力に応答して、2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つが第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにすることとを行う。
【0020】
第2のスクリーンデバイスは、1つまたは複数の選択された2次メディアアイテムを第2のスクリーンデバイス上に同時に提示するように構成され得る。
【0021】
ユーザ入力は、2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つに関連する固定ユーザインターフェース(UI)要素のユーザ選択を含み得る。
【0022】
システムは、固定UI要素のユーザ選択を検出することと、固定UI要素の状態を固定解除状態に変更することとをさらに含んでよく、固定解除状態にある固定UI要素をユーザが選択することにより、それぞれの2次メディアアイテムが第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにする。
【0023】
2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0024】
第1のスクリーンデバイスは、スマートフォンまたはラップトップコンピュータであり得る。第2のスクリーンデバイスは、テレビジョンまたはプロジェクタであり得る。
【0025】
本開示の別の態様では、コンピュータ実装方法が提供され、その方法は、第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間のペアリングセッションを識別するステップと、ビデオを含む1次メディアアイテムを提示するために第1のスクリーンデバイスから第1の要求を第2のスクリーンデバイスによって受信するステップと、第1の要求に応答して1次メディアアイテムを第2のスクリーンデバイスによって提示するステップであって、1次メディアアイテムは第1のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ステップと、1次メディアアイテムに関連する第2のスクリーンデバイス上に1つまたは複数の2次メディアアイテムを提示することを可能にするために、第1のスクリーンデバイスから第2の要求を受信するステップであって、2次メディアアイテムは1次メディアアイテムに関連している、ステップと、第2の要求に応答して、2次メディアアイテムを第2のスクリーンデバイス上の1次メディアアイテムと同時に第2のスクリーンデバイス上に提示するステップとを含む。
【0026】
方法は、第2のスクリーンデバイス上に2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを不可能にするために第1のスクリーンデバイスから第3の要求を受信するステップと、第3の要求に応答して、第2のスクリーンデバイス上に2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを終了するステップとをさらに含み得る。
【0027】
1つまたは複数の2次メディアアイテムは、第2のスクリーンデバイス上に同時に提示され得る。
【0028】
2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0029】
第1のスクリーンデバイスは、スマートフォンまたはラップトップコンピュータであり得る。第2のスクリーンデバイスは、テレビジョンまたはプロジェクタであり得る。
【0030】
方法は、それぞれの2次メディアアイテムのコンテンツが第1のスクリーンデバイス上で変化するとき、第2のスクリーンデバイス上の2次メディアアイテムの各々のコンテンツを、更新するステップをさらに含み得る。このようにして、2次メディアアイテムは、第1の表示デバイスと第2の表示デバイスとの間で同期される。たとえば、コメントセクション内の新しいコメントなど、第2のメディアアイテムの更新は、第1と第2のスクリーンデバイスの両方に表示される。
【0031】
一態様の随意の特徴が、適切な場合に他の態様と組み合わされてもよい。
【0032】
本開示の態様および実装形態は、以下で与えられる発明を実施するための形態から、および添付する本開示の様々な態様および実装形態の図から、より完全に理解されるであろうが、本開示の態様および実装形態は、本開示を特定の態様または実装形態に限定するものではなく、説明および理解のためだけのものであるとみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】本開示の一実装形態による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするためのシステムアーキテクチャの一例を示す図である。
図2】一実施形態による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための方法の相互作用図である。
図3】一実施形態による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための方法の相互作用図である。
図4】本開示の一実装形態による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための方法のフロー図ある。
図5】本開示の一実装形態による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための方法のフロー図ある。
図6A】本開示の一実装形態による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための、第1のスクリーンデバイス上の例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図6B】本開示の一実装形態による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための、第1のスクリーンデバイス上の例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図7】本開示の1つまたは複数の態様によって動作する、例示的なコンピューティングデバイスのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
本開示の態様および実装形態は、第1のスクリーンデバイス(たとえば、スマートフォン、ラップトップなど)の上に提供されるメディア機能が、第1のスクリーンデバイスがペアにされる第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための機構を提供する。第2のスクリーンデバイスは、第1のスクリーンデバイスから分離されるディスプレイ上でメディアアイテムを再生するために、第1のスクリーンデバイスから命令を受信することができる、テレビジョンなどのコンピューティングデバイスである。メディアアイテムは、たとえば、デジタルビデオ、ウェブページコンテンツ、モバイルアプリケーション(「アプリ」)コンテンツ、ユーザフィードバック機能、デジタル画像、および/またはデジタルオーディオを含むことができる。メディアアイテムは、1次メディアアイテムおよび2次メディアアイテムであり得る。1次メディアアイテムは、たとえば、ウェブページコンテンツとモバイルアプリコンテンツ(たとえば、ビデオ、オーディオ、画像など)を含むことができる。2次メディアアイテムは、たとえば、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、広告、または1次メディアアイテムに関連する任意の他のメディア機能を含むことができる。2次メディアアイテムは、以後、メディア機能とも呼ばれる。1次メディアアイテムは、1つまたは複数の2次メディアアイテムに関連付けられ得る。たとえば、1次メディアアイテムはビデオであり得、2次メディアアイテムは、そのビデオに関連して表示されるライブチャットであり得る。
【0035】
既存のコンテンツプロバイダシステムでは、サーバは、メディアコンテンツをプレイバックのために第1のスクリーンデバイスに送信することができる。メディアコンテンツは、提示されたメディアコンテンツに関連する第1のスクリーンデバイス上に表示され得る、コメントスレッド、ライブチャット、ユーザ調査などの複数のメディア機能に関連付けられ得る。第1のスクリーンデバイスは、メディアコンテンツを第2のスクリーンデバイス上に(たとえば、キャスティングまたはミラーリング技術を介して)提示させることができる。たとえば、ユーザのスマートフォン(たとえば、第1のスクリーンデバイス)上のビデオを見ているユーザは、スマートフォンとペアにされるテレビジョン(たとえば、第2のスクリーンデバイス)の上にビデオが再生されることを要求することができる。しかしながら、現在、テレビジョンはビデオを再生することはできるが、コメントセクションまたはライブチャットなど、ビデオに関連するいかなるメディア機能も再生することはできない。その結果、ユーザは、テレビジョン上でビデオを見ることができるが、ビデオに関連するコメントもしくはライブチャットを見るために、どのような他のビデオが推奨されているかを知るために、またはビデオもしくはビデオについてのフィードバックの提示に関する任意の他のデータを見るために、彼または彼女のスマートフォンを使用しなければならない。さらに、ユーザが、部屋の中で他の人々(たとえば、彼または彼女の家族または友人)とテレビジョン上のビデオを見ている場合、これらの他の人々は、ビデオに関連するコメントもしくはライブチャットまたはビデオもしくはビデオについてのフィードバックの提示に関する任意の他のデータを見ることができるために、彼ら自身のスマートフォンを使用しなければならない。異なるデバイスを介してそのようなデータを見ることは、ビデオを見ることからユーザの注意をそらし、コンテンツプロバイダシステムのユーザエクスペリエンスに悪影響を及ぼす。
【0036】
本開示の態様は、第1のスクリーンデバイス上で提供される1次メディアアイテムに関連する1つまたは複数のメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されながら、第2のスクリーンデバイスが第1のスクリーンデバイス上で識別された1次メディアアイテムを表示していることを可能にすることを、第1のスクリーンデバイスが可能にするための機構を提供することによって、上記およびその他の欠陥に対処する。
【0037】
本開示のいくつかの態様によれば、第1のスクリーンデバイスは、それ自体と第2のスクリーンデバイスとの間にペアリングセッションを確立する。第1のスクリーンデバイスは、ビデオと、ビデオに関連する少なくとも1つのメディア機能(または2次メディアアイテム)とを、ユーザインターフェース内に提示する。ビデオは、第2のスクリーンデバイス上で提示するために第1のスクリーンデバイス上で識別され得、ビデオは、第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスの両方によって同時に提示され得る。第2のスクリーンデバイス上に提示するためにメディア機能を識別するユーザ入力を受信することに応答して、第1のスクリーンデバイスは、メディア機能を第2のスクリーンデバイス上に(たとえば、以下で説明するキャスティングまたはミラーリング技術を使用して)提示させることができる。識別されたメディア機能は、ビデオとともに第1のスクリーンデバイスおよび第2のスクリーンデバイス上に同時に表示され得る。
【0038】
したがって、本開示の態様および実装形態は、ユーザが、第1のスクリーンデバイス上のビデオおよび他の1次メディアコンテンツに加えてメディア機能を第2のスクリーンデバイス上に提示するために識別する(「固定する」)ことを可能にする。別の態様では、第1のスクリーンデバイスは、前に固定されたメディア機能を第2のスクリーンデバイスから「固定解除する」ことができる。
【0039】
本明細書で開示する技術は、その技術が、第1のスクリーンデバイス上のビデオまたは他の1次メディアアイテムを第2のスクリーンデバイス上で提示するために識別する、ユーザに対して現在利用可能な制約された能力および機能を克服するので有利である。代わりに、ユーザは、今や、ビデオに関連する様々なメディア機能を、第1のスクリーンデバイスから第2のスクリーンデバイスに固定することができる。したがって、本明細書で開示する技術は、ユーザが、より没入できる対話型の閲覧経験を有すること、およびこの経験をユーザの友人および家族と共有することを可能にする。
【0040】
本開示の実装形態は、しばしば、平易にかつ簡潔にするためにビデオを引き合いに出す。しかしながら、本開示の教示は、メディアアイテム全般に適用され、たとえば、ビデオ、オーディオ、テキスト、画像、プログラム命令などを含む様々なタイプのコンテンツに適用され得る。
【0041】
図1は、本開示の一実装形態によるシステムアーキテクチャ100の一例を示す。システムアーキテクチャ100は、1つまたは複数の第1のスクリーンデバイス(たとえば、第1のスクリーンデバイス110)、1つまたは複数の第2のスクリーンデバイス(たとえば、第2のスクリーンデバイス120)、1つまたは複数のサーバ(たとえば、1次コンテンツプロバイダサーバ130、2次コンテンツプロバイダサーバ140)、1つまたは複数のネットワーク(たとえば、ネットワーク150、ネットワーク155)、および1つまたは複数のデータ記憶(たとえば、データ記憶135、データ記憶145)を含む。
【0042】
コンテンツプロバイダサーバ130、140は、メディアアイテムを記憶する1つまたは複数のデータ記憶135、145に結合され得る。1次コンテンツプロバイダサーバ130は、ウェブサービスプロバイダ、デジタルビデオプロバイダ、音楽プロバイダ、ソーシャルメディアプロバイダなどであり得る。メディアアイテムは、1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-B(メディア機能)であり得る。簡潔にかつ平易にするために、1つの1次メディアアイテム137および1つの2次メディアアイテム(たとえば、2次メディアアイテム147A、2次メディアアイテム147B)(メディア機能)が、本開示を通して例として使用され得る。1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bは、ユーザによって選択されるデジタルコンテンツ、ユーザによって利用されるデジタルコンテンツ、ユーザによってアップロードされるデジタルコンテンツ、コンテンツプロバイダによって選択されるデジタルコンテンツ、ブロードキャスタによって選択されるデジタルコンテンツなどであり得る。1次メディアアイテム137の例は、限定はしないが、デジタルビデオ、デジタルオーディオ、ウェブページコンテンツ、モバイルアプリコンテンツ、デジタル電話、ソーシャルメディアコンテンツ、リアルシンプルシンジケーション(RSS:real simple syndication)フィード、ソフトウェアアプリケーション、ゲーミングアプリケーション、ライブストリーミング配信、電子本(イーブック)、またはコンピューティングデバイス上に表示され得る任意の他のデジタルメディアを含む。2次メディアアイテム147A-Bは、限定せずに、ウェブページコンテンツ、モバイルアプリコンテンツ、調査、コメントスレッド、チャットフォーラム、ステータス表示、好き/嫌いカウンタ(like/dislike counter)、デジタルビデオ、デジタルムービー、デジタルフォト、デジタル音楽、ウェブサイトコンテンツ、ソーシャルメディア更新、リアルシンプルシンジケーション(RSS)フィード、広告、ソフトウェアアプリケーション、または1次メディアアイテム137に関連し得るかもしくは関係し得る任意の他のメディア機能を含む。いくつかの実装形態では、1次コンテンツプロバイダサーバ130は、1次メディアアイテム137と2次メディアアイテム147の両方を提供する。代替的に、1次コンテンツプロバイダサーバ130は1次メディアアイテム137を提供し、2次コンテンツプロバイダサーバ140は2次メディアアイテム147を提供する。さらに代替的に、2次コンテンツプロバイダサーバ140は特定のタイプの2次メディアアイテム147(たとえば、広告)だけを提供し、1次コンテンツプロバイダサーバ130は1次メディアアイテム137と残りのタイプの2次メディアアイテム147とを提供する。
【0043】
サーバ130、140は、1つまたは複数のコンピューティングデバイス(ラックマウントサーバ、ルータコンピュータ、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、メインフレームコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータなど)、データ記憶(たとえば、ハードディスク、メモリ、データベース)、ネットワーク、ソフトウェアコンポーネント、多次元式(MDX:Multidimensional Expressions)サーバ、ペアリングサーバ、ならびに/または1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bへのアクセスをユーザに提供するためおよび/もしくは1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bを提供するために使用され得るハードウェア構成要素であり得る。サーバ130は、ユーザが1次メディアアイテム137を消費する、アップロードする、共有する、探索する、賛成する(好む)、嫌う、および/またはコメントすることを可能にすることができるコンテンツ共有プラットフォームの一部であり得る。コンテンツ共有プラットフォームは、同じく、1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bへのアクセスをユーザに提供するために使用され得る、ウェブサイト(たとえば、ウェブページ)もしくはアプリケーション(たとえば、モバイルアプリケーション)バックエンドソフトウェアを含み得る。
【0044】
簡潔にかつ平易にするために、本開示を通して、ライブチャットは2次メディアアイテム147Aの一例として使用され得、ユーザ調査は2次メディアアイテム147Bの一例として使用され得る。本明細書で使用する「メディア」、「メディアアイテム」、「オンラインメディアアイテム」、「メディア機能」、「デジタルメディア」、「デジタルメディアアイテム」、「コメント」、および「コンテンツアイテム」は、デジタルメディアアイテムをエンティティに提示するように構成されたソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアを使用して実行またはロードされ得る電子ファイルを含むことができる。
【0045】
一例では、1次メディアアイテム137は第1のスクリーンデバイス110のユーザによって選択されたビデオであり得、2次メディアアイテム147Aはユーザによって選択されたビデオに関連するライブチャットであり得、2次メディアアイテム147Bはユーザによって選択されたビデオに関連するユーザ調査であり得る。2次メディアアイテム147A-Bは、1次メディアアイテム137が第1のスクリーンデバイス110のうちの1つまたは複数の上に提示される前、間または後に(たとえば、1次コンテンツプロバイダサーバ130または2次コンテンツプロバイダサーバ140によって)提示され得る。第1のスクリーンデバイス110は、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップ、モバイルフォン、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ネットワーク接続テレビジョンなどのコンピューティングデバイスを含むことができる。いくつかの実装形態では、第1のスクリーンデバイスは、「クライアントデバイス」、「ユーザデバイス」、または「ユーザ電子機器」と呼ばれることもある。
【0046】
第1のスクリーンデバイス110は、1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bを再生、表示または提示するために1つまたは複数のアプリケーション(たとえば、第1のスクリーンアプリケーション112)を含むことができる。アプリケーションは、ウェブブラウザ、ウェブアプリケーション、メディア再生アプリケーションもしくはソフトウェア、またはネイティブモバイルアプリケーション(モバイルアプリ)を含むことができる。ウェブアプリケーションは、ウェブブラウザを使用するクライアントサーバソフトウェアアプリケーションである。ウェブブラウザは、第1のスクリーンデバイス110上にユーザインターフェースを提示するために、サーバによって提供されるウェブページ(「ページ」)を描写する。メディア再生アプリケーション(またはソフトウェア)は、第1のスクリーンデバイス上にデジタルビデオなどのメディアコンテンツを表示することができる任意のアプリケーションであってもよい。ネイティブモバイルアプリは、モバイルデバイスの特定のオペレーティングシステムを用いて動作可能なモバイルデバイスのためのアプリケーションである。モバイルアプリケーションは、ユーザインターフェース(UI)によって表され得る種々のスクリーン可視化を提供することができる。モバイルアプリケーションは、ユーザが第1のスクリーンデバイス110上でモバイルアプリケーションを開くときに提示され得るホームページUIを含むことができる。
【0047】
第1のスクリーンアプリケーション112(モバイルアプリ、ウェブブラウザ、またはウェブアプリ)のUIは、ナビゲーション、コマンド、およびコンテンツUI要素を含み得る。第1のスクリーンアプリケーション112は、第1のスクリーンデバイス110上でメディアアイテムを再生するためのメディアプレーヤ(たとえば、ビデオプレーヤ、音楽プレーヤ、オーディオプレーヤ)を含むことができる。メディアプレーヤは、ウェブブラウザに提供されたウェブページ内に、またはモバイルアプリのUI内に埋め込まれ得る。
【0048】
システムアーキテクチャ100は、1つまたは複数の第2のスクリーンデバイス120を含むことができる。第2のスクリーンデバイス120は、テレビジョン、モニタ、コンピュータシステム(たとえば、デスクトップ、ラップトップ、タブレット、ファブレット)、仮想現実(VR)システム(たとえば、VRヘッドセット)、モバイルフォン、プロジェクタ、またはコンテンツを表示することができる任意の他のコンピューティングデバイスを含むことができる。第2のスクリーンデバイス120は、ネットワーク150を介して1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bを直接ストリーミング配信することによって、1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bを再生することができる。いくつかの実装形態では、第1のスクリーンデバイス110は小スクリーンデバイス(たとえば、スマートフォン)であり、第2のスクリーンデバイス120は大スクリーンデバイス(たとえば、テレビジョン)である。
【0049】
第1のスクリーンデバイス110は、1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bを第2のスクリーンデバイス120上に提示するために識別するために、たとえばネットワーク155を介して1つまたは複数の第2のスクリーンデバイス120に結合され得る。第2のスクリーンデバイス120および第1のスクリーンデバイス110は、第2のスクリーンデバイス120と第1のスクリーンデバイス110との間の接続を確立するためのワイヤレス技術を含むことができる。ワイヤレス通信技術は、ピアツーピア(P2P)、Bluetooth(登録商標)、Whisper(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、Wi-Fi Direct(Wi-Fi P2P)、赤外線、超音波または他の技術を含むことができる。
【0050】
1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bは、CAST(キャスティング)技術、DIAL(ダイアリング)技術、および/またはミラーリング技術を使用して第1のスクリーンデバイス110によって第2のスクリーンデバイス120上に提示するために識別され得る。キャスティング技術およびミラーリング技術は、再生されるべきコンテンツ(たとえば、1次メディアアイテム137)を識別する第1のデバイス(たとえば、第1のスクリーンデバイス110)と識別されたコンテンツのプレイバックを提供する第2のデバイス(たとえば、第2のスクリーンデバイス120)とを伴う、コンテンツのストリーミング配信およびプレイバックを指す。
【0051】
キャスティングおよびダイアリング技術において、いくつかの実装形態では、第1のスクリーンデバイス110は、1次メディアアイテム137に対するユニバースリソース識別子(URI)(たとえば、ユニバースリソースロケータ(URL))を第2のスクリーンデバイス120に送信することができ、第2のスクリーンデバイス120は、URIを使用して、ネットワーク150を介して1次コンテンツプロバイダサーバ130から1次メディアアイテム137を取得することができる。第2のスクリーンデバイス120は1次メディアアイテム137を受信し、URIから直接第2のスクリーンデバイス120(たとえば、テレビジョン)に1次メディアアイテム137をストリーミング配信する。第1のスクリーンデバイスは、同じく、2次メディアアイテム147A-Bに対するURI(または任意の他のタイプの識別子)を第2のスクリーンデバイス120に送信することができ、第2のスクリーンデバイス120は、URIを使用して、ネットワーク150を介して2次コンテンツプロバイダサーバ130から2次メディアアイテム147A-Bを取得することができる。
【0052】
他の実装形態では、第1のスクリーンデバイス110は、ネットワーク150を介して第2のスクリーンデバイス120に送信されるべき1次メディアアイテム137に対する要求を、1次コンテンツプロバイダサーバ130に送信することができる。第2のスクリーンデバイス120は、1次コンテンツプロバイダサーバ130から1次メディアアイテム137を受信し、1次メディアアイテム137をストリーミング配信する。第1のスクリーンデバイスは、同じく、ネットワーク150を介して第2のスクリーンデバイス120に送信されるべき2次メディアアイテム147A-Bに対する要求を、2次コンテンツプロバイダサーバ140に送信することができる。第2のスクリーンデバイス120は、2次コンテンツプロバイダサーバ140か2次メディアアイテム147A-Bを受信し、2次メディアアイテム147A-Bをストリーミング配信する。
【0053】
ミラーリング技術では、第1のスクリーンデバイス110は、ネットワーク150上で1次メディアアイテム137(たとえば、ビデオ)ストリームを受信し、ストリームをリパッケージし、リフォーマットされたストリームを第2のスクリーンデバイス120にネットワーク155を介してストリーミング配信する。第2のスクリーンデバイス120は、次いで、1次メディアアイテム137を提示する。第1のスクリーンデバイス110は、同じく、ネットワーク150上で2次メディアアイテム147A-B(たとえば、メディア機能)を受信し、ストリームをリパッケージし、リフォーマットされたストリームを第2のスクリーンデバイス120にネットワーク155を介してストリーミング配信することができる。第2のスクリーンデバイス120は、次いで、2次メディアアイテム147A-Bを提示する。
【0054】
第1のスクリーンデバイス110上の第1のスクリーンアプリケーション112は、1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bを含み得るアプリケーションUI(たとえば、ウェブページ、モバイルアプリケーションUI)をロードすることができる。一例では、第1のスクリーンアプリケーションは、1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bを受信して、グラフィカルユーザインターフェース(「GUI」)上にそれらを描写することができる。
【0055】
1次メディアアイテム137および/または2次メディアアイテム147A-Bは、第1のスクリーンデバイスのデータ記憶116内に記憶され得る。データ記憶116は、1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bが、1次コンテンツプロバイダ130(および随意に2次コンテンツプロバイダ140)から検索または受信されるときに記憶されるキャッシュであり得る。代替的に、データ記憶116は、別のソースからデータ記憶116にダウンロードまたはセーブされた1次メディアアイテム137および2次メディアアイテム147A-Bを記憶することができる。
【0056】
一実装形態では、第1のスクリーンアプリケーション112は、1次メディアアイテム137に対する要求を1次コンテンツプロバイダサーバ130に送信する。一例では、要求は、1つまたは複数の2次メディアアイテム147A-Bに対する要求も含むことができる。別の例では、2次メディアアイテム147A-Bは、要求を必要とすることなく第1のスクリーンデバイス110に送信され得る(たとえば、2次メディアアイテム147A-Bは、1次メディアアイテム137にバンドルされ得るか、または1次メディアアイテム137に後で送信され得る)。
【0057】
第1のスクリーンデバイスは、機能固定マネージャ(feature pinning manager)114を含むことができる。機能固定マネージャ114は、第1のスクリーンデバイス110が、第2のスクリーンデバイス120上に1つまたは複数のメディア機能(たとえば、2次メディアアイテム147A-B)を固定することを可能にすることができる。メディア機能を固定することは、CAST、DIAL(発見および起動)、AirPlay(登録商標)、スクリーンミラーリング、マニュアルペアリング、SMARTGLASS、MIRACAST(登録商標)などの提示プロトコルを使用して第2のスクリーンデバイス上に提示するために第1のスクリーンデバイス110上のメディア機能を識別することを指す。メディア機能は、それぞれの1次メディアアイテム137に関連して提示されてよく、メディア機能の提示は、1次メディアアイテムが第2のスクリーンデバイス120上に、もはや提示されなくなると停止してよい。機能固定マネージャ114は、第2のスクリーンデバイス120上に2次メディアアイテム147A-Bを固定および固定解除するために、フレームワークまたはメディアメッセージタイプを使用することができる。フレームワークまたはメディアメッセージタイプは、第2のスクリーンデバイス120上に1次メディアアイテム137をキャスティングするために使用されるフレームワークまたはメッセージタイプと同じである、同様である、または異なる場合がある。
【0058】
各メディア機能は、第1のスクリーンアプリケーション112のインターフェース上に、関連する固定UI要素(たとえば、ボタン、アイコン、チェックボックスなど)を用いて表示され得る。一例では、第1のスクリーンデバイス110は、第2のスクリーンデバイス120にメディア機能を固定するために、固定UI要素のユーザ選択(またはアクティブ化)を、第1のスクリーンアプリケーション112のインターフェース上で受信することができる。ユーザ選択に応答して、機能固定マネージャ114は、第2のスクリーンデバイス120にメディア機能を固定することができ、第2のスクリーンデバイス120のスクリーンは固定されたメディア機能を表示する。いくつかの実装形態では、機能固定マネージャ114は、固定要求をサーバ130および/または140にネットワーク150を介して送信することができる。固定要求は、どのメディア機能が第2のスクリーンデバイス120に送信されることになっているかを示すことができる。他の実装形態では、機能固定マネージャ114は、固定要求を直接第2のスクリーンデバイス120にネットワーク155を介して送信することができ、それにより、第2のスクリーンデバイス120は、次いで、メディア機能をサーバ130および/または140にネットワーク150を介して要求することができる。さらに他の実装形態では、機能固定マネージャ114は、メディア機能をネットワーク155を介して直接第2のスクリーンデバイス120に表すグラフィックデータを送信することができる。
【0059】
機能固定マネージャ114は、さらに、第1のスクリーンデバイス110が、第2のスクリーンデバイス120から1つまたは複数の固定されたメディア機能(たとえば、2次メディアアイテム147A-B)を固定解除することを可能にすることができる。一例では、メディア機能が第1のスクリーンデバイス110から第2のスクリーンデバイス120に固定されると、ユーザは、第1のスクリーンアプリケーション112のインターフェース上で固定解除UI要素を選択することができる。固定解除UI要素は、固定UI要素と同じであり得るが、状態が、固定解除または異なるUI要素に変更される。たとえば、固定UI要素が選択されると、固定UI要素は、その状態を固定解除UI要素に変更することができ、異なるアイコンによって表示され得る。すなわち、固定UI要素の状態は、固定UI要素が選択されたときに実行されたアクションを反映することができる。固定解除UI要素が選択されると、第1のスクリーンデバイス110は、固定解除要求をサーバ130および/もしくは140に、または第2のスクリーンデバイス120に送信することができる。いくつかの実装形態では、機能固定マネージャ114は、固定解除要求をサーバ130および/または140にネットワーク150を介して送信することができる。固定解除要求は、どのメディア機能が第2のスクリーンデバイス120から除去されることになっているかを示すことができる。いくつかの実装形態では、機能固定マネージャ114は、固定解除要求を直接第2のスクリーンデバイス120にネットワーク155を介して送信することができ、それにより、第2のスクリーンデバイス120は、次いで、サーバ130および/または140が固定された機能を除去することを、ネットワーク150を介して要求することができる。代替的に、第2のスクリーンデバイス120は、第1のスクリーンデバイス110からの固定解除要求に応答して、固定された機能をディスプレイから直接除去することができる。
【0060】
第2のスクリーンデバイスは、固定機能プレゼンタ124を含むことができる。固定機能プレゼンタ124は、第2のスクリーンアプリケーション122が、第2のデバイス120のディスプレイ上にメディア機能を提示(固定)することを可能にすることができる。固定機能プレゼンタ124は、第1のスクリーンデバイス110からの固定要求に応答して、サーバ130(または140)からメディア機能を要求することができる。固定機能プレゼンタ124は、さらに、前に固定されたメディア機能を第2のスクリーンデバイス120から固定解除することができる。
【0061】
いくつかの実装形態では、固定機能プレゼンタ124は、第2のスクリーンデバイス120のディスプレイ上の1つまたは複数の表示ロケーションにメディア機能を固定することができる。表示ロケーションは、メディア機能を規定するグラフィックスもしくは他のデータとともに、または別々の通信の中で(たとえば、固有の識別子によってメディア機能を識別しかつそのメディア機能に対するロケーション情報を含む別々の命令として)、第1のスクリーンデバイス110または1次もしくは2次コンテンツプロバイダサーバ130もしくは140によって提供され得る。ロケーション情報は、ビデオに関連するメディア機能の位置(たとえば、ビデオまたはメディアプレーヤの上、ビデオまたはメディアプレーヤの下、ビデオの左側など)を広範に指定することができるか、またはより具体的なロケーション情報(たとえば、ビデオまたはメディアプレーヤからの具体的な距離、ビデオまたはメディアプレーヤに対する具体的な方向など)を提供することができる。
【0062】
本開示のいくつかの態様によれば、固定機能プレゼンタ124は、メディア機能を固定するための表示ロケーションの任意の数(たとえば、3つのロケーション、4つのロケーションなど)を指定することができる。各表示ロケーションは、あらかじめ決定され得るか、またはユーザ入力によって設定(および再設定)され得る。いくつかの実装形態では、各表示ロケーションは、ランクを有することができる(たとえば、第1のロケーションは第1のランクを有し、第2のロケーションは第2のランクを有するなど)。メディア機能を固定するための要求を受信することに応答して、固定機能プレゼンタ124は、最高のランクを有する利用可能なロケーションにメディア機能を固定することができる。ランクは、あらかじめ決定され得るか、またはユーザ入力によって設定(および再設定)され得る。ユーザは、第1のスクリーンデバイス110、第2のスクリーンデバイス120を介して、またはさらなるユーザデバイスを介してランクと表示ロケーションとを設定することができる。第1のスクリーンデバイス110またはさらなるユーザデバイスは、ランクおよび/または表示ロケーションを、ネットワーク(たとえば、ネットワーク155、ネットワーク150など)を介して第2のスクリーンデバイス120に示す命令を送信することができる。命令は、メディア機能が第2のスクリーンデバイス120上に固定される前、間または後に送信され得る。たとえば、固定機能プレゼンタ124は、第2のスクリーンデバイス120上にメディア機能を固定するための要求を第1のスクリーンデバイス110から受信することと、サーバ(たとえば、2次コンテンツプロバイダサーバ140)からのメディア機能を要求して受信することと、受信されたメディア機能を最高のランクを有する第1の表示ロケーションに固定することと、次いで、固定されたメディア機能を第2の表示ロケーションに移動させるために第1のスクリーンデバイス110から命令を受信して実行することとを行うことができる。
【0063】
いくつかの実装形態では、固定機能プレゼンタ124は、固定されたメディア機能を第1の表示ロケーションから第2の表示ロケーションに移動させることができる。たとえば、ユーザは、メディア機能を第1のスクリーンデバイス110を使用して第2のスクリーンデバイス120上に固定することができる。ユーザは、次いで、メディア機能を、第1のスクリーンアプリケーション112のインターフェースを介して第1の表示ロケーションから第2の表示ロケーションに移動させることができる。その移動に応答して、第1のスクリーンデバイス110は、メディア機能を第1のロケーションから第2のロケーションに移動させるために、第2のスクリーンデバイス120に命令を送信することができる。固定機能プレゼンタ124は、次いで、メディア機能を第1のロケーションから第2のロケーションに移動させることによって命令を実行することができる。いくつかの実装形態では、ユーザは、メディア機能を自由裁量で任意の所望のロケーションに移動させることができる。たとえば、ユーザは、第1のスクリーンアプリケーション112上のインターフェースを使用して、メディア機能を押してメディア機能を第1のロケーションから第2のロケーションにドラッグすることによって、固定されたメディア機能を移動させることができる。このプロセスの間、第1のスクリーンデバイス110は、第1のスクリーンアプリケーション112において実行される運動を第2のスクリーンアプリケーション122上で模倣するために、第2のスクリーンデバイスに命令を(たとえば、キャスティングまたはミラーリングプロトコルを使用して)送信することができる。いくつかの実装形態では、固定されたメディア機能を第2のスクリーンデバイス120上に提示するための表示ロケーションは、第1のスクリーンデバイス110上に表示されるメディア機能のロケーションと同様のまたは同じロケーションであり得る。たとえば、メディア機能が、第1のスクリーンデバイス110のディスプレイ上のビデオの右に表示される場合、第2のスクリーンデバイス120は、メディア機能を同様のロケーション内に固定して表示することができる。いくつかの実装形態では、固定機能プレゼンタ124は、第2のスクリーンデバイス120のディスプレイ上の固定されたメディア機能を相対的に提示するために、ビデオを拡縮およびまたは再配置することができる。
【0064】
図2は、本開示のいくつかの態様による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が、第1のスクリーンデバイスとペアにされる第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための処理を示す相互作用図である。様々な実施形態では、方法は、図2に関連して説明した動作と異なるおよび/または追加の動作を含み得る。加えて、いくつかの実施形態では、動作は、図2に関連して説明した順序と異なる順序で実行されてもよい。
【0065】
第1のスクリーンデバイス110上で動作する第1のスクリーンアプリケーション112は、第1のスクリーンデバイス110と第2のスクリーンデバイス120との間のペアリング手順を実行する205。一例では、ペアリング手順は、ピアツーピア(P2P)、Bluetooth(登録商標)、Whisper(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、Wi-Fi Direct(Wi-Fi P2P)、赤外線、超音波または他の技術などのワイヤレス通信技術を使用することを含むことができる。第1のスクリーンアプリケーション112は、1次コンテンツプロバイダサーバ130から1次メディアアイテム137を要求する210ことができる。例として、1次メディアアイテム137はビデオである。要求210に応答して、1次コンテンツプロバイダサーバ130は、要求されたビデオを第1のスクリーンデバイス110に送信することができる。加えて、1つまたは複数のメディア機能(たとえば、2次メディアアイテム147A-B)は、第1のスクリーンデバイス110に(たとえば、1次コンテンツプロバイダサーバ130または2次コンテンツプロバイダサーバ140によって)送信され得る。例として、2次メディアアイテム147A-Bは、ライブチャットおよびユーザ調査である。第1のスクリーンアプリケーション112は、ビデオ(たとえば、1次メディアアイテム137)とライブチャットおよびユーザ調査(たとえば、2次メディアアイテム147A-B)とを受信して、第1のスクリーンアプリケーション112のグラフィカルユーザインターフェース上にビデオを表示(描写)し220、メディア機能(ライブチャットおよびユーザ調査)を表示(描写)する225ことができる。
【0066】
第1のスクリーンデバイス110は、第2のスクリーンデバイス(たとえば、テレビジョン)上にビデオをキャスティングすることができる。具体的には、第1のスクリーンアプリケーション112は、第2のスクリーンデバイス120の第2のスクリーンアプリケーション122にビデオURIを送信する230ことができる。ビデオURIを受信することに応答して、第2のスクリーンアプリケーション122は、1次コンテンツサーバ130からビデオを要求する235ことができる。その要求に応答して、1次コンテンツサーバ130は、第2のスクリーンデバイス120にビデオを送信する240ことができる。第2のスクリーンアプリケーション122は、第2のスクリーンデバイス120のディスプレイ上にビデオを表示する245ことができる。一例では、ビデオは、第1のスクリーンデバイス上と第2のスクリーンデバイス上とに同時に提示され得る。別の例では、ビデオは、第2のスクリーンデバイス上にのみ提示され得る一方で、第1のスクリーンデバイスは、プレースホルダを提示することができる。プレースホルダは、アイコン、空白スペース、ビデオのフレーム(たとえば、サムネイル)などを含むことができる。
【0067】
第1のスクリーンアプリケーション112は、メディア機能を第1のスクリーンデバイス110から第2のスクリーンデバイス120上に固定することを要求する固定コマンドを、ユーザインターフェース上のユーザ入力を介して受信する250ことができる。たとえば、第1のスクリーンデバイス110のユーザは、ライブチャットメディア機能に関連する固定ボタンを選択することができる。固定ボタンの選択は、第2のスクリーンデバイス120上にライブチャットを提示することのユーザ要求を示すことができる。第1のスクリーンデバイス110の機能固定マネージャ114は、次いで、固定コマンドに関連するメディア機能(たとえば、ライブチャット)を固定する255ために、第2のスクリーンデバイス120に命令/要求を送信することができる。固定コマンドを受信することに応答して、第2のスクリーンデバイス120は、1次コンテンツプロバイダサーバ130(または2次コンテンツプロバイダサーバ140)からメディア機能を要求する260ことができる。代替形態では、第1のスクリーンデバイス110は、第2のスクリーンデバイス120上にメディア機能(たとえば、ライブチャット)を固定するための命令/要求を、メディア機能を第2のスクリーンデバイス120に送信する265ことができる、1次コンテンツプロバイダサーバ130(または2次コンテンツプロバイダサーバ140)に送信することができる。第2のスクリーンデバイス120は、メディア機能を表示する270ことができる。たとえば、第2のスクリーンデバイス120は、ビデオに加えてライブチャットを、そのディスプレイ上に表示することができる。第1のスクリーンデバイス110は、ユーザインターフェースを介してユーザ入力によって固定解除コマンドを受信する275ことができる。たとえば、ユーザは、ライブチャットに関連する固定解除ボタンを選択することができる。固定解除UI要素は、固定UI要素が存在したロケーションと同じロケーション内にあり得るが、今は、異なるボタン、アイコン、チェックボックスなどによって表され得る。ユーザ入力に応答して、第1のスクリーンデバイス110は、第2のスクリーンデバイス120に固定解除メディア機能コマンドを送信する280ことができる。第2のスクリーンデバイス120は、次いで、メディア機能(たとえば、ライブチャット)を、そのディスプレイ上に提示されないように取り除く285ことができる。追加のメディア機能(たとえば、ユーザ調査など)が、上記で説明したプロセスを使用して第2のスクリーンデバイスに固定され得ることに留意されたい。
【0068】
第2のスクリーンデバイス120は、固定されたメディア機能を実時間で更新することができる。一例では、コメントセクションまたはライブチャットが、第2のスクリーンデバイス120に固定され得る。ユーザは、新しいポストをコメントセクションまたはライブチャットに提起することができる。ユーザは、第2のスクリーンデバイス120上で固定されたメディア機能を見ているユーザであり得るか、または第2のスクリーンデバイス120と無関係の(たとえば、異なる建物、都市または国の中など、第2のスクリーンデバイス120から遠く離れて位置する)ユーザであり得る。新しいポストがコメントセクションまたはライブチャットに追加されると、第2のスクリーンデバイス120は、たとえば、第1のスクリーンデバイス110から更新されたコンテンツを受信/取得すること、サーバ(たとえば、2次コンテンツプロバイダサーバ140)から更新されたコンテンツを受信/取得することなどによって、新しいポストを実時間で(たとえば、数ミリ秒のわずかな遅延で)反映するために、固定されたコメントセクションまたはライブチャットを動的に更新することができる。したがって、第2のスクリーンデバイス120に固定されたメディア機能は、新しい提起または変更を動的に反映することができる。
【0069】
図3は、本開示のいくつかの態様による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が、第1のスクリーンデバイスとペアにされる第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための別のプロセスを示す相互作用図である。様々な実施形態では、方法は、図3に関連して説明した動作と異なるおよび/またはそれに追加の動作を含み得る。加えて、いくつかの実施形態では、動作は、図3に関連して説明した順序と異なる順序で実行されてもよい。
【0070】
第1のスクリーンデバイス110上で動作する第1のスクリーンアプリケーション112は、第1のスクリーンデバイス110と第2のスクリーンデバイス120との間のペアリング手順を実行する305。第1のスクリーンアプリケーション112は、第1のスクリーンデバイス110上にビデオ(または任意の他の1次メディアアイテム137)を表示する310ことができる。ビデオは、サーバ(たとえば、1次コンテンツプロバイダサーバ130)から受信され得るか、またはデータ記憶116から検索され得る。第1のスクリーンアプリケーション112は、そのビデオに関連する1つまたは複数のメディア機能(たとえば、2次メディアアイテム147A-B)をさらに表示する315ことができる。メディア機能は、サーバ(たとえば、1次コンテンツプロバイダサーバ130、2次コンテンツプロバイダサーバ140、さらなるサーバなど)から検索され得るか、またはデータ記憶116から検索され得る。
【0071】
第1のスクリーンデバイス110は、第2のスクリーンデバイス上にビデオをキャスティングする320ことができる。たとえば、第1のスクリーンアプリケーション112は、ペアリングプロトコルに関連する機能を使用して第2のスクリーンデバイス120にビデオを送信することができる。キャスティングを受信することに応答して、第2のスクリーンアプリケーション122は、第2のスクリーンデバイス120のディスプレイ上にビデオを表示する325ことができる。
【0072】
第1のスクリーンアプリケーション112は、メディア機能を第1のスクリーンデバイス110から第2のスクリーンデバイス120上に固定することを要求する固定コマンドを、ユーザインターフェース上のユーザ入力を介して受信する330ことができる。たとえば、第1のスクリーンデバイス110のユーザは、メディア機能に関連する固定ボタンを選択することができる。第1のスクリーンデバイス110の機能固定マネージャ114は、次いで、固定コマンドに関連するメディア機能(たとえば、ライブチャット)を固定する335ために、第2のスクリーンデバイス120に命令/要求を送信することができる。固定コマンドは、メディア機能を含むデータパケットを含むことができる。固定コマンドを受信することに応答して、第2のスクリーンデバイス120は、固定コマンドに関連するメディア機能を表示する340ことができる。
【0073】
ユーザデバイス110は、ユーザインターフェースを介してユーザ入力によって固定解除コマンドを受信する345ことができる。たとえば、ユーザは、メディア機能に関連する固定解除ボタンを選択することができる。ユーザ入力に応答して、第1のスクリーンデバイス110は、第2のスクリーンデバイス120に固定解除メディア機能コマンドを送信する350ことができる。第2のスクリーンデバイス120は、次いで、メディア機能を、そのディスプレイ上に提示されないように取り除く355ことができる。
【0074】
図4は、本開示のいくつかの態様による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が、第1のスクリーンデバイスとペアにされる第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするためのプロセスを示す方法400のフロー図を示す。方法400は、ハードウェア(回路、専用論理回路など)、ソフトウェア(たとえば、汎用コンピュータシステムまたは専用の機械の上で実行される)、または両者の組合せを含み得る処理論理回路によって実行される。一実装形態では、方法は、図1の第1のスクリーンデバイス内の第1のスクリーンアプリケーション112および/または機能固定マネージャ114によって実行される一方で、いくつかの他の実装形態では、図4の1つまたは複数のブロックが、別の機械によって実行され得る。一実装形態では、ユーザデバイス(たとえば、図1の第1のスクリーンデバイス110)の処理デバイスが、方法400を実行する。
【0075】
ブロック410において、処理デバイスは、第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間にペアリングセッションを確立する。第1のスクリーンデバイスは、スマートフォン、ラップトップ、またはビデオなどの1次メディアアイテムを表示することができる任意の他のコンピューティングデバイスであり得る。第2のスクリーンデバイスは、テレビジョン、プロジェクタ、または1次メディアアイテムを表示することができる任意の他のコンピューティングデバイスであり得る。ペアリングセッションは、限定はしないが、ピアツーピア(P2P)、Bluetooth(登録商標)、Whisper(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、Wi-Fi Direct(Wi-Fi P2P)、赤外線、超音波または他の技術などの任意のペアリングプロトコルを使用して確立され得る。
【0076】
ブロック420において、処理デバイスは、ビデオなどの1次メディアアイテムと、ビデオに関連する1つまたは複数の2次メディアアイテム(1つまたは複数のメディア機能)とを、第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示する。メディア機能は、ビデオの提示、またはビデオについてのユーザフィードバックのうちの少なくとも1つに関連することができる。ビデオについてのユーザフィードバックに関連するメディア機能は、たとえば、調査、コメントスレッド、チャットフォーラム、ステータス表示、好き/嫌いカウンタなどを含むことができる。ビデオの提示に関連するメディア機能は、ビデオについてのフィードバックを含むのではなく、ビデオとともに第1のスクリーンデバイス上に提示されることによってビデオに関連している。ビデオの提示に関連するメディア機能は、たとえば、ウェブページコンテンツ、モバイルアプリコンテンツ、デジタルビデオ、デジタルムービー、デジタルフォト、デジタル音楽、ウェブサイトコンテンツ、ソーシャルメディア更新、リアルシンプルシンジケーション(RSS)フィード、広告、ソフトウェアアプリケーションなどを含むことができる。一例では、ビデオは、第1のスクリーンデバイス上と第2のスクリーンデバイス上とに同時に提示され得る。別の例では、ビデオは、第2のスクリーンデバイス上にのみ提示され得る一方で、第1のスクリーンデバイスは、プレースホルダとメディア機能とを提示することができる。プレースホルダは、アイコン、空白スペース、ビデオのフレームなどを含むことができる。
【0077】
ブロック430において、処理デバイスは、第2のスクリーンデバイス上にビデオに関連するメディア機能のうちの少なくとも1つを提示することを可能にするためのユーザ要求を示すユーザ入力を、第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェースを介して受信する。いくつかの実装形態では、ユーザ入力は、ビデオが第1のスクリーンデバイス上で再生されている間に受信されて、第2のスクリーンデバイス上に同時に再生され得る。代替的に、ユーザ入力は、ビデオが第1のスクリーンデバイス上に表示されている間に受信されて、第2のスクリーンデバイス上に再生され得る。一例では、ユーザ要求は、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を固定することを要求する固定コマンドを含み得る。ブロック440において、ユーザ入力に応答して、処理デバイスは、メディア機能のうちの少なくとも1つを第2のスクリーンデバイス上に提示させる。たとえば、処理デバイスは、固定コマンドを第1のスクリーンデバイスから第2のスクリーンデバイスに送信することができる。固定コマンドは、メディア機能を提示するように第2のスクリーンデバイスに指示することができる。上記でより詳細に説明したように、いくつかの実装形態では、固定コマンドは、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を配置するためのロケーション情報を含み得る。代替的に、ロケーション情報は、別個に第2のスクリーンデバイスに提供され得る。
【0078】
ブロック450において、処理デバイスは、第2のスクリーンデバイス上に固定されたメディア機能を提示することを不可能にするためのユーザ要求を示すさらなるユーザ入力を、第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェースを介して受信する。いくつかの実装形態では、ユーザ入力は、ビデオが第1のスクリーンデバイス上で再生されている間に受信されて、第2のスクリーンデバイス上に同時に再生され得る。代替的に、ユーザ入力は、ビデオが第1のスクリーンデバイス上に表示されている間に受信されて、第2のスクリーンデバイス上に再生され得る。一例では、ユーザ要求は、固定されたメディア機能を第2のスクリーンデバイスから固定解除することを要求する固定解除コマンドを含み得る。ブロック460において、さらなるユーザ入力に応答して、処理デバイスは、メディア機能のうちの少なくとも1つが第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにする。たとえば、処理デバイスは、固定解除コマンドを第1のスクリーンデバイスから第2のスクリーンデバイスに送信することができる。固定解除コマンドは、メディア機能を提示することを終了するように第2のスクリーンデバイスに指示することができる。
【0079】
図5は、本開示のいくつかの態様による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が、第1のスクリーンデバイスとペアにされる第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするためのプロセスを示す方法500のフロー図を示す。方法500は、ハードウェア(回路、専用論理回路など)、ソフトウェア(たとえば、汎用コンピュータシステムまたは専用の機械の上で実行される)、または両者の組合せを含み得る処理論理回路によって実行される。一実装形態では、方法は、図1の第2のスクリーンデバイス120内の第2のスクリーンアプリケーション122および/または固定機能プレゼンタ124によって実行される一方で、いくつかの他の実装形態では、図5の1つまたは複数のブロックが、別の機械によって実行され得る。一実装形態では、ユーザデバイス(たとえば、図1の第2のスクリーンデバイス120)の処理デバイスは、方法500を実行する。
【0080】
ブロック510において、処理デバイスは、第1のスクリーンデバイスと第2のスクリーンデバイスとの間のペアリングセッションを識別する。第1のスクリーンデバイスは、スマートフォン、ラップトップ、またはビデオなどの1次メディアアイテムを表示することができる任意の他のコンピューティングデバイスであり得る。第2のスクリーンデバイスは、テレビジョン、プロジェクタ、または1次メディアアイテムを表示することができる任意の他のコンピューティングデバイスであり得る。
【0081】
ブロック520において、処理デバイスは、ビデオを提示するための第1の要求を第1のスクリーンデバイスから受信する。ビデオは例として使用され、処理デバイスは、任意の種類の1次メディアアイテムを提示するための要求を受信することができることを理解されたい。たとえば、処理デバイスは、キャスティング命令を第1のスクリーンデバイスから受信することができる。ブロック530において、処理デバイスは、第1の要求に応答してビデオを提示する(表示する)。ビデオは、第1のスクリーンデバイス上に同時に提示され得る。
【0082】
ブロック540において、処理デバイスは、ビデオに関連する第2のスクリーンデバイス上にビデオに関連するメディア機能を提示することを可能にするために、第1のスクリーンデバイスから第2の要求を受信する。いくつかの実装形態では、要求は、ビデオが第1のスクリーンデバイス上に再生されている間に受信されて、第2のスクリーンデバイス上に同時に再生され得る。代替的に、ユーザ入力は、ビデオが第1のスクリーンデバイス上に表示されている間に受信されて、第2のスクリーンデバイス上に再生され得る。ブロック550において、処理デバイスは、第2の要求に応答して、メディア機能を、同時にまたはビデオとともに第2のスクリーンデバイス上に提示させる。いくつかの実装形態では、要求は、固定コマンドであり得、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を配置するためのロケーション情報を含むことができる。代替的に、ロケーション情報は、別個の要求/コマンドの中で第2のスクリーンデバイスに提供され得る。ブロック560において、処理デバイスは、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を提示することを不可能にするために、第1のスクリーンデバイスから第3の要求を受信する。ブロック570において、処理デバイスは、第3の要求に応答して、第2のスクリーンデバイス上にメディア機能を提示することを終了する。
【0083】
図6Aおよび図6Bは、本開示のいくつかの態様による、第1のスクリーンデバイス上に提供されるメディア機能が第2のスクリーンデバイス上に提示されることを可能にするための、第1のスクリーンデバイス上の例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)の例である。具体的には、図6Aは、第1のスクリーンアプリケーション605Aのインターフェース上にビデオ610Aを表示する第1のスクリーンデバイス600A(たとえば、スマートフォン)を示す。ビデオ610Aに関連するコメントセクション615A(たとえば、メディア機能)は、同じく、第1のスクリーンアプリケーション605Aのインターフェース上に表示される。コメントセクション615Aは、ボタン640Aの形態の固定UI要素を含む。第1のスクリーンデバイス600Aは、ペアにされた第2のスクリーンデバイス620A(たとえば、テレビジョン)上にビデオ610Aを提示することを可能にする。たとえば、第1のスクリーンデバイス600Aは、キャスティングプロトコルを使用して、第2のスクリーンデバイス620A上にビデオ610Aを提示する。したがって、第2のスクリーンデバイス620Aは、ビデオ625Aを表示する。メディア機能(たとえば、コメントセクション615A)が、第2のスクリーンデバイス620A上に表示されないことに留意されたい。固定ボタン640Aを選択するユーザ入力は、図6Bに示す例を生成する。
【0084】
図6Bは、第1のスクリーンアプリケーション605Bのインターフェース上にビデオ610Bを表示する第1のスクリーンデバイス600Bを示す。ビデオ610Bに関連するコメントセクション615Bは、同じく、第1のスクリーンアプリケーション605Bのインターフェース上に表示される。第1のスクリーンデバイス600Bは、ペアにされた第2のスクリーンデバイス620B上にビデオ610Bを提示することを可能にする。固定ボタン640Aを選択することによって、第1のスクリーンデバイス600Bは、第2のスクリーンデバイス620B上にコメントセクション615Bを提示する(固定する)ことを可能にする。したがって、第2のスクリーンデバイス620Bは、ビデオ625Bとコメントセクション630Bとを表示する。固定ボタン640Aが選択されると、その状態が変更されて、固定解除ボタン640Bに変換する。固定解除ボタン640Bを選択するユーザ入力は、コメントセクション630Bが第2のスクリーンデバイス620B上に、もはや提示されないようにし、固定解除ボタン640Bを固定ボタン640Aに変換させることができる。
【0085】
図7は、本開示の1つまたは複数の態様によって動作するコンピュータシステムのブロック図を示す。いくつかの実装形態では、コンピュータシステム700は、他のコンピュータシステムに(たとえば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、イントラネット、エクストラネット、またはインターネットなどのネットワークを介して)接続され得る。コンピュータシステム600は、ユーザデバイスの能力内で動作し得る。コンピュータシステム700は、クライアント-サーバ環境におけるサーバまたはクライアントコンピュータの能力内で動作し得る。コンピュータシステム700は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、ウェブアプライアンス、サーバ、ネットワークルータ、スイッチまたはブリッジ、あるいはデバイスによって取られるべきアクションを指定する命令のセット(順次的またはそれ以外)を実行することができる任意のデバイスによって提供され得る。さらに、「コンピュータ」という用語は、本明細書で説明する方法のうちの任意の1つまたは複数を実行するために命令の1セット(または複数のセット)を個別にまたは共同で実行するコンピュータの任意の集合を含むものとする。
【0086】
さらなる態様では、コンピュータシステム600は、処理デバイス702、揮発性メモリ704(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM))、不揮発性メモリ706(たとえば、リードオンリーメモリ(ROM)または電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM))、およびデータ記憶デバイス718を含んでよく、それらはバス708を介して互いに通信し得る。
【0087】
処理デバイス702は、汎用プロセッサ(たとえば、複雑な命令セットコンピューティング(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサ、他のタイプの命令セットを実装するマイクロプロセッサ、または複数のタイプの命令セットの組合せを実装するマイクロプロセッサなど)、または専用プロセッサ(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、またはネットワークプロセッサなど)などの1つまたは複数のプロセッサによって提供され得る。
【0088】
コンピュータシステム700は、ネットワークインターフェースデバイス722をさらに含み得る。コンピュータシステム700は、同じく、ビデオ表示ユニット710(たとえば、LCD)、入力デバイス612(たとえば、キーボード、英数字キーボード、動作検知入力デバイス、タッチスクリーン)、カーソル制御デバイス714(たとえば、マウス)、および信号生成デバイス716を含み得る。
【0089】
データ記憶デバイス718は、方法400を実装するための図1の第1のスクリーンデバイスの構成要素および/または方法500を実装するための図1の第2のスクリーンデバイスの構成要素を符号化する命令を含む、本明細書で説明する方法または機能のうちの任意の1つまたは複数を符号化する命令726を記憶し得る非一時的機械可読記憶媒体624を含み得る。
【0090】
命令726は、同じく、コンピュータシステム700によって命令を実行する間に、揮発性メモリ704の中でおよび/または処理デバイス702の中で全体的にまたは部分的に内在し得、したがって、揮発性メモリ704および処理デバイス702も、機械可読記憶媒体を構成し得る。
【0091】
機械可読記憶媒体724は、説明のための例の中で単一の媒体として示されているが、「コンピュータ可読記憶媒体」という用語は、実行可能命令の1つまたは複数のセットを記憶する、単一の媒体または複数の媒体(たとえば、集中もしくは分散データベースならびに/または関連するキャッシュおよびサーバ)を含むものとする。「コンピュータ可読記憶媒体」という用語は、同じく、本明細書で説明する方法のうちの任意の1つまたは複数をコンピュータに実行させる、コンピュータによる実行のための命令のセットを記憶または符号化することができる任意の有形媒体(tangible medium)を含むものとする。「コンピュータ可読記憶媒体」という用語は、限定はしないが、ソリッドステートメモリ、光媒体、および磁気媒体を含むものとする。
【0092】
本明細書で説明する方法、構成要素、および特徴は、個別のハードウェア構成要素によって実装され得るか、またはASIC、FPGA、DSP、または同様のデバイスなどの他のハードウェア構成要素の機能の中に統合され得る。加えて、方法、構成要素、および特徴は、ファームウェアモジュールまたはハードウェアデバイス内の機能回路によって実装され得る。さらに、方法、構成要素、および特徴は、ハードウェアデバイスとコンピュータプログラム構成要素の任意の組合せの中で、またはコンピュータプログラムの中で実装され得る。
【0093】
特に別段の記載がない限り、「受信すること」、「決定すること」、「送ること」、「表示すること」、「識別すること」、「選択すること」、「除外すること」、「生成すること」、「追加すること」などの用語は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内の物理(電子)量として表されるデータを処理して、コンピュータシステムのメモリもしくはレジスタまたは他のそのような情報を記憶、送信もしくは表示するデバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換するコンピュータシステムによって実行または実装されるアクションおよびプロセスを指す。同じく、本明細書で使用する「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」などの用語は、種々の要素を区別するためのラベルとみなされ、それらの数字表示による通常の意味を有するものではない。
【0094】
本明細書で説明する例は、同じく、本明細書で説明する方法を実行するための装置に関連する。この装置は、本明細書で説明する方法を実行するために特別に構築されてもよく、またはコンピュータシステム内に記憶されるコンピュータプログラムによって選択的にプログラムされた汎用コンピュータシステムを含んでもよい。そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータ-可読有体記憶媒体内の中に記憶され得る。
【0095】
本明細書で説明する方法および説明のための例は、特定のコンピュータまたは他の装置に本質的に関連するものではない。様々な汎用システムが、本明細書で説明する教示に従って使用されてもよく、あるいは方法400および500および/またはそれらの個別の機能、ルーチン、サブルーチンもしくは動作の各々を実行するためにより特別な装置を構築することが便利であると判明することもある。多様なこれらのシステムに対する構造の例は、上述の中で説明されている。
【0096】
上記の説明は、限定ではなく、例であることが意図されている。本開示は、特定の説明のための例および実装形態に関して説明されたが、本開示は、説明された例および実装形態に限定されないことが諒解されよう。本開示の範囲は、特許請求の範囲が権利を有する等価物の全範囲とともに、以下の特許請求の範囲に準拠して決定されるべきである。
【符号の説明】
【0097】
100 システムアーキテクチャ
110 第1のスクリーンデバイス
112 第1のスクリーンアプリケーション
114 機能固定マネージャ
116 データ記憶
120 第2のスクリーンデバイス
122 第2のスクリーンアプリケーション
124 固定機能プレゼンタ
130 1次コンテンツプロバイダサーバ
135 データ記憶
137 1次メディアアイテム
140 2次コンテンツプロバイダサーバ
145 データ記憶
147A 2次メディアアイテム
147B 2次メディアアイテム
150 ネットワーク
155 ネットワーク
205 ペアリング手順を実行する
210 1次メディアアイテム137を要求する
215 ビデオおよびメディア機能を送信する
220 ビデオを表示する
225 メディア機能を表示する
230 ビデオURIを送信する
235 ビデオを要求する
240 ビデオを送信する
245 ビデオを表示する
250 固定コマンドを受信する
255 固定コマンドに関連するメディア機能を固定する
260 メディア機能を要求する
265 メディア機能を送信する
270 メディア機能を表示する
275 固定解除コマンドを受信する
280 固定解除メディア機能コマンドを送信する
285 メディア機能をそのディスプレイ上に提示されないように取り除く
305 ペアリング手順を実行する
310 ビデオを表示する
315 1つまたは複数のメディア機能を表示する
320 ビデオをキャスティングする
325 ビデオを表示する
330 固定コマンドを受信する
335 固定コマンドに関連するメディア機能を固定する
340 メディア機能を表示する
345 固定解除コマンドを受信する
350 固定解除メディア機能コマンドを送信する
355 メディア機能をそのディスプレイ上に提示されないように取り除く
600A 第1のスクリーンデバイス
600B 第1のスクリーンデバイス
605A 第1のスクリーンアプリケーション
605B 第1のスクリーンアプリケーション
610A ビデオ
610B ビデオ
615A コメントセクション
615B コメントセクション
620 ネットワーク
620A ペアにされた第2のスクリーンデバイス
620B ペアにされた第2のスクリーンデバイス
625A ビデオ
625B ビデオ
630B コメントセクション
640A 固定ボタン
640B 固定解除ボタン
700 コンピュータシステム
702 処理デバイス
704 揮発性メモリ
706 不揮発性メモリ
708 バス
710 ビデオ表示ユニット
712 入力デバイス
714 カーソル制御デバイス
716 信号生成デバイス
718 データ記憶デバイス
722 ネットワークインターフェースデバイス
724 機械可読記憶媒体
726 命令
図1
図2
図3
図4
図5
図6A
図6B
図7
【手続補正書】
【提出日】2024-07-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオを含む1次メディアアイテム、および前記1次メディアアイテムに関連する1つまたは複数の2次メディアアイテムを第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示するステップであって、前記1次メディアアイテムおよび前記1つまたは複数の2次メディアアイテムが、前記第1のスクリーンデバイスとペアリングセッションを確立している第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ステップと、
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを不可能にするためのユーザ要求を示すユーザ入力を、前記第1のスクリーンデバイス上の前記ユーザインターフェースを介して受信するステップと、
前記ユーザ入力に応答して、前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つが前記第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにするステップと
を含む、方法。
【請求項2】
前記ユーザ入力は、前記1つまたは複数の2次メディアアイテムに関連する固定ユーザインターフェース(UI)要素のユーザ選択を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記固定UI要素の前記ユーザ選択を検出するステップと、
前記固定UI要素の状態を固定状態に変更するステップとをさらに含み、前記固定状態にある前記固定UI要素をユーザが選択することにより、前記固定UI要素に関連するそれぞれの2次メディアアイテムが前記第2のスクリーンデバイス上に提示されるようにする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のスクリーンデバイスは、スマートフォンまたはラップトップコンピュータの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第2のスクリーンデバイスは、テレビジョンまたはプロジェクタの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの1つまたは複数を提示することを可能にするためのさらなるユーザ要求を示すさらなるユーザ入力を、前記第1のスクリーンデバイス上の前記ユーザインターフェースを介して受信するステップと、
前記さらなるユーザ入力に応答して、前記1つまたは複数の2次メディアアイテムを前記第2のスクリーンデバイス上の前記1次メディアアイテムと同時に前記第2のスクリーンデバイス上に提示させるステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
メモリと、
前記メモリに結合された処理デバイスとを含み、前記処理デバイスは、
ビデオを含む1次メディアアイテム、および前記1次メディアアイテムに関連する1つまたは複数の2次メディアアイテムを第1のスクリーンデバイス上のユーザインターフェース内に提示することであって、前記1次メディアアイテムおよび前記1つまたは複数の2次メディアアイテムが、前記第1のスクリーンデバイスとペアリングセッションを確立している第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ことと、
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを不可能にするためのユーザ要求を示すユーザ入力を、前記第1のスクリーンデバイス上の前記ユーザインターフェースを介して受信することと、
前記ユーザ入力に応答して、前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つが前記第2のスクリーンデバイス上に、もはや提示されないようにすることとを行う、システム。
【請求項9】
前記ユーザ入力は、前記1つまたは複数の2次メディアアイテムに関連する固定ユーザインターフェース(UI)要素のユーザ選択を含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記処理デバイスは、
前記固定UI要素の前記ユーザ選択を検出することと、
前記固定UI要素の状態を固定状態に変更することとをさらに行い、前記固定状態にある前記固定UI要素をユーザが選択することにより、前記固定UI要素に関連するそれぞれの2次メディアアイテムが前記第2のスクリーンデバイス上に提示されるようにする、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項12】
前記第1のスクリーンデバイスは、スマートフォンまたはラップトップコンピュータの少なくとも1つである、請求項8に記載のシステム。
【請求項13】
前記第2のスクリーンデバイスは、テレビジョンまたはプロジェクタの少なくとも1つである、請求項8に記載のシステム。
【請求項14】
前記処理デバイスは、
前記第2のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの1つまたは複数を提示することを可能にするためのさらなるユーザ要求を示すさらなるユーザ入力を、前記第1のスクリーンデバイス上の前記ユーザインターフェースを介して受信することと、
前記さらなるユーザ入力に応答して、前記1つまたは複数の2次メディアアイテムを前記第2のスクリーンデバイス上の前記1次メディアアイテムと同時に前記第2のスクリーンデバイス上に提示させることとをさらに行う、請求項8に記載のシステム。
【請求項15】
第1のスクリーンデバイスが、1次メディアアイテムおよび1つまたは複数の2次メディアアイテムを提示するステップであって、前記1次メディアアイテムおよび前記1つまたは複数の2次メディアアイテムが、前記第1のスクリーンデバイスとペアリングセッションを確立している第2のスクリーンデバイス上に同時に提示される、ステップと、
前記第1のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを不可能にするための、前記第2のスクリーンデバイスからの要求を受信するステップと、
前記要求に応答して、前記第1のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つを提示することを終了するステップと、
を含む、方法。
【請求項16】
前記2次メディアアイテムは、コメントセクション、ライブチャット、ユーザ調査、推奨ビデオ、推奨オーディオ、または広告のうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1のスクリーンデバイスは、テレビジョンまたはプロジェクタの少なくとも1つである、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記第2のスクリーンデバイスは、スマートフォンまたはラップトップコンピュータの少なくとも1つである、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
それぞれの2次メディアアイテムのコンテンツが前記第2のスクリーンデバイス上で変化するとき、前記第1のスクリーンデバイス上の前記2次メディアアイテムの各々のコンテンツを更新するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
【請求項20】
前記第1のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの少なくとも1つを提示することを可能にするための、前記第2のスクリーンデバイスからのさらなる要求を受信するステップと、
前記さらなる要求に応答して、前記第1のスクリーンデバイス上に前記2次メディアアイテムのうちの前記少なくとも1つを提示することを可能にするステップとをさらに含む、請求項15に記載の方法。
【外国語明細書】