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  • 特開-表示装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024129218
(43)【公開日】2024-09-27
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
   G01D 11/28 20060101AFI20240919BHJP
   B60K 35/00 20240101ALI20240919BHJP
【FI】
G01D11/28 A
B60K35/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023038273
(22)【出願日】2023-03-13
(71)【出願人】
【識別番号】000231512
【氏名又は名称】日本精機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】岡田 裕司
【テーマコード(参考)】
2F074
3D344
【Fターム(参考)】
2F074AA02
2F074BB06
2F074CC01
2F074DD03
2F074EE03
2F074GG01
2F074GG10
3D344AA21
3D344AA24
3D344AA27
3D344AB01
3D344AD02
3D344AD13
(57)【要約】
【課題】 表示品位が低下する虞のない表示装置を提供する。
【解決手段】 複数の光透過部31、32を除いて不透過部33が形成された前面パネル30と、複数の光透過部31、32に対応して各々設けられる複数の光源20、40と、複数の光源20、40が配設された回路基板50と、前面パネル30と回路基板50との間に位置するケース部材60とを備え、ケース部材60には、開口面積が異なる複数の光源収容部61、62が複数の光源20、40に対応して各々設けられ、光源収容部61、62の内壁部61a、62aの光沢の度合を開口面積の大きさに応じて異ならせる構成としたものである。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の光透過部を除いて不透過部が形成された前面パネルと、
複数の前記光透過部に対応して各々設けられる複数の光源と、
前記光源が配設された回路基板と、
前記前面パネルと前記回路基板との間に位置するケース部材とを備え、
前記ケース部材には、開口面積が異なる複数の光源収容部が複数の前記光源に対応して各々設けられ、
前記光源収容部の内壁部の光沢の度合を前記開口面積の大きさに応じて異ならせる構成としたことを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記内壁部に形成される前記光沢は、前記開口面積が大きい方となる一方の光源収容部が他方の光源収容部よりも低光沢であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記光透過部は、前記一方の光源収容部に対応して設けられる第1の光透過部と、前記他方の光源収容部に対応して設けられる第2の光透過部とを備え、
前記第1の光透過部の透過エリアは前記第2の光透過部の透過エリアよりも大きいことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
前記内壁部の色調は、黒色、暗色、もしくは灰色であることを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか1つに記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報を表示可能な表示手段を備えた表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、この種の表示装置にあっては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の表示装置は、例えば車両の運転席前方となる車両のインストルメントパネル内に搭載された車両用計器であり、第1、第2の光透過部を有する前面パネルと、これら各光透過部に対応して設けられる第1、第2の光源と、これら各光源が配設された硬質の回路基板と、前面パネルと回路基板との間に位置する白色の樹脂ケースからなるケース部材とを備えている。
【0003】
そして、ケース部材には開口面積が異なる第1、第2の光源収容部が各光源に対応して各々設けられる。ここで、各光透過部と各光源と各光源収容部との対応関係について詳述すると、第1の光源収容部(以下、一方の光源収容部と言う)は第1の光透過部、第1の光源に対応して設けられ、第2の光源収容部(以下、他方の光源収容部と言う)は第2の光透過部、第2の光源に対応して設けられる。また、前面パネルには第1、第2の光透過部を除いて黒色印刷層からなる不透過部が形成されている。なお、この場合、第1の光透過部と第1の光源との間には液晶表示部が配置され、第2の光透過部は第2の光源からの光を受けて発光表示される警告マークからなるインジケータ表示部として構成される。ここで、インジケータ表示部と液晶表示部との大小関係に着目すると、液晶表示部の方がインジケータ表示部よりも大きいのが一般的であることから、ここでは一方の光源収容部の開口面積は他方の光源収容部の開口面積よりも大きいものとする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2015-55810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年では、車両運転席前方となる車両のウインドシールド箇所に虚像表示を行うべく、虚像表示装置(ヘッドアップディスプレイ装置)を車両のインストルメントパネル内に搭載することがある。そして、このような状況下では、車両運転席前方となるインストルメントパネルの内部には、車両用計器だけではなく虚像表示装置も搭載されることに起因して、インストルメントパネル内部における車両の前後方向に沿った車両用計器の設置スペースが狭くなることが考えられる。
【0006】
そこで、車両運転席側から離れた位置にある前記回路基板を可能な限り車両運転席側から最も近い位置にある前面パネル側に位置させることで、車両の前後方向に沿った車両用計器の厚み寸法を小さくすることができ、インストルメントパネル内に車両用計器と虚像表示装置とを共存させることが可能となる。
【0007】
しかしながら、この場合、前面パネルと回路基板との間に位置しているケース部材の厚み寸法(つまり前記各光源収容部の内部に形成される照明室である空間エリア)が小さくなる傾向となるため、太陽光等の外光が各光透過部を介して個々の光源収容部(空間エリア)内にて入射した場合、当該外光を個々の光源収容部(空間エリア)内で閉じ込めることができず、個々の光源収容部(空間エリア)内で反射した反射外光が各光透過部を介して車両用計器外に漏れ光として出射されることが考えられる。特に、この漏れ光の出射は、各光源収容部のうち開口面積のより大きい方(つまり一方の光源収容部側)にて顕著に生じる。すると、不透過部と第1の光透過部との境界部分が不透過部と第2の光透過部との境界部分よりも明るくなって見えてしまい、表示品位が低下する虞がある。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、表示品位が低下する虞のない表示装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様の表示装置は、複数の光透過部を除いて不透過部が形成された前面パネルと、複数の前記光透過部に対応して各々設けられる複数の光源と、前記光源が配設された回路基板と、前記前面パネルと前記回路基板との間に位置するケース部材とを備え、前記ケース部材には、開口面積が異なる複数の光源収容部が複数の前記光源に対応して各々設けられ、前記光源収容部の内壁部の光沢の度合を前記開口面積の大きさに応じて異ならせる構成としたことを特徴とする。
【0009】
第2の態様の表示装置は、第1の態様の表示装置において、前記内壁部に形成される前記光沢は、前記開口面積が大きい方となる一方の光源収容部が他方の光源収容部よりも低光沢であることを特徴とする。
【0010】
第3の態様の表示装置は、第1の態様または第2の態様の表示装置において、前記光透過部は、前記一方の光源収容部に対応して設けられる第1の光透過部と、前記他方の光源収容部に対応して設けられる第2の光透過部とを備え、前記第1の光透過部の透過エリアは前記第2の光透過部の透過エリアよりも大きいことを特徴とする。
【0011】
第4の態様の表示装置は、第1の態様から第3の態様のうち何れか1つの表示装置において、前記内壁部の色調は、黒色、暗色、もしくは灰色であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、所期の目的を達成でき、表示品位が低下する虞のない表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施形態による表示装置の正面図。
図2図1のA-A断面図。
図3】同実施形態の変形例による表示装置の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付図面を用いて本発明の一実施形態を説明する。なお、以下の説明では、表示装置Mを視認する視認者側を前方側とし、視認者側とは反対側となる反視認者側を背後側として各部の説明を行うことがある。
【0015】
表示装置Mは、例えば車両の運転席前方に搭載された車両用計器であり、図1図2に示すように所定情報を表示可能な表示手段10と、この表示手段10をバックライト照明するための第1の光源20と、表示手段10を覆うように設けられ、前記所定情報を透視可能に構成された前面パネル30と、この前面パネル30に備えられる後述する表示意匠部に照明光を供給する第2の光源40と、第1の光源20及び第2の光源40が実装(配設)された回路基板50と、この回路基板50上に載置されるケース部材60と、表示装置Mの外装ケースを構成する筐体70とを備えている。
【0016】
表示手段10は、例えば所定情報(車速情報や燃費情報等の各種車両情報)を表示する略矩形状の液晶表示パネルを適用することができ、ケース部材60の後述する段差部に配置される。
【0017】
第1の光源20は、適宜の色を発するチップ型発光ダイオードであり、表示手段10に照明光を供給するように表示手段10の背後側に複数設けられる。
【0018】
前面パネル30は、例えば透光性の合成樹脂材料または無機ガラスによって形成され、表示手段10の前方側を覆うように設けられた略平板状の透光性保護パネル部材である。
【0019】
また、前面パネル30は、ケース部材60に備えられる後述する一方の光源収容部に対応して設けられる第1の光透過部31と、ケース部材60に備えられる後述する他方の光源収容部に対応して設けられる第2の光透過部32と、各光透過部31、32を除いて前面パネル30の後面に部分的に形成された黒色印刷層である不透過部33とを有している。
【0020】
第1の光透過部31は表示手段10の前方側に位置しており、視認者は表示手段10に表示される所定情報を第1の光透過部31越しに視認することができる。一方、第2の光透過部32は、第2の光源40から発せられる照明光を受けて発光表示可能なインジケータ表示部であり、この場合、ギヤポジションが「N(ニュートラル)」の位置にあることを示す報知マークである第1のインジケータ表示部32aと、前照灯の光軸向きがハイビーム位置にあることを示す報知マークである第2のインジケータ表示部32bとで構成される。
【0021】
これら各光透過部31、32は、不透過部33を前面パネル30の後面に印刷形成するにあたって、不透過部33が形成されない抜き印刷部(抜き部)として構成される。ここで、第1の光透過部31の透過エリア(形成範囲)及び第2の光透過部32の透過エリア(形成範囲)の大小関係に着目すると、第1の光透過部31の透過エリアは第2の光透過部32の透過エリアよりも大きい。なお、第1の光透過部31及び第2の光透過部32は、後述する特許請求の範囲に記載されている複数の光透過部に相当する。また、前面パネル30は、略平板状のパネル部材ではなく、湾曲したパネル部材としてもよい。
【0022】
第2の光源40は、適宜色の光を発するチップ型発光ダイオードであり、各インジケータ表示部32a、32bに向けて照明光を供給するように各インジケータ表示部32a、32b(第2の光透過部32)の背後側に各々設けられる。例えばここでの第2の光源40は、橙色光を発する第1のインジケータ用光源41とで構成される。青色光を発する第2のインジケータ用光源42とで構成される。
【0023】
そして、第1のインジケータ用光源41は第1のインジケータ表示部32aの真下に位置し、第2のインジケータ用光源42は第2のインジケータ表示部32bの真下に位置する。
【0024】
ここで、第1の光源20と第2の光源40と第1の光透過部31と第2の光透過部32との位置関係に着目すると、第1の光源20は第1の光透過部31に対応して設けられ、第2の光源40は第2の光透過部32に対応して設けられる。つまり、このことは、複数の光源20、40は複数の光透過部31、32に対応して各々設けられていることを意味する。
【0025】
回路基板50は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターンが施された硬質配線基板であり、表示手段10の表示制御や各光源20、40の点灯制御を行うマイクロコンピュータとしての制御部(図示せず)と、第1の光源20と、第2の光源40と、抵抗、コンデンサ等の各種回路部品とが前記配線パターンに導通接続されている。
【0026】
ケース部材60は、前面パネル30と回路基板50との間に位置する黒色の樹脂ケースを適用することができる。また、この場合、ケース部材60には、開口面積が異なる複数の光源収容部61、62が複数の光源20、40に対応して各々設けられている。なお、以下の説明では、複数の光源収容部61、62のうち一方を一方の光源収容部61と言い、他方を他方の光源収容部62と言うことがある。また、図2中、第1の光透過部31と第2の光透過部32とを区画しているケース部材60の部位は、一方の光源収容部61と他方の光源収容部62とで共用される部位として構成される。
【0027】
一方の光源収容部61は、第1の光源20から発せられる照明光を表示手段10(第1の光透過部31)へと導くための照明室を構成しており、当該照明室と一方の光源収容部61との境界部分となる黒色の内壁部61aを有している。同様に、他方の光源収容部62は、第2の光源40から発せられる照明光を第2の光透過部32へと導くための照明室を構成しており、当該照明室と他方の光源収容部62との境界部分となる黒色の内壁部62aを有している。
【0028】
なお、この場合、一方の光源収容部61の開口面積T1と他方の光源収容部62の開口面積T2との大小関係については、一方の光源収容部61の開口面積T1が他方の光源収容部62の開口面積T2よりも大きい。
【0029】
さらには、黒色である光源収容部61、62の内壁部61a、62aに関して、内壁部61a、62aの光沢の度合を開口面積T1、T2の大きさに応じて異ならせる構成としている。より具体的に言うと、内壁部61a、62aに形成される光沢については、開口の面積が大きい開口面積T1に対応して形成される一方の光源収容部61が他方の光源収容部62よりも低光沢であり、これとは逆に開口面積T1に比べて開口の面積が小さい開口面積T2に対応して形成される他方の光源収容部62側が一方の光源収容部61よりも高光沢となっている。なお、図2中、61bは表示手段10を保持するために一方の光源収容部61の前方側に形成された段差部である。
【0030】
筐体70は、例えば合成樹脂材料によって形成され、表示手段10や前方側に各光源20、40が実装された回路基板50、ケース部材60等を収容するものである。筐体70は、回路基板50の背後側に位置する底壁71と、表示手段10や回路基板50の側方を包囲するように底壁71の周縁部分から前方側に向けて延在する側壁72とを備える。
【0031】
以上の各部により表示装置Mが構成される。ところで、このような構成において、表示装置Mに加えて前記虚像表示装置が前記インストルメントパネル内に共存状態となった状況下では、前後方向に沿った表示装置Mの厚み寸法を小さくすることが望まれており、これを実現するための1つの手段として前後方向に沿ったケース部材60(複数の光源収容部61、62)の高さ寸法を小さくすることが考えられる。一方で、表示装置Mは車内に搭載されることから太陽光等の外光が前面パネル30に照射するという状況が考えられる。
【0032】
外光が前面パネル30に照射した場合、当該外光は、各光透過部31、32を介して各光源収容部61、62内にそれぞれ入射し、各内壁部61a、62aにて反射する。ここで、各内壁部61a、62aにて反射した反射外光に着目する。本実施形態では、上述のように内壁部61a、62aに形成される光沢は開口面積T1の大きい一方の光源収容部61側が開口面積T2の小さい他方の光源収容部62側よりも低光沢となっていることに起因して、低光沢の内壁部61aにて反射した反射外光は、再び第1の光透過部31から漏れ光として出射されにくくなり、ある程度強度が弱められて一方の光源収容部61の内部に滞留し易い傾向となる。従って、従来の問題点であった不透過部33と第1の光透過部31との境界部分が不透過部33と第2の光透過部32との境界部分よりも明るくなって見えてしまうという事象が解消され、表示品位が低下する虞のない表示装置Mを提供することができる。
【0033】
以上のように本実施形態によれば、第1、第2の光透過部31、32を除いて不透過部33が形成された前面パネル30と、第1、第2の光透過部31、32に対応して各々設けられる第1、第2の光源20、40と、第1、第2の光源20、40が配設された回路基板50と、前面パネル30と回路基板50との間に位置するケース部材60とを備え、ケース部材60には、開口面積が異なる複数の光源収容部61、62が複数の光源20、40に対応して各々設けられ、光源収容部61、62の内壁部61a、62aの光沢の度合を開口面積の大きさに応じて異ならせる構成としたものである。具体的には、内壁部61a、62aに形成される光沢は、前記開口面積が大きい方となる一方の光源収容部61が他方の光源収容部62よりも低光沢となっている。
【0034】
従って、前記反射外光が再び第1の光透過部31から漏れ光として出射されにくくなるため、従来の問題点であった不透過部33と第1の光透過部31との境界部分が不透過部33と第2の光透過部32との境界部分よりも明るくなって見えてしまうという事象(つまり両境界部分の見栄えのばらつき)が解消され、表示品位が低下する虞のない表示装置Mを提供することができる。
【0035】
また、本実施形態では、内壁部61a、62aの色調が黒色であることで、前記反射外光が再び各光透過部31、32から漏れ光としてより出射されにくくなるため、表示品位をより高めることができるという利点がある。
【0036】
なお、本発明は、上述の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
【0037】
例えば、上述の説明では、内壁部61a、62aの色調が黒色であったが、内壁部61a、62aの色調は前記反射外光が再び各光透過部31、32から漏れ光としてより出射されにくくなる構成あればよく、例えば内壁部61a、62aの色調は暗色や灰色としてもよい。また、上述の説明では、ケース部材60が黒色の合成樹脂材料で形成されたものであったが、例えばケース部材60を黒色以外の色(例えば白色)の合成樹脂材料で形成し、内壁部61a、62aを塗装や蒸着等によって黒色や暗色、灰色に着色してもよい。
【0038】
さらには、上述の説明では、各光透過部31、32は黒色印刷層の不透過部33が形成されない抜き印刷部であったが、本実施形態の変形例として図3に示すように各光透過部31、32に対応する前面パネル30の背面箇所に暗色(スモーク色調)の半透過層34を必要に応じて形成してもよい。このように各光透過部31、32を透過する透過光(前記反射外光)を低減させるための半透過層34を別途、設けることで、前記両境界部分の見栄えのばらつきがより抑制され、表示品位を高めることができるという利点がある。なお、表示手段10は、受光式の表示媒体であればよく、液晶表示パネル以外の任意(各種)の表示媒体を適用することができることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0039】
10 表示手段
20 第1の光源
30 前面パネル
31 第1の光透過部
32 第2の光透過部
32a 第1のインジケータ表示部
32b 第2のインジケータ表示部
33 不透過部
40 第2の光源
41 第1のインジケータ用光源
42 第2のインジケータ用光源
50 回路基板
60 ケース部材
61 一方の光源収容部
61a、62a 内壁部
62 他方の光源収容部
70 筐体
T1、T2 開口面積
図1
図2
図3