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特開2024-129619情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024129619
(43)【公開日】2024-09-27
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/00 20060101AFI20240919BHJP
   G16Y 40/60 20200101ALI20240919BHJP
   G16Y 20/20 20200101ALI20240919BHJP
   G16Y 10/40 20200101ALI20240919BHJP
【FI】
G08G1/00 D
G16Y40/60
G16Y20/20
G16Y10/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023038944
(22)【出願日】2023-03-13
(71)【出願人】
【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】500294785
【氏名又は名称】株式会社ホンダファイナンス
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】関口 祐太
(72)【発明者】
【氏名】新井 直樹
(72)【発明者】
【氏名】青木 勇太
(72)【発明者】
【氏名】大熊 顕至
(72)【発明者】
【氏名】石井 雅之
(72)【発明者】
【氏名】堀尾 宝那
(72)【発明者】
【氏名】田野邉 彩
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 みずき
【テーマコード(参考)】
5H181
【Fターム(参考)】
5H181AA01
5H181AA05
5H181BB04
5H181BB05
5H181BB13
5H181BB20
5H181CC27
5H181EE02
5H181EE10
5H181FF13
5H181FF14
5H181FF22
5H181FF27
5H181FF32
5H181MB02
5H181MC27
(57)【要約】
【課題】貸し出された車両を実際に運転する前にユーザが運転のシミュレーションを行うことを促進する。
【解決手段】利用者による貸出車両の走行計画を示す情報を取得する。走行計画に従う走行経路上の少なくとも一部における運転を学習するための学習コンテンツを利用者に提供する。学習コンテンツの受講状況に応じて、利用者に対する貸出車両の貸出予約の内容を決定する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者による貸出車両の走行計画を示す情報を取得する取得手段と、
前記走行計画に従う走行経路上の少なくとも一部における運転を学習するための学習コンテンツを前記利用者に提供する提供手段と、
前記学習コンテンツの受講状況に応じて、前記利用者に対する前記貸出車両の貸出予約の内容を決定する予約手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記予約手段は、前記利用者が前記学習コンテンツを受講している場合に、前記利用者に特典を与えることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記提供手段は複数の学習コンテンツを前記利用者に提供し、
前記予約手段は、前記利用者が受講した学習コンテンツに応じて異なる特典を与えることを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記提供手段は複数の学習コンテンツを前記利用者に提供し、
前記予約手段は、前記複数の学習コンテンツのうち前記利用者が受講した学習コンテンツの数に応じて異なる特典を与えることを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記予約手段は、前記利用者による同一の学習コンテンツの受講回数に応じて異なる特典を与えることを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記予約手段は、前記利用者が前記学習コンテンツを受講している場合に、前記利用者に対する前記貸出車両の貸出を許可することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記利用者に関連する端末に対して、前記学習コンテンツの受講を促す通知を送信する通知手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記取得手段は、前記貸出車両の出発地及び目的地を示す情報を取得し、
前記情報処理装置は、地図情報に基づいて、前記出発地と前記目的地との間の前記走行経路を設定する経路設定手段を備え、
前記提供手段は、前記走行経路上に存在する注意箇所を特定し、前記注意箇所における運転を学習するための学習コンテンツを前記利用者に提供することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記提供手段は、前記利用者に関連する端末において動作するプログラムにより前記利用者が前記注意箇所における運転をシミュレーションするように、前記注意箇所における道路形状を示す情報と、前記注意箇所に存在する障害物の位置を示す情報と、前記注意箇所における通行者の動きを示す情報と、前記注意箇所における運転の障害となる状況を示す情報と、のうちの少なくとも1つを、前記利用者に関連する端末に送信することを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記学習コンテンツは、前記注意箇所における運転のシミュレーションであり、
前記提供手段は、前記利用者に関連する端末からハンドル操作、アクセル操作、及びブレーキ操作のうちの少なくとも1つを示す運転操作情報を取得し、前記運転操作情報に従う運転を行った際に得られる結果の予測を示すシミュレーション結果を前記利用者に関連する端末に提供することを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項11】
情報処理装置が行う情報処理方法であって、
利用者による貸出車両の走行計画を示す情報を取得する工程と、
前記走行計画に従う走行経路上の少なくとも一部における運転を学習するための学習コンテンツを前記利用者に提供する工程と、
前記学習コンテンツの受講状況に応じて、前記利用者に対する前記貸出車両の貸出予約の内容を決定する工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項12】
コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関し、特に車両の貸出、及び運転の学習に関する。
【背景技術】
【0002】
車両の運転のシミュレーションを行う運転シミュレーション装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の技術を用いることにより、携帯端末を用いて車両の運転のシミュレーションを行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015-39589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているような運転シミュレーション装置を用いて実際の運転を予めシミュレーションすることは、事故を減らすために効果的である。しかしながら、このようにユーザが運転をシミュレーションする機会はあまり存在しなかった。一方で、車両を貸し出すレンタカー業者は、貸し出した車両の事故を防ぐことを望んでいた。
【0005】
本発明は、貸し出された車両を実際に運転する前にユーザが運転のシミュレーションを行うことを促進することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、以下の構成を備える。すなわち、
利用者による貸出車両の走行計画を示す情報を取得する取得手段と、
前記走行計画に従う走行経路上の少なくとも一部における運転を学習するための学習コンテンツを前記利用者に提供する提供手段と、
前記学習コンテンツの受講状況に応じて、前記利用者に対する前記貸出車両の貸出予約の内容を決定する予約手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
貸し出された車両を実際に運転する前にユーザが運転のシミュレーションを行うことを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図。
図2】一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図。
図3】一実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示す図。
図4】一実施形態に係る情報処理方法の処理例を示すフローチャート。
図5】運転シミュレーションを行うUIの一例を示す図。
図6】走行計画を示す情報を入力するためのUIの一例を示す図。
図7】学習コンテンツを受講したことによる特典を示すUIの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム100の構成を示す。情報処理システム100は、情報処理装置110、情報処理装置120、及び車両130を備える。これらの情報処理装置110~120及び車両130は、ネットワーク190を介して接続されている。もっとも、情報処理システム100は、さらなる装置を含んでいてもよい。また、情報処理システム100は、情報処理装置120又は車両130を含んでいなくてもよい。
【0011】
情報処理システム100は、車両の貸出管理のために用いられる。このような情報処理システム100は、例えば、車両を有償で貸し出す業者に対して、利用者が車両の借用を申し込むために用いることができる。このとき、情報処理システム100を介して、業者は貸出条件を提示し、また利用者は提示された貸出条件の下で車両を予約することができる。また、業者は、情報処理システム100を用いて、このように成立した車両の予約に基づいて利用者に車両を貸し出すことができる。
【0012】
図1において、情報処理装置110は、貸し出される車両の予約管理を行うことができる。情報処理装置110は、レンタカー業者が管理していてもよい。情報処理装置120は、利用者(例えば運転者)が使用する端末である。情報処理装置120は、情報処理装置110と通信することにより、車両の貸出予約を行うことができる。車両130は、例えば四輪車である。一方で、車両130は、二輪車等の他の乗物であってもよい。車両130は、情報処理装置110によって制御されていてもよい。例えば、車両130の解錠の可否が、情報処理装置110によって制御されていてもよい。もっとも、車両130が情報処理装置110によって制御されている必要はない。
【0013】
情報処理装置110は、コンピュータを用いて実現することができる。コンピュータとしては例えば、サーバコンピュータ、汎用のデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットPC、又はスマートフォンなどが挙げられる。例えば、図3等に示される情報処理装置110が有する各処理部の機能は、コンピュータにより実現することができる。もっとも、少なくとも一部の処理部が専用のハードウェアによって実現されてもよい。また、情報処理装置110が、例えばネットワークを介して接続された複数の情報処理装置によって構成されていてもよい。例えば、各情報処理装置の機能はクラウドサービスとして提供されてもよい。また、情報処理装置120も、情報処理装置110と同様に、コンピュータを用いて実現することができる。
【0014】
図2はこのようなコンピュータの基本構成を示す図である。図2においてプロセッサ210は、例えばCPUであり、コンピュータ全体の動作をコントロールする。メモリ220は、例えばRAMであり、プログラム及びデータ等を一時的に記憶する。コンピュータが読み取り可能な記憶媒体230は、例えばハードディスク又はCD-ROM等であり、プログラム及びデータ等を長期的に記憶する。本実施形態においては、記憶媒体230が格納している、各部の機能を実現するプログラムが、メモリ220へと読み出される。そして、プロセッサ210が、メモリ220上のプログラムに従って動作することにより、各部の機能が実現される。
【0015】
図2において、入力インタフェース240は外部の装置から情報を取得するためのインタフェースである。例えば、入力インタフェース240は、キーボード又はマウス等の入力装置からユーザ入力を取得することができる。また、出力インタフェース250は外部の装置へと情報を出力するためのインタフェースである。例えば、出力インタフェース250は、ディスプレイのような表示装置に画面を表示させることができる。別の例として、入力インタフェース240がタッチパネルからユーザ入力を取得し、出力インタフェース250がタッチパネルに画面を表示させてもよい。さらに、入力インタフェース240がネットワーク190からの情報を取得し、出力インタフェース250がネットワーク190へと情報を送信してもよい。バス260は、上述の各部を接続し、データのやりとりを可能とする。
【0016】
図3は、一実施形態に係る情報処理装置110の機能構成例を示す。情報処理装置110は、情報取得部310、予約管理部320、経路設定部330、コンテンツ提供部340、学習管理部350、地図データベース(DB)360、及び予約DB370を備える。
【0017】
情報取得部310は、利用者による貸出車両の走行計画を示す情報を取得する。貸出車両とは、情報処理システム100を用いた予約管理の対象であり、利用者に対して貸し出される車両のことを指す。走行計画を示す情報は、貸出車両の走行経路を決定するために用いられる情報である。走行計画を示す情報は、例えば、出発地及び目的地を示す情報であってもよい。出発地を示す情報は、車両の貸渡場所(例えばレンタカー業者の営業所)を示していてもよい。以下の説明においては、車両は貸渡場所と同じ場所で返却される。もっとも、走行計画を示す情報が、さらに車両の返却場所を示す情報を含んでいてもよい。
【0018】
情報取得部310は、情報処理装置120から走行計画を示す情報を取得してもよい。図6は、利用者が情報処理装置120に走行計画を示す情報を入力するために用いられるユーザインタフェース(UI)の一例を示す。UI600は、出発地を入力するための入力領域610と、目的地を入力するための入力領域620とを有している。情報取得部310は、こうして入力された情報を情報処理装置120から取得することができる。
【0019】
もっとも、走行計画を示す情報は、出発地及び目的地を示す情報に限られない。例えば、情報取得部310は、貸出車両について予定されている走行経路を示す情報を取得してもよい。例えば、利用者は、情報処理装置120を用いて走行経路を指定することができる。また、情報処理装置120は、利用者が入力した出発地及び目的地に対応する走行経路を示す情報を取得し、この走行経路を利用者に提示してもよい。情報処理装置120は、例えば、情報処理装置110(特に経路設定部330)から走行経路を示す情報を取得することができる。このとき、利用者は、情報処理装置120によって提示された走行経路を修正してもよい。情報取得部310は、このようにして決定された走行経路を示す情報を情報処理装置120から取得することができる。
【0020】
情報取得部310は、また、車両の予約のために用いられる情報(予約条件)を取得することができる。例えば、情報取得部310は、車両の貸渡場所を示す情報を取得することができる。車両の貸渡場所を示す情報は、上述のように走行計画を示す情報によって示されていてもよい。また、情報取得部310は、貸出車両についての貸出期間を示す情報を取得してもよい。情報取得部310は、このような情報を情報処理装置120から取得することができる。例えば、UI600は、利用者が希望する貸出車両の貸出時刻(出発時刻)を入力するための入力領域630と、返却時刻(到着時刻)入力するための入力領域640とを有している。情報取得部310は、こうして入力された情報を情報処理装置120から取得することができる。また、情報取得部310は、車両の種類又は装備のような、予約することを希望する貸出車両の属性を示す情報を取得してもよい。
【0021】
予約管理部320は、利用者に対する貸出車両の貸出予約の内容を決定する。例えば、予約管理部320は、利用者に貸し出す車両、貸出期間、車両の貸渡場所、又は貸出料金を決定することができる。
【0022】
例えば、予約管理部320は、情報取得部310が取得した予約条件に基づく車両の貸出が可能かどうかを判定することができる。そして、予約管理部320は、利用者に貸し出す車両及び貸出料金を決定することができる。予約管理部320は、予約DB370に格納されている各車両の貸出予約を示す情報に基づいて、これらの処理を行うことができる。この際に、予約管理部320は、貸出予約の内容(例えば貸出料金)を示す情報を情報処理装置120に送信してもよい。例えば、図6の例では、予約管理部320から提示された貸出料金が表示領域660に表示されている。この場合、利用者は、情報処理装置120を用いて、貸出予約の内容を受け入れるかどうかを示す情報を予約管理部320に送ってもよい。例えば、利用者はボタン670を押下することができる。利用者がボタン670を押下したことに応じて、貸出予約が成立してもよい。
【0023】
こうして貸出予約が成立すると、予約管理部320は、貸出予約の内容を示す情報を予約DB370に格納することができる。例えば、予約管理部320は、利用者のIDと、貸出予約のIDと、貸出予約の内容を示す情報と、走行計画を示す情報と、を互いに関連付けて予約DB370に格納することができる。なお、情報処理装置110は、IDを用いて利用者の情報を管理するDBを有することができる。
【0024】
なお、予約管理部320は、学習コンテンツの受講状況に応じて貸出予約の内容を決定することができる。この点については後述する。
【0025】
経路設定部330は、出発地と目的地との間の走行経路を設定する。経路設定部330は、地図情報を参照して、情報取得部310が取得した情報が示す出発地と目的地との間の経路を設定することができる。この走行経路は、出発地から目的地までの走行経路と、目的地から出発地までの走行経路と、の双方を含むことができる。本実施形態において、地図情報は地図DB360に格納されている。この地図情報は、所定の区域に存在する複数の道路の配置を示す情報であってもよい。このような地図情報を用いて、経路設定部330は、出発地と目的地との間の最短経路を設定することができる。このような処理により、経路設定部330は、貸出予約に対応する走行経路を設定することができる。もっとも、上述のように情報取得部310が走行経路を示す情報を取得する場合、経路設定部330による走行経路の設定は必須ではない。
【0026】
コンテンツ提供部340は、走行計画に従う走行経路上の少なくとも一部における運転を学習するための学習コンテンツを利用者に提供する。上記のように、走行計画は貸出予約に対応している。このため、コンテンツ提供部340は、貸出予約に対応する学習コンテンツを提供することができる。一実施形態において、学習コンテンツは、運転をシミュレーションするために用いられる情報である。例えば、利用者は、利用者に関連する端末を用いて運転のシミュレーションを行うことができる。
【0027】
コンテンツ提供部340は、走行経路上の注意箇所に対応する学習コンテンツを利用者に提供してもよい。この学習コンテンツは、注意箇所における運転を学習するために用いられる。このために、コンテンツ提供部340は、走行経路上に存在する注意箇所を特定することができる。注意箇所は、予め定められていてもよい。地図DB360は、このように予め定められた注意箇所を示す情報を格納していてもよい。また、注意箇所は、走行経路上に存在する所定の条件を満たす箇所であってもよい。所定の条件は、道路の形状に応じて定められてもよい。例えば、所定の条件は、道路幅が閾値未満であること、又はカーブの曲率が閾値未満であることであってもよい。
【0028】
一実施形態においては、利用者に関連する端末で、運転をシミュレーションするためのプログラムが動作している。このとき、コンテンツ提供部340は、学習コンテンツを利用者に関連する端末に送信することができる。こうして、利用者に関連する端末において動作するプログラムにより、利用者が注意箇所における運転をシミュレーションすることが可能になる。以下の例において、利用者に関連する端末は情報処理装置120である。しかしながら、利用者に関連する端末はその他の情報処理装置であってもよい。
【0029】
図5は、情報処理装置120で動作する、運転をシミュレーションするプログラムのユーザインタフェース(UI)の一例を示す。UI510には、走行経路上の注意箇所における、車両の運転者である利用者の視界が示されている。ここで、利用者は、情報処理装置120を操作することにより運転操作を入力することができる。例えば、情報処理装置120を傾けることによりハンドル操作を入力することができる。また、ボタン520及び530を押すことにより、ブレーキ操作及びアクセル操作を行うことができる。
【0030】
利用者がこのような運転操作を入力すると、情報処理装置120は、運転操作に応じた運転を行った際に得られる結果の予測を示すシミュレーション結果を生成することができる。例えば、情報処理装置120は、運転操作に応じて変化した車両の位置を判定することができる。また、情報処理装置120は、これに応じて変化した運転中の利用者の視界を示す画像を生成することができる。こうして生成された利用者の視界を示す画像は、UI510に示される。このとき、仮想的な車両の運転に支障が発生した場合、情報処理装置120はその旨をUI510上に表示してもよい。仮想的な車両の運転に支障が発生した場合とは、例えば、仮想的な車両の位置が道路を逸脱した場合、又は仮想的な車両が障害物と接触した場合であってもよい。
【0031】
また、UI510には、運転操作に関する推奨事項が表示されてもよい。例えば、注意箇所において、車両を減速すること、車両を一時停止すること、又は周囲をよく見ることを推奨する表示が、UI510に表示されてもよい。このような推奨事項は、注意箇所又は道路上の特定の位置に関連付けられていてもよい。地図DB360は、このような推奨事項を示す情報を格納していてもよい。
【0032】
このようなシミュレーションを行うために、コンテンツ提供部340は、学習コンテンツを示す情報を情報処理装置120に送信することができる。例えば、コンテンツ提供部340は、注意箇所における道路形状を示す情報を情報処理装置120に送信することができる。このような情報に基づいて、道路を逸脱しないように運転をシミュレーションするコンテンツを利用者に提供することができる。また、コンテンツ提供部340は、注意箇所に存在する障害物の位置を示す情報、又は注意箇所における通行者の動きを示す情報を情報処理装置120に送信することができる。このような情報に基づいて、障害物又は通行者に接触しないように運転をシミュレーションするコンテンツを利用者に提供することができる。コンテンツ提供部340は、その他の注意箇所における運転の障害となる状況を示す情報(例えば道路の凹凸を示す情報又は周囲の明るさを示す情報など)を情報処理装置120に送信してもよい。このような情報に基づいて、このような状況下での運転をシミュレーションするコンテンツを利用者に提供することができる。
【0033】
なお、運転をシミュレーションするプログラムは、情報処理装置110上で動作していてもよい。このとき、コンテンツ提供部340は、情報処理装置120のような利用者に関連する端末から運転操作情報を取得することができる。運転操作情報は、ハンドル操作、アクセル操作、及びブレーキ操作のうちの少なくとも1つを示す情報であってもよい。例えば、コンテンツ提供部340は、情報処理装置120及び情報取得部310を介して、利用者による運転操作を示す運転操作情報を取得することができる。コンテンツ提供部340は、UI510を情報処理装置120に提供することにより、このような運転操作情報を取得してもよい。このとき、コンテンツ提供部340は、操作情報に従う運転を行った際に得られる結果の予測を示すシミュレーション結果を、利用者に関連する端末に提供することができる。例えば、コンテンツ提供部340は、運転操作に応じて変化した運転中の利用者の視界を示す画像を含むUI510を、情報処理装置120に送信してもよい。
【0034】
学習コンテンツは、上記のような運転のシミュレーションには限られない。例えば、学習コンテンツは、画像又は動画であってもよい。この画像又は動画は、注意箇所の画像又は動画であってもよい。また、この画像又は動画は、注意箇所における注意事項(例えば、事故が多い地点であること、又は小学校が近くにあること、など)を示していてもよい。さらに、この画像又は動画は、既に説明したような運転操作に関する推奨事項を示していてもよい。コンテンツ提供部340は、このような学習コンテンツを、情報処理装置120のような利用者に関連する端末に送信することができる。
【0035】
コンテンツ提供部340は、複数の種類の学習コンテンツを提供してもよい。例えば、コンテンツ提供部340は、運転のシミュレーションに加えて、画像又は動画を提供してもよい。
【0036】
学習管理部350は、利用者が学習コンテンツの学習を行ったか否かを管理する。例えば、利用者に関連する端末上のプログラムを用いて学習コンテンツを提供する場合、学習管理部350は、利用者が学習コンテンツを用いたことを示す情報を端末から取得することができる。また、コンテンツ提供部340が運転シミュレーション結果又は画像若しくは動画を提供する場合、学習管理部350は、利用者に学習コンテンツを提供したことを示す情報をコンテンツ提供部340から取得することができる。このように、学習管理部350は、貸出予約に対応する学習コンテンツを利用者が受講したかどうかを管理することができる。また、貸出予約に対応する複数の学習コンテンツが提供される場合、学習管理部350は、どの学習コンテンツを利用者が受講したのかを管理することができる。
【0037】
図6の例において、表示領域650には、出発地を示すマーカ651及び目的地を示すマーカ652に加えて、注意箇所を示すマーカ653,654が表示されている。ユーザがマーカ653又は654を選択すると、選択されたマーカ653又は654に示される注意箇所に対応する学習コンテンツが、情報処理装置120上に表示される。
【0038】
上述のように、予約管理部320は、学習コンテンツの受講状況に応じて、利用者に対する貸出車両の貸出予約の内容を決定することができる。本実施形態においては、情報取得部310が取得した情報に従って貸出予約が行われ、その後コンテンツ提供部340によって貸出予約に対応する学習コンテンツの提供が行われる。このような実施形態において、予約管理部320は、貸出予約に対応する学習コンテンツの受講状況に応じて、利用者に対する貸出車両の貸出予約の内容を再決定することができる。例えば、予約管理部320は、学習コンテンツの受講状況に応じて、車両貸出の可否又は貸出条件を決定することができる。貸出条件としては、例えば車両の貸出料金、又は車両の貸出に付随する特典が挙げられる。
【0039】
例えば、予約管理部320は、利用者が学習コンテンツを受講している場合に、利用者に特典を与えてもよい。特典の種類は特に限定されない。例えば、特典は金銭的な特典であってもよい。一例として、貸出予約に対応する学習コンテンツを受講した場合に、この貸出予約に対応する貸出料金を割引することができる。図7は、マーカ653又は654に対応する学習コンテンツが受講された後に、情報処理装置120に表示されるUIの一例を示す。図7においては、マーカ653又は654の表示態様を変化させることにより、マーカ653又は654に対応する学習コンテンツが受講済であることが示されている。また、図7の表示領域660には、車両の貸出料金が割引されたことが示されている。別の例として、貸出予約に対応する学習コンテンツを受講した場合に、別の貸出予約に対応する貸出料金を割引するためのクーポンが発行されてもよい。特典は金銭的な特典は限られない。例えば、利用者がより早い時期から貸出予約を行うことを可能にする特典が与えられてもよい。
【0040】
予約管理部320は、学習コンテンツの受講状況に応じて、利用者に与える特典を変化させてもよい。上述のように、コンテンツ提供部340は、複数の種類の学習コンテンツを提供することができる。このとき、予約管理部320は、受講された学習コンテンツに応じて、異なる特典を与えることができる。例えば、予約管理部320は、より推奨される学習コンテンツ、又はより難易度が高い学習コンテンツを受講した場合に、より大きい特典(例えば割引)を与えることができる。一例として、利用者が画像又は動画の学習コンテンツを受講した場合と比較して、運転シミュレーションの学習コンテンツを受講した場合に、より大きい特典(例えば割引)が与えられてもよい。
【0041】
さらに、予約管理部320は、複数の学習コンテンツのうち利用者が受講した学習コンテンツの数に応じて異なる特典を与えてもよい。例えば、利用者が画像又は動画の学習コンテンツのみを受講した場合と比較して、画像又は動画の学習コンテンツに加えて運転シミュレーションの学習コンテンツを受講した場合に、より大きい特典(例えば割引)が与えられてもよい。また、予約管理部320は、学習コンテンツの受講回数に応じて異なる特典を与えてもよい。例えば、利用者が予約時及び貸出前日に合計2回学習コンテンツを受講した場合、1回だけ学習コンテンツを受講した場合と比較して、より大きい特典(例えば割引)が与えられてもよい。
【0042】
また、予約管理部320は、利用者に関連する端末(例えば情報処理装置120)に対して、学習コンテンツの受講を促す通知を送信してもよい。例えば、予約管理部320は、貸出時刻の所定時間前(例えば1日前)に、貸出予約に対応する学習コンテンツが受講されていない場合に、このような通知を送信してもよい。
【0043】
別の実施形態として、予約管理部320は、利用者が学習コンテンツを受講している場合に、利用者に対する貸出車両の貸出を許可してもよい。この場合、利用者が学習コンテンツを受講しない場合には、貸出車両の貸出は拒否される。例えば、予約管理部320は、貸出予約が成立した際に予約DB370に格納する貸出予約の内容を示す情報に、車両を貸し出せないことを示す情報を含めることができる。そして、予約管理部320は、貸出予約に対応する学習コンテンツが受講された際に、予約DB370に格納する貸出予約の内容を示す情報に、車両を貸し出せることを示す情報を含めることができる。このような実施形態においては、最初に成立した貸出予約は仮予約と呼ぶことができる。そして、学習コンテンツが受講されることにより本予約が成立することになる。
【0044】
車両の貸出は、予約DB370に格納されている予約情報に従って行うことができる。例えば、営業所の従業員が車両の貸出を管理する場合、従業員は、予約情報に対応する貸出車両を利用者に貸し出すことができる。従業員は、上述のように予約情報に対応する学習コンテンツが受講されていない場合、貸出前に学習コンテンツを受講するように利用者に要求することができる。一方で、車両の貸出は通信を介して管理されていてもよい。例えば、利用者は、情報処理装置120を用いて車両130を解錠することにより、車両130を使用することができる。このとき、予約管理部320は、利用者に車両130を貸し出すことを示す予約情報が予約DB370に含まれる場合に、車両130を解錠(又は起動)するように車両130を制御することができる。ここで、予約情報に対応する学習コンテンツが受講されていない場合、予約管理部320は、車両130の解錠(又は起動)を拒否することができる。
【0045】
なお、予約管理部320は、車両130が有するナビゲーション装置が、貸出予約に対応する走行経路に従うナビゲーションを行うように、ナビゲーション装置を制御してもよい。
【0046】
本発明の一実施形態に係る情報処理方法について、図4のフローチャートを参照して説明する。S410において情報取得部310は、上述のように走行計画を示す情報を取得する。S420において情報取得部310は、上述のように車両の予約のために用いられる情報(予約条件)を取得する。S430において予約管理部320は、上述のように、予約条件に基づいて、貸出予約の内容を決定する。こうして、貸出予約が成立する。なお、貸出予約の内容は、図4に従う処理を行う前に予め決定されていてもよい。この場合、S420及びS430は省略することができる。
【0047】
S440において経路設定部330は、上述のように走行経路を設定する。もっとも、上述のように、S440の処理は省略されてもよい。S450においてコンテンツ提供部340は、上述のように学習コンテンツを提供する。S460において予約管理部320は、上述のように、学習コンテンツの受講状況に応じて、利用者に対する貸出車両の貸出予約の内容を再度決定する。なお、S460の処理は、S450の後の任意の時刻に行われる。例えば、利用者が学習コンテンツを受講したことに応じてS460の処理が行われてもよい。
【0048】
上述の実施形態によれば、学習コンテンツの受講状況に応じて、利用者に対する貸出車両の貸出予約の内容が決定される。このため、利用者が学習コンテンツを受講することが促進される。特に、学習コンテンツの受講により特典が与えられること、又は車両を借りるための条件に学習コンテンツを受講することを含めることにより、利用者が学習コンテンツを受講することがより促進される。上述の実施形態において、学習コンテンツによれば、走行経路上の少なくとも一部における運転を学習することができる。このような学習コンテンツが受講されることにより、事故を一層減らすことができる。
【0049】
上述の実施形態においては、貸出予約が成立した後に、学習コンテンツの受講状況に応じて貸出予約の内容が修正されるように、貸出予約の内容の再決定が行われた。しかしながら、貸出予約を行うプロセスの途中で学習コンテンツの受講が行われても。例えば、図4のS430において、貸出予約が成立しなくてもよい。この場合、予約管理部320は、貸出予約の内容を示す情報を予約DB370に格納しなくてもよい。このような実施形態において、S450でコンテンツ提供部340は、利用者に対して学習コンテンツを受講することを要求することができる。そして、利用者が学習コンテンツを受講すると、処理はS460に進む。そして、S460において貸出予約が成立する。利用者は、S460において、貸出予約の内容を受け入れるかどうかを示す情報を予約管理部320に送ってもよい。このとき、予約管理部320は、貸出予約の内容を示す情報を予約DB370に格納することができる。このような実施形態においては、図6に示すUIが表示された後に、マーカ653又は654に示される注意箇所に対応する学習コンテンツを受講したことを条件として、貸出予約の内容を受け入れることを示すボタン670が押下可能になってもよい。
【0050】
このような実施形態においても、予約管理部320は、学習コンテンツの受講状況に応じて、利用者に対する貸出車両の貸出予約の内容を決定することができる。すなわち、予約管理部320は、利用者が学習コンテンツを受講している場合に、利用者に対する貸出車両の貸出を許可している。
【0051】
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は以下の情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを少なくとも開示する。
【0052】
1.上記実施形態の情報処理装置(110)は、
利用者による貸出車両(130)(130)の走行計画を示す情報を取得する取得手段(310)(310)と、
前記走行計画に従う走行経路上の少なくとも一部における運転を学習するための学習コンテンツ(510)を前記利用者に提供する提供手段(340)と、
前記学習コンテンツ(510)の受講状況に応じて、前記利用者に対する前記貸出車両(130)の貸出予約の内容を決定する予約手段(320)と、
を備える。
この実施形態によれば、利用者が学習コンテンツを受講することが促進され、事故を一層減らすことができる。
【0053】
2.上記実施形態では、
前記予約手段は、前記利用者が前記学習コンテンツ(510)を受講している場合に、前記利用者に特典を与える。
この実施形態によれば、利用者が学習コンテンツを受講することがより促進される。
【0054】
3.上記実施形態では、
前記提供手段(340)は複数の学習コンテンツ(510)を前記利用者に提供し、
前記予約手段は、前記利用者が受講した学習コンテンツ(510)に応じて異なる特典を与える。
この実施形態によれば、利用者が推奨される学習コンテンツを受講することが促進される。
【0055】
4.上記実施形態では、
前記提供手段(340)は複数の学習コンテンツ(510)を前記利用者に提供し、
前記予約手段は、前記複数の学習コンテンツ(510)のうち前記利用者が受講した学習コンテンツ(510)の数に応じて異なる特典を与える。
この実施形態によれば、利用者がより多い学習コンテンツを受講することが促進される。
【0056】
5.上記実施形態では、
前記予約手段は、前記利用者による同一の学習コンテンツ(510)の受講回数に応じて異なる特典を与える。
この実施形態によれば、利用者が複数回学習コンテンツを受講することが促進される。
処理装置。
【0057】
6.上記実施形態では、
前記予約手段は、前記利用者が前記学習コンテンツ(510)を受講している場合に、前記利用者に対する前記貸出車両(130)の貸出を許可する。
この実施形態によれば、利用者が学習コンテンツを受講することがより促進される。
【0058】
7.上記実施形態では、
前記利用者に関連する端末(120)に対して、前記学習コンテンツ(510)の受講を促す通知を送信する通知手段をさらに備える。
この実施形態によれば、利用者が学習コンテンツを受講することがより促進される。
【0059】
8.上記実施形態では、
前記取得手段(310)は、前記貸出車両(130)の出発地及び目的地を示す情報を取得し、
前記情報処理装置は、地図情報に基づいて、前記出発地と前記目的地との間の前記走行経路を設定する経路設定手段を備え、
前記提供手段(340)は、前記走行経路上に存在する注意箇所を特定し、前記注意箇所における運転を学習するための学習コンテンツ(510)を前記利用者に提供する。
この実施形態によれば、事故を一層減らすために効果的な学習コンテンツを提供することができる。
【0060】
9.上記実施形態では、
前記提供手段(340)は、前記利用者に関連する端末(120)において動作するプログラムにより前記利用者が前記注意箇所における運転をシミュレーションするように、前記注意箇所における道路形状を示す情報と、前記注意箇所に存在する障害物の位置を示す情報と、前記注意箇所における通行者の動きを示す情報と、前記注意箇所における運転の障害となる状況を示す情報と、のうちの少なくとも1つを、前記利用者に関連する端末(120)に送信する。
この実施形態によれば、事故を一層減らすために効果的な運転シミュレーションを提供することができる。
【0061】
10.上記実施形態では、
前記学習コンテンツ(510)は、前記注意箇所における運転のシミュレーションであり、
前記提供手段(340)は、前記利用者に関連する端末(120)からハンドル操作、アクセル操作、及びブレーキ操作のうちの少なくとも1つを示す運転操作情報を取得し、前記運転操作情報に従う運転を行った際に得られる結果の予測を示すシミュレーション結果を前記利用者に関連する端末(120)に提供する。
この実施形態によれば、事故を一層減らすために効果的な運転シミュレーションを提供することができる。
【0062】
11.上記実施形態の情報処理方法は、
情報処理装置が行う情報処理方法であって、
利用者による貸出車両(130)の走行計画を示す情報を取得する工程と、
前記走行計画に従う走行経路上の少なくとも一部における運転を学習するための学習コンテンツ(510)を前記利用者に提供する工程と、
前記学習コンテンツ(510)の受講状況に応じて、前記利用者に対する前記貸出車両(130)の貸出予約の内容を決定する工程と、
を含む。
この実施形態によれば、利用者が学習コンテンツを受講することが促進される。
【0063】
12.上記実施形態のプログラムは、
コンピュータを、上記実施形態の情報処理装置(110)として機能させる。
この実施形態によれば、利用者が学習コンテンツを受講することが促進される。
【0064】
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0065】
100:情報処理システム、110:情報処理装置、120:情報処理装置、130:車両、310:情報取得部、320:予約管理部、330:経路設定部、340:コンテンツ提供部、350:学習管理部
図1
図2
図3
図4
図5
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図7