特開2024-129804IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

耐屈曲疲労性と耐熱老化性とを両立できるゴム組成物および伝動ベルト

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】モジュラスが高く、屈曲によるエネルギー損失が小さく、耐屈曲疲労性および耐熱老化性に優れるゴム組成物を提供する。
【解決手段】ポリマー成分、老化防止剤および架橋剤を含み、かつ酸化亜鉛および不飽和カルボン酸金属塩を実質的に含まないゴム組成物を調製する。前記老化防止剤は、ベンズイミダゾール金属塩系老化防止剤およびアミン系老化防止剤を含む。前記アミン系老化防止剤は、ジアリールアミン系老化防止剤および/またはp-フェニレンジアミン系老化防止剤を含む。前記架橋剤は、有機過酸化物を含む。前記ベンズイミダゾール金属塩系老化防止剤および前記アミン系老化防止剤の割合は、前記ポリマー成分100質量部に対して、それぞれ0.4質量部以上および0.2質量部以上であってもよい。前記有機過酸化物の割合は、前記ポリマー成分100質量部に対して1質量部以上であってもよい。前記酸化亜鉛および前記不飽和カルボン酸金属塩の割合は、前記ポリマー成分100質量部に対して、それぞれ0.5質量部未満であってもよい。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、これらの特許文献においても、モジュラスが高く、屈曲によるエネルギー損失が小さく、耐屈曲疲労性および耐熱老化性に優れるゴム組成物は得られない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献5に開示されるように、カーボンブラック配合のゴム組成物において酸化亜鉛は引裂抵抗(耐亀裂性、耐屈曲疲労性)を含む諸物性を高めるための必須成分であると考えられてきたのに対し、本発明者らは実験を行う中で、ゴム中に粒子状で存在する酸化亜鉛は亀裂の起点となって、耐亀裂性(耐屈曲疲労性)を低下させる可能性があることに気付いた。しかしながら、酸化亜鉛を含まないゴム組成物ではモジュラスおよび耐熱老・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明では、過酸化物架橋のゴム組成物において、これまで必須または有効と考えられてきた酸化亜鉛および不飽和カルボン酸金属塩を含まず、かつ特定の老化防止剤を組み合わせているため、モジュラスが高く、屈曲によるエネルギー損失が小さく、耐屈曲疲労性および耐熱老化性に優れるゴム組成物を提供できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、実施例で得られたVリブドベルトの耐久走行試験のレイアウトを示す概略図である。
【図2】 図2は、実施例で得られたVリブドベルトの伝動ロスを測定するためのレイアウトを示す概略図である。
【図3】 図3は、実施例で得られたローエッジダブルコグドVベルトの耐久走行試験のレイアウトを示す概略図である。

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