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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024130249
(43)【公開日】2024-09-30
(54)【発明の名称】マルチディスプレイ
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/40 20060101AFI20240920BHJP
   H05K 5/02 20060101ALI20240920BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20240920BHJP
【FI】
G09F9/40 301
H05K5/02 Z
G09F9/00 366Z
G09F9/00 352
G09F9/00 350Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023039875
(22)【出願日】2023-03-14
(71)【出願人】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147304
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 知哉
(74)【代理人】
【識別番号】100148493
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 浩二
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】中村 勝利
(72)【発明者】
【氏名】岡田 知彦
【テーマコード(参考)】
4E360
5C094
5G435
【Fターム(参考)】
4E360AA02
4E360AB05
4E360EA05
4E360EA14
4E360EB02
4E360GA31
4E360GB02
5C094AA36
5C094BA27
5C094BA43
5C094DA01
5G435AA07
5G435AA19
5G435BB05
5G435BB12
5G435CC09
5G435EE02
5G435EE04
5G435EE05
5G435EE13
5G435EE50
5G435GG21
5G435GG43
5G435KK05
5G435KK10
5G435LL19
(57)【要約】
【課題】隣接ディスプレイ間の接触を早期に検知して、警告表示や接触進行回避などが可能なマルチディスプレイを提供する。
【解決手段】第1ディスプレイ100-1とこの第1ディスプレイに隣接する第2ディスプレイ100-2とを少なくとも含む、複数のディスプレイ100が配置されるマルチディスプレイ200であって、第1ディスプレイ100-1は、第1ディスプレイ100-1と第2ディスプレイ100-2との間、又は第1ディスプレイ100-1と第1ディスプレイ100-1の周囲の物体50との間の少なくとも一方との接触又は距離を検出する検出器141aを備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ディスプレイと前記第1ディスプレイに隣接する第2ディスプレイとを少なくとも含む、複数のディスプレイが配置されるマルチディスプレイであって、
前記第1ディスプレイは、前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの間、又は前記第1ディスプレイと前記第1ディスプレイの周囲の物体との間の少なくとも一方との接触又は距離を検出する検出器を備える、マルチディスプレイ。
【請求項2】
前記第1ディスプレイは、表示画面と、前記表示画面を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記検出器が前記接触又は前記距離の縮小を検出したときは、前記表示画面上での警告表示、前記表示画面の輝度抑制、及び表示停止の少なくとも1つを含む所定制御を行う、請求項1に記載のマルチディスプレイ。
【請求項3】
前記検出器は、前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの間、又は前記第1ディスプレイと前記物体との間の接触を検出する接触センサーである、請求項1又は請求項2に記載のマルチディスプレイ。
【請求項4】
前記検出器は、前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの間、又は前記第1ディスプレイと前記物体との間の接触による通電を検出する通電センサーである、請求項3に記載のマルチディスプレイ。
【請求項5】
前記検出器は、前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの間、又は前記第1ディスプレイと前記物体との間の接触による圧力を検出する圧力センサーである、請求項3に記載のマルチディスプレイ。
【請求項6】
前記第1ディスプレイは、側面及び背面を有する筐体を備え、
前記筐体には、前記第2ディスプレイ又は前記物体に面する前記側面における前記背面側の端部に凹部が形成され、
前記圧力センサーは、前記凹部に配置される、請求項5に記載のマルチディスプレイ。
【請求項7】
前記検出器は、前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの間、又は前記第1ディスプレイと前記物体との間の距離を検出する距離センサーである、請求項1又は請求項2に記載のマルチディスプレイ。
【請求項8】
前記第1ディスプレイは、側面及び背面を有する筐体を備え、
前記筐体は、前記第2ディスプレイ又は前記物体に面する前記側面における前記背面側の端部に凹部が形成され、
前記距離センサーは、前記凹部に配置される、請求項7に記載のマルチディスプレイ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数のディスプレイが配置されたマルチディスプレイに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているマルチディスプレイシステムは、隣接するディスプレイ間に隙間が生じることを抑制することを課題としており、隣接するディスプレイを密着させた状態で複数のディスプレイを配置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-203863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
壁一面にディスプレイを並べて一つの画面とするビデオ‐ウォール(Video Wall)のように、複数のディスプレイが配置されたマルチディスプレイでは、隣接するディスプレイ間の隙間は最小限でなければならない。しかし、動作中の熱膨張などによって隣接ディスプレイと接触することでパネル不具合(パネル割れ、COF(Chip on Flexible)断線、パネルシール剥がれなど)などが発生することがある。
【0005】
本開示は、隣接ディスプレイ間の接触を早期に検出して、警告表示や接触進行回避などが可能なマルチディスプレイを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のマルチディスプレイは、第1ディスプレイと前記第1ディスプレイに隣接する第2ディスプレイとを少なくとも含む、複数のディスプレイが配置されるマルチディスプレイであって、前記第1ディスプレイは、前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの間、又は前記第1ディスプレイと前記第1ディスプレイの周囲の物体との間の少なくとも一方との接触又は距離を検出する検出器を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、隣接ディスプレイ間の接触を早期に検出して、警告表示や接触進行回避などが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本開示の第1実施形態に係るマルチディスプレイ200の概略構成を示す説明図である。
図2】マルチディスプレイ200の2つのディスプレイ100間の主要部分を拡大して示す断面図である。
図3】本開示の第2実施形態に係るマルチディスプレイ200Aのディスプレイ100Aの主要部分を拡大して示す断面図である。
図4】ディスプレイ100Aのベゼルフレーム121Aの断面図である。
図5】本開示の第2実施形態の変形例に係るベゼルフレーム121Bの断面図である。
図6】本開示の第3実施形態に係るマルチディスプレイ200Bのディスプレイ100Bの主要部分を拡大して示す断面図である。
図7】マルチディスプレイ200Bの概略構成を示す説明図である。
図8】本開示の第4実施形態に係るマルチディスプレイ200Cの2つのディスプレイ100C間の主要部分を拡大して示す断面図である。
図9】マルチディスプレイ200Cの概略構成を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、本開示の第1実施形態に係るマルチディスプレイ200の概略構成を示す説明図である。図2は、マルチディスプレイ200の2つのディスプレイ100間の主要部分を拡大して示す断面図である。
【0011】
図1に示すように、マルチディスプレイ200は、2行2列に配置された4台のディスプレイ100と、これらを制御する制御ユニット150とを備えている。ただし、ディスプレイ100の台数は4台に限らないし、このような配置に限るわけでもない。なお、以下の説明において、各ディスプレイ100を個別に特定する必要がある場合には、100-1、100-2、・・・のような参照符号を用いることにする。
【0012】
このマルチディスプレイ200は、各ディスプレイ100間、又は各ディスプレイ100とその周囲の物体との間の少なくとも一方との接触又は距離を検出する検出器(図2を参照して後述)を1つ以上備える。この検出器は、例えば、左上のディスプレイ100-1と右上のディスプレイ100-2との隙間(A-A)や、左上のディスプレイ100-1と左下のディスプレイ100-3との隙間(A’-A’)の接触又は距離を検出するように、必要な場所に必要数が配置される。なお、このマルチディスプレイ200では、ディスプレイ100-1が本開示の「第1ディスプレイ」の一例であり、ディスプレイ100-2又はディスプレイ100-3が本開示の「第2ディスプレイ」の例である。
【0013】
各ディスプレイ100は、数字、文字、図形などを含む画像を表示する横長矩形状の表示部110と、筐体120とをそれぞれ備える。
【0014】
また、図2に示すように、各ディスプレイ100は、薄い平板状の表示部110とこの表示部110の側端及び下部を覆う筐体120の他に、バックライト用のLED光源130と、検出器としての感圧センサー141aとをさらに備えている。
【0015】
表示部110は、液晶113を挟んで、その上にCFガラス112と偏光板111aが順に重ねられ、液晶113の下にはTFTガラス115と偏光板111bとが順に重ねられ、その下にさらに光学シート116を貼り合わせて構成されている。なお、表示部110の側端付近で、CFガラス112とTFTガラス115との間にはパネルシール114が挿入されている。偏光板111a及び偏光板111bの区別が特に必要ないとき、以下では単に偏光板111と記載する。
【0016】
ただし、表示部110としては、液晶に限らず、例えば、有機EL(organic electro-luminescence)を用いてもよい。表示部110の表示内容は、制御ユニット150によって制御される。なお、表示部110は本開示の「表示画面」の一例である。
【0017】
筐体120は、表示部110の側端を保持する狭額縁化されたベゼルフレーム121と、LED光源130が配置されたバックライトフレーム123とを備える。表示部110の側端の上面とベゼルフレーム121の下面との間には、パネル押さえクッション122が挿入される。バックライトフレーム123の上面は、LED光源130からの光を有効利用するための反射シート124で覆われている。
【0018】
LED光源130は、バックライト用の光を発するLED素子131と、レンズ132とを備えている。表示部110の下部には、全体として多数のLED光源130が一定間隔で、例えば格子状に配置されるが、このような配置に限らない。
【0019】
接触又は距離を検出する検出器としては、例えば、隣接するディスプレイ100同士の接触を検出する接触センサーが挙げられる。この接触センサーの具体例としては、接触による通電や電気抵抗などを検出する通電センサー、接触による圧力又は圧力変化を検出する圧力センサーが挙げられるが、これらに限らない。非接触式の検出器としては、例えば、隣接するディスプレイ100との間の距離を検出する距離センサーが挙げられるが、これに限らない。
【0020】
このマルチディスプレイ200では、検出器として、隙間の右側のディスプレイ100-2の筐体120の側面に感圧センサー141aが配置され、隙間の左側のディスプレイ100-1の筐体120の側面には杭141bが埋め込まれている。例えば、マルチディスプレイ200の非動作時などにこの杭141bの先端がちょうど感圧センサー141aの表面に当接するような位置に調整しておけば、感圧センサー141aは隙間が狭くなったときの圧力変化を検出することができる。
【0021】
制御ユニット150は、各ディスプレイ100自体の動作や表示部110に表示される内容を制御する。制御ユニット150は、例えば、表示部110の輝度抑制や表示停止を行ったり、表示部110に表示中の映像に重ねて警告表示をすることができる。制御ユニット150は、例えばCPUのようなプロセッサーを含み、予め記憶されているコンピュータープログラムを実行するようにしてもよい。ここでは、1つの制御ユニット150がすべてのディスプレイ100を統合して制御するが、このような構成に限らない。例えば、各ディスプレイ100が元々有する制御部などに必要な機能を備えさせて、マルチディスプレイ200内で分散制御するようにしてもよい。なお、警告表示、輝度抑制、表示停止などは本開示の「所定制御」の例である。
【0022】
<第2実施形態及びその変形例>
上述した第1実施形態では、隣接する2つのディスプレイ100の一方の筐体120の側面に感圧センサー141aを埋め込み、他方の筐体120における対応位置に杭141bを埋め込んで検出器を構成している。しかし、このためには、感圧センサー141aや杭141bをディスプレイ100の筐体120に埋め込む必要がある。このような埋め込みを不要とした構成例を第2実施形態として、第1実施形態との主な相違点を以下で説明する。
【0023】
図3は、本開示の第2実施形態に係るマルチディスプレイ200Aのディスプレイ100Aの主要部分を拡大して示す断面図である。図4は、このディスプレイ100Aのベゼルフレーム121Aの断面図である。
【0024】
図3及び図4に示すように、ディスプレイ100Aは、第1実施形態の筐体120に代えて筐体120Aを備えている。なお、バックライトフレーム123においてLED光源130が実装されている裏側には、電源基板133とメイン基板134とが実装されているが、これは第1実施形態と共通である。これらは図2では範囲外だったため、示されていなかった。
【0025】
筐体120Aは、第1実施形態と共通するバックライトフレーム123の他に、ベゼルフレーム121Aと、背面カバー125と、側面における背面側端部に形成された凹部126とを備えている。
【0026】
ベゼルフレーム121Aの塗装済み外面の全体には、導電性塗料127が塗布されており、この導電性塗料127の塗布面とメイン基板134とがセンサー配線135で電気的に接続されている。これにより、隣接する2つのディスプレイ100Aの筐体120A同士の接触による通電を検出する検出器を構成することができる。ただし、接触したことを検出する検出器の構成はこれに限らない。
【0027】
図5は、本開示の第2実施形態の変形例に係るベゼルフレーム121Bの断面図である。この図5に示すように、ベゼルフレーム121Bが金属製であれば、その外面の背面側に近い部分121Beのみを非塗装状態とすることで導電性を持たせてもよい。なお、この場合は、ベゼルフレーム121Bとメイン基板134とをセンサー配線135で電気的に接続しておく。
【0028】
<第3実施形態>
上述した第2実施形態及びその変形例では、ディスプレイ100Aの筐体120Aのベゼルフレーム121A又はベゼルフレーム121B同士の接触による通電を検出する。このような構成に代えて、隣接するディスプレイ100Bの筐体120B間の距離を検出するようにした構成例を第3実施形態として、第2実施形態との主な相違点を以下で説明する。
【0029】
図6は、本開示の第3実施形態に係るマルチディスプレイ200Bのディスプレイ100Bの主要部分を拡大して示す断面図である。図7は、マルチディスプレイ200Bの概略構成を示す説明図である。
【0030】
図6に示すように、ディスプレイ100Bでは、筐体120Aの側面に形成された凹部126に、隣接するディスプレイ100Bの筐体120Aとの距離を検出する距離センサー142が配置されている。
【0031】
図7に示すように、マルチディスプレイ200B全体を平面視で見ると、例えば左下のディスプレイ100B-2には4つの距離センサー142が配置されている。上側の距離センサー142は、上側に隣接するディスプレイ100B-1との距離を検出する。右側の距離センサー142は、右側に隣接するディスプレイ100B-3との距離を検出する。左側の距離センサー142は、左側周囲の物体50との距離を検出する。なお、この図7では、説明の便宜のため、距離センサー142を拡大して模式的に示すとともに、ディスプレイ100B-1やディスプレイ100B-3に配置されている距離センサー142の図示は省略している。このマルチディスプレイ200Bでは、ディスプレイ100B-2が本開示の「第1ディスプレイ」の一例であり、ディスプレイ100B-1又はディスプレイ100B-3が本開示の「第2ディスプレイ」の例である。
【0032】
このような構成により、例えば、いずれかの距離センサー142が検出したディスプレイ100B間の距離が予め定められた閾値以下になったときは、該当する2つのディスプレイ100B上に警告表示をすることができる。なお、周囲の物体50との距離が閾値以外になった場合は、該当する1つのディスプレイ100B上のみに警告表示をすればよい。このような警告表示に代えて又はそれとともに、輝度抑制や表示停止などを行ってもよい。
【0033】
<第4実施形態>
上述した第3実施形態では、ディスプレイ100Bの筐体120Aの側面に形成された凹部126に距離センサー142が配置されている。このような構成に代えて、凹部126に第1実施形態と同様の感圧センサー141a及び杭141bを配置した構成例を第4実施形態として、第3実施形態との主な相違点を以下で説明する。
【0034】
図8は、本開示の第4実施形態に係るマルチディスプレイ200Cの2つのディスプレイ100C間の主要部分を拡大して示す断面図である。図9は、マルチディスプレイ200Cの概略構成を示す説明図である。
【0035】
図8に示すように、ディスプレイ100Cでは、筐体120Aの側面に形成された凹部126に感圧センサー141aが配置されている。また、この感圧センサー141aと対応する杭141bが、隣接するディスプレイ100Cの凹部126に配置されている。
【0036】
図9に示すように、マルチディスプレイ200C全体を平面視で見ると、例えば左下のディスプレイ100C-2の左辺及び下辺には感圧センサー141aがそれぞれ配置され、右辺及び上辺には杭141bがそれぞれ配置されている。なお、この図9では、説明の便宜のため、感圧センサー141aや杭141bを拡大して模式的に示すとともに、ディスプレイ100C-1やディスプレイ100C-3に配置されている感圧センサー141aや杭141bは、ディスプレイ100C-2に対向するもの以外は図示を省略している。このマルチディスプレイ200Cでは、ディスプレイ100C-2が本開示の「第1ディスプレイ」の一例であり、ディスプレイ100C-1又はディスプレイ100C-3が本開示の「第2ディスプレイ」の例である。
【0037】
このような構成により、第1実施形態と同様に、例えば、マルチディスプレイ200Cの非動作時などにこの杭141bの先端がちょうど感圧センサー141aの表面に当接するような位置に調整しておけば、感圧センサー141aは隙間が狭くなったときの圧力変化を検出することができる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本開示は、複数のディスプレイが配置されたマルチディスプレイなどに利用可能である。
【符号の説明】
【0039】
50 物体
100 ディスプレイ
200 マルチディスプレイ
110 表示部
120 筐体
130 LED光源
141a 感圧センサー
141b 杭
142 距離センサー
150 制御ユニット
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9