(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024130548
(43)【公開日】2024-09-30
(54)【発明の名称】防護用浮上シート
(51)【国際特許分類】
E04H 15/20 20060101AFI20240920BHJP
E04G 21/28 20060101ALI20240920BHJP
【FI】
E04H15/20 A
E04G21/28 B
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023040348
(22)【出願日】2023-03-15
(71)【出願人】
【識別番号】502349092
【氏名又は名称】千葉 光悦
(72)【発明者】
【氏名】千葉 光悦
【テーマコード(参考)】
2E141
【Fターム(参考)】
2E141AA01
2E141BB03
2E141CC03
2E141EE05
2E141EE32
2E141FF01
2E141FF03
(57)【要約】
【課題】降雨時や炎天下などの悪天候に左右されずに屋外での作業を可能とする。
【解決手段】ヘリウムガスを注入した浮かし袋をシートに装着し、上空に固定することにより課題解決を実現する。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1,シートにヘリウムガスを注入した浮かし袋を装着し空中に浮かせる。
2,シートに加工、取り付けされている部分にガスを注入し空中に浮かせる。
3,浮上させたシートをロープや金具(打ち込みピン)で固定する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害時や炎天下時のシートの有効利用に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のシートは物体の上に広げて利用するか、上部より吊り下げて使用するかのみであった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】現在のシートは工作物の上にかけるのが主流である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
我が国は、世界でも有数の災害国である。地震や台風等による家屋の被害が毎年のように報告されている。特に屋根部は、修理に時間と労力、危険が伴う。炎天下や降雨時ではより深刻となる点である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、従来の仕様通りに使用する。しかしその際に、シートに浮かし袋を装着することにより、空中に浮上させ、その下での作業を行うことが可能となる点が主要な特徴である。
【発明の効果】
【0006】
シートが浮上することにより、その下での作業が可能となる。これにより、降雨時だけでなく直射日光も防ぐことが可能となる。また建設現場だけでなく、災害時に仮設テントや学校行事などにも使用することが可能である。さらに、シートの大きさに応じて浮かし袋を装着 することにより、幅広い範囲をカバーできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
1,シートにヘリウムガスを注入した浮かし袋を装着し空中に浮かせる。
2,シートに加工、取り付けされている部分にガスを注入し空中に浮かせる。
3,浮上させたシートをロープや金具(打ち込みピン)で固定する。
【実施例0009】
降雨時や炎天下での作業の際に使用する。