(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024130682
(43)【公開日】2024-09-30
(54)【発明の名称】風向調整装置
(51)【国際特許分類】
F24F 13/15 20060101AFI20240920BHJP
B60H 1/34 20060101ALI20240920BHJP
F24F 13/06 20060101ALI20240920BHJP
【FI】
F24F13/15 B
B60H1/34 611B
F24F13/06 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023040543
(22)【出願日】2023-03-15
(71)【出願人】
【識別番号】000229955
【氏名又は名称】日本プラスト株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100111235
【弁理士】
【氏名又は名称】原 裕子
(74)【代理人】
【識別番号】100170575
【弁理士】
【氏名又は名称】森 太士
(72)【発明者】
【氏名】柳橋 真吾
【テーマコード(参考)】
3L080
3L081
3L211
【Fターム(参考)】
3L080BA07
3L080BA10
3L081AA02
3L081AB02
3L081FA04
3L081FB02
3L081FB05
3L081FC01
3L081HB02
3L211DA14
3L211DA92
(57)【要約】
【課題】ルーバの操作フィーリングを安定化することができる風向調整装置を提供する。
【解決手段】風向調整装置1が、軸部を介して回動可能に配置され、回動により風向きを調整するルーバ7と、弾性変形可能な材料からなり、軸部が挿通される荷重孔が設けられ、軸部と荷重孔との間で発生する摺動抵抗により、ルーバ7の回動に対して、操作荷重を付与する軸受部材9と、軸受部材9を押圧して軸部と荷重孔との間で発生する摺動抵抗を調整可能な調整部材11とを備えた。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸部を介して回動可能に配置され、回動により風向きを調整するルーバと、
弾性変形可能な材料からなり、前記軸部が挿通される荷重孔が設けられ、前記軸部と前記荷重孔との間で発生する摺動抵抗により、前記ルーバの回動に対して、操作荷重を付与する軸受部材と、
前記軸受部材を押圧して前記軸部と前記荷重孔との間で発生する摺動抵抗を調整可能な調整部材と、
を備えた風向調整装置。
【請求項2】
前記軸受部材には、前記荷重孔を跨いでスリット状に形成され、前記調整部材の押圧による弾性変形を許容する変形許容部が設けられている請求項1に記載の風向調整装置。
【請求項3】
前記ルーバは、ケーシングに収容され、
前記ケーシングの前記ルーバの前記軸部が位置する外面部分には、前記軸受部材と前記調整部材とが隣接して配置される配置部が設けられている請求項1又は2に記載の風向調整装置。
【請求項4】
前記配置部には、前記調整部材が回動可能に配置され、
前記調整部材には、外面から突出して形成され、回動により前記軸受部材の外面を押圧する調整部が設けられている請求項3に記載の風向調整装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、風向調整装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、風向調整装置としては、複数のルーバが一体に設けられ、軸部を介して回動可能に配置され、回動により風向きを調整するハウジングを備えている。また、軟質エラストマー樹脂からなり、軸部が挿通される荷重孔としての貫通円孔が設けられた軸受部材としての弾性スペーサを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この風向調整装置では、弾性スペーサが、ハウジングを回動可能に支持する空調ケースに対して、軸部の軸方向に圧接されている。このような風向調整装置では、弾性スペーサの軸部との径方向の摺動抵抗と、弾性スペーサの空調ケースとの軸方向の摺動抵抗とにより、ハウジングの回動に対して、操作荷重を付与している。操作荷重を付与することにより、操作者に操作フィーリングを与えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1の風向調整装置では、ルーバの回動に対して、軸受部材としての弾性スペーサが付与する操作荷重が、予め設定した荷重孔の寸法や材料の特性に依存している。このため、例えば、使用環境などによって、予め設定した荷重孔の寸法や材料の特性に変化が生じると、所望のルーバの操作フィーリングを得ることができなくなってしまう。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、ルーバの操作フィーリングを安定化することができる風向調整装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る風向調整装置は、軸部を介して回動可能に配置され、回動により風向きを調整するルーバと、弾性変形可能な材料からなり、前記軸部が挿通される荷重孔が設けられ、前記軸部と前記荷重孔との間で発生する摺動抵抗により、前記ルーバの回動に対して、操作荷重を付与する軸受部材と、前記軸受部材を押圧して前記軸部と前記荷重孔との間で発生する摺動抵抗を調整可能な調整部材とを備えた。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ルーバの操作フィーリングを安定化することができる風向調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本実施形態に係る風向調整装置の斜視図である。
【
図2】本実施形態に係る風向調整装置の側面図である。
【
図3】本実施形態に係る風向調整装置のケーシングの斜視図である。
【
図4】本実施形態に係る風向調整装置のルーバの斜視図である。
【
図5】本実施形態に係る風向調整装置の軸受部材の斜視図である。
【
図6】本実施形態に係る風向調整装置の調整部材の斜視図である。
【
図7】本実施形態に係る風向調整装置の調整部材の調整部が軸受部材を押圧していないときの模式図である。
【
図8】本実施形態に係る風向調整装置の調整部材の調整部が軸受部材を押圧したときの模式図である。
【
図9】本実施形態に係る風向調整装置の他例の調整部材が軸受部材の一方の外面のみを押圧したときの模式図である。
【
図10】本実施形態に係る風向調整装置の他例の調整部材が軸受部材の両方の外面を押圧したときの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る風向調整装置について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係る風向調整装置1は、例えば、車両に搭載された空調装置(不図示)の吹き出し口3に適用される。風向調整装置1は、吹き出し口3から吹き出る風向きを変更することができる。風向調整装置1は、例えば、車両の乗員などの操作者が操作可能となっている。
【0011】
図1~
図8に示すように、風向調整装置1は、ケーシング5と、ルーバ7と、軸受部材9と、調整部材11とを備えている。
【0012】
図1~
図3に示すように、ケーシング5は、内部に送風路13が形成されるように、筒状に形成されている。ケーシング5の一側の開口は、空調装置の温度が調整された空気が出る出口と連通するように配置される。ケーシング5の他側の開口は、例えば、車室側に位置するパネル(不図示)に形成された孔の周縁に配置され、送風路13を流れた空気が吹き出す吹き出し口3となっている。
【0013】
ケーシング5の送風路13の下流側(吹き出し口3側)の幅方向の両側には、それぞれスペーサ15(一方のみ図示)が組付けられる。他方のスペーサが組付けられるケーシング5の壁部には、ケーシング5の壁部を貫通して形成された配置部17が設けられている。ケーシング5に組付けられる一対のスペーサ15の間には、ルーバ7が回動可能に配置されている。
【0014】
図1,
図4に示すように、ルーバ7は、例えば、車両の幅方向に延出された板状に形成されている、ルーバ7は、車両の高さ方向に沿って所定の間隔で離間して複数列(ここでは3列)配置されている。ルーバ7の長さ方向の両端部において、送風路13の下流側には、ルーバ7の両側面から外方に向けて突出された軸部19がそれぞれ設けられている。軸部19は、スペーサ15に形成された軸孔に回転可能に挿入され、ルーバ7が、一対のスペーサ15に回動可能に支持される。ルーバ7の長さ方向の一端部において、送風路13の上流側には、ルーバ7の側面から外方に向けて突出されたリンク軸部21が設けられている。複数のルーバ7のリンク軸部21は、それぞれリンク部材(不図示)に形成された孔部に回転可能に挿入され、複数のルーバ7が、リンク部材を介して連動して回動可能となる。ルーバ7は、回動することにより、傾きを変更し、吹き出し口3から吹き出す空気の車両の高さ方向(上下方向)に対する風向きを調整する。
【0015】
なお、不図示であるが、ルーバ7の送風路13の上流側には、縦ルーバが配置されている。縦ルーバは、例えば、車両の高さ方向に延出された板状に形成されている。縦ルーバは、車両の幅方向に沿って所定の間隔で離間して複数列配置されている。複数の縦ルーバは、それぞれ軸部を介して回動可能にケーシング5に支持されている。複数の縦ルーバは、リンク部材を介して連動して回動可能となっている。縦ルーバは、回動することにより、傾きを変更し、吹き出し口3から吹き出す空気の車両の幅方向(左右方向)に対する風向きを調整する。
【0016】
このようなルーバ7と縦ルーバとは、操作ノブ(不図示)を操作することによって回動される。操作ノブは、例えば、複数のルーバ7のうち中央に位置する1つのルーバ7に設けられた組付部23に組付けられる。操作ノブは、ルーバ7と一体的に回動し、ルーバ7の長さ方向に移動可能に、ルーバ7に組付けられる。操作ノブのルーバ7の長さ方向の移動は、組付部23の長さ方向の両端部によって規制されている。操作ノブには、例えば、複数の縦ルーバのうち1つの縦ルーバを回動させる係合部が設けられている。操作ノブは、操作者が、上下方向に操作することにより、複数のルーバ7の上下方向に対する傾きを変更する。操作ノブは、操作者が、左右方向に操作することにより、複数の縦ルーバの左右方向に対する傾きを変更する。このようなルーバ7の操作には、軸受部材9によって、操作荷重が付与され、操作者に操作フィーリングが与えられる。
【0017】
図1,
図2,
図5,
図7,
図8に示すように、軸受部材9は、例えば、ゴムなど、合成樹脂などの弾性変形可能な材料からなる。軸受部材9は、外形が四角形状に形成され、ケーシング5の配置部17の四角形状の部分を閉塞するように、配置部17に配置される。軸受部材9の中央部には、軸受部材9を貫通して形成された荷重孔25が設けられている。軸受部材9には、荷重孔25を跨いでスリット状に形成された変形許容部27が設けられている。変形許容部27は、軸受部材9の外面を押圧したときに、軸受部材9の内側に向けた弾性変形を許容する。変形許容部27を設けることにより、軸受部材9の弾性変形量を増大させることができる。
【0018】
軸受部材9の荷重孔25には、複数のルーバ7のうち中央に位置するルーバ7の軸部19が回転可能に挿入される。荷重孔25に軸部19が挿入された状態では、軸受部材9が弾性変形可能な材料からなるので、ルーバ7が回動するときに、荷重孔25と軸部19との間に摺動抵抗が発生する。発生された摺動抵抗は、操作者がルーバ7を操作するときの操作荷重となり、操作者に対して、操作フィーリングを付与する。
【0019】
ここで、弾性変形可能な材料からなる軸受部材9のような部材を用いていない場合には、例えば、スペーサ15の軸孔とルーバ7の軸部19との間で発生する摺動抵抗を、ルーバ7の操作フィーリングとして利用していた。しかしながら、軸孔と軸部19との摺動では、例えば、製造公差などによって、軸部19が、軸孔の内面に片当たりするなど、所望のルーバ7の操作フィーリングを得られないことがあった。そこで、軸受部材9のような部材で軸部19を支持することにより、製造公差などを吸収することができ、所望のルーバ7の操作フィーリングを得ることができる。
【0020】
ところで、軸受部材9は、合成樹脂などの弾性変形可能な材料からなり、ルーバ7の軸部19と軸受部材9の荷重孔25との間で摺動抵抗を発生させている。発生される摺動抵抗は、例えば、荷重孔25の寸法(孔径)や選定された材料の弾性変形力などの特性などから予め設定することができる。しかしながら、予め設定された摺動抵抗は、例えば、環境温度、時間経過など、使用環境などによって、荷重孔25の寸法や材料の特性に変化が生じ、所望の摺動抵抗とならないことがある。そこで、軸受部材9が付与する摺動抵抗は、調整部材11によって調整可能となっている。
【0021】
図1,
図2,
図6~
図8に示すように、調整部材11は、外形が円形状に形成され、ケーシング5の配置部17の円形状の部分を閉塞するように、配置部17に軸受部材9と隣接して配置される。調整部材11には、周方向の外面から突出された摺動部29が周方向に複数設けられている。摺動部29は、配置部17の内面と摺動可能に配置され、配置部17に対して調整部材11を回動可能に支持する。なお、調整部材11のケーシング5の側面に位置する外面には、調整部材11を回動させるためのプラスドライバなどの治具が係合される被係合部31が設けられている。調整部材11には、摺動部29と径方向に対向する周方向の外面から突出された調整部33が設けられている。調整部33は、ケーシング5の配置部17において、調整部材11の回動により、軸受部材9の外面を押圧可能に配置される。
【0022】
調整部材11は、
図7に示すように、調整部33が軸受部材9の外面を押圧していないとき、軸受部材9の変形許容部27の互いの対向面が離間した状態とする。このとき、軸部19と荷重孔25との間の摺動抵抗は、最小となる。一方、調整部材11は、
図8に示すように、調整部33の頂点が軸受部材9の外面を押圧したとき、軸受部材9の変形許容部27の互いの対向面が当接(近接)した状態とする。このとき、軸部19と荷重孔25との間の摺動抵抗は、最大となる。調整部材11は、回動により、軸受部材9に対する調整部33の押圧を調整することができ、軸部19と荷重孔25との間の摺動抵抗を調整することができる。
【0023】
このように調整部材11が軸受部材9を押圧することにより、予め設定された軸部19と荷重孔25との間の摺動抵抗に変化が生じても、摺動抵抗を調整することができる。このため、所望のルーバ7の操作フィーリングを得ることができる。
【0024】
このような風向調整装置1では、軸部19を介して回動可能に配置され、回動により風向きを調整するルーバ7を備えている。また、弾性変形可能な材料からなり、軸部19が挿通される荷重孔25が設けられ、軸部19と荷重孔25との間で発生する摺動抵抗により、ルーバ7の回動に対して、操作荷重を付与する軸受部材9を備えている。そして、軸受部材9を押圧して軸部19と荷重孔25との間で発生する摺動抵抗を調整可能な調整部材11を備えている。
【0025】
調整部材11が軸受部材9を押圧することにより、予め設定された軸部19と荷重孔25との間の摺動抵抗に変化が生じても、摺動抵抗を調整することができる。このため、所望のルーバ7の操作フィーリングを得ることができる。
【0026】
従って、このような風向調整装置1では、ルーバ7の操作フィーリングを安定化することができる。
【0027】
また、軸受部材9には、荷重孔25を跨いでスリット状に形成され、調整部材11の押圧による弾性変形を許容する変形許容部27が設けられている。
【0028】
このため、変形許容部27により、軸受部材9の弾性変形量を増大させることができ、調整部材11による軸部19と荷重孔25との間の摺動抵抗の調整幅を増大させることができる。
【0029】
さらに、ルーバ7は、ケーシング5に収容されている。そして、ケーシング5のルーバ7の軸部19が位置する外面部分には、軸受部材9と調整部材11とが隣接して配置される配置部17が設けられている。
【0030】
このため、ケーシング5の外部から配置部17に対して、軸受部材9と調整部材11との配置を変更することができ、容易にルーバ7の操作荷重を調整することができる。
【0031】
また、配置部17には、調整部材11が回動可能に配置されている。そして、調整部材11には、外面から突出して形成され、回動により軸受部材9の外面を押圧する調整部33が設けられている。
【0032】
このため、ケーシング5の外部から配置部17に対して、調整部材11のみを回動させることによって、軸受部材9に対する調整部33の押圧力を調整することができ、容易にルーバ7の操作荷重を調整することができる。
【0033】
なお、調整部材11は、軸受部材9を押圧して軸部19と荷重孔25との間の摺動抵抗を調整するものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、
図9,
図10に示すように、ケーシング5には、軸受部材9が配置される四角形状の配置部17が設けられている。配置部17に軸受部材9が配置された状態では、配置部17の内面と軸受部材9の外面との間に、隙間が形成されている。配置部17において、変形許容部27の長さ方向の両側に位置する隙間には、配置部17と別体で形成され、軸受部材9の外面と当接する複数の当接リブ35がそれぞれ配置されている。配置部17において、変形許容部27の幅方向の両側に位置する隙間には、配置部17と別体で形成され、軸受部材9の外面を押圧する調整部材11としての複数の押圧リブ37がそれぞれ配置可能となっている。
【0034】
複数の押圧リブ37は、例えば、
図9に示すように、軸受部材9の一方の外面のみを押圧している場合、軸受部材9の変形許容部27の互いの対向面が離間した状態とする。一方、複数の押圧リブ37は、例えば、
図10に示すように、軸受部材9の両方の外面を押圧している場合、軸受部材9の変形許容部27の互いの対向面が当接(近接)した状態とする。このように配置部17の内面と軸受部材9の外面との間に配置される複数の押圧リブ37を、調整部材11としてもよい。なお、当接リブ35を、調整部材11としてもよい。また、異なる厚さの押圧リブ37を複数用いて、軸受部材9に対する押圧リブ37の押圧力を変化させ、軸部19と荷重孔25との間の摺動抵抗を微調整できるようにしてもよい。
【0035】
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
【0036】
例えば、本実施形態に係る風向調整装置では、ルーバが、上下方向の風向きを調整しているが、これに限らず、ルーバを、左右方向の風向きを調整するように配置してもよい。加えて、ルーバは、3つとなっているが、これに限らず、2つ、或いは4つ以上としてもよい。
【0037】
また、調整部材の摺動部と摺動する配置部の内面に、調整部材の回動によって、摺動部と段階的に係合される複数の被係合部を設けてもよい。摺動部と段階的に係合する複数の被係合部を設けることにより、調整部材の回動にクリック感を与え、調整部材の回動による軸受部材の押圧量を検知することができる。
【符号の説明】
【0038】
1 風向調整装置
5 ケーシング
7 ルーバ
9 軸受部材
11 調整部材
17 配置部
19 軸部
25 荷重孔
27 変形許容部
33 調整部