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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024130936
(43)【公開日】2024-09-30
(54)【発明の名称】プログラム及びゲーム装置
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/53 20140101AFI20240920BHJP
   A63F 13/80 20140101ALI20240920BHJP
   A63F 13/20 20140101ALI20240920BHJP
【FI】
A63F13/53
A63F13/80 B
A63F13/20 A
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023040909
(22)【出願日】2023-03-15
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-03-06
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (1)試験日 令和4年12月16日~令和4年12月18日 試験場所 モーリーファンタジー レイクタウン店(埼玉県越谷市レイクタウン3-1-1 イオンレイクタウンmori3階) (2)試験日 令和5年2月4日~令和5年2月5日 試験場所 namcoラゾーナ川崎店(神奈川県川崎市幸区堀川町72-1LAZONA川崎プラザ4F) (3)試験日 令和5年2月18日~令和5年2月19日 試験場所 namcoラゾーナ川崎店(神奈川県川崎市幸区堀川町72-1LAZONA川崎プラザ4F) (4)掲載日 令和5年2月16日 アドレス https://www.ganbalegends.com/ https://twitter.com/DCD_GANBARIDE/status/1626062562231025664?s=20 (5)発売日 令和5年3月1日 刊行物 テレビくん、第48巻、第3号、第64~第65頁 株式会社小学館 (6)発売日 令和5年2月28日 テレビマガジン、第53巻、第2号、第46頁 株式会社講談社 (7)掲載日 令和5年2月22日 アドレス https://www.youtube.com/watch?v=8pPy8Z3SObo (8)掲載日 令和5年2月23日 アドレス https://www.youtube.com/watch?v=se6tftIaY_A (9)掲載日 令和5年2月23日 アドレス https://www.youtube.com/shorts/0XJnWJBOJyw (10)掲載日 令和5年2月24日 アドレス https://www.youtube.com/shorts/a8SKb5mbV14 (11)掲載日 令和5年3月3日 アドレス https://www.youtube.com/watch?v=YS5JLt-vwHo (12)掲載日 令和5年2月16日~令和5年3月9日 アドレス https://twitter.com/DCD_GANBARIDE?s=20 (13)掲載日 令和5年3月10日 アドレス https://www.youtube.com/watch?v=_LMwIv0Q2FQ (14)掲載日 令和5年2月16日~令和5年3月15日 アドレス https://twitter.com/DCD_GANBARIDE?s=20
(71)【出願人】
【識別番号】000135748
【氏名又は名称】株式会社バンダイ
(74)【代理人】
【識別番号】100201341
【弁理士】
【氏名又は名称】畠山 順一
(72)【発明者】
【氏名】武田 理志
(72)【発明者】
【氏名】西村 悠紀
(72)【発明者】
【氏名】飯田 一希
(57)【要約】
【課題】ゲームの興趣性を向上させるプログラム及び装置を提供すること。
【課題を解決するための手段】ゲームをコンピュータに実行させるためのプログラムである。プログラムは、コンピュータを、ゲーム要素を取得する取得手段、前記取得したゲーム要素に関連付けられた装備品の装備品画像と、前記装備品に関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第1の操作画像と、を表示する表示制御手段、操作を検出する検出手段、及び前記第1の操作画像に対する操作に応じて、前記ゲーム要素の演出を行う演出手段、として機能させる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲームをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、
ゲーム要素を取得する取得手段、
前記取得したゲーム要素に関連付けられた装備品の装備品画像と、前記装備品に関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第1の操作画像と、を表示する表示制御手段、
操作を検出する検出手段、
前記第1の操作画像に対する操作に応じて、前記ゲーム要素の演出を行う演出手段、
として機能させるプログラム。
【請求項2】
前記演出手段は、前記取得したゲーム要素に対応したキャラクターを抽象化した抽象画像から、前記ゲーム要素に対応したキャラクターの画像に変化する演出を行う、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる大きさの前記第1の操作画像を重畳する、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる操作内容を示す前記第1の操作画像を重畳する、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる方向の第1の操作画像を複数表示する、
請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記装備品に少なくとも一部が重なる態様で前記第1の操作画像を表示する、
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記装備品画像を順次大きくなるように表示し、前記装備品画像の大きさが所定の大きさになると前記第1の操作画像を表示する、
請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記第1の操作画像を前記装備品の付属パーツに重ならないように表示する、
請求項1又は請求項2記載のプログラム。
【請求項9】
前記表示制御手段は、前記装備品の付属パーツと、前記付属パーツに関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第2の操作画像と、を表示し、
前記演出手段は、前記付属パーツが前記装備品を起動する演出を行う、
請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記ゲームは、対戦ゲームであり、
前記演出の実行後に、対戦相手に攻撃する、
請求項9に記載のプログラム。
【請求項11】
ゲーム要素を取得する取得手段と、
前記取得したゲーム要素に関連付けられた装備品と、前記装備品に関連付けられた操作内容を示す第1の操作画像と、を表示する表示制御手段と、
前記第1の操作画像に対する操作を検出する検出手段と、
検出された操作に応じて、前記ゲーム要素の演出を行う演出手段と、
を備えるゲーム装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム及びゲーム装置に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯端末のタッチパネルを操作してオブジェクトを操作する対戦ゲームが存在し、人々に親しまれている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-037311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タッチパネルを操作してオブジェクトを操作する装置は、大きな画面のタッチパネルを具備するアーケードゲームへも適用されており、大きな画面のタッチパネルにおいて、タッチ操作によってオブジェクトを変化させることによりゲームの興趣性を向上させることが望まれている。
そこで、本発明は、ゲームの興趣性を向上させるプログラム及びゲーム装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、ゲームをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、ゲーム要素を取得する取得手段、取得したゲーム要素に関連付けられた装備品の装備品画像と、装備品に関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第1の操作画像と、を表示する表示制御手段、操作を検出する検出手段、第1の操作画像に対する操作に応じて、ゲーム要素の演出を行う演出手段、として機能させる。
【0006】
本発明の一態様は、ゲーム装置であって、ゲーム要素を取得する取得手段と、取得したゲーム要素に関連付けられた装備品の装備品画像と、装備品に関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第1の操作画像と、を表示する表示制御手段と、操作を検出する検出手段と、第1の操作画像に対する操作に応じて、ゲーム要素の演出を行う演出手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ゲームの興趣性が向上するプログラム及びゲーム装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は本実施形態に係るゲーム装置の外観図である。
図2図2は、本実施形態に係るゲーム装置のブロック図である。
図3図3は、カードの一例を示した図である。
図4図4は、カード情報の一例である。
図5図5は、キャラクター情報の一例である。
図6図6は、装備品情報の一例を示した図である。
図7図7は、操作画像情報の一例を示した図である。
図8図8は、ゲーム画面の一例を説明するための図である。
図9図9は、動作を説明するフロー図である。
図10図10は、画面遷移の一例を説明するための図である。
図11図11は、操作画像の一例を説明するための図である。
図12図12は、付属パーツ情報を説明する為の図である。
図13図13は、第2の操作画像情報を説明するための図である。
図14図14は、動作を説明する為のフロー図である。
図15図15は、画面遷移を説明する為の図である。
図16図16は、演出の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〈第1の実施の形態〉
〈ゲーム装置100の構成〉
ゲーム装置100は、代価の支払いに基づいて対戦ゲームの実行を開始する装置である。図1は、本発明におけるゲーム装置の外観を例示した図である。より詳しくは、図1(a)、(b)及び(c)は、それぞれゲーム装置100の前方斜視図、側面図及び後方斜視図を示している。
【0010】
図示されるように、ゲーム装置100は、本体部160の天板に設けられた支柱130に、2つの表示装置である第1表示部131及び第2表示部132が取り付けられて構成されている。図1の例では、本体部160、支柱130、第1表示部131及び第2表示部132は、それぞれ分離可能に構成される例で示されている。また、本体部160の天板の上には、ゲーム装置100の操作に係る説明事項が記載された説明書や、ユーザが保有している物品が載置される台座部150が構成されている。
【0011】
図1において、矢印170で示される方向が鉛直方向(具体的には鉛直上方向)であり、支柱130は第1表示部131の下端と第2表示部132の上端とが当接するよう、取り付け部の形状が構成されている。
【0012】
また図1において、矢印180で示される方向が、ゲーム装置100の正面方向であり、ゲームのプレイ体験の提供中には、基本的には利用者が該正面方向に存在しているものとして、第1表示部131及び第2表示部132をはじめとした情報提示が行われる。換言すれば、第1表示部131及び第2表示部132を介して提示されるゲーム画面は、正面方向からの鑑賞に最適化された態様で構成される。
【0013】
〈ゲーム装置100の機能構成〉
以下、本実施形態のゲーム装置100の機能構成について、図2のブロック図を参照して説明する。
表示部101は、ユーザに対して、ゲーム画像、メニュー画像等の各種情報を表示する。本実施形態のゲーム装置100では、表示部101は上述した第1表示部131及び第2表示部132から構成される。第1表示部131及び第2表示部132は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置であり、上述した通り、支柱130に取り付けられることで、鉛直方向において本体部160の上方に固定される。このとき、第1表示部131と第2表示部132は鉛直方向に並べられて配設される態様となる。本実施形態のゲーム装置100では、第1表示部131及び第2表示部132の2つの表示画面(表示領域)を用いてサービスに係る画面表示を行うため、ユーザが該画面表示を好適に視認できるよう、第1表示部131はゲーム装置100の正面方向に対して前傾する態様で支柱130に固定され、第2表示部132は正面方向に対して後傾する態様で支柱130に固定される。
【0014】
記憶部102は、例えば不揮発性メモリやHDD等の、データを保持可能な記録装置である。記憶部102は、ゲーム装置100が有する各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作において必要となるパラメータの情報や、ゲーム装置100が実行するゲームに使用されるグラフィックスデータを含む各種データを記憶する。記憶部102は、例えば揮発性メモリ等の一時的なデータ記憶に使用されるメモリも記憶部102に含まれるものとする。また、メモリは、各ブロックの動作プログラムの展開領域としてだけでなく、各ブロックの動作において出力されたデータ等を一時的に記憶する格納領域としても用いられるメモリも含むものとする。
【0015】
取得部103は、ユーザが保持する物品からの情報取得に係るインタフェースである。具体的には取得部103は、物品に付された情報の取得が可能に構成されており、取得装置(リーダ)を介して、物品に付された情報を取得する。本実施形態のゲーム装置100では、ゲーム装置100が提供するゲームに登場するゲーム要素(キャラクター)が対応付けられた物品から情報の取得が可能なようにリーダを備える。以下の説明では、取得部103として、ゲーム装置100に設けられたカードリーダ120を用い、物品としてカード300を用いて説明するが、該物品から情報が取得可能であればプレート、駒、フィギュア等のように他の種類の物品であってもよい。
【0016】
カード300は、図3に例示されるように、矩形状に形成された主面を含んで構成されたカードを用いて説明するが、カードの形状は問わない。図3(a)はカード300のオモテ面を示し、図3(b)はカード300のウラ面(オモテ面の反対面)を示している。本実施の形態で説明する「矩形状」とは、カード300の主面に直交する方向に示す外形が概して矩形を構成するものを指し、端部や縁部に対して施される面取りによって厳密には矩形とならないものを含むものとして説明する。
【0017】
カード300は、図示されるように矩形状の主面の外形を長方形とする態様(垂直方向の1辺が水平方向の1辺より長い態様)が正位置に定義されており、該正位置にある場合に正しく視認されるよう、対応付けられたキャラクターの外観を示す画像がカード300のオモテ面に形成される。図3(a)に示されるように、カード300のオモテ面には、対応付けられたキャラクターの画像と該キャラクターの名称とが付されている。一方、カード300のウラ面には、図3(b)に示されるように、正位置における下部にカード情報800を変換した2次元コードが付されている。図3の例では、二次元コードとしてQRコード(Quick Responseコード:登録商標)を用いた例である。
【0018】
上記の通り、カードにはゲームに登場するキャラクターのいずれか1体が対応付けられており、カード情報800を変換した2次元コードが付されている。
カード情報800は、カードを一意に識別するカードID801と、そのカードに対応付けられたキャラクターを一意に特定するキャラクターID802と、を含む。各カード300のカード情報800は、カード情報データベース200として記憶部102に記憶されている。カード情報データベース200は、例えば図4に示されるように、カードを識別するカードID801に関連付けて、該カードに対応付けられたキャラクターを一意に特定するキャラクター識別情報D802を1レコードとして構成される。
【0019】
1体のキャラクターについて管理されるキャラクター情報810は、図5に例示されるように、キャラクターを一意に特定するキャラクター識別情報802に関連付けて、該キャラクターや関連アイテム等をゲームに登場させる際の画像生成に用いられるグラフィックスデータ等を含む描画情報812、及びキャラクターの名称、属性等に加え、該キャラクターを使用することで発動する効果等を記述したパラメータ情報813を含む。パラメータ情報813は、サポートキャラクターを登場させるゲームにおいて参照されるサポート情報を含んでも良く、該情報を使用することで提供されるゲームの進行制御が行われる。キャラクター情報810は、記憶部102に記憶されているものとする。
【0020】
カード300に付された2次元コードは、カードリーダ120である取得部103が読み取る。取得部103は、図1のゲーム装置100の天板150に配置されているカードリーダ120である。カードリーダ120は、カード300がカードリーダ120上に載置されたことを受けて、2次元コードを読み取ることで該カード300に付されたカードID801を取得し、ゲーム制御部113に出力する。カードリーダ120は、カード300からの情報取得可能な状態に制御されている期間において、カードリーダ120上にカード300が載置されたことの検出及び該カード300からのカード情報800の取得を、撮像により得られた画像に対して所定の画像処理を適用することで行う。また、カードリーダ120は、少なくとも2次元コードが重ならない状態でカード300が複数枚載置された場合であっても、各カード300からカード情報800の取得を順次行う。
【0021】
尚、カード300は、代価の支払いの検出を条件として、ゲーム装置100内に設けられたカードディスペンサから取出口141に放出することで、ユーザに提供される。また、カード300は、販売店での店頭販売やインターネットを介してのネット販売によってユーザに提供されるものであってもよい。
【0022】
操作入力部104は、ゲーム装置100が有するユーザインタフェースである。本実施形態のゲーム装置100では、第2表示部132と一体構成されるタッチパネルである。但し、第1表示部131にもタッチパネルを設けることを排除するものではない。操作入力部104は、第2表示部132の表示領域上になされたタッチ操作に反応して、センサ情報信号を出力する。このセンサ情報信号は、第2表示部132の表示領域においてユーザがタッチした位置を特定する信号であって、タッチ位置の表示領域における座標を特定する信号である。
音声出力部105は、例えばスピーカーであり、各種音声を出力する。
【0023】
通信部106は、ゲーム装置100が有する外部装置との通信インタフェースである。通信部106は、インターネット等の通信網や機器間を接続するケーブルであってもよいネットワーク(有線・無線を問わない)を介して外部装置と接続し、データの送受信を可能とすることができる。通信部106は、例えば送信対象として入力された情報を所定の形式のデータに変換し、ネットワークを介してサーバ等の外部装置に送信する。また通信部106は、例えばネットワークを介して外部装置から情報を受信すると、該情報を復号し、記憶部102に格納する。また本実施形態のゲーム装置100は、ゲームに係る処理のプログラムをパッケージ化したプログラムデータを、通信部106を介して外部装置から受信可能に構成される。
【0024】
制御部110は、例えばCPUである。制御部110は、表示制御部111、操作検出部112及びゲーム制御部113、を有し、ゲーム装置100が有する各構成部の動作を制御する。例えば、制御部101は、記憶部102に記録されている各構成部の動作プログラムを読み出し、メモリに展開して実行することにより動作を制御する。
【0025】
更に、制御部110は、通信部106により該プログラムデータがプログラムの更新要求とともに受信された場合、更新要求に従って記憶部102に格納されているゲームに係る処理のプログラムを、受信したプログラムデータを用いて更新することができる。なお、ゲームに係る処理のプログラムの更新処理は、この他、例えば記憶部102に記録されているプログラムデータをゲーム装置が有する不図示の光学ドライブ等に挿入した際に自動実行される、あるいは挿入後に管理者が開始命令を行うことによっても実行可能である。
【0026】
表示制御部111は、例えばGPU等の描画装置を含み、ゲーム制御部113から出力されるゲーム結果を第1表示部131及び第2表示部132にゲーム画像(ゲーム動画のクリップも含む)として表示したり、各種設定画面、メニュー画面等を表示したりする。具体的には、記憶部102に記憶されているキャラクター情報810、装備品情報820を用いて、必要な描画用オブジェクト(グラフィックスデータ)に対して描画処理を実行し、ゲーム画像を第1表示部131及び第2表示部132に表示させる。上記の通り、第2表示部132はタッチパネルであり、操作入力部104を兼ねている。
【0027】
図6は、記憶部102に記憶されている装備品情報820の一例である。装備品情報820は、キャラクター識別情報802と装備品識別情報822と装備品画像823と抽象画像804とが対応付けられて記憶されている。装備品識別情報822は、ゲームに登場するキャラクターが装備する装備品を識別する識別情報である。装備品画像823は、装備品を表示する際に用いられる装備品の画像である。以下の説明では、装備品の例としてベルトを用い、装備品画像823としてベルトの画像を用いて説明する。抽象画像804は、キャラクターを抽象化したオブジェクト画像であり、キャラクター識別情報802毎に異なるオブジェクト画像であっても、同一のオブジェクト画像であっても良い。抽象画像804は、例えば人間の形を模した画像である。抽象画像804は、キャラクターが判別できないように隠蔽されたオブジェクト画像であればいかなる形であっても良い。以下の説明では、抽象画像804として、人間の形を模した抽象画像を用いて説明する。
【0028】
図7は、記憶部102に記憶されている操作画像情報830の一例である。操作画像情報830は、装備品識別情報822と操作画像833と表示位置情報834とが対応付けられて記憶されている。操作画像833は、ユーザがタップ、長押し、スライド、スワイプ等のタッチ操作を行う領域を示す画像である。表示位置情報834には、操作画像833が表示される位置情報として、画面の表示領域における座標が記されている。
【0029】
表示制御部111は、取得部103が読み出したカード情報800に含まれているキャラクター識別情報802に対応付けられている装備品識別情報822と装備品画像823とを、装備品情報820から読み出す。更に、表示制御部111は、装備品識別情報822に基づいて、操作画像833と表示位置情報834とを操作画像情報830から読み出す。そして、表示制御部111は、読み出した装備品画像823を抽象画像804に装備した画像として、第1形態のキャラクター画像805を生成する。
【0030】
表示制御部111は、読み出した表示位置情報834に基づいて、操作画像833を第1形態のキャラクター画像805に重畳してゲーム画像803を生成し、第2表示部132が表示するゲーム画像として出力する。
【0031】
図8は、表示制御部111が生成するゲーム画像803の一例である。ゲーム画像803は、人間の形を模した抽象化画像804にベルトの装備品画像823を装備した第1形態のキャラクター画像805が表示されている、更に、キャラクター画像805に含まれている装備品画像823に、操作画像853として2つの操作画像853_1及び操作画像853_2が重畳されている。図8に示した操作画像833_1は画面に向かって右方向に操作画像上をスライドすることを示しており、操作画像833_2は画面に向かって左方向に操作画像上をスライドすることを示している。
【0032】
以下の説明では、図8に示すように、操作画像853全体を装備品画像823に重畳している例を示しているが、装備品画像823に操作画像853_1及び操作画像853_2の少なくとも一部が重なる態様で重畳すれば良いものとする。
【0033】
操作検出部112は、操作画像833が表示されている間、操作入力部104から出力されるセンサ情報に基づいて、操作画像の表示領域に対するユーザの操作入力を判定する。操作入力の判定は、操作の有無、操作の方向(軌跡を含む)、操作のタイミング等の少なくともいずれか1つが行われる。操作検出部112は、操作入力の判定結果情報を出力する。
【0034】
演出部113は、操作検出部112の判定結果情報に応じて、表示制御部111が生成した第1形態のキャラクター画像805を、第2形態のキャラクター画像806であるキャラクター画像に変化する演出を実行する。演出部113は、操作検出部112から操作入力が成功した旨の判定結果情報が出力されると、取得部103が読み出したカード情報800に含まれているキャラクター識別情報802に基づいて、キャラクター情報810(描画情報812及びパラメータ情報813)を読み出し、キャラクターが装備品を装備している第2形態のキャラクター画像806を生成し、第1形態のキャラクター画像805を第2形態のキャラクター画像806に変化する演出画像を第2表示部132表示するゲーム画像として出力する。
【0035】
ゲーム制御部114は、代価の支払いが検出されると、取得部103から出力されたカード情報800のキャラクター識別情報802に基づいてキャラクター情報810を読み出してゲームを実行し、ゲーム結果を出力する。
【0036】
〈ゲーム装置100の動作〉
ゲーム装置100の動作について図9を用いて説明する。
取得部103は、カードのウラ面の2次元コードからカード情報(カードID801及びキャラクター識別情報802)を取得し、ゲーム制御部113に出力する(ステップS601)。
【0037】
ゲーム制御部113は、取得部103から出力されたカード情報800のキャラクター識別情報802に基づいて装備品情報820(装備品識別情報822及び装備品画像823)を読み出す(ステップS602)。ここでは、図6の装備品情報820のキャラクター識別情報802“KR001”に対応付けられている装備品識別情報822“EQP001”と装備品画像823“EQP_IMG001”が読み出される。
【0038】
表示制御部111は、読み出された装備品情報820の装備品画像823と、抽象画像804と、を用いて、第1形態のキャラクター画像805を生成する(ステップS603)。図10(a)は、装備品画像823を、抽象画像804に装備させた第1形態のキャラクター画像805の一例である。
【0039】
表示制御部111は、装備品識別情報822に基づいて、操作画像833及び表示位置情報834を読み出す(ステップS604)。ここでは、図7の操作画像情報830の装備品識別情報822“EQP001”に対応付けられている操作画像“INP_IMG1”と、表示位置情報“X1,Y1”と、が読み出される。
【0040】
表示制御部111は、読み出した表示位置情報834に示されている位置に操作画像833が表示されるように、第1形態のキャラクター画像805に操作画像833を重畳して生成したゲーム画像を第1表示部131及び第2表示部132に表示させる(ステップS605)。このとき、第2表示部132に表示されるゲーム画像の一例が、図10(b)である。
操作入力部104は、ユーザの操作が感知されると、センサ情報を操作検出部111に出力する(ステップS606)。
【0041】
操作検出部111は、操作入力部104からのセンサ情報が示す座標が操作画像833の表示領域の範囲に含まれるかを判定し、判定結果を表示制御112に出力する(ステップS607)。ここで、「失敗」と判定されると(ステップS607:No)、表示制御112は図10(c)に示すような判定結果を第2表示部132に表示し(ステップS610)、終了となる。
【0042】
一方、判定結果が「成功」の場合(ステップS607:Yes)、演出部113は取得部103が取得したカード情報800のキャラクター識別情報802に基づいて、キャラクター情報810(描画情報812及びパラメータ情報813)を読み出す(ステップS608)。
【0043】
演出部113は、読み出したキャラクター情報806を用いて第2形態のキャラクター画像806を生成し、第1形態のキャラクター画像805を第2形態のキャラクター画像806に変化する演出画像を生成して出力する(ステップS609)。図10(d)は、演出画像の例として、第2形態のキャラクター画像806が表示されている。
【0044】
尚、上記説明では、操作画像833を装備品画像823と共に表示されていたが、第1態様のキャラクター画像805がなんらかの動作によって視覚的にユーザ側に近づき、装備品画像823が表示画面の所定の割合以上の大きさで表示された場合に操作画像833を表示するように構成しても良い。
また、上記説明では、演出部113が構成されている例を用いて説明したが、表示制御部111が演出部113の処理を実行する構成であっても良い。
【0045】
また、上記説明では、操作判定の結果が「成功」と判定されると、第1形態のキャラクター画像が第2形態のキャラクター画像に変化する演出を実行する構成を用いて説明したが、ゲーム制御部114はゲームの対戦相手に攻撃する処理を実行しても良い。この時、演出部113は、上記の演出を実行後に、必殺技を繰り出すキャラクター画像を表示する演出を実行しても良い。図16は、必殺技を繰り出す演出の1例である。図16に示すように、第1表示部131及び第2表示部132の表示画面を用いてキャラクターを表示すると、迫力ある演出となり、ゲームの興趣性が向上する。
また、必殺技を繰り出すキャラクター画像を表示する演出は、第1形態のキャラクター画像が第2形態のキャラクター画像に変化する演出を行わない構成であってもよい。この場合、ゲーム開始時から第2形態のキャラクター画像806を表示させ、操作検出の結果が「成功」である場合に、必殺技を繰り出す演出を行っても良い。
【0046】
また、第1形態のキャラクター画像が第2形態のキャラクター画像に変化する演出を実行したことを条件に、その後のゲームの進行が有利になるようにゲームを処理する構成であってもよい。
【0047】
上記本発明によると、表示されているキャラクターの装備品をユーザが入力操作することによってゲームにキャラクターを登場させることが可能となり、ゲームの興趣性が向上する。
【0048】
〈第2の実施の形態〉
上記実施の形態では、表示制御部111は、右方向に操作画像上をスライドすることを示す操作画像833_1と、左方向に操作画像上をスライドすることを示す操作画像833_2との2つ(複数)の操作画像833を重畳する例を用いて説明した。しかしながら、操作画像の形及び大きさ、入力操作の方向、操作入力の方法及び表示する操作画像の数のいずれも問わない。
【0049】
例えば、図11(a)は、操作画像833の形が“円”であり、操作入力の方法が“タッチ“であり、操作画像833の数が1つである例を示している。図11(b)は、操作画像833の形が“円弧の矢印”であり、操作方向が“(円弧に沿った)上向き”であり、操作入力の方法が“スライド”であり、操作画像833の数が2つである例を示している。
【0050】
このような構成にしても、表示されているキャラクターの装備品をユーザが入力操作することによってゲームにキャラクターを登場させることが可能となり、ゲームの興趣性が向上する。
【0051】
〈第3の実施の形態〉
本実施の形態では、上記実施の形態の演出とは異なる演出について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0052】
図12は、記憶部102に記憶されている付属パーツ情報840の一例である。付属パーツ情報840は、装備品識別情報822と付属パーツ識別情報824と付属パーツ画像825とが対応付けられて記憶されている。付属パーツ識別情報824は、装備品の付属パーツを一意に識別する情報である。付属パーツ画像825は、装備品の付属パーツを示す画像である。以下の説明では、付属パーツの例としてカードを用い、装備品画像825としてカードの画像を用いて説明するがこれに限らないものとする。
【0053】
図13は、記憶部102に記憶されている第2の操作画像情報850の一例である。第2の操作画像情報830は、付属パーツ識別情報824と第2の操作画像853と第2の表示位置情報854とが対応付けられて記憶されている。操作画像833は、ユーザがタップ、長押し、スライド、スワイプ等のタッチ操作を行う領域を示す画像である。第2の表示位置情報834には、第2の操作画像833が表示される位置情報として、画面の表示領域における座標が記されている。
【0054】
表示制御部111は、取得部103が読み出したカード情報800のキャラクター識別情報802に対応付けられている付属パーツ識別情報824と付属パーツ画像825とを、付属パーツ情報840から読み出す。更に、表示制御部111は、付属パーツ識別情報824に基づいて、操作画像833と表示位置情報834とを第2の操作画像情報850から読み出す。そして、表示制御部111は、読み出した装備品画像823を抽象画像804に装備した画像として、第1形態のキャラクター画像805を生成する。
【0055】
表示制御部111は、読み出した付属パーツ画像825を、第1形態のキャラクター画像805に重ならないように表示する。例えば、第1表示部131に付属パーツ画像825を表示する。
【0056】
表示制御部111は、読み出した表示位置情報834に基づいて、操作画像833を第1形態のキャラクター画像805に重畳してゲーム画像803を生成し、第2表示部132が表示するゲーム画像として出力する。
【0057】
演出部113は、操作検出部112から操作入力が成功した旨の判定結果情報が出力されると、第1表示部131に表示されている付属パーツ画像825が、第2表示部132に表示されている装備品画像823に装着される演出画像を第2表示部132表示するゲーム画像として出力する。
本実施の形態の動作について図14のフロー図を用いて説明する。
【0058】
取得部103は、カードのウラ面の2次元コードからカード情報(カードID801及びキャラクター識別情報802)を取得し、ゲーム制御部113に出力する(ステップS701)。
【0059】
ゲーム制御部113は、取得部103から出力されたカード情報800のキャラクター識別情報802に基づいて装備品情報820(装備品識別情報822及び装備品画像823)を読み出す(ステップS702)。ここでは、図4の装備品情報820のキャラクターID802“KR001”に対応付けられている装備品識別情報822“EQP001”と装備品画像823“EQP_IMG001”が読み出される。
【0060】
表示制御部111は、読み出された装備品情報820の装備品画像823と、抽象画像804と、を用いて、第1形態のキャラクター画像805を生成する(ステップS703)。
【0061】
表示制御部111は、装備品識別情報822に基づいて、第1表示部131に表示する付属パーツ情報840(付属パーツ識別情報824及び付属パーツ画像825)を読み出す(ステップS704)。
【0062】
表示制御部111は、装備品識別情報822に基づいて、第2の操作画像853及び第2の表示位置情報854を読み出す(ステップS705)。ここでは、図13の第2の操作画像情報850の付属パーツ識別情報824“TP001”に対応付けられている第2の操作画像“INP_IMG4”と、第2の表示位置情報“X4,Y4”と、が読み出される。
【0063】
表示制御部111は、読み出した第2の表示位置情報854に示されている位置に第2の操作画像853が表示されるように、第1形態のキャラクター画像805に操作画像833を重畳し、付属パーツ画像825を含むゲーム画像を生成する(ステップS706)。このとき、表示されるゲーム画像の一例が、図15(a)である。図15(a)に示すように、付属パーツ画像825は第1表示部131に表示され、操作画像833が重畳された第1形態のキャラクター画像805は第2表示部132に表示される。
操作入力部104は、ユーザの操作が感知されると、センサ情報を操作検出部111に出力する(ステップS707)。
【0064】
操作検出部111は、操作入力部104からのセンサ情報が示す座標が操作画像833の表示領域の範囲に含まれるかを判定し、判定結果を表示制御112に出力する(ステップS608)。ここで、「失敗」と判定されると(ステップS708:No)、表示制御112は図10(c)に示すような判定結果を第2表示部132に表示し(ステップS611)、終了となる。
【0065】
一方、判定結果が「成功」の場合(ステップS708:Yes)、演出部113は演出画像を生成して出力する(ステップS709)。図15(b)は、演出画像の例である。
【0066】
尚、上記説明では、付属パーツ情報840は、装備品識別情報822に付属パーツ識別情報824と付属パーツ画像825とが対応付けられて記憶されている例を用いて説明したが、キャラクター識別情報802に付属パーツ識別情報824と付属パーツ画像825とが対応付けられて記憶されている付属パーツ情報840であっても同様の処理が可能である。
【0067】
尚、上記説明では、ゲーム装置100は、制御部110が各構成部の動作プログラムを読み出し、メモリに展開して実行する構成について説明したが、各構成部の動作を実現するハードウェアによって構成されていても実現可能である。
【0068】
[付記1]
ゲームをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、
ゲーム要素を取得する取得手段、
前記取得したゲーム要素に関連付けられた装備品の装備品画像と、前記装備品に関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第1の操作画像と、を表示する表示制御手段、
操作を検出する検出手段、
前記第1の操作画像に対する操作に応じて、前記ゲーム要素の演出を行う演出手段、
として機能させるプログラム。
【0069】
[付記2]
前記演出手段は、前記取得したゲーム要素に対応したキャラクターを抽象化した抽象画像から、前記ゲーム要素に対応したキャラクターの画像に変化する演出を行う、
付記1に記載のプログラム。
【0070】
[付記3]
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる大きさの前記第1の操作画像を重畳する、
付記1又は付記2に記載のプログラム。
【0071】
[付記4]
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる操作内容を示す前記第1の操作画像を重畳する、
付記1から付記3のいずれかに記載のプログラム。
【0072】
[付記5]
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる方向の第1の操作画像を複数表示する、
付記1から付記4のいずれか項4に記載のプログラム。
【0073】
[付記6]
前記表示制御手段は、前記装備品に少なくとも一部が重なる態様で前記第1の操作画像を表示する、
付記1から付記5のいずれかに記載のプログラム。
【0074】
[付記7]
前記表示制御手段は、前記装備品画像を順次大きくなるように表示し、前記装備品画像の大きさが所定の大きさになると前記第1の操作画像を表示する、
付記1から付記6のいずれかに記載のプログラム。
【0075】
[付記8]
前記表示制御手段は、前記第1の操作画像を前記装備品の付属パーツに重ならないように表示する、
付記1から付記7のいずれかに記載のプログラム。
【0076】
[付記9]
前記表示制御手段は、前記装備品の付属パーツと、前記付属パーツに関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第2の操作画像と、を表示し、
前記演出手段は、前記付属パーツが前記装備品を起動する演出を行う、
付記1から付記8のいずれかに記載のプログラム。
【0077】
[付記10]
前記ゲームは、対戦ゲームであり、
前記演出の実行後に、対戦相手に攻撃する、
付記1から付記9のいずれかに記載のプログラム。
【0078】
[付記11]]
ゲーム要素を取得する取得手段と、
前記取得したゲーム要素に関連付けられた装備品と、前記装備品に関連付けられた操作内容を示す第1の操作画像と、を表示する表示制御手段と、
前記第1の操作画像に対する操作を検出する検出手段と、
検出された操作に応じて、前記ゲーム要素の演出を行う演出手段と、
を備えるゲーム装置。
【符号の説明】
【0079】
100 ゲーム装置
101 表示部
102 記憶部
103 取得部
104 操作入力部
105 音声出力部
106 通信部
110 制御部
111 表示制御部
112 操作検出部
113 演出部
114 ゲーム制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
【手続補正書】
【提出日】2023-12-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲームをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、
ゲーム要素を取得する取得手段、
前記取得したゲーム要素に関連付けられた装備品の装備品画像と、前記装備品に関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第1の操作画像と、前記装備品の付属パーツと、前記付属パーツに関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第2の操作画像と、を表示する表示制御手段、
操作を検出する検出手段、
前記第1の操作画像に対する操作に応じて、前記ゲーム要素の演出を行う演出手段、
として機能させ
前記表示制御手段は、前記第1の操作画像を前記装備品の付属パーツに重ならないように表示し、
前記演出手段は、前記付属パーツが前記装備品を起動する演出を行う、
プログラム。
【請求項2】
前記演出手段は、前記取得したゲーム要素に対応したキャラクターを抽象化した抽象画像から、前記ゲーム要素に対応したキャラクターの画像に変化する演出を行う、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる大きさの前記第1の操作画像を重畳する、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる操作内容を示す前記第1の操作画像を重畳する、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記装備品に応じて、異なる方向の第1の操作画像を複数表示する、
請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記装備品に少なくとも一部が重なる態様で前記第1の操作画像を表示する、
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記装備品画像を順次大きくなるように表示し、前記装備品画像の大きさが所定の大きさになると前記第1の操作画像を表示する、
請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記ゲームは、対戦ゲームであり、
前記演出の実行後に、対戦相手に攻撃する、
請求項1又は請求項2に記載のプログラム。
【請求項9】
ゲーム要素を取得する取得手段と、
前記取得したゲーム要素に関連付けられた装備品の装備品画像と、前記装備品に関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第1の操作画像と、前記装備品の付属パーツと、前記付属パーツに関連付けられた操作内容を示す少なくとも一以上の第2の操作画像と、を表示する表示制御手段と、
前記第1の操作画像に対する操作を検出する検出手段と、
検出された操作に応じて、前記ゲーム要素の演出を行う演出手段と、
を備え
前記表示制御手段は、前記第1の操作画像を前記装備品の付属パーツに重ならないように表示し、
前記演出手段は、前記付属パーツが前記装備品を起動する演出を行う、
ゲーム装置。