(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024013110
(43)【公開日】2024-01-31
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240124BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022115056
(22)【出願日】2022-07-19
(71)【出願人】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】LINEヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】吉田 英司
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC12
(57)【要約】
【課題】求職者が企業に関する他の利用者からの評価を把握したうえで求職に関する活動を行う。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、企業に対する評価を利用者から受け付け可能な評価コンテンツを提供する提供部と、提供部により提供される評価コンテンツ(例えば、企業の現社員や、元社員などから評価を受け付け、受け付けた評価を示す評価コンテンツ)を介して、企業のうち、求職者の求職に関する求職情報を公開する企業の指定を当該求職者から受け付ける受付部とを有することを特徴とする。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
企業に対する評価を利用者から受け付け可能な評価コンテンツを提供する提供部と、
前記提供部により提供される評価コンテンツを介して、前記企業のうち、求職者の求職に関する求職情報を公開する企業の指定を当該求職者から受け付ける受付部と
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記提供部は、
前記評価コンテンツ上で表示されるコンテンツであって、前記求職情報を公開する企業の指定を受け付けるためのコンテンツである受付コンテンツを含む前記評価コンテンツを提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記企業のうち、前記求職者により指定された企業が前記求職情報を閲覧可能に設定する設定部
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記設定部は、
求人をしていない企業が前記求職者により指定された場合、当該企業が求人を開始した際に当該企業が前記求職情報を閲覧可能に設定する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
求人をしていない企業が前記求職者により指定された場合、当該企業が求人を開始した際に所定のメッセージを前記求職者に送信する送信部
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記企業に対する評価と、前記求職者に関する情報とに基づいて、前記企業と前記求職者との相性の度合いを判定する判定部
をさらに有し、
前記提供部は、
前記判定部により判定された前記企業と前記求職者との相性の度合いを示す前記評価コンテンツを提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記判定部は、
前記企業に対する評価と、前記評価コンテンツにおける前記求職者の閲覧履歴とに基づいて、前記企業と前記求職者との相性の度合いを判定する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記判定部は、
前記企業に対する評価と、前記求職情報とに基づいて、前記企業と前記求職者との相性の度合いを判定する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記提供部は、
前記相性の度合いに応じた優先度に基づいて前記企業に関する情報を示す前記評価コンテンツを提供する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記提供部は、
前記企業のうち、直近の所定の期間内において求人を開始した企業に関する情報を示す前記評価コンテンツを提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項11】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
企業に対する評価を利用者から受け付け可能な評価コンテンツを提供する提供工程と、
前記提供工程により提供される評価コンテンツを介して、前記企業のうち、求職者の求職に関する求職情報を公開する企業の指定を当該求職者から受け付ける受付工程と
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項12】
企業に対する評価を利用者から受け付け可能な評価コンテンツを提供する提供手順と、
前記提供手順により提供される評価コンテンツを介して、前記企業のうち、求職者の求職に関する求職情報を公開する企業の指定を当該求職者から受け付ける受付手順と
をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、求職者による求職に関する活動を支援するための技術が知られている。このような技術の一例として、複数の採用企業の採用サイトを表示し、端末装置からの求職者の登録を受け付け、採用企業のサーバに求職者の個人の能力に関する情報を提供し、採用企業のサーバから設定された採用条件に合致する求職者の端末装置にスカウトメールを送信する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来技術では、求職者が企業に関する他の利用者からの評価を把握したうえで求職に関する活動ができるとは限らない。
【0005】
例えば、上述した従来技術では、職者の個人の能力に関する個人能力情報を就職支援サーバの求職者の登録サイトに登録し、採用企業サーバに提供しているに過ぎず、求職者が企業に関する他の利用者からの評価を把握したうえで求職に関する活動ができるとは限らない。
【0006】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、求職者が企業に関する他の利用者からの評価を把握したうえで求職に関する活動を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に係る情報処理装置は、企業に対する評価を利用者から受け付け可能な評価コンテンツを提供する提供部と、前記提供部により提供される評価コンテンツを介して、前記企業のうち、求職者の求職に関する求職情報を公開する企業の指定を当該求職者から受け付ける受付部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様によれば、求職者が企業に関する他の利用者からの評価を把握したうえで求職に関する活動を行うことできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係る求職者端末100の画面の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示す図である。
【
図4】
図4は、実施形態に係る求職者情報データベース31の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係る企業情報データベース32の一例を示す図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【
図7】
図7は、情報処理装置10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0011】
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の情報処理装置等により実現される情報処理を説明する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。なお、
図1では、本願に係る情報処理装置の一例である情報処理装置10によって、実施形態に係る提供処理などが実現されるものとする。
【0012】
図1に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置10と、求職者端末100と、企業端末200とを含む。情報処理装置10、求職者端末100及び企業端末200は、ネットワークN(例えば、
図2参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、
図1に示した情報処理システム1には、複数台の情報処理装置10、複数台の求職者端末100及び複数台の企業端末200が含まれていてもよい。
【0013】
図1に示す情報処理装置10は、情報処理を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、情報処理装置10は、企業の評価に関する評価情報を利用者(例えば、企業の現社員や、元社員など)から受け付け、当該評価情報を示す評価コンテンツを求職者等に提供するサービス(以下、「評価サービス」と記載する場合がある)を提供する。具体的な例を挙げると、情報処理装置10は、企業から提供される給与(例えば、平均年収)や、ワークライフバランス(例えば、平均有給取得率や、平均残業時間など)、職場の人間関係などを示す評価情報を受け付ける。
【0014】
なお、情報処理装置10は、評価情報がまだ利用者から投稿されていない企業を示す評価コンテンツを含む評価サービスを提供してもよい。
【0015】
また、情報処理装置10は、評価サービスに係るウェブサイトを提供するウェブサーバとしての機能を有していてもよい。また、情報処理装置10は、求職者端末100や企業端末200にインストールされた評価サービスに関するアプリケーションに表示する情報を、求職者端末100や企業端末200に配信する装置であってもよい。また、情報処理装置10は、アプリケーションのデータそのものを配信するサーバであってもよい。
【0016】
また、情報処理装置10は、求職者端末100や企業端末200に制御情報を配信する配信装置として機能してもよい。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語により記述される。なお、情報処理装置10から配信されるアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
【0017】
図1に示す求職者端末100は、求職者によって利用される情報処理装置である。例えば、求職者端末100は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、求職者端末100は、情報処理装置10や企業端末200によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、
図1に示す例では、求職者端末100がスマートフォンである場合を示す。
【0018】
図1に示す企業端末200は、企業における管理者(例えば、人事部門の社員等)によって利用される情報処理装置である。例えば、企業端末200は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。また、企業端末200は、情報処理装置10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、
図1に示す例では、企業端末200がノート型PCである場合を示す。
【0019】
以下、
図1を用いて、情報処理装置10が行う情報処理について説明する。なお、以下の説明では、求職者端末100が、求職者ID「UID#1」により識別される求職者(求職者U1)により利用されるものとする。また、以下の説明では、求職者端末100を求職者U1と同一視する場合がある。すなわち、以下では、求職者U1を求職者端末100と読み替えることもできる。
【0020】
また、以下の説明では、企業端末200を利用する管理者に応じて、企業端末200を企業端末200-1~200-N(Nは任意の自然数)として説明する。例えば、企業端末200-1は、企業ID「CID#1」により識別される企業#1における管理者(管理者M1)により利用される端末装置である。また、企業端末200-2は、企業ID「CID#2」により識別される企業#2における管理者(管理者M2)により利用される端末装置である。また、企業端末200-3は、企業ID「CID#3」により識別される企業#3における管理者(管理者M3)により利用される端末装置である。また、以下では、企業端末200-1~200-Nについて、特に区別なく説明する場合には、企業端末200と記載する。
【0021】
また、以下の説明において、企業#1及び#2が評価サービスを介して求人を行っており、企業#3が求人を行っていないものとする。
【0022】
まず、情報処理装置10は、企業に対する評価と、求職者U1に関する情報とに基づいて、企業と求職者U1の相性の度合いを判定する(ステップS1)。例えば、情報処理装置10は、企業#1、#2、#3、・・・の評価情報と、評価コンテンツにおける求職者U1の閲覧履歴とに基づいて、企業#1、#2、#3、・・・と求職者U1との相性の度合いを判定する。具体的な例を挙げると、評価サービスにおいて求職者U1が閲覧した評価コンテンツのうち、平均年収が所定の閾値以上である企業に関する評価コンテンツの割合が一定以上である場合、情報処理装置10は、平均年収が高い企業ほど求職者U1との相性が良い(言い換えると、相性の度合いが高い)と判定する。
【0023】
なお、情報処理装置10は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を用いて、企業と求職者U1との相性の度合いを判定してもよい。また、情報処理装置10は、企業に対する評価と、求職者U1に関する情報が入力された場合に、企業と求職者U1との相性の度合いを出力するよう学習されたモデルを用いて、企業と求職者U1との相性の度合いを判定してもよい。
【0024】
続いて、情報処理装置10は、求職者端末100から受信した評価コンテンツの提供要求に応じて、評価コンテンツを求職者端末100に提供する(ステップS2)。例えば、情報処理装置10は、企業#1、#2、#3、・・・の各々に関する評価コンテンツを、企業#1、#2、#3、・・・と求職者U1との相性の度合いに応じた優先度で提供する。具体的な例を挙げると、情報処理装置10は、相性の度合いが上位1~10位である企業に関する評価コンテンツを、評価サービスのファーストビューにおいて提供(表示)する。
【0025】
続いて、情報処理装置10は、求職者U1の求職に関する求職情報を公開する企業の指定を求職者端末100から受け付ける(ステップS3)。例えば、情報処理装置10は、求職者U1の職務概要や、職務経歴、保有資格、メールアドレスなどを示す求職情報を公開する企業の指定を、評価コンテンツ上で表示される受付コンテンツを介して受け付ける。
【0026】
ここで、
図2を用いて、求職者U1に提供される評価コンテンツ、並びに、評価コンテンツ上で表示される受付コンテンツの例について説明する。
図2は、実施形態に係る求職者端末100の画面の一例を示す図である。
【0027】
図2に示すように、求職者端末100は、企業の評価情報、並びに、求職情報を公開する企業の指定を受け付けるための受付コンテンツ(ボタン)B1を含む評価コンテンツC1を表示する。評価コンテンツC1上に表示されるボタンB1が押下された場合、情報処理装置10は、評価コンテンツC1が示す企業を、求職情報を公開する企業として受け付ける。
【0028】
例えば、
図1を例にして説明すると、情報処理装置10は、評価サービスを介して求人を行っている企業#1及び#2の各々に関する評価コンテンツ上では受付コンテンツを表示させ、求人を行っていない企業#3に関する評価コンテンツ上では受付コンテンツを表示させない。
【0029】
図1に戻り説明を続ける。ここで、
図1の例において、求職者U1が、企業#1を、求職情報を公開する企業として指定したものとする。この場合、求職者端末100は、指定された企業#1が、求職者U1の求職情報を閲覧可能に設定する(ステップS4)。例えば、情報処理装置10は、自装置の記憶部において管理する求職者U1の求職情報を、企業#1が閲覧可能に設定する。
【0030】
なお、求職者U1の求職情報は、受付コンテンツが押下された場合に表示される画面において求職者U1が入力した情報であってもよく、評価サービスに求職者U1が予め入力した情報であってもよい。
【0031】
続いて、情報処理装置10は、企業端末200からの提供要求に応じて、求職情報を提供する(ステップS5)。例えば、企業端末200-1から求職情報の提供要求を受け付けた場合、情報処理装置10は、求職者U1や、求職情報を公開する企業として企業#1を指定した他の求職者の求職情報を、評価サービスを介して企業端末200-1に提供する。一方、企業端末200-2から求職情報の提供要求を受け付けた場合、情報処理装置10は、求職者U1の求職情報を企業端末200-2に提供しない。
【0032】
続いて、管理者M1は、求職者U1に対するオファーを行う(ステップS6)。例えば、管理者M1が、求職者U1の求職情報の閲覧し、求職者U1との面談を希望した場合、企業端末200-1は、求職情報が示すメールアドレスに対しメッセージを送信する。
【0033】
以上のように、実施形態に係る情報処理装置10は、企業の評価に関する評価情報を利用者から受け付け、当該評価情報を示す評価コンテンツを求職者等に提供する評価サービスを介して、求職者から求職情報を受け付け、求職者が希望する企業に求職情報を提供する。これにより、実施形態に係る情報処理装置10は、求職者が企業に関する他の利用者からの評価を把握したうえで求職に関する活動を行うことを可能とする。
【0034】
また、通常、企業が求人票を出して求人を行う場合では、直近でちょうど転職活動を行っている求職者を採用することしかできない。一方、実施形態に係る情報処理装置10では、自社に対して興味を抱く求職者や、自社の職務に適合する求職者に関する求職情報を企業が常に保持しておくことができる(すなわち、タレントプールを構築することができる)ため、人材採用を行いたいタイミングで、求人票を出さずに、タレントプールから任意の人材を確保することができる。
【0035】
また、従来の求人媒体においては、有名な企業に求職者が殺到する場合がある。これに対し、実施形態に係る情報処理装置10では、企業の現社員や元社員などから企業の評価情報(すなわち、口コミ)を受け付け、求職者に評価コンテンツを提供することができるため、隠れた優良企業や、口コミの評価が高い企業に関する情報を提供し、求職者をこれらの企業に誘引することができる。このように、上記のように企業の口コミを提供する評価サービスと、企業及び求職者のマッチングに関するサービスとは親和性が高いため、実施形態に係る情報処理装置10は、求職者及び企業に対し質の高いサービスを提供することができる。
【0036】
〔2.その他の処理例〕
なお、上述した処理は一例に過ぎず、情報処理装置10は、様々な情報を用いて様々な処理を行ってもよい。この点について、以下例示を列挙する。
【0037】
〔2-1.求人をしていない企業について〕
図1の例において、情報処理装置10は、評価サービスを介した求人を行っていない企業#3を、求職情報を公開する企業とする指定を求職者U1から受け付けてもよい。例えば、情報処理装置10は、企業#3に関する評価コンテンツ上においても受付コンテンツを表示させ、受付コンテンツを介して、企業#3を、求職情報を公開する企業とする指定を受け付ける。そして、情報処理装置10は、企業#3が求人を開始した際に、企業#3が求職者U1の求職情報を閲覧可能に設定する。
【0038】
また、情報処理装置10は、評価サービスにおいて企業#3をフォローする旨の情報を求職者U1から受け付けてもよい。このような場合、情報処理装置10は、企業#3が求人を開始した際に、求職者U1に所定のメッセージ(例えば、企業#3が求人を開始した旨の情報や、企業#3に関する評価コンテンツのリンク情報などを含む電子メール)を送信するとともに、求職者端末100が企業#3に関する評価コンテンツを表示する際に、当該評価コンテンツ上に受付コンテンツを表示させる。
【0039】
〔2-2.相性の度合いの判定について〕
上述した処理において、企業の評価情報と、評価コンテンツにおける求職者U1の閲覧履歴とに基づいて、企業と求職者U1との相性の度合いを判定する例を示したが、情報処理装置10による処理は、このような例に限定されない。例えば、情報処理装置10は、企業の評価情報と、求職者U1が予め入力した求職情報とに基づいて、企業と求職者U1との相性の度合いを判定してもよい。
【0040】
また、企業の評価情報と、求職者U1の属性(デモグラフィック属性やサイコグラフィック属性)やライフステージ、求職における嗜好性(例えば、給与を重視や、ライフワークバランスを重視など)などといった情報と基づいて、企業と求職者U1との相性の度合いを判定してもよい。
【0041】
また、上述した処理において、情報処理装置10は、企業と求職者U1との相性の度合いを示す評価コンテンツを提供してもよい。
【0042】
〔2-3.新たに求人を開始した企業について〕
図1の例において、情報処理装置10は、企業のうち、直近の所定の期間内(例えば、直近の1週間以内)において求人を開始した企業に関する情報を示す評価コンテンツを、評価サービスにおいて優先的に提供してもよい。例えば、情報処理装置10は、直近の1週間以内において求人を開始した企業に関する情報を示す評価コンテンツを、評価サービスのファーストビューにおいて提供(表示)する。
【0043】
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、
図3を用いて、情報処理装置10の構成について説明する。
図3は、実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示す図である。
図3に示すように、情報処理装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
【0044】
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、求職者端末100、企業端末200等との間で情報の送受信を行う。
【0045】
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
図2に示すように、記憶部30は、求職者情報データベース31と、企業情報データベース32とを有する。
【0046】
(求職者情報データベース31について)
求職者情報データベース31は、求職者に関する各種の情報を記憶する。ここで、
図4を用いて、求職者情報データベース31が記憶する情報の一例を説明する。
図4は、実施形態に係る求職者情報データベース31の一例を示す図である。
図4の例において、求職者情報データベース31は、「求職者ID」、「閲覧履歴」、「求職情報」、「指定情報」といった項目を有する。
【0047】
「求職者ID」は、求職者を識別するための識別情報を示す。「閲覧履歴」は、評価サービスにおける評価コンテンツの閲覧履歴を示す。「求職情報」は、求職者が入力した求職に関する求職情報を示す。「指定情報」は、求職情報を公開する企業として求職者が指定した企業に関する情報を示し、例えば、企業を識別する識別情報(企業ID)などといった情報が格納される。
【0048】
すなわち、
図4では、求職者ID「UID#1」により識別される求職者の閲覧履歴が「閲覧履歴#1」、求職情報が「求職情報#1」、指定情報が「指定情報#1」である例を示す。
【0049】
(企業情報データベース32について)
企業情報データベース32は、企業に関する各種の情報を記憶する。ここで、
図5を用いて、企業情報データベース32が記憶する情報の一例を説明する。
図5は、実施形態に係る企業情報データベース32の一例を示す図である。
図5の例において、企業情報データベース32は、「企業ID」、「評価情報」、「求人情報」、「公開求職情報」といった項目を有する。
【0050】
「企業ID」は、企業を識別するための識別情報を示す。「評価情報」は、企業に対する利用者からの評価を示す。「求人情報」は、企業の求人に関する情報を示し、例えば、企業が求人を行っているか否かや、労働条件などといった情報が格納される。「公開求職情報」は、企業に対して公開される求職情報に関する情報を示し、例えば、企業に対して求職情報を公開する指定を行った求職者の識別情報などといった情報が格納される。
【0051】
すなわち、
図5では、企業ID「CID#1」により識別される企業の評価情報が「評価情報#1」、求人情報が「求人情報#1」、公開求職情報が「公開求職情報#1」である例を示す。
【0052】
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、
図3に示すように、判定部41と、提供部42と、受付部43と、設定部44と、送信部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
【0053】
(判定部41について)
判定部41は、企業に対する評価と、求職者に関する情報とに基づいて、企業と求職者との相性の度合いを判定する。例えば、
図1の例において、判定部41は、求職者情報データベース31及び企業情報データベース32を参照し、企業に対する評価と、求職者U1に関する情報とに基づいて、企業と求職者U1との相性の度合いを判定する。具体的な例を挙げると、判定部41は、企業の評価情報と、求職者U1の属性やライフステージ、求職における嗜好性などといった情報と基づいて、企業と求職者U1との相性の度合いを判定する。
【0054】
また、判定部41は、企業に対する評価と、評価コンテンツにおける求職者の閲覧履歴とに基づいて、企業と求職者との相性の度合いを判定してもよい。例えば、
図1の例において、判定部41は、企業#1、#2、#3、・・・の評価情報と、評価コンテンツにおける求職者U1の閲覧履歴とに基づいて、企業#1、#2、#3、・・・と求職者U1との相性の度合いを判定する。
【0055】
また、判定部41は、企業に対する評価と、求職情報とに基づいて、企業と求職者との相性の度合いを判定してもよい。例えば、
図1の例において、判定部41は、企業の評価情報と、求職者U1が予め入力した求職情報とに基づいて、企業と求職者U1との相性の度合いを判定する。
【0056】
(提供部42について)
提供部42は、企業に対する評価を利用者から受け付け可能な評価コンテンツを提供する。例えば、
図1の例において、提供部42は、企業の評価に関する評価情報を、企業の現社員や、元社員などである利用者から受け付け、当該評価情報を示す評価コンテンツを提供する。
【0057】
また、提供部42は、評価コンテンツ上で表示されるコンテンツであって、求職情報を公開する企業の指定を受け付けるためのコンテンツである受付コンテンツを含む評価コンテンツを提供してもよい。例えば、
図1の例において、提供部42は、企業の評価情報、並びに、求職情報を公開する企業の指定を受け付けるための受付コンテンツ(B1を含む評価コンテンツC1を提供する。
【0058】
また、提供部42は、判定部41により判定された企業と求職者との相性の度合いを示す評価コンテンツを提供してもよい。例えば、
図1の例において、提供部42は、企業と求職者U1との相性の度合いを示す評価コンテンツを提供する。
【0059】
また、提供部42は、相性の度合いに応じた優先度に基づいて企業に関する情報を示す評価コンテンツを提供してもよい。例えば、
図1の例において、提供部42は、企業#1、#2、#3、・・・の各々に関する評価コンテンツを、企業#1、#2、#3、・・・と求職者U1との相性の度合いに応じた優先度で提供する。
【0060】
また、提供部42は、企業のうち、直近の所定の期間内において求人を開始した企業に関する情報を示す評価コンテンツを提供してもよい。例えば、
図1の例において、提供部42は、直近の1週間以内において求人を開始した企業に関する情報を示す評価コンテンツを、評価サービスのファーストビューにおいて提供する。
【0061】
(受付部43について)
受付部43は、提供部42により提供される評価コンテンツを介して、企業のうち、求職者の求職に関する求職情報を公開する企業の指定を当該求職者から受け付ける。例えば、
図1の例において、受付部43は、求職者U1の職務概要や、職務経歴、保有資格、メールアドレスなどを示す求職情報を公開する企業の指定を、評価コンテンツ上で表示される受付コンテンツを介して受け付ける。
【0062】
(設定部44について)
設定部44は、企業のうち、求職者により指定された企業が求職情報を閲覧可能に設定する。例えば、
図1の例において、設定部44は、求職者U1が、企業#1を、求職情報を公開する企業として指定した場合、指定された企業#1が、求職者U1の求職情報を閲覧可能に設定する。
【0063】
また、設定部44は、求人をしていない企業が求職者により指定された場合、当該企業が求人を開始した際に当該企業が求職情報を閲覧可能に設定してもよい。例えば、
図1の例において、設定部44は、評価サービスを介した求人を行っていない企業#3を、求職情報を公開する企業とする指定が受け付けられた場合、設定部44は、企業#3が求人を開始した際に、企業#3が求職者U1の求職情報を閲覧可能に設定する。
【0064】
(送信部45について)
送信部45は、求人をしていない企業が求職者により指定された場合、当該企業が求人を開始した際に所定のメッセージを求職者に送信する。例えば、
図1の例において、送信部45は、評価サービスにおいて企業#3をフォローする旨の情報を求職者U1から受け付けられた場合、企業#3が求人を開始した際に、求職者U1に所定のメッセージ(例えば、企業#3が求人を開始した旨の情報や、企業#3に関する評価コンテンツのリンク情報などを含む電子メール)を送信する。
【0065】
〔4.情報処理のフロー〕
図6を用いて、実施形態に係る情報処理装置10の情報処理の手順について説明する。
図6は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【0066】
図6に示すように、情報処理装置10は、企業に対する評価を利用者から受け付け可能な評価コンテンツを提供する(ステップS101)。続いて、情報処理装置10は、求職情報を公開する企業の指定を受け付けたか否かを判定する(ステップS102)。企業の指定を受け付けていない場合(ステップS102;No)、情報処理装置10は、処理を終了する。
【0067】
一方、企業の指定を受け付けた場合(ステップS102;Yes)、情報処理装置10は、指定された企業が求職情報を閲覧可能に設定し(ステップS103)、処理を終了する。
【0068】
〔5.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
【0069】
〔5-1.求職者が採用される確率について〕
上述の実施形態において、提供部42は、企業が求職者を採用する確率を示す評価コンテンツを提供してもよい。例えば、提供部42は、企業が過去に採用した採用者に関する情報(採用者の求職情報等)と、求職者に関する情報(求職者の求職情報等)との類似度とに基づいて、求職者が採用される確率を推定し、推定した確率を示す評価コンテンツを提供する。また、提供部42は、企業の評価情報を投稿した利用者(言い換えると、企業の現社員、または、元社員である利用者)に関する情報(例えば、求職情報)と、求職者に関する情報との類似度とに基づいて、求職者が採用される確率を推定し、推定した確率を示す評価コンテンツを提供する。
【0070】
〔5-2.受付コンテンツの表示について〕
上述の実施形態において、提供部42は、所定の条件を満たす場合、評価サービスを介して求人を行っている企業に関する評価コンテンツにおいて、受付コンテンツを表示しなくともよい。例えば、企業と求職者との相性の度合いが所定の閾値以下である場合や、企業の評価が所定の閾値以下である場合、提供部42は、当該企業に関する評価コンテンツにおいて、受付コンテンツを表示しなくともよい。
【0071】
〔5-3.評価コンテンツの絞り込みについて〕
上述の実施形態において、提供部42は、求職者により指定された検索条件に基づいて、条件に合致する企業に関する評価コンテンツを提供してもよい。例えば、提供部42は、評価サービスを介して求人を行っている企業を、求職者が検索条件として指定した場合、提供部42は、求人を行っている企業に関する評価コンテンツを提供する。
【0072】
〔5-4.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0073】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0074】
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0075】
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置10は、判定部41と、提供部42と、受付部43と、設定部44と、送信部45とを有する。判定部41は、企業に対する評価と、求職者に関する情報とに基づいて、企業と求職者との相性の度合いを判定する。また、判定部41は、企業に対する評価と、評価コンテンツにおける求職者の閲覧履歴とに基づいて、企業と求職者との相性の度合いを判定する。また、判定部41は、企業に対する評価と、求職情報とに基づいて、企業と求職者との相性の度合いを判定する。提供部42は、企業に対する評価を利用者から受け付け可能な評価コンテンツを提供する。また、提供部42は、評価コンテンツ上で表示されるコンテンツであって、求職情報を公開する企業の指定を受け付けるためのコンテンツである受付コンテンツを含む評価コンテンツを提供する。また、提供部42は、判定部41により判定された企業と求職者との相性の度合いを示す評価コンテンツを提供する。受付部43は、提供部42により提供される評価コンテンツを介して、企業のうち、求職者の求職に関する求職情報を公開する企業の指定を当該求職者から受け付ける。設定部44は、企業のうち、求職者により指定された企業が求職情報を閲覧可能に設定する。送信部45は、求人をしていない企業が求職者により指定された場合、当該企業が求人を開始した際に所定のメッセージを求職者に送信する。
【0076】
これにより、実施形態に係る情報処理装置10は、企業の評価に関する評価情報を利用者から受け付け、当該評価情報を示す評価コンテンツを求職者等に提供する評価サービスを介して、求職者から求職情報を受け付け、求職者が希望する企業に求職情報を提供することができるため、求職者が企業に関する他の利用者からの評価を把握したうえで求職に関する活動を行うことができる。
【0077】
また、実施形態に係る情報処理装置10において、例えば、提供部42は、相性の度合いに応じた優先度に基づいて企業に関する情報を示す評価コンテンツを提供する。また、提供部42は、企業のうち、直近の所定の期間内において求人を開始した企業に関する情報を示す評価コンテンツを提供する。
【0078】
これにより、実施形態に係る情報処理装置10は、各種の条件に応じて評価コンテンツを提供することができるため、利便性を向上させることができる。
【0079】
また、実施形態に係る情報処理装置10において、例えば、設定部44は、求人をしていない企業が求職者により指定された場合、当該企業が求人を開始した際に当該企業が求職情報を閲覧可能に設定する。また、送信部45は、求人をしていない企業が求職者により指定された場合、当該企業が求人を開始した際に所定のメッセージを求職者に送信する。
【0080】
これにより、実施形態に係る情報処理装置10は、求職者が希望する企業が求人を開始した際に、即座に企業が求職情報を閲覧可能に設定することができるため、利便性を向上させることができる。
【0081】
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る情報処理装置10は、例えば、
図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置10を例に挙げて説明する。
図7は、情報処理装置10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
【0082】
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0083】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
【0084】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
【0085】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0086】
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、情報処理装置10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0087】
〔8.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0088】
また、上述した情報処理装置10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
【0089】
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、判定部は、判定手段や判定回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0090】
10 情報処理装置
20 通信部
30 記憶部
31 求職者情報データベース
32 企業情報データベース
40 制御部
41 判定部
42 提供部
43 受付部
44 設定部
45 送信部
100 求職者端末
200 企業端末