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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024131390
(43)【公開日】2024-09-30
(54)【発明の名称】冷蔵庫
(51)【国際特許分類】
   F25D 23/00 20060101AFI20240920BHJP
   F25D 27/00 20060101ALI20240920BHJP
   F21S 2/00 20160101ALI20240920BHJP
   F21V 33/00 20060101ALI20240920BHJP
【FI】
F25D23/00 301Z
F25D27/00
F21S2/00 410
F21V33/00 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023041624
(22)【出願日】2023-03-16
(71)【出願人】
【識別番号】399048917
【氏名又は名称】日立グローバルライフソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】馬 躍
(72)【発明者】
【氏名】森野 厚司
(72)【発明者】
【氏名】大石 紘一郎
【テーマコード(参考)】
3K014
3K244
3L045
3L345
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K244AA09
3K244BA26
3K244BA50
3K244CA02
3K244DA01
3K244EA02
3K244EA16
3K244EA23
3L045AA05
3L045BA01
3L045CA02
3L045LA18
3L045PA04
3L345AA02
3L345AA14
3L345AA26
3L345HH12
3L345HH32
3L345HH36
3L345HH42
3L345KK04
(57)【要約】
【課題】コスト、および、基板のサイズを抑えつつ、操作部および付随表示を同時に点灯表示させることができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】前開きの貯蔵室扉を備えた冷蔵庫であって、前記貯蔵室扉は、透光性を有する前面板と、前記前面板の裏に配置される基板ユニットとを有し、前記基板ユニットは、表面が貯蔵室扉の前面側となるように前記貯蔵室扉の内部に配置される基板と、前記基板の表面に設置され、少なくとも前記基板の前方と、前記基板の表面に沿う沿面方向とに光を発する光源と、前記基板の表面に配置され、前記光源からの前記沿面方向の光を前記基板の前方に屈折させる導光板と、前記基板に前方から重なるように前記貯蔵室扉の内部に配置され、操作用表示および付随表示が印字された表示フィルムと、を備え、前記操作用表示は、前記導光板の前方に位置し、前記付随表示は、前記光源の前方に位置する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前開きの貯蔵室扉を備えた冷蔵庫であって、
前記貯蔵室扉は、透光性を有する前面板と、前記前面板の裏に配置される基板ユニットとを有し、
前記基板ユニットは、
表面が前記貯蔵室扉の前面側となるように前記貯蔵室扉の内部に配置される基板と、
前記基板の表面に設置され、少なくとも前記基板の前方と、前記基板の表面に沿う沿面方向とに光を発する光源と、
前記基板の表面に配置され、前記光源からの前記沿面方向の光を前記基板の前方に屈折させる導光板と、
前記基板に前方から重なるように前記貯蔵室扉の内部に配置され、操作用表示および付随表示が印字された表示フィルムと、を備え、
前記操作用表示は、前記導光板の前方に位置し、
前記付随表示は、前記光源の前方に位置する
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項2】
請求項1に記載の冷蔵庫であって、
前記導光板は、切り欠きを有し、
前記光源は、前記切り欠きの中に位置する
ことを特徴する冷蔵庫。
【請求項3】
請求項1に記載の冷蔵庫であって、
前記導光板は、穴を有し、
前記光源は、前記穴の中に位置する
ことを特徴する冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関する。
【背景技術】
【0002】
運転に関する設定操作部が、光源に照射されて貯蔵室扉の前面に点灯表示される冷蔵庫が知られている。このような操作部を設けた冷蔵庫に関する技術として、特許文献1が知られている。特許文献1には、段落0010に「扉22,24の前面には、使用者の操作により上記開扉装置30を駆動させるための信号を出力するタッチスイッチ36,36が設けられている」ことが記載されている。また、段落0023には、「タッチ部としての上記樹脂板40に複数の透明窓62を設け、LED46が透明窓62を介して冷蔵庫正面から見えないように樹脂板40の背後の導電体42との間に設け、LED46の発する光が複数の透明窓62を介して間接的に外部に点灯表示するよう構成されている」ことが記載されており、段落0025には、「報知手段としてのLED46をタッチスイッチ36の内部に組み込み、タッチ部として使用者が接触操作する部位が点灯するように構成することで、使用者の視覚に対してより効果的に訴えることができる」ことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014-89045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術において、タッチセンサのような操作部の他に、操作部の位置をユーザへ知らせるための付随表示を貯蔵室扉の前面にさらに設け、操作部および付随表示をともに点灯させる場合には、操作部用の光源(特許文献1のLED46)だけでなく、付随表示用の光源が別途必要となる。この場合、光源の数が増えてしまうため、製造コストがかかるという課題があった。また、基板上に複数の光源を搭載するためのスペースが必要となり、基板のサイズが大きくなるという課題があった。
【0005】
そこで、本発明は、コスト、および、基板のサイズを抑えつつ、操作部および付随表示を同時に点灯表示させることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、例えば、前開きの貯蔵室扉を備えた冷蔵庫であって、前記貯蔵室扉は、透光性を有する前面板と、前記前面板の裏に配置される基板ユニットとを有し、前記基板ユニットは、表面が貯蔵室扉の前面側となるように前記貯蔵室扉の内部に配置される基板と、前記基板の表面に設置され、少なくとも前記基板の前方と、前記基板の表面に沿う沿面方向とに光を発する光源と、前記基板の表面に配置され、前記光源からの前記沿面方向の光を前記基板の前方に屈折させる導光板と、前記基板に前方から重なるように前記貯蔵室扉の内部に配置され、操作用表示および付随表示が印字された表示フィルムと、を備え、前記操作用表示は、前記導光板の前方に位置し、前記付随表示は、前記光源の前方に位置する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、コスト、および、基板のサイズを抑えつつ、操作部および付随表示を同時に点灯表示させることができる冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】冷蔵庫の概略構成図である。
図2】基板ユニットの分解図である。
図3】表示フィルムの正面図である。
図4】基板の正面図である。
図5】導光板の正面図である。
図6】設定操作部の点灯表示状態の一例を示す図である。
図7】設定操作部の消灯表示状態の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではない。これらの実施例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。また、以下の説明において使用する各図面において、共通する各装置、各機器には同一の符号を付しており、すでに説明した各装置、機器および動作の説明を省略する場合がある。
【0010】
<冷蔵庫の概略構成>
図1は、冷蔵庫の概略構成図である。本実施例に係る冷蔵庫1は、貯蔵室として、冷蔵室、製氷室、上段室冷凍室、下段冷凍室、野菜室を有し、それぞれの貯蔵室の開口を開閉する扉、すなわち、冷蔵室扉2、製氷室扉3、上段冷凍室扉4、下段冷凍室扉5、野菜室扉6(以下、各貯蔵室扉を「扉」と略記する。)を有する。本実施例では、扉2は、観音開き式の扉であり、右側の扉2aと、左側の扉2bとで構成される。以下では、図1に示す座標系におけるX軸正方向を前、X軸負方向を後、Y軸正方向を右、Y軸負方向を左、Z軸正方向を上、Z軸負方向を下として説明する。
【0011】
扉2aの前面は、透光性を有する前面板で構成されている。前面板にはガラス等を用いることができる。そして、扉2aは、前面板の裏に基板ユニット20を有する。前面板が透光性を有することで、後述する基板ユニット20による表示が扉2aの前面に点灯表示される。また、基板ユニット20は、冷蔵庫の動作を制御する制御部(不図示)とハーネスで接続されている。基板ユニット20は、制御部からの指示に基づいて使用者への表示を行うとともに、使用者からの操作を受け付け、その操作内容を制御部に送信する。
【0012】
<基板ユニット20の構成>
図2は、基板ユニット20の分解図である。すなわち、図2は、基板ユニット20をX軸方向(前後方向)に分解した図である。基板ユニット20は、表示フィルム21と、破壊防止フィルム22と、導光板23(23a、23b)と、シェード24と、基板25と、ホルダー26と、を有し、表示フィルム21からホルダー26までがX軸方向に組み合わさる構成である。なお、破壊防止フィルム22は、光拡散の機能も兼ねているものとするが、これに限定されず、破壊防止フィルム22の後方に、光拡散フィルムを別途設けてもよい。なお、破壊防止フィルム22の光拡散の機能とは、破壊防止フィルム22に後方から入射された光を前方へ拡散する機能である。
【0013】
図2に示すように、表示フィルム21と、破壊防止フィルム22と、基板25と、は正面視形状が略同一形状である。また、シェード24と、導光板23とは、YZ平面上で互いに重ならないような配置となっており、それぞれが基板25と直接重なる。また、破壊防止フィルム22は、導光板23を保護するためのものであるため、導光板23とのみ重なるような配置である。また、基板ユニット20が扉2aの内部に挿入される際は、表示フィルム21が扉2aの前面側となるように挿入される。
【0014】
<<表示フィルム21>>
図3は、表示フィルムの正面図である。表示フィルム21には、少なくとも切替操作用表示21aと、設定操作用表示21c1~21c6と、切替操作用表示21aや設定操作用表示21c1~21c6の位置を使用者に知らせるための付随表示21b1~21b3と、が印字されている。なお、付随表示21b1は、切替操作用表示21aに隣接して設けられ、切替操作用表示21aの位置を使用者に知らせるための表示である。また、付随表示21b2、21b3は、設定操作用表示21c1~21c6が位置する範囲を使用者に知らせるための表示である。具体的には、付随表示21b2が設定操作用表示21c1の上側に位置し、付随表示21b3が設定操作用表示21c6の下側に位置することで、上下方向における付随表示21b2から付随表示21b3までが設定操作用表示21c1~21c6の位置する範囲であることを使用者に知らせている。その他、例えば、冷蔵庫1の設定内容を使用者に報知する報知用表示や、等が印字されてもよい。なお、本実施例では、設定操作用表示を21c1~21c6の6個としているが、設定操作用表示の数はこれに限定されない。また、切替操作用表示21aと、設定操作用表示21c1~21c6とが縦一列に並んでいる構成について説明するが、これに限定されない。
【0015】
<<基板25>>
図4は、基板25の正面図であり、基板25の表面を表す。基板25の表面には、切替操作用タッチセンサ25aと、設定操作用タッチセンサ25c1~25c6と、光源25b1~25b3と、が設置される。
【0016】
切替操作用タッチセンサ25aは、図3に示す切替操作用表示21aとX軸方向(前後方向)で重なる位置に設けられる。そして、切替操作用タッチセンサ25aは、切替操作用表示21aがタッチ操作されたことを検知する。
【0017】
設定操作用タッチセンサ25c1は、図3に示す設定操作用表示21c1とX軸方向(前後方向)で重なる位置に設けられる。そして、設定操作用タッチセンサ25c1は、設定操作用表示21c1がタッチ操作されたことを検知する。設定操作用タッチセンサ25c2~25c6も同様に、X軸方向(前後方向)で設定操作用表示21c2~21c6に重なるように設けられ、タッチ操作を検出する。
【0018】
光源25b1は、切替操作用表示21aを点灯表示させるための光源である。光源25b1は、少なくとも基板25の前方(X軸正方向)と、基板25の表面に沿う沿面方向(Y軸正方向)とに光を発する。また、光源25b2、25b3は、設定操作用表示21c1~21c6を点灯表示させるための光源である。光源25b2は、少なくとも基板25の前方(X軸正方向)と、基板25の表面に沿う沿面方向(Z軸負方向)とに光を発する。光源25b3は、少なくとも基板25の前方(X軸正方向)と、基板25の表面に沿う沿面方向(Z軸正方向)とに光を発する。光源25b1~25b3には、例えば発光ダイオード等を用いることができる。
【0019】
<<導光板23a>>
図5は、導光板23の正面図である。導光板23aは、基板25と重なる際に、リブ23r1が図4に示す基板25の穴25h1に入り、リブ23r2が図4に示す基板25の穴25h2に入ることで、導光板23aが基板25の切替操作用タッチセンサ25aに重なる位置で固定される。また、導光板23aは、左端に切り欠きを有する。そして、導光板23aが基板25と重なった際に、基板25の光源25b1が導光板23aの左端の切り欠きの中に位置する。導光板23aは、光源25b1が沿面方向(Y軸正方向)に発する光を前方へ屈折させる。これにより、導光板23aの前方にある切替操作用表示21aを点灯表示させる。
【0020】
また、導光板23aと基板25とが重なった際に、光源25b1は、導光板23aの切り欠きの中に位置するため、X軸方向(前後方向)において導光板23aと重ならない。そのため、光源25b1が、基板25の前方(X軸正方向)へ発する光は、阻害されることなく表示フィルム21まで届く。そこで、図3に示す表示フィルム21において、付随表示21b1を光源25b1の前方(X軸正方向)の位置に設ける。このような構成により、光源25b1で、切替操作用表示21aと、付随表示21b1とを同時に点灯表示させることができる。このようにして、切替操作用表示21aと、付随表示21b1との光源を共通化することでコスト、および、基板のサイズを抑えることができる。
【0021】
本実施例では、切替操作用表示21aと、導光板23aと、切替操作用タッチセンサ25aとが、後述するように、設定操作部の点灯表示状態と消灯表示状態とを切り替えるための切替操作部として機能する。そこで、切替操作用表示21aと、導光板23aと、切替操作用タッチセンサ25aと、をまとめて切替操作部210と呼ぶ。
【0022】
<<導光板23b>>
導光板23bは、基板25と重なる際に、リブ23r3が図4に示す基板25の穴25h3に入り、リブ23r4が図4に示す基板25の穴25h4に入ることで、導光板23bの導光部23c1~23c6が基板25の設定操作用タッチセンサ25c1~25c6に重なる位置で固定される。また、導光板23bは、上端に切り欠きを有する。そして、導光板23bが基板25と重なった際に、基板25の光源25b2が導光板23bの上端の切り欠きの中に位置する。導光板23bの導光部23c1~23c6は、光源25b2が沿面方向(Z軸負方向)に発する光を前方へ屈折させる。これにより、導光板23bの導光部23c1~23c6の前方にある設定操作用表示21c1~21c6を点灯表示させる。
【0023】
なお、導光板23bは、下方側に穴23hを有する。そして、導光板23bが基板25と重なった際に、基板25の光源25b3が導光板23bの穴23hの中に位置する。導光板23bの導光部23c1~23c6は、光源25b3が沿面方向(Z軸正方向)に発する光を前方へ屈折させる。これにより、導光板23bの導光部23c1~23c6の前方にある設定操作用表示21c1~21c6を点灯表示させる。
【0024】
また、導光板23bと基板25とが重なった際に、光源25b2は導光板23bの切り欠きの中に位置し、光源25b3は導光板23bの穴23hに位置するため、光源25b2、25b3は、X軸方向(前後方向)において導光板23bと重ならない。そのため、光源25b2、25b3が、基板25の前方(X軸正方向)へ発する光は、阻害されることなく表示フィルム21まで届く。そこで、図3に示す表示フィルム21において、付随表示21b2を光源25b2の前方(X軸正方向)の位置に設け、付随表示21b3を光源25b3の前方(X軸正方向)の位置に設ける。このような構成により、光源25b2、25b3で、設定操作用表示21c1~21c6と、付随表示21b2と、付随表示21b3とを同時に点灯表示させることができる。このようにして、設定操作用表示21c1~21c6と、付随表示21b2、21b3との光源を共通化することでコスト、および、基板のサイズを抑えることができる。
【0025】
本実施例では、X軸方向(前後方向)で重なる、設定操作用表示と、導光板23bの導光部と、設定操作用タッチセンサと、が1つの設定操作部(冷蔵庫の運転に関する設定操作を行うための操作部)として機能する。具体的には、設定操作用表示21c1と、導光板23bの導光部23c1と、設定操作用タッチセンサ25c1とが、1つの設定操作部として機能する。設定操作用表示21c2~21c6と、導光板23bの導光部23c2~23c6と、設定操作用タッチセンサ25c2~25c6とについても同様である。つまり、本実施例では、設定操作部が6つ設けられていることになる。そこで、以下では、設定操作用表示21c1が一番前方となる設定操作部を設定操作部211と呼び、設定操作用表示21c2~21c6についても同様に、それぞれが一番前方となる設定操作部をそれぞれ設定操作部212~216と呼ぶ。
【0026】
<表示状態の説明>
制御部は、冷蔵庫の扉の開閉状態と、設定操作部へのタッチ操作とに基づき、冷蔵庫1の運転に関する設定の変更と、設定操作部の表示状態を制御する。図6は、設定操作部の点灯表示状態の一例を示す図である。図7は、設定操作部の消灯表示状態の一例を示す図である。
【0027】
図6、7に示すように、制御部は、切替操作部210および付随表示21b1を常に点灯表示させる。そして、制御部は、切替操作部210へのタッチ操作毎に設定操作部211~216、および、付随表示21b2、21b3の点灯表示状態・消灯表示状態を切り替える。
【0028】
図6に示すように、点灯表示状態では、設定操作部211~216、および、付随表示21b2、21b3は、点灯表示される。点灯表示状態の設定操作部211~216のいずれかがタッチ操作された場合は、制御部は、タッチ操作された設定操作部に基づき、冷蔵庫1の運転に関する設定の変更を行う。例えば、設定操作部212が自動製氷のオンオフを設定する設定操作部であった場合、制御部は、点灯表示状態の設定操作部212がタッチ操作されたときに、自動製氷のオンオフを切り替える。
【0029】
図7に示すように、消灯表示状態では、設定操作部211~216、および、付随表示21b2、21b3は、消灯表示される。
【0030】
以上説明したように、本発明によれば、コスト、および、基板のサイズを抑えつつ、操作部および付随表示を同時に点灯表示させることができる冷蔵庫を提供することができる
【符号の説明】
【0031】
1:冷蔵庫
2、2a、2b:冷蔵室扉
3:製氷室扉
4:上段冷凍室扉
5:下段冷凍室扉
6:野菜室扉
20:基板ユニット
21:表示フィルム
21a:切替操作用表示
21b1~21b3:付随表示
21c1~21c6:設定操作用表示
21d:切り欠き
22:破壊防止フィルム
23、23a、23b:導光板
23c1~23c6:導光部
23r1~23r4:リブ
23h:穴
24:シェード
25:基板
25a:切替操作用タッチセンサ
25b1~25b3、:光源
25c1~25c6:設定操作用タッチセンサ
25h1~25h4:穴
26:ホルダー
210:切替操作部
211~216:設定操作部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7