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  • 特開-車両用レジスタ装置の風向調整装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024131536
(43)【公開日】2024-09-30
(54)【発明の名称】車両用レジスタ装置の風向調整装置
(51)【国際特許分類】
   B60H 1/34 20060101AFI20240920BHJP
   F24F 13/02 20060101ALI20240920BHJP
   F24F 13/15 20060101ALI20240920BHJP
【FI】
B60H1/34 611B
F24F13/02 D
F24F13/15 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023041864
(22)【出願日】2023-03-16
(71)【出願人】
【識別番号】000100366
【氏名又は名称】しげる工業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000005348
【氏名又は名称】株式会社SUBARU
(74)【代理人】
【識別番号】110003340
【氏名又は名称】弁理士法人湧泉特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】岡部 正和
(72)【発明者】
【氏名】菅原 守
【テーマコード(参考)】
3L080
3L081
3L211
【Fターム(参考)】
3L080AA03
3L081FA04
3L081HB02
3L211DA14
3L211DA92
(57)【要約】
【課題】操作つまみが停止する際の衝撃を緩和した、車両用レジスタ装置の風向調整装置を提供する。
【解決手段】風向調整装置1aは、上流側のフィン21と交差方向に延びる下流側のセンタフィン31と、操作つまみ60と、弾性部材70を有する。操作つまみ60は、センタフィン31にスライド可能に装着され、フィン21に連繋され、スライドによりフィン21の向きを調整可能である。弾性部材70は、操作つまみ60とセンタフィン31の間に配置され、操作つまみ60のスライド時に摺動抵抗を発生させる。操作つまみ60には、センタフィン31側に突出する凸部64が設けられている。センタフィン31には、凸部64を移動可能に収容する収容凹部31cが操作つまみ60のスライド方向に沿って形成されている。収容凹部31cの両端には、凸部64の移動を阻止する停止部31dが形成されている。凸部64と停止部31dの間に弾性部材70が介在している。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用レジスタ装置の風向調整装置であって、
上流側フィンの延び方向と交差方向に延びる下流側フィンと、
この下流側フィンにスライド可能に取り付けられ、上記上流側フィンに連繋されるとともに、スライドにより上記上流側フィンの向きを調整可能な操作つまみと、
この操作つまみと上記下流側フィンとの間に配置され、上記操作つまみのスライド時に摺動抵抗を発生させる弾性部材と、を備え、
上記操作つまみ及び上記下流側フィンの一方には、他方側に突出する凸部が設けられ、
上記操作つまみ及び上記下流側フィンの他方には、上記凸部を相対移動可能に収容する収容凹部が上記操作つまみのスライド方向に沿って形成され、この収容凹部の両端には、上記凸部と上記収容凹部との相対移動を阻止する停止部が形成されており、
上記凸部と上記停止部との間に上記弾性部材が介在している、ことを特徴とする車両用レジスタ装置の風向調整装置。
【請求項2】
上記弾性部材に孔部が形成され、
上記凸部が、上記孔部に嵌り上記弾性部材に包囲されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用レジスタ装置の風向調整装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用レジスタ装置の風向きを操作つまみにより調整する風向調整装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な車両用レジスタ装置には、風向調整装置が設けられている。下記特許文献1には、図7(A),(B)に示すような、車両用のレジスタ装置90に設けられた風向調整装置90aが記載されている。風向調整装置90aは、後ルーバ91の延び方向と交差方向に延びる前ルーバ92と、前ルーバ92にスライド可能に取り付けられるとともに後ルーバ91に連繋された操作ノブ93と、前ルーバ92と操作ノブ93の間に配置された弾性体94と、を備えている。弾性体94が操作ノブ93のスライド時のがたつきを吸収し、操作ノブ93のスライド操作により、後ルーバ91の向きが調整される。
【0003】
操作ノブ93には、図7(B)に示すように、係合爪95が設けられ、前ルーバ92には、係合爪95が係合するガイド凹部96が形成され、ガイド凹部96の両端部には、ストッパ部97が形成されている。ストッパ部97に係合爪95が当接することにより、スライドする操作ノブ93は、停止させられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10-250357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記風向調整装置90aでは、操作ノブ93が停止させられるとき、係合爪95がストッパ部97に当接するため衝撃を生じさせていた。そのため、異音が生じることがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題の少なくとも1つを解決するためになされたものであって、本発明の一態様に係る車両用レジスタ装置の風向調整装置は、
上流側フィンの延び方向と交差方向に延びる下流側フィンと、
この下流側フィンにスライド可能に取り付けられ、上記上流側フィンに連繋されるとともに、スライドにより上記上流側フィンの向きを調整可能な操作つまみと、
この操作つまみと上記下流側フィンとの間に配置され、上記操作つまみのスライド時に摺動抵抗を発生させる弾性部材と、を備え、
上記操作つまみ及び上記下流側フィンの一方には、他方側に突出する凸部が設けられ、
上記操作つまみ及び上記下流側フィンの他方には、上記凸部を相対移動可能に収容する収容凹部が上記操作つまみのスライド方向に沿って形成され、この収容凹部の両端には、上記凸部と上記収容凹部との相対移動を阻止する停止部が形成されており、
上記凸部と上記停止部との間に上記弾性部材が介在している、ことを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、操作つまみがスライド操作されるとき、弾性部材が摺動抵抗を発生させることにより適度な操作荷重が付与される。操作つまみ及び下流側フィンの一方の凸部が他方の停止部により相対移動を阻止される際には、弾性部材が凸部と停止部との間に介在していることにより、操作つまみ停止時の衝撃が緩和され、異音の発生を抑制することができる。したがって、操作つまみの操作感を向上させることができる。
【0008】
好ましくは、上記弾性部材に孔部が形成され、上記凸部が、上記孔部に嵌り上記弾性部材に包囲されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、操作つまみが停止する際の衝撃を緩和した風向調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態に係る風向調整装置を有する車両用レジスタ装置の正面図である。
図2図1のII-II線に沿う断面図である。
図3図1のIII-III線に沿う断面図である。
図4】同風向調整装置の分解斜視図である。
図5】(A)同風向調整装置の背面図であって図5(B)のA矢視図である。(B)同風向調整装置の平面図である。(C)図5(B)のC矢視図である。
図6】(A)図5(B)の6A-6A線に沿う要部拡大断面斜視図である。(B)図5(B)の6B-6B線に沿う要部拡大断面斜視図である。(C)図5(C)の6C-6C線に沿う要部拡大断面斜視図である。
図7】(A)従来の風向調整装置の断面図である。(B)従来の風向調整装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態に係る車両用レジスタ装置の風向調整装置について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、前後左右を車両の前後左右に準拠して定めている。
図1図3にレジスタ装置1の全体構成を示す。レジスタ装置1は、車両のインストルメントパネルに設置されるものであり、車長方向に延びる通風路15を有するレジスタ本体10と、通風路15の上流側に配置された上流側フィン群20と、通風路15の下流側に配置された下流側フィン群30と、通風路15において上流側フィン群20よりさらに上流側に配置されたシャッタ40と、シャッタ40を開閉操作するための操作ダイヤル50とを、主要構成要素として備えている。
【0012】
レジスタ本体10は、上壁部10aと、下壁部10bと、ほぼ垂直をなす左側壁部10cと、傾斜した右側壁部10dとを有している。レジスタ本体10の通風路15の上流端が空調装置からのダクトに接続され、下流端が吹出口となっている。空調装置から温度調節された空気が吹出口から車室に向かって吹き出す。
【0013】
レジスタ本体10は、筒形状のケース11と、ケース11の下流端部を覆う車室側のフレーム12(ベゼルとも言う)とを有している。
フレーム12の車室側の左側部には、上記操作ダイヤル50の一部を露出させる窓12aが形成されている。
【0014】
上流側フィン群20は、複数(本実施形態では5枚)のフィン21を有している。これらフィン21は、上下方向に延びる細長い板形状をなし、左右方向に互いに離間して配置されている。
各フィン21は、その上下端に形成された回動軸21aを介して、上下方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に、レジスタ本体10のケース11側の上壁部10aと下壁部10bに支持されている。
【0015】
各フィン21は、その下端部であって回動軸21aより上流側に連動軸21bを有しており、これら連動軸21bが、左右に延びる連動リンク22に回動可能に連結されることにより、連動するようになっている。
上記上流側フィン群20のうちの一つのフィン21(本実施形態では中央のフィン)の上下方向中央部の下流側部分は切り欠かれており、この切欠き部の下流端には、係合軸25が設けられている。
【0016】
下流側フィン群30は、複数(本実施形態では5枚)のフィンを有している。これらフィンのうちセンタフィンに符号31を付し、上側と下側の4枚のサイドフィンに符号32を付す。これらフィン31,32は、左右方向に延びる細長い板形状をなし、上下方向に互いに離間して配置されている。
【0017】
各フィン31,32は、その左右端に設けられた回動軸31a,32aを介して、左右方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に、レジスタ本体10のフレーム12側の左右の側壁部10c,10dに支持されている。
【0018】
各フィン31,32は、その左端部であって回動軸31a,32aより上流側に連動軸31b,32bを有しており、これら連動軸31b,32bが連動リンク33を介して互いに連結されることにより、連動するようになっている。
【0019】
シャッタ40は、板形状をなして左右の側縁に回動軸(左側縁の回動軸40aのみ図示する)を有しており、左右方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に、レジスタ本体10のケース11側の左右の側壁部10c,10dに支持されている。
シャッタ40の左側縁の回動軸40aは、図示しないリンク機構を介して上記操作ダイヤル50に連結されており、操作ダイヤル50を回すことにより、シャッタ40を回動させて通風路15を開閉させるようになっている。
【0020】
上記レジスタ装置1は、風向調整装置1aを有している。
風向調整装置1aは、図4図5に示すように、上記下流側フィン群30のうちの一つのフィン(本実施形態ではセンタフィン31)と、センタフィン31にスライド可能に取り付けられた操作つまみ60と、センタフィン31と操作つまみ60との間に配置された弾性部材70とを、主要構成要素として備えている。
【0021】
操作つまみ60は車室側から乗員によって操作され、図2図3に示すように、上流側のフィン21に対し、後述するフォーク部80により連繋されている。図3図4に示すように、操作つまみ60は、センタフィン31を上下方向から挟持する、上部挟持片60Aと下部挟持片60Bとを有している。
【0022】
下部挟持片60Bは、図4図6(C)に示すように、その上面(上部挟持片60A側の面)において、下流側に、上方に突出し左右方向に延びる下流側壁部62と、上流側に、上方に突出し左右方向に延びる上流側壁部63と、を有している。下流側壁部62と上流側壁部63の間にセンタフィン31が配置されている。
【0023】
下流側壁部62には、センタフィン31に対し、下流側から支持する支持部62aが複数(本実施形態では2つ)設けられている。上流側壁部63には、センタフィン31に対し、上流側から支持する支持部63aが複数(本実施形態では2つ)設けられている。これら支持部62a,63aは、センタフィン31に対し、センタフィン31の長手方向(左右方向)に滑り合う状態で当接している。そのため、操作つまみ60の下部挟持片60Bはセンタフィン31の長手方向にスライド可能となっている。
【0024】
下流側壁部62において、左側の支持部62aの左側、及び右側の支持部62aの右側には、それぞれ係止孔62b,62bが形成されている。
上流側壁部63において、2つの支持部63aの間には、図6(C)に示すように、上流側に突出する係止突起63bが設けられている(本実施形態では2つ設けられている)。
【0025】
上部挟持片60Aは、図4図6(A),(C)に示すように、その下面(下部挟持片60B側の面)において、下流側に、左右に離間して配置された一対の係止爪部65,65と、上流側に、下方に突出し左右方向に延びる上流側壁部66と、を有している。上流側壁部66には、左右に離間して配置された一対の係止孔66a,66a(図6(C))が形成されている。
【0026】
上部挟持片60Aの係止爪部65,65が、下部挟持片60Bの係止孔62b,62bに係合し、上部挟持片60Aの係止孔66a,66aに、下部挟持片60Bの係止突起63b,63bが係合することにより、操作つまみ60が形成されている。
【0027】
上部挟持片60Aの上流側壁部66には、図5(B)、図6(C)に示すように、上流側に向かって突出する一対の取付部66b,66bが左右方向に離間して設けられている。これら取付部66b,66bに、上記フォーク部80(図2図3)の基端部が軸支されている。
【0028】
フォーク部80は上流に向かって延びており、先端部に、左右に二股の形状を有しており、上流から下流に延びるスリット80aが形成されている。このスリット80aに上流側フィン群20の中央のフィン21の係合軸25が挿入され、フォーク部80と係合軸25が係合している。これにより、操作つまみ60は上流側の中央のフィン21と連繋している。
【0029】
上記構成の風向調整装置1aを有するレジスタ装置1において、シャッタ40が開いた送風状態で、操作つまみ60が左右にスライド操作されると、フォーク部80と係合軸25の係合を介して中央のフィン21が左右に回動し、さらに連動リンク22を介して他のフィン21が左右に回動することにより、風向を左右に調整することができる。
また、操作つまみ60が上下に回動操作され、センタフィン31が上下に回動すると、連動リンク33を介してサイドフィン32が同方向に回動することにより、風向を上下に調整することができる。
【0030】
上記構成の風向調整装置1aの操作つまみ60において、図4図6に示すように、その下部挟持片60Bには、下流側壁部62と上流側壁部63との間に、上方(センタフィン31側)に突出する凸部64が設けられている。凸部64は、下部挟持片60Bの上面から部分的につき出た突起部であって、柱状をなしている。凸部64には、上記弾性部材70が装着されている。
【0031】
弾性部材70は、弾性を有する、エラストマ、樹脂等の材料により形成され、本実施形態ではシリコン樹脂により直方体状に形成され、上下方向に潰れた扁平形状をなしている。弾性部材70の下面には、孔部70aが形成されており、本実施形態では上下に貫通している。尚、孔部70aは弾性部材70を貫通しなくてもよい。孔部70aが上記凸部64に嵌合することにより、弾性部材70が凸部64の外周を包囲するように下部挟持片60Bに装着されている。
【0032】
センタフィン31の下面には、センタフィン31の長手方向に沿って左右方向に長い平面視矩形状の収容凹部31cが形成されている。収容凹部31cは、センタフィン31の下面に形成された陥没部であって、四角い容器状に窪んでいる。収容凹部31cには、上記凸部64及び弾性部材70が収容される。
【0033】
収容凹部31cの深さは、収容凹部31cの底面に凸部64の先端面が接触しない深さであって、弾性部材70の上面が収容凹部31cの底面に弾性的に接触する深さに設定されている。尚、収容凹部31cの深さは、弾性部材70の上面が収容凹部31cの底面に接触しない深さに設定されてもよい。
【0034】
収容凹部31cの短手方向(前後方向)の長さは、凸部64に装着された弾性部材70の前後方向の長さより小さく形成されている。そのため、弾性部材70は上流側及び下流側で収容凹部31cに弾性的に接触している。
【0035】
収容凹部31cの長手方向(左右方向)の長さは、凸部64に装着された弾性部材70の左右方向の長さより大きく形成されている。そのため凸部64及び弾性部材70は左右方向にスライド移動可能である。収容凹部31の左右方向の両端は、凸部64のスライド移動、ひいては操作つまみ60のスライド移動を阻止する停止部31d,31dとなっている。
【0036】
上記風向調整装置1aにおいては、弾性部材70がセンタフィン31の収容凹部31cに弾性的に接触することにより、操作つまみ60がスライド操作されるときに、弾性部材70とセンタフィン31との間に摺動抵抗が発生する。これにより、適度な操作荷重が付与される。
また、スライド操作された操作つまみ60は、その凸部64が収容凹部31cの停止部31d,31dで移動を阻止されることにより、停止することになる。このとき、凸部64と停止部31d,31dとの間に弾性部材70が介在しているため、衝撃が緩和される。また、異音の発生を抑制することができる。
したがって、操作つまみ60の操作感を向上させることができる。
【0037】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
操作つまみの上部挟持片に凸部を設け、センタフィンの上面に収容凹部を形成してもよい。
センタフィンに凸部を設け、操作つまみに収容凹部を形成してもよい。
上記実施形態では、凸部を包囲する一つの弾性部材を用いているが、上流側と下流側に分離された弾性部材を用いてもよく、左側と右側に分離された弾性部材を用いてもよい。
下流側フィン群で左右方向に風向きを調整し、上流側フィン群で上下方向に風向きを調整してもよい。この場合、上流側フィン群は、左右方向に延びるとともに上下方向に間隔を置いて配置された複数のフィンを備え、下流側フィン群は、上下方向に延びるとともに左右方向に間隔をおいて配置された複数のフィンを備える。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、車両用レジスタ装置の風向きを操作つまみにより調整する風向調整装置に適用することができる。
【符号の説明】
【0039】
1 レジスタ装置
1a 風向調整装置
10 レジスタ本体
10a 上壁部
10b 下壁部
10c 左側壁部
10d 右側壁部
11 ケース
12 フレーム
12a 窓部
15 通風路
20 上流側フィン群
21 フィン
21a 回動軸
21b 連動軸
22 連動リンク
25 係合軸
30 下流側フィン群
31 センタフィン
31a 回動軸
31b 連動軸
31c 収容凹部
31d 停止部
32 サイドフィン
32a 回動軸
32b 連動軸
33 連動リンク
40 シャッタ
40a 回動軸
50 操作ダイヤル
60 操作つまみ
60A 上部挟持片
60B 下部挟持片
62 下流側壁部
62a 支持部
62b 係止孔
63 上流側壁部
63a 支持部
63b 係止突起
64 凸部
65 係止爪部
66 上流側壁部
66a 係止孔
66b 取付部
70 弾性部材
70a 孔部
80 フォーク部
80a スリット
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7