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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024131831
(43)【公開日】2024-09-30
(54)【発明の名称】高圧洗浄装置用スイベルジョイント
(51)【国際特許分類】
   F16L 27/093 20060101AFI20240920BHJP
【FI】
F16L27/093
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023042308
(22)【出願日】2023-03-16
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-11-20
(71)【出願人】
【識別番号】520244957
【氏名又は名称】藤田 益孝
(74)【代理人】
【識別番号】110002435
【氏名又は名称】弁理士法人井上国際特許商標事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100091557
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 修
(72)【発明者】
【氏名】藤田 益孝
【テーマコード(参考)】
3H104
【Fターム(参考)】
3H104JA04
3H104JB04
3H104JC06
3H104JC09
3H104JD09
3H104LF02
3H104LG03
3H104LG30
(57)【要約】
【課題】圧力損失が小さく、メンテナンスが容易でコストも安くできる高圧洗浄装置用スイベルジョイントを提供する。
【解決手段】この高圧洗浄装置用スイベルジョイントは、円筒部6と、円筒部6の一端部とポンプから延びる第1の高圧パイプ8の一端部とを連結する連結部1と、円筒部6に回転可能に支持される回転部3と、円筒部6の他端部に装着されるボルト7と、回転部3の軸方向の移動を規制するために円筒部6の外周面に装着されるスナップリング4とを備えている。回転部3は、噴射ノズルへ延びる第2の高圧パイプ9の一端部が接続されるねじ孔31を有する。円筒部6は、第1の高圧パイプ8の一端部から円筒部6内に入った高圧水をねじ孔31に送る孔6aを有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
円筒部と、
高圧洗浄装置ハウジングの底面部に固定され、前記円筒部の一端部とポンプから延びる第1の高圧パイプの一端部とを連結する連結部と、
前記円筒部に回転可能に支持される回転部と、
前記円筒部の他端部に装着されるプラグ部と、
前記円筒部の外周面に装着され、前記円筒部の軸方向の移動を規制する規制部とを備え、
前記回転部が、噴射ノズルへ延びる第2の高圧パイプの一端部が接続される第1の孔を有し、
前記円筒部が、前記第1の高圧パイプの一端部から前記円筒部内に入った高圧流体を前記第1の孔に送る第2の孔を有する
ことを特徴とする高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項2】
前記回転部と前記連結部との間に装着されたスペーサを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項3】
前記連結部が平面視で多角形である
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項4】
前記円筒部の外周面に周方向に沿って形成された溝に装着されるOリングを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項5】
前記円筒部の外周面に周方向に沿って形成された溝に装着されるVパッキンを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は高圧洗浄装置用のスイベルジョイントに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の高圧洗浄装置用のスイベルジョイントとして、オイル用スイベルジョイント機構と高圧水用スイベルジョイント機構とを備えたものがある(特許文献1参照)。
オイル用スイベルジョイント機構は、基台に固定された筒状の内側部と、内側部に回転可能に嵌合される外側部とを有する。内側部の内部空間には加圧機から延びる高圧パイプが挿入される。
【0003】
高圧水用スイベルジョイント機構はヘッドと中央部とを有する。
【0004】
ヘッドは縦方向へ延びる縦孔と縦孔に対して垂直に延びる透孔とを有する。透孔には噴射ノズルへ延びる高圧ホースの一端部が接続される。
【0005】
中央部はヘッドの縦孔に嵌合される。中央部は縦方向へ延びる空所と複数の横孔とを有する。複数の横孔は中央部の周方向へ所定間隔に形成されている。中央部の空所には高圧パイプの一端部が接続される。
【0006】
中央部の下側部分の外径は中央部の下側部分以外の部分の外径より大きく、中央部の空所の下端部の内径は中央部の空所の下端部以外の部分の内径より大きい。
【0007】
中央部の外周面には1つのコイルスプリングと2つのOリングと2つのパッキンとが装着され、コイルスプリングの上下に位置するパッキンにOリングを介してコイルスプリングの復帰力が作用するので、ヘッドと中央部との隙間からの高圧水の漏れが抑制される。
【0008】
中央部の上端部の外周面には抜け止め部材が装着されている。
【0009】
中央部は、スペーサを介してオイル用スイベルジョイント機構の内側部の上面に配置されている。
【0010】
ヘッドが回転しても、高圧水は高圧パイプから中央部の空所、複数の横孔、コイルスプリング、ヘッドの透孔を経て高圧ホースへ送られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】特開平2-178186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
従来の高圧洗浄装置用スイベルジョイントには、上述のようにヘッド内に2つのOリングの他に1つのコイルスプリングと2つのパッキンとが使用されているため、高圧水の圧力損失が大きくなるとともにメンテナンスの負担も大きくなるという問題点がある。
【0013】
更に、部品点数が多いのでコストが高くなり組立も煩雑になる。また、上述のように中央部の形状が複雑であることもコストを高くする一因になっていた。
【0014】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、圧力損失が小さく、メンテナンスが容易でコストも安くできる高圧洗浄装置用スイベルジョイントを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明の高圧洗浄装置用スイベルジョイントは、円筒部と、高圧洗浄装置ハウジングの底面部に固定され、前記円筒部の一端部とポンプから延びる第1の高圧パイプの一端部とを連結する連結部と、前記円筒部に回転可能に支持される回転部と、前記円筒部の他端部に装着されるプラグ部と、前記円筒部の外周面に装着され、前記円筒部の軸方向の移動を規制する規制部とを備え、前記回転部が、噴射ノズルへ延びる第2の高圧パイプの一端部が接続される第1の孔を有し、前記円筒部が、前記第1の高圧パイプの一端部から前記円筒部内に入った高圧流体を前記第1の孔に送る第2の孔を有することを特徴とする。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の高圧洗浄装置用スイベルジョイントにおいて、前記回転部と前記連結部との間に装着されたスペーサを更に備えていることを特徴とする。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の高圧洗浄装置用スイベルジョイントにおいて、前記連結部が平面視で多角形であることを特徴とする。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の高圧洗浄装置用スイベルジョイントにおいて、前記円筒部の外周面に周方向に沿って形成された溝に装着されるOリングを更に備えていることを特徴とする。
【0019】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明の高圧洗浄装置用スイベルジョイントにおいて、前記円筒部の外周面に周方向に沿って形成された溝に装着されるVパッキンを更に備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
圧力損失が小さく、メンテナンスが容易でコストも安くできる高圧洗浄装置用スイベルジョイントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1図1はこの発明の一実施形態に係る高圧洗浄装置用スイベルジョイントの縦断面図である。
図2図2図1の高圧洗浄装置用スイベルジョイントの円筒部の縦断面図である。
図3図3図1の高圧洗浄装置用スイベルジョイントの回転部の図であり、図3(a)は回転部の平面図、図3(b)は図3(a)のIIIb-IIIb線に沿う断面図である。
図4図4図1の高圧洗浄装置用スイベルジョイントの連結部の図であり、図4(a)は連結部の平面図、図4(b)は図4(a)のIVb-IVb線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この発明の一実施形態の高圧洗浄装置用スイベルジョイントは図示しない高圧洗浄装置の構成要素の1つである。高圧洗浄装置は洗浄装置本体、給水タンク、給水ホース、高圧ホース、噴射ノズル等で構成される。洗浄装置本体は例えば水等の流体を加圧するポンプとそのポンプを駆動するモータ等の駆動手段とで構成される。
この実施形態の高圧洗浄装置用スイベルジョイントは、図1に示すように、円筒部6と、円筒部6の一端部と図示しない洗浄装置本体のポンプから延びる第1の高圧パイプ8の一端部とを連結する連結部1と、円筒部6に回転可能に支持される回転部3と、円筒部6の他端部に装着されるボルト(プラグ部)7と、回転部3の軸方向の移動を規制するために円筒部6の外周面に装着されるスナップリング(規制部)4と、回転部3と連結部1との間に装着されるスペーサ5と、円筒部6の外周面に高圧水の漏れを抑制するために装着されるOリング2とを備えている。
【0023】
連結部1は平面視で四角形である(図4a参照)。連結部1は六面体であり、直線的に延びる1つの貫通孔11を有する(図1図4a、図4b参照)。貫通孔11の一端部には、円筒部6の一端部の雄ねじ部6eがねじ込まれる雌ねじ部11aが形成されている。 貫通孔11の他端部には、第1の高圧パイプ8の一端部の雄ねじ部8aがねじ込まれる雌ねじ部11bが形成されている。連結部1は、図示しない高圧洗浄装置ハウジングの底面部の四角形の穴に嵌合されて固定される。第1の高圧パイプ8の他端部は図示しない洗浄装置本体のポンプに接続される。
【0024】
回転部3は、図示しない噴射ノズルへ延びる第2の高圧パイプ9の一端部が接続されるねじ孔(第1の孔)31を有する(図3a、図3b参照)。回転部3は円筒状であり、ねじ孔31は回転部3の半径方向へ延びる貫通孔である。
【0025】
円筒部6は、図1図2に示すように、Oリング2を装着するためのOリング溝(溝)6bと、スナップリング4を装着するためスナップリング溝6cと、第1の高圧パイプ8の一端部から円筒部6内に入った高圧水(高圧流体)を回転部3のねじ孔31に送る複数の孔(第2の孔)6aと、ボルト7の雄ねじ部7aがねじ込まれる雌ねじ部6dと、連結部1の雌ねじ部11aにねじ込まれる雄ねじ部6eとを有する。
複数の孔6aは円筒部6の周方向へ等間隔に形成されている。雄ねじ部6eは円筒部6の一端部に形成され、雌ねじ部6dは円筒部6の他端部に形成されている。
【0026】
高圧水は第1の高圧パイプ8から連結部1の貫通孔11、円筒部6の内部空間、複数の孔6a、ねじ孔31を経て、第2の高圧パイプ9へ送られる。
【0027】
この実施形態の高圧洗浄装置用スイベルジョイントにはコイルスプリングが使用されておらず、高圧水が孔6aからねじ孔31に直接送られるので、従来技術の高圧洗浄装置用スイベルジョイントに比べ圧力損失が小さい。
【0028】
この実施形態の高圧洗浄装置用スイベルジョイントにはコイルスプリングと2つのパッキンとが使用されていないので、メンテナンスの負担が小さい。
【0029】
従来技術の高圧洗浄装置用スイベルジョイントに比べ部品点数が少ないのでコストが低くなり組立も容易になる。また、この実施形態の高圧洗浄装置用スイベルジョイントには、従来技術の高圧洗浄装置用スイベルジョイントの中央部のような複雑な形状の部品が使用されておらず、単純な形状の円筒部6が使用されているので、この点も高圧洗浄装置用スイベルジョイントのコストダウンに一役買っている。
【0030】
なお、上述の実施形態ではシール部材としてOリング2を使用したが、Oリング2の代わりに図示しないVパッキンを使用してもよいし、それら以外のリング状パッキンを使用してもよい
【0031】
また、上述の実施形態では第2の孔として4つの孔6aを採用したが、第2の孔は1つでも2つでも3つでもよいし、5つ以上でもよい。
【0032】
更に、上述の実施形態では連結部1は平面視で四角形であるが、四角形以外の多角形でもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 連結部
11 貫通孔
11a 雌ねじ部
11b 雌ねじ部
2 Oリング
3 回転部
31 ねじ孔(第1の孔)
4 スナップリング(規制部)
5 スペーサ
6 円筒部
6a 孔(第2の孔)
6b Oリング溝(溝)
6c スナップリング溝
6d 雌ねじ部
6e 雄ねじ部
7 ボルト(プラグ部)
7a 雄ねじ部
8 第1の高圧パイプ
8a 雄ねじ部
9 第2の高圧パイプ
9a 雄ねじ部
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2023-07-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明の高圧洗浄装置用スイベルジョイントは、円筒部と、高圧洗浄装置ハウジングの底面部に固定され、前記円筒部の一端部とポンプから延びる第1の高圧パイプの一端部とを連結する連結部と、前記円筒部に回転可能に支持される回転部と、前記円筒部の他端部に装着されるボルトと、前記円筒部の外周面に装着され、前記回転部の軸方向の移動を規制する規制部とを備え、前記回転部が、噴射ノズルへ延びる第2の高圧パイプの一端部が接続される第1の孔を有し、前記円筒部が、前記第1の高圧パイプの一端部から前記円筒部内に入った高圧流体を前記第1の孔に送る第2の孔を有し、
前記ボルトが、金属丸棒の一端に形成された雄ねじ部と、他端に形成された頭部とを有し、前記雄ねじ部の外径が一定であり、前記円筒部の外径が一定であるとともに前記円筒部の内径が一定であり、前記円筒部が、前記円筒部の一端部に形成され、前記ボルトの雄ねじ部がねじ込まれる円筒部側雌ねじ部と、前記円筒部の他端部に形成され、前記連結部1の貫通孔の一端に形成された雌ねじ部にねじ込まれる円筒部側雄ねじ部とを有し、前記回転部が円筒状であり、前記回転部の外径は一定であるとともに前記回転部の内径が一定であり、前記第1の孔が前記回転部の半径方向へ延びる貫通孔であることを特徴とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この発明の一実施形態の高圧洗浄装置用スイベルジョイントは図示しない高圧洗浄装置の構成要素の1つである。高圧洗浄装置は洗浄装置本体、給水タンク、給水ホース、高圧ホース、噴射ノズル等で構成される。洗浄装置本体は例えば水等の流体を加圧するポンプとそのポンプを駆動するモータ等の駆動手段とで構成される。
この実施形態の高圧洗浄装置用スイベルジョイントは、図1に示すように、円筒部6と、円筒部6の一端部と図示しない洗浄装置本体のポンプから延びる第1の高圧パイプ8の一端部とを連結する連結部1と、円筒部6に回転可能に支持される回転部3と、円筒部6の他端部に装着されるボルト7と、回転部3の軸方向の移動を規制するために円筒部6の外周面に装着されるスナップリング(規制部)4と、回転部3と連結部1との間に装着されるスペーサ5と、円筒部6の外周面に高圧水の漏れを抑制するために装着されるOリング2とを備えている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
連結部1は平面視で四角形である(図4a参照)。連結部1は六面体であり、直線的に延びる1つの貫通孔11を有する(図1図4a、図4b参照)。貫通孔11の一端部には、円筒部6の一端部の雄ねじ部(円筒部側雄ねじ部)6eがねじ込まれる雌ねじ部11aが形成されている。
貫通孔11の他端部には、第1の高圧パイプ8の一端部の雄ねじ部8aがねじ込まれる雌ねじ部11bが形成されている。連結部1は、図示しない高圧洗浄装置ハウジングの底面部の四角形の穴に嵌合されて固定される。第1の高圧パイプ8の他端部は図示しない洗浄装置本体のポンプに接続される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
円筒部6は、図1図2に示すように、Oリング2を装着するためのOリング溝(溝)6bと、スナップリング4を装着するためスナップリング溝6cと、第1の高圧パイプ8の一端部から円筒部6内に入った高圧水(高圧流体)を回転部3のねじ孔31に送る複数の孔(第2の孔)6aと、ボルト7の雄ねじ部7aがねじ込まれる雌ねじ部(円筒部側雌ねじ部)6dと、連結部1の雌ねじ部11aにねじ込まれる雄ねじ部6eとを有する。
複数の孔6aは円筒部6の周方向へ等間隔に形成されている。雄ねじ部6eは円筒部6の一端部に形成され、雌ねじ部6dは円筒部6の他端部に形成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0033】
1 連結部
11 貫通孔
11a 雌ねじ部
11b 雌ねじ部
2 Oリング
3 回転部
31 ねじ孔(第1の孔)
4 スナップリング(規制部)
5 スペーサ
6 円筒部
6a 孔(第2の孔)
6b Oリング溝(溝)
6c スナップリング溝
6d 雌ねじ部(円筒部側雌ねじ部)
6e 雄ねじ部(円筒部側雄ねじ部)
7 ボルト
7a 雄ねじ部
8 第1の高圧パイプ
8a 雄ねじ部
9 第2の高圧パイプ
9a 雄ねじ部
【手続補正6】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
円筒部と、
高圧洗浄装置ハウジングの底面部に固定され、前記円筒部の一端部とポンプから延びる第1の高圧パイプの一端部とを連結する連結部1と、
前記円筒部に回転可能に支持される回転部と、
前記円筒部の他端部に装着されるボルトと、
前記円筒部の外周面に装着され、前記回転部の軸方向の移動を規制する規制部とを備え、
前記回転部が、噴射ノズルへ延びる第2の高圧パイプの一端部が接続される第1の孔を有し、
前記円筒部が、前記第1の高圧パイプの一端部から前記円筒部内に入った高圧流体を前記第1の孔に送る第2の孔を有し、
前記ボルトが、金属丸棒の一端に形成された雄ねじ部と、他端に形成された頭部とを有し、前記雄ねじ部の外径が一定であり、
前記円筒部の外径が一定であるとともに前記円筒部の内径が一定であり、
前記円筒部が、
前記円筒部の一端部に形成され、前記ボルトの雄ねじ部がねじ込まれる円筒部側雌ねじ部と、
前記円筒部の他端部に形成され、前記連結部の貫通孔の一端に形成された雌ねじ部にねじ込まれる円筒部側雄ねじ部とを有し、
前記回転部が円筒状であり、前記回転部の外径は一定であるとともに前記回転部の内径が一定であり、前記第1の孔が前記回転部の半径方向へ延びる貫通孔である
ことを特徴とする高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項2】
前記回転部と前記連結部との間に装着されたスペーサを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項3】
前記連結部が平面視で多角形である
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項4】
前記円筒部の外周面に周方向に沿って形成された溝に装着されるOリングを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項5】
前記円筒部の外周面に周方向に沿って形成された溝に装着されるVパッキンを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【手続補正書】
【提出日】2023-09-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
円筒部と、
高圧洗浄装置ハウジングの底面部に固定され、前記円筒部の一端部とポンプから延びる第1の高圧パイプの一端部とを連結する連結部と、
前記円筒部に回転可能に支持される回転部と、
前記円筒部の他端部に装着されるボルトと、
前記円筒部の外周面に装着され、前記回転部の軸方向の移動を規制する規制部とを備え、
前記回転部が、噴射ノズルへ延びる第2の高圧パイプの一端部が接続される第1の孔を有し、
前記円筒部が、前記第1の高圧パイプの一端部から前記円筒部内に入った高圧流体を前記第1の孔に送る第2の孔を有し、
前記ボルトが、金属丸棒の一端に形成された雄ねじ部と、他端に形成された頭部とを有し、前記雄ねじ部の外径が一定であり、
前記円筒部の外径が一定であるとともに前記円筒部の内径が一定であり、
前記円筒部が、
前記円筒部の一端部に形成され、前記ボルトの雄ねじ部がねじ込まれる円筒部側雌ねじ部と、
前記円筒部の他端部に形成され、前記連結部の貫通孔の一端に形成された雌ねじ部にねじ込まれる円筒部側雄ねじ部とを有し、
前記回転部が円筒状であり、前記回転部の外径は一定であるとともに前記回転部の内径が一定であり、前記第1の孔が前記回転部の半径方向へ延びる貫通孔である
ことを特徴とする高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項2】
前記回転部と前記連結部との間に装着されたスペーサを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項3】
前記連結部が平面視で多角形である
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項4】
前記円筒部の外周面に周方向に沿って形成された溝に装着されるOリングを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。
【請求項5】
前記円筒部の外周面に周方向に沿って形成された溝に装着されるVパッキンを更に備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄装置用スイベルジョイント。