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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024132575
(43)【公開日】2024-10-01
(54)【発明の名称】MEMSデバイス
(51)【国際特許分類】
   G01P 15/08 20060101AFI20240920BHJP
   G01P 15/125 20060101ALI20240920BHJP
   H01L 29/84 20060101ALI20240920BHJP
   B81B 3/00 20060101ALI20240920BHJP
【FI】
G01P15/08 102F
G01P15/125 Z
H01L29/84 Z
B81B3/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023043403
(22)【出願日】2023-03-17
(71)【出願人】
【識別番号】000116024
【氏名又は名称】ローム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100184343
【弁理士】
【氏名又は名称】川崎 茂雄
(74)【代理人】
【識別番号】100112911
【弁理士】
【氏名又は名称】中野 晴夫
(72)【発明者】
【氏名】宮渕 弘樹
(72)【発明者】
【氏名】ヘラー,マーティン ウィルフリード
(72)【発明者】
【氏名】泉 直希
【テーマコード(参考)】
3C081
4M112
【Fターム(参考)】
3C081AA07
3C081AA11
3C081BA08
3C081BA44
3C081BA46
3C081BA48
3C081BA75
3C081DA03
3C081EA02
4M112AA02
4M112BA07
4M112CA23
4M112CA31
4M112EA02
4M112EA06
4M112FA07
(57)【要約】
【課題】大型化することなく耐衝撃性を向上させたバンプストップを備えたMEMSデバイスを提供する。
【解決手段】可動部を備えたMEMSデバイスであって、基板と、基板に設けられた凹部と、凹部内に中空で支持された可動部と、凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップとを含み、バンプストップは、基板から突出した突起部であり、さらに突起部と基板との間の隅部にフィレットを含む。バンプストップは、さらに接合部または緩衝部を含んでも良い。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した突起部であり、さらに突起部と基板との間の隅部にフィレットを含むMEMSデバイス。
【請求項2】
フィレットは、等辺の長さがbである二等辺三角柱であり、突起部の幅がaである場合に、
0.1a≦b≦0.5a
となる請求項1に記載のMEMSデバイス。
【請求項3】
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した複数の突起部と、それぞれの突起部の先端同士を接続する接合部を含むMEMSデバイス。
【請求項4】
接合部は、アーチ状の形状である請求項3に記載のMEMSデバイス。
【請求項5】
突起部は、基板から平行に突出した2本の突起部である請求項3に記載のMEMSデバイス。
【請求項6】
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した突起部と、突起部の先端に設けられたフレーム状の緩衝部を含むMEMSデバイス。
【請求項7】
緩衝部は、矩形、円形、または楕円形のフレームである請求項6に記載のMEMSデバイス。
【請求項8】
さらに突起部と基板との間の隅部にフィレットを含む請求項3~7のいずれか1項に記載のMEMSデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はMEMSデバイスに関し、特にバンプストップを備えたMEMSデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
MEMS構造を用いた加速度センサでは、基板に設けた固定電極とプルーフマスに設けた可動電極とが対向配置された容量素子からなる検出部を形成する。加速度が加わった場合に、固定電極に対して可動電極が相対的に移動し、このときの容量素子の容量変化を測定することで加速度を検出する。加速度センサに加速度が加わり、可動電極が固定電極に接近し過ぎた場合、静電力により可動電極が固定電極に張り付く場合があるために、基板からプルーフマスに向けて突起状のバンプストップを設けて、可動電極と固定電極が一定距離以上に接近しないようにして張り付きを防止していた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2009-500635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば大きな加速度が加わった場合などは、プルーフマスからバンプストップに対して短時間に大きな力(衝撃力)が加わるため、バンプストップが折れてストッパとしての役目が果たせなくなったり、折れたバンプストップが電極部等に引っかかり故障原因になる等の問題があった。
【0005】
これに対して、バンプストップの幅や断面積を大きくすることによりバンプストップの強度は向上するが、相対的にバンプストップ以外の配置面積が小さくなるという問題があった。また製造工程で基板をエッチングして凹部を形成する場合にエッチャントの回り込みが不十分となり、可動電極やプルーフマスを基板から十分に分離できないという問題もあった。
【0006】
そこで、本発明は、大型化することなく耐衝撃性を向上させたバンプストップを備えたMEMSデバイスの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一つの形態は、
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した突起部であり、さらに突起部と基板との間の隅部にフィレットを含むMEMSデバイスである。
【0008】
本発明の他の形態は、
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した複数の突起部と、それぞれの突起部の先端同士を接続する接合部を含むMEMSデバイスである。
【0009】
本発明の他の態様は、
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した突起部と、突起部の先端に設けられたフレーム状の緩衝部を含むMEMSデバイスである。
【発明の効果】
【0010】
本発明にかかるMEMSデバイスでは、突起部の幅を大きくすることなく、耐衝撃性を向上させたバンプストップを備えたMEMSデバイスの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態1にかかるMEMSセンサのレイアウト図である。
図2図1のMEMSセンサのバンプストップ近傍Aの拡大平面図である。
図3図1のMEMSセンサのバンプストップ近傍Aの拡大斜視図である。
図4】本発明の実施の形態2にかかるMEMSセンサのバンプストップ近傍の拡大平面図である。
図5】本発明の実施の形態2にかかる他のMEMSセンサのバンプストップ近傍の拡大平面図である。
図6】本発明の実施の形態3にかかるMEMSセンサのバンプストップ近傍の拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
<実施の形態1>
図1は、全体が100で表される、本発明の実施の形態1にかかるMEMSセンサのレイアウト図であり、ここではMEMSセンサの一例として加速度センサを示す。
【0013】
MEMSセンサ100は、例えばシリコンからなる基板10と、基板10の内部に設けられた凹部20を含む。凹部20内には、可動状態で中空に支持されたプルーフマス30と、これに接続された可動電極42、46とを備える。
【0014】
一方、凹部20内には、基板10に固定状態で支持される固定電極44を備える。固定電極44を挟んで、2つの可動電極42、46は平行に対向配置され、これらの3つの電極が1組の容量素子40を構成する。
【0015】
基板10の上は、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜14に覆われ、その上に可動電極42、46および固定電極44のそれぞれに接続された配線層12を備える。配線層12は、例えばアルミニウムからなる。
【0016】
MEMSセンサ100では、X軸方向に加速度が加わった場合、プルーフマス30に接続された可動電極42、46が、基板10に固定された固定電極44に対して相対的に移動する。そしてそれぞれの可動電極42、46と固定電極44との間の距離の変化に基づく容量変化を検出することにより、加速度が検出される。
【0017】
図2は、図1に破線で囲んだ、MEMSセンサ100のバンプストップ近傍Aの拡大平面図であり、図3は、バンプストップ近傍Aの拡大斜視図である。図2、3中、図1と同一符号は、同一または相当箇所を示す。
【0018】
図2、3に示すように、基板10には、プルーフマス30のX軸方向の移動を制限するためにバンプストップ50が設けられている。図1に示すように、バンプストップ50はプルーフマス30の両側に設けられる(以下の実施の形態2、3においても同じ)。バンプストップ50は、基板10に設けられた凹部20の上に、基板10のYZ側面からX軸方向に片持ち梁状に突出した突起部52と、基板10と突起部52との間の隅部を覆うように設けられたフィレット51を含む。
【0019】
フィレット51は、XY平面が三角形の三角柱からなる。図2、3では、フィレット51は直角二等辺三角柱であるが、これに限定されるものではない。フィレット51は、通常、突起部52と一体として形成され、突起部52と同じZ軸方向の厚さを有する。
【0020】
図2に示すように、XY平面で見た場合の、突起部52の幅をa、フィレット51の等しい2辺(等辺)の長さをb、とした場合、
0.1a≦b≦0.5a
となることが好ましい。フィレット51の大きさをこの範囲にすることで、突起部52の下方のエッチング工程に影響を与えることなく、突起部52の強度の向上が可能となる。
【0021】
XY平面で見た場合のフィレット51は、三角形以外に、三角形の長辺が外方または内方に円弧状に湾曲した形状(例えばR形状)等であってもよい。
【0022】
突起部52は、シリコンからなる基板10を突起状にエッチングして形成され、表面には酸化シリコンからなる絶縁膜14が設けられている。突起部52の途中には、酸化シリコンからなるアイソレーションジョイント(IJ)18が設けられ、突起部52の先端側と基板側とを電気的に絶縁している。
【0023】
絶縁膜14の上には、アルミニウムからなる配線層12が設けられ、バイア16を介して、突起部52の先端のシリコン基板に電気的に接続されている。配線層12を介して、突起部52の先端と、これに対向するプルーフマス30とが同一電位に保たれ、両者の電気的な張り付きが防止されている。
【0024】
このように、本発明の実施の形態1にかかるMEMSセンサ100バンプストップ50がフィレット51を含むことにより、突起部52の下方のエッチング工程に影響を与えることなく、バンプストップ50の強度を大きくできる。この結果、より大きな衝撃力がバンプストップ50に加わった場合でも、バンプストップ50の破損を防止でき、バンプストップ50として機能することが可能となる。
【0025】
<実施の形態2>
図4は、本発明の実施の形態2にかかるMEMSセンサのバンプストップ近傍(図1のAと同じ領域)の拡大平面図であり、図1と同一符号は、同一または相当箇所を示す。
【0026】
本発明の実施の形態2にかかるMEMSセンサでは、バンプストップ150は、基板10に設けられた凹部20の上に、基板10のYZ側面からX軸方向に片持ち梁状に突出した2本の突起部52と、2本の突起部52の先端同士を接続する接合部54とを含む。図4では、さらに、基板10と突起部52との間の隅部にフィレット51が設けられているが、フィレット51を設けないことも可能である。バンプストップ150の他の構成は、上述のバンプストップ50と同じである。
【0027】
接合部54は、2つの突起部52の先端から、それぞれX軸方向に延びた部分と、それらに接続されたY軸方向に延びた部分からなる。接合部54のプルーフマス30側には、プルーフマス30と接触するための突起を有する。接合部54は、通常、突起部52と一体に形成され、接合部54の膜厚は突起部52と同じである。即ち、突起部52および接合部54は、下方が除去された基板10とその上の絶縁膜14からなる。
【0028】
本発明の実施の形態2にかかるMEMSセンサでは、プルーフマス30と接触した場合の衝撃を2本の突起部52で受けることで、より大きな衝撃に対してもバンプストップ50は破損することなく、衝撃を受けることができる。また、各突起部52の幅は大きくならないため、突起部52の下方のエッチング工程に影響を与えることもない。
【0029】
図4では、突起部52を2本としたが、3本以上として、その先端同士を接合部54で接続しても構わない。
【0030】
図5は、本発明の実施の形態2にかかる他のMEMSセンサのバンプストップ近傍(図1のAと同じ領域)の拡大平面図であり、図4と同一符号は、同一または相当箇所を示す。
【0031】
このMEMSセンサでは、バンプストップ250は、基板10のYZ側面からX軸方向に片持ち梁状に突出した2本の突起部52と、2本の突起部52の先端を接続するアーチ状の接合部53とを含む。バンプストップ150と同様に、通常、接合部53は突起部52と一体に形成され、接合部53の膜厚は突起部52と同じである。
【0032】
このように、接合部53をアーチ状とすることで、プルーフマス30がXY平面内で傾いて接合部53と接触した場合も、接合部の角等に接触せず、効果的に衝撃力を吸収できる。
【0033】
なお、図5においても、バンプストップ250はフィレット51を備えるが、フィレット51を設けないことも可能である。
【0034】
<実施の形態3>
図6は、本発明の実施の形態3にかかるMEMSセンサのバンプストップ近傍(図1のAと同じ領域)の拡大平面図であり、図1と同一符号は、同一または相当箇所を示す。
【0035】
本発明の実施の形態3にかかるMEMSセンサでは、バンプストップ350は、基板10に設けられた凹部20の上に、基板10のYZ側面からX軸方向に片持ち梁状に突出した2本の突起部52と、2本の突起部52の先端部に接続された緩衝部55とを含む。
【0036】
図6では、さらに、基板10と突起部52との間の隅部にフィレット51が設けられているが、フィレット51を設けないことも可能である。バンプストップ350の他の構成は、上述のバンプストップ50と同じである。
【0037】
緩衝部55は、矩形のフレーム状で、一辺が2本の突起部52に接続され、これに対向する辺に、プルーフマス30と接触するための突起を備える。緩衝部55は、通常、突起部52と一体として形成され、突起部52と同じZ軸方向の厚さを有する。
【0038】
バンプストップ350がこのようなフレーム状の緩衝部55を備えることで、バンプストップ350とプルーフマス30が接触した場合の衝撃を、緩衝部55が変形して有効に吸収できる。
【0039】
ここでは、Z軸方向から見た場合の緩衝部55の形状を矩形としたが、円形や楕円形等、他の変形可能な形状であっても構わない。このようなフレーム状の構成であれば、緩衝部55が変形して、衝撃を有効に吸収できるからである。
【0040】
また、ここでは2本の突起部52の先端を一旦接合した上で、緩衝部55を設けたが、2本の突起部52の先端に直接緩衝部55を設けることも可能である。また突起部52は1本でも良く、また3本以上であっても構わない。
【0041】
<付記>
本開示は、
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した突起部であり、さらに突起部と基板との間の隅部にフィレットを含むMEMSデバイスである。
バンプストップがフィレットを備えることにより、バンプストップの耐衝撃性が向上する。
【0042】
本開示では、フィレットは、等辺の長さがbである二等辺三角柱であり、突起部の幅がaである場合に、
0.1a≦b≦0.5a
となる。
突起部の下方のエッチング工程に影響を与えることなく、突起部の強度の向上が可能となる。
【0043】
本開示は、
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した複数の突起部と、それぞれの突起部の先端同士を接続する接合部を含むMEMSデバイスである。
バンプストップを複数の突起部と接合部で構成することにより、バンプストップの耐衝撃性が向上する。
【0044】
本開示では、接合部は、アーチ状の形状である。プルーフマスが傾いて接合部と接触した場合でも、効果的に衝撃力を吸収できる。
【0045】
本開示では、突起部は、基板から平行に突出した2本の突起部である。かかる構成により、バンプストップの耐衝撃性が大きく向上する。
【0046】
本開示は、
可動部を備えたMEMSデバイスであって、
基板と、
基板に設けられた凹部と、
凹部内に中空で支持された可動部と、
凹部内に中空で支持され、可動部と接触することで可動部の動きを制限するバンプストップと、を含み、
バンプストップは、基板から突出した突起部と、突起部の先端に設けられたフレーム状の緩衝部を含むMEMSデバイスである。
バンプストップがフレーム状の緩衝部を備えることにより、バンプストップの耐衝撃性が向上する。
【0047】
本開示では、緩衝部は、矩形、円形、または楕円形のフレームである。衝撃を受けた場合にフレームが変形しやすく、効果的に衝撃の吸収ができるからである。
【0048】
本開示では、さらに接合部または緩衝部を備えたバンプストップにおいても、突起部と基板との間の隅部にフィレットを備える。
フィレットを備えることにより、バンプストップの耐衝撃性がさらに向上する。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明は、加速度センサや圧力センサ等のMEMSセンサ、プリンタヘッド、デジタルミラーデバイス等のMEMSデバイスに適用できる。
【符号の説明】
【0050】
10 基板
12 配線層
14 絶縁膜
16 バイア
18 アイソレーションジョイント(IJ)
20 凹部
30 プルーフマス
40 容量素子
42、46 可動電極
44 固定電極
50、150、250、350 バンプストップ
51 フィレット
52 突起部
53、54 接合部
55 緩衝部
100 MEMSセンサ
図1
図2
図3
図4
図5
図6