(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024133295
(43)【公開日】2024-10-01
(54)【発明の名称】壁面構造
(51)【国際特許分類】
E04F 13/074 20060101AFI20240920BHJP
E04F 13/08 20060101ALI20240920BHJP
E04B 2/74 20060101ALI20240920BHJP
E04B 2/56 20060101ALI20240920BHJP
【FI】
E04F13/074
E04F13/08 101S
E04B2/74 541L
E04B2/56 641K
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024114791
(22)【出願日】2024-07-18
(62)【分割の表示】P 2020199867の分割
【原出願日】2020-12-01
(71)【出願人】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100106002
【弁理士】
【氏名又は名称】正林 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100165157
【弁理士】
【氏名又は名称】芝 哲央
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100160794
【弁理士】
【氏名又は名称】星野 寛明
(72)【発明者】
【氏名】市川 聖士
(57)【要約】
【課題】簡易な構造で、施工作業が容易な壁面構造を提供すること。
【解決手段】壁面構造1は、壁面11に固定されたベース材2と、ベース材2における壁面11と反対側の部分に固定された面材5と、を備える。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁面に固定されたベース材と、
前記ベース材における前記壁面と反対側の部分に固定された面材と、を備える、壁面構造。
【請求項2】
前記ベース材は、縦材と、横材と、を有する、請求項1に記載の壁面構造。
【請求項3】
前記面材の面方向の外側に光を照射する照明装置を備え、
前記ベース材は、前記照明装置が配置される照明装置配置部を有する、請求項1又は2に記載の壁面構造。
【請求項4】
前記照明装置は、前記面材の外側の前記壁面に向けて斜めに光を照射することで、前記照明装置が照射する光を前記壁面に当てて間接的に照明する、請求項3に記載の壁面構造。
【請求項5】
前記ベース材は、前記壁面と前記面材との間の隙間を外側から見た場合に、前記照明装置の光源を直接視認できないように遮蔽する遮蔽部を有する、請求項3又は4に記載の壁面構造。
【請求項6】
前記照明装置の光源の光軸は、前記面材の面方向の内側から外側に向かうに従って前記壁面に向かうように傾斜して配置され、
前記ベース材は、前記照明装置に対して前記面材側に形成され前記照明装置の光源の光軸方向に沿って延びる傾斜面を有する、請求項3~5のいずれかに記載の壁面構造。
【請求項7】
前記照明装置は、前記ベース材を構成する縦材及び横材が延びる方向に沿って延びるライン照明である、請求項3~6のいずれかに記載の壁面構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、壁面構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、壁面構造において、既存の壁面の手前側に、既存の壁面ラインよりも手前に張り出した壁面を設けた壁面構造、いわゆる、ふかし壁の壁面構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献に記載の壁面構造は、下地の基礎部分を手前側(前面)に出すことで、既存の壁面ラインよりも手前に張り出した壁面を設けた壁面構造を実現している。しかし、下地の基礎部分を造作して壁面を張り出す構成としているため、構造が複雑で、壁面構造を施工する施工作業が大掛かりになり易い。
【0005】
本開示は、簡易な構造で、施工作業が容易な壁面構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、壁面に固定されたベース材と、前記ベース材における前記壁面と反対側の部分に固定された面材と、を備える、壁面構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態の壁面構造1は、壁面11の手前側に張り出すように面材5が設けられる構造であり、いわゆる、「ふかし壁」と言われる構造である。本実施形態の壁面構造1は、例えば、屋外の壁に、エクステリアとして設けられる。
【0009】
図1~
図4に示すように、壁面構造1は、壁部10の壁面11に固定されたベース枠体2(ベース材)と、ベース枠体2における壁面11と反対側の部分に固定された面材5と、面材5の面方向の外側に光を照射する照明装置6と、を備える。
【0010】
ベース枠体2は、
図2~
図4に示すように、一対の縦ベース材21(縦材)と、一対の横ベース材22(横材)と、複数の補強ベース材23と、を有する。縦ベース材21及び横ベース材22は、長尺状に形成される。ベース枠体2は、一対の縦ベース材21及び一対の横ベース材22が矩形に枠組みされて構成される。一対の縦ベース材21及び一対の横ベース材22は、いずれも、アルミニウム材料による押し出し形材により形成される。一対の縦ベース材21及び一対の横ベース材22は、いずれも、長手方向に直交する方向に切断した断面形状が同じ形状に形成される。
【0011】
複数の補強ベース材23は、一対の縦ベース材21の間に、縦ベース材21に平行に長尺状に形成されている。複数の補強ベース材23は、
図4に示すように、断面形状がZ形状に形成される。補強ベース材23は、壁面11に固定される壁側板部231と、面材5に固定される面材側板部232と、壁側板部231の一端部と面材側板部232の他端部とを接続する接続傾斜板部233と、を有する。
【0012】
複数の補強ベース材23の数及び位置は、本実施形態には限定されず、面材5の大きさなどにより適宜設定される。例えば、複数の補強ベース材23を、一対の横材22の間に配置してもよい。
【0013】
面材5は、所定の厚さを有する板状に形成される。本実施形態においては、
図1及び
図2に示すように、正面視で、長方形状に形成される。面材5は、ベース枠体2における壁面11と反対側の部分に固定される。これにより、面材5は、壁面11よりも手前に張り出した位置に配置される。
【0014】
次に、縦ベース材21及び横ベース材22について説明する。縦ベース材21及び横ベース材22は、長手方向の長さが異なると共に、向きが異なるのみで、断面形状は同じである。そのため、以下の説明において、縦材21及び横材22における同じ構成には、同じ符号を付けて説明する。
【0015】
縦ベース材21及び横ベース材22は、
図5及び
図6に示すように、長手方向に直交して切断した断面を長手方向に沿って見た場合に、壁側ベース部材3と、面材側ベース部材4と、を有する。
【0016】
壁側ベース部材3は、壁面取付板31と、立ち上がり板32と、照明装置取付傾斜面部33と、照明装置側方傾斜面部34と、傾斜取付片35と、を有する。
【0017】
壁面取付板31は、板状に形成され、壁面11に沿って配置される。壁面取付板31は、ネジ31aにより、壁面11に固定される。立ち上がり板32は、板状に形成され、壁面取付板31における面材5の外側の端部から、面材5側に立ち上がる。
【0018】
照明装置取付傾斜面部33は、照明装置6が配置される照明装置配置部を構成する。照明装置取付傾斜面部33は、立ち上がり板32の面材5側の端部から面材5側に向かうに従って、面材5の面方向における内側から外側に向かうように傾斜する。
【0019】
照明装置取付傾斜面部33には、照明装置6が取り付けるための照明装置取付ホルダ331が取り付けられている。照明装置取付傾斜面部33には、照明装置取付ホルダ331を介して、照明装置6が取り付けられる。照明装置取付傾斜面部33は、壁面11と面材5との間において、壁面11から離れた位置に設けられる。これにより、壁面11に向けて斜め方向に光を照射できる。
【0020】
照明装置側方傾斜面部34は、照明装置取付傾斜面部33の面材5側の端部から面材5とは反対側に傾斜して立ち上がる。照明装置側方傾斜面部34における照明装置6側の面は、照明装置6の側面に沿って配置され、照明装置取付傾斜面部33の面材5側の端部から壁面11側に向かうに従って、面材5の面方向における内側から外側に向かうように傾斜する面状に形成される。
【0021】
傾斜取付片35は、照明装置側方傾斜面部34の壁面11側の端部から、面材5側に立ち上がる。傾斜取付片35は、壁面11側から面材5側に向かうに従って、面材5の面方向における内側から外側に向かうように傾斜する。傾斜取付片35は、ネジ35aにより、面材側ベース部材4に固定される。
【0022】
面材側ベース部材4は、面材5の面方向の端部の壁面11側の面に配置される多角形状の中空枠41と、面材5の面方向の端部の外側において、面材5の厚さ方向に中空枠41から突出する延出片42と、を有する。
【0023】
中空枠41は、壁面11と面材5との間の隙間を外側から見た場合に、照明装置6の光源61を直接視認できないように遮蔽する遮蔽部を構成する。
【0024】
中空枠41は、中空部を有する枠状に形成される。中空枠41は、壁側ベース部材3の傾斜取付片35に対向して配置される壁側ベース材取付板411と、傾斜壁面部412と、遮蔽ライン構成部413と、側面構成壁部414と、面材側壁部415と、を有する。
【0025】
壁側ベース材取付板411は、壁側ベース部材3の傾斜取付片35と同様に、壁面11側から面材5側に向かうに従って、面材5の面方向における内側から外側に向かうように傾斜する。
【0026】
壁側ベース材取付板411には、ネジ35aにより、壁側ベース部材3の傾斜取付片35が固定される。ネジ35aは、壁側ベース部材3の傾斜取付片35側から壁側ベース材取付板411側に向けて貫通して配置されることで、壁側ベース部材3の傾斜取付片35及び面材側ベース部材4の壁側ベース材取付板411を固定する。
【0027】
傾斜壁面部412は、照明装置側方傾斜面部34の延長線上に配置される。傾斜壁面部412は、壁側ベース部材3の照明装置側方傾斜面部34と同様に、面材5側から壁面11側に向かうに従って、面材5の面方向における内側から外側に向かうように傾斜する。
【0028】
傾斜壁面部412における照明装置6側の傾斜面412aは、照明装置6の光源61から照射される光に対して面材5側において、照明装置6の光源61の光軸方向に沿って延びる。これにより、照明装置6の光源61から照射される光は、傾斜壁面部412の傾斜面412aに沿って照射されるため、間接照明として光を均一に広げることができる。
【0029】
遮蔽ライン構成部413は、縦ベース材21又は横ベース材22を側方から見た場合に、照明装置6の光源61が直接視認できないように配置される。本実施形態においては、遮蔽ライン構成部413の壁面11側の面413aは、面材5と壁面11との間に配置され、面材5及び壁面11に平行に形成される。中空枠41における遮蔽ライン構成部413の壁面11側の面413aは、面材5と壁面11との間において、照明装置6の光源61よりも、壁面11側に配置される。
【0030】
中空枠41は、面材5及び壁面11の間に厚みを有した状態で配置されている。中空枠41における遮蔽ライン構成部413の壁面11側の面413aは、中空枠41の壁面11側の端部である。そのため、照明装置6は、中空枠41の奥側において、遮蔽ライン構成部413の面413aを延長した延長線よりも面材5側に配置される。これにより、壁面11と面材5との間の隙間を面材5の外側から面材5及び壁面11の面方向に平行な方向に見た場合に、中空枠41は、照明装置6の光源61を直接視認できないように遮蔽する。
【0031】
側面構成壁部414は、遮蔽ライン構成部413における面材5の外側の端部から面材5側に延びる壁状に形成される。面材側壁部415は、面材5の外側の端部寄りの位置における壁面11側の面に沿って配置される。面材側壁部415は、面材5の外側の端部寄りの位置において、両面テープなどの接着部材416により、面材5の壁面11側の面に固定されている。
【0032】
照明装置6は、縦ベース材21及び横ベース材22の照明装置取付傾斜面部33に配置されることで、ベース枠体2の四周に沿って配置される。本実施形態においては、照明装置6は、例えば、ベース枠体2の一対の縦ベース材21及び一対の横ベース材22それぞれの長手方向に沿って延びるライン照明である。
【0033】
照明装置6は、光源61からの光を、ベース枠体2の四周から、壁面11に向けて斜め方向に照射して、壁面11に反射させることで、間接照明として構成される。照明装置6の光源61の光軸は、面材5の面方向の内側から外側に向かうに従って面材5側から壁面11に向かうように傾斜して配置される。これにより、照明装置6は、面材5の外側の壁面11に向けて斜めに光を照射することで、照明装置6が照射する光を壁面11に当てて間接的に照明する。
【0034】
次に、本実施形態の壁面構造1の施工方法の手順について説明する。
【0035】
まず、
図5及び
図6に示すように、工場などで、ネジ35aにより、壁側ベース部材3と面材側ベース部材4とを固定する。具体的には、壁側ベース部材3の傾斜取付片35と面材側ベース部材4の壁側ベース材取付板411とを重ねて配置し、ネジ35aを壁側ベース部材3の傾斜取付片35側から面材側ベース部材4の壁側ベース材取付板411側に向けて貫通して配置することで、ネジ35aにより、壁側ベース部材3の傾斜取付片35と面材側ベース部材4の壁側ベース材取付板411と固定する。
【0036】
続けて、壁側ベース部材3の壁面取付板31に設けられた照明装置取付ホルダ331に、照明装置6を取り付けることで、壁側ベース部材3に照明装置6を配置する。
【0037】
次に、壁側ベース部材3と面材側ベース部材4とを固定し且つ壁側ベース部材3に照明装置6を取り付けた状態で、ネジ31aにより、壁側ベース部材3の壁面取付板31を壁面11に固定する。
【0038】
そして、面材5を面材側ベース部材4に取り付ける。具体的には、面材5を面材側ベース部材4の延出片42の内側に面材5を配置した状態で、面材5を、接着部材416により、面材側ベース部材4の中空枠41の面材側壁部415に固定する。
【0039】
これにより、面材5は、縦ベース材21、横ベース材22、ネジ31a及びネジ35aを覆うように配置されるため、意匠性を確保できる。また、縦ベース材21及び横ベース材22に面材5を固定するだけで、ふかし壁の壁面構造1を容易に施工できる。また、ふかし壁の壁面構造1を壁面11に対して後付けで施工することが容易であり、ふかし壁の壁面構造1を任意の場所に施工することも容易である。
【0040】
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。本実施形態の壁面構造1は、壁面11に固定されたベース枠体2と、ベース枠体2における壁面11と反対側の部分に固定された面材5と、を備える。これにより、壁面構造1は、ベース枠体2を面材5と固定することで面材5において面として荷重を受けることができるため、剛性を確保できる。また、壁面構造1は、ベース枠体2に面材5を固定するだけで施工できる簡易な構造であるため、施工作業が容易である。よって、壁面構造1は、ベース枠体2を面材5と固定することで剛性を確保しつつ、施工作業が容易である。
【0041】
本実施形態においては、ベース枠体2は、縦ベース材21と、横ベース材22と、を有する。これにより、本実施形態の壁面構造1は、縦ベース材21及び横ベース材22を壁面11に固定して、縦ベース材21及び横ベース材22に面材5を固定するだけで壁面構造1を施工できるため、施工作業が容易である。
【0042】
本実施形態においては、面材5の面方向の外側に光を照射する照明装置6を備え、ベース枠体2は、照明装置6が配置される照明装置取付傾斜面部33を有する。これにより、前方に張り出した面材5と照明装置6とにより、壁面11を彩ることができる。
【0043】
本実施形態においては、照明装置6は、面材5の外側の壁面11に向けて斜めに光を照射することで、照明装置6が照射する光を壁面11に当てて間接的に照明する。これにより、照明装置6を間接照明とすることで、前方に張り出した面材5と照明装置6の間接照明とにより、一層効果的に、壁面11を彩ることができる。
【0044】
本実施形態においては、ベース枠体2は、壁面11と面材5との間の隙間を外側から見た場合に、照明装置6の光源61を直接視認できないように遮蔽する遮蔽部としての中空枠41を有する。これにより、照明装置6の光源61が直接視認されないため、照明装置6を間接照明の照明効果を向上させることができる。
【0045】
本実施形態においては、照明装置6の光源61の光軸は、面材5の面方向の内側から外側に向かうに従って壁面11に向かうように傾斜して配置され、ベース枠体2は、照明装置6に対して面材5側に形成され照明装置6の光源61の光軸方向に沿って延びる傾斜壁面部412の傾斜面412aを有する。これにより、照明装置6の光源61から照射される光は、傾斜壁面部412の傾斜面412aに沿って照射されるため、間接照明として光を均一に広げることができる。
【0046】
本実施形態においては、照明装置6は、縦ベース材21及び横ベース材22が延びる方向に沿って延びるライン照明である。これにより、面材5の縁を照明装置6にライン状に照明させることができるため、一層効果的に、壁面11を彩ることができる。
【0047】
なお、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本開示に含まれる。
【0048】
前記実施形態においては、例えば、照明装置6を、ベース材の四周の全部に沿って配置したが、これに限定されない。例えば、照明装置を、ベース枠体の四周の4辺のうち、1辺、2辺又は3辺に沿って配置してもよい。
【符号の説明】
【0049】
1 壁面構造、2 ベース枠体(ベース材)、5 面材、6 照明装置、11 壁面、21 縦ベース材(縦材)、22 横ベース材(横材)、41 中空枠(遮蔽部)、61 光源、412a 傾斜面
【手続補正書】
【提出日】2024-07-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁面に固定されたベース材と、
前記ベース材における前記壁面と反対側の部分に固定された面材と、
前記面材の面方向の外側に光を照射する照明装置と、を備え、
前記ベース材は、前記照明装置が配置される照明装置配置部を有する、壁面構造。
【請求項2】
前記ベース材は、縦材と、横材と、を有する、請求項1に記載の壁面構造。
【請求項3】
前記照明装置は、前記面材の外側の前記壁面に向けて斜めに光を照射することで、前記照明装置が照射する光を前記壁面に当てて間接的に照明する、請求項1又は2に記載の壁面構造。
【請求項4】
前記ベース材は、前記壁面と前記面材との間の隙間を外側から見た場合に、前記照明装置の光源を直接視認できないように遮蔽する遮蔽部を有する、請求項1~3のいずれかに記載の壁面構造。
【請求項5】
前記照明装置の光源の光軸は、前記面材の面方向の内側から外側に向かうに従って前記壁面に向かうように傾斜して配置され、
前記ベース材は、前記照明装置に対して前記面材側に形成され前記照明装置の光源の光軸方向に沿って延びる傾斜面を有する、請求項1~4のいずれかに記載の壁面構造。
【請求項6】
前記照明装置は、前記ベース材を構成する縦材及び横材が延びる方向に沿って延びるライン照明である、請求項1~5のいずれかに記載の壁面構造。